秩父別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日
タクシー補助券の追加について
2025年12月10日、秩父別町議会の一般質問で、藤岡浩文議員が「タクシー補助券の追加について」質問し、町長 澁谷が答弁しました。
- 質問者
- 藤岡浩文 議員
- 答弁者
- 町長 澁谷
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 藤岡浩文
それでは、私からはタクシー補助券の追加についてということでご質問をさせていただきたいと思います。町では、高齢者の皆さんが幸せを感じて長く住み続けていただけるまちづくりを目指し、各種の施策を進めておられることに感謝申し上げます。さて、表題のタクシー補助券についてですが、高齢者が日常の買い物や通院、酒酔い運転防止など、運転免許証を返納された方など使い方はそれぞれですが、高齢者の足として1割負担で利用できる他に類を見ない秩父別独自の素晴らしい事業であり、利用される皆さんから大変感謝されています。近年、高齢化が進み、タクシー補助券の利用も増えていると思われますが、そんな中で80歳を超えた方から「三冊目のタクシー補助券がもう無くなる。何とかもう一冊もらえないか」とお話をされました。その方は、工夫しながら大切に使ってきたが、雪の季節になってきて自転車も使えない、歩くのも大変でもう一冊あれば何とか冬を越せると思うという悩みを話されていました。離れて暮らすお子さんからも同居を勧められているが、慣れ親しんだ秩父別町で暮らしていきたいと思う気持ちが強いのだとも伺っています。公金を使う関係上、公平性も保たなければいけませんが、このような方のケースは一定数いらっしゃると思われます。ぜひ、タクシー補助券の増刷をされてはいかがかと思いますが、町長のお考えをお伺いします。
答弁 町長 澁谷
藤岡議員のご質問にお答え申し上げますけれども、本町のタクシーの助成事業でありますけれども、高齢者の方の買い物や通院といった生活の足を確保するとともに、外出機会の創出による引きこもりの防止や、生きがいづくりを目的として平成25年から継続している事業でございます。さらに、近年増加傾向にある高齢ドライバーによる交通事故、これを背景にして、運転免許証の自主返納を促すことにも効果的な事業であるというふうに認識をしているところでございます。事業の内容につきましては、利用状況や公平性などを総合的に勘案いたしまして、その都度、柔軟に見直しを行ってまいりました。当初は満65歳以上の方に2冊計60枚を交付して、半額助成でありましたけれども、平成27年度には助成割合を7割に拡大して、平成29年度には対象年齢を満60歳以上に引き下げまして、最大9割助成としたところでありますし、そうしたことで高齢者世帯の方の経済的な負担の軽減、そして利用の促進を図ってまいったところであります。さらに、令和2年度には、60歳から64歳の方の交付枚数を30枚に縮小する一方で、70歳以上の方には年度始めに2冊60枚を交付し、必要な方には1冊30枚の追加交付をして、合計3冊計90枚まで利用できるようにするなど、町民の皆さんの要望に臨機応変に対応してまいったし、利用実績やニーズに応える形で改善を重ねてまいりました。さて、現在の制度で、助成券を最大90枚、これを交付したとすると、自宅からの往復の利用を想定した場合に、月に3ないし4回の買い物や通院が可能となりますし、日常生活の支援として一定の効果があるものと考えております。直近の令和6年度の利用実績につきましては、対象者1,118人に対しまして、交付者数は703人で交付率は62.9%であります。また、実利用者数は335人、1人当たりの利用枚数は17.4枚、さらに1人当たりの年間助成額は21,377円でありますし、1枚当たりの利用金額は平均で約1,222円ということでございます。また、令和6年度において、追加交付となる3冊目の30枚、これを受領された方は31名おりまして、交付率は対象年齢の70歳以上の人口の約4%にすぎません。さらに、3冊目の交付を受けた方ですでに残枚数が10枚を切った方は8名と少数であることから、議員ご提案の4冊目の追加交付につきましては、想定される申請される方はごく一部であると思っておりまして、この事業を利用されない方とのバランスを考慮した時に、事業の執行に公平性を欠くものと考えるところでございます。また、今ご指摘のあったタクシー助成券を利用する際に、要綱に合致しない形で乗車されている方がいるという情報もありますことから、これから改善に向けた取り組みも進めてまいらなければいけないというふうに思っております。いずれにしても、今後も高齢者の皆様方が住み慣れた地域で安心して生活できる環境づくりに努めてまいりますので、ご理解いただきますようにお願いを申し上げます。
質問 8番 藤岡浩文
有難うございます。実情はあまり利用がないということは十分理解をしておりますけれども、潜在的にもう1冊あれば大した助かると、特に冬の場合は助かるという方が一定数いるのじゃないかという私の判断でございますし、またお年寄りの方からもそういう何人かの意見も伺っておりますので、今回質問に至ったわけですが、実際特に冬の場合、特に高齢者ですね、だんだん夏は自転車等で買い物できたりして、隣近所と誘い合わせて買い物だとかして大事に使ってきているけれども、どうしても行ったら帰ってくる、1回2枚使うと、それで90枚いただいても45回の買い物にしか使えないという計算でございますので、その辺は先程言いましたけれども、隣近所と上手く時間を合わせてできないのでしょうかという話も私もさせていただいたのですが、なかなかそういう友達もいないと、どうしても1人になってしまうと、それで時間帯もなかなか合わないというような意見もいただいておりましたので、それじゃあなんとかもう1冊できるような特別な措置にならないかということで話をしてみましょうということになったのですが、例えば4冊目の自己負担率をね、今は1割ということで自己負担で乗れるわけですが、それが増えてもいいという本人の、お年寄りの方の意見もいただいておりますので、その辺も柔軟な形で公平性を保つという意味ではそういうことも考えてもいいのかなというふうに私も思いましたので質問させていただきました。いずれにしても、お年寄りが長く秩父別に住んでいただくということを基本に考えた場合は、ある程度の柔軟な運用ですか、それも考えていく必要があるのかなというふうに思いますので、今後十分検討いただければというふうに思います。よろしくお願いします。
答弁 町長 澁谷
今議員から貴重なご意見いただきましたけれども、今申しましたようにとにかく3冊使い切る方が少ないという現状の中で、公平性を考えた時にどうなのかということでありますし、もう1点は事業執行、予算を執行する側と受ける側との考えの差といいますか、どこまで福祉をすれば満足していただけるのか、極端な話家まで迎えに来いと言われても、毎回来いと言われてもとても対応できない。それがどこでお互いに我慢してやっていけるかということを考えながらですね、今後今議員が言われたように、例えば4冊目の負担を上げるとか色々な方法もあるでしょうから、それも含めてですね、検討させていただきたいと思っております。
質問 8番 藤岡浩文
前向きな意見をいただいたというふうに理解をさせていただきますけれども、お年寄りの方本当に大事にタクシー補助券使っているというふうに思います。だから3冊目がもう残り少なくなったということであれば、もう本当にどうやって残りを使っていこうか、誘い合わせて行こうとか、色々苦労しているっていう現状は実際にあるわけですね。ですので、もう1冊あるっていう余裕があれば、自分の、例えば病院に通うですとか、買い物だとか色々自由にっていうのですか、ちょっとおかしな表現かもしれませんけれども、使えるような状況が生まれるのじゃないかなというふうにも考えます。特に冬場についてですね、そういう特例措置と言った方がいいのかもしれませんけれども、そういうことも考えていただきたいというご老人からの要望もありましたので、今後ですね、色々な状況を考え合わせながら施策を進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。私からは以上です。