みんなの議会

江別市議会 平成13年第4回定例会 2001年12月12日

(1)福祉行政について/(2)建設行政について/(3)労働行政について/(4)農業行政について

2001年12月12日、江別市議会の一般質問で、森好勇議員が「福祉行政について」「建設行政について」「労働行政について」「農業行政について」について質問し、市長 小川公人、助役 伊東悠平、経済部長 河上義之が答弁しました。

質問者
森好勇 議員
答弁者
市長 小川公人、助役 伊東悠平、経済部長 河上義之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 森好勇

日本共産党議員団を代表して質問いたします。本題に入る前に、質問とも一部関連しますので、国会の状況、経済政策について若干国の動向を述べてから本題に入りたいと思います。まず、自衛隊の海外派兵計画と深く結び付きのある問題として、アメリカの軍事行動を見過ごすことはできません。同時多発テロに軍事報復という手段でアフガンへの攻撃を強め、その戦域を今度はパレスチナ政府をテロ支援団体と決め付けイスラエルを後押しし、イラクを初めとする他の国々に対してアメリカ軍による戦争の大規模化を策動しています。日本政府はこの米軍作戦に呼応するような自衛隊参戦法、PKO協力法という憲法第9条違反の法律を今臨時国会で一気に通しました。テロ特措法、PKO協力法の改正は、テロ対策を口実に憲法をないがしろにして自衛隊の海外派兵を拡大する平和への危機を感ずるものです。経済政策では、小泉不況と言われるように、各経済指標が低迷し続け、個人消費が大きく落ち込む不況が今後とも予想されます。この消費不況を打開する対策を作るのが政府でありますが、小泉首相の経済対策はこれと逆行し、不良債権処理のためには失業者が出てもやむを得ないとしてリストラを応援する。その路線が雇用者報酬、いわゆる給与総額を減収させて、個人消費の落ち込みを通じて経済成長を大きく抑え込む悪循環になっています。家計消費を低下させる問題として、年金・医療が今後どのようになっていくのか、将来の不安が高まっていることも消費・購買力を抑え込んでいる大きな原因になっています。原因が明確なのですから、経済再生の道は失業者を増大させない、将来不安を解消する生活を重視した政治を作ることではないでしょうか。日本共産党は、リストラを規制し、企業に社会的責任を果たさせることで雇用不安の解消や雇用拡大を図り、産業空洞化を食い止め、社会保障制度を充実させることが景気対策としても重要であると提言しているところであります。江別市は、歳入に今後余り期待できないから従来の福祉施策を見直すという発想でなく、投資的経費を今まで以上に吟味し、契約・入札の改善による縮減等々に努力し、住民・市民が安心して暮らすことができる「江別市民で良かった」「小川市長を選んで良かった」と言われる市政執行、来年度予算に反映したく、最初に福祉行政から質問してまいります。小泉首相の聖域なき構造改革は、住民にとって、また地方自治体にとってどのような影響が予想されるか。まだ国の予算が決まっていない段階ですので、断定した答弁もできかねることもあろうかと思いますが、最悪のことを想定してお答え願います。1番目に、昭和46年以来続けてきた通称マル老、江別市老人医療費助成事業は、江別市の単独事業として誇りある事業ですが、厚生労働省では健保本人3割負担や、高齢者の定義を75歳以上にすることとして、段階的に74歳までは2割、将来3割、69歳までは3割負担にし、定率1割負担は75歳という案です。その後、政府・与党の社会保障改革協議会が健保の3割負担や保険料引上げを盛り込んだ医療制度改革大綱をまとめました。厚生労働省が2002年度からとしていたのを必要なときに変え、時期の明示を避けました。70歳以上1割負担としています。しかし小泉内閣は、2003年度からは最初の厚生労働省案の実施をもくろんでいます。1点目に、この医療改悪が実施されるならば、現行のマル老助成事業の財政負担も2倍以上に膨らむことも予想されます。市長は従来から、地域で暮らす人々がより人間らしく生活していくため、市民の皆さんとともに考え解決していく協働のまちづくりを進めていくことが大切であると言明しています。また、最近いただいた保健・医療・福祉施策の概要の冊子前書きでの担当部長は、地方行政を取り巻く厳しい状況の中でも、健康づくりと疾病の予防等を推進すると記されています。是非、高齢者の医療費助成の継続を願うものです。65歳から74歳までのマル老を対象にした場合の財政負担と今後の助成事業の継続についてお伺いします。2点目に、老人保健制度の対象年齢が75歳になり、70歳から74歳の高齢者は順次、国保制度に組み入れられます。このため国保会計に占める医療費の増加が見込まれ、国民健康保険の運営にとって重大な影響を及ぼすことになりますが、国保の財政状況はどのようになるかお伺いします。3点目に、老人保健制度は医療保険の各保険者の拠出金と国、道、市町村が負担して運営しており、各制度に同じ数だけ70歳以上の対象者がいるとみなして拠出金の額を算定していますが、実際は老人加入数が群を抜いて高いのが国民健康保険です。現行の拠出割合はその点では大幅に軽減されています。順次、国保に組み入れられることになれば、老健に対する拠出金も変わってくると考えますが、お尋ねします。4点目に、政府は、国民医療費の国庫負担を減額する一方、患者や地方自治体の負担を増加させています。そのような減額は国保運営を困難にし、各自治体も支払限度を超えていると言いつつ保険税の引上げをしています。年々滞納者も増え続けて、収納率向上のためと、従来は悪質滞納者に限られていた資格証明書の発行を、今年度から理由を問わず滞納が納期限から1年たつと国民健康保険の返還命令が出され、それぞれの事情をよく聞いた上で、代わりに資格証明書の発行が義務化される仕組みになりました。江別市は短期証明書、そして資格証明書の対応についてどう対処されようしているのかお尋ねします。2番目に、障害者施策の充実についてです。今年は国際障害者年から20年目、来年はアジア・太平洋障害者の10年、障害者プラン最終年と節目の年に当たります。江別市も障害者福祉計画の折り返しに当たります。障害者の生活と権利がどれだけ拡充されているのか、この計画の進ちょく度を中心に質問します。1点目に、多くの障害者が自立して生活したいと切実に願っています。自立するには経済的に確立する収入の確保、働く場の確保が必要ですが、不況の下でなかなか仕事に就けないのが現状です。アンケートによりますと、精神障害者で要望の多い順は、所得保障が70.1%、働く場の確保が52.2%、知的障害者で所得保障の充実が2番目で43.2%、働く場の確保32.2%、身体障害者では2番目に所得保障で52%、働く場の確保で15.9%となっています。障害者は仕事に就き自立した生活を希望しているアンケート結果ではないでしょうか。法定雇用率が公共団体が2.1%、一般企業で1.8%に平成10年に改正されています。民間企業の雇用実態と企業への指導についてお伺いします。2点目に、北海道は今年10月から重度心身障害者医療給付事業に所得制限を導入しました。夫婦と子供2人の世帯で年間所得696万2,000円になると、今まで無料だった医療費が2割あるいは3割の負担となります。江別市内の対象世帯は何世帯あるのか、また対象世帯の声などを聞いているかお伺いします。3点目に、2003年度、平成15年度から障害者福祉の措置制度が廃止され、利用契約制度、いわゆる支援費支給制度になることが社会福祉法改正に伴って大きく変わりました。この支援費支給制度はどのようなものかお伺いします。4点目に、社会参加の促進は、障害者福祉計画のメーンである課題であり、江別市も手話通訳者派遣、ガイドヘルパー、盲導犬の取得助成、点字講習会等々に努力されていますが、まだまだ不十分であります。自立支援の交通費助成制度がありますが、小規模作業所に通所の方のみです。障害のある方もない人も共に生活できる社会づくりを目指すノーマライゼーションの理念からも、地域での一層の社会参加を促進できる条件、環境を充実する必要があります。通院や通所以外の目的に活用できる交通費の拡充を図るべきと考えますが、いかがなものかお伺いします。5点目に、福祉計画にある障害者福祉センター構想は検討されているかお伺いします。次に、建設行政についてです。1番目に、石狩川及び千歳川の治水対策についてお伺いします。千歳川流域治水対策全体計画検討委員会では、水位を下げない対策案について意見交換されて、11月30日には五十嵐議長も石狩川治水対策促進市町議会連絡協議会代表として発言されています。4市2町の首長で構成する千歳川流域治水促進連絡協議会では、水位を下げない対策案では、破堤時の被害ポテンシャルが高く、内水処理の軽減効果も少ないとして懸念を表明し、また期成会の吉田会長は、新遠浅川方式について具体化されることを期待していると主張しているところです。この間の若干の経緯は、50年、56年の大水害後、開発局を中心に千歳川放水路計画が出されました。この計画は流域外対策として、放水路を造り、従来の日本海へ流していた水を太平洋に持っていく計画でありましたが、漁業、自然保護団体を初め関係住民からも多くの反対や疑念を持つ方々の声があり、行き詰まって、国の方から知事に、その打開のために平成9年、千歳川流域治水対策検討委員会が知事の諮問機関として設置されました。最初のこの検討委員会、山田委員会とも言われますが、この結論は、基本的には千歳川及び石狩川の合流点を含めた流域における総合治水対策を推進する。千歳川放水路計画については検討の対象としない。千歳川と石狩川の合流点の整備計画については、策定のための新たな検討の場を発足させ、関係住民の合意を得て立案する。そして新遠浅川案のような流域外対策案は、総合治水対策が万一著しい効果を果たさないと判断された段階で新たな検討事項として取り上げるべきだとまとめています。1点目に、促進連合協議会の一員として参加されている市長は、会長である恵庭市長と意思統一されていると思いますが、新遠浅川方式、いわゆるミニ放水路に傾斜しつつあるような感がありますが、市長の見解をお伺いします。2点目に、昨年12月に河川審議会計画部会が中間答申し、流域での対応を含む効果的な治水の在り方について報告されています。雨水を川に集めて早く流すという従来からの発想を大きく転換し、地域が有している保水機能の保全、地域の選択肢を増やして、地域と河川の特性にマッチした効果的な治水対策を実施すべきであるとの答申内容です。このことは、流域内対策を基本とする考えであります。議会連絡協議会の陳述内容は、遊水地、調整池の役割分担を明確にし、内水対策についても外水対策と同時並行で対応するべきことなど、4点にまとめて意見を述べていますが、市長はどう受け止められているかお伺いします。2番目に、市営住宅関連についてお伺いします。交付税の削減、補助金の見直しを初め、特殊法人の民間委託・廃止などに始まり、投資的予算はこれまで以上に厳しくなると思います。公営住宅建設は全国的に相当な落ち込みが言われており、江別市にとっての市営住宅建替計画にも今後影響するのではと懸念しているものです。1点目に、老朽化している市営住宅の建替計画については、住宅マスタープランによりますと、新栄団地が平成17年から24年、あけぼの団地が平成25年から46年の予定になっております。錦町の新栄団地は37棟162戸の団地ですが、約5割が既に耐用年数を超え、建設して約40年になります。入居者の年齢構成は、他の市営住宅団地と比べても飛び抜けて高く、60歳以上6割、70歳以上3割を超えている団地であります。その点からも、高齢者が安心・快適に暮らすことのできる公営住宅を1年でも早く建て替えなければならない団地であると考えますが、いかがなものかお尋ねします。2点目に、市営住宅の今後の供給方針は、現行の方法での建設、管理である直接供給については減らし、平成32年までに133戸の借上げ公営住宅を含めて、市営住宅戸数を現在の1,227戸から平成22年には1,247戸、平成32年までに1,295戸にするという計画ですが、今後とも公営住宅の需要はさらに大きくなる様相であり、果たして現状より70戸程度の供給増で需要に追い付かないことになるのではないかと思うが、将来の供給戸数はどんな試算ではじき出されたのかお尋ねします。3点目に、平成8年、公営住宅法の改正により、借上げ方式による公営住宅の整備ができることになりました。当市も今後借上げ方式を採用する計画になっていますが、建設時に多額の費用を要しないとか、土地取得期間が不要等メリットばかり強調されていますが、入居者にとってはどのようなメリットやデメリットがあるかお伺いします。4点目に、公営住宅入居者の中には戸建住宅、マイホームをと考えている方もいますが、小泉内閣による特殊法人改革で住宅金融公庫の廃止問題が持ち上がっています。住宅ローンの4割を占める公庫ローンがなくなれば、マイホームへの夢は遠のくとともに、住宅関連産業の大打撃につながり、景気への悪影響になると思いますが、市長の見解をお伺いします。次に、労働行政についてです。1番目に、緊急地域雇用特別交付金事業についてお伺いします。完全失業率が5%を超え、深刻な事態になっています。今後、早期の不良債権処理が加われば失業率は一気に6%になるとの懸念も各界から出されています。雇用情勢の動向と雇用対策の在り方は、21世紀の日本経済の発展方向にかかわる重大な問題であります。日本共産党は、失業者に仕事と生活を保障し、リストラに反対する闘いを、労働者、国民の暮らしと営業を守る闘いであると同時に、我が国の社会と経済を立て直す闘い、社会進歩の闘いとして位置付けて運動を展開しています。潜在的失業者を含めると750万人もの人が仕事を探し求め、また自営業主、家族従業者就業者も倒産や廃業でこの1年間、61万人も減っています。このような状況の下、労働組合、地方自治体からも緊急地域雇用特別交付金事業延長・拡大を求める声に、政府・厚生労働省も、3年間の時限措置として3,500億円の補正を組みました。北海道は153億円という交付金を財源に基金を作り、事業を実施することになります。事業費に占める人件費割合がおおむね8割、失業者の雇い入れ割合がおおむね4分の3以上の雇用創出効果が高い事業であることを国は求めています。市区町村が実施する事業も、同じ要件ならば、道から100%、10分の10の補助金を支給することとしています。この3年にわたる交付金事業で当市も、IT関連、消防水利美化事業、農村景観づくり事業など活用してきています。新交付金事業は、この3年間の雇用効果等分析の下、メニューを検討されていると思います。1点目に、この3年間の交付金事業の成果と反省点、新交付金事業のメニュー等についてお伺いします。2点目に、交付金事業の委託先にシルバー人材センターが請け負った事業がかなりあります。シルバーへの委託を全面的に否定はしませんが、シルバー人材センターは厚生労働省の文書に生きがい対策として位置付けられており、局長通達で民間の仕事を奪ってはならないとされており、今後の委託について検討する必要があると考えるが、いかがなものかお伺いします。3点目に、交付金事業は建設・土木事業を除外していますが、公共事業の10%削減や、不況で仕事量も減り、建設・土木の労働者が失業しています。軽易な維持・補修事業について工夫しての事業ができないものかお伺いします。2番目に、季節労働者対策についてです。前段述べたように、仕事量が減り、女性、高齢者にとって一層厳しい労働環境になっています。夏場に頑張って働き、冬は援護制度で生活をやりくりする労働者の中には、冬期援護制度の冬期技能講習の受給資格として、1か月11日、6か月以上の就労に満たない労働者もいます。この制度は今年から改悪され、4日間削減されて2万4,000円の減収になります。それを委託講習でカバーすることになりますが、受講生全員が委託講習に参加できるか心配しているところです。季節労働者の冬場の収入確保は切実な問題であり、市独自の雇用創出を実施すべきと考えます。人口3万8,000人の岩手県久慈市では、道路側溝の清掃、小中学校の修繕、歩道の除雪、市職員の残業を減らすために臨時職員の雇用などで延べ2,225人の雇用を確保し、総額2,875万円の補正をしました。江別市も昨年、バス停などの除排雪で若干の雇用対策を行いましたが、それらの大幅な拡充等実施すべきと考えますが、いかがなものかお伺いします。最後に、農業行政についてです。1番目に、狂牛病対策についてお伺いします。アジアで最初に狂牛病に感染した牛が日本で発見されて3か月が過ぎました。残念なことに2頭が道内で生まれていたことが確認され、道民も身近な問題として衝撃を受けました。狂牛病の最大の問題は人に感染するという点です。世界で最初に発生したイギリスでは、100人以上の新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者が発生しています。発生の経緯は論争中ですが、牛のプリオン遺伝子の突然変異説と羊のスクレイピーと呼ばれる海面状脳症が牛に伝染したという二つの説があります。羊を肉骨粉にし牛のえさとして与えられ、スクレイピーの異常プリオンが牛に取り込まれたと想定する後者の説が有力であると言われています。狂牛病が猛威を振るったイギリスで、従来と違う形のヤコブ病が若い人を中心に多く発見され、変異型ヤコブ病と名付けられました。この病気は狂牛病と同じタイプの異常プリオンで起こり、脳がスポンジ状になり死亡に至る病です。一刻も早く酪農・畜産農家、消費者が安全・安心できる万全の対策を国において実行する責任があります。1点目に、牛肉需要の落ち込みで家畜の取引価格が暴落し、えさ代にもならない状況や、販売店、飲食業主も牛肉離れで大打撃を被っています。先だって行政視察に行った三重県松阪市、全国ブランドで有名な松阪牛の産地でも、卸売で37%、小売で57%、焼肉店で60%の売り上げが落ち込んでいるとのことです。私も11月末に市内の小規模酪農家を訪問した際、今でも苦しい経営であるのにこんな価格ではやっていけない、来年は牛飼いをやめるとのことでした。市内の畜産・酪農家や牛肉店関係の昨今の実態についてお伺いしますとともに、それらへの対応についても併せてお尋ねします。2点目に、狂牛病問題の責任は国にあり、原因究明や感染ルートの徹底解明、損害の全額補償、商業者には有利な融資など、国において万全の対策を行わなければなりません。さらに国民の健康や食品の安全を第一にした行政が求められています。それらの声を政府に強く要請すべきことと思いますが、市長にお伺いします。2番目に、野幌東地区基本計画による農道整備計画は来年度概算要求を見送ったことは事実上の中止です。私がこの事業の具体的計画を知ったのは、平成11年春に日本共産党の国会議員団事務局からの電話での問い合わせでした。早速調査し、国会にいる党国会事務局へ報告したことを思い出します。その後、党の道議団でも取り上げ、自然保護団体とも連携を取りながら今日まで進めてきたところであります。当時、衆議院候補であった宮内聡、山根たえ子道議、平和と暮らし緑を守る会、野幌森林公園の自然を語る会、また同僚の鈴木豊実議員らと何度か現地調査をしたり、フォーラムや学習会を続けてきました。我々の主張が開発局の今回の整備計画を中止に至る過程で大きな影響があったと確信しています。農道整備について、時間がないので少しはしょりますけれども、1点目に、この本会議場でも3回、農道整備問題を取り上げて一般質問してまいりました。理事者側答弁は、農業振興上この農道拡幅整備はどうしても必要であるとの答えに終始していましたが、調査結果から、農業振興に寄与することは極めて小さいことが明らかになったと思います。従来の理事者答弁はどんな根拠に基づいてなされたかお伺いします。2点目に、新聞報道によりますと、今回の整備中止は残念であるとし、市道として整備を検討したいとの報道がありました。どのような整備を検討されようとしているのかお伺いします。3点目に、今回の中止により総事業費は概算で110億円、市の負担金も5億ないし6億円予算措置が必要であった事業費が解消されたわけです。財政的には大変喜ばしい決定でありました。今後の投資的公共事業にも生かされる教訓が多々あると思いますが、今後の公共事業の在り方についてお伺いして、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

森好議員の一般質問にご答弁を申し上げます。若干、ご質問項目が多岐にわたっておりますので、早口になるかもしれませんが、できるだけお答えをしてまいりますので、よろしくお願いいたします。まず福祉行政についてでありますが、国で検討されている高齢者医療制度改革案と市単独事業の老人医療費助成事業との関連についてのご質問でありますが、ご案内のとおり、高齢者医療制度改革案では、平成14年度から老人保健対象者を段階的に1歳ずつ引き上げ75歳以上とし、患者負担を定率1割負担とすることと、新たに老人保健の対象外となる70歳から75歳未満の患者負担も老人保健対象者と同率とすることが検討されております。このような中で、現行老人医療費助成への影響でありますが、当面1割負担とされている70歳から75歳未満の患者負担が、今後2割、3割に引き上げられることが十分予想され、その場合、老人保健対象者の患者負担との差額を助成することとなり、仮に3割負担となった場合は現行の2倍程度の助成額となり、5億円規模の予算が必要となると推定されますが、この額につきましては現状の財政構造でははっきり申し上げましてねん出することは不可能に近い状態と言わざるを得ないと考えております。また、当面の1割負担の場合につきましては、大きな影響がないものと考えております。そこで、現行老人医療費助成事業についての考え方でありますが、昭和46年に制度創設以来、今日まで30年間に及んで助成してきておりますが、その間の高齢者環境の変化、高齢者施策の充実等から、これまでも制度見直しを検討してきたところでありますが、今日の財政状況、今ほどの医療制度改革等から考え、見直しが必至の状況を迎え、次年度に向けて思い切った見直しを予定しているところであり、その見直しの中で前段の問題についても整理してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、老人保健制度対象者の年齢拡大に伴う国保事業への影響ということでありますが、国保連合会が12年度医療費から試算した資料によりますと、当市の場合、70歳から74歳までの総医療費は30億円となり、患者自己負担額1割を除くと保険給付率の9割で27億円の保険給付費の増額が見込まれております。この場合、現在の給付率は7割となっており、おおむねその2分の1は国庫支出金となっておりますが、給付率が9割となった場合、その差額の2割分の財源補てんがどのようになるかは現在のところ不明でありますが、いずれにしても大きな影響があるものと推測をいたしております。また、老人保健拠出金への影響でありますが、これは逆に、今申し上げました医療費を見ても、また人口でも、70歳以上の高齢者は1万3,000人で、そのうち75歳以上で8,000人であることから、その差の5,000人が老人保健制度の対象外となることからも、老人保健拠出金は大きく減少するものと考えており、この老人保健拠出金と国保の保険給付費との差引きでは保険給付費が上回ると予想しておりますが、現時点では国の方向も決定していないことから試算までは難しいというのが実態であります。次に、国保被保険者資格証明書についてでありますが、ご案内のとおり、平成12年度の介護保険制度の実施に合わせ国保法が改正され、特別な事情等もなく一定期間滞納している被保険者に対して、被保険者資格証明書の交付が義務化されたことから、今後、当市におきましても生活実態等を十分に調査し、交付を予定いたしているところであります。交付は、現在の短期被保険者証の有効期限及び被保険者等への周知期間等を考慮し、平成14年2月1日からとし、交付対象件数としては、現在のところ接触等のない世帯が100世帯ほどあることから、この範囲内で一律に交付することなく、接触機会の拡大に努め、実情を十分把握する中で短期被保険者証の交付も交えて慎重に交付してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、民間企業の雇用実態と企業への指導についてでありますが、障害者の雇用の促進等に関する法律によりまして、常用労働者が56人以上の民間の事業主は、常用労働者の1.8%以上の障害者を雇用しなければなら ないこととなっておりますが、札幌東公共職業安定所の平成12年度の雇用実態につきましては、対象企業数389、対象労働者数7万4,719人に対しまして障害者数は1,310人であり、雇用率が1.75%となっております。また、雇用率未達成企業の割合は50.4%となっております。企業への指導でありますが、制度周知につきましては、市においても適宜行っており、事業主への直接指導は公共職業安定所で行っているところでありますが、今後におきましても雇用の実情について確認していくとともに、関係機関との連携を密にして、その対応に当たってまいりたいと考えております。次に、重度心身障害者医療費助成事業に関する所得制限導入による影響についてでありますが、当市では、所得制限導入時の本年10月1日時点で2,170人の対象者中50人が所得超過で対象外となり、その割合は2.3%で、その後今日までに新規で対象とならなかった方は5名程度となっている状況にあります。そこで、対象から外れた方に対しての何らかの対応ということでありますが、この所得制限額は道が慎重に調査し設定した額であり、ご質問のとおり夫婦と子供2人の場合の所得制限額は696万2,000円で、これを収入額で見ますと906万9,000円となり、十分対象者に配慮した制限額となっていることから、自己負担が可能と判断しているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、支援費支給制度についてでありますが、現在、措置制度の中で措置委託費という形で実施されている身体障害者、知的障害者、障害児への福祉サービスが利用契約制度へ変わることに伴い設けられたものであります。この制度は、平成15年4月1日から施行されますが、施行に先立ちまして、平成12年6月7日公布の社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律により、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、児童福祉法が改正されておりますが、政省令の改正及び事務の詳細は今後順次示されてくる予定であります。現在掌握している資料は、13年8月開催の都道府県及び政令市の担当課長会議において示された支援費支給制度の事務大要がありますが、具体的な内容には至っていないものであります。いずれにいたしましても、実施に向けましては、円滑に制度移行となるように取り組んでまいりたいと考えております。次に、障害者の社会参加の促進についてでありますが、障害者が自主的に社会参加できる環境づくりを目指すことは大切なことであります。そのことから、ご承知のとおり、当市では従来から手話通訳者の育成や派遣事業などのほか様々な事業を展開し、さらに時代的に要求される新たな事業の取り組みも行い、充実を図ってきているところであります。また、市独自の支援事業として実施しております障害者タクシー利用料金助成事業にありましては、12年度実績では1,312名が利用されたほか、心身障害者自立促進交通費の助成事業としまして、市内外の各種障害者施設へ通所する方74人には、公共交通機関の交通費の2分の1を支給している状況にございます。このように様々な角度から事業に取り組んでいる実績をご理解いただきたいと存じます。そこで、ご質問の交通費支給要件をさらに拡大することは困難でありますが、金銭の支給とは異なる必要な事業につきましては、今後検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、障害者福祉センター構想の検討についてでありますが、現時点では具体的な検討に着手いたしておりませんが、新しい総合計画の策定におきまして、建設計画の中に盛り込むべきかを含めて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、千歳川治水対策についてのご質問でありますが、千歳川流域治水対策全体計画検討委員会では、去る11月30日に千歳川の水位を下げないで行う対策について、流域4市2町の関係者との意見交換会が開催され、流域を代表して3団体がそれぞれの立場で意見を述べております。ご質問の千歳川水系連絡協議会においては、この水位を下げないで行う対策については、外水、内水面ともに課題を抱える対策であり、これらの課題を残したままこの案を選択することは適切でない。流域住民の安全を預かる立場として非常に難しいので、今後において十分議論してほしい、こういう要望をいたしております。私も、流域内外それぞれ地域の特性はありますが、この委員会では千歳川の治水安全度を高めるため、今検討されているすべての対策案について、大所高所から総合的な検討をしていただきたいと考えております。次に、千歳川治水対策促進市町議会連絡協議会の意見についてでありますが、議会連絡協議会は千歳川の治水対策については、低地が多い千歳川の特殊な状況であることから、外水位を下げることが抜本的な対策であり、水位を下げない対策は堤防決壊の危険はないのか、また内水排除はどこまで可能なのか等、今後においても不安の残る対策であると述べられており、さらに、この水位を下げない対策の実施内容においては、締切水門だけではなく、千歳川の洪水を排する排水ポンプの設置や、遊水地の位置、機能及び役割分担を明確にし、そしてその事業のうち実現可能な事業から実施することが必要であると述べられております。私どもは以前から、堤防強化、河道拡幅・しゅんせつなど、当面の治水対策につきましても、早期に整備されるよう要望いたしているところでありますが、引き続き事業の促進が図られるよう国へ要望してまいりたいと考えております。いずれにいたしても、この委員会において千歳川の洪水問題を解決するため、今後とも活発に議論されるわけでありますが、私といたしましても、千歳川から洪水がなくなり、市民が安心して暮らせるようになることが大切であると考えておりますので、今後とも委員会の動向を注視してまいりたいと考えております。次に、市営住宅建設計画についてでありますが、新栄団地は、平成12年度に策定いたしました江別市住宅マスタープランにおいて重点整備地区として位置付けをし、建て替えを予定しております団地であります。この新栄団地に入居されている方々の年齢も高くなってきており、バリアフリーに配慮した建て替えが急務なものと認識いたしているところであり、団地建て替えに係る計画をなるべく早く策定し、国へ要望してまいりたいと考えております。なお、議員がご懸念されておりますように、国の補助制度についても、先行きが不透明なときでありますが、今後も国の動向を注視し、また当市の財政事情等も十分勘案する中で検討してまいりたいと考えております。次に、将来の供給戸数をどのように試算したのかということでありますが、国の公営住宅建設計画につきましては、建設戸数や居住水準などの目標を示した第8期住宅建設5か年計画が策定されております。その中で公的援助戸数の推計方法も示されておりますので、当市におきましてもこの推計方法を基本とし、公的住宅の需要戸数を計算しているものであります。次に、市営住宅の借上げ方式による入居者のメリット、デメリットということでありますが、市が民間の施設を借り上げることにより、土地の利活用意欲を引き出すこととなり、用地確保が難しい中心市街地においても供給が可能となるため、入居者にとって利便性の高い場所で生活ができることと、地域にとっても地域活性化のきっかけとしての効果などが期待されるところであります。なお、この事業につきましては20年間と長期の借上げとなりますことから、入居者に対して継続的に、そして安定した居住状況を確保することが必要不可欠になります。このため、当制度の実施に当たりましては、リスク等について十分精査をし実施をすることが必要と考えております。次に、住宅金融公庫の廃止問題についてでありますが、住宅金融公庫は、住宅を建てたり購入する方に必要な資金を長期・固定・低利で融資する特殊法人でありまして、これまでの融資によって日本の住宅事情の改善に大きな役割を果たしてきたところであります。しかし、先般、国において特殊法人改革の一環として住宅金融公庫の廃止方針が示され、今後、民営化に向けた改革の方向性や、公庫と民間の役割分担などの具体策を検討することになっております。ご質問のマイホーム取得や住宅産業への影響についてでありますが、議員ご指摘のように、住宅金融公庫が廃止された場合はその影響が懸念されるわけでありますが、現在、公庫改革の一つとして、中低所得者向けへの融資の在り方についても検討されており、市といたしましてもマイホーム造りを実現するための施策展開を期待いたしているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、農業行政についてのご質問にお答えをいたします。牛海綿状脳症、いわゆるBSEの感染につきましては、農業取り分け酪農業や肉牛の畜産農家へ大きな衝撃を与え、また牛を原料とする食品や製品への消費者の不安が大きく広がり、関係産業のみならず経済全体に大きな打撃を与えております。国にあってはその原因の追及と対策、さらには牛海綿状脳症関連の緊急対策を進めているところであり、市にありましても、定例会初日の環境経済常任委員長報告にもありましたように、石狩支庁、家畜保健衛生所や農業改良普及センター、さらには道央農協と連携してその対応策に当たっているところであります。具体的な影響につきましては、飼養農家にあっては枝肉価格の低下、出荷繰延べによる費用の増加、飼育牛や廃用牛、子牛の価格の低下などに大きな影響を与えており、食肉関連の業種にあっても風評や不安感などにより消費者離れが進み、大きく影響を受けております。国の対策に該当し影響を受けている方は、既に農協や市を窓口として、国の対策にある助成や経営対策の融資などを利用しているところであります。今後、市が計画している対策につきましては、昨日の所管常任委員会にもご報告申し上げておりますが、14日から6日間の予定で家畜保健衛生所と連携して、再度、市内すべての牛飼養農場の調査を実施し、農家衛生カードの整備と指導を行い、また今回の緊急対策として3月までに、牛の戸籍とも言うべき1頭の牛を生涯唯一の番号で識別・管理する家畜個体識別システムを関係機関が連携して導入する考えであります。今後におきましても、さらに関係団体等と密接な連携を深め、市内の酪農・畜産農家を初め関連産業などからの情報収集に努めるなどして、その対策に積極的に取り組む考えであります。いずれにいたしましても、最重要課題である感染源や感染ルートが早期に解明され、安全性の確立により消費者への不安解消が図られ、信頼と消費の回復が強く望まれるところであり、定例会初日に行政報告をいたしておりますが、全道市長会を通じましても対策の拡充強化につきまして強く要望いたしているところであります。次に、野幌東地区広域農道整備についてお答えをいたします。事業の今後の状況につきましては、さきの所管常任委員会にも報告し、決算特別委員会においてもご論議をいただいたところでありますが、野幌東地区広域農道整備計画につきましては、国が事業主体として2か年の基本調査、さらには本年までの3か年の地区調査を踏まえ、事業化の可能性を調査してまいりましたが、農協合併などによる農産物等の物流体系の変化や農業交通の減少などにより、農用地総合整備事業による農道整備の採択要件を満たさない見通しになったことにより、札幌開発建設部では平成14年度の概算要求を見送っていることが、同事業促進期成会総会において報告がなされたところであります。市は、事業の必要性につきましては過去の議会の中でも、都市近郊型農業としての農産物の輸送体系の確立や営農、さらには交通安全対策の上からも農道整備が必要であると、このようにご答弁を申し上げておりましたが、今回の報告を受け、期成会の構成団体は、非常に残念ではありますが、このことについて重く受け止めざるを得ないものとして、現状では今後の事業化が非常に難しいものと判断いたした次第であります。しかしながら、市といたしましては、地域要望も踏まえ、通学路などの交通安全対策の上からも整備が必要な区間につきましては、整備手法などについて関係機関と今後十分な協議を進め検討いたしてまいりたいと考えております。次に、公共事業の在り方についてでありますが、今後、財政構造改革の進展に伴って、公共事業への投資にも一定の限度が出てくるものと推察されるとともに、公共事業のみならず、福祉、医療、そして教育などあらゆる事業の見直しは避けられないものであります。このようなことから、今後予想される厳しい行財政運営の中にあっては、今以上に事業の選択が必要でありますし、少子高齢化が進展する中、市民が安心して暮らせるまちづくりに向け努力が求められてまいります。これからの社会資本整備には、生活者としての視点や、住民の利便性や地域の実情に応じたものにしていくことが重要なことと考えておりますので、このような観点に立って引き続き市民福祉の向上に努めてまいりたいと存じます。ほかにつきましては、助役ほかをもってご答弁を申し上げます。

答弁 助役 伊東悠平(助役は2002年3月まで)

私の方から、労働行政につきましてご答弁申し上げます。まず緊急地域雇用特別交付金事業でございますが、平成11年度から13年度までの3か年間、江別市で実施してまいりました事業は23件で、事業費が1億2,800万円となっております。また、この事業の実施によります雇用者数は1,013名、こういう集計になっております。この事業を通しましての成果と反省点でございますが、本事業の実施によりまして新たな雇用を生み出した事業もあり、また事業実施により市内経済への効果も考えられます。さらにはパソコン技能の習得や各事業のデータベース化が進んだことなど、評価するものであります。反省点といたしましては、全体的には雇用の継続性あるいは創出に関して課題が残っているのか、そういうふうに判断をいたしております。そこで、新しい交付金事業のメニュー等でございますが、去る11月の16日に成立いたしました国の補正予算におきまして、新たな緊急地域雇用特別交付金が創設されました。この施策は、構造改革の集中調整期間中の臨時応急の措置といたしまして、都道府県に緊急地域雇用創出特別交付金を交付するものでありまして、この交付金を基に北海道では基金を造成し、市町村が実施する事業に対応していくものでありますが、この中では特に奨励事業例といたしまして、教育文化、環境、治安・防災、福祉・保育、地域振興の分野の事業を示しております。対象事業の確定あるいはその条件につきましては、今北海道で調整中でありますが、今月の20日にその説明会が開催される予定になっておりますが、北海道への事前の聞き取りによりその概要を掌握いたしますと、ほぼ11年度から3か年を実施してまいりました事業の延長線上にある。それから、できるだけ雇用効果が期待されるものへのシフトが検討されている。こういう状況にあるようでございます。既に北海道では意向調査を実施しておりまして、これに基づきまして江別市では、各課からの意向調査により16事業を提出しているところであります。去る11月の28日に関係課長により、雇用対策を全庁的に取り組むための連絡会議を設置しておりますので、提出をしている事業の雇用効果等の検討を進めるとともに、実施事業について北海道との調整をこれから進めてまいりたい、このように考えております。次に、その中でシルバー人材センター等に対する委託でございますが、シルバー人材センターの独自性やその事業の内容等に配慮しながら対応してきているものでありますが、緊急地域雇用特別交付金に基づく事業の創設趣旨を十分に理解するとともに、江別市といたしましても効果のある雇用対策ということを念頭に置きながら、それぞれの事業の事業内容や委託先につきまして十分に検討を加えてまいりたいと考えております。次に、軽易な維持・補修事業についてでありますが、現在、北海道ではこの交付金事業とともに独自の雇用対策事業を検討しているところであり、これらの事業への適合性とともに、市独自事業も視野に入れながら連絡会議において検討をしてまいりたいと考えております。最後に、季節労働者対策につきましての冬期雇用の拡大についてでありますが、さきに申したとおり、関係課長によります雇用対策を全庁的に取り組むための連絡会議を設置しており、市内の雇用状況に基づく対応を検討することとしております。また、今後、ハローワークや商工会議所等との連携の下に、求職状況や求人状況の情報収集とその分析を行うことにより、求職・求人のミスマッチ解消への対応を図ってまいりたいと考えております。雇用対策事業の有効的対応の検討の中で、就労機会の拡大確保に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。以上です。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

質問 森好勇

質問が多岐にわたっていましたので、25項目前後あったと思うんですけれども、再質問は江別市の通称マル老と言われる老人医療費助成事業と、治水対策問題と、農道整備関連について再質問をして、他の件については要望をしておきたいと思います。最初にマル老ですけれども、国の医療費削減が徐々にずっときておりまして、ついに保守的な応援団体とも一応言われていた団体等々も今回の医療改悪には大きな反対の声があって、大きな署名も国会に届いたと、こう言われていますけれども、私は従来から言っていますけれども、政府の、極論を言えばお年寄りは早く死ねと、若い人はちょっと我慢してもらうという部分が根底にあるのかなと、亡くなった人ですけれども、渡辺美智雄さんという人がそういうことを相当昔に言ったと記憶しておりますけれども。私はここで今の答弁を聞いていまして、市長は、現状の財政構造でははっきり申し上げてねん出することは不可能であると言わざるを得ないと、もう一つ、見直しは必至の状況を迎え、次年度に向けて思い切った見直しを予定している、こういう答弁をしていますけれども、何となく見直しといったら2通りあると思うんですけれども、良い方の見直しと受益者負担の重くなる方の見直しとこう二つあると思うんですけれども、どうも条例改正とか見直し等というのは受益者負担に傾く傾向がありますので、余りこの答弁は、受益者にとってはこれから重い負担になるのかなと。従来の福祉サービスが後退、私から言わせれば後退するのかなという答弁に聞こえるわけですけれども。先ほど言いましたように、昭和46年、ということはちょうど30年ということですけれども、私はまだ生まれて間もなくでもないんですけれども、中学生、高校生の時代だったと思うんですけれども、それでその当時の議事録を見てみました。昭和46年からずっとその当時の議事録をコピーとってまいりました。大変懐かしい人たちがたくさんいましたり、かなりお亡くなりになっている方もいるわけですけれども、当時は、最近お亡くなりになった山田市長でした。助役さんは前市長の岡さん、担当部長が水道事業管理者になった岸さん、そしてそのときの議長が今現職、ここで前段質問した坂本さんのお父さん、厚生常任委員長が我が党の最初の共産党の議員だった吉田謙二さん、こういう中で進められたわけですけれども、昭和46年には、このころは1970年代、革新自治体があちこちに生まれて、東京やもちろんその前の京都、大阪、沖縄等々で革新自治体が次々生まれて、国に先駆けてこういう福祉政策は地方自治体の方が先に進んでいた時代ですけれども、昭和46年に、今まで全然なかった制度を70歳からまずスタートさせて、当時の山田利雄さんは選挙の出馬のとき公約として、老人医療費の無料化をやりますということを言って、段階的に65歳まで持っていっています。次年度に69歳、昭和48年に67歳、今の65歳をやったのは昭和49年です。だから4段階に分けて、4年間掛かって65歳に老人医療費無料化はなっているわけです。そのときの僕は感動している山田市長の提案理由説明というのがあるんですけれども、大変僕は保守的な、共産党員ではなかったんですけれども、共産党員的なことを随分言っているなと思うんですけれども、「老人問題の特に生活、医療、住宅ということにつきましては、広範囲にわたって考えていかなければならない。その一つとして医療保障を考えてまいろうと、こういうことであります。当市は、江別市はですね、国・道に先駆けて、老人福祉の一環として70歳以上の方々と65歳以上の障害者」うんぬんとなっています。ここで、江別市は国・道に先駆けてやると。僕はこの1行で大変感動したわけでありますけれども、そのときの質疑の部分、本会議場の提案に対して7人ほど市長提案に質疑をしています。もちろんこの人も我が党の先輩ですけれども、森口議員が最初に質疑をしています。この最後、7番目に小川現市長が出てくるのであります。小川現市長の議事録もコピーしてきました。僕はこれも大変感動しました。ちょっと長くなりますけれどもはしょって言いますと、最後ですから最初にこう言っています。「ほかの議員の方々が大半の質問をしているので、1点だけ」、こういうことで、ずっとはしょりますよ。「特に老人というのは稼働収入がなくなる。そして年を取ってくるたびに医者に逆に掛かる。」要するに収入がなくなる、高齢者方は病院に一杯来る、こういう趣旨の観点でずっと述べています。そして最後に、「できれば、大半の議員の方や市民も望んでいるように、この自己負担というのを減らす方向にしていかなければならない」、こういうことを市長は言っています。私は、「三つ子の魂百まで」と言いますから、このときは恐らく30年引くとまだ30歳前後の小川さんであったと思いますけれども、こういう当時の小川議員の熱意をふつふつと感じる住民の立場での質問だなと、こう思っています。僕は浪花節で落とすわけでないんですけれども、現在、今度は執行側になって、当の市の最高責任者、行政をつかさどる最高責任者として、この当時の熱情は変わらないんではないかとこう思っていますけれども、市長の今の心境、こういう財政状況が厳しいと、変わったんだということなのか、まず1点お伺いをしておきたいと思います。(「人は変わらないよ、時代が変わったんだ」の声あり)次に、その当時の私は、今、本人は変わらないと、財政が変わったと、仕組みが変わったと、こういうことですけれども、それについて若干質問をしておきたいと思います。昭和46年当時、人口は今の約0.6ぐらいですか、6万7,000人。例えば昭和49年、人口はずっと急増していますけれども、65歳の無料化になったときの人口は約8万弱、約7万3,400人ぐらいです。今から26年ぐらい前は約7万4,000人ぐらいです。その当時の一般会計規模は約70億円、今の6分の1ぐらいです。そして高齢者数というか、65歳以上の人口は今みたく高くはありません。今の約3分の1、比率で言うと5.7%。その後ずっと上がっていきますけれども、この当時は65歳以上の人口は約5.7%。それで、このときに老人医療費無料化の財源、どのぐらいかかったか。昭和49年当時で約1億円ぐらいではないかなと。その当時ですよ。今の財政規模と比較してどうですか。一般会計は6倍になっているんですよ。それで、その当時約1億円です。今現在、老人医療費関係の単費事業として2億6,000万円ぐらい。先ほど答弁したところによると、改悪されても5億円ぐらい、倍。比率的に言うと、この当時の単純計算ではないですよ、その他のこともありますから。しかし、これだけを取って見ると、この当時の一般会計規模によると6億円使ってもおかしくないと思いますよ。単純じゃないですよ、今。介護とかその他いろいろ出てきていますから。しかし、これだけを取って見るとそういう数字です。だから財政の問題で言うと、昭和49年当時の65歳以上に対する医療費、これをやるということになれば、これは財政的に私は5億円であってもその当時の比率でいうと低いということになるんではないかと。こういうことで、確かに周りの環境が変わっていますし、交付税措置等々もどんどん変わっています。しかし、これだけを単純にとってみても、財源的な部分では今と比較して、老人医療費無料化という負担をとると今の方が比率が少ないということを指摘しておきたいと思います。そこで、先ほど市長が言いました答弁に対して、私はどうも心配症なものですから、思い切った見直しというのは、今までの歴史的な、江別市が誇れる先輩議員や執行者たちが努力をして国に先駆けてやっていたマル老が、よもや後退することはないのではないかなと思っていますので、再度市長の先ほど質問をした30年前の熱情を確認してお伺いをします。2点目に、千歳川の治水問題について質問しますけれども、一つには、先ほど千歳川放水路の経緯を述べました。次年度に流域内では無理だということで千歳川放水路、最初は太平洋放水路であったそうですけれども、日本海から太平洋へ流すということで太平洋放水路と言われたそうですけれども、どうも、後で農道整備のときも出てきますけれども、執行側というか事業主体になる国や道のときに、地元への理解を得たいということでいろいろなデータ、資料を作ります。それにのっとって期成会や何かを作って応援団体を作るというような形を取りますけれども、問題は、僕はこの基本となる大事な部分、高水流量と言うんですか、基本水量、こういう計算の仕方が随分とマジックがあるのではないかなと。調べてみますと、56水害のときの流量で、毎秒ですけれども、実際は1万1,330立方メートル、これが石狩大橋での毎秒の流量でした。しかし、これには加えなければならない条件がありますから、例えば本流がはんらんをした。その流れた水の量、それとそれからのダム建設等々によっての調整、こういうことがありますから、当時の石狩川からいっ水した水の量とダムの部分、これらをプラス要素とすると、その当時は開発局では1万4,400立方メートル毎秒当たりという計算が出てくるんです。ところが、いつの間にか1万8,000立方メートルというのが資料として上がってくる。これはどういう計算方法をやったかというと、56水害のときは2日、3日で8月4日からですか雨がずっと降ったと。しかし、開発局、国のこの基本水量の出し方というのは、それを50年水害のように1日で降ったという計算に基づいてなされたんです。だから、150年とか500年とか言う人もいますけれども、そういう基でまず基本高水流量というのが計算されているということです。それで私が質問したいのは、この経緯の中で、千歳川放水路は論議の中で中止せざるを得ないという段階で、時の衆議院議員で建設の政務次官であった佐藤静雄氏が最初に切り出したのは、分かったと、しかし3分の1の規模でいいから放水路できないかと、これは道新のインタビューに答えているんですけれども、できないかということで、論議された中で、流域外対策として新遠浅川というのが出てくるわけです。先ほど市長は、大所高所の中ですべての治水対策を検討していきたい、しかしこの間のいろいろな検討委員会、吉田会長ですか、責任者等々、代表の人たちの声はかなり、流域外対策としてミニ放水路である新遠浅川方式に傾斜しているのではないかなと、こう感じるわけです。そこで私は、新遠浅川方式は確かに農業や漁業、自然環境については千歳川放水路よりも負荷は小さいと思います。それは70%規模です、放水路のね、当初計画。だから多少少ない。そのほかいろいろな施策、ウトナイ湖対策とか、その他海に流すときの部分を含んで、安平川に10平方キロメートルぐらいの遊水地を造るとかいろいろなことを書いてあります。書いてありますけれども、やはり流域外対策としての新遠浅川方式というのは、漁業や農業、自然環境には千歳川放水路よりも小さいけれども、悪影響を及ぼすことは明らかではないかとこう思うわけです。この辺の認識について市長はどう考えているかお伺いをしたいと思います。3点目に、特に河川審議会の答申、中間答申ですけれども、21世紀は環境の世紀、こう言われているわけですけれども、この河川審議会の特徴というのは、自然に逆らわないで水と親しくしていこうということではないかな。だから、今までコンクリートやダムで治水を考えていたのを、今度は従来からの日本の伝統的治水対策として、いろいろあります。水防とかその他いろいろあるんですけれども、そういう伝統的な治水対策を見直そうという部分が河川審議会の中間答申内容に主に書かれていると思います。そういうことで言うと、洪水を安全にあふれさせる治水対策と要約していいんではないかなと思います。そういうことで言うと、私は先ほど最初に言った基本高水流量とか含んで、ごまかしであるというようなことを言ったんですけれども、今回、流域内対策として、水位を下げない方針、案が出ましたけれども、僕も特別委員に入っていませんので、傍聴していないので詳しくはわからないんですけれども、今度は水位を下げないという案ではなくて、名称を堤防強化及び治水 (「遊水地併用」の声あり)遊水地併用ですね。堤防強化遊水地併用という名称に変わるそうでありますけれども、6月に日本共産党の衆議院議員の国会議員であります児玉健次さんが国に対して質問趣意書を出しております。その答弁が8月に来ました。僕はその国が出した答弁書を見てみまして、いろいろとあるんですけれども、石狩川水系における今後の治水対策検討に当たって、必要においてこれらの流域対策の基本的な考え、これは質問だ。要するに、今行っているしゅんせつや掘削等々をやれば、本流もそうですけれども、今石狩大橋も来年で終わりますけれども、千歳川も今の治水対策で水位が下がる。水位は下がると言っているんです。だから私は今回、水位を下げない案の名称変更は大変正しいことだったなと思っています。堤防強化及び遊水地併用案と対比してもいいんですけれども。私はこういう状況の下で、流域内対策としての部分で11月30日、五十嵐議長が陳述しておりますけれども、100年、200年先のことでなくて、当面のこういう今現在やっているところを重視してもらいたいということが、今最も急がれる、自然環境を壊さない、太平洋側の苫小牧やその他にも一番迷惑が掛からない対策ではないかなと、こう確信しているんですけれども、市長はどう考えているかお伺いします。次に、質問の3番目、最後ですけれども、農道拡幅問題であります。今、基本高水流量のことを話しましたけれども、僕は農道整備関係のこの間の資料をいろいろと検討、見てみました。これが全部資料でありますけれども、よく読んでもらいまして、悪く言えばいかに開発局の存続、これは統廃合の今の部分を含むと、当時開発局であったんですけれども、でたらめと言っては言い過ぎですけれども、大変勝手な数量、データではないかと。例えばこれを見ますと、管内の輸送量やその他について出ていますけれども、例えば苫小牧フェリー、苫小牧港に行く農産物、さらには千歳空港に行く農産物、資材、これもすべて東地区の道路を通ることになっているんですよ。あり得ない話ですよ、こんなことは。そういうことを含んでまずこういう資料を精査して、そして江別市も農道整備が必要だということになったのか、まず第1点そこをお伺いしておきます。これは私は今後とも国の言うような事業に参画していくこともあるわけですから、公共事業をやる場合の教訓とすべきこととして今質問していますけれども、詳しい数字はここに載っていますけれども、100%、美原で作っても八幡で作ってもみんな農産物、畜産物はあそこ通るんです。原始林の東7号というか、今の東地区の道路に乗っかることになっているわけです。私は恐らくあそこのルートを使うのは、東西野幌を初めとする部分や、鉄南地域にある集荷施設等々が主になると思うんです。札幌市場に行く場合でも、275号の方が僕は近いんじゃないかなと。南幌やその他の人は千歳空港や苫小牧フェリーで輸送する場合に、あそこの農道は僕は通らないと思うんですよ。これを見ると、栗沢町が時間短縮で一番、短縮で言うと54分なんです。約1時間、時間短縮になる。しかし、後ほどの議会答弁を見ましても、その一番時間的に短縮メリットがあると言われる栗沢町の町長は議会答弁で、メリットがないから降りるというような発言もされているわけでしょう。だから、時間短縮を見ると、夏期の場合で厚別の大曲の地方卸売市場に行くのに短縮時間10分であります。それとか中央卸売市場に行くとき19分の短縮になっています。最近、費用とか効果ということをよく言いますね。それで私は5分、10分、34分のところが24分と書いてあるのかな。今後の部分の費用と効果ということで言いますと、30分が20分になるからどうしても必要だというような考えなのか。費用と効果から見て私は理にかなったようなことになっていないのではないかなと、こう思いますけれども、時間ですので2回目の質問をこれで終わりたいと思います。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

森好議員の再質問にお答えいたしますが、まずマル老に関連してご質問でありますけれども、私の46年時代の話、ちょっと面はゆく聞いていたんですけれども、いずれにしても私は、余り今の置かれた時代を恨むとか、昔は良かったとか、今の時代は不幸な時代に生まれたとか、余りそういうことは避けたいと。懐古趣味という言葉もあれば、温故知新という言葉もあって、過去は大事なんですけれども、今の置かれた状況は直視するしかない。率直に申し上げて、私は山田前々市長が亡くなられたとき、葬儀の場でもこの医療の取り組みに対しては評価をしたごあいさつもさせていただいていますけれども、その時代はそういうことで私は敬意を表していますけれども、今の時代はとにかく良い悪いは別にして、国、地方合わせて666兆円という大きな借財の中にあって、とにかくもう右肩上がりの方向には行かないんだというこれはやはり受け止めざるを得ないと。そういう中で考えたときに、さらに今、国の状況は今答弁申し上げた状況になる中では、到底マル老については持ちこたえられないといいますか、さらに年齢が上がってくるとなるととても、いろいろな数字の計算で倍率で、やれるだろうというご指摘もありましたけれども、到底、今のこの見直しに係る問題もいろいろ懸念して、国がどこまでそれに対して、段階とは言いながら年齢75歳までやる。9割がどういうふうになっていくのかによって、財源はよく見えないんですけれども、いずれにしても国保財政にとっては厳しい状況が出てくる。そういう中では、率直に申し上げて、老人医療についてはかなり思い切って、見直すということは両面あると言いますけれども、はっきり申し上げて、市民の皆様方にも痛みというかそういう余地も含めた見直しをせざるを得ないだろうと、こんなふうに思っていまして、そんなことでご批判はまたそれぞれのお立場であろうかと思いますけれども、この件に関しては大変厳しい状況の中ではそうせざるを得ないというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。それから、千歳川放水路に関連した新遠浅でありますけれども、私自身は、とにかく合流点はどれをとっても江別的にはもう論外なんですけれども、でも検討も駄目とは言いませんと。十分客観的な検討をしてほしい。それと同様に、新遠浅についても、ミニ放水路だという言葉に置き換えられて、検討することも、非常にいろいろな影響を与えるということで、検討を避けるということは困る。新遠浅についても森好議員も言われているとおり、放水路から見たらかなりトーンが下がる。それはお認めになられていますけれども、いろいろな面であの手法についてはもう少し専門的に、科学的に、対外的に検討することも駄目と、こういうことは困る。やはり客観的にいろいろな面でかなり私は現実的な、いわゆるサイフォン方式ということで、水源を切らない形の内容とかいろいろあるわけですから、それを対外的に見える形で検討してほしいということは私は変わらないというふうに思っていましていずれにいたしましても、千歳川水域は非常に特殊な川ですから、水位を維持したり上げるということは危険が裏腹にあるわけですから、やはり下げるというかそれを念頭に置いた考え方に立たざるを得ませんし、私は流域外は一切、水というのは上から下に流れますから、上流の水を下流に流すなとか、支流の水を本流に流すな、こんなことを言っても論外と同じように、私は天下国家の水の流れでは、場合によって、時には流域外もあり得ると。ただ、リスクは何も背負わないで全部ほかへ回すということであれば、それは理不尽かもしれませんけれども、大所高所から見て理解を求めたいということでは、我々下流にいる市の市民の願いだと思っていまして、そんなことで、いずれにしても、当面策としては私ども否定はしておりませんで、いろいろな案、堤防強化その他については早目にやってほしいということではお願いしていますので、ご理解をいただきたいと思います。ほかについては経済部長から答弁申し上げます。

答弁 経済部長 河上義之(経済部長は2002年3月まで)

私から、農道整備事業に係ります調査の関連につきましてお答えいたします。ご案内のように、江別市の農業は、米の生産調整以降は収益の高い野菜や花きの導入が積極的に図られまして、稲作複合経営が定着しつつあります。しかしながら、農産物の輸送は幹線の国道12号、274号によりまして、札幌市場や集積地の貨物ターミナルなどとアクセスを図ってきたわけでございますが、当市に隣接する南幌町あるいは栗沢町におきましても同様なことがございまして、特定地域農用地総合整備事業というのは必ずしも農道だけでなくて、農地の基盤整備を含めた広域的な事業でございます。その中で今回の農道拡幅に係る調査でございますが、これまで国が行ってまいりました調査は、平成9年、10年という2か年で基本調査、そして11年度から本年までの3か年を掛けて地区調査ということで、交通量、環境影響、それから計画路線の比較検討、沿線の農協や農業者などが利用する地元農産物の輸送状況などの物流調査などを実施するとともに、この計画が将来的に地域の農畜産物の流通改善により、効率の良い農業輸送が図れることなどを目指しまして、事業化の可能性について調査を実施してきたものであると受け止めております。市長答弁にありましたように、平成13年2月の農協合併などによる農畜産物等の物流体系の変化が明らかになり、農業計画路線での交通量の減少ということが明らかになったことから、今回、農道整備の採択要件を満たすことができない見通しになりましたが、このことが札幌開発建設部からの報告がございまして、これまでの調査はあくまでも事業化の可能性を求める調査であったと、このように受けておりますので、そのようにご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

質問 森好勇

3回目ですので、最後ですので、予算特別委員会が3月に行われますから、個別な部分、具体化な部分になってから、予算特別委員会に私、入ろうと思っていますので、そのときにまた論議を交わしていきたいと思いますけれども、できれば、もう固まっているかも分からないけれども、そういう財政事情が厳しくても、30年前の小川市長が熱弁を振るったそういう立場で対処願いたいということを一つお願いしておきます。二つに、今、経済部長も答弁しました交通渋滞の緩和等々、農作物を早くに市場や大消費地札幌に運びたいということだったと思うんですけれども、先ほどちょっと例を言いました。しかし国でもそうですけれども、営農予算よりも農業土木が多いと言われている日本の従来の農林水産予算ですけれども、私はそういう点で、例えばいろいろな立派なデータを作っております。野菜も転作率によって2.1倍だというようなこと、江別の場合は約6割ぐらいの転作を強いられていると思うんですけれども、後継者問題も出ています。将来の農家戸数も出ています。しかし、市の農業整備計画から見ても果たして符合するのかなと。なおかつ、現状を認識した場合、これはちょっと古い資料ですね。平成8年から9年に作った部分のそういう農家戸数とか、ファクターというのはそうなんですけれども、実際にはこれ以上に衰退というか後退している部分が明らかなんですよ、見たって。私は、こういう開発局の出した資料というのをうのみにせいというわけではないけれども、よく分析して対応していかなければいけないのではないかなと。それが今後のいろいろな公共事業にも、的確に中止になったことをいい教訓として生かされるんではないかなと、こう思ってくどくどとしゃべっているわけであります。一つだけ聞きますけれども、この中で、地元調査等の部分で、平成9年7月16日に市の方の担当課長、土木事務所長、それと札幌開発建設部の対策班等々が聞き取り調査というのか意見交換をしています。この中で、この議事録を見ますと、慶祥高校との約束、こういうことが書かれております。慶祥高校との約束があると。これ何の約束なのかね、慶祥高校の約束はね。間違いました。平成9年6月27日です。ここでは担当部長と農業振興課長が江別側から出席しまして、開発建設部からは農業開発第二課の課長さん、いろいろ出ています。この中で、「本路線については慶祥高校との約束もあり」、こういう文句が議事録にあるんですけれども、約束というのをひとつ教えていただきたいと思います。農道整備関係についてはそれです。それと、先ほど第2質問でした費用・効果、時間短縮になって、その部分を含んで財政的な部分の比較で、確かに5分、10分と短くなったけれども、こういう部分で、5分、10分ですよ、短縮になったと。そういうことで大いに後押しできるような短縮時間なのかなと、こう思うんです。5分、10分なら今までの部分でいいんじゃないかと。今まで30分掛かったところを20分、25分という部分で、こういう部分の時間短縮というのは果たして、確かに10分でも時間が短くなるということは利用者にとっては好ましいわけですけれども、私は費用対効果的な部分を考えると、この程度の時間というのは、従来の路線を走っても別に支障なく農産物は市場に行くんではないかなという感じを持っているんです。この程度ならですよ。5分、10分ですよ。というようなことで、再度その辺のことも、効果の問題についてお話をお願いしたい。あと要望ですけれども、いろいろとご丁寧な雇用問題や何かありました。特に私は建設・土木労働者や季節労働者、冬の仕事確保、庁内的に担当、関係する課長は、プロジェクトというかそういう部分を検討されることは結構だと思いますね。それで、昨年も緊急な部分として季節労働者に除排雪か何か、バス停か何かやったと思うんですけれども、これも早急に規模を拡大してもらいたいなと。昨年は120万円程度で80人工ぐらいなんですけれども、是非ともそういう部分を含んで拡大をお願いしたい、こう思いまして、3回目の質問を終わらせていただきます。以上です。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

農道に関しては、これは江別だけでなくて、たまたま南幌町あるいは栗沢町という1市2町との関連の中でそういう判断をしてお願いをしてきましたけれども、たまたま今の約束云々という部分は、いずれにしてもあの地区に慶祥高校があって、交通安全の課題ということでは要望があって、それには交通安全どうでもいいということにはなりませんで、できる限りその点については今後努力をしていきたいということで申し上げていますし、今日の答弁の中でもちょっとそんな意味では課題として受け止めているという点でお答えしておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

答弁 経済部長 河上義之(経済部長は2002年3月まで)

本農道整備につきましては、時間短縮だけでなく、農業振興全体の関係でこれまでいろいろ調査を国の方で行ってきたということでございます。以上でございます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

出典:江別市議会 平成13年第4回定例会 2001年12月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる