美幌町議会 令和3年第5回定例会 2021年6月22日
(1)美幌町の情報発信の在り方について/(2)ふるさと納税について/(3)町有林の森林整備について
2021年6月22日、美幌町議会の一般質問で、木村利昭議員が「美幌町の情報発信の在り方について」「ふるさと納税について」「町有林の森林整備について」について質問し、町長 平野浩司、町民活動課長 佐々木斉、政策課長 斉藤浩司、経済部長 石澤憲が答弁しました。
- 質問者
- 木村利昭 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、町民活動課長 佐々木斉、政策課長 斉藤浩司、経済部長 石澤憲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 木村利昭
それでは、私からは、さきに通告しておりました、大きく三つの項目につきまして質問をさせていただきます。まず一つ目です。美幌町の情報発信の在り方について。1、魅せる情報発信の取組についてでございます。美幌町の情報発信は、町のホームページ、広報紙が主になっているかと思います。そのほかに、メール配信で情報を伝えるあんしんねっと、最近ではフェイスブックやラインといったSNS、地デジ広報等、町民に情報をキャッチしてもらいやすくなるよう様々な媒体を活用し、取り組まれております。しかし、実際にはSNSや地デジ広報などの存在を知らないといった町民の声を多く耳にします。また、伝えたい情報を単に文章化したものでは、なかなか見る側の目に留まることがなく、せっかく情報を発信しても結果的に伝わっていないということが多いのではないかと現状把握しております。美幌町で行う福祉施策や助成事業、まちづくり事業等はすばらしいものが多いだけに、伝わっていないという状況は改善すべきと思います。どういった人に見てもらいたいかターゲットを定め、見る側の目線に合わせて情報を発信すべきと思います。そのためには、情報発信にすぐれた民間企業に委託し、画像や動画、ストーリー性を生かした魅せる情報発信を行うべきと考えますが、今後の情報発信の在り方について、町長の考えをお聞かせください。大きく二つ目、ふるさと納税についてです。企業版ふるさと納税の拡充について質問いたします。巣ごもり需要の影響もあり、令和2年度の美幌町のふるさと納税は例年の倍近くと伺っております。最近では、個人向けのふるさと納税だけでなく、企業から寄附を受ける企業版ふるさと納税を導入する自治体が増えております。企業としては、寄附により地域貢献を行うことで企業ブランドの価値を高めることができるなどの効果が見込めますが、令和2年度より税制上の優遇措置が拡充されたことで、寄附者は最大で寄附額の約9割が軽減されるようにもなりました。また、お金による寄附だけでなく、人材派遣を行うことで専門的なノウハウを持った人材が地方で活躍することを促す人材派遣型のふるさと納税もあります。北海道でも多くの自治体が導入し始めており、地域の抱える様々な課題を解決する大きな手段となっているように見受けられ、美幌町においても、令和3年度より導入することになっております。企業版ふるさと納税は、自治体の掲げる地方創生プロジェクトに対し、企業側がお金または人材派遣で寄附を行うことになるため、自治体にとっては一般財源で行う事業との線引きがしやすく、革新的な事業に取り組むことも可能です。また、自治体の掲げるプロジェクトに興味を持った企業が寄附を行ってくれるため、スムーズに事業を進めることも可能であると考えます。美幌町は、ハード面だけでも宿泊施設不足の解消、図書館の建て替え、今後の廃棄物処分場の在り方等々、様々な課題があります。もちろん、ハード面だけではなく、ソフト面の課題を解決するプロジェクトにも活用することが可能です。自治体にとっても、企業にとっても利益のある制度、美幌町でもさらに拡充すべきと考えますが、町長の考えをお聞かせください。大きく三つ目です。町有林の森林整備について。美幌みどりの村森林公園の森林整備について質問いたします。美幌町は北海道の中でも人工林の割合が多い自治体です。特に、カラマツの人工林が多く、美幌町としてもFSC森林認証を取り入れ、かつ、その材を使用した住宅建築の促進を行う等、カラマツの循環には力を入れていることがよくわかります。令和3年度より施行された美幌町森林整備計画によりますと、カラマツの標準伐期齢は30年とされています。これは、木材として出荷する際に適した年数、そして、その伐期齢で山を循環させることで、最適に様々な機能を果たすことができる年数であるからだと考えます。美幌町民が特に触れ合う機会の多い町有林でもある美幌みどりの村森林公園では、様々な針葉樹・広葉樹があり、町民の癒やしの場としての森林を形成しておりますが、既に伐期齢を過ぎた大木、特に、カラマツやトドマツ等がたくさん生い茂り、木が密集し過ぎている箇所も多く見受けられます。果たして、森林整備計画に記載されている利用者が親しみやすい森林環境として維持されているでしょうか。現在、輸入材が日本に入りにくい状況ということもあり、国内産の木材価格が高騰しております。この機会に伐期齢に合わせた適切な森林環境整備と木材の出荷を行うことが最良と考えますが、今後の美幌みどりの村森林公園の森林管理についての考え方をお聞かせください。以上、大きく3点、御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
木村議員の御質問に答弁いたします。1点目の美幌町の情報発信の在り方、魅せる情報発信の取組についてでございますが、本町における行政情報の発信方法は、広報紙とホームページを中心に、フェイスブックやラインなどSNSを活用するとともに、チラシ、パンフレットの配布、地域への回覧など、様々な方法で取り組んでおります。御質問のSNSや地デジ広報の存在を知らないといった町民の声を多く耳にしますとのことですが、これまで、新型コロナの感染拡大防止に向けて全戸配布した啓発チラシ及び広報紙に写真入りで使用方法を掲載するなど、活用に向けて周知してきましたが、引き続き広報紙等に掲載するなど、身近な情報発信ツールとなるよう取り組んでまいります。次に、ターゲットを定め、見る側の目線に合わせて情報発信すべきとの御質問ですが、行政が発信する情報は、制度や仕組みを知っていただく、または、イベントや講座の告知など、町民へのお知らせを中心とした内容が多くなっております。しかしながら、町外者を対象とした情報に対する発信につきましては、本町の魅力をどう伝えていくかといった戦略的な取組までは至っていないのが現状であります。現在、広報紙及びホームページにつきましては、町民の目線に立って、わかりやすい説明や表現を心がけるとともに、各部署が作成した発信情報を広報相談グループにてチェックを行っておりますが、今後、御指摘いただきました画像や動画などの活用を含め、より一層わかりやすい情報発信に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきますようお願いいたします。次に、ふるさと納税について。企業版ふるさと納税の拡充についてですが、企業版ふるさと納税は、平成28年度に創設された制度で、地方公共団体が作成し、国が認定した地域再生計画の事業に対して企業が寄附を行った場合、税額控除や損金算入が受けられます。令和2年度には、地方創生のさらなる充実を図り、地方への民間資金の流れを高める観点から、税制改正により、これまでの寄附額約6割の税額軽減から、約9割の税額軽減へと制度が拡充されたところであります。さらに、令和2年10月には、地方創生のより一層の充実・強化を図ることを目的として、人材派遣型の企業版ふるさと納税制度が新設され、専門的知識を有する企業の人材を派遣いただくことにより、寄附活用事業の推進をより加速化させようとするものであります。本町の企業版ふるさと納税の活用につきましては、令和2年度に、東京都の児童を対象とした自然学校を開催する計画でありましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から事業が中止となり、今年度改めて事業を実施する計画となっております。また、現在、美幌町にゆかりのある企業様に、本町に所在する施設を活用した事業等について、企業版ふるさと納税による寄附を御検討いただいている状況であり、財源確保の面からも非常に有益な制度であることから、企業版ふるさと納税を活用して、地方創生の取組をしっかりと行っていきたいと考えております。今後、新型コロナウイルス感染症が終息に向かえば、関係人口が増加していくと予想されますので、その機会を逃さず乗り遅れることのないように、企業版ふるさと納税制度を積極的に活用したまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。次に、町有林の森林整備についてであります。美幌みどりの村森林公園の森林整備についてでありますが、みどりの村森林公園には、多くの針葉樹と広葉樹による豊かな森林の中に、遊歩道や滑り台、キャンプ場があり、開園以来、町民はもとより、町外の方にも憩いの場として親しまれている施設であります。また、美幌町森林整備計画は、地域の特性、森林資源の状況、森林に関する自然的条件や社会的要請を総合的に勘案し、森林整備の基本方針や整備するための方法、森林保護など長期的な姿勢に立った森林づくりの構想を定めたものとなっております。この森林整備計画には、議員御指摘のとおり、みどりの村森林公園について、森林の総合利用の推進を図るため、利用者が親しみやすい森林環境を維持と記載されており、その一つとして、元気の森記念植樹などによる広葉樹を中心とした植栽を行い、利用者が親しみやすい森林環境の維持に努めているところであります。森林公園の森林は、保健・レクリエーション機能、文化機能及び生物多様性保全機能の発揮を図る保健・文化機能等維持林にゾーニングされており、保健・文化機能等維持林では、一度に全部を切らずに、必要な分だけ抜き切りし、その跡に若い木を育て、年齢や樹種の違う木で構成される複層林施業を推進することとなっております。このようなことから、森林公園の森林は、林業経営のための森林ではなく、憩いの場としての森林の機能を維持していくことが重要であり、自然景観の保持、野生生物の生息地保持、キャンプ場などとのバランスを取りながら、立木の主伐林齢にとらわれることなく、豊かな森林を適切に維持してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
質問 5番 木村利昭
それでは順番どおりに、まず大きく1番目、魅せる情報発信の取組についてから再質問をさせていただきます。美幌町では様々な媒体を使って情報発信をされております。順番をつけることは難しいと思うのですが、町民に伝えなければならない1番大切な情報は、緊急性の高い情報かと思います。例えば、災害が起こったとか、そのようなことです。そういった緊急性の高い情報は、素早くかつ全体に周知することがとても大切になってくると思っております。そういった情報を素早くかつ全体に、気軽に情報を得られるということを目的に、地デジ広報を取り入れたのではないかと思うのですけれども、実際に、どういう情報を得るか、こういうときにはこの媒体を使って情報を得るのが最適だということを町民の皆さんは現状では把握できていないのかなと思っております。例えば、スマホやインターネットを有効に活用できる若い世代であれば、すぐにホームページを見ることも可能ですし、SNS、ラインとかフェイスブックで情報発信をすれば、情報をキャッチしてもらえると思うのですが、SNSとか、スマホを使えない方々にも、気軽に情報を手に入れてもらえるという意味では、大半の方の家にはテレビがあると思いますので、テレビを使って地デジ広報を見ていただくという考えを、もっと町民全体に浸透させるべきだと私は思うのです。そういった中で、こういった情報のときにはこういう媒体をという、その役割分担というか、そういった考え方はいかがでしょうか。
答弁 町民活動課長 佐々木斉(町民活動課長は2022年3月まで)
ただいまの御質問でございます。議員おっしゃるとおり、速やかに素早くお届けしたい情報はもちろんございまして、広報の場合は1か月に1回の発行となりますので、ホームページもそうですし、地デジだとか、即効性のあるものにつきましては、今はまだ有効に活用できていない部分もございますが、議員からのお話もいただきまして、その辺をしっかり整理して、町民への周知に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 5番 木村利昭
ほかの町のアンケートでは、町民の皆さんが情報を得る媒体は何かというと、広報紙が大体6割から7割を占めるということでございます。何かあったときに、後から調べるということでいけば、広報紙に載せていますので広報紙を御覧くださいということも可能なのかと思うのですが、そう言っていられないような危険が高まっている状態だとか、緊急性の高い情報というのは、やはりすぐに見たときにある程度の情報がわかる、町民の方がすぐに情報を得られる、こういうものが使えるということを浸透させるべきかなと思いますので、今御回答いただきましたが、地デジ広報をそういう役割で使っていくのであれば、使い方と、こういったときにはこういう情報を得られますと、皆さんも地デジ広報を御活用ください、ふだんから見る癖を付けてくださいとか、そういう浸透するよう周知をすべきかと思いますが、そういった取組を行う考えはいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
一般的には広報を皆さん1番見ていると思っていますけれども、緊急の部分に対しては月1回の発行では難しいと思っていて、議員から御指摘のとおり、地デジ広報を始めましたけれども、使い方も含めて対応していきたいと思っています。私も最近、木村議員が質問したことも含めて考えているのは、若い方々、年配の方も、この頃はスマホを使ってSNSの発信に対応できるのですけれども、やはりそういうものに対応できない方々をどうしていくかということは非常に今悩んでいるところであります。ですから、デジタル社会の中の情報格差、デジタルデバイドというものがすごく注目されていることも当然理解しています。要は、ネット環境のない方々にどうアプローチするか。アナログという言い方がいいかわかりませんけれど、アナログとデジタルの併用をどう進めるか、この辺が私どもの課題でありますし、御指摘いただいたことは、しっかり一歩一歩進める必要があると思っております。
質問 5番 木村利昭
今町長から御答弁いただきましたが、地デジが全てだとか、SNSが全てだというふうには捉えていないことは重々理解した上で話しますが、やはり紙での情報媒体も大事だと思うのです。残しておいて手元で見る。例えば、ごみの分別などはスマホでも調べることはできますが、使うところに紙で備えつけておいていつでも見ることができれば便利ですし、紙は紙で便利な部分、すぐに目に入ってきますので、紙で情報を残しておくことが重要だという情報もあれば、残すことではなく、素早く今すぐに情報を浸透させなければならないもの、そして、また別に、見たものを落とし込んでもらう、目について見たけれど、全然中身が入ってこないとか、文字ばかりで見る気にならなかったとか、そういった情報も正直多いのかなと。行政で出す文書なので、余りにも砕けていて、逆に中身が伝わりにくいということにもなりかねませんので、ここは難しいかなと思うのですが、そこを踏まえた上で、最近、ふるさと納税のPRを行うためにツイッターのアカウントをつくって、情報発信をされているかと思います。昨日、私が確認した段階では、多分開設して1週間から10日しかたっていないと思うのですが、1,800人以上のフォロワ―がいて、かつ、リツイートといって、いろいろと拡散されていて、まだ始めたばかりですが期待の持てるすばらしい成果が出てきていると思っております。外向けの情報発信となると、ふるさと納税ももちろんですが、美幌で行うイベントに参加を促すだとか、施設をもっと利用してもらうだとか、あとは、移住定住の促進だとか、そういったところになるかと思います。何が言いたいかというと、町民向けに出す情報と異なってくると思うのです。そういった情報発信ということで考えると、今回、民間の力を借りてツイッターで情報発信をしていると思うのですが、このやり方は本当に最適なのではないかと私は思っております。何が魅力かというと、柔軟に行える、言葉がわかりやすくてすっと入ってくる。最初に質問しましたが、画像を使うとか、動画を使うとか、ストーリー性を持つとか、例えば、4こま漫画のような形で行うだとか、これに関しては、町民の福祉の政策について、こういった制度があります、この制度を使ったらこんなふうになりますというのを、わかりやすく漫画でお伝えするだとか、こういった柔軟な情報発信を行うべきだと思うのですが、外向けの情報と内側の情報発信を分けながらという形になると思うのですが、今お話ししたような、民間に委託して柔軟に行うだとか、こういった考えはいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
民間にお願いしてやることは、私は反対ではないです。ベースは、先ほど木村議員がおっしゃった、目に入ってくる、目立つ工夫をしっかりしなければいけないということが前提でありますし、どちらかというと、私どもは伝えるというよりも、伝わるというか、それは町民にとってどう受け取るかということが、私どもに1番言いたいことなのかなと、木村議員の御質問から感じているのです。そういった中でいけば、前段で民間の力を借りることはいいですけれども、どういうふうに民間の力を借りるか、その基礎力というか、ベースになる考えを行政職員が担当だけではなくて、みんなで持たなければならないと思っています。今回、答弁をどうするかと担当と話した中でいけば、今回はふるさと納税は民間の力を借りて、ただ、町としてこんなふうにしたい。そのためにはどうするかという、そういうベースになるものを持たないと、丸投げにはならないということは内部でも話をして、今、ふるさと納税のフォロワーが1,800人ということで、本当に担当は努力しています。これもお話ししたのは、どちらかというと私どもは、できて終わったということではなく、できてからがスタートだから、これからどうするかということで、積極的に頑張ろうという話をして、担当は努力しています。ですから、フォロワーが1,800人とお聞きしたので、そのことに対して評価をいただいたことにうれしく思います。話は戻りますが、民間の力を借りたいですけれども、組織としてどういう形が1番ベストか、ベースになるものをしっかり職員とレベルを上げたいと思っております。
質問 5番 木村利昭
今町長がおっしゃったように、何のためにその情報を出すのかという考え方は本当に大切だと思います。私がお伝えしている、ストーリー性を持たせて、例えば漫画チックにお伝えするということも、漫画という形で情報を伝えたからといって、文字で伝えなくていいということではないと思うのです。町としてこういう制度がありますという、中身に偏りのない文章は文章としてしっかり発信すべきだとは思います。ただ、それをもっと理解してもらう。その制度はどういうものなのか、いいものなのかどうなのか、自分にとってどうなのかと判断してもらって、落とし込んでもらうためのきっかけとして、画像を使う、動画を使う、ストーリー性を持たせた漫画をという形でやってみてはいかがかなという私からの提案でした。今、町でラインとか、フェイスブックとかをやっていて、私も拝見しております。そのページをフォローしている方もかなり多いと思うのですが、町で情報を出しても1回で終わってしまって、そのまま埋もれてしまい、見逃してしまった方はそれを見ることがないので、その情報がないのと同じという状態になっている方が多いのではないかという声がよく寄せられています。CMもそうだと思うのですけれど、同じことを何回も出すことで初めて人間の目に留まる部分もあると思いますので、先ほども申しましたとおり、美幌町でやっている制度、施策はいいものがたくさんありますので、目につくように複数回情報発信するというのは、すぐにできることだと思うのですが、そのあたりはいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
お話いただいたことができていなくて、一言でそのとおりやっていきたいと言えば終わるのですけれども、基本的な部分で考えますと、行政の伝えたいこと、住民の知りたいこと、それから、町外の方が知りたいことの情報発信の仕方の乖離があると感じております。ですから、今指摘されたように、1回ではなく継続して出していくことも必要だと思いますし、担当を含めて皆さんと話しているのは、行政はこれから情報をどうやって出すかという、コミュニケーションデザインというか、緊急時も含めて、今の状況ではどういう形が人との関係を持てる情報発信なのか。コミュニケーションデザインをしっかりやる必要があるということは、担当とよく話をしている状況であります。ですから、今御指摘いただいたことで不足するものについて、今後しっかりとやっていきたいとは思っております。
質問 5番 木村利昭
ぜひとも、この情報は誰に見てほしいのか、誰に届けたいのかというターゲットと、それに合わせた媒体、様々な形で継続して、町民の皆さんの心に響く情報発信に努めていただけたら、町民の満足度も上がると私は思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。それでは、続きまして大きく二つ目です。企業版ふるさと納税の拡充につきまして再質問させていただきます。様々な施策がありますが、その中でも観光と移住定住の促進については、外側のアイデアがとても必要だと思いますし、外からの声というのも必要だと思っております。そして、柔軟性です。これが大変必要だと思っております。最近、移住定住促進のポータルサイトもできておりますが、まだまだ美幌町は観光と移住定住の促進が弱いと私は正直感じております。そういうところを、人材派遣型の企業版ふるさと納税を活用して、そういったノウハウを持っている人に美幌町に来てもらって、その人にマネジメントをしてもらいながら促進していくという考え方もあると思うのですが、そのあたりはいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
企業版ふるさと納税の中で人材派遣型があるということで、これも町としてどういうことに力を入れていくかという整理をきちんとしなければ難しいと思っています。だからといって、考えてばかりでいつまでもやらないとなってしまうので、今指摘された中で、担当と話をしているところです。ですから、例えば町として、こういうところに対して、こういうことをしていきたいからここをある程度強化してくれる、力のある方で進めたいということがはっきりしていれば、いませんかということでお願いできるのですけれど、その辺がはっきりしないと、ただ来ていただいて、美幌町の職員が1人増えたということでは来た方にも失礼になるし、その辺ははっきりしたものを考えたいと思っています。例えば、教育であれば打ち出しているのは語学、語学を徹底したいのであれば、そういう指導ができる人を企業からとなれば、ベネッセコーポレーションとか、リクルートとかはスタディサプリとかをやっているので、そういうノウハウを借りて、ここを徹底的にレベルを上げようとか、そういう何かを早く見つけて、可能であれば専門の方に応援をいただいて、美幌のまちづくりのレベルを上げるというか、町民の方に満足していただけるような努力ができるのかなと、思いつきで申し訳ないですけれども、そういう状況でございます。
質問 5番 木村利昭
今教育の話を町長からいただきました。御存じのとおり、私は会派を組んでおりまして、後で馬場議員から教育の部分に関してはあるかと思いますので、私はあえて触れないようにしたいと思いますが、必要のないところにその制度を使う必要は一切ないと思うのです。ただ、先ほど町長がおっしゃったように、どういう考え方で、それに合わせて何を使うのか、どうしていくのかということはおっしゃるとおりだと思っております。こういう言い方をしてしまうと失礼になってしまうと思いますが、早急に考え方を整えていただいて、今後の美幌町の魅力を高めていく、そして、若い働き手世代がもっともっと魅力ある町、要は美幌町に住むことで輝ける町、それが、ひいてはお年寄りを支えていくという形になると思っております。そのためには、町外の人たちにまず観光で美幌町の魅力を感じてもらう。それをきっかけに、そこから美幌町の福祉に目を向けてもらって、移住定住の促進につなげていく。それで働き手世代、子育て世代がもっと美幌町で元気になっていく。そういった、まちづくりが絶対に必要だと私は思っておりますので、あえて観光と移住定住の部分に派遣型を利用してみてはいかがでしょうかと、町長の考え方を伺いました。ぜひ、早急に考えて進めていただければと思います。人材派遣型の部分に関しては、以上になります。続きまして、美幌町の魅力という部分でいけば、後ほど森林整備の部分でも触れるみどりの村森林公園がございます。ここは、私も何度も一般質問で取り上げているとおり、資源という意味では、今後の美幌町の大きな魅力が詰まっている、もっと再活用すれば化けるのではないかと私は思っております。現状、振興公社での管理という形になってございますが、ここに民間企業の力を借りて、企業版ふるさと納税を活用して、民間企業とタイアップで一緒に再開発を行うといった考えがあってもいいと思います。以前、私はジップラインについて提案させていただきましたが、そういったことを進めるのもありだと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
検討事項の一つというか、それはしませんという否定的なことではなく、みどりの村をどうしていくかということは日々考えていることでありますし、今提案いただいたことも検討の1項目として頭にはありますので、魅力を高めるための一つの手法として考えていきたいと思っております。
質問 5番 木村利昭
最初に町長から御答弁をいただいた中に、本町に所在する施設を活用した事業等について、企業版ふるさと納税の寄附を検討していると御答弁ありましたが、こちらはどのような計画を考えているのか、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 政策課長 斉藤浩司(政策課長は2022年3月まで)
ただいまの木村議員の御質問の現状で進めている事業でございます。美幌町に本社がある企業は納税できないわけでございまして、ゆかりのある企業ということで、施設を持っている企業でございますが、現在まだ協議をしている最中でございまして、会社の役員会等が開催されていないので、名前等は控えさせていただきますが、美幌町にぜひ地域貢献をしたいということで、事業の詳細について、町の考え方もありますので、そういった事業と照らし合わせて合致できるかどうか、すり合わせをしている最中でございまして、近々まとまりましたら御提案させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 5番 木村利昭
とても楽しみに待っておりますので、ぜひよろしくお願いします。それでは、最後になります。大きく3番目です。美幌みどりの村森林公園の森林整備について、再質問をさせていただきます。みどりの村の森林の部分で、直近での間伐の実績、どのような管理を行う計画があるのか。例えば、間伐でここをこういうふうにするとか、そういった計画があれば教えてください。
答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)
植えてから伐期までは保育間伐を行っておりますが、その後につきましては、景観や事故防止のため、倒木がないか等の見守りを行いまして、日常の維持管理を行っているところでございます。答弁いたしましたとおり、立木の主伐林齢にとらわれることなく、豊かな森林を維持していくとの観点から、みどりの村では日常の森林公園全体の維持管理の中で見回りを行いまして、枝払いや支障木の撤去を行っており、特に強風等があったときには見回りを強化いたしまして、支障木の伐採、あるいは倒木があった際には、その後には広葉樹を植えていくということで、利用者に親しみやすい森林環境の維持に努めているところでございます。現状では明確に何を何割までという計画はございませんけれども、倒れにくさや景観などを考慮し、バランスを取っていきたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。
質問 5番 木村利昭
十数年前になると思うのですが、台風で大量に木が倒れてしまって、愛の鐘やバンガローがある斜面の辺りは、今はもう大きな木は全くなくなってしまいましたが、私の感覚で言えば、みどりの村の熊の像から入ってすぐ右側の森林、あの辺りは特に木が密集し過ぎていて、鬱蒼として、せっかく遊歩道があっても町民は入って行きにくいのではないかなと。熊が出るのではないかとか、鬱蒼として怖いなという状態ではないかと思っています。例えば、そこに台風が直撃して、大量に倒木が起こる可能性がないとは限らないかなと。木の伐期齢がかなり過ぎて、50年、60年たつような木もかなり多いのではないかと思っております。今後、そうならないようにしなければならないと私は思っておりまして、その中で、1回目の御答弁で、みどりの村は林業経営のための森林ではないと御答弁がありました。もちろん私も重々承知しております。林業経営のための森林ではないとわかっております。ただ、現状、材も高騰している中で、せっかく管理して切るのであれば、高値で売れるときに売る。町民の財産でありますので、そういった計画も持つべきかなと。結局、先延ばしにすればどんどん後ろにつけが伸びていく、そして風倒木で木が腐って倒れたときには、その木は材にはならないわけですから、それであれば適切に間伐もしながら、森林循環もすべきかと思うのですが、そのあたりはいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
みどりの村につきましては、購入した時にはカラマツとトドマツの見本林として、きちんと管理された山だったのです。それを、森林公園という形で整備をしたいということで購入したのですが、どういうふうに木を切り替えして、それから森林計画の中で言えば、公園化とのバランスを取るかというのは1番難しいところなのです。伐期齢の話をすれば、一般的に書籍などを見れば大体30年となっているのですけれど、一つの流れとしては40年以上たたないと、なかなか材としての価値もないし、使い物にならないというのが事実であります。ですから、町有林でいけば45年以上、要は50年ぐらいの木を計画的に切って、新たに植えるというやり方をしているのです。みどりの村については、森林の切替えをするという、一つの捉え方と森林公園という部分で、こういう言い方は語弊があるかもしれないけれど、木が大きくなって、この木がなければいいというところもあるのです。それをどんどん切っていけるかと言ったら、それが森林の難しさで切るわけにはいかない。切ることは可能でも、そこに植栽をしなければいけないということです。ですから、今までの手法とすれば、できるだけ針葉樹を広葉樹にしたい。もともとはカラマツ、トドマツの見本林だったわけですけれども、切替えして少しでも広葉樹に替えたいということで、子供が生まれたときの記念植樹で奥のほうはやってきたのですけれど、実際に切り方を一つ間違えると、そこが抜けたことによって風の通り道になったときに、台風でなくてもちょっとした風で全滅するかもしれないのです。全滅したときに、それを置いておけるかというと、当然切るので、その後は計画上きちんと木を植えなければいけないとなったときに、本来目指したものを考えて、広葉樹でバランスを取りたいとなったときにどういうふうにするかと、担当、それから、管理する者が悩んでいる部分であるのです。明らかに伐期齢がきているから、今言ったような上がって右側の森林とかを切ってもいいような気もするのですけれど、その切り方を間違えると、風が通り抜けてほかに影響する。次にここに木を植えなければいけないとなると、町が民間の方々に木を切った場合には、木を植えなさいということで指導している部分に反することもあるので、その辺のバランスをどうしていくかが、本当に悩みです。ですから、木を放置しているわけではなくて、その切替えをどうして、かつ、みどりの村という公園として広げていけるか。そして、木とバランスを取って、楽しんでいただける施設になるかというのが、今の私どもの課題ではあります。
質問 5番 木村利昭
今、町長からかなり具体的に御答弁をいただきましたので、私の中で落とし込むことはできました。1回目の御答弁の中身をうがった見方をすると、みどりの村は自然のまま置いておくつもりですという答弁に私には聞こえたものですから、それであれば、森林公園として、町民のレクリエーションとしてというところとのバランスがどうなのかというところで、このような質問をさせていただきました。再度同じような質問になってしまうかと思うのですが、決して自然の山として、山林としては放置するというか、置いておくということではないということで、それは間違いありませんか。
答弁 町長 平野浩司
先ほどお話しさせていただいたとおり、もともとここは人工林であります。美幌は戦後、農家をやっている方などが冬場に木を育てて、カラマツ、トドマツを植えてきたのです。そのことが林業振興の礎となっていまして、この場所についても元の方は大事に育てて、北海道を代表するトドマツとカラマツの見本林としての山を買いました。ですから、公園にどんどんしていきたいという反面、きちんと計画された中で、お互いのバランスをどう取るかということでありますから、公園をまだまだよくしたいということでいけば、樹種を変えたい、それから、もうちょっと見晴らしをよくしたいからここを切り替えたいという、そこをどうしていくか、担当もその辺を何とか変えていけないだろうかと。一応法律にのっとりながら変えていけば、町民はもっと喜んでくれるかなという話はしていますので、理解をしていただきたいと思います。