美幌町議会 令和6年第9回定例会 2024年12月10日
(1)子育て支援について/(2)地域みらい留学の今後について/(3)屈斜路カルデラトレイルルート開通後のインバウンド対策について
2024年12月10日、美幌町議会の一般質問で、木村利昭議員が「子育て支援について」「地域みらい留学の今後について」「屈斜路カルデラトレイルルート開通後のインバウンド対策について」について質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、福祉部長 斉藤浩司、教育部長 遠藤明、学校教育課長 中尾亘、経済部長 河端勲が答弁しました。
- 質問者
- 木村利昭 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、福祉部長 斉藤浩司、教育部長 遠藤明、学校教育課長 中尾亘、経済部長 河端勲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 木村利昭
私からは、大きく3点について、質問をさせていただきます。まず1点目、子育て支援について。一つ目、子どもたちの集いの場の必要性について。核家族化、共働き世帯の増加により、日中は、大人が家を空けている家庭が多い状況です。これに伴い、子供たち、特に小学生が友達を家に呼んだり、友達の家に遊びに行ったりすることが難しくなり、遊ぶ場所に困る子供たちが増えております。夏場なら公園や外で遊ぶこともできますが、昨今、猛暑日が増加していることから、熱中症や遊具によるやけどなど、外遊びには危険が伴うようになりました。また、悪天候時や冬場は、外で集うことは難しく、施設の性質上、図書館では、楽しくおしゃべりすることもできず、子供たちが友達と集まって、自由に遊ぶことができる場が、美幌町にはありません。前回の9月定例会において、宮崎議員から「町民の居場所づくり」について質問がありましたが、あえて、小学生以上の子供たちを対象とした集いの場として、びほーるのホワイエやしゃきっとプラザのロビー等を開放し、友達同士でゲームをしたり、地域のお年寄りやボランティアの方と触れ合ったり等々ができる「子供たちの顔が見える集いの場づくり」を早急に行うべきと考えますが、町の考えをお伺いします。二つ目、スクールバスの運行地区の拡充についてであります。現在、美幌町のスクールバスの運行は、過去の学校統廃合地区の児童生徒のみ送迎を行っておりますが、瑞治、美禽、野崎地区など、その他の郊外地区への送迎支援も必要であると考えます。町民の方から「花見橋を越えると街灯も歩道もありません。大型トラックが行き交い、とても危険です。大人の私も何度か危ない目に遭っています」といった声も寄せられています。それが小学生等の子どもたちなら、なおさら危険です。誰かが事故に遭ってからでは遅いのです。運転手不足等も理解しておりますが、それらの現状を踏まえ、スクールバスの運行地区の拡充、または通学支援と安全性の確保について、町の考えをお伺いします。大きく2点目、地域みらい留学の今後について。美幌町における美幌高校の位置づけについて。令和2年度より全国から生徒を募集し、実績をつくっている地域みらい留学は、道外から出願の受入れを希望する場合「寮や下宿など、生徒の受入体制が整備されており、地域が責任を持って継続的に支援することが見込まれること」が条件とされております。美幌町においても、美幌高校の生徒を確保したいとの思いで地域みらい留学を実施していると考えますが、その考え方で間違いはないのか、美幌町としての考えをお伺いします。大きく3点目です。屈斜路カルデラトレイルルート開通後のインバウンド対策について。本年10月、待ちに待った屈斜路カルデラトレイルルートが開通されました。世界でもまれな外輪山を縦断できるトレイルルートということもあり、今後、注目度は高まり、それに伴い、インバウンドも増えていくことが期待されます。このことから、美幌町においても、インバウンドを受入れできる体制整備が早急に必要であると考えますが、町としての必要性及び今後の対策の考え方についてお伺いします。以上、大きく3点、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
木村議員の御質問に答弁いたします。地域みらい留学の今後については、教育長から答弁いたします。初めに、子育て支援について。1点目の子供たちの集いの場についてですが、コミュニティセンター内の児童センターでは、子供たちの活動の場として開放し、自由に利用されております。また、しゃきっとプラザのロビーやサニーセンターを常時開放するほか、冬期間などは、小学校体育館を土曜日に開放している「サタスポ」などにより、子供たちが自由に活動しているところであります。さらには、びほーるギャラリーでは、子供の居場所づくりの一助として、主に毎週木曜日、午後4時30分から午後6時30分まで演劇ひろばを開設し、子供たち各々が思い思いに活動できる場として提供しており、随時、参加いただけるよう募集しているところであります。このほか、学習の場としては、図書館や町民会館2階の学習スペースを開放するなどして、それぞれ子供たちの目的に合わせ、集まれる場を提供している状況にあります。今後も利用施設のPRを図るとともに、地域ボランティアの協力もいただきながら、子供たちの居場所づくりを進めていきたいと考えております。次に、2点目のスクールバスの運行地区の拡充についてでありますが、スクールバスは、学校の統合地区の児童生徒の登下校の送迎として、現在、郊外地域8路線をバスとハイヤーにより運行しております。御質問のその他の郊外地区として、瑞治、美禽、野崎地区については、統合地区ではないことから、これまで運行はしておりませんが、美禽地区、野崎地区などにつきましては、町民の皆様も利用可能な混乗スクールバスを活用し、可能な限りバスでの送迎に努めております。瑞治地区につきましては、運転手不足などから、現状においては、路線の拡充は難しく、保護者の送迎による通学に御協力いただいているところでありますが、今後につきましては、児童生徒数の動向に合わせて、適宜、路線も見直しし、バスによる安全な通学の確保を進めていく考えでありますので御理解をお願いいたします。次に、観光振興について。屈斜路カルデラトレイルルート開通後のインバウンド対策についてですが、10月5日に開通した屈斜路カルデラトレイルは、釧路市から羅臼町まで3つの国立公園をまたぐ全長410キロメートルの北海道東トレイルのうち、津別町、美幌町、大空町をつなぐ25キロメートルのトレイルルートで、開通に向けて、美幌地区三町広域観光協議会が中心となり関係機関や地域のボランティアなど、多くの方々の協力を得ながら、8年をかけて調査やモニターツアーなどを実施し、今回の開通となったところであります。近年、インバウンド需要は増加傾向にあり、北海道観光機構の調べによると、オホーツク管内への訪日外国人の58.3%がトレッキングや登山を「興味、体験したいもの」として挙げており、関心度の高いアクティビティーであると認識しております。御質問のとおり、トレイルルートの本格運用に向けて、インバウンド対応は不可欠なものと考えておりますが、ノウハウが不足していることも事実であります。インバウンド対応の代表的なものとして、多言語対応、翻訳ツールや通訳サービス、キャッシュレス対応、SNSの活用等が挙げられております。それらについて、美幌地区三町広域観光協議会を中心に、美幌町、津別町、大空町や北海道東トレイルの構成市町のほか、環境省とも連携しながら、訪日外国人の満足度の向上を図るとともに、日本人観光客にとっても壮大な自然を感じることのできる美幌町の新たな観光コンテンツとして、進めてまいりたいと考えております。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 矢萩浩
木村議員の御質問にお答えいたします。地域みらい留学の今後についての御質問でありますが、この取組は、道外から農業科へ入学希望する生徒確保を目的として行っており、美幌高校は寮や下宿などの受入体制の整備及び地域が責任を持って継続的に支援することを条件に、毎年、北海道教育委員会に対して農業科クラス定員の5%程度を、道外受験者の推薦枠として確保するために申請しているものであります。美幌高校が行う生徒募集の手法としては、高校の教職員が中学校を訪問し募集活動を行うほか、農業科においては、令和3年度から一般社団法人が主催する合同説明会、地域みらい留学事業に参加し、毎年、道外から農業科に数名の生徒が入学しているところであります。次に、地域みらい留学事業を活用した生徒募集の今後の考え方でありますが、地域みらい留学事業は、令和3年度の事業実施から4年が経過し、町・高校に生徒募集のノウハウが蓄積されていること、さらに、令和7年度から地域みらい留学事業の負担金の大幅増額が予定されていることから、今後は、地域みらい留学事業を継続するか、あるいは他の方法に変更するのがよいのかを精査している状況にあります。このため、令和7年度の生徒募集の方法につきましては、予算編成までに決定し、予算議会において説明を行ってまいりますので、御理解をお願いします。また、寮や下宿など、生徒の受入体制の整備状況については、これまでも美幌高等学校教育振興対策協議会や経済界などから情報をいただきながら、下宿等の受入先の確保を行っており、現状では令和7年度の受入体制は確保される見通しでありますが、今後、不足することも考えられますので、引き続き、対策協議会や経済界とも連携して、受入先の確保に努めてまいります。以上、お答えいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
質問 1番 木村利昭
町長、教育長から御答弁いただきました。以前、一般質問の答弁で、町長が、町民の満足度を高めたい、将来の美幌を守りたいとおっしゃられていたのを、私は覚えております。私は、将来の美幌とは、美幌町の子供たちだと思っています。そして、町民の満足度を高めたいという意味で、子育て世代の満足度を高める。今回は、そのような観点で、特に、子育て支援と高校の部分について、質問をさせていただいております。ですので、それを踏まえて、ぜひ御答弁をいただきたいと思います。まず、子育て支援についてから再質問させていただきますが、図書館、しゃきプラを学習スペースとして開放しています、演劇ひろばをやられています、児童センターについてもやられていますということは、理解しております。演劇ひろばと児童センターは別として、実際に開放している図書館、しゃきっとプラザ、こちらの利用状況というのは、把握しているのでしょうか。また、例えばそこを利用しての声とか、何かそのようなものというのは、寄せられているのでしょうか。教えてください。
答弁 福祉部長 斉藤浩司
御答弁いたします。しゃきっとプラザの状況につきましては、ロビーが1階から3階までございますが、3階にはテーブル、椅子等があって、中学生が勉強されたりというのを見かけます。ですが、広く町民の方に開放しているロビーでありまして、実態については把握していない状況でありますので、よろしくお願いいたします。
答弁 教育部長 遠藤明
御答弁申し上げます。教育施設である図書館と町民会館2階でございます。細かな数字は押さえておりませんけれど、特にテスト前ですとか、長期休業期間中は、比較的多くの子供たちに利用されているといった状況でございます。以上です。
質問 1番 木村利昭
私は今回、子供たちが自由に集って遊べるというところで、質問させていただいているのですね。確かに、勉強したり、一人で集中したりとかというときに使いやすい、そのような場所というのはもちろん必要なのですが、1回目の質問にもあったとおり、今、友達の家に遊びに行って、自由に遊んだりとかということは、なかなかしにくい。それで、自分の家に引きこもってなかなか外に出にくい、人とのコミュニケーションを取っていけないとか、そのようなところにつながっていくのではないかと思ったのです。演劇とか、そのようなところに力を注ぐのが得意ではない子たちというのもいるわけですよ。私は、ゲームばかりやることがいいとは思っていないですけれども、友達とのコミュニケーションを取るために、私たちが趣味をやるのと同じくゲームをやるということを、私は別に駄目だとは思っていない。それを一緒にやったり、おしゃべりしたり、本とか何かを見ながら、例えば、自分たちの好きなアイドルの写真とか動画を見ながらおしゃべりしたりとか、そのようなことをする場所がもっと身近にあったらいいのではないかなという意図で、今回は質問をさせていただいております。ですので、そのような意味での答弁としては、ちょっと違うのではないのかなと、私は思います。正直言って、冷たいなと思います。実際に、町民会館やしゃきっとも、申し訳ないですけれど、ただ机と椅子が置いてあるわけですね。これは、一般に開放しているだけだから、しようがないです。では、これを子供たちに使ってくださいということで置いているとすると、すごく冷たい雰囲気だと思うのですね。役場の庁舎もそうだと思うのですけれど、例えばBGMを流すとか、町民会館であれば、空いている部屋をもう少し活用しやすくするとか、ボードゲームとか、無料のお茶を置くとか、どうぞ使ってくださいという積極的な姿勢というものがどうしても見られないなと思うのですが、その辺りはいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今、お話をいただいたことについては、よく理解できます。今回、質問いただいたのは、子供が自由に遊べるところをという話でありまして、そのためには、場所とそこに関わる人がセットでなければならないと思っております。ですから、今後どのような形でということは、多分、場所は考えればあると思うのですね。そのときに、遊んでいるときの見守りというか、何もしなくてもいいのですけれども、子供が危険な行為とか、困ったことがあったときにお話ししてあげられる、それから向き合える人、この人というのが大事なのかなと思っています。施設は、ここがいいかなとすぐに言えるのですけれど、人となると、行政ということではなかなか難しい。答弁にも書きましたけれど、ボランティアという言葉がいいかどうかはありますが、関わる人をどう町民の中から見つけるか、この二つをしっかりやっていく必要があるかなと思っています。言わんとすることは十分理解しておりますので、今言った場所と人の確保について、今後は、教育委員会それから町長部局も含めて、しっかり考えていきたいと思っています。
質問 1番 木村利昭
町長からしっかり考えていきたいとおっしゃっていただきました。実際に、子供たちの顔を見て触れ合う人の部分、これは、確かに課題だなと私も思っております。これを全て行政がということは違うと私も思いますし、地域の人たち、町民が一丸となって、美幌町の将来である子供たちをみんなで見守って育てていこうという姿勢、これをしっかり町民に伝えてやっていくことが必要なのかなと思います。その意味では、ぜひ、将来の美幌を守るために、町長の強い言葉を町民の皆さんに伝えて、子供たちを一緒に育てられるような体制をつくっていただけたらと思います。ですので、こちらについては、終わりたいと思います。スクールバスの運行地区の拡充についてです。1回目の質問でもさせていただきましたが、御意見をいただいた方が瑞治のほうだったというのもあるのですけれども、実際に一つ、場所を例に出すならば、やはり瑞治のほうがなかなか……。夕方、暗くなってから、東陽小学校から瑞治の町道を歩いたことはありますか。
答弁 教育長 矢萩浩
私はありません。
質問 1番 木村利昭
橋を越えると、本当に街灯もなくなって、真っ暗なところが幾つもあります。確かに、送迎できるときは親が送迎して危険回避ということは、親の責務として、もちろん当然だと思うのですけれども、とはいえ、どうしても一人で歩いて帰らなければならないということもあると思うのですね。では、何回あって何回ないのかとか、可能性の話をする、そのようなことではないと私は思います。あとは、昔に比べて、授業自体も時間が長くなっていると思うのですね。教科書とか教材、Chromebookとかも与えられたりしているというところで、ランドセルも多分、私たちが子供のときにしょっていた重さと全然比較にならないというか。うちの娘も出ていくときにたくさんの荷物を持っていきます。水筒しょってとか。特に、冬に関しては、もう3時半を過ぎると薄暗いわけですよね。そのような中で、低学年、中学年の子供たちが、重いランドセルしょって、大型車が通る暗い道路を歩いて帰る、これは相当不安なことだと思うのですよ。もちろん、運転手不足の現状も理解しますけれども、やはり、子供たち一人一人の安全のために、何か対策をすべきかなと私は思うのですが、何か対策を考えられたりとかはしていませんか。
答弁 教育長 矢萩浩
遠距離通学の関係でございますが、今、具体的に瑞治のお話がありました。瑞治は、過去に路線バスが走っていたという経緯がございます。路線バスが廃止になってからは、交通の空白地域とも言えるような状況でございます。そのようなことから、町としましては、遠距離通学児童生徒通学費支援金という制度を設けさせていただいて、瑞治だとか美禽の一部の方々に対して、交通費の幾ばくかを助成させていただいているというところでございます。これは、現実としましては、保護者の方に送迎いただく場合に対して、一定金額を支援させていただいているということでございます。木村議員おっしゃるように、保護者の方も都合があって、どうしても送迎ができないという場合もございます。そのようなことも踏まえながら、町としましては、例えば、タクシーだとかスクールバスということもしたいところでありますが、いかんせん運転手の不足ということが、非常に大きな課題となってございます。また、答弁にも書かせていただきましたけれども、今後も、地区によって児童生徒の数が大幅に減少するところもございます。そのようなときには、また路線の見直しも適宜行ってまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。
質問 1番 木村利昭
助成金を一部出しているということは、もちろん存じ上げております。ただ、特に、瑞治のほうになってくると、保護者の方が農業者だったりして、農繁期とかはなかなか送迎が難しいということも出てくると思うのですね。ですので、例えば、農繁期のときだけでもタクシー送迎ができるようにするとか、助成金自体をタクシーチケットにするとか、何かもっと活用しやすい方法とかがあるのかなと思うのですけれど、その辺りの検討の余地はいかがですか。
答弁 教育長 矢萩浩
支援金の関係でございますが、こちらは、実勢と比較して非常に安い料金設定にもなっております。その辺の中身につきましては、令和7年度予算のときにしっかり検討させていただきたいと思っております。今、議員からありましたタクシーチケット、こちらについても、どのような形が望ましいのかということも、しっかり検討してまいりたいと思います。
質問 1番 木村利昭
実際に、運転手が不足していたりとか、お金がかかるところで、財源の問題とかもあるので、何でもできるという話ではない、もちろん、これは理解しています。でも、町民の方、特に、一部助成をもらっている方からすると、ありがたいけれど、ほかは送迎とかでバスを出してくれているのに、これだけですかという受け止めになってしまうのですよ。これは、心理としてどうしても。やはり、教育委員会に相談してもできないと言われてしまったとか。いつ相談されたかということは、私は分からないですよ。非常に対応として冷たいというイメージを持たれているところがあるのかなと、私は思います。ですので、できないにしても、どのようなことができるかというのを一緒に考えて、ぜひ、実際に困っている人たちの現場の声をもっと聞いて、寄り添う対応をしていただきたいということを強く伝えて、こちらも終わりたいと思います。続いて、美幌町における美幌高校の位置づけについてですけれども、先ほど、教育長からの答弁で「令和7年度以降、地域みらい留学は、ほかの方法も検討していきたい」ということをお話しされていましたが、ほかの方法として何か検討されているものというのを、お話しできる範囲で教えてください。
答弁 学校教育課長 中尾亘
御答弁いたします。現在、地域魅力化コーディネーターという形で人を配置して、地域みらい留学に代わる学校説明会等々のPR資料だとか、あと、農業科については、特に道外からの入学者の募集、対面学校の説明会、今も実施しておりますオープンキャンパス。また、道外から来られる方、町外もそうですが、報徳寮に入っている方は、どうしてもストレスを抱えて、なかなか適応できていないという状況もございますので、そちらのメンタルケア。さらに、令和6年度から設置されております高校側の学校運営協議会、こちらと連携をした中で、今考えておりますのは、農業科、普通科ともに入学募集者を増やすという取組ができないかということで、新年度予算に向けて検討している状況でございます。
質問 1番 木村利昭
先日、私は、同じく道立高校で、道の寮を持っていて、その寮へ支援したりしている遠別町の遠別農業高校、遠別町の教育委員会へ視察調査に行ってまいりました。いろいろと取り組んでいるお話とかも伺ってきました。今、課長から魅力化コーディネーターを配置してというお話がありました。名称はちょっと違うと思うのですけれども、遠別町も高校の魅力発信事業として地域おこし協力隊を活用して、高校の魅力発信とかPRを行っているということでお話をされていました。遠別町は、地域みらい留学をやっていないのですね。やっていなくて、年間大体10人から20人ぐらい、毎年、地方とかの生徒を集めていると。どうしてそれをされているのですかとお話を伺うと、トップセールスをしています、学校の先生だけではなくて、向こうは課長だと思うのですけれど、教育長が一緒についていって高校の営業をしていますと。これも、もう6月とか早い段階に営業して、早いうちに思いを伝える。要は、美幌であれば、美幌町として生徒に来てほしい、受入れ大歓迎しますという思いを伝えるということが大事なのかなと思うのですけれども、その辺りはいかがでしょうか。
答弁 教育長 矢萩浩
今、トップセールスというお話がありましたけれども、美幌町も管内でありますが、私と部長と課長が高校とともに行って、生徒募集だとかPR活動をさせていただいているという状況にございます。また、これまでいろいろなところでお付き合いのあるところに対しても、美幌高校のポスターを送付させていただき掲示もお願いしながら、様々な方法でPRさせていただいているという状況でございます。今、議員からよその事例もお伺いしまして、時期等、私どもは7月、8月と少し遅いかなという部分がありますので、その辺は早め早めに手を打っていきたいと思います。
質問 1番 木村利昭
やはり、営業を受ける側も人間ですから、2番目、3番目、4番目、5番目で営業に来るよりも、1番に行って1番に売り込みされると、お、やる気が違うなと、向こうにも思ってもらえるのかなと思いますので、人を相手にした熱の伝え方という部分も工夫される必要があるかなと思います。管内の部分に関しては、教育長以下、教育委員会も一緒に行って営業しているというお話をされていましたけれども、地域みらい留学で実際に受入れしている生徒の母校とか、例えばそのようなところへのアプローチというのは、現状どうなのでしょうか。
答弁 教育長 矢萩浩
今現在は、アプローチはしていませんけれども、1回目の答弁で申し上げましたように、来年度から新たな募集の仕方ということで、例えば今来ている子の母校だとか、そのような周辺に対してもアプローチすることで、効果が出るのかなと思っております。
質問 1番 木村利昭
やはり、札幌都市部とか、実際に来てくれている生徒の活躍とかというところで、母校に訴えかけていくというのは、かなり大きいのかなと思います。これについては、例えば、コーディネーターを雇ったとしても、コーディネーターだけに任せるのではなく、教育委員会も一丸になって、美幌町として大きく歓迎したいという思いを、ぜひ伝えていただきたいなと思います。改めて確認なのですけれども、来年度以降は、地域みらい留学の実施については検討していきたいというお話でしたが、いずれにしても、この生徒募集の取組というのは、美幌町として美幌高校の生徒を確保したい、そのような思いでやっているということは間違いないですね。
答弁 教育長 矢萩浩
まず、私どもが高校支援に取り組んでいる理由ですけれども、大きなものは、町内の子供たちの多様な進路の選択肢を確保するということでございます。これは、町内唯一の高校をしっかりと守ることが、我々の使命だと思っております。また、美幌高校は、北海道が学校設置者ということで、管内唯一の農業科を有しているところでございます。ここは、地域の基幹産業である農業を担っていく職業教育というものを、高校としてもしっかりと行っていきたいという思いでございます。これに加えて、今、地域みらい留学ということで、生徒募集の取組を行っているところでございます。この考え方でございますが、今、定員が40人です。40人ですけれども、極端な言い方をすると、ここを全て地域みらい留学で埋めたいとか、そのようなことは、学校も私どもも考えていないところでございます。まずは、地域の子供たちの受皿、さらには、地域の農業者にしっかりした職業教育を行ってもらうとともに、道外からの入学者についても来ていただければと思っております。その数につきましても、北海道教育委員会が示している基準が5%ということでございます。この5%でいくと2人なのです。しかしながら、定員を満たしていない場合は、弾力運用ができますので、ここも、例えば2人から6人ぐらいであれば、本当の机上論でありますけれども、大体30名ぐらいが確保できると思っております。定員は40名でありますけれども、きめの細かい教育を行っていくのであれば、やはり30人くらいが適正な規模でないかということで、ここは、学校とも共通認識を持っているところでございます。
質問 1番 木村利昭
もちろん、美幌町やこの周辺の地域の子供たちの進路確保、その子たちが美幌高校に入ってくれる。これが、一番最優先だと私も思っております。ただ、現実、定員の確保であったり、高校の存続の部分とかも関わってきます。何ぼいいことをやっていても、生徒が集まらないことには魅力も発信できないし、存続していくこともできないというところで、地域の子供たちに行ってもらうために、しっかり魅力を伝えていく、つくっていく、これも大事ですけれども、それと併せながら、その魅力を町外、そして地方の生徒たちにもしっかり伝えていくことが必要だなと思います。では、外から生徒が来てくれますよとなったときの受皿として、寮の部分なのですけれども、私もいろいろとお話を伺ったりすると、なかなか宿舎、寮の環境があまりよろしくないと。前回、宮崎議員と横山議員もこのことを質問されていましたので、そこと重複する部分があるかと思うのですけれども、確かに、今現状は、道が設置している寮であります。ですが、美幌町として地域みらい留学等を活用して、ぜひ美幌町の美幌高校に来てくださいと町がPRして、来てもらった生徒の日常生活に支障を来すというのはいかがなものかなと、私は思うのですね。まず、その辺りについてはどうお考えですか。
答弁 教育長 矢萩浩
道外からの生徒募集のためには、地域が責任を持った支援が必要だよということもございます。ここを念頭に置いた中で、これまでも金銭的な支援を行っておりますけれども、金銭だけでは済まないなということで、今回、コーディネーターの配置というものを考えております。その中には、住環境の確保だとか、相談支援ということもございます。そのようなことを踏まえて、令和7年度から実施に向けて取り組みたいと思っております。
質問 1番 木村利昭
コーディネーターを確保して、多分、高校生たちとのやりとりの中で、実際に意見を聞きながらということもあるのかなと思います。実際に、寮に入っている生徒の保護者だったり、そこに携わる人たちから話を聞くと、現状、まず土日は食事がないと。自分たちで調理してくださいといっても、調理器具がほとんどない。長期休暇中は滞在できない。滞在しても食事がない。あとは、光熱費がすごく高いせいで、光熱費抑制のために、夏場は毎日お風呂に入れなかったというお話も聞いています。Wi-Fiもついているけれども、容量不足で全然使えない。そうすると、スタディサプリで宿題をやっていかなければならないのに、Wi-Fiが使えないから宿題もできないとか、そのようなところのお話とかも伺っているのですけれど、この辺りというのは、踏まえていらっしゃいますか。
答弁 教育長 矢萩浩
今、報徳寮の夏場のお風呂、入浴とWi-Fiの関係、9月に他の議員さんから一般質問をいただきました。そのときに、私どもは現場確認をさせていただいておりますけれども、まず、入浴については、やはり光熱水費。基本的に、独立採算で寮を運営していただいているところでありますので、高校側は、経費節減の方法として、子供たちの状況で、夏場はシャワーで済ます子が多いということもありましたので、毎日入浴からシャワーとの併用ということに変えたということもお話をお伺いしております。そのときに、当然、保護者からも理解をいただいたというお話でございますが、その辺についてはまた、温度差があるのかなということも感じているところでございます。そして、さらにWi-Fiの関係でありますけれども、Wi-Fiについても特に出力的には問題ないよというお話もありましたが、ここも、実際に運用していく中で不都合があるのであれば、そこは直していただきたいということで、高校にも話をさせていただいております。高校の寮でありますけれども、北海道が設置した寮ということでありますので、非常に予算も厳しいと言っておりましたけれども、一定程度の修繕料はありますので、そちらを活用していただきたいと。また、話がそれますけれども、オホーツク中学区、北見を中心とした1市4町で構成されておりますが、そこで首長と教育長とかと道教委の意見交換が定例的に行われております。そのときに、平野町長から道教委に対しては、北海道で予算がなくてできないようなことがあるのであれば、そこはしっかりと地域にお願いするという姿勢が大事ではないかというお話をしていただきました。木村議員から食事の関係がございましたけれども、ここも、高等学校寄宿舎の舎監、宿直者及び日直者の配置方針に基づいて、道内の職業高校が設置している寮の運営を行っております。これについても、町長からは、方針の見直しだとか、弾力運用について検討してくれということを申入れしております。この際には、やはり食事のことだとか、長期休業中に寮を出なくてはいけないということ、それについては、管内で福祉科を持っている高校もございますので、そこの教育長とも連携して申入れをしたという状況にございます。
質問 1番 木村利昭
遠別町は、道費で足りない分の寮の維持費用を、町で負担しているということでした。これは参考ですが、賄い業務委託料助成として約753万円、寮費助成として600万円。これを、過疎債のソフトを活用して繰り出ししていると。これは、議会の理解も町民の理解も得てやっていますということでした。多分、それによりだと思うのですけれども、土日も寮を開けて、食事も通常どおり出しているという取組もされています。女子寮については、美幌も町で増設して寄附をしたという形になっていると思うのですけれども、女子寮は、公設民営、交流センターという名目で、平成24年に町が1億1,000万円かけて建設しています。運営については、民間の管理会社に年間約2,100万円、一財で1,600万円出して、残りは使用料でやっていて、ルールは男子寮と一緒、このような取組とかもされているということで、伺っております。今、教育長から教育委員会、道教委とも意見をいろいろというお話で、何でもかんでも町がやるべきなのかというと、私もそれは本当に違うと、正直言って思います。道に訴えて、しっかりやってもらうということが必要だと思うのですけれども、とはいえ、実際に生徒が来て、何と言ったらいいのでしょう、それがすぐ改善されればいいのですが改善されない。例えば、2年、3年かかるのであれば、2年、3年の間に通学している子供たちというのは、正直言って、要望していることには関係ない。今、住んでいることに対してが全てだと思いますので、しっかりと。来年、コーディネーターを置いて、しっかり生徒の声も聞きながらということだと思うのですけれども、このようなところ、ある一定の部分に関して、町もしっかり力を注いでいかなければ駄目なのかなと思うのですが、その辺りをもう一度、確認させてください。
答弁 教育長 矢萩浩
まず、報徳寮の運営に関してでございますが、独立採算でやっていただいておりますけれども、どうしても物価高騰だとか、入寮者が少ないということで、収支不足が生じることがございます。このような点については、町も支援させていただいているという状況でございます。この財源については、一般財源もしくはふるさとづくり基金からの繰入れという形で行っております。また、道外から生徒募集を行っていく中で、やはり女子の入寮が多いということで、これまでも令和3年ぐらいから、この寄宿舎の件については、教育委員会事務局でもどのような方法がいいのかというのをかなり試行錯誤していて、今の状況に至っているという状況にございます。議員おっしゃるように、例えば町が建てるとなれば、町の公の施設としての建設ということになります。事業規模によりますけれども、議員おっしゃるように、例えば1億円かかったといたします。それは、過疎債の起債対象にはなりますけれども、過疎債は枠がございますので、それが全部つくかどうかということは、また別の話だと思っております。また、町が設置、運営するとなれば、今後も例えば施設の更新だとか、そのようなことに長期的に関わっていかなければいけないと思っております。それであれば、一つの方法として、管内の町がやっていますけれども、経済界にお願いして建てていただく、その際に、町が補助制度を設けるだとか、そのような支援の方法もあるのかなと思っております。そうすることによって、民間活力の活用もできますし、既存で営業している下宿の事業者さんたちの経済活動にもつながると思っております。それで、下宿の費用、寮費との収支差額分については、例年調整させていただいているということも、申し添えさせていただきます。
質問 1番 木村利昭
遠別町の取組は、あくまでも参考までに述べさせてもらったものです。最終的に何が言いたいかというと、やはり美幌町として、外から来た子たち、美幌町の高校を選んで来てくれて、そこで大切な3年間を過ごしていただくわけです。もしかしたら、美幌町に愛着を持ってそのまま、1回、大学や専門学校へ出ても美幌に戻ってきてくれる可能性もないとは言えない。そのようなところをどうつくっていくかということも大事だと思いますし、やはり、美幌町にいた3年間はすごくよかったなと思って、生徒の人生で大きい期間にしてほしいと思うので、このような質問をしています。現状いろいろあるかと思うのですけれども、それは結局、大人の都合だと思うのですよ。ですので、まずは、きちんと人として尊厳が守られた生活ができて、楽しく学生生活を送れるように、美幌町はサポートすべきだと思います。それを強く申し添えて、この質問を終わりたいと思います。最後、トレイルルート開通後のインバウンドの受入体制についてです。まず、この屈斜路カルデラトレイル、美幌町として、どのような位置づけで、どのように広めていく考えなのか、その辺り何かあれば、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 経済部長 河端勲
今回のトレイルルートは、全国でもまれに見るようなルートとなってございます。外輪山を徒歩でぐるっと回れるということで、日本人のみならず、外国人の方にも幅広く喜んでいただける観光ツールになるのではないのかなと感じております。その中で、利用していただいた後、少しでも本町に滞在していただけることにつなげていければなと、今のところ考えているところでございます。
質問 1番 木村利昭
もちろん、そのとおりだと思うのですけれども、私が伺いたいのは、美幌町にいろいろある中の一つに美幌峠ですよ、何ですよ、トレイルルートですよなのか、美幌町として、美幌から始まる、美幌が起点になる屈斜路カルデラトレイルというものがありますなのか、その意味での位置づけです。どこまでどう力を入れていくつもりなのか、その辺りを伺いたいです。
答弁 町長 平野浩司
今回の屈斜路トレイルについては、あくまでも北海道東トレイルの中の一つという位置づけであります。それはそれで、その一部ということで受け止める中で、今、美幌町という話になったときに、従来からの繰り返しになりますけれども、滞在していただくという中でいけば、当然、美幌に関わる施設でという話です。美幌峠はどちらかというと、景観を見てほとんどが通り過ぎるというか、きれいな景色ですねということから、そこで滞在というか、体験していただけるというか、そのような一つのフィールドとして重要な位置づけになると、私は思っております。ですから、今後、それをベースとして、どちらかというと、端ではあるのですけれども、阿寒摩周国立公園の関わりの中で、美幌として景色も見て、よりゆっくりその景色を見ながらトレッキングというか、歩けるということについては、重要な役割を示していただける。あと、その人たちがまちの中にということは、滞在にどうつなげていくか、ここが一つ、大事なことかなと。今、みどりの村もいろいろ整備しようとしております。それから、トレイルもできました。このような要素をしっかりまとめた中で、地元にホテルもできましたが、お話を聞くと、ビジネスは多いのですけれど、やはり観光に関わる人はほとんど泊まっていただいていないということもありますので、そのようなことも含めて、美幌の中で十分に泊まっていける環境として整備する。今いろいろものができましたということをしっかりアピールして、地元の中に人が滞在できる環境に力を入れていきたいと思っております。
質問 1番 木村利昭
やはり、何にせよ、どう活用していくかがすごく大事だと思っております。町長、部長からも町に滞在してもらう美幌の施設と、ほかの美幌の施設ともしっかり連携を取って、宿泊、滞在ができるようなフィールドとして活用していきたいと、総称するとそのようなことなのだろうと理解します。今回、インバウンドの受入れということをメインに質問させていただいておりますけれども、このトレイルルートができたということを、もっと町内の事業者とか町民にも理解してもらわなければならないと思います。また、このトレイルルートを活用して、もっとこのようなことをやっていきたい、だから、町内の事業者さんも協力してくださいとか、そのように理解を深めること、あと、身近に感じてもらえるような取組、そもそものストーリー、このようなものが大事だと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
答弁の中でお話ししましたけれども、10月5日に開通したということです。これは、皆さんに本当に努力していただいて、無理やり何とか開通に至ったということであります。そして、今後は、今お話したように、このトレイルはどのようなトレイルかという思いとか、ここで何ができるかとかいうことは、これからしっかりやる必要があると思っています。いや、やる必要があるというか、やる予定で今、進めているというのが正解だと思っています。当然、案内の部分の掲示とか、今は最小限の注意書きとか、そのようなこともやっていますけれども、町の人たちにもこのようなところがあると。外から来るだけではなくて、まずは、アピールするために、町民の方に少しでもあそこを歩いてもらうというのは大事なことだと思うし、事前のモニターツアーなどでは、町民の方々に参加していただいて歩いたりもしています。これから、そのようなものを多くする必要があると思っています。シーズン的に冬になるということで、冬も歩けるには歩けるのですけれども、安全にということを考えれば、来年に向けてしっかりと今、御指摘いただいたことは受け止めた中で、準備をしていきたいと思っております。
質問 1番 木村利昭
これも参考までなのですけれども、星野リゾートでは、様々な町にOMOというホテル、OMO7とか、OMO5とかあると思います。そこでは、OMOレンジャーという取組があって、その地域の魅力を伝える案内人みたいな人がいて、その人の得意分野で、そのまちのことを案内してくれたり、関わってくれるというものがあります。それを参考に、今回のトレイルのPR、もっと身近に感じてもらえるというところの提案でいくと、例えばこの屈斜路カルデラトレイルのことをしっかり伝える、伝道師になってくれる人たちを任命して、その人に相談すれば案内もしてくれる。トレイルまたは美幌峠の環境とかのことについてPRする専門部隊のような、そのような人たちをしっかり配属するというのも一つ。ずっとやり続けるかどうかは、もちろんスクラップアンドビルドが必要だと思うので、そのような取組をやってみるのも一つかなと思うのです。あわせて、今現状、美幌峠の道の駅に観光のインフォメーションがないので、ここにもしっかり窓口を置いてまちに流す、滞在地を紹介するとか、今言った案内人と併せてそのようなことをやる必要があるかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
行政がどこまで主導的にやるかというのが、一つのポイントかもしれません。そして、今、美幌地区三町広域観光協議会の中で、点ではなく線になっているので、それをどうやっていくかと。私どもとしては、行政が関わったのは観光ガイドの育成ということで、具体的に育っていただいて頑張っておられる方が何人かいらっしゃいますので、足りないものに支援していくというか。ですから、今いただいたような御意見も町がこうしてというよりも、このような話がありますよということをきちんと担当から伝えた中で、皆さんがそうですよねと思ってくれるか思ってくれないか、そのことをできるだけ思っていただけるような関わり方をする必要があるかなと思っております。いずれにしても、私どもというよりも、私は行政の立場ですから行政がというよりも、そこに関わってくれて、今まで本当に苦労して努力して、それをしっかりサポートする。それから、場合によっては、土地の借入れなどについては、行政でないとスピード速く借りられなかったものをしっかり行政が関わって借りる。そのような役割分担をした中で、まず、町民の方にいいトレイルルートになったねとか、そのように感じていただいて、その広がりとして他の地域で、御質問のインバウンドというか、そのような方々に来ていただけるようになればいいかなと、そのような努力はしたいと思っています。
質問 1番 木村利昭
今、町長がおっしゃっておりましたが、このような人がいてトレイルの案内人もできますよとやるのか、ほかのこともできるけれど、今回このトレイルを推すためにこの人がトレイル案内人ですとやるのかで、やはり、捉え方は全然違うと思うのですよね。今回は、このトレイルをしっかり美幌町としてもPRしていきたいということであれば、やはりパフォーマンスもすごく大事だと思いますし、見せ方も大事だと思うので、振り切ってやるということも必要かなと私は思っております。トレイルだけではなくて、インバウンドの受入れということで、一番最初の答弁でも、知識とかまだ体制がないということをおっしゃっていましたけれども、それぞれの飲食店が自助努力として自分たちで頑張るべきだというところも、もちろんあると思います。とはいえ、このトレイルというのを行政も主導してやってきた中において、美幌町としてPRして、美幌町としてこのようなところを受入れしていきたいのだということを町内の事業者に伝えて、その知識とか情報を得られる場というのもつくっていかなければいけないのかなと思うのですよね。研修会という形でやるのか、形は分からないのですけれども、要は、大変なことを乗り越えた先のメリットもしっかり伝えて、そのような情報とか、研修会のようなことをやる必要もあるのかなと思うのですが、その辺りはいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今、スタートしたばかりであります。今、御意見いただいたことも含めて、どこまで私どもが関わるかということを明確にしていきたいと思うのです。そして、その根底として、町としてはということは、私も含めた行政側としては、これをしっかりと町民の方々に御理解いただいてそこに関わってもらい、それであればどこまでやるかという部分が誰がという。そうなると、今まで整備するまでに自発的にやっていただいた方だけではなくて、当然、お金が伴うという部分があるので、逆に言えば、そのことを議員の皆様方にどこまで御理解いただけるかということも含めて、私は努力していく必要があるかなと理解しております。
質問 1番 木村利昭
いずれにしても、今までずっと長い時間をかけて、労力もかけてここまで造ってきたトレイルだと思っています。東北海道トレイルの一部かもしれないですけれども、国立公園を活用して、美幌からできるアクティビティー、これができるフィールドが出来上がったわけなので、ぜひ、中途半端ではなく最後まで、美幌町としてしっかり押し切っていただきたいと思います。最後、その辺りの思いを町長にもう一度お聞きして、私は終わりたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
仕切るというか、広域であるものは、しっかり他の人たちと協力し合うという時代だと思います。その中で当然、美幌の個性は出さなければいけないのですけれどもね。私は、せっかく3町でこのような一連のものの線として出来たものについては、やはり3町で協力し合って、それぞれの起点となる、私どもで言うならば美幌峠というしっかりした特徴を出す、その努力はしていきたいと思っております。