美幌町議会 令和2年第8回定例会 2020年9月16日
(1)地域公共交通計画の策定について/(2)立地適正化計画の策定について/(3)図書館や仲町公営住宅の建て替え計画について
2020年9月16日、美幌町議会の一般質問で、松浦和浩議員が「地域公共交通計画の策定について」「立地適正化計画の策定について」「図書館や仲町公営住宅の建て替え計画について」について質問し、町長 平野浩司、まちづくり主幹 佐々木斉、総務部長 小室保男、教育長 矢萩浩、建築主幹 吉田善一が答弁しました。
- 質問者
- 松浦和浩 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、まちづくり主幹 佐々木斉、総務部長 小室保男、教育長 矢萩浩、建築主幹 吉田善一
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質問 13番 松浦和浩
それでは、さきに通告しています大きく三つの質問に入ります。まず一つ目、地域公共交通計画の策定について。(1)美幌町の公共交通体制の課題について。平成20年度に策定した美幌町地域公共交通総合連携計画に基づいて取り組んでいる各種事業の実施状況についてお聞かせ願いたい。また、法律改正により、新たに策定を予定している地域公共交通計画の重点事項について、現時点での考えがあればお聞かせ願いたい。大きく二つ目、立地適正化計画の策定について。(1)立地適正化計画によるコンパクトなまちづくりと、公共交通によるネットワークについてであります。コンパクトなまちづくりと公共交通ネットワークの連携による地域公共交通、都市再整備・中心市街地活性化、健康・医療・福祉、子育て支援、都市農業、公共施設再編、住宅政策、学校教育、防災、そして町村間の広域連携等、政策連携への支援措置が講じられる都市マスタープランの新たな計画としての立地適正化計画導入について、策定する考えがあるのかお聞かせ願いたい。地域公共交通計画についても、この立地適正化計画にて取り組む市町村が多数ありますが、公共交通の拠点となる交通センターの設置も検討してはと考えますが、町長の考えをお聞かせ願いたい。続いて三つ目、図書館や仲町公営住宅の建て替え計画について。(1)建て替え計画の検討状況について。まちづくりの計画として、立地適正化計画に含めた図書館増改築や仲町公営住宅の建て替えも可能と考えますが、町長の考えをお聞かせ願いたい。財政運営計画に、図書館は令和2年から、仲町公営住宅は令和5年からと示されています。現在の建設計画の検討状況をお聞かせ願います。以上三つ、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
松浦議員の御質問に答弁いたします。地域公共交通計画の策定についてですが、地域公共交通総合連携計画に基づく事業の実施状況でありますが、現在は同計画を踏まえた美幌町地域公共交通活性化協議会による地域公共交通確保維持改善事業にて、乗合バス、美幌循環線、美幌高校線及び農村地区のデマンド型乗合タクシーの運行を行っております。平成31年度の乗車人数は、美幌循環線が3万255人、美幌高校線が2,691人、乗合タクシーは1,520人となっております。地域公共交通計画につきましては、国の地域公共交通調査等事業補助金を活用して、美幌町地域公共交通活性化協議会が令和3年に策定することで準備を進めております。計画の策定に当たっては、本町の人口の約8割が中心から半径約2キロメートルの市街地域に集中しているコンパクトシティーを生かして、市街地域で定時運行、郊外・農村地域はデマンド型公共交通を基本に、アンケート調査、まちづくりミーティングなどによる意向調査を踏まえて、持続可能な地域公共交通網を確立したいと考えております。また、現行の循環バスの課題である高校生の下校時におけるバスの運行、JRとの接続、路線及び停留所名称の見直しを計画の策定と併せて行い、利便性の向上を図りたいと考えておりますので、御理解をよろしくお願いいたします。次に、立地適正化計画によるコンパクトなまちづくりと公共交通によるネットワークについてですが、初めに、立地適正化計画策定についてですが、立地適正化計画は平成26年8月に国土交通省が制度化したものであり、都市計画法を中心とした従来の土地利用計画に加えて、居住機能や都市機能の誘導によりコンパクトシティー形成に向けた取組を推進しようとするものと認識しております。この立地適正化計画は、様々な関係施策と連携を図ることが重要であり、総合的に検討することで効果を発揮するものですが、美幌町は、総合計画及び都市計画マスタープランに基づくまちづくりを進めてきた結果、市街地への人口集中と住宅や公共施設等の集約も進んだことから、現在のところ、立地適正化計画を策定する考えはありませんので、御理解をお願いいたします。次に、公共交通の拠点となる交通センターの設置の検討についてですが、地域公共交通計画は、地域公共交通活性化協議会が、国の地域公共交通調査等事業の補助金を活用して、アンケート及び団体ミーティングなどによる意向調査を踏まえ、持続可能な地域公共交通の実現を目指して策定してまいりますが、交通センターの設置につきましては、調査結果に基づいて、必要性を考えていくことになりますので、御理解をお願いいたします。次に、図書館や仲町公営住宅の建て替え計画についてですが、初めに、立地適正化計画に含めた図書館増改築や仲町公営住宅建て替えの考えにつきまして、立地適正化計画の策定については、さきに答弁しましたとおりでありますが、図書館及び仲町公営住宅の建て替えに当たっては、第6期美幌町総合計画に基づくまちづくりを基本に、それぞれに関わる計画ごとに施設整備の策定・見直しを行い、建て替えを進めていく考えであります。次に、図書館建設の検討状況につきましては、新図書館建設の調査研究として、図書館協議会委員による先進図書館への視察を行っており、現在まで、北見市中央図書館、釧路市中央図書館への視察を行ってきたところであります。今年度につきましては、現在、町民1,000人を対象として、美幌町図書館建設に関する町民アンケート調査を実施しているところであり、年内には調査結果をまとめる予定としております。今後につきましては、図書館建設に関する検討委員会を立ち上げ、町民アンケート等を参考としながら、図書館建設基本構想を策定し、建設に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。また、仲町公営住宅建て替えの検討状況につきましては、平成29年度から令和9年度を計画期間とする公営住宅等長寿命化計画において、建て替えと位置づけておりますが、建て替えの具体的な内容は決定していないところであります。令和3年度中に、当該計画の中間年となる見直しを行うことから、将来にわたる公営住宅の需要や役割を踏まえ、適切な管理戸数及び整備内容を検討し、建て替え内容を示していきたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
質問 13番 松浦和浩
大きく三つの質問をした中で、今回は随所に立地適正化計画という言葉が出てしまうのですけれど、国から出ている公共交通計画の素案にも、全国でも始まっている立地適性化計画が上にあるものですから、美幌町でもこの検討がどうなのかと思って、今回は総体的に立地適正化計画を質問しました。先ほどの回答の中にもありますけれど、二つ目の質問で、これは今、美幌町でつくっている都市マスタープランの最新バージョン、要するに上書きをするということですから、今あるマスタープランもいつ計画ができて、実行したのかとなると、多分10年以上前、15年ぐらいかと思うのですけれど、そういう流れで新しいことに取り組むのはどうかという前提で、今回は質問に入れています。まず、地域公共交通計画の策定の中で、数年間いろんな形で協議していることだと思うのですけれど、現在、乗合タクシーも含めまして、美幌町で抱えている大きな問題は何なのか。人口減なのか、人の動線が変わったのか、それとも、乗り物に対する考えがこれからどうなるのかという課題解決も含めて、取り組まないといけない検討材料をどのように取り組んできたのか。総体の中で、この公共交通の在り方が問われるのかなと思います。端的に言うと、今あるバスの運行の流れを若干いじるか、もしくは、動線を変えるかということになるのですけれど、1番最後に高校生の件も入っていますけれど、高校生または住民、これから高齢者が免許を戻すという時代がきますけれど、そういう中で美幌町として乗り物の動線について、町長は何が問題で、何が1番の課題か、町長の心の中にあることをぜひここで述べてください。
答弁 町長 平野浩司
ただいま、公共交通の問題というか、美幌の状況を見ますと、率直に言うと、私もそうですけれども高齢化になってきた中で、それぞれの地域からの足、言うならば、私が自分の行きたいところに行くことが、基本的には車社会で移動している状況でありますけれど、なかなかそれができなくなるだろうと考えております。そういった中でいきますと、当然、高齢の方々に免許の返納をお願いしていく中で、それぞれの居住地域から自分の行きたいところにどうやって行くかということ、この足をどのように確保するかという手法を考えなければいけないと思っております。実際に車以外で、町の中に限ってお話しさせていただければ、循環バスがあります。そうなると、循環バスで考えれば、動線とおっしゃっておりましたけれども、本当にそのルートがいいのか。行きたいというタイミングのことを考えれば、回数とかはどうなのかという、総合的にきちんと考えなければいけないですし、まずは手をかけなければいけない部分でいけば、答弁書にも書いてございますけれども、今走っている中での問題点もきちんと解決しなければいけない部分があるので、そういう意味で、一つの例として、高校生の下校というお話をしましたけれども、そういうこともしっかりやらなければならないと思っています。それを定時的な一つの循環型にするのか、それとも、人口が密集しているようなところで、エリアが広いところにデマンドというやり方を網走でも実証しようとしていますが、そういうことになるのか。ただ、美幌の場合は、デマンドについては、農村地区で希望したときに、ある程度の人が集まって運行している状況であります。そういうことをトータル的に考える必要があると思っております。
質問 13番 松浦和浩
今、最後に出てきた農村地区のデマンドの関係も有効な作戦でよかったです。ただ、多く考えれば、町場の人、住宅街に入っている循環バスのルートも平成14年に想定したルートでございます。そのときの実行メンバーだったものですから、紆余曲折がありまして、八の字運行にせざるを得なかった。町長も担当部署にいてよくわかっていると思うのですけれど、あれから15年たって、改善する時期が来たと私も思っています。ただ、今回、公共交通の国の指針を見ていますと、運行費の半分ぐらい補助金が出るのかなと。それ以外に車両の部分の補助があると思うのですけれど、そういうのも含めて検討となれば、当然、動線プラス車両、本当に大型バスが必要なのか、ノンステップバスの導入が必要なのかとなると思うのです。そうすると、しつこいようですけれど、公共交通計画に立地計画を入れたほうがお金が出るのかなと、僕はそう思っただけで、その分で町で持っている委託しているバスもありますけれど、ルートよりバスの現物、車両そのものをどのようにこれから考えるのかお尋ねします。
答弁 まちづくり主幹 佐々木斉
ただいま松浦議員から、車両の更新の話などが出ましたけれど、今回、地域公共交通計画を策定すると、先ほど、議員もおっしゃられました運行経費に対する不足分の補助だとか、それから車両の更新に対する補助もございます。計画の策定の中で、交通事業者もメンバーに入っておりますので、更新時期なども含めて考えていきますので、御理解よろしくお願いしたいと思います。
質問 13番 松浦和浩
今、循環バスは大型バスを使っていて、住宅街で不向きと苦情も聞いています。そうしますと、バスの大きさによって運行する場所も変わると思いますので、両方の考えです。ルートの考えとバスの大きさと、あとは郊外からどうするかとこの三つしかないのですけれど、逆に運転手の確保は、今いる運転手の確保が可能なのか、高齢化になると、また厳しいと思いますけれど、何より動かすバスの大きさを想定してかかるのか、ルートを想定するのか、早くやらなければバスもだんだん古くなる。そして、高齢の方の病院などに行く人の有効利用のために、もっと使い勝手がよいものがほしいというのですけれど、まず運行時間が限られているものですから、それをどうやって解決するかが1番課題かと思うのです。ですから、バスが2台のところを3台にする。もしくは、八の字をやめて一方通行にするとなりますと、そんなに簡単に答えが出るものではないのかなと。逆に言えば、各自治会の方、もしくは高齢の方が病院に行く、買い物に行くというどれを優先にするのかというのがありますけれど、まずは病院に行くルートの確保が先かなと。そうすると、計画の中に各自治会の方々の意見を策定委員会の中で、自治会長というわけではないですけれど、そういう方々の意見を入れることは想定しているでしょうか。
答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)
ただいま、様々な御指摘をいただきました。地域の公共交通を将来にわたってしっかり確保していくのは、当然、町民の皆様が安心して暮らすためには喫緊の課題であります。御指摘のとおり、協議会がございますので、その協議会の中で計画の策定に向けて作業を進めていくことになりますけれども、協議会のメンバーには、交通事業者を初め、関係者の皆様、さらには、利用者の皆様も入っていただきます。その中でしっかりと議論を重ねていくのですけれども、当然、様々な意見を取り入れるために各種アンケート、あるいは、利用が1番多い高校生の皆さんの声ですとか、地域の自治会の皆様の意見もいただいた中で、課題の解決に向けていきたいと思っております。先日も交通事業者の皆様と意見交換をさせてもらったのですけれども、先ほど松浦議員も御心配されていたとおり、事業者としては運転手の確保も非常に厳しい。お話を聞くと、人口減少が進んでおりますので、当然比例して利用者も減っている。さらには、今、コロナ禍で極めて厳しい経営環境に置かれているということで、運転手をしっかり確保して、事業者として安定的に交通サービスを確保するというのも非常に悩んでいるという声もいただいております。そういった部分で、行政として何かできることはないのか、そういった視点でも協議を重ねて、実効性のある計画にしたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 13番 松浦和浩
コロナ禍で運送関係は相当ダメージが大きい。当然給料も上がりませんから、そういうのを見ると各種運送関係も運転手不足で、昨年も議会で言いましたけれど、農業関係のトラックも大型化して運転手を減らし、逆に効率化を図る。そうなるとますます運転手が少ないですから、経験者の確保が厳しくなってくるということが起きるのかなと。こういう公共という形での運行計画があるのであれば、私はこういう作業に携わる運転手を含めて、公共でしっかりと職場の確保、地位の確保、その職種の確保を町民に対して、運転手というよりも地域をきちんと守ってくれる人という認識を上げるのも筋かと思うのです。それも含めて、せっかくこの計画の中で補助金、そして、助成金が出るのであれば、早めの対策、検討に入るのがいいのかなと思うのです。一つ聞きたいのが、先ほどの高校生の話ですけれど、北見の男女共学になった私立高校が、駅までバスで迎えに来ていますけれど、私立高校だからバスが運行できるのかというところに疑問があるのです。そうであれば、美幌町でも循環バスではなくても美幌高校への直結バスを1台出せばいいのかなと。そのぐらいの考えがあってもいいのかなと思うのですけれど、これは、考えることが無理なのか、無理でないのか、お願いします。
答弁 まちづくり主幹 佐々木斉
高校のバスの話が出ましたので、基本的な考え方、課題として考えている部分についてお話しさせていただきたいと思うのですけれど、現在、美幌高校に通学する生徒につきましては、美幌高校線というバスがございます。このバスが、駅前から出まして、みどり橋通り、旧国道です。それから、北洋銀行のところを左に曲がって、役場のところを通って高校に行くという1路線しかないのが現状となっております。これに乗って町内に住んでいる高校生が高校に行けるかというと、足りないと考えているところでございます。また、高校生が4時ぐらいに学校が終わりまして、すぐ帰る生徒、部活・生徒会活動など、いろいろあって帰るのを確認すると、それに対応するバスがないというのが正直なところでございます。それで、公共交通として、路線として高校生が乗車できるような形で、先ほど議員もルートの話をされていましたけれど、ルート、時間帯も含めて考えていきたいというのが現在の考えでありますので、高校直結という話ではないですが、公共交通として、高校生の利便性も向上させたいと考えているということで御理解をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
質問 13番 松浦和浩
どこのルートを通るではなくて、高校専用のバスは想定できるのか、できないのか。お願いします。
答弁 町長 平野浩司
今、お話があった公共交通という視点とは全く別な御質問だと思っています。ですから、美幌高校のためにバスを用意できるか、要は通学のためにということであれば、それは一つの自治体の判断として、そういうものを運行しますということは可能だと私は思っています。先ほど、担当からも話しましたけれども、私立高校が行っている部分において、隣町から来ている私立高校のバスがそれぞれの生徒の家を回っているということではなくて、私が聞いているのは、駅に生徒が来てくれれば、そこから連れていきますということでありまして、例えば、美幌高校を見たときに、一つのルートを決めて、公共交通として、生徒が通っている部分をやっていて、私どもはそれをしっかりやりたいということですので、できるかできないかということを問われたときは、可能だと思うのですけれど、一歩進んでやるかというと、今のところそこまで踏み込む予定は考えていないというのが結論でございます。
質問 13番 松浦和浩
難儀な大きな問題もありますので、美幌高校だけに限るのはきついのかなと。循環バスを含めて、どこかのためだけにやると、どうしても予算の歪みも出てきます。何かを集約しないといけない。そうすると、運行計画だとか、バスの償却費、何かを削らないといけないのかなと。そこに高校生の通学も入ってくると、町場の中の循環バスの乗り降りする時間帯と、高校生の部活の時間帯を考えると、時間のずれもある。当然、JRの運行がどうなるかもわからない状態ですから、いち早く高校バスについても検討は必要なのかなと心の中の隅にあるものですから質問しました。公共交通の関係の最後ですけれど、推定で何年に計画が終わって、どのぐらいから着手できるようなイメージで考えたのか、お願いします。
答弁 まちづくり主幹 佐々木斉
現在の計画の策定についての考えでございますが、国の補助事業に応募しておりまして、早ければ今月末に交付決定が受けられます。その後、調査等事業ということで、アンケート調査だとか、まちづくりミーティングだとか、本年度は調査を実施し、その調査を踏まえまして、来年度に計画の策定をして、早く着工できるものについては、早ければ来年度にも取り組んでいきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
質問 13番 松浦和浩
ぜひ早くできればいいなと思っていますので、期待しています。それでは、二つ目の大きな質問に入ります。立地計画は、多くの方が目を通しているものではないものですから、質問がしにくいですけれど、この立地計画が平成26年に設置されたとき、僕は町会議員ではなかったものですから、昨年の春に戻ったときに、計画についての審議なり、検討会議がどうなのかと思ったら、そういう部分でなく、取扱いをしないことになったと聞いたものですから、平野町長はこの計画そのものを、前回の審議会にいたかどうかわからないですけれど、僕は計画をひもといていいかと思ったものですから、これは、今すぐ適応する考えはないとなっていますけれど、これをひもとくことも可能だと思うのですけれど、その辺はどうなのでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今回答弁させていただいた部分においては、前任の町長のときからこの計画はつくらないというお話をした中で、私もそういう話はお聞きしました。答弁書にも書いてありますけれど、これを町としてつくる必要性を考えた場合には、今回の改正の中で、議員が御存じのとおり、これからの高齢社会を見た中において、コンパクトシティーをという話、それを美幌町に置き換えたときに、そういう状況になっていないかどうか。先ほど言った、2キロメートル以内である程度集中されている部分がというときに、この計画をつくって、これに起因する補助制度があって、計画することで適用されるものがたくさんあるということであれば、やはりそれも検討の部分だと思っています。今、美幌町にある都市計画マスタープランについては、当然、見直しをしなければいけないというか、これも内部で話したのですけれども、今の計画が第5期総合計画に準拠してつくって、今は第6期ですから、ずれの部分の修正をしなければいけないという話をしています。そういった中でいけば、この計画の中に定例的な計画の見直しということにおいては、総合計画が変わったときは整合性を取ります。そのときに、もしかしたら道の指導等で、要は新たな計画を莫大なお金をかけてつくるということではなくて、先ほど、議員がおっしゃった、計画を上乗せする、置き換えることのアドバイスを受けるかもしれません。その中でどうするかという考え方は今後出てくるかもしれないと今の段階では思っております。
質問 13番 松浦和浩
美幌町のまちづくりの関係で、平成14年ぐらいから始まった住マス、都市マス計画、そして活性化計画も含めまして相当古いものになった。その中で、まちづくり交付金の対象に美幌町はなかなかならない。商業界の激減と、人口の流れと、交通の動態が変わったものですから。そうすると、これに代わる補助金の中で1番大きいのは、コンパクトシティー補助金かなと。それ以外に別の補助金もありますけれど、国交省で言うところの順番がその順番なものですから、我々議会も何年間も調査をしていますけれど、中心市街地活性化計画が平成26年に10年の期限が終了後、大きく商業ゾーンの見直し計画についての論議が私は出ていると思わないです。それは行政が先なのか、商業者が先なのかわかりません。ただ、商業ゾーンの在り方について今後検討に入ることがあるのであれば、どういう補助金があるのかと思って、調べて出てきたのがこのコンパクトシティー補助金だったのです。それ以外の制度的な細かい資金もあると思いますけれど、たまたまこの中で、マスタープランの最適化・上書きということが載っていたものですから、美幌町にとってもそろそろ時期なのかと。コンパクトシティー補助金も申請の1年後に補助金が出るぐらい早いもので、まち交と同じぐらいの補助率だったものですから、取り組んだらいいのかなと。ただ一つ言えるのは、商店街の中での新しい取組そのものの考え方が、今どういう形で商業ゾーンの見直しに入るのかが見えていないですから、逆に言えば、町長部局、町長も含めまして、商店街・商業ゾーンの見直しについてどういうふうに考えているのか。当時はまちづくり交付金だとかありましたけれど、今それを含めて、商業ゾーンについて見直す計画があるのか、それとも違うものを考えるのか、その辺の考えが一つだけでもいいですから、町長の中で述べることがありましたら、ぜひお願いします。
答弁 町長 平野浩司
今回の質問の中において、この計画に基づいてということになった場合に、先ほど言いましたとおり、計画を盛り込むことによってどういう補助金をいただけるかと考えたときに、御質問があった商業地区をどうするかという方向性を出さなければなかなか難しいと思っております。正直言って、当時私も議員も中心市街地活性化計画をやって、その経過として、私も経済部長で関わった中で、どうしていくかがなかなか見えなかったです。ですから、町がやるもの、民間がやるもの、それから、中心市街地という概念が、私は当時、皆さんと何か大きな器を一つつくって、それが中心市街地だというような意見もあったときに、そうではない商店街、町並みとは何かと問いかけていました。今も私の中では、街並みということのきちんとした整理が、正直言ってそこまでできていないという状況であります。ただ、町の中を歩いていて、大通りはこれでいいのかと、それはすごく強く思っています。だから、イコール商店街の集積ということではなくて、うまく言えないですけれども。ですから、今回の立地適正化法というのは、例えば住居地域とか、商業地域ということをベースにして、どうするかということをベースにしている中で、今回私どもでマスタープランに基づいて、用途区域を定めながら、それなりの許容を求めながら、許容範囲があってそれぞれ点在している部分も否定するわけでもないので、話が長くなって申し訳ございませんけれども、今の商店街というところで、こんなふうにしたいとか、この頃うっすらとこれは自分が町長にさせていただいた以上は、しっかり結論を出していかなければいけないと思っている状況ではあります。
質問 13番 松浦和浩
今回は、当時の中心市街地活性化計画のおさらいではないですけれど、あれだけ難しいことをやろうと思って、できたことの一部が成功したこともあるのかなと。ただ、残っている部分については、商業ゾーンという意味合いが希薄になってしまっている。これが本当に住民生活に影響があるのか、ないのかの検討もどこかでする時期が来ると思います。ただ、公共交通のネットワークということで、国で出てきている話題が大きいものですから、北海道も昔は、車が少ない時はみんな歩いて、高校だってみんな歩いたではないですか。それが生活が車中心になってきたおかげで、車、車、車。今度は車が運転できない、バスだ、ハイヤーだと。要するに、自分が運転しない車の導入を希望するのです。今までは歩いた。でも免許をとったら運転ができる。でも今度は車に乗れないから、何か公助が必要だとなると、やはりそれは人間の希望、欲、体調もありますけれど、時代がそうなるのかなと。そうすると、先ほど言った、道路が狭いから大きいバスが行けない。だったら、バス路線を変えたらどうだ、もしくは道路を大きくしたらどうだという案も出てくるのかなと。これが、平成25年ぐらいにやったモバイルシティー計画です。この引き継ぎが公共交通の新しい運行計画、高度化の計画もあって、平成二十二、三年にできたモバイルの関係は、まだ変わっていないと思いますので、ぜひ交通網と商店街を含めた、住宅街のことについても、検討に入らないといけない時期になりましたら、積極的にいち早く取り組んでもらいたいと思います。関連になりますので、3番目に入ります。図書館と仲町公営住宅に入ります。図書館については、昨年9月の大江議員の質問にも、実施計画の中で先に取り組むという回答をもらいまして、あれから1年。総務文教厚生常任委員会ではないものですから、その後、経過等の説明も聞いていなかったものですから、今回ちょうど1年たっているのでいいのかなと質問します。この計画は、財政計画だとか、総合計画の中で出てくるのが、図書館は平成32年、仲町公住は平成35年、これを置き換えると、図書館が令和2年、仲町公住は令和5年という形で動き出すとなったものですから、もう令和2年ですから、そろそろ図書館の声が上がるのかなと。図書館については、いろんな市町村がいろんな取組をしているのですけれど、我が町の図書館の在り方について、大きく何を目玉、何を想定した施設にするのか。要するに、図書館だけなのか、生涯学習なのか、子供の教育なのか、それとも、これから変わるコンピューターも含めた新しい考え方の図書館機能なのか。そこを生涯学習の機能としてどこまで発展させるのかという単純な図書館と、あとは、一般の人に通ってもらえる施設、要するに、読んだり、ゆっくりする施設の部分に重点を置くのか、それとも複合的に行くのかというのもありますけれど、予算上では結構な予算金額の想定がされているのです。図書館については。決定ではないと思うのですけれど、図書館建設事業は12億円。町民会館と同じぐらいの金額ですけれど、それだけ大きい図書館が必要なのか。それとも、用地の買収が出てくるのかというところもあるのですけれど、図書館の建て替えに対して、現在、行政が考えている一端があればお聞かせ願います。
答弁 教育長 矢萩浩
ただいまお尋ねございました図書館の関係でございますが、1回目の答弁でお答え申し上げましたように、現在、町民の方1,000名を対象としたアンケートを取っている状況でございます。こちらにつきましては、年内には調査結果がまとまる見込みでございます。また、このアンケートの中には、図書館にどんな機能を求めるか、どんな機能を持たせるか等々についても盛り込んでいるところでございます。せんだって総務文教厚生常任委員会からも委員会報告がございましたように、複合施設、これについても併せて今後検討していきたい。そのように思っているところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
質問 13番 松浦和浩
僕も若いときに、釧路の図書館に結構行ったほうですから、やはり居心地のいい雰囲気の場所は多くの人が集まって、釧路は座るところがなくて、土曜日に行ったら満杯ですから、平日に行けるときはよかったのですけれど、人気が出るとスペースがあっという間になくなるものですから、それを考えると、美幌町の図書館は2階にスペースがあって、中学生・高校生の勉強する人もいたのですけれど、もう既に狭い門となっている。しゃきっとプラザを使って勉強する子もいるし、空きスペースを使っている子もいますので、逆に言えば、図書館という蔵書を置くスペースより、多くいろんな形で利用するスペースが必要となれば、今の図書館の場所では相当厳しいのかなと。ただ、役場の本庁舎を建て直すことによって、不要な建物が出た場合、その道路を潰せば土地は大きく使えるのかなと。町場に近いということでいくのか、それとも課題になっている商店街ゾーンに移動するのか、もっと郊外で大きいものをつくるのかとなると思うのですけれど、僕は場所のことより、どのような用途・機能を持ったものが、図書館、そして公共のお金で建てるものについては、無駄がない投資が必要なのかなと。図書館だけでやるよりは、機能をつけたらどうだ、この土地があるのであれば有効活用するためにはこうすると。そうであれば、年度がだんだん限られてきますので、その辺を具体的に、図書館を利用する方だけの考えでいくのか、それとも町全体で言うバランスでいくのか、あとは、これからの高齢者が行きやすくすることが必要なのか、小中高の方々に利用してもらう場所が必要なのかといろんな形ですけれど、その辺で何か検討していることがあれば、お答えください。
答弁 教育長 矢萩浩
ただいまの図書館の検討の関係でございますが、私ども教育委員会といたしまして、今後、図書館建設に向けた検討委員会の設置を考えているところでございます。この検討委員会につきましては、現在の図書館協議会の委員がございます。このほかに、若干公募だとか、そういったことも視野に入れた中で考えていきたいと思うところでございます。議員おっしゃるように、まず公共施設として、図書館は現在も非常に多くの方に利用いただいております。その中には、小さなお子さんから、小学校から帰って自転車で来るお子さんもいれば、お年寄りの方で歩いて来られる方もいます。そういった多くの方に、今後新しい図書館になっても利用いただける立地も含めて、どのような方向がいいのかということをしっかりと検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 13番 松浦和浩
残り10分ぐらいになりましたので、また図書館に戻りますけれど、仲町公営住宅の建て替えが表に出てきていまして、仲町公営住宅も結構古くなってきたと思っていますけれど、あそこにある土地の中で建て替えするのか、どうするのかという公営住宅の建築の考え方です。高層なのか、低層なのか、それとも郊外型で行くのか、町なか型で行くのか。それも含めて、さっき言った公共交通との絡みも出てきます。仲町公住は国保病院が近いですから、高齢者にとってはいいのかなと。ただ、それだけで場所の設定が必要なのかというのも僕もわからないです。仲町公営住宅の戸数と建築金額から追っていって、たしか、図書館が12億円で仲町公住が14億円ぐらいで見ているのですけれど、今の戸数と大きさを旭公住のときの建築費で見ていくと金額が少ないのかなと。仲町公住を旭公住と同じくつくったら14億円では足りない。計算すると足りないと思うのです。そうであれば、美幌町の公営住宅は戸数が686戸あって、美園公住がこれから用途廃止に向かうということになって、そこにもまだ多くの方が住んでいて、空き家も四十何件ある。美園公営住宅を、今後いつ廃止にするのかというのも仲町公営住宅の建て替えの戸数に合わせていくのかなと。その辺のシナリオというか、これが令和3年に中間で公営住宅の検討の時期と聞いていますので、そうすると仲町公住だけでなく、美園公営住宅も絡む。または、商店街の一部から昔みたいに借上げ公営住宅の要望等もうわさに出ているのかなと思いますので、その辺で仲町公営住宅の建て替えのときに、美園公住は手つかずでいくのか、そこだけ先に回答をお願いします。
答弁 建築主幹 吉田善一(建築主幹は2021年3月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。仲町公営住宅の建て替えについてでございますが、本町の住宅施策の基本的な指針を示しております住生活基本計画と公営住宅等長寿命化計画において、現在の全体の管理戸数879戸を計画最終年の目標として741戸に想定しております。このことから、仲町公住の管理戸数を現在の80戸から60戸に想定し試算した形で、財政運営計画に記載しているところであります。先ほど答弁しましたとおり、令和3年度中に公営住宅等長寿命化計画の見直しを行いますので、その中で、今お話がありました美園団地の管理についても検討していかなければと考えているところでございますが、美園団地については現在の入居者がいますので、引き続き維持管理という形で取り組んでいこうと考えているところでありまして、仲町公営住宅については、現在の場所に建て替える方向で考えていること、あと、管理戸数の見直し、間取りの構成、何階建てにしていくかなどについては、今後計画の見直しの中で考えていきたいと思っているところでございますので、よろしくお願いいたします。
質問 13番 松浦和浩
公営住宅も町の財産としてあるように、建て替えの年度が来るのは当たり前かと思います。ただ、美幌町以外の周りの町を見ると、高層ではなくて、低層の公営住宅が住みやすい。コミュニティーもすごくいいと。僕の知り合いの方で、昔は旭公住に住んでいて、家のベランダに上がると気持ちよかったけれど、高層になったら庭が目の前にない。新しくなったけれど、何か寂しいと。あと、長年低層に住んでいた時は、ドアが板で木だったものですから、旭公住に移ったときに、鉄のドアで非常に重苦しいと。一旦住んでいる経験のある方が違うところに住むときは相当動きがあるのかなと。木が鉄になったり、1階が2階になったり、今回、仲町公営住宅も同じようなことが起きないか。仲町公営住宅はドアが鉄ですからいいのかなと。ただ、やはり、鉄より木造のほうがいいのかなと考えてしまうのです。残念ながら、僕も公住には住んだことがないから一言には言えませんけれど、やはり環境です。入ったときに壁が出ない、そして空気の循環もいい、木のぬくもりもあると、旭公住はコンクリートで打ち込むということの一点張りで、今後のことを考えてコンクリートとなりましたけれど、そのとき、ほかの町村は全部低層の平屋住宅の公営住宅にして環境に配慮した。ですから、仲町のときはぜひそういう生活環境の部分に考慮するとなれば、どういう建築設計でいくのか。その辺の検討も、いつから始まるのか、お願いします。いつから始まるのか。
答弁 建築主幹 吉田善一(建築主幹は2021年3月まで)
御質問にお答えします。検討の時期ですけれども、答弁の繰り返しになってしまいますが、公営住宅等長寿命化計画の見直しを令和3年度中にということで答弁させていただいております。それは、令和3年度が始まったらというよりは、今これから令和3年度中に適切な計画が立てられるように検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 13番 松浦和浩
図書館も仲町公住も今は令和2年ですから、これでいくと令和4年には方向性が出ていると思うのです。ただ、仲町公住は令和5年と書いていましたから何とも言えませんけれど、これは決して嫌な質問をするわけではなく、町長に一言だけお願いしたいのですけれど、仲町公住も図書館の計画も令和5年3月、要するに、令和5年4月に統一選挙がありますけれど、その選挙の材料には使うことはないと思うのですけれど、町長もその前に決着をつける心構えがあるかどうかだけ最後にお願いします。
答弁 町長 平野浩司
選挙の材料には使わないというお約束はしたいと思っています。公営住宅について、仲町も含めて、見直しをしていくということで、戸数とか将来どうするかということで、今いろんなことを提案していただいたことを、そのときには、直接どうするという建設の時期を定めた中で、どうするこうするというふうになると思っております。私も当時まだ若いときに、松浦議員の言ったように、なぜ美幌みたいに土地があるところで中層化して、4階建てにするんだと非常に騒いだ時期があります。当時そういう本も出ていましたし、コミュニティーを形成するためには、なるべく高層にしない、低層でやることが、毎日朝出たときに、人との地域コミュニティーをしっかり維持できるということがあって、私もそれは今でも思っております。また、図書館については、大江議員からの質問の中において、私の任期中に方向性というよりも、いつ建てるかということをはっきりさせる、そういう準備を着々と担当の教育委員会でやっておりますので、これはしっかり決着はつける考えでおりますので、よろしくお願いいたします。
質問 13番 松浦和浩
一つ目の公共交通と公営住宅、図書館につきましては、ぜひ使い勝手がよくて、生活環境に合ったものが、我々議員団に示されることを期待して、希望して待っていますので、よろしくお願いします。それでは質問を終わります。