みんなの議会

秩父別町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日

高齢者世帯への除排雪補助金制度の柔軟な運用について

2024年3月11日、秩父別町議会の一般質問で、藤岡浩文議員が「高齢者世帯への除排雪補助金制度の柔軟な運用について」質問し、町長 澁谷が答弁しました。

質問者
藤岡浩文 議員
答弁者
町長 澁谷

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 藤岡浩文

それでは私の方から高齢者世帯への除排雪補助金制度の柔軟な運用をと題して質問をさせていただきます。雪国に住む高齢者にとって一番の重労働は、降った雪の処理です。特に一戸建てに住む高齢者には、毎日の雪かきに加え、屋根の雪下ろしや雪庇落としなど重労働であるとともに常に危険が伴うものであり、毎年のように除雪中の事故が新聞やテレビで報道されています。町内においても、今シーズン数名の方が除雪中における事故により怪我をされ、今も入院されている方もいらっしゃると伺っています。そこで、町としては特に高齢者世帯に対し除排雪費用の一部を補助することとして、町内の指定業者による除排雪作業が実施されており、利用者の方には大変喜ばれています。しかしながら、今シーズンは頼んでも事業者が作業に来てくれないという事例が多発しており、この補助制度は事実上機能停止状態になっていると言っても過言ではないと思われます。町長が常に言われている「この町に住んで良かった」と高齢者の方に実感していただくためにも、今後どのような対策をとられるのか、町長のお考えを伺います。

答弁 町長 澁谷

藤岡議員のご質問にお答えをさせていただきますけれども、その前に、議員の質問通告書に「この補助制度は事実上機能停止になっている。」というご発言がありますけれども、本事業には30万円の予算をいただきまして、この冬において16件の方がこの制度を利用して除排雪をされておりまして、昨日までに24万円の支出をさせていただいております。また、私のもとには「助かった。」とか「これからも続けてほしい。」といった言葉も耳に入ってまいります。私どもは、議員がおっしゃるとおり、「この町に住んで良かった。」と言っていただけるように、日々模索しながら政策を実行しているところでありますけれども、何をもって「機能停止」とされているのか理解ができない状況でございます。そのうえでお答えをさせていただきますけれども、今年度におきましては、当初予定していた業者の方々が、人手不足のため対応が難しかったことは事実でございますけれども、業者の方々にも精一杯ご努力をいただいた結果でございます。また、私が聞き及んでいる事例の中には、「電話での依頼があった翌日に作業をしてほしい。」ということで言われまして、対応ができない旨をお伝えいたしましたら、激高されて電話を切られたといった事例もあったようでございます。業者の方には、本業が休みの日、あるいは時間が空いた日に除排雪をお願いしているわけでありまして、あくまでも業者の方々の善意に頼ってやっている事業でございます。その辺りを町民の皆さん方にしっかりと周知をして、理解をしていただいていなかったということは私どもも反省しなきゃいけないというふうに思っているところでございます。さらに、業者の方は本制度が始まる以前から除排雪を依頼されている、各家庭から依頼されているご家庭もありまして、なかなか手が回らなかったのも事実でございます。そこで、令和6年度におきましては、早い時期から除排雪をお願いできる業者の方を募集することといたしますし、さらに、町内の業者に限らず北空知、深川市を含みまして、北空知圏域にまで業者の方を広げて呼びかけをしてまいりたいというふうに思っているところでございます。ただ、屋根の雪下ろしは高所での作業で危険であることからですね、なかなか人手の確保には、どこの市や町でも苦慮しているのが現状であります。そういったことから、町民の皆さん方全ての要望に応えられるのかは不透明な状況でありますが、そういったことで、早めに手を打っていきたいというふうに思っております。また、今程申し上げました他にも、他の自治体の状況を参考にしながらですね、ベストなことはできないとしても、よりベターな方策を検討してまいりますし、今年度のような事態、これが想定されるのであれば、この補助制度をもう一度始めから、根幹から見直していかなければならないと、思っているところでございます。また、さらに議員の質問にあります「柔軟な運用を」ということでの答弁になったのか疑問でございますけれども、以上申し上げまして、議員の質問に対するお答えとさせていただきます。

質問 8番 藤岡浩文

一部不適切だというふうにおっしゃっていただきました。そんな表現になってしまったことをお詫び申し上げたいと思いますが、私がいろんな高齢者の方の除雪に対してお伺いしている限りでは、来ていただけないという方ばかりの話だったものですから、そういうふうに、ちょっと他の方でもう少し確認できれば良かったのかなと思って反省しております。柔軟な対応という部分に関しましては、最初のこの補助金の制度の考え方としては、屋根雪下ろし、それからしばらく経ってから、落ちた雪も対応するというような流れになっていたかなと思いますけれども、今般の暴風雪といいますか、異常気象の中での風雪の災害で色々、困る時期というのは一斉に皆さん困っているというような状況で、業者の方も少ない人員の中で対応していただいているというのは十分に理解をしておりますが、雪国だからこそ屋根雪等の処理に関わらず、町も昔から町道等の除排雪を近隣の町に比べて綺麗にやっていただいているということで、大変有難いと町民の皆さんも喜んでいるのですが、だんだん高齢化になってきますと、その綺麗に除雪していただいた雪が家の周りにどうしても残ると、その雪が高齢の方になるほど片付けるのが大変だという話もたくさんの方から伺っています。理解はしているよといわれてはいますけれども、現実大変でありまして、国道沿いの融雪槽に雪を入れるのもだんだんと入れづらく、一斉に入れることになりますので、入れづらくなってきているのが現状かなと思います。今後は秩父別町も高齢化がどんどん進んでいくというのが現状だと思います。その辺の除雪の支援に対することが充実していかないと、なかなか秩父別に長く住んでいただけない状況が増えてくるのかなと。1軒、1人の方ですが、冬の間は本州のところに住んでいると、夏になったら戻って来るという方もいらっしゃると伺っております。どうしても冬、自分達もだんだん、除雪本当に大変なのですが、小さい頃から慣れているといいますか、そういう部分では理解をしておりますけれども、いろんな方が秩父別に住んで、冬の間も快適に住んでいただけるという条件を作っていただくっていうのが行政の仕事の一つかなというふうに思いますので、いろんな部分を検討していただいて、高齢者に優しい町づくりを考えていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 澁谷

この雪については、屋根雪、まず屋根雪の話しますけれども、屋根雪は深川の業者に聞いたら、やはり3割しか対応できていないと、1社しか聞いていませんけれども、大変なのだということで、屋根に上がれる人がなかなかいないというようなのです。それと今議員が言われた雪についてはですね、屋根雪に限らず、道路の除排雪の雪もそうですし、当然機械で雪はねしたら重たいものが残る。それは当然分かるのですけれども、私も実は夢みたいなことを考えてはいるのですけれども、なかなか実際やってくれる方がいないということで苦労しているのですけれども、本当はそれを全て請負っていただける会社というか、法人ができて、そこに町が助成金を出してですね、やっていただければ一番有難いのですけれども、なかなか人手がいない、それこそ人手がいないということになるのですけれども。ただ、この雪については来年、再来年、ずっと続く問題でありますので、私どもも来年からとか、再来年からということではなく、長いスパンで、どうやってそれを、特にお年寄りの方、あるいは体の不自由な方が冬の生活を楽にできるのかこれから、永遠の課題だというふうに思っておりますけれども、一番いいのは水に流すことですけれど、そんなに水もありませんので、そこも含めてですね、除雪のあり方、除排雪のあり方についてはですね、これからまだまだ検討していかなきゃいけないと思っておりますし、喫緊の課題、お年寄りの方や所謂弱者の方が家の周り、あるいは家の周りの重たい雪をどうするかを含めてですね、しっかりと検討を進めてまいりたいというふうに思っておりますけれども、今現在、これといった案というのがなかなか、もっと言えるのですけれど、なかなか賛成していただけないということで、もう少し時間をかけて検討を進めてまいりたいと思っております。

質問 8番 藤岡浩文

私も重々無理な状況の話だというのを承知で質問させていただきましたが、今後町長も今言われたように永遠の課題ということの中では、どこかで少しずつ解決していかなきゃいけないというふうに思っております。お互いに町民が協力し合うような、防災等々にしてもそうなのですが、協力し合うような町づくりというのも必要になってくるのかなというふうに思いますが、自分もそう思ってはいても、なかなか体が動かなくなってくるというようなことで、難しい状況だとは思いますが、行政手腕をお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。有難うございます。

出典:秩父別町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる