みんなの議会

美幌町議会 令和3年第5回定例会 2021年6月24日

第2子の年齢制限について

2021年6月24日、美幌町議会の一般質問で、岡本美代子議員が「第2子の年齢制限について」質問し、教育長 矢萩浩、教育部長 遠藤明、学校給食課長 佐々木鑑仁、町長 平野浩司、社会教育課長 松尾まゆみが答弁しました。

質問者
岡本美代子 議員
答弁者
教育長 矢萩浩、教育部長 遠藤明、学校給食課長 佐々木鑑仁、町長 平野浩司、社会教育課長 松尾まゆみ

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 岡本美代子

私は、さきに通告しましたとおり、3点、4項目について質問いたします。まず、1点目の給食費無償化事業についてです。第1子、第2子の年齢制限について質問していきます。令和2年度より美幌町では、子育て支援の一環として多子世帯の負担軽減を図るため、第3子以降の学校給食費を無償化しましたが、4月1日現在で小学校1年生から18歳未満までの子供を3人以上養育している保護者が対象となっております。しかしながら、現在の高校卒業後の進路状況を見ても、専門学校や大学に進学する生徒が全国的にも6割を超えると言われています。高校卒業後は大学などの入学金、授業料、運転免許証の取得費、衣食住の負担など金銭的にも大きな負担となり、親の経済状態は最も苦しい時期であります。高校卒業後すぐに就職する生徒は少ない状況であり、養育する期間が長くなっていることから、対象となる年齢制限を撤廃し、第3子以降は全て無償化の対象にすべきと思いますが、考えをお聞かせください。2点目は、美幌高校再編後の対策についてです。1点目、魅力化に係る取組について。6月1日、北海道教育委員会から公表された美幌高校農業科再編については、令和5年度に現在の農業科2学級を未来農業科1学級に転換する案が示されました。町長は行政報告の中で、道教委の計画案については断腸の思いではありますが、やむを得ないものとして受け止めなければならないと考えている。この計画案を発展的な再編として前向きに捉えていきたいとの考えを示していますが、今後の道教委とは、魅力化に係る様々な取組が着実に進められることを要望していくとの考えですが、具体的にどのように取り組まれるのかお聞かせください。2点目、入学者増の取組について。令和4年度における地元中学校からの美幌高校への入学者増について、どのように取り組んでいくのかお聞かせください。3点目の生涯学習についてです。高齢者へのIT教育について。新型コロナワクチンの予約をする場合など、パソコンやスマートフォンを持たない方の中には不便が生じているのが実態であります。今後の社会情勢や動向を考えれば、高齢者を対象としたパソコン・スマートフォン教室など、高齢者も参加できる取組も必要ではないかと考えます。現在は新型コロナで難しい状況であることは認識しておりますが、収束後に生涯学習として取り組む考えはないかお聞かせください。以上、3点よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

岡本議員の御質問にお答えいたします。給食費無償化事業について。学校給食法及び同法施行令では、施設整備費と人件費、修繕費は自治体の負担とされ、それ以外の経費は保護者負担とされています。本町では、さらに光熱水費や備品、消耗品等に係る費用につきましても負担しており、保護者の皆様には食材費のみを給食費として御負担いただいているところであり、給食費の無償化につきましては、本来、国が責任を持って実施すべき事項であると考えております。しかしながら、本町におきましては、多子世帯の負担軽減を図る子育て支援の観点から、第3子以降の小中学校給食費の無償化補助事業を令和2年度より実施しているところであります。初年度の実績は、小学生123名、中学生11名、計123世帯、延べ134名の児童生徒の保護者に対して、総額613万1,000円の補助金を交付いたしました。御質問の対象となる年齢制限を撤廃し、第3子以降は全て無償化の対象にすべきにつきましては、多子世帯は経済的負担が大きいことから、無償化は有効な負担軽減策であると考えておりますが、本制度は、国及び道からの補助制度はなく、町独自の政策となり、多額の財政負担が伴うことから、当面は現行制度で進めていく考えでありますので、御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。次に、美幌高校再編後の対策についての御質問の1点目、美幌高校の魅力化に係る具体的な取組についてでありますが、町は平成25年度から毎年、美幌高校とともに管内の中学校訪問を行ってきたほか、間口対策補助金や教育支援事業補助金など、美幌高等学校教育振興対策協議会と連携し支援してまいりましたが、6月1日示されました令和4年度から令和6年度までの公立高等学校配置計画案では、残念ながら美幌高校農業科の1学級削減が示されました。今回の計画案では1学級削減でありましたが、今後の中学校卒業者数の推移を見ても厳しい状況が続くものと予想されますので、これ以上の削減とならないよう学校の魅力化づくりに町も積極的に参画しながら、学校とともに進めてまいります。具体的な取組としましては、さきの稲垣議員への御答弁のとおり、教員数の激変緩和措置を講じていただくことやマイスター・ハイスクール事業を美幌高校も対象としていただくことなど、高校が主体的に行う魅力化に合わせた取組や支援を行ってまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、2点目の地元中学校からの入学者増の取組についてでありますが、美幌高校としましては、町内の中学校2校の全生徒が参加しているオープンキャンパスを継続実施することや、中学校の総合的な学習の時間を活用し、現役の美幌高校生や卒業生の生の声を届けること、また、毎月発行の美幌高校だより報徳の風を町内中学校の全生徒へ配布することや、JAびほろの広報紙グリーンタイムへ美幌高校に関するコーナーを掲載いただくことなど、地元の中学生と保護者に対し、美幌高校を知ってもらう取組を積極的に実施しております。町としましても、生徒募集活動や間口対策・教育支援事業補助金などにより支援しておりますが、これまでの支援を継続しながら、さらなる支援についても検討してまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、生涯学習について。高齢者へのIT教育について、高齢者を対象としたパソコン・スマートフォン教室などを実施してはとの御質問ですが、教育委員会として、これまでに、広く一般町民を対象としたものではありますが、美幌高校開放講座のカリキュラムの一つとしてパソコン講座を実施してきた経過がございます。スマートフォンに係る講座としましては、高齢者大学明和大学の学習の一つにスマートフォンに関して学ぶカリキュラムを盛り込んできております。また、教育委員会として、昨年5月から公式ユーチューブチャンネルによる情報発信を始めたことをきっかけに、より幅広い世代に気軽に動画を御覧いただきたいと、本年5月より、まち育出前講座のメニューにシニア向け本当に簡単なスマートフォン講座を追加し、スマートフォンの基本的操作やインターネットの使い方などについて、要望に応じて対応させていただいております。御質問のパソコン・スマートフォンの教室をとのことですが、ICT社会の進展により、タブレット端末やスマートフォンを使用する場面が増えてきており、その必要性を感じているところであります。このため、ICT教室につきましては、町立学校や公共施設の機材などを活用しながら、コロナ収束後の実施に向けて検討してまいりますが、まずは、現行のまち育出前講座のメニューにおいて、機器の操作を学ぶ機会を提供しておりますので、ぜひ御活用いただきたいと思います。また、今後必要に応じて、個人向けの講座実施も検討してまいりますので、御理解賜りますようお願いいたします。以上、お答えいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

質問 8番 岡本美代子

それでは、給食費の第1子、第2子の年齢制限を撤廃して補助をというところから入っていきます。答弁では、多額の財政負担が伴うので当面は現行制度で進めていくとのことですけれども、令和2年度で小中学生123世帯、延べ134名の児童生徒の保護者に対して613万1,000円の補助金を交付したということですけれども、これは第1子、第2子の年齢制限をしなければ何人くらい増えて、補助金額はどのくらいの金額になるか、わかればお知らせください。

答弁 教育部長 遠藤明

御答弁申し上げます。単純に住基上の世帯で抽出しております。このため、就職して収入がある方、あるいは大学生で住民票を移している方もいらっしゃいますが、税の町外扶養者までは把握できておりませんので、あくまでも目安となりますけれども、対象者につきましては40名程度、金額にしまして220万円程度ということでございます。

質問 8番 岡本美代子

上の子との年齢が開いて第4子を生んだ人が私の周りに2人ぐらいいるのですけれど、うちもいよいよ対象かと喜んだけれども、書類を見ればうちは対象にならないと、そういうことをわからないでみんなに送っているのか、その辺はどうなのでしょうか。学校で配っているのか、対象ではないことが先にわかる方法はないのでしょうか。

答弁 学校給食課長 佐々木鑑仁(学校給食課長は2022年3月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。去年から始めた制度でございますけれど、前年度対象になっている方の状況については、当然こちらで把握しておりますので、今年も対象になるかどうかはこちらでわかりますけれども、新規の方につきましてはわからないという状況です。一応、全保護者の方に申請書をお配りしている状況でございます。

質問 8番 岡本美代子

繰り返しになりますけれど、18歳という年齢制限がいろんな書類であると思うのです。昔は18歳になればみんな働いていて、親を手助けしたりということもあったと思います。予算の限度があるということは十分わかりますけれども、出生率が1.2とか1.3という時代に、3人、4人と、ある程度年齢が開いても生んでくれる方は非常にありがたいと思うのです。例えば、そんな方に給食費を補助するということは、子育て応援として、たくさん生んでくれる方は本当にありがたいと思うのですけれど、金額は上がることですけれども、その辺の町長の考えをお聞かせください。

答弁 町長 平野浩司

この制度は、私が町長にさせていただいたときの公約であります。多子世帯で、多くのお子さんを生んで育てていただけるということに対しては、これだけ少子化の中においては感謝することだと思います。今、年齢を撤廃してという話で、教育委員会から答弁をさせていただきましたけれども、考えていただきたいのは、最終的に経済的なことになるのですけれども、経済支援をするならば、ほかにやりようがあると私は考えているのです。この中で当初考えたのは、確かに18歳は具体的に言うと高校卒業者のいる家庭までと考えていて、そこから先については勤める方もいるけれど、進学する方もいる。これが90%を超えて95%の方が大学とか専門学校に行くというのであれば、これもまた変えるのですけれども、全てがそうではないところにおいて、例えば、経済的なことで大学や専門学校に行かない方、行けない方もいます。そういう選択の中において、たまたま進学するからその世帯に対して給食費を無償化にして応援するというのは、私としてはすんなり入ってこない。そういう意味からいけば、進学をする方がいる多子世帯においては、ほかの手法はないかということで、いろんなことを教育委員会に指示を出しているところではあるのです。ですから、その辺を御理解いただきたいと思っております。

質問 8番 岡本美代子

町長の一定の見解は伺いました。町長の御答弁では、ほかの経済支援を考えているということで、ほかにもあるのではないかという話なので、これだけではなく、多子世帯について前進していくのであれば、それは別に給食費にこだわることはないかもしれませんけれど、やはり1人より2人、2人より3人と、子供は多ければ多いほど育てるのは本当に大変なので、第3子を応援するということでいけば金額だけではない気がします。それは話を聞いた方もそう言っていて、うちもやっとという感じでいたら、小学校とか中学校に入ったときにそういうことなんだとがっかりしたということで、その辺の案内も役場だからいろんな情報を持っていますので、最初から的を絞った案内ができないのかと思うのです。私は、第3子の年齢制限を撤廃していただきたいというのが第1希望ですけれども、もしそうであれば、わざわざ対象者でない人に送る必要はないのかなと。その気にさせてしまう。その辺のことはなし得るものでしょうか。どうでしょうか。

答弁 教育部長 遠藤明

御答弁申し上げます。家族構成によりまして、扶養にとっているとかいろいろありますけれども、公平性を保つために全体に送っているところでございます。

質問 8番 岡本美代子

ほかの質問もありますので、このことはこの辺で終わらせたいと思いますけれど、繰り返しになりますけれど、1.2、1.3くらいの出生率の中で3人、4人育てていただくことは本当にありがたいことだと思いますので、予算を何とか捻出して、第3子以降の年齢撤廃だけでもかなえていただきたいと感じています。次に、2点目の美幌高校の再編について。美幌高校については2人の議員が質問いたしましたので、重なる質問はしないでいきたいと思いますけれど、私は過去の話をしたいと思います。過去の話をしてどうなるかということもありますけれども、やはり歴史に学べとかそういうことがありますので、美幌高校の入学者が、どうしてこんなに地元から行かないのかということに対して、よく似通った町村ということで、中標津とか遠軽を行政では出しますし、私たちもよく使います。例えば、中標津や遠軽、遠軽はたしか170名くらいの入学者ではなかったかと捉えています。遠軽と北見、美幌と北見の距離が少し違うかもしれませんけれど、遠軽や中標津と比較すると地元高校に行く子が非常に少ないということで、どうしてかなということで、アンケートなどもいろいろ取っていますけれども、私はこれは過去に関わってくるのではないかと思います。美幌高校は紆余曲折あって、分かれたり一緒になったりしていますけれど、昭和53年から分かれて美幌高校は普通科として稲美に移ってきました。そのときに美幌高校は、体育に力を入れるということが明記されていました。私がPTA会長だったときに、普通科高校が間口削減になり、4から3になったのですが、そのときにいろいろな学校の書類を見せていただきました。その中で、美幌高校は普通科でしたけれど、体育に力を入れると明記されていました。私は、そのときにそれは誰が決めたのか、そして、そのときに文武両道というか、体育だけではなくて進学にも力を入れるとか、そういうふうにどうしてやらなかったのかなと思っていますけれど、この状態が20年余り続いたということだと思うのです。やはり、国公立を目指す子は美幌高校ではなくて、進学を見据えて北見に行くということで、これが20年も繰り返されましたので、ここで北見に行ってしまうことが加速したというふうに思っています。実際に、北見ではなくて美幌高校にやりたいといって、勉強の内容を調べた教育関係者もいました。その方も子供は美幌高校に行きたいと言っているけれど、先のことを考えれば北見に行かせなければということで決断したという話をしています。私も深く関わったので、特進コースをぜひつくってくれということで、そのときに中標津高校から来た先生が美幌高校の入学者の成績を見て、このぐらいの子供たちが入ってくるのであれば、中標津は2桁国公立に送りますということで、間口削減もあり、いい先生方が集まって、気力を持っていただいて、特進をやりましょうということで特進を始めました。今年もそうですけれど、国公立に行く子、それから公務員になる子とか、そういう勉強をするようになったので、少しずつ盛り返してきたのではないかなと思っています。ただ、20年もそういう勉強をしなかった時代があるので、北見に行くことが加速してしまったのではないかと思っています。私が学校に関わって思ったのは、道教委に再編を申し込まれ、そういうふうにしていくのですけれど、学校をどういうふうにしていきたいかということをしっかり将来的に見据えるのがその時々の首長や責任者ではないかと思うのです。道教委が美幌高校をこうしなさいと言ってくれるわけではないと思います。やはり地元の責任ある方々がこういう学校にしていくのだという気構えが1番大切ではないかと思っています。学校に関わっていますと校長、教頭は2年か3年でいなくなってしまう。保護者も学校に言いたいことがあっても3年で変わってしまうということで、長期的にどういう学校にしていきたいかということをしっかり考えるのは地元ではないかと思っています。削減は、生徒数が極端に減ってしまいましたので、私は町長がおっしゃる、やむを得ないということは本当にそうではないかと思っています。ただ、学校の運営といいますか、こういう学校にしていきたいというふうにみんなで守っていくことは、私たちある程度責任がある者に課せられたものだと思っていますので、60人ちょっとになったら小規模校ですけれども、小さくても一人一人が充実した学校生活を送って、美幌高校に行ってよかったという方がたくさんいらっしゃいます。私たちの孫の世代の人が結構おりますので、そういう話をよく聞くのですけれど、美幌高校に行って、いろんな資格を取って、実際に就職して満足して仕事をしている。その辺をアピールしたらいいのではないかとか、いろんな話を聞いたりします。あと、保護者のアンケートを取って、何を望んでいるかとか、いろんな子が美幌高校には入ってきますので、例えば極端な話、特進を目指す子もいるでしょうし、これは美幌高校の話ではないですけれど、高校へ来てから掛け算を教えなければならないという子も中にはいるのです。小規模校になったが故にどんな子でも取りこぼさないでしっかり対応するような学校、進学を目指すなら進学で、もう1回勉強をしっかりやりたいと思ったらそういう手だてをしてあげるとか、今後は小規模校でなければできないことに丁寧に取り組んでいくほかないと思っているのですけれど、そういう考えを私は持っているのですけれど、教育長のお考え、そして、町長のお考えをお聞かせください。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいまの岡本議員からの御質問でございますが、まず、過去に学べということでございますけれども、過去は体育に力を入れていたというお話でございましたけれども、現在、教育目標や経営方針、教育課程編成の方針等の中にはそういった文言はございません。今は、本当に深い学びを進めていくという考え方の下で学校運営がされていると認識しております。ただ、昨日の稲垣委員にお答えいたしましたけれども、これまでのアンケートの中では部活で選ぶ傾向はあると認識しております。また、進路の部分でもお話がありましたけれども、これまでの実績を見た中で、私どもとしましては北見の学校と遜色ない実績が表れているのかなと感じております。これは教職員の皆さん、当然子供たちの努力もそうですけれども、少人数学級という利点を生かしながら、きめ細かい対応をしていただいてると考えているところでございます。道教委はこうしなさい、ああしなさいとは言わない、地元の気構えが大切だということでございますけれども、実際、道立高校ということでございます。ここは学校設置者である北海道がしっかり美幌高校をどうしていくかということがまずは主になると思っております。町長にいたしましても、私にいたしましても、こういったことをやってくれと言っても権限の問題等もございます。しかしながら、地元の学校でございますので、地元として物は申していきたい。これまでも申しておりますし、今後も申していきたいと思っております。言葉足らずでありますが、よろしくお願いします。

答弁 町長 平野浩司

今、教育長からお話しいたしましたけれども、私からは、今回のやむを得ないという意味は、諦めているわけではないということだけは御理解いただきたいと思っております。本当に悔しい思いであります。今、教育長から権限の問題で、私も教育長をさせていただいた中で、町立においてはどういう学校にしていくかというのは、要は、どういう校長を美幌に連れてきて、どういう先生を美幌に連れてきて、教育委員会として目指すものに対して向き合って、先生方にも直接向き合って何でということが言える。道立の場合は、先ほど教育長が権限の問題と言った中で、教育長が学校に踏み込んで先生これはおかしいのではないかとか、先生こういうところはとか、それから、先ほど議員からいい先生とありました。これはポイントなのです。良い先生、悪い先生という比較ではなくて、そのときにいた先生の考え方、それをまとめている校長の考え方によって、ベースがきちんとしていたとしても若干動いてくる。そこが町立で直接やっているものと、道立で違う。私は、教育長時代も、町長になってからも、道教委に行ってはトップの方々とお話ししたときに、道として美幌の置かれている状況を見たときに、それなりの人をきちんと配置した中で、どうするかということを具体的にやってほしいというか、ですから、その辺をやはりきちんとできなければというのは本音であります。ですから、今の先生方が努力していないということではなくて、私が教育長時代に言ったのは、岡本議員にも指摘されましたけれども、美幌高校をやめる方がいたから、絶対に入った方はやめさせないでくれというお話はしました。ですから、今本当に美幌高校をやめる生徒はいないと思いますし、いろいろなところに進学してくれています。本来推薦ではないところで、国立に入るのであれば、先生方がマン・ツー・マンで何とかそこに入れようということで努力してくれて、実際に入れています。でも、そういうPRをしているのですけれど、なかなかそれだけでは地元の子たちが行ってくれないのも事実で、これからも教育長も含めて一生懸命努力はするのですけれども、実情として知っているとは思いますけれど、あえてお話をさせていただきます。

質問 8番 岡本美代子

道立高校だから関与することが非常に難しいものがあるということですけれども、平野町長は教育長時代からそういうことに一生懸命になっていただいたということは、生意気ですけれど私も認めるものです。道立高校に対しての質問を、私ももう10年以上やっていると思うのですけれど、質問を出すときに、道立高校なのに何でこんな質問を出すのと、町の職員に道立高校に対する職務はないと言われたことがあるのです。こう言っている間に駄目になるのだと思って、町長や教育長が答えてくれると思うから出してくださいと、何回もそういうやり取りをしているのです。私も一時かなり高校の中に入っていろんな事をしました。それで感じるのは、やはり道立高校だけれど孤立感があると先生方も思っているのです。今はないと思いますけれども、昔は距離が非常にあって、校長はいろんな充て職があるから町のことに出ることもあるかもしれませんけれど、先生方は本当になくて、せいぜい保護者ぐらいで、いろんな先生がいるのにもったいないと思って、歓迎会や送別会に少しでも保護者をたくさん呼ぶようにしていたものですけれども、そういうふうに美幌高校の先生が、地域に家を買って住んでくれている方もいますので、変な口出しはできないかもしれないけれど、みんなが近くなるという、今も非常に変わってきていますけれど、これを加速して、小規模校ゆえにみんなで見守っていかなければならないのではないかと思っています。先ほど話したように、いろんな目的を持ってきている子もいれば、高校へ来てから掛け算を習う子もいると思うのです。ただ、その子にも将来がありますので、どんな子も取りこぼさない対応をして、これを年数をかけていけば、親も安心して入れてくれるのではないかと思っていますし、先輩たちも美幌高校へ来いと、美幌高校へ来て学ぼうと言ってくれるのではないか。そして何より、私は分かれたときに、どうして自然の中からこっちに来なければならないのかと思うぐらいすばらしい大自然の木々に囲まれた学校はそうそうないと思いますので、全国的にアピールする時には、あの大きな自然をアピールしていけばいいと考えています。次に、生徒を募集するということですけれど、コロナ禍で子供と保護者、それから一般の町民と高校の接点が非常に少なくなると考えています。中学校の進路決定は大体9月ぐらいから始まって、12月ぐらいまでには大方決定して、2月が最終ですけれども、大体12月からほとんど変わらないというのが現状だと思うのですけれど、コロナ禍でどういうふうに考えているのか。非常に難しいものがあると思うのですけれど、もし、コロナ禍でもやれることがあれば、どう考えていらっしゃるか、教育長に考えを伺いたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

まず、教員の方々がいろんな活動に参加されているということでございましたけれども、実際に今も町の各種委員になっていただいたりだとか、例えば猟友会だとか、様々な地域活動に教員の方々に参加していただいて、こういった中でも美幌高校のことをPRしていただいているということは本当にありがたいと思っているところでございます。また、地域とのつながりで言いますと、教育委員会の所管している会議体の中で、特別支援教育の連携推進協議会というのがございます。こちらにつきましては、幼少期から高校生まで、いわゆる生まれてから高校卒業するまで、その子に合った、適した支援の在り方について一緒に見守って、実施していくという組織でございますけれども、こちらでも美幌高校が一緒になって対応していただいている状況がございます。さらには、美幌高校は雄大な景色、景観だとか、広大な敷地を持っているということで、今年から新たに道外に向けた生徒募集の取組でありますけれども、地域みらい留学フェアに参加しております。こちらにも、ドローンを使って美幌高校の広大な敷地を入れた画像をつくって、生徒からアピールをいただいているということでございます。最後に、コロナ禍の中でどういった生徒募集をするかということでございますけれども、議員からもお話がありましたように、やはり現役の生徒から今の中学生の後輩に対して美幌高校の魅力をPRしてもらうことが非常に効果的だと思っておりますので、その機会を確保するということと、今年も両中学校の中学3年生全員を対象としたオープンキャンパスを行う予定であります。その中で、授業のほか、部活だとか、そういった課外活動についても取り入れた中で、美幌高校の全てといいますか、いろんな部分についてPRしていきたいと思っております。また、先ほど答弁させていただきましたように、保護者の方々が気になる部分というのは、進路の部分が大きいと思いますので、これまでの実績、進学先だとか、さらには農業科を有する高校ということで、普通科にはない特別な推薦制度もございますので、この辺も全面に出しながら、しっかりと情報提供をした上で、美幌高校を選んでもらえる取組を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

質問 8番 岡本美代子

オープンキャンパスはいつごろを予定しているのか。それと、美幌高校の学校祭が7月第3週ぐらいにあると思うのですけれど、開催する予定でしょうか。わかればお知らせください。

答弁 教育部長 遠藤明

御答弁申し上げます。まず、オープンスクールでございますが、7月16日金曜日、こちらが北中学校を中心とした周りの中学校です。7月20日火曜日、こちらが美幌中学校、津別、女満別、東藻琴の中学校が入ったオープンスクールを実施すると確認をしております。学校祭につきましては、まだ未定だと思います。詳しくは聞いておりません。

質問 8番 岡本美代子

先ほども言いましたけれど、何かあれば美幌高校へ行きやすいのですが、コロナ禍でなかなか行きづらい。いろんなものが中止になって行きづらいという面もありまして、生徒を何とか入れたいけれど、コロナ禍で自由に行き来できないというもどかしさもあります。商店街でコロナの補助金をいただいて、タブレットを使ってお店や店主を紹介しているのです。それを各学校というか、主に美中と北中に、美幌高校がどういうところで、どういう先生がいるのかということをもっと知っていただいたらいいのではないかと思っています。学校の中でも、商店街の中でも、人が集まるようなところで、先生を一人一人紹介する。私たちもここ何年も学校に行っていないので、どういう先生が来ているのかなと思いますけれど、いろんな特技を持ったり、部活の顧問だったり、先生が自分でアピールしたりとか、いろんな才能がある先生がいますので、美幌高校にはこういう職員がいますと紹介したりとか、コロナ禍だけれどやれることをやっていけばいいと思っています。そういう書類もありますけれど、動画だったり、そういうものを中学生に見ていただけば、美幌高校と、どういう先生がいるのかがもっと見える化できるのではないかと思っています。話をしてみるとすごくおもしろい先生がいたり、それから、農業科に楽しい先生がいて、もっとみんなに知っていただきたいと歓迎会に行って思ったのです。最後に行ったのは牛舎群ができた後に行ったのですけれど、情熱を持ってやっている先生方がいて、これをもっとみんなに知っていただいたらとつくづく思いましたので、そういうものをつくるにはお金がかかるかもしれませんけれど、コロナ禍で精いっぱいのことをやって、農業科も未来農業科ができるということですし、普通科も絶対40人以上入学させなければならないというのがありますので、ここはみんなで力を合わせて入学者増に取り組んだらいかがかと思いますけれど、教育長の考えがあればお知らせください。

答弁 教育長 矢萩浩

今現在も北見のスーパーだとか、高校で作物の即売会等をやっております。さらには、写真入りの学校でつくっているパンフレットもございます。また、地域みらい留学にオンライン参加しておりますので、学校のPR動画等もございます。さらには、ICT教育も進んでおりますので、こういったことを活用して、即売会だとか、いろんな部分でPR動画を流すだとか、そういったことも学校に提案していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

質問 8番 岡本美代子

それでは、次に高齢者へのIT教育について入ってまいります。答弁の中に、美幌高校の開放講座のカリキュラムの一つとして、パソコン講座を実施してきた経過がございますということですけれども、これも学校に協力いただいていて、私も2度ほど入学しました。定員が15名なので、大体いっぱいになって、あふれる方もいるくらいです。たしか5回か6回の講座です。これは先生方も大変だなと思いながら、疲れているのにやってくれている様子が痛いほどわかりますし、最後に行ったときは、農業科の先生方もつなぎを着て参加してくれたりして、学校にとって開放講座は負担になっているのではないかと考えたのですけれども、それにしても、コロナでここ何年かやっていないですよね。こういうことにも美幌高校に協力していただいているのですけれど、答弁にありますように、本年5月よりまち育出前講座のメニューにシニア向けをつくったということですけれども、コロナで今はやっているのでしょうか。どうなのでしょう。

答弁 社会教育課長 松尾まゆみ(社会教育課長は2022年3月まで)

岡本議員の御質問にお答えいたします。本年5月からシニア向けの本当に簡単なスマートフォン講座ということで、講座を設定させていただいておりますが、こちらはまち育講座ということで、申込みがあった際に対応させていただくプログラムになっておりまして、本年につきましては、まだ申込みがない状況でございます。よろしくお願いいたします。

質問 8番 岡本美代子

以降はホームページでというようなテロップが出て、大体そこで高齢者は諦めてしまいます。繰り返しになりますけれど、コロナの予約で、かえってきずなが深まったこともあると思います。できない人にやってあげたりして、結構交流はあったものの、これからのことを考えるとどんどん取り残されたり、情報を受けても損するかもしれませんけれど、発信する側もマイナスではないかと思っています。65歳以上が7,000人とおっしゃっていましたけれど、私も得てではないですが、これからを生きる高齢者はそういうことを勉強して、取り残されないようにしなければならないと思っています。実際、町場で息子にスマートフォンを持たされているけれど困っているという話を聞いたりしますので、もっと自信を持って使えるようになったらいいなと思っています。このまち育講座は、どういうところで宣伝していくのか。今はコロナ禍なので、どうかなと思うのですけれど、どういうところに宣伝して、例えば自治会単位でもやっていくのか、その辺をお聞かせください。

答弁 社会教育課長 松尾まゆみ(社会教育課長は2022年3月まで)

まち育講座のスマートフォン講座の広報の手段についてでございますが、現時点につきましては、町のホームページ内のまち育講座のプログラムということで、今年から始めたということで、5月からプログラムが始まりました、追加しましたということのみの周知になってございます。現状、コロナ禍の中で集まっていただくのが難しい状況でございますが、今後に向けては広報等で周知を進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 8番 岡本美代子

答弁の中でも、必要性は感じているので、ICT教室につきましては、中学校や公共施設の機材などを活用しながら、コロナ収束後に向けて検討してまいりますということですので、大変期待をするところです。職業訓練校もなくなり、若い世代の就職支援というところでは安価でやってくれるところがありましたけれど、今はなくなりました。自治会の役員とか、高齢者の団体の役員、総務の方はパソコンを使えないとなかなかできないという状態になっていますので、高齢者にこういう教育をしていくのも行く行くは町の財産になるのではないかと思っています。地域にそういう人がいることで、役員をやる、これをプリントアウトするとか、いろんなことができる人が今はある程度限られているので、その人ができなくなったら誰がやるのかというふうに思っていますけれど、今は70歳くらいの人は、私たちぐらいだったら会社でやっていた人はあまりいないような気がします。これは、コロナ収束後に向けて検討してまいりますということで、本当に期待をしていきたいところですけれど、もし何かありましたら、教育長お願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

2019年度の状況でございますけれども、スマートフォンの保有率が全国で8割を超えたということで、本当に普及していると感じているところでございます。そのような中で、高齢者の学び、こちらはかねてから続けているところでございますが、このスマートフォンにつきましても、今のワクチンの申込みだとか、暮らしの様々な部分で関わってくる部分もございます。パソコンの話もございましたけれども、パソコンとなると敷居が高い部分がございますけれども、スマートフォンとかタブレットとなると、高齢の方も比較的入りやすのかなと思っているところでございます。まち育出前講座では、本当に簡単な入り口部分の講座をやらせていただきますけれども、その後の学びの定着につきましては、地域の方々や民間の方々の御協力をいただきながら、どんな方法でできるかを考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

出典:美幌町議会 令和3年第5回定例会 2021年6月24日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる