美幌町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月16日
水道未普及地域の解消について
2020年3月16日、美幌町議会の一般質問で、馬場博美議員が「水道未普及地域の解消について」質問し、町長 平野浩司、水道主幹 御田順司、民生部長 那須清二が答弁しました。
- 質問者
- 馬場博美 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、水道主幹 御田順司、民生部長 那須清二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 馬場博美
私は、3点についてご質問をさせていただきます。最初の1点目であります。水道未普及地域の解消について、報徳、都橋地区の水道未普及地域の解消についてでありますが、水道は、町民生活や都市活動を支える社会基盤施設であり、最も重要なライフラインの一つですが、水道事業を取り巻く環境は、人口減少も大きな問題であり、低成長社会への移行や少子高齢化の進行による料金収入の減少が喫緊の課題だと思います。このような中、平成21年に豊幌、報徳、都橋地区の上水道区域を拡張して、そのうち豊幌地区については、平成24年度に水道未普及地域解消事業により上水道整備がなされたところです。上水道の普及については、平成31年3月末現在、行政区域内人口1万9,316人に対し、給水人口は1万8,386人で95.2%の普及率であり、残る水道未普及人口は930人で4.8%であります。このようなことから、平成30年度に策定された、今後10か年の美幌町水道事業基本計画にもあります水道未普及地域の解消に向けて、特に報徳、都橋地区の上水道整備について、町長の考え方をお聞かせください。2点目であります。フラワーロードの整備について、歩道の花の植栽についてでありますが、現在、各自治会等においては、ボランティアにより、毎年、歩道、小公園等に花の植栽を行い、環境美化に努めております。その結果、町内外から大変きれいとたくさんの声が聞かれ、花を植栽することによって、地域美化、交通安全、ごみのポイ捨て防止などに大変役立っていると思います。しかし、少子高齢化に伴い、各自治会においては人手不足で花を植えたくてもできない自治会があります。このようなことから、美幌町内の歩道を花いっぱいにするためにも、地域自治会と行政が一体となった取組が必要と考えますので、次の項目について町長の考え方をお聞かせください。歩道の植栽ますに花を植えられない自治会に対して、現在の自治会補助金制度に加え、人的補助も必要と考えますが、町長の考え方をお聞かせください。歩道の植栽ますに花を植え、美幌町内を花いっぱいのフラワーロードにするために、町が主体的に各自治会や関係機関・団体に呼びかけすべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。3点目であります。よりあいデイサービス事業の充実について、サロンの充実についてでありますが、少子高齢化が進む中、年々人口が減少し、美幌町の令和2年1月末現在の高齢化率は35.6%であります。高齢者世帯のうち、単身高齢世帯は1,866世帯で27.3%の状況になっており、単身世帯は年々増加し、併せて、引きこもりや交流の場が少ない高齢者も増加しております。このようなことから、美幌町社会福祉協議会では、地域に住む高齢者、障がい者、児童、子育て中の親子の孤独解消、閉じこもり防止や介護予防、世代間の交流を目的によりあいデイサービス事業を実施し、運営費の助成を行っているところであります。現在、町内には7団体が活動しておりますが、市街地区の40自治会中、助け合いチーム33チームが活動していることから、各地域にサロンが設置されれば、介護予防の推進にもなると思います。平成30年3月策定の高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画(平成30年度から令和2年度)にも、サロンなどに通い、活動の場や機会の充実とありますので、今後、市街地全域にサロンを設置できるよう進めるべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。また、サロン開設に当たり、会場等の問題が一番の課題であり、町として対応すべきと考えますが、併せて町長の考え方をお聞かせください。以上3点、よろしくお願い申し上げます。
答弁 町長 平野浩司
馬場議員の御質問に答弁いたします。御質問の水道未普及地域の解消についてでありますが、平成31年3月31日現在の水道普及状況は、水道普及率が95.2%、給水人口1万8,386人、水道未普及地域は古梅、豊富、福住、駒生、登栄、豊幌、栄森、豊岡、田中の給水区域外と報徳、田中、都橋の給水区域内で、水道未普及人口は930人となっています。水道事業の将来計画として策定した美幌町水道事業基本計画では、今後10年の予定として、老朽施設及び管路の更新、基幹管路及び水道施設の耐震化、量水器収納筐設置を計画しており、水道未普及地域解消については、地域の要望や現状把握に努め、様々な検討を必要としているところです。報徳、都橋の水道未普及地域は、給水区域になっておりますが、給水区域外の地域と同様に住宅が点在し、既存配水管から遠く離れているため、多額の事業費を必要とするなど、条件が厳しい地域であることから、水道整備計画は持っていない現状であります。今後、地域要望が整理された場合は、事業化の可能性など様々な検討を行い、総合的に判断してまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、フラワーロードの整備についてであります。1点目の自治会補助金制度に加え、人的補助についてでありますが、単位自治会への自治会活動運営等補助金につきましては、自治会活動の充実を図るため、新年度より引上げすることで考えております。また、花を植栽する場合の人手の確保については、美幌町全体で考えた場合に、自治会連合会環境衛生部会の環境美化活動の一環として各自治会が連携して実施することや、地域の企業や商店街なども巻き込んだ取組を検討することも必要と思われますが、人的補助につきましては、現在のところ考えておりません。2点目の歩道の植栽ますに花を植え、美幌町内を花いっぱいのフラワーロードにするために、町長が主体的に各自治会や関係機関・団体に呼びかけすべきについてでありますが、美幌町では、町内の美化、緑化を推進するため、町で花苗の育苗を行い、今年度は8万8,348本の花苗を各自治会、小中学校、公共機関や各種団体などに配布しており、令和2年度からは新たに医療機関にも希望を確認し、花苗の配布をすることとしております。配布した花苗は、フラワーマスターをはじめ、中学生、自治会、商店会などの方々が、植栽ますや公園などに花苗を植栽し、美化・緑化活動に取り組んでいただいております。今年度は、フラワーマスターが中心となり、国道39号と国道334号が交差する美幌高校入り口付近の旧国道跡地を活用し、1,800本の花苗を植栽しております。また、町ではスムーズに花苗の植栽が行えるよう、道路管理者の北見道路事務所と協議を行い、使用承認申請を行っております。今後も、緑化、美化に御協力していただける実施団体がありましたら、その活動や参加が円滑に行えるよう、引き続き関係機関との協議、花苗の配布やプランターの提供など、協力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。次に、よりあいデイサービス事業の充実でありますが、我が国は、平成19年に超高齢化社会に突入し、世界に例を見ない速度で高齢化率が進行しております。本町における高齢化率は、令和2年1月末現在で35.6%、75歳以上の高齢化率については18.7%と年々増加しておりますが、元気な高齢者が地域で様々な生きがい活動に取り組まれております。町内には、主に自治会を中心としたサロンや各地域の老人クラブのほか、NPO法人絆-びほろなどが高齢者の生きがい活動に取り組まれております。また、近年ではびほろじ~・ば~サークル輝、商店街の空き店舗を活用した、合同会社びほろ宅配・便利サービスプロジェクトが運営するふらっとホームさらら、協働組合美幌町大通北1丁目商店街が多目的スペースとして提供する「きたい★ち」が開設、さらに、昨年5月には男談農園がオープンするなど、地域や世代を超えた交流の場として注目されているところであります。御質問の市街地全域にサロンを設置できるよう進めるべきについてでありますが、現在、町では、関係者に参画をいただき、美幌町生活支援・介護予防体制整備推進協議体を組織し、高齢者活動に関する実態把握や課題整理のほか、地域資源の掘り起こし作業などの情報共有を図るため、毎月会議が開催されております。協議体におきましても、高齢者が年々増え続ける状況の中、サロンなど通いの場が町内に点在していることが望ましいと考えております。