みんなの議会

美幌町議会 令和2年第10回定例会 2020年12月9日

(1)民生行政について/(2)公園の維持管理について/(3)衛生行政について

2020年12月9日、美幌町議会の一般質問で、岡本美代子議員が「民生行政について」「公園の維持管理について」「衛生行政について」について質問し、町長 平野浩司、福祉主幹 影山俊幸、建設水道部長 川原武志、民生部長 那須清二が答弁しました。

質問者
岡本美代子 議員
答弁者
町長 平野浩司、福祉主幹 影山俊幸、建設水道部長 川原武志、民生部長 那須清二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 岡本美代子

私は、さきに通告いたしました3点、3項目について質問いたします。まず1点目、民生行政についてです。コロナ禍の生活支援について質問いたします。いまだに終息の兆しが見えない新型コロナウイルスですが、この影響により収入減となった世帯に対し、各市町村の社会福祉協議会が緊急小口資金と総合支援資金の貸付けを行っております。2008年のリーマンショック後の3年間では、全国の貸付件数は20万5,000件、貸付額は682億円だったのに対し、新型コロナ禍の今回は、3月25日からの4か月間において、件数は約4倍で、貸付額は2,130億円となり、厚生労働省は新型コロナ対策として特例貸付けを3月25日から開始し、一時的な減収に対する緊急小口資金は上限を10万円から20万円に増額、日常生活の維持が困難な世帯向けの総合支援資金は月額20万円、単身者は15万円を3か月とし、さらに3か月延長しての貸付けも可能で、最大120万円となり、無利子で保証人も不要、貸付条件の大幅な緩和と対象者を低所得世帯から新型コロナの影響で収入が減った世帯全般に拡大し、必要書類も簡素化して、減収や失業の証明がなくても本人の申請で審査されるとのことでしたが、特例の期限は9月末とのことでした。その後はどうなっているのでしょうか。6月定例会の一般質問の回答では、緊急小口資金は25件の申請で24件の貸付け、総合支援資金は13件の申請で12件の貸付けが決定されたとのことでしたが、その後の申請件数、貸付件数などの状況をお聞かせください。2点目は、公園の維持管理についてです。せせらぎ公園のトイレの新設について。せせらぎ公園は面積が広く、環境にも恵まれ、散歩コースとして町内で人気の利用者が多い公園であり、町民の健康づくりや憩いの場として、大きな役割を果たしていると考えます。この公園を利用する方から、美富側にトイレ新設の要望が聞かれます。今後、利用しやすいトイレを新設する考えはあるかお聞かせください。3点目は、衛生行政についてです。合同納骨塚の墓誌について。町民の御寄贈により、平成29年から町が合同納骨塚を設置しました。平成29年から令和元年までに105体の焼骨が納められ、町民からは、自分が高齢になり不安を感じていたが、納骨を済ませたことで心の底から安心したとの声が寄せられています。北見市では、市内の北見ヶ丘霊園の納骨塚に故人の氏名を表示する墓誌が設置され、2,000体が収容可能な納骨塚に、現在は1,200体が納められ、墓誌は387枚利用されています。これまで墓誌はなく、市民の要望により設置されたと伺っております。最大500枚の掲示が可能で、希望者が多く、今後は増設が検討されているとのことです。墓誌は、縦17センチメートル、横4.4センチメートルのマグネット式で、氏名や没年月日を記載でき、使用料は1件5,000円とのことですが、町の合同納骨塚に故人の墓誌を設置する考えはあるかお示しください。以上3点、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

岡本議員の御質問に答弁いたします。民生行政について。1点目のコロナ禍の生活支援についてですが、北海道社会福祉協議会では、新型コロナウイルス感染症の影響による休業や失業等により生活資金でお悩みの方々へ特例貸付けを実施しております。主に休業された方など、一時的な資金が必要な方は緊急小口資金を、主に失業された方など、生活の立て直しが必要な方は総合支援資金の融資を受けることが可能であります。申込窓口は、現在、市区町村社会福祉協議会のみとなっており、労働金庫及び取扱い郵便局での受付は9月30日をもって終了しております。御質問の特例の期限についてでありますが、9月15日付厚生労働省の発表では、緊急小口資金等の特例貸付けの受付期間を本年12月末まで延長したところであります。次に、6月定例会答弁後の12月1日現在の申請件数及び貸付件数についてでありますが、緊急小口資金の申請は21件増の計46件、貸付決定が21件増の計45件であり、総合支援資金の申請は17件増の計30件、貸付決定が13件増の計25件となっておりますので、よろしくお願いいたします。次に、公園の維持管理について。御質問のせせらぎ公園トイレの新設についてですが、既設のトイレは3か所設置されており、右岸青山南噴水施設付近に1か所、左岸せせらぎ橋複合遊具付近に1か所、右岸せせらぎ公園最上流部付近に1か所設置されております。今回、御要望をいただきました設置位置につきましては、左岸せせらぎ公園最上流部への新設と理解いたしますが、魚無川を横断する連絡橋を渡るとすぐ近くの右岸最上流部に簡易水洗トイレが設置されており、維持管理につきましても、5月から10月が使用期間で、2週間に1度、直営班による点検・清掃を行い、清潔な環境を維持する中で御利用をいただいている状況であります。このことから、せせらぎ公園散歩コースを御利用いただく住民の状況を考慮した中で、現在のトイレ配置状況を含めて、新たなトイレが必要か検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきますよう、よろしくお願いいたします。次に、衛生行政について。合同納骨塚の墓誌についてですが、本町の合同納骨塚は、お骨の取扱いに困っている方のためにという趣旨で、町民の方が合同納骨塚を建設して町に寄贈されたものであり、平成29年10月より供用を開始しております。収蔵予定数800体に対して、平成29年度は14体、平成30年度は48体、平成31年度は43体、合計で105体を収蔵しております。本町でも、少子高齢化や核家族化の進行により、お墓の継承や維持管理をすることが困難となり、墓じまいをする方も多く、合同納骨塚へ焼骨を収蔵する希望者が増加傾向にあります。御質問の町の合同納骨塚に故人の墓誌を設置する考えはあるかについてですが、現在のところ、町民から個人の墓誌を設置する要望は寄せられておりませんが、お墓の継承者がいない、子供に迷惑をかけたくない、身寄りがいないなど、お墓の問題を抱えている方がいることも承知しております。町で納骨塚を運営するとき、墓誌を設置し、名前を残すということを考えていた方はほとんどいなかったと認識しておりますが、墓誌を必要とする方が出てきましたら、検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 11番 岡本美代子

それでは緊急小口資金の貸付状況から再度質問していきたいと思います。答弁では46件の申請、45件の貸付け、総合支援金は30件の申請で、25件の貸付けがあったということです。6月議会でもこの質問をしておりまして、北見市の人口割合から見ると、美幌は非常に貸付けが少ないのではないかと考えていましたけれど、社会福祉協議会にお聞きしますと、このぐらいの規模の町では多いほうだと認識されているようです。新型コロナ対策として、町では多くの対策に取り組んでまいりました。迅速な対応であったと考えていますけれども、あしたの生活にも困る方は、町内では社会福祉協議会の緊急小口資金や総合支援資金がすごく重要な役割を担っているのではないかと考えています。前回もお聞きしましたけれど、生保につなげる方が全国的には増えているということですけれども、美幌の場合はどうでしょうか。その辺の状況をまずお聞かせください。

答弁 福祉主幹 影山俊幸

ただいまの生活保護の相談ですとか、申請状況の御質問でございますけれども、平成31年1月から11月末までのものと、本年1月から11月末までの数字の比較をさせていただきますと、11月末で平成31年は41件の相談がございまして、申請が17件ございました。令和2年につきましては、11月末で相談が31件と申請が14件ということで、それぞれ減少している状況でございます。よろしくお願いします。

再質問 11番 岡本美代子

昨日のニュースだと思うのですけれど、今年10月の自殺者は全国で2,158人、昨年の40%増であるということでした。そして、コロナ禍も長引いていますので、生活困窮者、自殺者も増えている。女性と男性を比べると、ふだんは男性のほうが圧倒的に多いのですけれど、今年は女性の自殺者が増えてきている。これは今までにない現象であるという報道を見たことがあります。感染予防をしながら、経済を回さなければならないということは非常に難しいことは承知していますけれども、生活困窮者にとっては、GoToトラベルもGoToイートも私たちには遠い話だとお話をされている方もいました。この特例期間は12月末までとの答弁でしたけれども、最終的には3月末まで見込まれているとお聞きしました。特例ですので、いつもより簡単な手続、そして、早い方は4日後とか、大変早い対応となっていると美幌の現状をお聞きしました。しかし、この年末年始、経済的に困窮している人を1人も見逃さない町にしなければならないと考えています。この中でも、町民を守るのだという町長の強い決心をお聞きしたいと思いますので、お聞かせください。

答弁 町長 平野浩司

現在のコロナ禍において、町民の方々をしっかり守っていきたいという決意という意味では、確かに生活困窮されている方に何とか対応しなければいけないという思いはあるのですけれども、その全てという意味をもう少しきちんとかみ砕かないと、なぜそこに至ったかということもきちんと見定めた中で、そこに代わるものはないかとか、そういう意味できちんと守っていきたいという意味も含めておりますので、とりあえず、命を大事にしなければいけないということは当然でありますけれども、何といったらいいですかね、基本的に皆さんを守るということに変わりはないですけれども、明日生活していく資金もないという方々の状況をしっかり分析しなければいけないと思っています。うまく言えないですけれども、町民の皆さんをしっかり守っていくことに対して、気持ちが変わるものではありません。

再質問 11番 岡本美代子

コロナ対策として広報などに出ていますけれども、私は、最終的にはこういう制度があるということの周知が大切ではないかと思います。町内でも人知れず亡くなる方がいます。声を上げてくれる方に対しては手を差し述べやすいですけれど、声を上げてくれない方に届く方法をもっと考えていただきたいと思いますし、この年末を迎えて、民生委員などに再度足を運んでいただいたりして、見つけることがすごく大切ではないかと考えています。これからの経済対策をいろいろとお示しいただきましたけれども、本当に困った人たちを助けることも、この年末に向けて非常に大切だと思いますので、ぜひ取り組んでいただきたいと考えています。あと、町内での助け合いの方法というのも社会福祉協議会で取り組んでいますけれども、例えば、ふるさと納税などで遠いところに納税しますけれども、コロナも長引けば、近くの人を近くの人が支えるという寄附の仕組みとか、そういうことも今後考えられないかと自分では考えていますけれど、その辺はいかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

生活に困っている方に対して、周りの皆さんと協力する、助けるという意味において、公金というか、一旦町に入れていただいたお金を個々の方に還元というのは、方策としては難しいと思っております。そういった意味では、歳末の助け合いとか、善意ある方々が、皆さんがそれぞれの方の許される範囲で寄附をいただいて、それを社会福祉協議会等が分配するとか、そういうシステムは今もある話なので、やはりそういうところをしっかりやっていただくように再度お願いするなり、また、個人としても協力できるものはしていきたいとは思っております。

再質問 11番 岡本美代子

一時的に困窮されて、こういう制度を使った方が非常に助かったとお礼に来たという話もお聞きしました。困ったときにどういう手だてがあるかということが1番大切ではないかと私は感じていますので、年末に向けて、みんなが明るい新年を迎えられるように、コロナ禍でもぜひ取り組んでいただきたいと思います。次に、せせらぎ公園のほうに入ってまいります。コロナの社会でも、年金生活者などは先ほどの経済とつながってしまいますけれど、幸せだと。こういう地域に住んで、散歩ができるし、テレビも見られるし、年金だから急に下がることもないということで、大勢の方は美幌に住んでいることのよさを再度確認したのではないかと思います。私もそうですけれど。そんな中でも、せせらぎ公園の散歩コースは、本当に多くの方が緑豊かな中、コロナの心配もなく森林の中を散歩して町民の健康をつくっている。これは、金額にしたらわかりませんけれども、心のゆとりとか、健康づくり、そして、地域の人とのつながり、挨拶をしたり、これは美幌を発信する上では大きな魅力で、もっと積極的に発信してもよい財産ではないかと思っています。美幌に長いこと住んでいるけれど、実際に散歩をしてみて、生涯美幌に住もうと決心がついたという話も聞きました。気に入る方はそのぐらいに気に入っている。だから、私はそういうところをもっと大切にしていきたいという考えもありまして、こういう質問をしているわけですけれども、最上流にあるトイレは、場所的にはあの辺にトイレが欲しいと思う場所です。手前に広場があって、天気がよくて暖かい時期でしたら、あの辺で集ったり、お話ししたりする。その付近にトイレが川の向こうにありますので、多くの方が散歩に訪れるところで、そこにトイレが必要だと感じています。今あるトイレは使用しづらいという声も聞きますので、もっと充実したもの、トイレの問題は非常に大きいので、私はせめてパークゴルフ場に置いているようなトイレがあれば、男女別、もちろん和式ではない、衛生面も考えてそういうものがあれば、どなたでも安心して使えるのではないかと考えていますけれども、もしよければ答弁をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

せせらぎ公園のトイレについては、町側については水洗化されていて、きちんと整備をされている。上流部になると、河川敷地ということもあって、皆さんが望むようなものを置けないというのは事実ではあります。新たなトイレという話ですけれども、どれだけ使われるかという頻度と、何を優先するべきかという中においては、新たにパークゴルフ場に置いてあるようなトイレを置くのはなかなか難しいとは思っています。ただ、今回答弁の中で言わせていただいたのは、数は足りているけれども、高齢になると和式はつらいという意見はかなりあります。ですから、今担当で検討してもらっているのは、洋式化して、皆さんが利用せざるを得ないというときに、運動される方に負担のない、利用しやすいということで何か手法がないかという話をしているのが現状であります。ですから、新たに1個増やすとか、お聞きしている部分については、川を渡ればあるのでそんなに数は不便していない。問題はそこを使おうとする方々が今のようなトイレでは、特に女性が使いづらいということはよく言われていますので、そういうことをしっかり検討していきたいと思っています。

再質問 11番 岡本美代子

パークゴルフ場のようなものがつけば1番いいですけれども、あのトイレが非常に高いということもわかっておりますので、無理は言いませんけれども、町長が言う洋式化、これは最低限のことだと思っています。今のままでは皆さんほとんど使われないということで、ぜひ、使うトイレにしていただきたいと思っています。また、場所ですけれど、私も行ってみたのですが、あの辺にあるのが1番で、広場がありますから広場で集う人には、今あるところがベストだろうと考えています。トイレを設置するときに、トイレは遠くても嫌だけれど、あまり近くにあっても嫌だというのもありますので、あの辺で集う方のすぐそばにトイレがあると、使用される方の臭いとかもあって、あの辺は今の季節は歩く方が少なくなっていますけれど、非常に多くの方が利用していますので、利用している人たちに喜ばれるようなトイレを考えていただきたいと思います。私も今回初めて奥まで行ってみたのですけれども、今の季節でも非常に多くの方が歩いています。そして、町の中の散歩と違って車が通らないということで非常に歩きやすい。そこが皆さんに愛されているのはわかっていましたけれども、公園ができてから年数がたっていますので、立派な案内版とかも汚れていたり、はげていたり、きちんと道案内があって、つくったときには非常に立派で歩く人のことも考えて、ここから何メートルとか書いてあるのは非常にいいことだと思いますけれども、やはり経年劣化しています。公園は年次的に整備していますけれども、今のことも含めて、せせらぎ公園の整備の計画はあるのかどうかお聞かせください。

答弁 建設水道部長 川原武志

御質問にお答えいたします。せせらぎ公園につきましては、整備が済んでおりますけれども、議員おっしゃるとおり、経年劣化している状況であります。随時、補修だとか、色の塗り替えだとか、既存の施設が破損している場合については修繕だとか、随時予算を要望しまして実施している状況でございます。また、現在の標識についても、町の維持管理の中で認識しています。ここは、1.5キロメートルの往復で約3キロメートルある中のところどころに休憩するベンチもありますし、1番奥の転回場につきましては、そこでくつろぎながら、そういう部分については修繕だとか、あとは橋の修繕だとかも毎年実施している状況でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

再質問 11番 岡本美代子

橋とか、上に上がる階段とかも新しく塗られたり、そういう様子は非常にわかりました。あとは、倒木で危険だというところもあるなと私は思いました。あれは、平成14年にみんなの森づくり事業で財団法人都市緑化基金とか、花王などの助成でつくられているという看板がありましたけれども、先ほども言いましたけれど、あれは本当に大きな財産で、例えば、美幌に住みませんかという動画の中で、緑の中を散歩するというような町からの発信には非常にいいなと思っています。今、東京都の人口が減り始めているとニュースで知りまして、やはり、コロナで地方にみんなが行っているということで、ある意味チャンスではないかと思いますので、私はせせらぎ公園の散歩コースは町の大きな財産だと思っていますので、手をかけて大切にしていってほしいと思います。階段のところには、雪が降ったら除雪するほうきとかスコップが置いてあって、みんなが大切にしているという状況もわかりますし、上流に行けば行くほど川のせせらぎの音が聞こえて、本当に大きな町の財産だと思いますので、大切にしていただきたいとお願いしたいし、トイレの問題は早急に解決していただきたいと考えています。―――――――――――――――――――◎会議時間延長の議決

再質問 11番 岡本美代子

次に、合同納骨塚の墓誌について、2回目の質問をしていきます。答弁では、納骨塚ができたときに誰も墓誌を望むものはいなかったとの答弁でしたけれども、これは御寄附をいただいたものです。また、私も合同納骨塚をつくっていただきたいということで、何度も質問いたしましたけれども、結果、町が判断しないで、そういうやり取りを聞いた方から寄附していただいたということで、本当にありがたく思っていますし、時代の流れもありますので、よかったと考えています。北見市でも最初からあったわけではありません。私たち委員会では網走、北見の合同納骨塚に視察に行きました。そのときに北見でも網走でも墓誌はありませんでしたけれども、北見市でも市民の声が寄せられて取り組んだということであったようです。美幌ではつくってくれと言っていて、できただけでよかった、寄附されただけでよかったというところから、私は次の段階に行ったのではないかと思っています。例えば、子供がこの辺にいない。そして、結果的には自分たちだけがここに入ってしまうとしても、みんな現役でバリバリ働いているときは、自分のルーツとか、それから遠いお墓まいりにはなかなか行けないものなのです。でも、子供が大人になって、定年で時間ができたりすれば、自分のルーツを探して、ゆかりの地を訪ねることが多いと思います。実際に私もそういう方にお会いしたことがありますし、うちの家族も福島ですけれど、わざわざルーツを訪ねて遠い先祖のお墓まいりに行ったことがあります。美幌町は、人口がどんどん減少していく中、これは日本中、仕方がないことですけれども、移住定住政策を行っています。しかし、なかなか人口減少が止まらないということで、町長は特に熱心だと思うのですけれど、美幌町との関係人口をつくるということに町長は重点を置いているとお見受けしますけれども、私は遠い将来のことを考えますと、自分の子や孫が遠くに住んでいるけれども、自分たちがある程度の年代になったら美幌を訪ねてくれるのではないかと思っています。そういうところが大きな関係人口をつくるということでは、ある程度合同納骨塚もその役割を担うのではないかと考えています。そのときに、墓誌があるのとないのでは非常に来る方も違うし、関係人口が強いものをつくれるのではないかと考えていますけれど、これは私の思い過ごしでしょうか。もし、考えがあればお聞かせください。

答弁 町長 平野浩司

一遍にたくさんのことを聞いていただいて、その関連性の説明は非常に難しい部分があると思っております。今、墓誌を希望される方が、それが時代の流れとしてつくるべきだということであれば、それは答弁させていただいたとおり考える必要があると思います。関係人口とか、その話は無理やりつければそれは一つの話ですけれども、もし、美幌にルーツがとなったときには、合同納骨塚だけではなく、一般の方々においてはお寺があったり、神社があったり、そういうところにきちんと預けていて、そこを尋ねるというのが一般的ではないのかなと私は思うところはあります。ですから、合同納骨塚の中で、全部区分けして、一個ずつ並んで、いつ納めたというデータは全部あるということは聞いているのですけれど、ここに私のおばあちゃんが眠っていますと言われたときに、素直にそうですかとは、それであれば何か祖母を扱う方法は何か考えられないのかなという思いがあったりします。ただ、納めるところがないから、希望されてそこに納めるということについて否定するわけではないですけれども、私は、この納骨塚に墓誌を設置するということとは別に、関係人口をつくったり、美幌に関わってくれる、言うならば、美幌を応援してくれる多くの方々がしっかりつながっていきたいという思いでありますし、そういう方々に自分でできることをやっていることも事実でございますので、御理解いただきたいと思います。

再質問 11番 岡本美代子

町長の考えはわかりました。北見市でも最初からあったわけではない。ただ、何でもそうですけれど、できてからまたどんどんよくなるということで、そういう市民からの要望があったからだということですけれども、美幌でも取り組むとなると有料ですけれど、北見の場合は5,000円だそうですけれど、それでも取り組む人はいるのではないかと思います。今すぐ返答を待っているわけではありませんけれども、ぜひ、北見の現地調査などをして、今後、調査・研究していただきたいと思います。その辺はいかがでしょうか。

答弁 民生部長 那須清二

ただいまの御質問でございますが、近隣の実態ということで調査はしてまいりました。岡本議員がおっしゃいました北見市のほかに、管内では小清水町、遠軽町などでも墓誌を設置しているという状況を確認しております。ただ、それぞれ負担金をいただいているということで、設置に当たりましては、利用者といいますか、受益者の方に御負担いただくのが原則だと思っておりますので、そういったことで設置する場合につきましては、料金も含めまして、検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。

出典:美幌町議会 令和2年第10回定例会 2020年12月9日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる