みんなの議会

美幌町議会 令和3年第5回定例会 2021年6月22日

国営・道営事業の年度計画について

2021年6月22日、美幌町議会の一般質問で、松浦和浩議員が「国営・道営事業の年度計画について」質問し、町長 平野浩司、経済部長 石澤憲、副町長 髙﨑利明が答弁しました。

質問者
松浦和浩 議員
答弁者
町長 平野浩司、経済部長 石澤憲、副町長 髙﨑利明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 松浦和浩

それでは、さきに通告したとおり、今回、大きく1本に絞りまして質問します。まず、畑地かんがい事業、これは網走川中央地区ということで、七、八年前から基本的な方向で進んでいる中で、昨年からついに国営工事が始まったというところで、細かく、総括的な質問をさせていただきます。まず一つ目、国営・道営事業の年度計画についてであります。農業を基幹産業とする美幌町では、農業生産の基礎となる水利条件を整備し、農業用水の確保・安定供給と農地の排水改良を図るために、国営かんがい排水事業、網走川中央地区として美和、野崎、豊幌幹線用水路事業を実施しています。また、農業水利施設の整備や長寿命化対策に加え、畑地化・汎用化やパイプライン化、ICT化等による水利用の効率化、水管理の省力化に向けた整備等を行い、高収益作物の導入や担い手への農地集積・集約化等を推進するために、道営事業である水利施設等保全高度化事業(中央美和、中央野崎、中央豊幌)を実施しています。町もこれら事業を推進しており、一定の負担割合に応じて負担しておりますが、次の項目についてお伺いいたします。①それぞれの工事について、事業費予定額と完成年度及び町負担予定額についてお尋ねします。②先行している美和地区について、完成後から幹線・支線の利用は可能なのかお尋ねします。③野崎地区、豊幌地区の受益者と、工事に関する意向確認は行っているのかお尋ねします。④これら事業の町負担額について、基金積立て等の考えがあるのかお尋ねします。続きまして、(2)受益者負担金についてであります。受益者となる各地区の農業生産者への幹線・支線・分派・立ち上げの工事負担金、及び完成後の水利施設経費負担金並びにかん水利用額、単位1反について、どのようになっているのかお尋ねします。また、3幹線の経費負担割合の考え方についてお尋ねします。さらに、維持管理・水使用について、古梅ダムの受益者負担額との格差は生じないのかお尋ねします。(3)水利施設の管理体制についてであります。完成後の水利施設の維持管理体制について、町の直轄管理または組織を構築しての管理等、どのように行う計画なのかお尋ねします。また、管理職員の業務内容や支払給与額について決定する時期をお伺いします。大きくかん水事業、そして細かく3点よろしくお願いします。

答弁 町長 平野浩司

松浦議員の御質問に答弁いたします。畑地かんがい事業、網走川中央地区についてですが、1点目の国営・道営事業の年度計画について。①のそれぞれの工事について、事業費予定額と完成年度及び町負担予定額についてでありますが、国営の事業費予定額は、令和2年度現在で約99億1,000万円、完成予定は令和10年度と説明を受けており、町負担予定額は、この事業費を基に計算しますと約2億5,000万円となります。道営の事業費につきましては、基本的に国営の施設整備後に事業計画を整え、中央美和地区、中央野崎地区、中央豊幌地区に分けて順次工事を行っていきます。まずは、中央美和地区から実施する予定でありますが、まだ調査設計の段階であり、野崎・豊幌地区は工事内容等が確定していないことから、事業費について現段階で未定となっております。完成予定につきましては、中央美和地区が令和10年度、中央野崎地区が令和14年度、中央豊幌地区が令和17年度と伺っております。負担につきましては、地元負担として、町と受益者で17%負担することとなっております。②の先行している美和地区について、完成後から幹線・支線の利用は可能なのかにつきましては、国営事業の美和幹線用水路の整備状況に合わせて、順次、道営事業が進められており、最短で令和6年度から一部の地区で通水が可能となる予定ですが、利用については、今後地元と協議することとなります。③の野崎地区、豊幌地区の受益者と、工事に関する意向確認は行っているのかにつきましては、令和2年7月14日に受益者に対し、全体的な事業の説明会を実施しており、工事の進め方については、今後、地区ごとに説明会を開催し、順次、受益者の聞き取りを行っていくこととしております。④のこれらの事業の町負担額について、基金積立ての考えがあるのかにつきましては、交付税措置率の高い町債の活用を検討してまいりますので、基金積立ては考えておりません。次に、2点目の受益者負担金についてでありますが、負担の内容としましては、工事に係る負担として、調査設計費及び工事費となり、工事内容については、圃場内配管、給水栓、リールマシンとなり、受益者の負担割合については、現在検討中であります。維持管理費につきましては、揚水機や管水路などの維持管理及び揚水機の電気料を合わせた負担で検討しておりますが、今後の積算をする中で、古梅ダムの受益者負担額との差が生じることも考えられます。次に、3点目の水利施設の管理体制についてでありますが、現在のところ、町による管理及び地域による維持管理組織を設立することを考えており、各地区において水利施設が利用可能となる時期をめどに決定する予定としておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

質問 12番 松浦和浩

それでは回答を受けましたので、改めて細かく1回再確認したいところがありまして、まず、1番目の①の事業費予定額ですけれど、先ほどの国営事業の99億1,000万円、これは西幹線の水路工事も入った国営の全体かと思います。畑地かん水のお金が99億円だったら、当初から見ると30億円高いので、多分水田と幹線の両方の金額が99億円ではないかと思うのですけれど、その辺はどうですか。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

そのとおりでございます。

質問 12番 松浦和浩

今回気になったのが、農業土木の関係では久しぶりの大型工事です。多分町長もわかると思うのですけれど、瑞治地区の水路改修と黒瀬川の問題と下の排水機場のとき、国営事業にするか、道営事業にするかで相当町も動いてくれたのですけれど、結果的には国営で押し切られました。そのときには、残念ながら美幌町内では国営工事の開発局の農業のAランクがなくて、美幌町は全部下請けに落ちたと。今回も九十何億円の国営工事のうち、美幌町の業者は規模の関係でほとんど元請を取れないです。その代わり、今度は道営事業が大体40億円の総額になる。これは、畑と管の事業の組合せになれば、今のところ美幌で元請けを取れるのが2社ぐらいだと思うのです。それを全部取れるわけではございませんので、大型工事があっても、地元の土木工事の影響が小さいのが寂しいなと。これについては、知っている建設関係者も国、道に問合せ等をしながら動いている現状ですけれど、業者の仕事は大体数字が出てくればわかりますけれど、残念ながら、受益者の方々が果たしてどれだけの工事費がかかって、いつ完成して、どうやってこれが機能するのか疑問を持っている人が多い。私も何回聞いてもわからないです。それで、国営事業が去年から始まったので、今回思い切って確認しています。今年の春から道の設計が発注になりまして、設計業者も3社ほど決まったということで、来年から本格的に道営の管工事も計画が進むのではないかと。ただ、今日1番聞きたいことは、国営工事が始まって、道営工事の計画ができて、設計が入っていて、この管工事全体の受益者負担額、要するに水の使用料も提示されていない。工事を発注する側の農家、受益者側も一体幾ら請求が来るのだろう、誰が管理するのだろうと決まらないまま道営が入ってしまう。多分、今までの工事の中で初めてだと思いますので、あえて質問します。①の道営工事の流れはわかりました。回答の中で、地元負担金17%。これは、受益者負担は7.5%でいけるのか。今、農業土木は7.5%で、今年から一部暗渠と客土が10%の負担金になる可能性があるのですけれど、今回、管事業は、本当に7.5%でいけるのかどうか、まず細かく。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

現在のところ、圃場内配管、TS給水栓、リールマシンについては、受益者分担金として7.5%を予定してございます。

質問 12番 松浦和浩

すごく聞きにくいことなのですけれど、パワーアップが今年更新年度なものですから、このパワーアップが順調にいくのかどうか、その辺の確約がまだかと思うのですけれど、その辺は大丈夫なのですか。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

パワーアップにつきましては、令和3年度、今年度から令和7年度までは、パワーアップ事業は7.5%ということで、道から伺っております。

質問 12番 松浦和浩

このパワーアップというのが未来永劫あるのかどうかというのが不安なのです。道営工事の最終年度が17年で、まだ10年以上あるのです。今回、美和地区は7.5%ですが、工事中に7.5%ではなくなった場合、同じ工事で負担率が変わった場合、どのような対応ができるのか。僕は7.5%のパワーアップが続くことを期待していますけれど、万が一のときにこの差額分は受益者負担なのか、それとも何か手があるのか、想定していないのか、しているのか、お願いします。

答弁 副町長 髙﨑利明

道営事業の農家負担分でございますが、経済部長が説明したとおり、令和7年度まではパワーアップ事業が継続されるということで、9.5%分を町と道で折半する形になっておりますが、今のところそれ以降の分についてなくなるという想定はしておりませんし、また、その時期に合わせまして事業の継続を要望してまいりたいと考えておりますので、受益者の負担が急に上がることのないように、町としても道に要望して、パワーアップ事業の継続を要望してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 12番 松浦和浩

当初の7.5%が最後まで生きることを僕も期待していますので、よろしくお願いします。次に、②先行している美和地区は完成から使用可能なのかというところで、おおむね早く使えそうだという回答がありましたので、この部分はわかりました。次に、③野崎、豊幌地区の受益者に対する意向確認についてです。これは、1,200町歩でやる工事で、1,200町から国営だったのです。それが意向で増えたので1,200になったと。ただ、最低限度が八百何十町で国営でいけるのかなと僕は読んでいるのですけれど、1,200町歩で工事の全体額が出ますので、本当に豊幌、野崎地区がもともとの素案のときにオーケーした面積の確保は地域で大丈夫なのかどうか。この確認ができているのかどうかを聞きたいです。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

まず、受益者の皆様への工事の意向確認ということで、初めに中央美和地区について御説明をさせていただきたいと思いますが、昨年12月に個別の聞き取りという形で、受益者ごとにどんなルートで畑の中に管を通すのか。また、給水栓はどこに設置するのかなどの聞き取りを実施しておりまして、その段階では、一定程度の概算の費用をお伝えしております。その後、年が明けまして、令和3年にはローテーションブロックごとの聞き取りを実施しておりまして、その結果を踏まえて、調査設計に入る最終段階ということで、今月末にもローテーションブロックごとの聞き取りを実施していくこととしてございます。中央美和のスケジュールでいきますと、事業採択の3年前に農地カルテを実施しておりますので、現時点での大まかな予定といたしましては、中央野崎地区で、本年、令和3年から農地カルテが実施されることになります。今予定をしてございますのが、来月、7月には中央美和地区で皆さんに御案内をして、説明会をして、それから、農地カルテに移っていくということでやっていきたいと思っております。中央豊幌地区につきましては、令和7年に農地カルテを実施する予定でございますので、その段階で皆様に御説明をしていくというスケジュールで考えてございますので、よろしくお願いいたします。

質問 12番 松浦和浩

流れは大体つかめてきました。それでは、先に行きます。④の町債の活用を考えている。積立てはしませんということですけれど、国営工事が令和9年か10年に終われば、二億何ぼは先払いなのですけれど、まだ時間があるので、今から年間何千万円か積んで、借金をしなくてもいいのかなと。何で今から5年後、10年後の工事のことまで借金するのか。これは、もともと5年も6年も前からおおむね金額が出ていたので、たしか僕は6年ぐらい前にも1回確認しているのですけれども、前もって積立てなり、お金を用意したらどうですかと。結果的に、今からでも年間何千万円か積んでいけば間に合うのかなと。あえて今から町債を組むことはないと思いますけれど、その辺の考え方についてはどうなのですか。

答弁 副町長 髙﨑利明

国営事業の償還につきましては、事業完了後、土地改良法に基づきまして償還をしていく形になるのですけれども、1回目の答弁でもお話をさせていただいておりますが、基金積立てをしないということにつきましては、そのときに交付税措置の高い起債を借りて国営の償還をして、借入れした起債の分の元利償還について交付税の措置があるということで、積み立てして町の一般財源で一括で償還するよりも有利ということで、起債を考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

質問 12番 松浦和浩

よくわかりました。国の財政が持てばということで、万が一の時は怖いなと。何でも後年度の話というのは、何があるかわからないですから。(1)番の質問が大体わかったのですけれど、次に(2)、(3)に行ってからおおむねの話に戻ります。それでは、まず(2)番目は、工事負担金と水の使用料、工事負担金は、まだ全てが決まっていないので未定ですよと。ただ、僕の知っている限りでは、美和地区は15軒ぐらいのかん水工事事業で、面積からいったら豊幌、野崎を入れたら多分両方とも15億円を超えるのです。道営工事で約50億円かなと。それを1,200町歩で割るのか、それとも受益者の立ち上げの本数で使用料を出すのかというのは、いつ決まるのかという質問です。この水の使用料は、基幹産業が農業である以上は、古梅ダムの使用料と同額でいけるのかどうか。というよりは、同額ぐらいの気持ちでいかざるを得ないと思うのですけれど、その辺、町長どう思いますか。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

まず、工事費の関係でございます。受益者負担割合ということで御答弁をさせていただきました。誰がどのくらいの費用を負担するかという割合でございます。議員おっしゃるとおり、例えば、工事費が100万円かかった場合、受益者が二人いれば、人数で按分すると1人50万円ということになりますが、畑の面積の大小がございます。そういったことになると、小さい方が不利益になる場合もございますので、面積割にするのかということがございます。また、給水栓のように自分の畑に帰属するものであれば、御自分で御負担をいただくということがございますので、受益者間で不公平とならないような按分方法について検討して、地元の方々と協議をしてまいりたいと考えてございます。それから、いつ確定するのかということでございますけれども、面工事が、実際工事を行った年度で確定することになります。令和3年、4年で圃場内配管の調査設計を実施する計画となっており、その段階でおおよその目安がわかってくると思われますけれども、先ほど申し上げましたとおり、中央美和地区につきましては、今月末にローテーションブロックごとの測量前の最終の聞き取りを実施させていただくことにしております。その段階で、おおむねの概算ということで、各受益者の方にはお話をできればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。また、水の負担金、古梅ダムとの差が生じないのかというお話でございますけれども、古梅ダムは自然流下で流れてきてございます。今回の場合は、西幹線用水路を通って、ファームポンドにためた水を揚水機場から各地区へ送るという意味でも若干手法が違ってきますので、その辺での負担の違いは出てくる可能性はあると現状では考えてございます。よろしくお願いいたします。

質問 12番 松浦和浩

今の説明は大体わかるのですけれど、もう目の前に道営工事が始まる。負担金が何ぼなのだということが疑問なのは、ローテーションブロックの位置が、個人につくわけではなくて、数人の受益者にまたがる場合もあるのです。なおかつ、リールマシンは全員が1台当たるわけではございませんので、そうなると畑の面積でいくのがどうなのか。立ち上げ栓でいくのかというところが微妙なのです。この美和地区は、ほかの地区と違っていて、国営工事で一旦配管が終わった後、美和から昭野にかけては道営の支線工事があるのです。本管と同じですけれど。なおかつ、栄森に向かっても道営の実際の本管工事があるのですけれど、これらの受益の数がどのぐらいの人数がいるのか追っていくと、美和地区は昭野も栄森も入れて、一括して全部割るのですよと言うのか、ローテーションブロックの面積でいくのかというところが、もう既に検討に入ったほうがいいのかなと。町としてどうするのかということでいくのか、これは道営工事ですと割り切るのか。ただ、古梅ダムは、最終的には一律何ぼと決まったではないですか。そうすると、私は美和地区がきちんと決まらないと、上の地区も動けなくなってしまうのかなと、上の地区の面積が大きいものですから、上で何かあったときに、この工事そのものがどうなってしまうのかという不安がありますので、それで聞いています。先ほど、部長はある程度の数字と言いましたけれど、僕は議員としてこの場で聞きたいのは、概算でどのぐらいまでいっているのか。5年前、管工事はパワーアップではなくて、管工事は別で二十何%の負担金で計算するときに1反当たり2,600円だったのです。この数字が今回変わったと思うのですけれど、実際、古梅ダムの金額から見たら、多分増えたとしても、古梅ダムが1アール50円でしたか。1反250円。1アールが25円。この古梅ダムも実は女満別地区は50円なのです。古梅ダムがこの数字でいくのであれば、倍の金額になるのか、3倍なのかというところが、同じ町内の基幹産業の農業を支える町として、その辺の腹づもりはどうなのか聞きます。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

答弁書でもお答えしました。昨年7月14日に、それぞれ3地区の皆さんに御案内をして、JA会館で説明会を実施させていただきました。そのときに、資料としてお示ししたのは、反900円ということでお示しをしてございます。電気料につきましては、揚水機場に送水ポンプ6台を設置して、中央美和地区、中央野崎地区、中央豊幌地区に圧送する方法を取りますよと。ポンプに係る基本料金と、運転時間に応じた電力料金を合わせた電気料金が積算の基となりますということで、運転時間に応じた電気料金としましては、水が利用可能な5月1日から8月31日までの4か月間、123日間に最大の運転時間を掛け、さらに雨が降った日数を控除しながら、電気料として大まかな数字をはじいてこの額をお示ししたところであります。議員おっしゃるとおり、900円と250円を比べますと3.6倍の違いになります。ただ、今、私どもが説明会でお示しをしたのは、こういう積算に基づいて、おおよそこれぐらいになるということのみを御説明させていただいておりますので、よろしくお願いします。

質問 12番 松浦和浩

ダムが250円で、こっちが900円。差があるなと。まだ答えが出ていないと思うのですけれど、次の3番の質問に入る前に、この2番目の中で、こういう計算の方式をどうするのかというところなのですけれど、美和地区が令和6年から開始します。電気工事、ポンプ場が終わりました。揚水機場も終わりました。全体の管理費、固定費がかかります。この場合、上の地区、豊幌、野崎地区が入った場合の計算式でいくのか、逆に言えば、令和6年から始まる美和地区の負担金が相当大きくなるのですけれど、この負担金の差額分は、町がしっかり持つのかどうか。これが決まらなかったら、令和6年から水を使用するときに美和地区だけ高額になると思うのですけれど、その辺の計算式は、当然町が豊幌、野崎ができるまでは、相当の負担金をかぶるという覚悟でよろしいですか。

答弁 町長 平野浩司

説明会の中で示して、900円と250円という差の中で、今言われた美和地区のスタートまでという話でいけば、先ほどの答えが出ていないという中において、今議員から質問を受けたことに対しては、どこかの形で地元からもそういうアクションが出る気もしております。ですけれども、今この段階で、こうだというのは控えさせていただきたいです。正直言って、そういう腹積もりはまだしていないです。今の質問を受けて、こういう問題が生じてくるということを理解しながら、どうしていくかということを考えているところでありますので、答えは出ていないと御理解いただきたいと思います。

質問 12番 松浦和浩

250円と900円の件もまだ全体の工事費が決まらないから出ないということと、先行した場合、ポンプ場の電気代金とか、全額均等割ではなくて、全額美和地区というのもあり得るのだったら相当な負担金額かなと。この分についても、まだ決まらないという回答にしておきます。その回答だということで、次にいきます。先ほど言った、1,200.7平米でしたか。この道営も含めての管事業は、この金額の中での電気代金と、水の供給の経費の計算式だと思うのですけれど、万が一、上の2地区で畑が減った場合、もともとこうでしたけれど減りました。そしたら負担金額が変わります。しかし、先行地区はもう先行していますから、負担金だけ増えてしまうのかなと。ですから、今の1,207平米で負担金額を確定するかどうかしないと、先行する地区だっておいそれと気持ちよく工事を受け入れるのが大変だと思うのです。その辺について、考え方を一本化しないといけないのかなというのが、まずここの質問です。それともう一つ、町が管理する、もしくは団体をつくってやるとなれば、経費が変わるのかなと。町の直轄であれば、給料の関係も変わってきますので、経費が変わります。町でやるのか、団体でやるのかも含めて、すぐに方向を出さなければ、負担金額の計算もできないのかなと思いますけれども、その辺はどのような流れで考えていますか。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

漏れがあったら御指摘いただきたいと思います。まず、管理の方法でありますが、町管理の部分について直営でやるのか、団体等に委託して実施するのかというのはまだ決まってございません。しかしながら、考え方としては、先行しております古梅ダムと同様に、排水機場の運転に係る人件費については、町で負担するということはこの場でお話をさせていただきたいと思います。今後の話になると考えてございますけれども、昨年7月、3地区にお声がけをして説明会をした段階で、反900円ですということを一定程度御説明させていただいておりますので、ここを一つのラインとして考えていただければと考えてございます。極端なことがない限り、これを上回ることはないということで、説明会で資料をお渡ししたつもりでございますので、よろしくお願いいたします。

質問 12番 松浦和浩

危惧し過ぎているのかもしれませんけれど、今の面積の1,207平米を基本にした場合、これが変わったときに、変わらなかった地区の負担金が増えるのです。地区割りに3分割した場合。これは地区割ではございませんと、全部一帯ですよと言った場合、今度また弊害が起きるのが、上の地区は水を下から上に上げるのです。そのかかる経費、下から圧力をかけたら流れる地区と若干違う。栄森はまた変わりますけれど、そうすると、全体の経費を考えた場合、面積が変われば負担金が相当変わるので、負担金を計算した場合、分母が1,200で900円となれば、これが1,000に減っても900円ですと、地区の負担金もこれ以上増えませんという数字を、行政はどこかで示さないとならないのかなと。僕は、どこかで変更があった場合でも、なかった場合でも、この負担金と面積割合についてはどこかで確定すべき時期かなというのがあって、質問しているのです。それで、改めて追加の質問をしたいところがあるのですけれど、美和にある頭首工、これは西幹線と今回のかん水事業の頭首工の利用者が同じですけれど、土地改良区で言うところの頭首工の管理費、そして一部供用となりましたら改良区に対する負担金もどうするのか。それとも、それは発生しないのか。要するに、頭首工の関係が入ってくれば一部が改良区の資産にもなりますから。そうすると、実際の管理者は改良区がやっていますけれど、今回、揚水機場とファームポンドをつくった場合、一部が改良区と共用になるのかなと思うのですけれど、その辺については、改良区との分担金、負担金、管理についての協議はもう終わっているのですか。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

その辺の負担区分についての協議は終了してございません。

質問 12番 松浦和浩

改良区も美幌の受益者が多いので、心を広く対応してくれるのかなと思うのですけれど、決めることは急いで、問題のあるところは早く整理すべきかなと思うのです。国営の九十何億円の工事が目の前にあって、この工事が激減するだとか、中断するということはあり得ないと思うのです。ですから、道もどうにか頑張って動いている。ただ、野崎地区と豊幌地区の道営工事の完成が令和14年、17年と遅いではないですか。これは多分、中央美和と同じで、畑総で畑の改良工事のミックスでいくと思うのです。そうすると、野崎と豊幌もこの時期に畑の改良工事がつくと、これもいつその方向性が決まるのか。そうなると、農家の各地区の畑総の影響も出てくるのかなと思うのですけれど、その辺の整合性を考えましたら、野崎と豊幌の畑総の年度とその他の取扱いの年度がまた変わるかどうか、誰がその辺の説明をするのか。道なのか、町なのか。どのように組立てをするのかが気になるのですけれど、その辺はどうなのですか。

答弁 町長 平野浩司

今、いろいろな部分で、他の事業との関連も含めてお話をいただきました。申し訳ないですが、こういう形でしていくという答えを持っておりません。今言われたことについては、今後どういう形で整理をしていったらいいかということ、今、畑総の話も出て、畑総は畑総の部分でいろいろな要望があったり、進んでいる中で、私が経済部長時代には、揚水機まで置いて上にやるのかという話の中で、町長になったら進んでいたということもあって、そうですかというのが正直な気持ちであります。イメージ的には、あの一帯の高台は揚水機をつけて、下は流下、奥は押さなければいけない部分も出たり、その他の部分もあるので、今質問をいただいたことは、当然、最終的に町長として、町としてどうしなければいけないか。そして、そのことにきちんと皆さんの御理解を得ていかなければいけないということがありますので、今言われたことは整理をした中で、早い機会の中で議員の皆さんに相談をしていきたいと思っております。きちんとした回答ではなくて申し訳ないですけれども、そういう状況であります。