令和2年度には、美幌町地域包括支援センターが主体となり、認知症カフェの開催を計画しておりますが、常時点在して設置することは難しいことから、通いの場が少ない地域においても開設されるよう、今後、関係団体と連携し、機運を高めてまいりたいと考えております。次に、サロン開設に当たっての会場等の問題につきましては、現在、しゃきっとプラザや集会室などを利用いただいているところですが、団体から公共施設などの利用の要望があった場合には、今後とも調整してまいりたいと考えております。通い活動の場づくりには施設と支援者が不可欠であることから、容易に整備できるものではありませんが、引き続き、関係機関・団体と連携協力した中で、高齢者の多様な交流の場づくりを推進してまいりたいと考えております。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
再質問をさせていただきますが、水道未普及地域の解消についてであります。答弁の中に、給水区域になっている報徳、田中、都橋地区について、既設配水管から遠く離れているため、多額の事業費を必要とするなどから水道整備計画は持っていない現状との答弁ですが、水道区域内における市街地を含め、配水管布設の現状についてお聞かせ願いたいと思います。
答弁 水道主幹 御田順司(水道主幹は2020年3月まで)
ただいまの御質問でございます。配水管整備の現状ということでございますが、市街地につきましては、おおむね管網整備が完了していると認識しているところであります。また、郊外につきましては住宅が点在し、既存の水道管が遠く離れているなどのことから、特に、管路整備計画を持っていないのが現状でございます。現在は老朽管の計画的な更新、これは布設替えでございますが、これを進めている状況でありまして、道路事業等に関連した古い給水管等を解消するなどの路線について整備を進めているところであり、新たな新設管を布設するという計画は持っていないのが現状でございます。よろしくお願いします。
再質問 7番 馬場博美
市街地については、道路の改良工事に合わせて布設替えをやっていき、郊外についてはそういう計画を持っていないことについては分かりました。そこで、多額の事業費を必要とするとありますが、例えば、報徳地区の工事総額と個人が負担する分担金は、たしか1軒当たり200万円だったと思うのですけれども、それを基準にして、地区的には報徳地区で自治会要望書が上がっていますけれども、現段階において算出すると報徳地区の水道分担金はどの程度になるか、お聞かせ願いたいと思います。
答弁 水道主幹 御田順司(水道主幹は2020年3月まで)
報徳地区を整備した場合の概算事業費ということでございます。詳細な検討をしていないため、概算費用となりますが、およそ2億円程度ではないかと試算しております。また、その地域での分担金というお話でありますが、事業費につきまして詳細な検討がなされていない概算費用であること、また、補助事業等の採択などが不透明であることから、分担金の額についてはお答えできない状況であります。直近で実施しました豊幌地区の分担金が参考になるのではないかと考えておりますので、よろしくお願いします。
再質問 7番 馬場博美
具体的には分担金については答弁できないということで、参考になるのが豊幌地区の200万円ということについては理解いたしました。そこで、答弁の中で、地域の要望が整理された場合、事業化の可能性などの検討を行い、総合的に判断するということになってございます。農村地区、畑作地帯における地下水について、ご存じのとおり、硝酸態窒素や亜硝酸態窒素が大変心配であります。特に、乳児の場合、血液運搬能力が妨げられたり、健康被害を起こすおそれがあるということで知らされております。飲用として井戸水を使用して、硝酸態窒素や亜硝酸態窒素の水質が基準値を超えている世帯についての浄水器の設置助成がありますけれども、これまでの設置状況についてお聞かせ願いたいと思います。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの御質問でございますけれども、水道未普及地域の対策といたしまして、一つは、今、議員がおっしゃられましたとおり、浄水器の設置の助成、水質検査の助成をやってございます。今までの実績でございますが、平成15年度から行っておりまして、一つは、浄水器の助成といたしましては5件です。限度額が1件当たり45万円となっておりますので、5件で178万6,000円の実績となっております。もう一つは、水質検査の費用の助成ということで、検査にかかる費用相当額7,000円となっておりますが、今まで、15年度以降、6件、総額で4万2,000円の助成をさせていただいております。よろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
浄水器の設置状況については分かりました。やはり、報徳地区、あるいは福住、豊幌、田中についてもあるかと思います。その中で全体的な話になりますけれども、決算書の平成29年度と30年度を比較してみました。給水件数では、532件の減、あるいは先ほどありましたけれども、給水人口についても487人の減、特に、給水収益においては、平成29年度と30年度を対比すると、595万円の減で3億8,972万3,000円となっている状況で、年々減少して、水道の根幹である給水収益の減収が懸念されるように感じているところでございます。そこで、例えば、平成24年度に整備された豊幌地区の年間の給水収益について幾らになっているか、お知らせください。
答弁 水道主幹 御田順司(水道主幹は2020年3月まで)
ただいまの御質問の豊幌地区の給水収益でございます。平成30年度末現在で、年額となりますけれども、86万1,217円でございます。よろしくお願いします。
再質問 7番 馬場博美
給水収益が86万1,000円ぐらいということは理解いたしました。そこで、答弁にもありましたけれども、やはり、上水道整備の実施に当たっては、地域住民の理解はもちろんですが、多額の事業費がかかります。個人の水道分担金もありますが、何といっても国の補助が一番重要ではないかと思います。例えば、報徳自治会であれば地域から自治会要望がありますので、報徳地区に限って言えば、国庫補助の水道未普及地域の解消事業の見通しについてはいかがなものでしょうか、お尋ねいたします。
答弁 水道主幹 御田順司(水道主幹は2020年3月まで)
ただいまの御質問の補助事業等の事業化の見通しということでございます。地域からの正式な要望という形では把握をしておりませんので、正式な確認等はできておりません。しかしながら、今回の御質問を契機に、口頭による確認ではございますが、道へは、概略の説明の中で、補助メニューがあるかどうかということは確認させていただいております。その中では、現状としては、報徳の部分につきましては、件数、人口的なものが少ないということで、補助事業のメニューはないということで確認しております。よろしくお願いします。
再質問 7番 馬場博美
そこで、町長に伺います。給水区域内の、町民の生活に必要不可欠なサービスである良質な水の安定供給を目指すためにも、地下水の硝酸態窒素や亜硝酸態窒素が心配される、給水区域内の未普及地域の報徳、田中、都橋地区について、例えば、先ほど水道分担金の例が挙がりまして、豊幌地区を参考に200万円という話がありました。地域の方がそういった負担をすれば、上水道整備をすべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。
答弁 町長 平野浩司
今、水道主幹から現状についてお話をさせていただきました。そして、豊幌地区の状況も踏まえて、今後についてということであります。上水道については、基本的には独立採算としてやっている部分があります。そういった中で、利用する方々が限定された新たな投資をして、そのお金をその中で回収するのはなかなか難しいと思っております。その地域の方が給水を受けたいということであるならば、やはり、一つの切り口としては、地下水の利用が地域の方々にとって健康被害を有する、そのことに対して町民の方々にきちんと理解いただけるということであれば、私は、できる、できないよりも、町としてきちんと考える必要があるというふうに思っています。ですから、何を言いたいかといいますと、水道事業の中で進めるのはなかなか難しいとは思っております。今までの事例もいろいろ見させていただきました。まず基本的には未普及地区の補助事業が受けられるかどうかであります。補助が全体の10分の4ですから、全体事業費の分は補助でもらえて、残りに対してどういう判断をしてきたかというと、一つの参考例として、先ほど主幹が答弁をしましたけれども、豊幌地区で200万円というのは、逆に200万円ぐらいが限度だろうという200万円ありきであるのです。ですから、それが適正というよりも、それを想定して、結果的には水道事業、それから一般会計で出したという経過があります。今後においては、どこかの時点で、本当にこれは町民の方々に理解を得られる事業なのか、そういう意味では、答弁書にも書いてありますけれども、皆さんの希望がまとまった場合については、しっかりテーブルにのせて、具体的にやる以前のいろいろな試算も含めて、そういう検討はできると思っています。ただ、先ほど言ったように、今、報徳では未普及の方が10戸あります。それから、都橋でいけば約30戸あります。ですから、こういうものをまとめてでないと、基本的に補助の道を探らないと全体事業が非常に大きいことがありますので、この辺をしっかり見定めた中で、どれぐらいかかるかという一つの試算を含めて、今回、御質問もいただきましたので、いずれかの時点で検討する必要があると現時点で考えております。
再質問 7番 馬場博美
私も、今回、報徳地区の質問をさせていただくので、報徳にお邪魔をしました。都橋も行きました。その中で、子供が小さい農家の方は、井戸水を掘って使っていたのだけれども、井戸水が枯れてどうしようということも心配されている。何といっても、浄水器もついているのですけれども、非常に心配で何とかならないのか。近くまで配水管が来ているという中で、そういう心配される声も私は農家の方から伺っております。そんな中で、私たちが本当に安心して水が飲める体制をぜひともつくっていただきたいということを思います。町長もおっしゃられたけれども、ベースとしては200万円で収まれば、給水区域内であれば上水道が飲めるという体制も、今後、さらに早急に検討を願いたいと思います。水道については、これで終わらせていただきます。2点目のフラワーロードの整備についてでございます。大変恐縮なのですけれども、私が住む元町自治会においては、寺通りから大正橋までと、公園通りに花を植えてから数年経過いたしました。何といっても、通行する人々から、本当にきれいですねとたくさんの声が聞かれます。私たちの自治会としては、美幌町の玄関口として、自治会みんなできれいにしようと、花を植えることにしてございます。植えるときには、自治会会員が70名ほど集まって植栽をしてございます。ここでお礼を申し上げますけれども、元町自治会が大正橋まで花いっぱいにできたのは、行政の大変な御協力があったからであります。例えば、事前に植栽ますの雑草や木の根の撤去作業、あるいは、荒れ地への肥料の提供など、本当に行政の大変な協力と支援があったからであります。そのような中で、私は、平成31年度に美幌町全町に花を統一して植えたい、それは交通安全やごみのポイ捨て防止にもなるということで、まずは、公園通りの北側沿線7自治会の自治会長、あるいは衛生部長に声をかけました。マリーゴールドとサルビアを植えませんかとお話したところ、とてもいい話だと趣旨に賛同いただき、植えていただいた自治会もありましたけれども、賛同ができても、高齢化のために人手がなく、花を植えることができない自治会もございました。そこで、全自治会に対して花の希望だけを調査するのではなく、先ほど申し上げましたとおり、花を植えたくても植えられないところを含め、花を全自治会に植栽するためには、どのようにするべきかという実態調査をすべきと考えますが、実態調査の考え方についてお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
馬場議員から、フラワーロードというか、植栽の部分についての行政の協力というふうにおっしゃっていただきましたけれども、本当に地域の方々が、馬場議員も今は議員でありますけれども、それ以前から本当に皆さんが、日常、努力してこつこつと植えてこられたことだと思っております。そういう意味では、行政というよりも、地域の方々の応援なくして成り立たないと私は理解をしております。そういった中で、実態はどうなのかということで、調査することは可能ですけれども、調査した後どうするかということを私どもがきちんと受け止めて捉まえていないと、結果的にその調査は何だったのかという話になると思います。私も、高齢の方が多くなってきて、植えたくても植えられないところをどうするか、正直、悩んでおります。行政が皆さんからいただいたお金を出して、そこまでして植えるという皆さんの思いであれば、私も町長になったときに、美幌町の美化、街路に花を植えるとか、歩道の草などもみんなでとりたいということを挙げているので、私はやっていただきたいと思っているのですが、町がお金を出してどこかにお願いするというところまで、何とか今は関わる人たちの協力の中で、自分もそこに関わるので、広げていけないかというのが今の正直な気持ちであります。ですから、実態調査ということに戻りますけれども、こういうことをするのでどうですかということが見えない限り、今すぐに、はい、やりますとは言い切れないところだけは御理解いただきたいと思います。
再質問 7番 馬場博美
町長がおっしゃるとおりであります。私も、何でもかんでも行政でということでなくて、結論から申しますと、今後においても、各自治会、町、自治会連合会、環境衛生部会、フラワーマスター、ボランティア団体、地域の企業、商店街と連携協力をし合って、美幌町内を花いっぱいのフラワーロードにしていくよう、さらに頑張ります。しかし、やっていく中で、限界といいますか、どうしても行政の力を借りないと難しいものがあります。私は、今後においても歩道の花の植栽についてはすべきだと思います。少子高齢化により、美幌町内の歩道から花が消えることのないようやっていく中で、どうしてもできないことが考えられます。ですから、町として各自治会や商店街、企業、ボランティア団体に対して、清里町のように、例えば、花いっぱい事業補助金という別枠を創設してやっているところもあります。今後は、そういったことも視野に入れて検討をお願いしたいと思いますけれども、町長の考え方を再度お聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
馬場議員がおっしゃった歩道を花いっぱいにしたいということは、私も本当に同感であります。今の正直な私の気持ちとすれば、本当に、いろいろな関係団体や職場の中で、一歩前に進められないのかという気持ちではあります。今お話いただいたように、清里町は、当時、花いっぱいをやって、そういう補助も出していました。それから、花のまちづくりをしている恵庭市も、ニュージーランドを見に行ったりしています。そういう中で、今後、美幌の美化というか、少しでも花を植えて皆様の心が和む、それから、町民の方が安心して、安全でいられる町の一つのシンボルとして、皆さんが絶対にやるべきだということであれば、今いただいた意見をしっかり踏まえた中で、前にもう一歩進められるように努力したいと思っております。
再質問 7番 馬場博美
町長の思いは分かりました。私も同じ気持ちで、清里町や恵庭市のようにやっていきたいと思います。私自身も頑張りますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。三つ目の質問に移らせていただきます。これも、元町に関係する部分で大変恐縮ですけれども、再度質問をさせていただきたいと思います。サロンの充実についてでありますけれども、少子高齢化が進む中、単身高齢者世帯が年々増加し、引きこもりや交流の場が少ない高齢者も増加しております。気軽に楽しく、無理なく、自由に参加する憩いの場のサロンが現在7団体あり、毎月活動をしているところでございます。市街地の自治会40自治会中33の助け合いチームがありますが、サロン7団体中4団体が地域の助け合いチームであります。現状としては、非常に少ない状況であります。その一方で、全町的にサロンを実施しているNPO法人絆-びほろの託老所ひだまりでは、定員を40人まで拡大するも、定員オーバーの状態が続き、託老所に行きたくても行けない人がおります。その解消のために、ぜひ各地域にサロンを開設すべきと考えます。答弁の中で、常時点在して設置することは難しいとのことですが、その理由についてお聞かせいただきたいと思います。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの御質問で、常時点在するのが難しいという理由でございますが、施設的なものであれば公共施設、集会室等がございますので、そういった部分を利用することは可能かと思いますが、やはり、サロン等を運営していくとなりますと、運営する母体がきちんとできているということが必要だと考えております。全ての地域にそういう母体があるということが非常に望ましいと考えておりますけれども、その地域によっては、そこまで充実していないということもありますので、全部の地域にサロンを設置するということは、今すぐには厳しい状況だということでございます。よろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
私も、今、民生部長が答弁したとおりだと思います。そのほかに、一番の問題は、ボランティアスタッフ、運営する母体と交通手段、そして会場の問題だと思います。現在、実施している託老所ひだまりや、大変恐縮ですが、元町ふれあいサロンは、参加人数が大変多く、会場が狭く、困っております。託老所ひだまりにつきましては、しゃきっとプラザの和室を利用して、回数を増やすことで調整していただいて大変助かっているとお聞きしておりますが、元町ふれあいサロンにつきましては、現在、西保育所を使用させていただいておりますが、狭く、大変な状況であります。元町自治会には、西保育所以外の公共施設はなく、西保育所の改修についても自治会要望書を提出するも、厳しい財政状況から改修は難しいという回答でございました。今後、元町ふれあいサロンばかりではなく、全地域においてもそういった問題が出てくると思います。サロンを開設できない自治会があると思いますが、町として施設整備等をする考え方についてお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
今、馬場議員から、美幌の状況について、ひだまりもそうですし、ふれあいサロンも本当に多くの方に来ていただいて大変だという状況が伝えられて、私も認識しているところであります。先ほど、各地域にサロンをつくっていくことがなかなか難しいという答弁をさせていただきました。現状としては、各地域にサロン、言うならば母体となるものの育成をどうしていくかということがあって、なかなか難しいという話だと思います。ただ、思いとしては、やはり、馬場議員から言われていることはそのとおりだと私も思っております。今後の施設ということで考えた場合に、町が積極的に施設をつくっていくことがよいという考えを私は持っておりません。今ある施設をどう使うか、その中で馬場議員は、交通手段をどうするかというふうに今言っていただきましたので、私は、施設をどうしますかという部分でいけば、新たな施設というよりも、今ある施設を使っていただいて、地域にうまく張りついていない場合については、このことだけではなくて、やはり地域交通の中で、町の中での皆さんの足をどう確保するかというのは、今、一生懸命検討をしているので、そういうものをうまく使って、場所は限られますけれども、施設に行っていただくような形がとれないかという思いであります。
再質問 7番 馬場博美
今、町長からありました交通の便についてであります。私もそういうふうに思います。ご存じのとおり、平取町では、サロンに参加したくても行く手段がないということで、高齢者のために自宅とサロンの会場の無料送迎を開始いたしました。介護予防や認知症予防の観点から、高齢者が安心して外出し、交流の場の確保にもつながります。繰り返しになりますけども、町としての足の確保について、考え方をお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
今、平取町の例をお話ししていただきました。今回の御質問でありますサロンということだけに限らず、町民の方々、特にこれから皆さんが高齢になって、足をどう確保するかということで、広い意味での足をしっかり確保する方策は進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
最後になりますけれども、ちょっと戻りまして、先ほど町長から、町として施設整備等をする考え方について答弁がありました。例えば、既存の施設の改修などは非常に難しいと思いますけれども、元町地域内の住宅に空き家があります。今の会場が狭いので、そこを利用するという場合についての考え方を伺います。当然、いろいろな経費もかかりますので、即、民間住宅の空き家を利用してサロンにできるかといっても難しいと思いますが、そういった考え方、整備の考え方についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
施設の整備の仕方でありますけれども、先ほど質問がありましたとおり、施設を新たに建設していくことについてはなかなか難しいと考えております。そこで、全く新たなものをつくるよりも、既存のもの、それは公共施設だけではなく、民間施設も含めて、どれだけお金がかかるかにもよりますけれども、それを活用するという考えについては、全面的に否定するわけではないという状況です。それをまた使っていくということではなくて、検討する余地はあるというふうに御理解いただきたいと思っております。
再質問 7番 馬場博美
サロンについては、現状は7団体になっていますけれども、さらに全町的に増えるように頑張っていきたいと思います。以上で、私の一般質問を終わらせていただきます。