みんなの議会

秩父別町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月9日

認定こども園の増改築について

2021年6月9日、秩父別町議会の一般質問で、岡崎稔議員が「認定こども園の増改築について」質問し、町長 澁谷が答弁しました。

質問者
岡崎稔 議員
答弁者
町長 澁谷

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 岡崎稔

次に、認定こども園の増改築、これについてご質問させていただきます。本町は、他の市町には類を見ない、中身の濃いですね、子育て支援策を講じておりまして、町の人口が微減する中、保育所、認定こども園でございますけれども、ここの入園者はここ1 0年間50人から70人程度で推移してございます。本町の保育施設は、戦前の昭和1 4年に農繁期のみに開設された4ヶ所の季節保育所が最初でございまして、その後、様々な変革を経て昭和43年に秩父別保育所が開設され、平成10年度には子育て支援センターを併設した保育園を現在地に建設したと町史に記載されてございます。当初のスタッフは、私の記憶では多分6名程度であったと記憶してございますけれど、その後、保育の考え方や制度が変革し、現在は認定こども園として0歳から5歳までの子供を6クラスに分けて、保育・教育が行われてございます。そして、13名の保育士さんと1名の事務員さんが勤務するなど、従前の約2倍のスタッフの体制となっているのでございます。保育のあり方が変革いたしまして、多くの保育士が必要となるため、本町では、保育士確保のために本町に勤務することを条件に、学費の補助を行うなどの政策を採り対応されていることに敬意を表するところでございます。しかし本年度、保育のスペースの関係で子育て支援センターをスポーツセンターに移設いたしましたが、こども園の実情を知りたくて個人的に調査をさせていただきました。その結果は、決して快適な保育・教育施設では無いというふうに感じられるところでございます。6クラス、6部屋での保育・教育がなされていますが、日光の全く当たらない部屋が1室、ほとんど日の入らない部屋が1室ございました。また、部屋に手洗い、うがいをする設備が無いため、部屋を出て手洗いやうがいをしなければならない。さらに、現在14名の職員がいるのですけれども、その職員が一同に会することができる部屋、俗に言う職員室的なものが無くて、打ち合わせ等に支障を来たすことがあるということでございました。また、保育室が狭いから、担任の机は有るのですけれども、担当者というのですか、補助員という方になるのでしょうか、担当者の机は無くて、会議用の長テーブルが机となっている状況であり、ロッカー室も無くてですね、着替えも落ち着いてできないとの事でありました。また、職員等の数に対してトイレの数が少なく、苦痛になることが有るということでございました。その他、駐車場のスペースも少なく、朝夕の送迎時には道路が混雑し、事故の危険を感じさせられる状況もときどき見受けられます。これらの原因は、保育教育の考え方の変革により、職員の数、保育教育の部屋数が多くなるなど、建設当時と大きく状況が変化したことにあると思われます。本来であるならば、他の広い土地に余裕のある施設を新築することがベストであるかもしれませんけれども、現在の施設建設には、国や北海道の補助金が投入されており、簡単に取り壊したり、用途を変更する事にはならないのが現実であると思われます。そこで、敷地にも限りがあることから、支障のない範囲で増築をするとか、1部2階建てにして余裕のあるスペースを確保する等をし、良好な環境で将来ある子どもたちが過ごすことができ、働いている方々にも快適に近い施設となるように増改築をしてはどうかと提案をし、町長のお考えをお伺いいたしたいところでございます。よろしくお願いします。

答弁 町長 澁谷

認定こども園の増改築についてのご質問にお答えさせていただきますけれども、現在の認定こども園は、旧保育所の施設が老朽化したことから平成10年度に新築をいたしまして、生後10ヶ月以上のお子さんから5歳児までをお預かりをしております。建設当時は、3歳未満のお子さんは家庭で保育し、3歳以上から保育所を利用するという状況でありましたので、その需要にあった施設を建設したところでございます。認定こども園の入園者数につきましては、50名前後で推移しておりましたけれども、現在は70名前後まで増加しております。園児の増加の背景につきましては、地域の高齢化に伴う労働力不足などにより共働き世帯が増加したこと、さらには、時代の流れとともに保護者のニーズが大きく変化していることに加えまして、町の移住定住政策の推進や、町の子育て支援の充実によるものというふうに考えております。特に、町の保育料の独自軽減に合わせまして、令和元年10月から国の幼児教育・保育の無償化により、経済的な負担が減少いたしまして、3歳未満児の入園が増加したことが大きく影響しております。園児の増加に伴いまして保育士も増員し、認定こども園のスペースが手狭になりましたことから、これまで3度にわたる増改築と利用調整により対応してまいりましたけれども、本年度からは保護者の入園要望に応えられるように、園内に設置をしておりました子育て支援センターをスポーツセンターに移転することで保育環境の改善を図ってまいりました。議員からご指摘のありました、建物の増改築につきましては、敷地面積が限られております事や、2階建てにするためには基礎からやり直す必要があるということで、費用も高額となることから改修を断念した経緯がございます。このため、限られた適正スペースで適切な保育を提供するため、職員室や更衣室、トイレ、机の配置等について、認定こども園の園長をはじめ、職員と幾度となく協議を重ねまして、現在のスタイルとなったところでございます。施設としてはベストであるとは言い難いと思っておりますけれども、今置かれている状況では、よりベターな方法であるというふうに考えております。また、入園児の数につきましては、現在の出生予定数や婚姻数等を勘案いたしますと、ここ数年がピークであると考えておりまして、以後は施設の余剰スペースが出てくるというふうに考えております。このようなことから、町の財政状況を勘案したときに、認定こども園の大規模な改修は難しいものと考えておるのが現状でございます。しかしながら、駐車場につきましては、議員ご指摘のとおり送迎時の事故を防止するためにですね、認定こども園前の駐車スペースを送迎用として使用できるように、現在、職員用の駐車場の確保について検討しているところでございます。今後も保護者と指定管理者であります社会福祉協議会との連携を密にしながら、町民の皆様方に愛される施設となるように努めてまいりますので、ご理解いただきたいと思っております。以上でございます。

質問 4番 岡崎稔

今ご答弁をいただきました、現状の中では増改築は多額の費用を要するので無理だというご答弁でございましたし、あそこで働いている方にどのようにすれば快適に仕事ができる環境を整えられるかという相談もしたというふうに今ご答弁をいただきましたけれども、増改築をする、スペースを広げることができないから、その中で苦肉の策で今はやっているよということかというふうに思います。それから、子どもの数が今後減るのだろうというふうなご答弁でございましたけれども、この間、新聞にも出ておりましたが、国勢調査の結果ですか、2015年の本町の人口が2,513人、2020年の人口は2,330人で183人、7.3%減少したというような形が国勢調査の結果であるというふうに報道されてございました。一方、こども園の入園児の数はですね、住民課の方で調べていただいたのですけれども、2015年は56人、2020年は70人と逆に増加しているような状況でございます。町全体の人口は減っているのだけれども、こども園に入る子どもの数が増えていると。これは先程、保育料の減免だとか色々ありましたけれども、本町の子育て支援策が大きな原因でですね、転入してくる方が増えて子供が減らないのだというふうに思います。今年度の出産予定はコロナの影響で全国的に少ないというふうに聞いておりますけれども、コロナが終焉すればですね、また元のような状態に戻るような事があるのではないかというふうに私は思ってございます。そうなればですね、やはり今の保育所、きつい所、狭い所、それから不便な所、これらの解消にはならないというふうに思います。多額の費用を要するというふうに町長から答弁ございましたけれども、今後例えば中学校の改築であるとかというかたちで非常に大きなお金がかかってくるだろうという事は予想されますけれども、せいぜい私の予想では2億か3億掛ければですね、最大掛けてもですね、それ位掛ければなんとかなるのではないかというふうに思います。新しく基礎も作ってもいいじゃないかというふうに思いますし、外の運動場がございます。あれのほとんど利用されていない所もございますし、そこらをですね、新たに保育室に増築すればかなり改善される部分も出てくるのじゃないかというふうに思いますので、ぜひ多額の費用を要するから出来ないというような事ではなくてですね、検討していただければというふうに思います。最近、ここ1、2年深川市等でですね、新しく保育園が改築されたり、新築なのでしょうかね、改築でしょうね、ございますけれども、話を聞きますと、やっぱり非常に快適な状況で保育・教育がなされていると。それらの情報が、うちに勤務していただいている保育士さん方にもですね、当然入ってくるでしょうし、保育士さん同士の情報交換っていうのもあるかと思います。そうすれば、秩父別ってひどいねという話になってきた場合に今後の保育士確保にもですね、影響を及ぼすんじゃないかというふうにも懸念されるところでございますので、ぜひ前向きに検討をしていただきたいというように思うところでございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 澁谷

まず、2階建ては厳しいところを言ったとおりなのですけれども。あと、増築もですね、私も現場見ているのですけれども、北側ですね、岡崎議員言ったの、多分体育館の北側の空き地だと思うのですけれども、あそこを潰すとですね、まず雪はねが、処理ができないということがまず1点ありますのと、もう1つまた窓ができない部屋ができるということでございます。それから、今年の出生予定数、正直3人でございます。令和3年度。これからもそんなに、倍に増えていくことはないだろうというふうに考えておりますが、これからもちろん様子を見なきゃいけないと思っておりますけれども。今緊急にですね、保育所を改築、増築する予定今のところ私の頭にはないというのが正直なところでございますし、まずその前に中学校をやらなきゃいけないというのが1番頭痛いところなんですけれども。それを見ながらですね、財政状況も勘案しながらですね、あと他の事業もあるものですから、今岡崎議員が2億か、あるいは3億とおっしゃいましたけれども、それにも含めてですね、もう一度今後。ただ、出生人数だけは、これだけはどうしようもね、分からないものですから、それらも合わせましてですね、もう一度、担当とも検討させていただきたいと思っております。

質問 4番 岡崎稔

有難うございます。出生数につきましては、これはもう全然、行政がコントロールできるようなものではございませんけれども。多分、町長も現在の保育所の状況がどういう状況であり、どういう所に不都合な部分があるのかっていうことはですね、現場を見た場合に多分認識されている部分はあるかと思います。そういった所をですね、ぜひ改善するようなかたちで今後前向きに検討していただきたいということをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。

出典:秩父別町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月9日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる