美幌町議会 令和2年第5回定例会 2020年6月24日
(1)アフターコロナに向けた新美幌スタイルの確立について/(2)介護従事者の誘致について
2020年6月24日、美幌町議会の一般質問で、木村利昭議員が「アフターコロナに向けた新美幌スタイルの確立について」「介護従事者の誘致について」について質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、福祉主幹 影山俊幸、民生部長 那須清二、副町長 髙﨑利明、総務部長 小室保男、経済部長 石澤憲、学校教育主幹 遠藤明、教育部長 田村圭一が答弁しました。
- 質問者
- 木村利昭 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、福祉主幹 影山俊幸、民生部長 那須清二、副町長 髙﨑利明、総務部長 小室保男、経済部長 石澤憲、学校教育主幹 遠藤明、教育部長 田村圭一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 木村利昭
それでは、私からはさきの通告のとおり、大きく2点の質問をさせていただきます。大きく一つ目、アフターコロナに向けた新美幌スタイルの確立について。誰も想像することのできない猛威を振るっている新型コロナウイルス。緊急事態宣言が解除された今もなお、毎日のように新規感染者は増え、この美幌町においても予断を許さない状況であります。しかし、全国知事会が人口の地方への分散やテレワーク環境の整備などを国に提言する動きもあるように、アフターコロナに向けた動きも今後のまちづくりにおいて大変重要であると考えます。そこで、官民が一体となって行うアフターコロナに向けた体制、新美幌スタイルを確立すべく、大きく三つの質問をいたします。ワーケーションの促進について。今後、観光のあり方も大きく変わると考えます。テレワークを取り入れ、地方で余暇を過ごすワーケーションという形が主流になり、そのワーケーションの候補地を探すといった、新たな観光の形ができるのではないかと考えています。働き方改革の一環としても、ワーケーションがかなり注目され、取り組む自治体が増えてきており、北海道においては、昨年度16市町村の共同提案により、北海道型ワーケーションの導入検討・実証事業が実施されました。私も議員活動の一環で、アドレスホッピングの第一人者を美幌町にお招きし、美幌町での多拠点居住におけるテレワークやワーケーションの可能性について調査を行いました。体験プログラム紹介サイトや大手航空会社の販売促進担当とも意見を交わし、現状の美幌町においてもかなりの魅力や可能性の高さを確信することができました。空港からのアクセスがよく、立地も抜群、自然とライフラインが程よく交わる美幌町で、このワーケーションを推奨し、移住定住などにつなげる取組を行うべきと考えますが、町長の考えをお聞かせください。二つ目、介護従事者の誘致について。美幌町は、介護施設が比較的充実しておりますが、それに対して、介護従事者が少ないという悩みの声が多く聞こえます。これから大きく人が動く可能性がある中で、都心部からの移住を考える人に向けた介護職希望者に特化した移住体験ツアーなどを官民連携で行うなど、町としての課題でもある介護分野をサポートすべきと考えますが、町長の考えをお聞かせください。3、官民一体となって行う雇用促進について。昨年6月の定例会において、雇用促進に関する取組について一般質問を行いました。その際、町のPRや住宅紹介を合わせた企業説明会は効果的な方法であると考える、関係機関と協議していきたいとの答弁をいただきましたが、その後の取組の進捗状況についてお尋ねします。また、人手不足が顕著となっている民間企業において、ハローワークや広告を利用した求人だけでは人員の確保は難しいのが現状であります。美幌町の企業を守るためにも、働き手人口を増やすためにも、町と民間が一体となり雇用促進を行う取組が必要と考えますが、町長の考えをお聞かせください。続いて、大きく2点目、学校の熱中症対策についてであります。マスク着用による児童生徒の熱中症対策について質問いたします。6月1日より、美幌町内の小中学校も通常登校が再開されましたが、いまだ新型コロナウイルス感染症の終息が見えないため、感染のリスクを勘案し、しばらくの間はマスク着用必須での登校となることが考えられます。その状況の中で、たくさんの保護者から、夏場のマスク着用による熱中症が心配という声が寄せられております。保健室へのエアコンの設置や各教室への扇風機の設置などの対策もとられてはいますが、大人でもマスクをしながらの業務や作業は苦しいです。それが子供となると、知らないうちに熱が籠もり、熱中症や脱水症状など、最悪の場合、命に関わります。授業中の集中力への影響も懸念されます。子供たちの命を守るためにも、さらなる万全の対策として、エアコン設備の増設などを検討すべきと考えますが、今後の熱中症対策の考えをお聞かせください。以上、大きく2点質問いたしました。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
木村議員の御質問に答弁いたします。なお、学校の熱中症対策については、後ほど教育長から答弁いたします。アフターコロナに向けた新美幌スタイルの確立について。初めに、1点目のワーケーションの促進についてでありますが、ワーケーションにつきましては、国が提唱する働き方改革の一環として近年注目されており、昨年7月には先進地である長野県が主体となって、ワーケーション全国自治体協議会が設立され、北海道からは、テレワークの先進地である北見市と斜里町が参画しております。また、北海道におきましては、昨年度、北海道型ワーケーション導入検討・実証事業を実施し、今年度につきましても継続してワーケーションを普及させるための情報発信やワーケーションモデルプランの開発などに取り組むこととなっております。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、テレワークが全国的に推進されたことで、今後のコロナウイルス終息後にも、働き方、余暇の過ごし方に大きな変化が現れると感じているところであります。本町が持つ恵まれた立地環境を生かしながら、ワーケーションを推進していくには、ワーケーション全国自治体協議会や北海道型ワーケーション導入検討・実証事業へ参画しながら、町と関係の深い企業や興味を示していただいた企業と連携し、一過性のものではなく、継続的なつながりを持って実施していくべきものと考えており、今後、関係機関と協議をしながら、スピード感を持って検討してまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、2点目の介護従事者の誘致についてですが、北海道は道内で介護サービスを提供する事業所の職員について、2018年度、平成30年度に1万5,150人が離職し、1万9,423人を採用したとの推計をまとめ、道内全体で9万9,315人と推計される介護職員のうち、1割以上が1年間に離職した計算となり、介護人材の確保とともに、定着率の向上を図りたい考えを示しております。厚生労働省によると、介護人材は2025年度、令和7年度には、全国で245万人、北海道で11万6,000人が必要と推計されており、毎年人材を確保していく必要があります。介護職員は、かねてより給与水準が相対的に低いこと、女性比率が著しく高い職場であり、結婚、出産段階での離職率が高く、本町においても同じような傾向にあります。介護人材の確保に当たっては、人材の新規参入の促進と定着を図る取組が必要であり、参入促進、資質の向上、労働環境・処遇の改善の三つの視点から、国・道・市町村が役割を分担し対応しております。具体的な方策として、国は、介護報酬改定を通じた処遇改善の取組推進や、介護職員のキャリアパスの確立に向けた取組の推進、北海道は介護保険事業支援計画を活用しつつ、人材確保に向けた様々な取組を推進、町は、必要性が高まる生活支援についての担い手を増やすことや、資格取得支援策など事業所の介護人材確保に向けた取組を支援しております。御質問の介護職希望者に特化した移住体験ツアーにつきましては、首都圏等に居住する北海道への移住を真剣に考えている現役世代に対し、介護福祉施設等での就業体験、美幌町内の生活環境などの視察をすることで、体験移住と移住後の仕事、住まい、暮らしのマッチングをすることが重要であり、今後、調査・研究してまいりたいと考えております。次に、3点目の官民一体となって行う雇用促進についてでありますが、昨年6月の定例会において、木村議員からの御質問、御提案を受け、商工会議所との連携の下、昨年10月、東京都で開催の北海道まるごとフェアインサンシャインシティにおけるオホーツク商工会議所協議会主催のUIターン相談会において、企業紹介とともに、移住定住パンフレットの配布、町のPRなどを行っていただいたところであります。また、オホーツク商工会議所協議会では、昨年8月には、北見市で大学・高校を対象としたスキャナビフォーラム2019インオホーツクが、10月には札幌市において、オホーツク企業説明会が開催されておりますので、町といたしましても、オホーツク商工会議所協議会と連携して、これらの機会を活用した効果的な手法が図れないか模索しているところであります。また、町内には美幌高校からのインターンシップ受入れ可能企業が36社あるともお聞きしておりますので、大学と連携した中で、大学生の受入れについても可能性があるのではないかと感じております。いずれにいたしましても、町にとっても、企業にとっても人材の確保は非常に重要であることから、引き続き、官民一体となって行う雇用促進対策や効果的な企業説明会の実施方法について検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 矢萩浩
木村議員の御質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症対策のため、学校においても三つの密を徹底的に避けるマスクの着用及び手洗いなどの手指衛生など、基本的な感染対策を継続する新しい生活様式を導入し、感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減しつつ、教育活動を継続し、子供たちの健やかな学びを保障していくことが必要であります。学校における暑さ対策を講じる環境設備は、近年の気温上昇の速度に追いついていないのが現状でありますが、本町では、保健室のエアコン設置や教室内に扇風機を設置するなどの対策を講じているところであります。御質問の今後の熱中症対策の考えでありますが、暑さ対策にエアコンが適していることは理解するところであります。しかし、1教室の整備費用が100万円を超えるほか、エアコン設置による電力不足から受変電工事が想定されております。また、新型コロナウイルス感染症対策のため、授業中のエアコン使用時でも換気を徹底する必要があり、冷やしながら外気を取り入れることで効能は薄れてしまいます。このように、財政負担と効能状況を総合的に判断した結果、現時点ではエアコン設置の考えはありません。熱中症は、適切な予防や対処法により防ぐことができるため、改めて教職員に対し暑さ対策の共通理解を深めるとともに、特に、高温多湿時は時間割の工夫、北側に位置する特別教室の利用、状況によりマスクを外す、小まめな水分補給のため水筒を持参させるなど、学校運営の中で対策を講じてまいります。いずれにしましても、児童生徒自らが熱中症の危険を予測し、回避する力を身につけられるよう学校現場での指導のほか、各家庭での水分・塩分補給の指導や涼しい服装の対応など、様々な場面で熱中症のリスク回避に取り組んでまいりますので御理解願います。以上、お答え申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
再質問 5番 木村利昭
それでは、私から再質問をさせていただきます。順番どおりにいきたいと思います。まず、1番のワーケーションの促進についてから再質問させていただきます。このワーケーションというものですが、今後、町というか、町内の業者も含めてお金を稼ぐことができて、移住も促せる。これはとても大きな取組になり得るのではないかと私は考えております。そのため、ほかの町が取り組む前に、どこの町も恐らく着目して取り組もうという動きが見えておりますが、ぜひ、後手後手にならないように、美幌町はスピード感を持って取り組んでいただきたいと思いますが、何か今後の具体的な計画とか、考えなどがございましたら教えてください。
答弁 町長 平野浩司
今回の答弁の中で、ワーケーションについてはスピード感を持って進めたいという答弁をさせていただいています。何とか早い時期にワーケーションができる環境づくりをできないかということで、今いろんなことを検討させていただいております。具体的にいつまでとは言えないですけれども、早い時期に環境整備、まずは、来ていただくためにはどういう環境をセットしなければいけないというのはある程度わかっておりますので、検討を今しているところでございます。
再質問 5番 木村利昭
私も質問の中でお話しさせていただきましたが、実際に多拠点居住だとか、いろんな町に移動してテレワークをされている方に美幌町に来てもらって、現状の美幌町でもかなり魅力があるということです。ただ何が残念かというと、美幌町という名前を知らない。こういういい場所があるということを知らないというのがネックだと皆さん口をそろえておっしゃいます。なので、今あるものを生かしてでも、できる可能性があると言われていますので、見せ方を整えて、早急に、そして積極的に全国に情報発信していくことが、美幌町が一つ飛び抜けられることになると思っております。その中で、美幌町にワーケーションで人が来てもらうとなったときには、宿泊施設がかなり大切になってまいります。ワーケーションというのは、通常のビジネスや観光とは異なるところがありまして、いろんな方にお話を伺いますと、やはりどこの町でも体験できるような一律のサービスを求めているわけではないと。そういった意味では、美幌町はグランドホテルが今回なくなってしまいましたが、美幌町もグランドホテルに頼らなくても推奨ができるという可能性が一つあるのではないかと思っています。つまり、ビジネスのお客さんとは別だという見分けができるのではないかと思っています。そういった意味では、最近いろんな町でも取り入れているゲストハウスだったり、シェアハウスだったり、こういったものがかなり有効なのかなと。そこにはやはり民間の力が必ず必要だと思います。美幌町は空家対策協議会を設けておりますが、例えば、空き家を生かしてゲストハウスなどの開設を促進したり、支援したり、または誘致する。こういった施策が町としては必要ではないかと思います。併せて、コワーキングスペースという、俗に言うシェアオフィス、いろんな人たちが自由に出入りできて、Wi-Fiや、パソコンを使えるデスクだったりだとか、そういった施設を整えるだけでかなり魅力的になると思いますが、その辺りを今話したように促進、そして支援または誘致、そういったお考えなどはいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
ワーケーションをどうしていくかという話の中で、宿泊施設のことをお話いただきました。まずは、大きくは効率よく仕事ができる環境整備だと思うのです。美幌町は非常に空港が近く、それから観光地の玄関口でもあるので、それはそれで魅力ですけれども、それよりも仕事ができる環境整備をしっかりしなければいけない。今、木村議員からも言っていただきました。例えば、通信環境、最低でもWi-Fi環境があって、その前段で光回線が来ているとか、それから宿泊をどうするかということだと思うのです。この辺をしっかりしなければいけない部分、そして、今できることを考えますと、一つは、大きな企業を対象にして、たくさん来ていただくことと、それから、小人数とか、個人的に可能な方が来てもらうということでいけば、どちらかというと、個人及び小人数の対応であれば早急に進めていけるのかなと。その中でいけば、空き家対策でやったり、いろいろ提案いただいたゲストハウスと言われるものは町も持っていますし、シェアハウスとか、民宿等もやっていますので、そういう方々にお話をして、長期間でなければ、1週間自由にそこで過ごしてもいいですよとか、朝食は提供しますとか、そういうことはまとめていけると思っておりますので、今できることをしっかり整理した中で、先ほどの繰り返しになりますけれども、スピード感を持って、町の方にも理解いただくこと、それから、来ていただく方にも美幌町をアピールしたいとは考えております。
再質問 5番 木村利昭
町長の早い時期に環境整備を行いたいという答弁、私はすごく心強く思っておりますので、ぜひお願いしたいと思いますが、そういった中では、今美幌町の持っている施設の中で魅力的と皆さんおっしゃられるのがみどりの村でございます。グリーンビレッジだったり、エコハウスは現状でもWi-Fiが整っていて、本当にすばらしいと。みどりの村、グリーンビレッジに関しては、少し古さも感じる部分はあるかと思いますが、ほかの町では味わうことのできない宿泊施設という意味では、朝起きて外に出たら美幌町の町、藻琴山を望む朝日を見ることができて、そこから少し森林探索などもでき、近くには美幌博物館もあったりと、そういった意味ではそこだけで美幌町を楽しむことができるのではないかと思うのですが、エコハウスはかなり人気で、稼働率も高くなっている話を聞いております。その中で一つ、施設として気になるのがすずらんです。利用者が限られていたりという部分もあると思うのですが、私も何度か使わせていただいたことがありますが、あの施設もワーケーションとかテレワークとか、そういった人たちには魅力的に感じるので、ぜひもっと活用していただきたいと思うのですが、その辺りいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
みどりの村も非常に場所としてはよい場所と私も認識しております。グリーンビレッジについては、Wi-Fi環境も整備しています。エコハウスについては、つい最近までWi-Fi環境を整備していませんでしたが、宿泊される方が最低限必要ということで、つい最近整備をしております。そういったことからいけば、エコハウス、グリーンビレッジについては、そういう環境が整っていると思っております。すずらんについては、みどりの村振興公社に管理していただいていて、一つの事業として使ってる中で、そこをどう使っていくかということもあるのですけれど、その辺の調整をしながら、環境としてはいい場所ではあるのですけれども、先ほど言ったように、まず仕事をするということであれば、通信環境をよくしなければいけないということでありまして、グリーンビレッジまでは光回線が来ているのですけれど、博物館を超えて、そこまで整備をどういう形でできるのか検討しなければ、場所はいいのですけれども、どうぞお使いくださいという結論は、今言い難い場所であることだけは御理解いただきたいと思っております。
再質問 5番 木村利昭
ワーケーションについてはわかりました。こちらで一度終わらせていただきます。続きまして、介護従事者の誘致について再質問をさせていただきます。人材確保に向けた意見交換を各事業所等と行っているかどうか、行っているとしたらどういう声が寄せられているか教えてください。
答弁 福祉主幹 影山俊幸
お答えいたします。介護施設の事業所とは、定期的に介護の施設サービスの事業所と運営推進会議を設けさせていただいて、協議させていただいております。
再質問 5番 木村利昭
その中で、どのような意見とかが出ていたかわかりましたら教えてください。
答弁 福祉主幹 影山俊幸
最近は、新型コロナウイルス感染拡大防止につきましてお話しさせていただいたり、入所される、介護の対象の方々の健康状況ですとか、また、けがや事故がないような取組をしていただくよう話を受けたり、相談されたりだとか、行政としてのアドバイスをさせていただいたりしております。
再質問 5番 木村利昭
すみません。私の言葉足らずで申し訳ございません。人材確保に向けた意見交換という中で、事業所から何か意見等が出ていれば教えてください。
答弁 福祉主幹 影山俊幸
人材確保に向けた意見交換という点では、具体的な意見交換はしてございません。
再質問 5番 木村利昭
私から質問させていただいて、今回いろいろと御答弁いただきましたが、やはり現場の声はかなり大事だと思います。人材が確保できなくて、人材不足という声も私の耳には結構入ってきておりますので、ぜひそういった意見交換も積極的に行っていただいて、町としてもサポートいただけたらと思います。その上で、御答弁にもありましたとおり、介護職員の給与水準が低いという課題も全国的にございます。そういった中で、町として給与水準や生活水準、こういった部分の手助け、支援をする考えなどはいかがでしょうか。
答弁 福祉主幹 影山俊幸
介護職員の方々の待遇改善ですとか、給与の改善につきましては、先ほど町長からの答弁にもございましたように、国では給与の待遇改善ということでキャリアパスの推進を行っております。こちらにつきましては、要件が必要になるのですけれども、職位や職務の内容に応じた任用要件と賃金体系の整備、二つ目としましては、資質向上のための計画を策定し、研修の実施または研修の機会を設けること、三つ目としましては、経験もしくは資格に応じて昇給する仕組み、または、一定の基準に基づいて定期に昇給を判定する仕組みを設けるなど、こういった条件をクリアされる事業所の方々の給与が、国の報酬も含めまして賃金体系の改善がなされているところでございます。
答弁 民生部長 那須清二
若干補足させていただきますと、町単独としては、介護従事者の確保の支援ということで、資格取得につきまして支援をさせていただいてございます。実績でいきますと、平成31年度につきましては18名、金額で181万2,000円、平成30年度、実績7名で54万7,000円ということで、令和2年度につきましても、予算額は昨年度と同額の210万円の予算を確保した中で、支援をさせていただいている状況でございます。よろしくお願いいたします。
再質問 5番 木村利昭
医療従事者の移住してきた方には、一時金を出す支援をされているかと思うのですが、介護従事者にはそのような支援は考えていらっしゃらないのでしょうか。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの御質問でございますが、介護従事者につきましては、1回目の答弁でありましたとおり、かなり離職が激しいということもありまして、その状況もあって今ところはそのようなことは考えていない状況でございます。よろしくお願いいたします。
再質問 5番 木村利昭
今部長からお答えいただきました中に、離職率が高いというお話もありました。そういった意味では、やはりある程度覚悟を持って美幌町に移住してくれた人たちにしっかり手厚く対応して、囲い込みという言葉が合っているかわかりませんが、要は、美幌町が好きになって、美幌町で介護をやりたいというふうに人を誘致するというか、そういった取組というのが必要だと考えます。こういうニーズが高まっていますので、取り合いというか、そういうふうになることが考えられます。そういった意味では、スピード感が何より大切かと思うのですが、コロナの状態で今はなかなか来ることができない人たちもいますので、オンラインを利用してそういう人たちとつながるとか、そういった取組もできると思います。現状で移住定住の促進は、恐らくまちづくりグループが所管となっていると思うのですが、どの業種にも言えるのですが、担当の垣根を越えて、そういった業種にピンポイントでアプローチをかける。今回の介護で言えば、民生部と総務部が連携して行う。そういった取組が必要かと思いますし、それをスピード感を持ってやっていくことが大切かと思うのですが、その辺りいかがでしょうか。
答弁 副町長 髙﨑利明
介護職につきましては、御存じのとおり人材の確保が大切なところでございまして、いろんな事業所とお話をしている中では、様々な町の研修制度の補助だけでなく、外国人の受入れだとか、いろんな部分を事業者から提案を受けてございます。そういう中で、移住とのマッチングですけれども、全国的に介護職が不足している中で、都会のほうが給与面だとか、生活面では有利な部分があるので、介護職をこちらに呼ぶという形ではなくて、美幌町に移住したいという方が介護職を希望する場合は、事業所と連携をとりながら情報提供をするという形でいかないと、美幌町に移住してくれた人が、希望していれば求めているのですけれど、事業主のほうでもずっといてくれる人だとか、いろんな要件があります。資格を持っているから全て採用するということではないという部分もありますので、まずは資格を持っている人が美幌町に移住していただけるのであれば、当然、情報提供して、職についてもらうということはできるのですけれども、美幌町で介護職を希望しているので来てくださいというところまでは、事業者ともそういう意見交換をしながら、対応をしていきたいとは考えておりますので、まずは人を確保するという部分で、連れてくるよりも資格取得の支援をして、地元で人材を増やしていくところから始めているということでございますので、そういうことで新卒者などが資格を取って、奨学金を出してこちらにそのまま就職してもらうという形がいいという意見もありますので、そういう部分についてこれから検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 5番 木村利昭
新卒者に向けて奨学金の対応をして、美幌町に戻って勤めてもらう、そういった取組も有効かと思いますが、副町長から御答弁があった中で、事業者とのマッチングの話だと思うのですが、そこを踏まえた上で、私は今回この体験ツアーを提案させていただきました。誰でもいいから来てもらって、そのまま勤めてもらうという意味ではなく、そういった声をかける部分を町が取りまとめて、実際に美幌町にある介護の事業者の方たちと連携をして、来てもらった人たちに美幌町の事業者を全部見てもらいながら、事業者の方にもその人を見極めてもらって、逆に、興味があって来てくれた人たちにも美幌町の介護事業者はどういう形だろうと見てもらう。それが、きちんと見て、自分たちがお互いに選べるという、それを町として手助けするという、なかなか1事業者でこれを行うのは大変だと思うので、そういった意味で、今回提案をさせていただいていますので、その辺りについてはお考えいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
介護に携わる方々、人の確保については、副町長が話したとおり、私は基本的には美幌町、それから近隣で考えたいと思うのです。私が町長になったときの公約の一つにも入れたのですけれども、やはり介護職員に対して、もう少し手厚くできないだろうかというのは、しっかり考えていかなければいけないことと思っております。具体的に、先ほど民生部長から研修などについては、事業者に対して資格の習得も含めてやっているのです。それ以外に対していろいろできないかと、言うならば、他の資格者に比べれば薄いかなというのが正直な気持ちであります。それは今いろいろ考えさせていただいております。副町長からの奨学金という話の中で、それがどういう形になるかという話だと思います。今提案がありました都会からという話になったときに、話としては非常に理解できる部分はあるのですけれども、この話を内部でしたときにたどり着くのは、来てもらうため、要は美幌の魅力というか、ここをどうするかということをしっかりしないと、なかなかツアーを組んでいこうというふうにならない。ですから、誰でもいいというわけでなく、介護職員を希望している方で、このツアーでと言ったときには限定されるわけです。今までも、北海道の事業で、移住希望者マッチング事業ということでさせていただいております。その中で具体的に地元で体験していただいて、そのまま勤めますと言って、少し務めていただいたのですが、結果的にその方は美幌から去っていきました。それを考えますと、きちんと美幌町に魅力を持ってきた方が、仕事につくということ。同じく考えられる部分ですけれども、この辺が介護ということではなくて、美幌に興味を持っていただくということを、今までの経験を踏まえて、そこをしっかりやらなければいけないということで、提案いただいたことに対しては同感ですけれど、その手法が介護がベースなのか、美幌町に魅力があるのかという、先ほど副町長が言った移住ということを考えると、やはり美幌町に魅力を感じてということを優先したツアーでなければ難しいというのが正直な気持ちであります。
再質問 5番 木村利昭
町長から今、美幌町の魅力のお話をいただきました。私も、今回の介護従事者の誘致については、まず美幌町の魅力があって、現状で介護をやっている人たちが、美幌町という田舎だけれども住みやすい町に移住して介護をやりたいというような、そういう人を促すという意味で提案させていただいております。その中で出てきた美幌の魅力、これは美幌町に移住してきた人たちがかなりいます。私も美幌町に移住してきた十数名の方たちと何度か意見交換を行わせていただいておりますが、3番の雇用促進の部分にも重なるのですけれど、町として、移住定住してきた方たちと意見交換をして、この人たちが美幌町にどういう魅力を感じてきているかというのはしっかり把握されていらっしゃいますか。そういうことをされているかどうか教えてください。
答弁 町長 平野浩司
今、御質問の移住してきた方々に集まっていただいて意見交換というのは、私の記憶では近年はないです。ただ、経済部長をやっていたときに、美幌町は農業に係る移住者が多いので、その方々とは意見交換をしておりました。交流会もやっておりました。そういう意味では、最近来られた方々との意見交換をしていないので、ぜひ、皆さんの御意見をお聞きしたいとは思っております。
再質問 5番 木村利昭
なぜこのようなお話をさせていただくかといいますと、3番の官民一体となって行う雇用促進、こちらの再質問と重なるのですけれども、移住を考えるとなると、まず仕事となると思うのです。実際に、移住を求める人の動きとして、移住先の仕事をハローワークに行って探すという人たちは多分少ないのではないかと思うのです。そこで、町の移住ポータルサイトを拝見させていただきましたが、一応、採用情報等も載っていますが、制度とか取組、こういった情報を一覧にしているだけで、正直、見る側のことを考えたつくりとは思えないです。単純にポータルサイトを見て私が思ったのは、移住ウエルカムですという町の姿勢は感じられません。そういった意味では、例えば、美幌町で働いて楽しく生活してみませんかというようなインパクトのある見出しをどんとつけて、それに続くようにどんな仕事があるのか、美幌町の子育て、教育環境は、美幌町の楽しみ方は、住まいを探そうとか、こういった見る側のことを考えてストーリー性を持たせたサイトにすべきと思うのです。そういった上では、やはり移住者のインタビューを行って動画を載せるだとか、年齢層、家族構成に合わせた紹介、こういったものも絶対に必要ではないかと思います。そういった上で、移住者の方と意見交換とか、実際に住んで美幌町のよさを聞かれていますかという質問をさせていただいたのですけれども、こういう移住サイトにすべきと思うのですけれども、その辺りはいかがでしょうか。
答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)
今、議員からいろいろ御提案をいただきました。新型コロナの関係で、全国的に地方移住の流れが加速化しております。例えば、首都圏では3密を回避するために、通勤ラッシュを避けるとか、テレワークを活用した働き方改革ということで、少し見方を変えれば、私たちの町、美幌町のPRの好機にもなっているのだろうと思います。そういう中で、今提案のあったとおり、サイトの魅力がないとか、見る側を意識したつくり込みになっていないというのは、全くそのとおりだと私も受けとめております。美幌町の暮らしやすさ、例えば、医療環境が整っているとか、自然環境や子育て支援策が充実している、さらには空港アクセスも優位性があるとか、いろいろ誇るべき点がありますので、その辺をしっかり精査して、勝手にこちらからの思いだけで発信したつもりになっているというのは反省点ですので、しっかりと発信した内容が届いているかというのを今一度検証して、また、民間の皆さんの力も借りた中で、これからの移住促進に向けて仕切り直して、ギアを入れて前向きに取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
再質問 5番 木村利昭
私は、美幌町の移住定住の部分は絶対に必要だと思っているので、今回も思いを込めて質問をさせていただいていますので、熱くなってしまって申し訳ありません。雇用の部分について、答弁の中で大学生を人材としてという御答弁をいただいていました。大学生を雇用の対象とするということになってくると、美幌町の企業は大学生を雇用する機会が今まで少なかったのではないかと思います。そういった意味でいけば、体制とか、その受け入れる側の意識といった部分の向上も必要かと思いますが、その辺りを町で促進していくだとか、関係団体と連携して促進していくだとか、そういった考えというのはいかがでしょうか。
答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)
先ほど御答弁をさせていただきましたが、会議所で美幌高校からのインターンシップの受入れ可能企業が36社あるとお聞きしております。これにつきましては、何年かに1度、会員に対するアンケートをとって、インターンシップ可能企業との連携、それから学校との連携を行っているということでお聞きしておりますので、これは高校ばかりではなくて、大学生の受入れが可能かどうか、アンケートに一文を入れていただいて、大学生の受入れについても可能性を追求していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 5番 木村利昭
わかりました。それでは一つ伺いたいのですが、答弁の中にありました、10月に東京都で開催された北海道まるごとフェア、こちらでのPRの反応とか、成果がどうだったのかわかりましたら教えてください。
答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)
昨年6月の木村議員の御提案を受けまして、会議所と連携をさせていただいて、昨年はまるごとフェアの池袋の行事の中で、Uターン、Iターンの説明会ですとか、町のPRDVDの紹介などをさせていただきました。残念ながら、会議所からは行っておりますが、町からは参画をしておりませんので、実際の成果ということでは承っておりませんけれども、来場者については、主催者発表で5万6,000人の来場者があったということで、都市部での機会としてはよい催し物ではないかと思っております。
再質問 5番 木村利昭
こういった取組は続けていくことが大事だと思います。そして、どういう反応が得られたのかということも反省しながら、さらにどういう取組をしていったらいいかということで、再検討していくことを続けていただきたいと思います。それでは、最後になりますが、大きく2番の学校の熱中症対策についての再質問を最後にさせていただきます。答弁で、熱中症の対策を一生懸命やられるということで、保護者の方が御覧になっても安心していただける内容かと思っております。その中で、一つだけ確認をさせていただきたいのですが、状況によりマスクを外す、小まめな水分補給のため水筒を持参させるなどとありました。状況によりマスクを外す、この状況というのはどういうことを考えられているのかだけ教えてください。
答弁 学校教育主幹 遠藤明
毎日、検温をしてから学校に来るわけですけれども、その子の体調、日によっては授業途中から具合が悪くなるとか、顔色を見ればわかりますので、そういう場合には先生がマスクを外させる。当然、換気とか、机を1メートル以上離しますけれど、先生方はかなり目配り気配りしながら子供たちの状況を見ていますので、いろんなケースがあると思いますけれども、基本的にはそういうことであります。
答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)
すみません。補足で答弁させていただきたいと思います。マスクを外す状況としては、例えば、気候の状況などで熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断したときですとか、そういうときには教員の判断でマスクを外す形での指導を行うようにしております。また、マスクを外す際には十分な距離を保って、コロナ対策についても十分配慮する形で対応するとしておりますので、よろしくお願いいたします。