質問 12番 松浦和浩

町長がおっしゃった数年前は相当いろんな案があって、そのときに網走川中央が終わった後、稲美、福住が同じ管工事で、今度は報徳まで水を上げるという開発局の工事の第2案があったのですけれど、これはおととしぐらいに開発局の工事予定から抹消されています。網走開建の農業の意気込みとしては、そちらの工事もあったと僕は思っております。そうなると、今回の国営の九十何億円というのは、これで終わらない可能性もあると思うのです。逆に、それだけの工事が美幌町の受益者、要するに、今、畑は約八千何百町が有効利用されていますが、相当いい影響になるのかなと。今後の農業のことを考えたら、高校が未来農業科になりますので、その子供たちが一生農業で生きる地盤づくりは、やはり国営でやるところはやる。道営については、協力してやると、部長も思っていると思うのです。ここで、最後に私なりの考えですけれど、この工事が国営で九十何億円。そして、道営で約50億円。今後、また違う国営工事がある場合、僕は3月から言っていますけれど、今の三つを一つの課にして、課長が一人で農政も耕地も農業委員会も取りまとめしている。極端に言えば、この水関係にはしっかりした担当を置くべきではないか。課の体制も含めて動かないと、取りまとめをする課とその職員が大変かなと思うのですけれど、その辺をぜひ検討に入ることはできないですか。

答弁 町長 平野浩司

体制の話をしていただいたわけですけれど、今後の事業の内容によっては考えなければいけない部分が出てくると思うのです。その前に、担当する者がどういう形であろうが、今後どういうふうに進んでいくかということをみんなで共通認識を持って、担当する職員が何をどういう形でやっていくかということをみんなで認識し合わないと、そこだけを強化したとしても、人が増えたけれども、物事が進んでいかないということになりがちかなと思っていますので、今回御質問を受けたことについては、私も含めて、役場として再度きちんとした共通認識の中で、進める事業の時期とか、それによっては今の体制でどうなのかとか、そういう判断をしていきたいと思っております。

質問 12番 松浦和浩

これからが正念場で、本格工事になりますので、気づいたところ、もう一度やらないといけないことについては、町側の負担が多いのかなと。よく農業土木は、面がJAで、線が美幌と、この線には道路ではなくて管工事も入ってしまったものですから、もともとそんなにあると思わなかった管工事がこれだけ増えれば、さすがにこの工事の経験者、美幌町の職員の中でこれだけの農業土木の経験者はいないと思うのです。古梅ダムのときの方はほとんど退職したと思うのです。町長も気がついていると思うのですけれど、瑞治の工事の担当もほとんど退職になっているではないですか。そのときに質問したのが僕で、町長が答弁したので、そのときはわかるのですけれど、経験者が少なくなっているので、今、農業のほうは部長と課長が頑張っていますけれど、ここ数年間に工事の専門家、農業土木の専門の職員の養成をするべき事由がここにあるのかなと思いますので、その辺、ぜひ町長に検討願えないか。というよりは、検討してはどうかと僕は思って質問をします。陳情ではないものですから。最後に、農業の職員の専門性までいかなくてもいいから、そういう専門に近い職員の育成を急ぐべきと考えて、町長に回答をもらって終わります。

答弁 町長 平野浩司

今回、いろいろなお話をしていただきました。先ほどの繰り返しになりますけれども、しっかりと受け止めた中で、今後の美幌町にとって、農業は基幹産業でありますので、ふだんから言っていたのは、基盤整備は終わることなく繰り返し、次の代につなげるためにやっていくべきだと。その中において、水をきちんと確保するということも本当に重要な内容だと思っておりますので、まずは、どういう形で進めていくかということも含めて、御意見をいただいた農業土木がしっかりわかる職員を確保する、育てるということも含めて、いろいろな形を検討していきたいと思っております。

出典:美幌町議会 令和3年第5回定例会 2021年6月22日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる