みんなの議会

美幌町議会 令和5年第7回定例会 2023年12月13日

大きく2点について

2023年12月13日、美幌町議会の一般質問で、木村利昭議員が「大きく2点について」質問し、町長 平野浩司、地方創生担当主幹 竹下護、経済部長 後藤秀人、政策課長 沖崎寿和が答弁しました。

質問者
木村利昭 議員
答弁者
町長 平野浩司、地方創生担当主幹 竹下護、経済部長 後藤秀人、政策課長 沖崎寿和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 木村利昭

それでは、私からは大きく2点について質問をさせていただきます。1、関係人口の創出について。美幌町の魅力を生かした関係人口の創出について。約3年間のコロナ禍との闘いも少しずつ落ちつきを取り戻し、全国的に経済も人も動きが活発化してきております。美幌町においても、本年4月よりワーキングスペースKITENを開設し、民間との連携による移住促進や関係人口増等の動きに力が入ってきていることが見受けられますが、その手応えや期待値、今後の取組の考え方についてお尋ねします。また、移住促進を行うには、まず、美幌町の魅力を感じてもらうことによる関係人口と観光人口の創出が必要であると考えます。所管する政策課と商工観光課が担当課の垣根を越え、大きなくくりで取り組むことが必要であると考えますが、移住促進政策と観光政策についての今後の考え方や取組についてお尋ねします。続きまして、ふるさと寄附金についてでございます。ふるさと寄附金制度の有効活用について。地方自治体の財源確保として、今、最も有効な手段の一つにふるさと寄附金の制度があります。昨年度の美幌町の寄附額は約4億800万円で、過去最高の寄附額となりました。このことは、担当課と民間事業者の努力のたまものであり、すばらしい成果であると言えます。しかし、本年10月からは少し制度が変わり、地域の特色をより一層返礼品で押し出すことが求められるようになった一方で、返礼品に苦労する自治体も増えているのではないかと推測します。美幌町でも、今年度は少し苦戦しているように見受けられます。そこで、10月以降の美幌町のふるさと寄附金への影響と対応策、また、今後のふるさと寄附金制度の活用方法や見込みについての考えを伺います。以上2点、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

木村議員の御質問に答弁いたします。初めに、関係人口の創出についてですが、本町の移住相談拠点施設であるワーキングスペースKITENは、本年4月の開設以来、11月末時点で計4,450人の皆様に御利用いただき、開設時に目標としていた年間利用者数1,500人を大きく超える利用者数となっており、本町の新たな機能を持った施設として、手応えを感じております。また、KITEN自体の認知度がさらに向上することにより、地域の魅力を感じていただくことが活発化し、さらなる人を呼び込み、オホーツク全体の生産年齢人口の増加や移住定住人口の増加につながり、ひいては、広域による地域活性化を図るオホーツクのキープレイスとなることを期待しているところであります。今後の取組としましては、今までの取組を継続しつつ、町外企業に対するプロモーション活動を積極的に取り組み、継続的な企業研修地としての利用を促進し、関係人口の増加や移住定住人口の増加に取り組んでいきたいと考えております。次に、移住促進政策と観光政策についての今後の考え方でありますが、まず、移住促進に当たっては「知らない町から気になる町へ」「気になる町から関わりたい町へ」「関わりたい町から住みたい町へ」と移行していく段階的な取組が必要と考えております。そのうち、入り口となる「知らない町から気になる町へ」、また「気になる町から関わりたい町へ」に係る観光政策としては、美幌峠と市街地を結ぶ国道243号を軸とした市街地への誘客だけではなく、みどりの村も含めた観光を推進し、交流人口及び関係人口の増加を目指したいと考えているほか、待望の宿泊施設が開業することもあり、体験型観光のほか、滞在型観光につながる観光資源の充実、観光メニューの開発を推進してまいりたいと考えているところであります。また、関係団体との連携を強化しながら、観光振興の核となる人材の育成も併せて進めていきたいと考えております。続く「関わりたい町から住みたい町へ」の段階では、観光人口から関係人口へ将来的に移住し定住人口に移行されるよう、KITENを中心として移住体験住宅の手配、ニーズに合わせた内容の御提案、移住までのサポートや移住後のフォローなど、移住相談業務全般について取り組んでまいりたいと考えております。移住促進政策と観光政策は地続きの部分も多く、今後も所管課が連携して取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。次に、ふるさと寄附金について。初めに、10月以降の美幌町のふるさと寄附金への影響と対応策についてですが、ふるさと寄附金制度につきましては、本年6月に募集適正基準及び地場産品基準が見直され、10月以降の適用となっており、美幌町においては大きく分けて2点の影響が出ております。1点目は、受領する寄附金額の5割以下に収めなければならないとされる募集に要する費用に、当該募集に付随して生ずる事務に要する費用を含めることとされたため、返礼品の代金や送料及び広告料並びに受発注業務に係る手数料に加え、これまで算入していなかった寄附金受領証の発行に係る経費、事務職員の人件費などを含めると、試算では57%となったことから、寄附金額の設定見直しが必要となったことであります。対応としましては、経費を5割以下に収めるため、返礼品取扱事業者や寄附金の受発注業務を行う中間事業者と協議し経費の見直しを行いましたが、約7割の返礼品においては、寄附金額の再設定を行わざるを得ず、最大で約3割の増額を行っております。2点目は、多くの自治体で本町同様に寄附金額の設定を見直すことが予測されたため、例年11月、12月に集中する寄附の申込みが、制度改正の適用前である9月に一定程度集中したため、今後の見通しが立てづらくなっていることでありますが、こちらにつきましては、寄附申込みの状況を小まめに把握する対応を取っております。次に、今後のふるさと寄附金制度の活用法や見込みについての考えでありますが、財源確保は極めて重要でありますので、本制度を活用し、返礼品や寄附金を使用したまちづくりなど美幌町のPRを積極的に行い、増収に向けて引き続き取り組んでまいりたいと考えております。なお、本年度のふるさと寄附金の状況は、11月末時点で約2億円となっており、昨年度の同時期と比較して約3,000万円のマイナスとなっておりますが、新規返礼品の登録や一部の返礼品について発送日の指定を可能にしたり、寄附申込みができるポータルサイトを増やしたりするなど、本年度の目標額である5億円を目指して取り進めておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。以上、答弁いたしました。よろしくお願いいたします。

再質問 1番 木村利昭

それではまず、関係人口創出についてから、再質問させていただきます。まず、1回目の答弁について確認ですけれども、KITENと移住、関係人口の創出について、町外企業に対するプロモーション活動を積極的に取り組み、継続的な企業研修地としての利用促進、関係人口の増加や移住定住人口の増加に取り組んでいきたいという御答弁がありました。こちらに対しての取組の現状と、今後、どのようなところにアプローチしていくとか、そのような計画はどのようになっているのか教えてください。

答弁 地方創生担当主幹 竹下護

御答弁申し上げます。現状のKITENを中心とした、ワーキング利用の実績をお話させていただきたいと思います。企業利用を含めまして、町外、道外の企業がおよそ1,200人規模で御利用いただいている状況でございます。プロモーション活動といたしましては、移住フェアや都市圏へのPRを行う際に、そこから御紹介いただく企業などを含めまして企業訪問をさせていただいて、御利用者数、ひいては関係人口を増やしていきたいという活動を行っているところであります。よろしくお願いいたします。

再質問 1番 木村利昭

今、企業利用で1,200人ほどとお答えいただいたかと思うのですが、企業数でいうとどのような感じになっているのでしょうか。

答弁 地方創生担当主幹 竹下護

申し訳ございません。今、私が申し上げましたのは人数のことでございます。企業数は確認してお答えしたいと思いますので、少々お時間をいただきたいと思います。

再質問 1番 木村利昭

あわせて、サテライト利用というか、契約ができるはずだと思っていたのですけれども、その企業数とかも分かれば一緒に調べていただきたいです。では、別のところで確認ですが、御答弁の中でみどりの村も活用していきたいというお話であったかと思います。みどりの村の活用方法について、今、具体的に何か考えがあれば教えてください。

答弁 町長 平野浩司

みどりの村については、今までの施設がかなり老朽化してきておりますので、それを更新しながら、今、注目しているアウトドアの充実に向けて、いろいろ計画を練っている状況でございます。

再質問 1番 木村利昭

揚げ足を取るつもりは一切ないのですが、アウトドアといっても結構裾野が広いと思います。具体的にどのような案があるのか、もしお示しいただけるのであれば。

答弁 町長 平野浩司

申し訳ございません。具体的には今、これとこれと申し上げる状況ではないのですけれど、上のキャンプサイトについては、オートサイトの増設とか、それから、グランピングの検討をしてくれと指示を出しているところであります。

再質問 1番 木村利昭

オートキャンプ場とグランピングということですが、これは、具体案というより多分、町長の考えというお話ということですよね。ここ数年、コロナもあったかと思います。コロナ以前、そしてコロナ明けも少しずつまた増えてきていると聞いていますが、結構夏場は台湾からのお客さんが来ているようです。このキャンプ場を使ってくれる人たちが、現状、なぜ使ってくれているかというところ、どうしてみどりの村に泊まってくれるのかという魅力の部分はどのように押さえていますか。

答弁 経済部長 後藤秀人(経済部長は2024年3月まで)

例えば、グーグルのサイトですとか、利用客の皆様の評価を確認しますと、やはり価格は安いというのはもちろんそうなのですけれども、山に囲まれた中の雰囲気がいいということと、景観もいいということが、人気がある理由だと、私どもは捉えております。よろしくお願いします。

再質問 1番 木村利昭

以前、みどりの村の活用について質問をさせていただいたときに、町長は、町民の人たちの憩いの場として、遊休施設というところでも活用していきたいというお話もされていたかと思います。今回、具体的な案ではないがということですが、オートキャンプ場とグランピングを検討していきたいとなったときに、もちろん町民の方たちも利用されると思います。現状、みどりの村のよさというのは、自然という意味での危険はつきまとうと思いますが、あのように管理して、基本的に安全安心に山で遊んだり、いろいろな体験ができるというところだと私は思っています。森林公園もしっかり遊歩道が整備されています。オートキャンプ場とグランピングをやっていくのはすごくいいことだと思いますけれども、それにプラスアルファで、あの広大な森林公園を活用して何か体験ができることも検討していくべきかなと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

以前にも議員から、あそこのフィールドを使って、森林を生かしたいろいろな体験型の改修をしてはどうかという御意見をいただいております。そのことも頭にはありますけれども、先ほど、一つの指示項目として、今までのフリーサイトとかをなくすとか、そのようなことではなくて、バランスのとれたものを設置していかなければいけないのかなと思っています。当然、シーズンによっては外国の方が来られることが多いのですけれども、やはり地元の方々が来て、今回もグランピングの体験をやりましたが、私も実際に泊まってみました。そのような意味で、町内の需要もあるということです。ベース的には変わっていないのは、町民の憩いの場所として、町民皆さんに行ってもらうということで、それを前提に、プラス、広がりをどう持っていくかということが念頭にあります。狭い意味で考えているということではないと、御理解いただきたいと思っております。

再質問 1番 木村利昭

KITENも出来て、近くに博物館もあります。あれだけの規模の森林公園をしっかり管理して持っているということは、生かしていければ本当にすばらしいものだと思いますし、今後も誇れるものになるのかなと思います。今、町長がおっしゃったとおりだと思いますが、現状、海外の人たちが魅力を感じて美幌町に来てくれている施設の一つにみどりの村がある。ここは、例えば今後、インバウンドにも力を入れていこうと思ったときに、絶対キーになる場所だと私は思っています。全体的に、美幌町民が喜んであそこを活用して、楽しんでもらって、自然体験をするとか、いろいろなことを守っていくことも、もちろん必要だと思います。グランピング、オートキャンプ場、バランスよく施設を整えていく、これはもちろんそのとおりだと思いますが、町民の人たちが魅力に思うことが外に広がっていくことも一つだと思います。ですので、それに併せて町民の人たちが日帰りでも楽しめて、気軽に楽しめるような自然公園の活用というか、ぜひ、そのようなところも考えていっていただけたらいいのかなと思います。御答弁の最後の部分に、移住促進政策と観光政策は地続きの部分も多く、今後も所管課が連携して取り組んでまいりますというお話がありましたが、現状、具体的にどのようなところで連携されているのか教えてください。

答弁 町長 平野浩司

私は、陸続きという書き方をさせていただきましたけれども、連携というよりも一体かなと思っております。現状においては、それぞれ関係する施策をやるときに、KITENであれば、主に関わっている総務部の施策でありますし、あとは、みどりの村であれば、農村公園というスタートで経済部がみどりの村振興公社と関わっておりますので、何かをやるときにはきちんと協議をしてもらって、答えを出して進むと。それから、情報の共有を図るということはするように指示を出していますし、実際にそのような協議がなされているものと私は理解しております。

答弁 地方創生担当主幹 竹下護

申し訳ございません。先ほどの企業数でございますけれども、おおよそ20社ということで確認してございます。また、サテライトの契約件数でございますけれども、現在3社と企業契約をしてございますので、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 木村利昭

今、主幹から御答弁いただいた部分でもう1件確認ですが、利用していただいている企業数20社ぐらいのうち、サテライト契約件数は3社ということです。様々な理由があると思うのですが、企業数20社に対してサテライト件数が3社、この理由、もし事情とか何か踏まえていれば教えてください。

答弁 地方創生担当主幹 竹下護

アンケート等々をとってございませんので、正確な分析かどうか、ご容赦いただきたいのですけれども、コワーキングを利用いただく企業様、例えば女満別空港発着までの時間に御利用いただくですとか、そのような御利用が多いと聞いております。ですので、企業単位でそこがあるので契約をするというよりは、時間の空いた職員様が御利用いただいている実態があるというお話は聞こえてきてございます。もちろん、そのような企業様にもサテライト契約のお話は進めておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。

再質問 1番 木村利昭

逆に、この3社がサテライト契約をしてくれた魅力というか、現状の活用、どのように使われているのでしょうか。

答弁 地方創生担当主幹 竹下護

御利用の方法ですけれども、社内研修ですとか、社員を連れてきていただいて御利用いただくですとか、そのような御利用が多いと聞いております。よろしくお願いします。

再質問 1番 木村利昭

分かりました。先ほどの担当課の話の続きですけれども、町長から所管課の連携について現状をお話いただきました。端的に言うと、今の町長の答弁を聞いて、課一つでいいのではないかなと、私は思いました。現状、今後の観光もそうですし、あそこの施設もそうですし、政策課と商工観光課が分かれてやっている必要があるのかなと、私は思いました。先ほど、松浦議員の質問でもありましたが、今、人材不足というところもありますので、一体となってKITENを任せている民間企業と連携して、民間活力を導入して、行政側の負担を減らしていくことも必要だと思います。その辺りのお考えは。

答弁 町長 平野浩司

先ほど、松浦議員の御質問にもお答えしたんですけれども、確かに二つをまたいでいて、別に一つでいいのではないかなと、私もそう思うところがあります。ですから、今まで一つの施策を進めるときに一つにまとめるか、それとも、きちんと調整をとって細部について具体的にこの部分だけ関わってくれとか、そのような形をつくらなければいけないと思っているのです。その意味では、例えば、先ほど言ったように関係人口をつくるような流れの中で移住定住施策とか、それから観光施策について、ある意味では一体的な進めという話になればその捉え方を。従来はそうやっていたのですけれども、考える必要があるというのは常々思っているところであります。

再質問 1番 木村利昭

町の魅力を伝えて、関係人口そして移住につなげていくと考えると、どうしても美幌町では。もちろん、住んでいる人たちの魅力という意味では、福祉、保育、教育そのようなところも出てくるとは思うのですが、基本的に外に発信して美幌の魅力を伝えていくということでいくと、やはり政策の中に商工も入ってくるのではないかなと思います。逆に、移住したいので仕事をどうしたらいいのでしょうかという話になってくると、これは商工の話になってくるので、私は本当にいい意味で、一体で、一つになって取り組んでいくことも考えていくべきなのかなと思います。続いて、別の部署との話なのですけれども、今年4月からKITENが動き始めて、KITENの動きを見させていただいて、ほかの方からとかもお話を聞いての質問になります。現状、KITENでは、言い方が合っているか分かりませんが、外部の人を招いてKITENで体験をするだとか、ワークショップをするとか、そのような様々な事業が積極的に行われているかと思います。これは、見方によっては、社会教育とも重複するのではないかなと、私は思いました。ただ、やっている場所がKITENなのか、もちろん考え方もあると思うのです。このような目的を持っているのでKITENでやっていますとか、そのようなこともあろうかと思いますが、事業の性質的に一緒にやってもいい部分というのもあるのかなと、私は思っています。というのは、KITENはコミュニティーの場として、美幌町の人たちにも活用してほしいという思いもあろうかと思います。それであれば、もちろん全てが全てどちらかではなくて、一緒に連携してやることでさらなる広がりとか、今後ここの部分に関してはKITENに任せてもいいのではないかとか、そのようなところも出てくるのかなと思うのですが、その辺りのお考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

どちらかというと、私は今いただいた御意見の後半部分、それぞれの担当分のスリム化。ですから、本来、社会教育であれもこれもとやっていた部分をほかで担ってくれる場合は、そのものをやめて別で新たなものにチャレンジするとか、特化したものとして進めたいと思っております。今回、KITENの役割として、今まで御質問のあったワーキングスペースによる企業の方々との関わり、それから移住相談業務全般での関わり、もう一つは地域との交流、私はこの三つだと大きく捉えています。今、スタッフがコミュニティーカフェというか、そのようなことをやっています。地域の方々のやりたい、やってみたいことを実現する場所としてここを提供したいを合言葉に、しっかりとした思いの中で地域との交流の部分をやっていただいています。例えば、北見の方が美幌で珈琲の講座をやったり、あとは、星を専門としている方があそこを借りて人を集めてやるとか、そのようなことをいろいろやっています。その意味では、本来まだまだやらなければいけない部分は少し弱いのですけれども、一つの地域との交流の中においては、いろいろなことに関わっていただいて、答弁させていただいたように予定数よりも大幅な利用になっているということです。今、頑張っている若者たちに感謝したいと思っております。

再質問 1番 木村利昭

今KITENの常駐スタッフは、新しく入って3名いるかと思いますが、すごく頑張っていただいているというところは見てとれます。ただ、現状あそこも3名でなかなか手いっぱいというか、逆にそのようなところも見てとれますので、今、町長がお話された社会教育の部分とも連携するのかなと私は思うのです。その人のやりたいこと、やってみたいことを応援するという意味では、本当に連携が必要かなと思うのですが、いかがですか。

答弁 町長 平野浩司

繰り返しになりますが、これが行政体として二つの部署でやるのであれば連携とかになりますけれども、要は、一つの手法として民間に任せているわけでありますので、その中で一つのプログラムとしてやっていることについてはきちんと評価する。逆に、私どもが行政として本来、社会教育がやるものでこの部分は任せてしまおうという意味です。物によっては、社会教育に関わりのある方が来てやることもあると思うのです。当然、フィールドとしては博物館がありますので、その意味では社会教育でも何かあればと。ただ、常に一緒になってということまでは求めていないということですので、その辺の思いだけは御理解いただければと思います。

再質問 1番 木村利昭

町長の考えは分かりました。今、民間に任せているからということで、その点に関しては理解します。それでは、また別の質問に入りますが、関係人口と観光人口の創出というところです。美幌町では、過去にふるさとサポーター、そして、現状も活躍いただいていますけれども観光物産大使、この二つの役割があると思います。ここの今後の活用方法というか、まだまだ美幌町と連携してやってもらえることがあると私は思いますし、その辺りがかなり弱いのではないかなと。言い方が悪くなりますが、少し怠けみたいな形になってしまっているのが残念だなと私は思うのですが、この辺りの活用はいかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

今、観光物産大使それからふるさと応援大使を任命しております。おっしゃったとおり、まだまだ活躍していただかなければいけないのかなと思っています。ただ、よいこともあって、その中で音楽家については、大使をお願いしたときに地元で活躍をフィードバックというか、そのような機会をつくるということはきちんとやりましょうと。全てはできてはいませんけれどもできているかなと。外に向けてのフォローも含めて、これについては、まだまだ反省することもありますし、努力しなければいけないこともあります。逆に、はっきりお願いをしなければいけないこともあるのかなと理解しております。

再質問 1番 木村利昭

そうですね。美幌町にフィードバックする機会をつくっているというところはすごく見えていると、私もそう思います。直接、観光大使になられている方のお話を伺うと、外側に情報発信するときにどのようなことを発信していいかが分からないとか、どんどん活用してほしいという話とかもありました。それと連携する部分だと思うのですけれども、外にいろいろなものを発信したりしている民間事業者も様々いらっしゃるかと思うのですが、美幌町としてPRしていきたい部分の統一化はされているのか。美幌町としてはここをもっと押していきたいので、このパンフレットを使ってこうPRしてください、協力してくださいとか、そのような統一を図って1点集中というか、そうした必要性もあるのかなと。それにプラスして、私たちがこのようなことをPRしたいからこれも一緒にPRしますよと、それは大いにいいことだと思います。やはり、美幌町として何をPRしていくかという統一感がこれから必要なのかなと思うのですが、その辺りはいかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

その件については、議員がおっしゃるとおりだと理解しております。

再質問 1番 木村利昭

この魅力というのも今すぐにここだねといって出てくるものと、潜在化していてなかなか、だけど、ここの魅力がすごくいいよねというものもあると思いますので、ぜひ、具体的にしっかり形にして庁内連携、事業者と行政、全てが一体となってPRしていっていただきたいと思いますが、もう一度。ぜひ、具体的に進めてください。

答弁 町長 平野浩司

今、そのとおりですというお話をしましたけれども、具体的に進めるという考えではあります。まず、ベースになるのは町というよりも、美幌町として何に特徴があって、町としてはどのようなことを皆さんにPRしていくか、アピールするということのベースになるものを統一する。あとはそれぞれの思い、例えば、観光に関わる部分であれば観光に対してどうとか、それから、会社であれば、自分の会社の物を売ったりとか、仕事で関わるのであればそれにプラスするということを今やらなければいけないかなと思っています。今までは、皆さんそれぞれの思いの中であったのですけれども、やはりきちんと皆さんと協議するというか、そのようなことは今でなければできない時期かなと思っております。

再質問 1番 木村利昭

これは、町民の人たちから意見を聞いて、町民の人たちが思うこと、その魅力を伝えることというのが、町民の人たちにとっても自分事としてPRもできると思いますし、自分たちも美幌町の魅力を再発見することができるかなと思います。私が聞いた話ですと、美幌町の飲食店とかに初めて来た人から美幌はどんな魅力があるのと尋ねられたときに、なかなか話すものがなく結果的に美幌峠だよと。私は、勧められる美幌峠というものがあること自体も、美幌町の資源としてすばらしいことだとは思っています。それ以外にもみんなである程度、言い方が合っているかわかりませんが、例えばテキスト的なものがあってみんなで共有できるとか、美幌町の魅力をこのように伝えてくださいとか、そのようなものを事業者さんだけではなくて、町民みんなでまず把握することが必要なのかなと思いますので、ぜひ、具体的に取り組んでいただきたいと思います。それとは別の質問になるのですが、ウェルカム美幌のれんというものは、いっとき移住対策のポスターのデザインが具現化されて出来たと思うのですが、ウェルカムのれんが壊れたのか老朽化したのか、ずっと新しいものがつくられていなくて飾られていないという話を聞きました。これがデザインになっていろいろなもの、新しい商品が出来たりとか、私もバッジをつけていますけれど、その文字から出来たこのようなデザインもあると思います。シンボルとしてウェルカムのれんが出来たと私は思っているのですが、ウェルカムのれんの今後の活用はどうお考えなのか伺いたいです。

答弁 町長 平野浩司

当時、出来たことは承知しておりましたし、私も見に行ったりはしておりました。ただ、私が町長になってその思いが継続されているかどうかというのは、正直言ってそこまで継続性の考えはあまり持っておりませんでした。ですが、あれをつくったことによる、木村議員もつけているバッジの「美」のデザインというか、あそこで得たものもたくさんあって、私もいろいろなところでそれを使わせてもらっています。継続性はあるのでしょうけれども、だからといってそののれんをいつまでも守っていくというか、一つのストーリーとしては大事なことかもしれないけれど、ストーリーのスタートとするためにそれを維持するというのは、私の気持ちとしてはあまり強く思ってはおりません。

再質問 1番 木村利昭

逆に、ストーリーが大事だと私は思うのです。ここから始まったストーリーがあるのであれば、やはりこののれんの考え方をしっかり持って。極端に言ったら、撤廃するなら撤廃してもいいと思うのですよ。だけど、撤廃の仕方が、ただ風で破れて老朽化して費用がかかるからもうつくりませんとか、そのような話にはならないと私は思うのです。まさにストーリーが大事だと思います。やるとしたら、またのれんを掲げるだけで終わりではなくて、それをどう活用していくのかということも大事だと思いますし、のれんに関しては今回これでもう掲げる考えはないということであれば、その辺りのストーリーをしっかり整理して撤廃するということを考える必要があるのかなと思うのですが、いかがでしょう。

答弁 町長 平野浩司

表現が不十分なところがあるかもしれません。のれんのイメージの中で言ったときに、まさしく今、木村議員がおっしゃるように、一回つくったからずっと継続するということに疑問を持っているだけであって、一つのスタートとして、これがあったことによってどのような波及効果があって、今そのことがどう生かされてきてどうなのだと。ただ、そのときにスタートだから常にそれをキープしなければいけないとか、のれんをずっとつくり続けなければいけないということに対して、あまり積極的な思いとしては持っていないという意味でお話しただけでありまして、否定するとかそのようなことではありませんので、御理解いただきたいと思います。

再質問 1番 木村利昭

私もつくったからずっと継続、ただ継続するというだけの考え方は違うと思います。ですので、今、町長おっしゃられたように、現状ではどのような波及効果があったのか、活用されたのか、今後の活用はどうされるのか、まさにそれが大事だと思います。問題提起、課題提起というか、私はウェルカムのれんの今後となくなり方、そして今後の活用性に対して疑問を持ったので、言い方が合っているか分かりませんが、その辺りはどのように処理するのか、活用するのか、その辺りはしっかり明るくされたほうがいいのかなと思います。それと同じく、美幌のPRを行うための名刺台紙が何年か前につくられたと思います。私は今も使わせていただいていますが、基本的にはこれも増産の考えはないとのことですけれども、これの活用とか、今後これをどうしていくのかとか、お考えがあればお聞かせください。

答弁 町長 平野浩司

先ほど、町としてどのような思いで町外に発信していくか、これは行政だけではなくてオール美幌でというときに、そのことと関わるのかなと思っております。ですから、名刺の台紙として、つくられたことを含めてどういう経過で皆さんに提供するか。ただ、皆さん町民として、美幌の人であれば全てその台紙でという話にベースとしてなるのかどうか。ですから、これから名刺の台紙を提供するときに何パターンかあって、美幌のPRをしていただける人には名刺の台紙としてくださいという位置づけなので、それが使われているか使われていないかというのであれば、使われるようにしっかりPRする必要があるかなと思っています。その意味で、今の状況でいけば、あまり使われていないと聞いておりますので、ぜひ、このような台紙がありますので印刷して、美幌のPRをしていただければということは、しっかり皆さんに伝えていきたいと思っております。それが、量として足りないというのであればまた増産しなければいけないし、一つの台紙として認知したけれど独自のものを使いたいということであれば、そこまで入り込んでということは今のところ考えておりません。ただ、先ほどの町をどうPRするということでいけば、これでいきましょうとなったときに統一の台紙となれば、また全然意味合いが違うということも理解もしていただきたいと思っております。

再質問 1番 木村利昭

的外れだったら申し訳ないのですが、まさに先ほどのウェルカムのれんもそうですし、名刺もそうなんですけれども、ただつくったから継続しますというのは違うと思います。だけど、思いがあったからつくったと思うのですよ。このようなことをやりたい、ここをPRしていきたいからつくったと思うのですよね。一定の成果とか、きちんと自分たちの中で納得が得られる結果が出たから、もしくは自分たちが得たいと思っていた結果が得られなかったからここでやめるのですだったら私はいいと思うのです。それを見直してもっとこのようなことをしていこうと、それが見られないことから私は今この質問をしているのですけれど、その辺りについてどうでしょう。

答弁 町長 平野浩司

どのような経過でそれがつくられて、そしてまた、町民の方がどのような認識を持っているかということが大事だと思うのですね。ですから、例えば、前町長がそれをつくったときに継続性ということについて何も引継ぎがないし、自分の認識も違う。それから、名刺はどう捉えているかというと、美幌をPRする台紙として、町として何種類かつくったからぜひ使ってくださいということです。町としてそのようなものが必要だよということで、皆さんそうですよねと、みんなでこのような台紙を使いましょうとなったら当然、使っていく。その辺のスタート、取り組み方に対して、これからはきちんと町民の方と向き合った中でつくっていかなければいけないのかなと思っています。そうでないと、なかなかその流れが継続しないで、そのときそのときの思いで断ち切れるのが現状なのかなと思っています。

再質問 1番 木村利昭

まさに今、町長がおっしゃられたことが美幌町の課題なのかなと私は思っています。引継ぎされた、されていないというところを私はあえて触れませんが、どのような思いでこれがつくられたのか。例えば、名刺を使う人が減ってきた、みんなが知っていてこれは違うよねといって使わないのであればいいと思うのですけれど、このようなものがあると知らないで使う人がいないと言われてしまうと、本当にその普及に向けて努力したのか。その努力をするのが役場、行政だけではなくてというのであれば、そのようなことを普及してくれる人たちを増やすということが、行政としても必要だと思うのですよね。のれんもそうだと思うのです。私としては同じように思っています。私、前回の質問でも言いました。全て行政に何でもかんでもおんぶにだっこ、これは違うと私は思います。絶対に町民も一緒になってやっていかなければ駄目だし、人ごとではないし、行政ごとではなくて、町ごととして、自分たちが自分ごととして捉えて取り組んでいかなければ駄目だと、私は本当にそう思っています。でも、そのためにはまず、そのような人たちに伝える努力と理解してもらう努力というのが必要なのだと、私は思います。時間もないので続いてお話しますが、私が美幌町の観光で一番大きな課題だなと思っているのは、プロデューサーがいないことだと思います。地域おこし協力隊の制度を活用して、美幌町でも独立してアウトドアのガイドとして頑張ってくれている、アクティビティーを提供している方が2名いらっしゃいますが、どんなにいいことをやってもそのような人たちが今まではいなかった。でも、その人たちが今2人育った、これから宿泊施設も出来ます、だけど、それをつなげてプランニングできるプロデューサーがいない、これが大きな問題だと思うのです。やはり、どのように伝えていくか、どのように発信していくかの部分で、核になる人がいないことが問題だと思っています。それであれば、特に観光の面においては、それを発信できる企業、俗に言う旅行会社とか、プロモーションを行っている企業、このようなところと連携することが絶対必要だと私は思うのです。でないと、町単独で何ぼこの商品がありますよ、この体験がありますよと言っても、なかなか一般ユーザーには響かない。であれば、旅行会社としっかり提携して行うことが必要だと思うのです。そのようなプロデューサーをしっかり置くために、地域活性化企業人の制度を活用したり、地域活性化企業人はずっと美幌町にいてくれるわけではないので地域おこし協力隊との連携、これでしっかり観光のプロデューサー機能を配置することで戦略的に観光振興を行う、その段階に美幌は来ていると思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

本来、そのようにプロデュースする人が必要という部分においては、確かに、そのような人が必要なのです。それは、今でなくてもです。ただ、今までこの町において、行政も含めてそのようなことをして来られなかったことに対して、私自身もその中心としては反省しなければいけない。ですが、置けばそれが成り立つということではないこともしっかり考えなければいけないのです。私もそのような人を置いているところの事例とか、それから行政において、結果的にその人の思いとか力量によってと。ですから、どこどこの部分は誰にお願いするとか、そのような考えを整理した中で配置しないと、結果的に人が置ければという話。また、どのような人を置くか、何に対して置くかということを今後、考えていく必要があるというのは、私も認識しています。ただ、先ほどいろいろ言われた部分が一遍に今、わっと押し寄せてきたとしても、それが本当にできるかとなると、確かにスピード感は必要ですが、一歩一歩やるしかないのかなという認識はあります。いろいろなことを言っていただけるのですけれども、これは本当に難しい話です。だから、行政におんぶにだっこではなくて、今後、みんなでこの町をどうしていくかということの機運。ただ、私たちは行政のプロですから、そのことの問いかけとか、問題とか、どのようにするかということは、私も含めて職員のそれぞれの力量というか、知識とか、そのようなものを高めた中で町民に向き合う必要があると思いますし、今がその大事な時期だと認識しています。

再質問 1番 木村利昭

今、町長からもいろいろお話をいただいて、今が大事な時期だという認識をしていただいているというところで、それを受け止めたいと思います。時間がなくなってきていますので、ふるさと寄附金のお話にまいりたいと思います。関係人口創出というところでもふるさと寄附金の制度は絶対活用できると思いますし、逆に、関係人口をつくるという意味では、ふるさと寄附金の寄附者とのつながりを発展させることが一番の近道になる場合もあります。このような人たちに美幌町に来てもらう取組として、ふるさと寄附金の返礼品に何かを一緒につけるとか、そのような対策というのも考えていかなければいけないのかなと思うのですが、その辺りはいかがでしょうか。

答弁 政策課長 沖崎寿和

御答弁申し上げます。ふるさと寄附金におきましては、返礼品としまして移住体験住宅の利用券ですとか、あるいはキャンピングカーの利用、そのようなものを返礼品として登録しており、美幌町に来ていただく、あるいは体験していただく、そのようなものに取り組んでいるところでございます。以上でございます。

再質問 1番 木村利昭

返礼品で選んで来てもらうのではなくて、例えば、美幌町で出している返礼品のお肉を選んだ方にも、美幌町に来てもらうきっかけになる何かツールを。経費に含まれるかどうかというところは分からないのですが、ほかの町では返礼品にプラスして移住体験住宅の無料利用券を付けているだとか、施設の割引券を付けるだとか、そのようなことをして、実際に来てもらうためのきっかけづくりをしているという話も伺っています。そのような取組のことで聞きました。

答弁 政策課長 沖崎寿和

御答弁申し上げます。寄附をしていただいた方に対する特典ということでございますけれども、町長からの最初の答弁にもありましたとおり、今年度、ふるさと寄附金の制度改正がございました。それで、他自治体がどのような形でどう整理して取り組んでいるのかまでは存じ上げないところではあるのですけれども、そのような特典にかかる経費も、今後は寄附を募集するための経費として算入されるのではないかと考えているところでございます。ですので、そのような取組については、ふるさと寄附金制度として取り組むことはなかなか難しいのではないかと考えているのが現状でございます。以上、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 木村利昭

今月から宿泊施設もオープンしますし、今、美幌峠でもふるさと納税のPRを行っているところでありますが、旅先納税など、その場で寄附をしてもらえるような取組、制度の導入も必要かなと思うのですが、その辺りのお考えはいかがですか。

答弁 政策課長 沖崎寿和

旅先納税とのことでございます。旅先納税というのは、議員御承知のとおりだと思うのですけれども、ふるさと納税の制度を利用して旅行ですとか出張で訪れた自治体に、スマートフォンとかから寄附ができる仕組みとなっております。そして、返礼品としましては電子クーポン、ギフトという形で行いまして、宿泊施設ですとか飲食店、レジャー、そのようなものに電子クーポンが利用できるというものでございます。全国では現在38自治体が導入しているかと思うのですけれども、管内では2自治体が取り組んでいる状況にあります。そして、本町においても導入に向けての検討は行っているのですけれども、システムを導入するに当たって初期費用で150万円ほどのシステム構築費、それと、ランニングコスト、そのような費用の部分からも5割以内に収めるためには月平均で190万円ほどの寄附をいただかないとペイしていかないということがありますので、導入には踏み切っていないという状況でございます。以上でございます。

出典:美幌町議会 令和5年第7回定例会 2023年12月13日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる