みんなの議会

秩父別町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月8日

カラスを含めた有害鳥獣の対策について

2021年9月8日、秩父別町議会の一般質問で、大野敬議員が「カラスを含めた有害鳥獣の対策について」質問し、町長 澁谷が答弁しました。

質問者
大野敬 議員
答弁者
町長 澁谷

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 大野敬

続いてですね、2点目でございますが、カラスを含めた有害鳥獣の対策についてお伺いいたします。道内において、熊が人を襲う事案が多発しまして、死傷者も出ております。本町においても、墓地周辺で熊の目撃情報が相次いでおりまして、町では注意喚起の立て看板だとか熊の箱罠を設置して熊の捕獲に努めておりますけれども、町民の方からは不安の声も聞かれております。今後、住宅地への出没などを想定しまして、地元猟友会や警察と連携した具体的な訓練や駆除計画などを策定する必要があると思います。他方、昨年から本町に飛来するカラスの数が異常に多いように感じております。市街地のあっちこっちでものすごい数のカラスがですね、電線の上に止まっておりますけれども、これは異様と言うより私はあの下を通るとですね、恐怖感を覚えるほど多いのです。それで、カラスの糞、通学路を汚染しておりまして、子ども達の通行にも支障が出ていると、そういう状況も見られます。町の景観からしても何か道路が白くなって汚いなという不潔感も感じます。本町では、カラスを有害鳥獣に指定しまして、銃による駆除なども猟友会にお願いしているところでありますけれども、ただ、銃による駆除は市街地で家のあるところですね、銃を撃つ訳にはいかないのです。そういうもので、銃の駆除っていうのはですね、なかなか限界があって、効果が薄いというふうなことも聞いております。カラスは何でも食べる雑食性でございまして繁殖力も強い。子育てをしているカラスは攻撃性もあるという事で、今後このカラスが増え続ける事によって、町民の安全・安心という面でもですね、放置できない問題が出てくるのではないかとそういうふうに思います。カラスに対しては、カラス用の箱罠を設置する、あるいはカラスが集まる場所などに対していやな音を流すだとか、あるいはいやな光や色を照射するなど、カラスを住み着かせない対策が大事だと私は思うのです。町では、有害鳥獣に対して、予算をつけて継続的な駆除を行っておりますけれども、シカはかなり捕っているようでございますけれども、シカを除いては十分な成果をあげるまでには至っていないというふうに認識しております。そこで、カラスを含めた有害鳥獣対策について、今後町としてどのようなことを考えているのかお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 澁谷

大野議員のご質問にお答えいたしますけれども、実はこちらも伺いたい位なところでございまして。国内に生息する哺乳類あるいは鳥類の野生動物は、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律によりまして保護されておりまして、狩猟期間以外は農業被害等特別な事情がなければ、個体の捕獲、あるいは卵の採取等を禁じられているところでございます。しかし近年は、本町においてもシカなどの有害鳥獣による農業被害が増加傾向にありまして、被害を未然に防止するために鳥獣被害防止特措法に基づく秩父別町鳥獣被害防止計画を策定し、駆除を行っているところでございます。具体的な取り組みといたしましては、北海道猟友会北空知支部秩父別部会、罠免許所有者及び農事組合長等を構成員とした秩父別町有害鳥獣被害対策協議会が中心となりまして、罠や銃を用いて有害鳥獣の駆除に取り組んでいるところでございます。駆除の対象となる鳥獣につきましては、ヒグマをはじめエゾシカ、アライグマ、キツネに加え、カラスなどの鳥類で、令和2年度の捕獲実績は、エゾシカが36頭、アライグマが24頭、カラスが2羽で、本年度におきましては8月末現在でエゾシカが28頭、アライグマが46頭と昨年度を上回る数が捕獲されております。ヒグマにつきましては、昨年度、本年度と人里近くでの目撃情報が多く寄せられておりましたけれども、箱罠を設置して捕獲体制を整えておりますけれども、捕獲には至っていない状況でございます。議員からのご指摘のありましたカラスにつきましては、近年、夕暮れ時の市街地に数多くの個体が確認されておりますし、また糞害など住環境に悪影響を及ぼしていることから、先般空知総合振興局に対応について相談しご指導をいただいたところでございます。カラスは、習性として昼間はそれぞれ少数で活動いたしまして、日暮れ近くになって、ねぐらから少し離れた市街地の電線などに一度集まって、そこから一斉にねぐらに帰るという事だそうでございます。ご提案いただきました箱罠の設置につきましては、夕方、市街地に集まるカラスにつきましては、すでに餌を食べた後でありまして、罠の中の餌にあまり興味を示さないという事でございます。それから逆に昼間置いておきますとそこの時間帯にカラスを誘引することになるという事で、環境被害の拡大が懸念されているところでもございます。また、箱罠による捕獲につきましては、捕殺を目的としていることから市街地等を避けて、愛鳥家に配慮しながら人目を避けて、衛生的で安全が確保できる場所に設置しなければいけないという事でございます。さらに、議員ご指摘のとおり、住宅地の銃の使用が認められていないという事でございまして、市街地でのカラスの駆除は私どもも頭を痛めている状況でございます。市街地でのカラス対策としては、捕獲よりも音や光による追い払いが基本となっているのかなと思っておりますけれども。このため町では、生涯学習センター北側のごみ集積所に、超音波発生器を設置して試験を行っておりますけれども、継続的に行っておりますとカラスも慣れてまいりまして、効果が薄くなってきておりまして、抜本的な解決策が見いだせないという状況でございます。今後もですね、全国的な対策事例、有用な対策事例の情報収集に努めまして、秩父別町有害鳥獣被害対策協議会等関係機関と本当に協力しながら、なんとか対応してまいりますので、ご理解をいただきますようにお願い申し上げます。

質問 8番 大野敬

町として色々と有害鳥獣対策、これをやっている事は十分私も理解しております。ただ、本町の有害鳥獣対策の核心部分、これは今町長が申し上げましたとおり、シカだとかアライグマだとか、そういう農作物被害の害獣が中心だとやっぱり思うのですよね。ヒグマとかカラスとかに関しましてはですね、産業課に有害鳥獣対策の係の方おりますけれども、ヒグマ・カラスについては係の方よりも町の猟友会の方のほうが知識が豊富だと思うのです。特にヒグマについてはですね、箱罠の方に誘い込んでこう捕まえる訳でございますけれども、罠の設置場所だとか方法、あるいは餌の取り付け方とか、餌多く生きたとかこういう非常にマニアックな知識がやっぱり必要になってくると思う。ですから、こういった部分もやっぱり猟友会にも必要。カラスも駆除ばっかりじゃなくてどちらかといったら、追い払う方が、撃退する方がカラスを全体的に少なくするという方法があると思うのです。そういう様なもので、役場の職員の方が毎日カラスを追いかけて町の中を歩くのはですね、大変町の職員の方そんなにたくさんいる訳ではありませんので、これは私は限界もあるし無理だと思うのです。ですから、これもやはり猟友会にお願いするような形になろう、その方が私はいいと思います。また1つ、再質問になりますけれどね、町内の猟友会メンバー全部で5人います。猟友会メンバー、5人いますけれども、その方達にですね、カラスの駆除ですとか撃退、これを委託する事は可能かどうか、これが1点目。それともう1つはですね、熊が町の中に出てきた、熊を一撃で倒すにはですね、消防団駆り出してカマだとかクワ持ってきても駄目なのです。やっぱり銃が無くちゃ駄目なのです。それで今猟友会の方で銃を扱えるハンター、これが3人います。ただ3人じゃとてもじゃないが熊に対応できない。そういう事で、銃を扱えるハンター、これをやっぱり自前でですね、町で育成する事も大事じゃないかと思うのです。このハンターを育成するために助成制度といったものを設ける事は可能か否か。特に私はハンターの中でもですね、全部が全部民間じゃなくて役場の職員の方にもですね、1人はやっぱりハンター位育てる形で。ハンターになるには銃だって半端じゃないのです。1丁30万位するのですよ。それで猟友会のメンバーになったら、毎年5万円位ずつ払うのです。その他に弾代だとか色々なお金かかるのです。常時銃というのはですね、私元警察官ですから撃って当たるものではないのです。やっぱりしっかりとした訓練をしないと銃は当たりません。そういう事も含めてですね、ハンターを育成するっていうのはなかなか難しいものなのですけれども、これを個人任せにするのではなくて、町の方で助成金を出して育てる。そうでないと、3年程前に島牧村っていう村がありますけれども、あそこの熊騒動、あれで2千万円近くのお金が吹っ飛んでいってしまったのですね、ハンターに払って。そういう事になるのです。ですから、やっぱり熊に対しては、秩父別で町独自の対策っていうの、こういったものもやっぱり必要でハンターも自前で育てる。この2点について、ハンターの助成金を出せるかっていうの可能かどうか、それとカラス辺りは猟友会に委託する事は可能かどうか、この2点で再質問します。

答弁 町長 澁谷

まず有害鳥獣、カラスも含めてクマも全てですけれど、委託するのは可能だと考えております。それからクマについてですね、箱罠とか色々おっしゃっていただきましたけれども、恥ずかしながら本町ではクマの知識持っている者はいないものですから。昨年から沼田町にお願いして、かなり詳しい人がおられるので、昨年も7頭だか8頭捕った人がいるものですからその方に場所も聞いて、5条の奥の方にここを通る、通りやすい場所だっていうふうに餌の仕掛けも全部教えていただきまして、沼田の方にすべて場所も習ってつけている、ですがまだ入っていないのが現状であります。それから、猟友会のハンターですけれども、ハンター5人いるのですけれど、鉄砲を撃つ人はいるのですけれども、ライフル撃てる人まだいないです。散弾銃しか持っていないので、ライフルにはまだ年数足りないので、それも沼田にお願いしている様な状況なものですから、今議員おっしゃった様にとてもクマは散弾銃で死にませんので、ライフルが必要なので。それも含めてですね、これからどういった対策か、町でできる支援については、検討してまいりたいと思っております。有難うございました。

質問 8番 大野敬

有害鳥獣とかいろんな形で質問しましたけれども、やはりこのまま放置すると、町の中で洗濯物干せない位のひどい状態になる。やっぱり今のうちに撃退するっていうのが大事ですので、ぜひそこら辺を積極的な、猟友会を活用するなど積極的な対策を1つお願いします。以上でございます。

出典:秩父別町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月8日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる