洞爺湖町議会 令和5年3月会議 2023年3月7日
令和5年度予算編成と保育所の新築並びに給食センターの増改築の基本設計について
2023年3月7日、洞爺湖町議会の一般質問で、篠原功議員が「令和5年度予算編成と保育所の新築並びに給食センターの増改築の基本設計について」質問し、町長 下道英明、管理課長 高橋謙介、教育長 渋川賢一が答えました。
- 聞いた人
- 篠原功 議員
- 答えた人
- 町長 下道英明、管理課長 高橋謙介、教育長 渋川賢一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 篠原功
おはようございます。3番、篠原功です。通告の順に沿って質問をさせていただきます。まず一つ目ですが、令和5年度予算編成と保育所の新築並びに給食センターの増改築の基本設計について、この件について、執行方針の中では詳しく述べられておりますし、いろいろ細かいことについてお尋ねしたりとか、また確認したり、そんなことも含めてちょっと質問をさせてもらいたいなと思っています。今回の執行方針、まず最初に、執行方針の中身をずっと読ませていただきました。大変新しい事業も随分入っていて、うまくまとめられているのかなと思う反面、ここままずっと行ったら、基金も取り崩して、財政も破綻に近くなるのかななどと、逆にそんなような懸念もしながら見させていただきましたが、町長は去年改選で、今回新しい1年間の予算編成ですから、そういった面ではやむを得ないのかなというか、逆に頑張っているなと、高く評価もしたいなと思っています。そんなことの中から、指摘したい部分もありますものですから、若干この場で質問させていただきながら確認もしてみたいなと思っています。まず一つ目ですが、執行方針で詳しく述べられているわけですけれども、特に留意したこと、また組み込めなかったことを、予算の中でどうしてもこの中に取り入れられなかった今年度の関係も含めて、もしありましたらその辺の苦労話も含めてお尋ねします。
町の答え 町長 下道英明
今、篠原議員から、冒頭、執行方針について述べていただきました。まさしく私の今回の本格予算編成でございます。そういった中で、施策、昨年いろいろな公約を掲げさせていただいた中で、すぐ直近でできること、またできないこと等も、順次先送りしていかなければいけないというのもあろうかと思います。まずは今年一年、本当に一歩一歩進めていく観点の中で、役場の中で予算編成を組ませていただいたところでございます。令和5年度予算、町長就任後初めて本格予算として町民生活の充実を第一に、子育て支援の充実、そしてまた道路等のインフラ整備、各種産業の振興、教育、文化、芸術など、第2期洞爺湖町まちづくり総合計画に掲げる主要事業を着実に進めることを基本方針として予算編成をさせていただいたところでございます。特に、私のオリジナルの政策と同時に、やはり基本となる第2期洞爺湖町まちづくり総合計画との整合性、そしてまたお互い補完していきながら、編成をさせていただいたところでございます。こうした中、子育て支援の拡充については、子どもたちの未来のための投資でありまして、また、子育て家庭への支援は、働く世代の転出を止め転入につながる移住支援策として政策にも掲げたところでございます。出産祝い金や高校生までの医療費無料化の拡大、また保育所・保育料の完全無償化、また高校生通学費等助成の対象地域の拡大など、過疎債、ふるさと納税寄附金を財源として予算計上させていただいたところでございます。また、新保育所複合化施設に係る設計費、移住・定住、空き家対策として、住まいる中古住宅支援事業補助金を新たに創設し、住宅取得に係る支援なども新規で計上させていただいたところでございます。予算編成上、財政調整基金のほうで2億2,000万円を財源補塡のために繰入れし、大変厳しい財政状況ではございますが、事業の実施に当たっては、中期財政計画により持続可能な財政運営を図ってまいりたいと思います。このような観点から、先ほど冒頭ご質問ございました、組めなかったというところはなく、全般的に網羅させていただいたところでございます。今後ご審議していただく中で、どうぞご審議のほうよろしくお願いするところでございます。以上です。
議員の質問 3番 篠原功
ありがとうございます。今回の執行方針の中で、また、この後予算審議もありますので、この関係について、中身について、また予算の中で詳しく聞きたいと思っていますが、できるだけ無理せずに今後も執行に当たって、確認しながらやっていただければありがたいものだなと思っています。次に参りたいと思います。実は、今回、保育所と給食センターを質問に出していますが、教育の施設等については、教育委員会というのはもともとお金がなくて、財政課のほうから予算の打合せをしながらやっていくので、お金のことについてはなかなかうまくいかないのではないかなと、かねがね私はその関係で見ていたものですから、今回、特に基本設計が盛られていました。給食センターもしかりですし、特に保育所の関係については、入江と本町の統合、そしてまた複合化施設などという話もありまして、私は経済の委員会ですから、たまたま総務委員会のほうに資料が渡されたようでありまして、机の上に上がっていたので、この辺見ましたら、もう工程表まで上がっているのですね。その中で、何点かちょっと気になることがあったものですから質問するのですが、基本設計の中で早いうちに発注したいような工程表があります。この工程表を見ると、基本設計して、その後にすぐ実施設計に移るみたいな話もありますけれども、この辺一般的にいうと、基本設計に回すと業者に丸投げしているような形になります。そうすると、その後、例えば設計変更するとか、ここをこうしてほしいとか、ああしてほしいということになると、なかなか予算から何からみんなかかってきますから、概算が基本設計の中で出てきて、その後に個別に具体の費用が積算されてくると思うので、その辺になってくると基本設計がベースで、実施設計になるまでに希望というのはほとんど出てこないと思うのですよ。それで、特に職場で働いている、例えば保母とか、そういった職員の意見というのはほとんど通ってこないような気がするので、それでその辺含めて、どうなってくるのかも含めて、ここに記載しています今回のカーボンニュートラルの関係、これはどのようなるのか、例えば屋根にソーラーつけるとか、ちょっとした吹き抜けにして採光、太陽光で明かりを取るとか、そういったことも含まれるのかどうなのか、その辺も含めて、今考えておられることについてお尋ねをして次に進んでまいりたいと思います。よろしくお願いします。
町の答え 管理課長 高橋謙介
保育所設計に関する具体的な中身でございます。総務常任委員会のほうでも資料提供させていただいてございますが、令和5年度に基本設計を発注して、設計をつくる中でいろいろ地域の方、現場の方々、利用者の方々、いろいろな方たちでの意見交換を行いながら進めていきたいなというふうに考えてございます。その中で、カーボンニュートラルの点についてでございますけれども、ゼロカーボンシティ宣言をした町でございますので、基本的にはカーボンニュートラルの視点を持ちながら進めていきたいなという形で考えております。具体的な内容につきましては、議員今ご指摘のあった太陽光パネルとかといったこともあろうかと思いますが、設計の中で、現場の意見とか先進地の事例を踏まえながら対応してまいりたいと考えているところでございます。以上です。
議員の質問 3番 篠原功
それが、まずそういうことで分かりましたけれども、このスケジュールを見ると、4月から6月の間に発注するようなことになっているようでありますけれども、昨日の質問でもありましたけれども、具体がまだ決まっていないような気がするのですけれども、この段階でどのくらいまで、いろいろな意見とか、それから、例えばここに書いています3番目に入りますけれども、機動性とか安全性とか、間取りや遊具とか機器とか、備品の配置とか、そういったものを含めて、木造にするのか鉄筋でするのかとか、屋根は雪の関係でその辺もどういった勾配でどういうふうにするのかとか、中の床はどうなるのか、壁はどうなのか。私は、少なくてもこういう時代ですから、保育所などというのは児童の数がしょっちゅう変わってくるので、小さい間取りはするべきでないと思います。できるだけパーティションで仕切るとか、それから棚も移動できるようにするとか、床とか壁とかは木にするとか、全体的に木と取り入れたりして、優しいといいますか、ふだん子どもたちに害にならないようにといいますか、特に最近はアレルギーだとか花粉症とかありますから、そんなものに配慮する換気扇なんかも花粉に対応できるようなのもありますし、冷房と暖房が兼用の器具とかを使うとか、その辺もやっぱり考えながら基本設計の中に盛り込むような仕組みにすべきだと思うのですけれども、そういった考え方というのはいかがでしょうか。
町の答え 管理課長 高橋謙介
議員おっしゃるとおり、小さな部屋を造るより広い部屋をパーティションで仕切れるというようなことは、私たちも今の段階では考えているところでございます。特に保育所と複合化する部分につきましては、稼働率を上げるというような形から、汎用性の高い造り方が必要なのかなというふうに考えております。現場の声や先進地の視察で、どういったものが今現在使われているのか、幼児にとって安心・安全な材料は何なのかとか、使いやすい視点、そういった部分は基本設計の中で十分取り入れていく必要があるかなというふうに考えておりますので、当然、教育委員会内部だけではその辺の部分は分からない部分もございますので、町長部局の建築サイドとも協議しながら、現場の意見も入れながら、造っていきたいなという形で考えております。以上です。
議員の質問 3番 篠原功
これは、保育所もそうですけれども、給食センターも同じだと思います。特に保育所については、いろいろ子どもに優しい、そしてまた職員は機動性が持てるといいますか、例えば死角をつくらないで、どこからでも目線で見えるようにするとかというのが大事なことだと思うので、その辺も配慮しながらやっていただければありがたいなと思っています。もう一つ、協議会でも、私、指摘したこともありますけれども、今のさわやかの駐車場のところが通路になるような、今の計画では予定になっているようでありますけれども、これは送り迎えの車が朝夕必ずあると思うのですけれども、今のままだと、なかなか動線が取れない、それで玄関先くらいにロータリーでも造って、車の安全性、特に送り迎えは日々あるわけですから、その辺は随分配慮しながら、職員の車は別としても、その辺の用地の確保とか、それから冬の積雪の状態で除雪ができるだけできるとか、屋根の雪が前に来ないようにするとか、その辺の配慮も十分気をつけながらやっていただきたいなと思っています。職員の意見というのは、見ているとほとんど入っていないような気がするのですね。これは、保育所もそうですし、給食センターもそうですから、職員の研修、現場で働く人が一番、日々気がつくことですから、先進地とか、特に最近は冷暖房の器具でも備品関係でも随分省力化の器具だとか、逆に利便性の高いといいますか、そういったものがあるわけでありますから、そんなのを十分に勉強、勉強といえば失礼ですけれども、先進地の視察をするとか、そういったことで職員の意見も取り入れながら、取り進んでいただきたいものだなと思っていますので、その辺一言答弁お願いしたいなと思います。
町の答え 教育長 渋川賢一
ただいま、非常に貴重なご意見、ご助言賜りまして大変ありがとうございます。保育所の建設、また給食センターの増改築に当たりましては、この後、住民の方々、また職員の方々とも何度もキャッチボールをしながら、その中で基本設計を進めていきたいと、まずは思っているところでございます。実際、職員の声を生かすという点では、既に室蘭市において、新設の認定こども園が開設されまして、実際にそこをもう既に現場に職員が見に行っているといったような状況もあります。今後そういったような機会も増やしながら、また可能であれば、議員の皆様や町民の皆様にもそういった機会をつくりながら、いろいろな方のご意見をいただきながら、よりよい施設を造ってまいりたいというふうに思っております。また、カーボンニュートラルの関係からいえば、実は国のほうで学校施設のほうで、新しい時代の学校施設検討部会というのが立ち上がっておりまして、昨年度そこのところから最終報告が出ております。保育所と教育機関とは違うのですけれども、大きくいろいろなヒントをいただけるかなというふうに思っております。その中においても、脱炭素社会の実現に貢献するということで、例えば屋根や外壁の高断熱化、またLEDなどとの高効率照明などの省エネルギー化、また太陽光発電の導入の促進、あと環境地域との共生の観点から学校における木材利用など、そういったような部分が非常に参考になる部分も出ておりますので、そういったところも一つの要素に加えながら、利用者目線、また働く側の目線、そして一方では公共施設の在り方やまちづくりといった視点を併せながら、設計実施のほうに向けて進めていきたいというふうに思っております。このたびは、議員のこれまでの経験に基づく大所高所からのご助言を賜り大変ありがとうございます。教育委員会としましても、多額の費用を要する施設建設でございますので、いただきましたご示唆をしっかりと受け止め、町民の皆様から喜ばれるような施設建設を進めてまいりたいというふうに考えております。大変ありがとうございます。
議員の質問 3番 篠原功
大変すばらしい答弁をいただきました。ただいま述べられたそれらもろもろの形に向かって、後世に悔いの残らない施設ができるように念願しますし、ぜひお願いしたいなと思います。よろしくお願いします。次に参ります。