秩父別町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月11日
長期休校に伴う児童生徒の学力向上対策という問題について
2020年6月11日、秩父別町議会の一般質問で、大野敬議員が「長期休校に伴う児童生徒の学力向上対策という問題について」質問し、教育長 小林が答弁しました。
- 質問者
- 大野敬 議員
- 答弁者
- 教育長 小林
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 大野敬
それじゃあ私の方から、長期休校に伴う児童生徒の学力向上対策という問題について教育長にお伺いをいたします。新型コロナウイルスの感染拡大で、本町においても小中学校が長期休校を余儀なくされまして、それに伴い児童生徒の学力低下を懸念する声も聞かれます。文部科学省や道教育委員会では、長期休校による学習の遅れを取り戻すために、夏休みを短縮して授業時間を確保するなどの考えを明らかにしているところであります。また、札幌市では新型コロナウイルスの感染が再び拡大した場合に備えて、市内の全児童生徒にオンラインによる授業を受けられるように、まあ、膨大な数のパソコンを整備するようなことも聞かれます。このように、各自治体において長期休校に伴う児童生徒の学習の遅れ、これを取り戻す動きが見られておりますけれども、特に子ども子育て応援宣言を行って、内容的にもたいへん充実した子育て支援事業を行っている本町にとりまして児童生徒の学力向上は喫緊の課題であります。早急に確かな学力を身につけることができる教育環境を整える必要もあります。そこで、長期休校で遅れた学習時間を取り戻すために、本町ではどのような教育を目指して、児童生徒の学力向上につなげようとしているのか、教育長の考えているところをお聞かせ願います。
答弁 教育長 小林(教育長は2023年3月まで)
大野議員のご質問にお答えをさせていただきます。先ほどもお話いたしましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、町内の小中学校を約3ヶ月間の臨時休業という措置を取ったことで様々な課題が浮き彫りになりました。とりわけ学力向上と学びの保障に向けた課題が深刻なことから、教育委員会といたしましては、これまでも町内の校長会議において効果的な対策について提示してまいりました。具体的には、これまで指導できなかった内容を確実に指導できるよう、家庭学習との組み合わせや各教科で指導する内容の順序の変更などにより授業における重点化を図り、今後、新たに必要となる授業時数を明らかにした上で、長期休業日期間等における登校日の設定について検討すること、次に、児童生徒の負担に十分配慮した上で、年度内に全ての児童生徒が学習指導要領に示された内容を終えること、授業時数を確保するための取り組みとして、児童生徒の発達段階を十分踏まえ1日の授業時間数を増やすなど時間割編成の工夫を行うこと、次に、今後、ICTを活用した学習が一層求められることから、職員研修を通して校内のネット回線の整備やタブレット端末などを用い、個に応じた学習や遠隔授業の在り方について検討を行うこと、学芸会や修学旅行など学校行事の重点化については、それぞれの行事の意義や必要性、各教科等における学習活動との関連を再確認した上で実施、延期、中止に向けた検討を行うことなど、学校再開後の学力向上に向けた取り組みについて、子ども達の学習に著しい遅れが生じることなく、最大限の学びを保障するという観点から、特に指導に必要な授業時数を実質的に確保するよう指示をしたところでありますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 8番 大野敬
確かにこれまで長期間の休みでこの遅れを取り戻すということで、教育関係の方で大変ご努力をされているということは、教育長の答弁から理解するところでございます。ただ、私はですね、教育委員会の方も大変なことに加えて児童生徒の方もですね、大変じゃないかとやっぱり思うんですよ。それで、ある道内の小学校の先生のコメントが新聞に載っておりました。勉強が遅れていた子が休校でもっと遅れて、遅れていなかった子も生活のリズムが崩れて遅れだしたということでありました。こうした勉強の遅れた子、まあ、私も子供のころは全然勉強をしないでかなり遅れた人間でございまして、特に勉強の遅れた子はやっぱり不登校になるんじゃないかというところも懸念しているんですよね。授業優先で勉強を強いるというと勉強をしたくないと、勉強をしたくないから何か理由を付けて休みたいと、私の子供のころを思い浮かべているところでございますけれども、こういった不登校になる子供が出ては大変だと、私はそういうことも懸念してます。それで深川だとか岩見沢あたりではですね、退職教員等が放課後教室だとか補習教室とかそういったものを開いて、児童生徒の学習をサポートしているという記事もありました。そこで再質問をさせていただきますが、本町では小学校と中学校にそれぞれ学習支援員の方を配置しております。この学習支援員の方、長期休校後どのような個別指導をしているのか、この学習支援員の方の活動内容をちょっとお伺いいたします。
答弁 教育長 小林(教育長は2023年3月まで)
学習支援員につきましてはですね、現在、小学校、中学校にですね、置くという形でもって進めているんですが、何せなかなかですね、人材がいないということで現在は置いていないんですけども。これまでの学習支援員の役どころとしましては、やはりそういった学習に若干遅れのある児童生徒に対してですね、そういった補助というかですね、そういう形でもって、もちろん授業中もありますし、放課後もそういった特別な時間をセッティングして指導するという形でもって、指導していただいております。ただですね、他の市町村もですね、同じような取り組みをしていると思いますけども、やはりそういった学習支援員だとか、それから退職教員だとかそういった方をですね、できるだけ有効に使ってそういったような学力に充当したいということは山々なんですけれども、なかなか先ほどもお話ししたように人がですね、なかなかいないということで、大変苦慮しているところですけれども、現在ですね、ハローワーク等を通してですね、そういった人材が集まるように委員会としてもですね、強力にですねお願いしているところでございます。こんなところでよろしいでしょうか。
質問 8番 大野敬
たいへん教育長をはじめ皆さんご苦労されているのは良く分かる。学習支援員の方もですね、授業が遅れている子に対して、やっぱり的確なフォローをしているという答弁でございますので、これで納得はするけども、やはりたくさん、いわゆる学習の遅れている子が増えてくるとね、学習支援員の方だとか学校の先生あたりでも手が足りなくなってくるというのも、やっぱり事実だと思うんですよ。これだけのやっぱり、長期間の休みというのは今までやったことのない未経験の部分なんです。私は文科省あたりがですね、適当に夏休み登校すれば45日不足している授業数をフォローできるなんていい加減なことを文科省の方は言ってますけどね、あれはちょっと無理ではないかと、やっぱり子供に本当の教育を教えるには、そんな夏休みを短縮して教えたぐらいじゃちょっと足りないんじゃないかと、本当の授業はできないと、私そう思います。そこで、こういう長期休校を機にですね、昨年の12月に眞島議員が公設塾あたりも一般質問しまして、教育長も積極的な答弁をされておりますけども、やはり公設塾あたりも今一度この機会に検討する必要もあるんじゃないかと、私は思います。答弁はいりません、教育長から昨年の12月に明確な前向きな答弁をいただいてますので、公設塾に対する答弁はいりませんけれども、もう一度ここで一回再検討をして、やっぱり子ども達に寄り添った教育というものを、ちょっと重点的に考えていただければ有難いと思います。以上で私の答弁を終わります。有難うございました。