美幌町議会 令和6年第4回定例会 2024年6月26日
(1)土地改良事業(稲都福梅第2地区)の農道改良(舗装)工事について/(2)畑地干ばつ対策事業(美和地区・昭野地区)の灌漑リールマシンについて
2024年6月26日、美幌町議会の一般質問で、松浦和浩議員が「土地改良事業(稲都福梅第2地区)の農道改良(舗装)工事について」「畑地干ばつ対策事業(美和地区・昭野地区)の灌漑リールマシンについて」について質問し、町長 平野浩司が答弁しました。
- 質問者
- 松浦和浩 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 松浦和浩
それでは、本日の一般質問に入らせていただきます。本日は、農業政策についてであります。大きく1点目、土地改良事業(稲都福梅第2地区)の農道改良(舗装)工事についてであります。農道改良(舗装)工事につきましては、都橋地区からは、町道833号と543号の通称東6号、豊富地区からは、町道32号をそれぞれの地区より陳情を受けて、稲都福梅第2地区の畑地帯総合土地改良事業での対応となるよう、北海道農政部と美幌町において協議がなされていると思います。この農道改良工事の採択(事業規模、工事額、延長)はいつ頃なのか、お聞かせ願います。また、町の事業負担金は大きいと思いますが、農道整備について、将来にわたる町長の考えをお聞かせ願います。さらに、これから予定されている畑地帯総合土地改良事業(団体営も含む)計画の取組状況について、お聞かせ願います。続きまして、大きく2点目であります。畑地干ばつ対策事業(美和地区・昭野地区)の灌漑リールマシンについてであります。畑かん事業として、網走川西地区のタマネギ生産者は、北海道との地区活性化懇談会において、将来構想を模索してから18年目となる本年、ついに水利施設の供用が開始されました。地域にとってとても喜ばしく、これは、美幌町の農業政策の成果であると思います。しかし、網走川中央と称した事業計画進捗から北海道農政部における灌漑リールマシン整備については、令和7年になると聞いております。このリールマシンは、ドイツ・バウアー社からの導入方法しかなく、円安・物価高騰により、当初の予定価格より大幅に値上がり、当初800万円程度から1,200万円に、さらに1,800万円など、価格が著しく上昇している見込みとお聞きしています。北海道農政部は、この対策についてしっかりと取り組んでいることは承知していますが、価格に関する現在の状況についてお聞かせ願います。また、高騰の状態であれば、生産者の負担も大きいと思いますが、価格対策に関する町長の考えをお聞かせ願います。2点、どうぞよろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
松浦議員の御質問に答弁いたします。農業政策について。1点目の土地改良事業(稲都福梅第2地区)の農道改良(舗装)工事(都橋・豊富)につきましては、地元期成会から、都橋町道第833号と第543号及び豊富町道第32号の舗装化の要望があり、事業化に向けて関係機関と協議を進めております。事業採択時期は、暗渠排水など、区画整理を含めた稲都福梅第2地区全体の事業計画が、令和6年度から令和7年度の2か年で整えられる予定であり、採択は、最短で令和8年度となる見込みであります。農道改良工事の事業規模、工事額、延長につきましては、概算工事額で6億9,000万円を見込んでおり、道路延長は、都橋町道第833号が1,113メートル、第543号が549メートル、豊富町道第32号が1,250メートル、合計2,912メートルを予定しております。農道改良工事に係る負担割合は、国55%、北海道28%、町17%となっておりますが、農村地区の町道整備の将来にわたる考え方につきましては、これまでどおり、地元関係者と十分に協議を行い、事業実施の必要性、今後の財政負担に対する長期的な検討を含めて進めてまいります。また、これから予定されている畑地帯総合土地改良事業計画につきましては、畑地に散水する施設を整備する網走川中央地区土地改良事業として、3地区の整備を進めており、令和6年5月に一部通水が行われている中央美和地区が令和8年度、中央野崎地区が令和10年度以降、中央豊幌地区が令和12年度以降に通水が完了する予定であります。そのほか、今後10年間の道営土地改良事業として、町内7地区の土地改良事業を予定しており、令和6年度は、豊高第2地区、田中第2地区、中央美和地区、中央野崎地区、田中36号地区の工事、調査設計等を実施しており、町が事業実施主体となる団体営事業として、令和7年度まで町内4地区の用水路附帯施設の更新等を実施しております。2点目の畑地干ばつ対策事業(美和地区・昭野地区)の灌漑リールマシンの整備につきましては、中央美和地区で令和8年度に通水の完了を予定していることから、令和8年3月までに、32戸の生産者が、リールマシン35台の導入を予定しております。リールマシンの導入価格は、令和2年度事業計画策定時で、1台1,320万円で計画されておりましたが、現在は、近年の円安・物価高騰の影響で、1台2,000万円程度となっております。リールマシンの整備費用に係る農家負担は、事業費の7.5%となっており、道営土地改良事業のほか、国の農業経営高度化促進事業や北海道のパワーアップ事業を活用することで、農家の負担軽減となっておりますが、リールマシン1台を導入する農家負担は、事業計画策定時の99万から150万円程度になる見込みと伺っております。リールマシンの価格高騰対策については、農業者が必要な生産基盤整備に積極的に取り組めるよう、農家負担軽減のための国や北海道の事業の継続、補助率の拡大について、引き続き関係機関と連携を図りながら要望してまいりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
質問 12番 松浦和浩
農道整備につきましては、前回は国道・道道の改修工事の質問でしたけれど、令和元年第6回の議会、このときに道路の農道改良工事について、町長に質問させていただきました。そのとき、町長からなかなか予算等もきついよと、最終的には地区の皆さん、そして行政の中でしっかり検討し取り進むことは可能でないかという答弁を受けました。それによって前年度より、今質問した地区から農道整備の取扱いの仕方について、検討を依頼されたのです。町長の答弁を聞く中で、まず、畑総を申請したらどうだということで急遽、1年以上かかったのですけれど、地区の方々、農協からもお願いしまして、地区からそれぞれ陳情を上げて申請したというのが、この流れです。実は、地区期成会でやった場合は、どうしても地区の陳情がなければ採択になりませんので、地区のほうに理解してもらった形で農協も動いてくれまして、取り進んできました。今回、町長にどうしても聞きたかったのは、過去、平成19年頃です。豊岡地区の町道25号、端野に抜ける道路です。これが、美幌町と地区の陳情で道に上げた8年後、やっと道が農水省の許認可をもらって採択を受けたと。それで、このときの畑総に入れようということで、道で事業が決まったと同日に美幌町が却下、これを断ったと。断った電話の時、僕はちょうど振興局の農政調整課にいまして、畑かんの関係の打合せしていたのです。その場で電話を受けたのです、僕の担当で横にいた人が。それで、道の農政部からすぐ美幌町に戻り、今の却下の話、5年間待ってくれというお願いをしました。結果的に畑総の期間、この農道については取下げということで、残念ながら当時、美幌町で考えていた豊岡から端野に抜ける4本のうち、道道を抜かした3本の中の2本を却下して1本だけ。その時、町長は農政関係にいなかったですけれど、残念ながら却下になったのは大きかったなと。その後、今度は平成24年、町長も御存じだと思いますが、稲都の畑総の中で、今は終わっていますけれど、都橋の橋を越えたすぐのところ、約3キロの農道整備が終わったと。このときも、北海道と農道整備についての話を僕が聞いたとき、当時ふるさと農道と言いまして、豊岡のときはふるさと農道の整備ということで、町の負担は1割以下と。これが最後の年だったので、残念ながらそれ以降は2割負担の事業になったのです。それで、地区に頼まれて、2割事業分の採択が本当に2割なのかどうかを聞きに行ったのです。そのときに福住の温水ため池、今は舗装になっていますけれど、道路の改良工事のときに、対岸の道路について道で路盤工事をやりますよと、町が舗装工事をしますよということで。それが10年たっても町でしないので、それであれば、北海道で事業予算を確定できるので上げないかと。それで当時、町長たち含め経済部にお願いしまして、道路1本上げないかということだったのですよ。その結果、採択になったと。これも地区の人はよかったなと。ただ、そのとき、道から2億円の道路予算がまだ追加できるのでどうだということだったのですけれど、それについては、当時の執行部からこれ以上負担できないのでお断りしてくれということで、道からの申出を断って、今現在、未舗装のまま道路が残っているということです。それを踏まえまして、今回、町長になってから農道整備についてもしっかり取扱いを考えたいという発言をもらったものですから、取り組んできました。それで今回、やっと道の採択の一歩手前まで来て、もうここからは道の農政部と振興局の計画になりますので、言い方は悪いけれど、国会議員、道議会議員、私たちは口が出せない状況になっていますので、あとは町長の活躍しか残っていないと。今のところ、採択のテーブルにのっていますので、今回報告を受けたとおり、多分、間違いなく2本の整備が可能だと思うのです。これについて、地区の方も長い時間待っているものですから、まずは、美幌町が採択を間違いなく実行するということがなければ。令和6年、7年の採択も8年となっていますけれど、町長は分かっていると思いますが、内々採択は1年ぐらい早いのですよ。今年もしくは来年の頭には、ほぼ美幌町に100%可能ですねという形での打診が来るのか、なりましたと来ると思うのですけれど、そのときに今回、上げている2本については、今、回答を受けたとおり、町長はしっかりと取り組むということを、この場で町長の口からお聞きしたいなと思って質問しました。どうぞ、お願いします。
答弁 町長 平野浩司
農業の基盤整備については、私が経済部長時代からきちんと定期的に繰り返しやっていくべきだと思っていました。その中で当時、やはり悩みの種は、面整備と線整備のバランスと言わないですけれど、どちらかというと線をしっかり、面を希望する先輩方が少ない時代があって、結構農道を整備してきたと。あくまでも農道というのは町道でありますし、要は、財源的に農業予算でやってきた中において、今後そのことについては、しっかり維持補修をしていかなければいけないよねという考えの中で、今回、地元から希望があった中において、私どもの考え方とすれば、当然、可能な限り面と線をバランスよくやる。希望があれば、しっかり地元の合意をいただけるのであればやるという考えは、当時から変わっていませんし、今もその考えは変わっておりません。ただ、町も負担しなければいけないので、この辺は議員の皆さんとしっかり相談した中で、どんどんどんどんやれるかどうかということになると、その辺の判断は皆さんと相談しなければいけない部分はあります。基本的に、地域に望んでいただける、要は、合意をいただけるのであれば、面とそれから道路の再整備とか、積み残しの分をやっていきたいという気持ちは強く持っております。
質問 12番 松浦和浩
令和元年のときも、町道認定を受けている道路を畑総の農道として上げたとき、当然、町に入ってくる交付税が町道の距離分減額になる、ちょっとマイナスになるということで、それを加味してやっても、畑総で受けた場合、補助率も考えたらどうにかかつかつ、バランスが合うのではないのかと、この場で町長と話したことがあるのです。やはり、国から来るお金が変わるということも大きくて、農業予算だけではなくて本予算にも関係してきますので、100%素直に行くということを僕もきついと思っていました。今回、物価高の関係で、この工事費も結構大きいなと。10年前からみると一転し、5倍ぐらいの金額になっていますので、当然、美幌町の負担額も多いのは分かっているのですよ。ただ、ずるずると延ばしても、いずれ直さないといけない時期が来るということで、今回、偶然だと思うのですけれど、今の稲都福梅第2地区は面積が大きいので、受益面積がクリアされたと思うのです。単独でやったら多分、受益が合わないのかなと。この受益というのは、私たちも計算は分かりませんが、道ではつかんでいます。今回は、本当にうまく採択できたと。実は、この道路2本とも、前々回の畑総の中では両方とも不採択だったのですよね。これは、その周りの道路が舗装になったのでということもあったのですけれど、約20年後、やっと採択が取れたということなので、よかったなと思うのです。これまで農協も畑総で動いて、美幌町の耕地にもしっかり道と協議してもらったということで、本当に十何年ぶりにいい農道整備がつくなと思っています。この道路をしっかり改修工事できればいいかなと思って、町長に今回この質問の中でしっかり取扱いをお願いしたいと。町長の答弁にもあったのですけれど、先ほど何かもごもごとなりましたが、これはこれでしっかり進めてもらうということでよろしいですね。
答弁 町長 平野浩司
最後の終わりがもごもごということであれば、しっかりやります。これは、本当に皆さんが希望して、地域の方みんなで要望して、それぞれの立場を最大限利用してこのような形で進んできておりますので、繰り返しますけれども、しっかりと進めたいと思っております。
質問 12番 松浦和浩
町長からいい答弁をいただきました。ありがとうございます。次の質問の中で、今後の畑総の話を質問しました。現在進んでいる第2田中と中央関係の中央美和、中央野崎、中央豊幌については畑総、要するに干ばつの管事業中心の畑総がついてます。これは、地区要望でなくて行政からの申請畑総なものですから、地区の期成会を改めてつくった形で、取りまとめのときに地区の要望を主にやったわけでないということで、なかなか道路の申請がない。その他の畑総についても、この10年以内にやりますよということが入っていますけれど、これらの畑総の中には、1条、2条、道路の申請は今のところはないと私は聞いているのですが、そのようなことでよろしいですね。
答弁 町長 平野浩司
はい。道路については今のところ入っておりません。
質問 12番 松浦和浩
生産者の方のニーズも減って、一つの道路に関する戸数も減った中で、今後、事業採択がなかなか厳しくなってくると思うのです。そうすると、今残っているであろう美幌町で言うところの農業の政策、関与する未舗装の道路というものが、あと10本ぐらいに減っていると思うのですよ。この中で、開発用地を町道にしているところ、あとは受益が足りないところ、地形が複雑でオーケーできないところ等があると思うのです。その中でも申請箇所があれば、可能な限りどんどん美幌町でも農道の整備をしてもらいたいと思っています。ただ、それだけお金はかかりますけれど、本数も残り少なくなってきているものですから、その辺を取扱いしてもらいたいなと。令和元年のときにも一部質問しましたけれど、今、生産物を運ぶ業者、運送会社についても、今後の働き手の維持も大変だということで多分、将来、トラックがトレーラーになったり、変わってくると思うのです。そのときに、道路の改良がなければ道路からトラックが落ちるし、農家さんの土場に入る取付道路も狭いという中では、農道の整備の部分、新設でなくても一部補修だとか整備についてしっかり美幌町で、何らかの形で検討に入る時期が来ているのではないかと私は言いました。その後、町長は何かチェックだとか、町長の考えが変わった、もしくはしっかりやろうという部分が大きくなったのであれば、町長から何か説明をお願いします。
答弁 町長 平野浩司
農道というか町道になっている部分の今後の改修計画の話だと思っています。未舗装を舗装にするというのは、それまでの経過があるところも結構多いので、なかなかこれも難しい部分が多いと思っています。私も昔、ラストチャンスですよと、本当に皆さんの合意を得ることができるならば、事業でできますよという話をしましたが、お一人が反対されていて、代が替わったら何でうちの前は舗装になっていないのだというお叱りを受けたことはあります。やはり、そのタイミングを逃すとなかなか難しいのかなと思っています。これは、農道だけではなくて町道もそうなのですけれども、特に農道の場合については、耕作する機械が大型化することによって、当時の農道幅とか出入口が引っかかるよということが言われていますが、その財源をどうするかということが悩みの種であります。今後、可能な限り努力したいということで、言葉では簡単に努力するとは言えるのですけれど、現実的に何がという話になったときに、最近の動きとして一つ。そのように困っているのは美幌だけではない中で、全国的な動きとしてインフラメンテナンス市区町村長会議というのが立ち上げられました。言うならば、土木学会が入って、それぞれが持っている道路とか、橋梁とか、そのようなお金がかかるものの技術的なフォローとお金を別にしっかり確保していかなければいけないということで、北海道については179市町村全部が手を挙げて、そこに入っています。私も東京へ行って、いろいろな方々に会ってお話をして、このようなお金に対しては、何とか予算枠としてしっかり別に取ってほしいという要望をしてきました。その意味では、皆さんとまず予算を確保する方法を考えていく必要があると思いますので、そのようなチャンスがあれば、私の立場でもしっかり努力していきたいと思っております。
質問 12番 松浦和浩
町長のいい説明を聞いてほっとしました。ぜひ、美幌町でその予算を今からしっかりおためになるのもいい作戦かと思いますので、よろしくお願いします。農道については、今回は先に進んでも令和8年以降、多分、6年か7年の計画になるので結構かかるのですけれど、その中でまた地区からの要望等があるかもしれませんので、そのときはよろしくお願いします。それでは、大きく2点目に入ります。現在、網走中央の干ばつ対策の中で、今進んでいるのが、美和地区の北側が全部終了して通水が始まったと。昭野が来年ぐらいに通水、それで美和地区が終わると。ただし、リールマシンについては、今年度は来なくて来年、来年度の正式な終了時点を見て、開発と道との協議の中で道がお金を出す時期が来年ということで、来年30台ぐらいリールマシンが来ると。これは、実はすごいことで、30年以上前当時、古梅ダムのときは1台50万円ぐらいで300万円ぐらいですから。今回2,000万円となれば、当時の何倍になろうかと。ただ、これは物価上昇、賃金上昇もあるから仕方ないと思われても、ほとんど賃金は上がっていない。要するに、農家さんの手取りが増えていない中で費用が加算しているので、見た目は大きいかなと思います。これが何の意味を持つかというと、同じ網走中央の工事ですけれど、野崎と豊幌は最終的に10年後に終了かなと。だから、リールマシンが来るのは、今から10年後になるかもしれないですね。当然、価格も変わってくるかもしれませんよと。ただ、今回は、美和中央は美和中央という畑総の工事で、それが2,000万円と。これが野崎と豊幌になったときにいくらになるのかと。同じ干ばつ事業でやりながら、農家さんの収益部分からいう配分率が相当上がる場合、もしくは、逆に値下げになる場合、同じ事業体を組んだ3地区のリールマシンの価格がばらばらとなると、それはどうなのかなと。その辺、道も町も悩んでいると思うのですけれど、何か対策といっても、畑総のパワーアップの中で、地区の個人負担が7.5%、道が5%。20%が地元負担で5%が道、これが昔は7.5%だったのですけれど5%に下がったと。その分、町と地元が7.5%に上がったとき、これはもう仕方ないのかなと思ったのです。ところが、現在、国の措置の中で美幌町の畑総のパーセントが2.3%くらいで、7.5%払っていない状態だということなので、聞くところによると、他の町村は農家さん負担を5%にしているところもあるという話です。そのようなことで、今回の採択は7.5%でいくと思うのですよね。今後、途中でできるかどうか分からないですけれど、このような設備資金のときは、町の負担金、畑総の2.3%ぐらいを何かの対策で町の負担を5%にして、受益者も5%にするだとか、そのような方策を組む予定があるのかないか。組めるとしたら今後、同じ事業の負担金の割合をならすことはどうなのでしょうか。それは、年度年度で違う、中央野崎、中央豊幌、中央美富、それは別の事業だということで仕方ないと見るのか、同じ干ばつ事業の中で見るのか、その辺について町長の考え方が何かあれば、お聞かせ願いたいと思って質問します。
答弁 町長 平野浩司
正直に言って、今の段階でどうするという考えは全く持っておりません。今回、私も土地改良の役員をさせていただいて、農水省へ行ってきました。農水省でいろいろお礼を兼ねて幹部の方とお話ししたときに、網走中央地区が出来てよかったね、もう通水したのでしょうと褒めてもらえた反面、リールマシンは使えるのと言われたら、いや、使えないですと。今、松浦議員が言ったように、実は1年遅れると、それも物価高騰で非常に困っていますよと、1.5倍ぐらいの値段になるということをお話してきました。普通の条件の中で何かと言えたらいいのですけれど、今回言われたのは、日本製がなくて外国から輸入することにおいての物価高騰とか。これは悪いですけれども、今の世界情勢の中において、地元に負担をどんどんかけるというか、実際の割合は全体割合から引けばそこまで高くはないですが、そうは言っても、当初予定している倍率でいけば、1.5倍というのは大きいですよねという話は、正直させていただきました。ですから、繰り返しますけれど、今、私として何かという方策は持っておりませんけれども、今回、農水省には結構オホーツクを知っている方がたくさんいらっしゃって、そのような方にもお話ししてきましたし、次の日、自民党の先生方、道内選出の方皆さんと懇談をさせていただきました。そのようなときにも、私ではないですけれど、別な方が事例として話をしていただいています。今は、本当にチャンスがあれば、これを何とか農家の方々に影響が出ないよう、結局、町がそれを肩代わりすることがないよう、しっかり要望をしていきたいと思っております。
質問 12番 松浦和浩
今日の農業政策の質問は、どうしても予算がついてくる質問なものですから、美幌町の全体予算の中の農業予算も結構な数字を出してくれていますけれど、たまたまこうして一つ一つの事業を見ていくと、やはり受益者、要するに農家さんの負担が事業によって変わると。ただ、ここ数年、国の農業対策の中でも、いろいろな補助対策だとかが出ていて、結構支援金が出ていると。それは、国が決める農業対策ですから、地元が要請してやるこのような道路工事だとかリールマシンの関係は、直に、地元と町との間柄で行くものですから、なかなかそこに国がはい、道がはい、ということになるとは思わないのです。今回のリールマシンも、60万円だったものが150万円、それだけ上がっても金額が大きいと見るか小さいと見るかなのですが、言葉は悪いですけれど、偶然にウクライナとロシアの戦争が始まり、景気が今、なぜか日本が円安になっているという不可思議な中でどうしてもはね返ってしまう、受益者負担が上がってしまったと。これは大きいなと。ただ、受益者負担も上がるけれど当然、国、道、町の負担も跳ね返りはありますが、一つの事業を組んでいる中で何かうまく均等にできないのか、何か対策ができないのかというところです。現在、町では、対策がなくてもリールマシンが入った後、さらに数年間かけて状況を調査して、何かの手をとれるというような形で、最低でも検討だけはしっかりと担当部局でも押さえてもらうということで、町長、理解してよろしいでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
検討という言葉は、非常に多くの意味を含んでいると思います。ですから、何か検討しますと言うと、何か支援をするように捉えられても私は困りますので、実態としてどうなっていくかということは、しっかり押さえていきたいと思います。その中でどうするかという判断をしなければいけないということで、やみくもに検討していくと言うと、言葉の捉え方によっては非常に誤解を受けることがありますので、私は検討するという言葉よりも状況をしっかり捉えた中で、判断をするための材料として整理していきたいと思っております。
質問 12番 松浦和浩
分かりました。私から検討という言葉を使ったのは失敗だったと。私も検討ではなくて、しっかり状況を見た中で取り進めたいという言葉をもらったほうがありがたいと思っていました。検討は本当に検討で終わったら困りますので、今後、なるべくこのような農業情勢、社会情勢の中で、しっかり地元の農業に対する支援を行ってもらいたく、今回は質問しました。今回、農道整備とリールマシンについて、あと、地区の今後の畑総の取扱いについても、地区の基幹産業である農業を守るということで進めてもらいたく、最後、町長に一言もらって質問を終わりたいと思いますので、よろしくお願いします。
答弁 町長 平野浩司
美幌町は、やはり基幹産業が農業でありますし、農業を基盤として経済が回っていると、私は認識しております。その意味では、これから命というのでしょうか、しっかりと基本的な食料をどう守っていくかということを考えれば、農業政策については、しっかり対応していきたいと考えております。