みんなの議会

美幌町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月10日

美幌町の財政運営について

2019年12月10日、美幌町議会の一般質問で、馬場博美議員が「美幌町の財政運営について」質問し、町長 平野浩司、建設水道部長 川原武志、教育長 矢萩浩、総務部長 小室保男が答弁しました。

質問者
馬場博美 議員
答弁者
町長 平野浩司、建設水道部長 川原武志、教育長 矢萩浩、総務部長 小室保男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 馬場博美

私は3点、4項目について御質問させていただきます。1点目であります。美幌町の財政運営について、2項目について御質問させていただきます。1、美幌町の財政運営計画について。平成30年2月一部改正の第2次美幌町財政運営計画によりますと、平成30年度から平成34年度を迎えるに当たり、人口減少や少子高齢化がさらに加速するとともに、老朽化や耐震不足により多くの公共施設の整備が必要となるなど、極めて厳しい状況が予想されますとなっております。そのような中、今後、役場庁舎建設事業に約32.1億円、そのうち起債約17.1億円、屋内多目的運動場建設事業に約7.8億円、そのうち起債約5.8億円、美幌消防庁舎改築事業の美幌町負担分約13.6億円、そのうち起債約12億円で3事業合計約53.5億円、そのうち起債が約34.9億円となっております。また、平成30年度決算における実質公債費比率は前年度対比0.1ポイント上昇の8.8%となっていますが、この3事業を含め、今後図書館の建設、トレセンの改修、公営住宅、保育園、小中学校等の公共施設整備や維持管理補修に多額の費用が予想されますが、次の項目について町長の考え方をお聞きします。1、この3事業を含め、今後の公共施設の整備や維持管理補修に多額の費用を要されると思いますが、美幌町の財政状況はどのように推移していくのかお聞きします。2、実質公債費比率のピークはおおむね何年度なのか。また、美幌町の財政運営を行う上で、実質公債費比率の上限をどのように考えているのかお聞きします。3、厳しい財政状況の中で、災害や町民生活に欠かせない事業等が急に必要となった場合の対応についてお聞きします。4、財政運営計画の第4章の歳入、歳出における方策について、これまで具体的に取り組んできた方策の内容と今後における財政健全化のための町長の具体的な考えをお聞きします。次に、2項目めであります。令和2年度の予算編成についてでありますが、令和2年度の予算編成に当たり、次の項目について町長の考え方をお聞きします。1、町民の要望や意見、行政評価及び第2次美幌町行政改革実施計画などをどのように予算に反映するのかお聞きします。2、令和2年度の予算編成に当たって、町長の具体的な方針をお聞かせください。次に、2点目でございます。行政の町民参加について。意見交換会の開催についてでありますが、美幌町自治基本条例第13条において、総合計画の策定、町民に義務を課し、もしくは町民の権利を制限する条例の制定、町の施設の新設、広く町民が利用する町の施設の利用方法の決定、事務及び事業の外部評価の実施、町民の生活に大きな影響を及ぼす施策の決定などについて、条例第14条において、行政は、町民参加を求めています。その中で、審議会等の開催、パブリックコメント、アンケート調査などは実施していますが、各自治会及び各種団体等との意見交換会も開催すべきと考えますが、町長の考え方についてお聞きします。次に、3点目でございます。網走川河畔公園パークゴルフ場の整備についてでございます。網走川河畔公園パークゴルフ場につきましては、平成28年に約8,500万円を投じ、休憩施設の設置、トイレ施設及び芝生再生等の整備を行ったところであります。年間利用者は約2万5,000人と多く、町民の皆様に利用されて、特に中高年齢の皆様には健康保持等に大きな役割を果たしていると思います。今後、ますます少子高齢化に伴い、果たすべき役割は大きいと考えますので、次の項目について町長の考え方をお聞きします。1、駐車場までの道路ついては、現在砂利道路であり、特に夏などはほこりなどがたち、大変な状況になっていることから、道路を舗装すべきと考えますが、町長の考え方をお聞きします。2、パークゴルフ場に向かう大正橋付近の道路につきまして、非常に交通量が多く、交通事故も発生しております。その中で、大正橋からパークゴルフ場への出入り口につきましては、道路幅が狭く危険な状態になっていることから、出入り口の拡張が必要と考えますが、町長の考え方をお聞きします。3、現在設置していますトイレは、プレーしているとき、トイレに行きたくても近くにないため大変困っております。増設すべきと考えますが、町長の考え方をお聞きします。以上、3点についてよろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

馬場議員の御質問に答弁いたします。美幌町の財政運営についてでありますが、初めに、美幌町の財政運営計画についての答弁をいたします。1点目の美幌町の財政状況はどのように推移していくかでありますが、役場庁舎、屋内多目的運動場、消防庁舎の建設等を踏まえ、第2次財政運営計画の数値を基本として中期財政試算を行った結果、普通建設事業費は増額となるものの、補助金等の財源を見込めることにより、直ちに現計画を修正しなければならないような財政状況には至らないと判断したところであります。2点目の実質公債費比率についてでありますが、試算では実質公債費比率のピークを令和10年度の10.1%と予想しております。次に、財政運営を行う上での上限の考え方でありますが、地方債の発行に当たり、国との協議制から許可制に移行となる18%を超えることのないように財政運営を行っております。3点目の災害発生などの急な事業への対応でありますが、初めに、災害復旧等の費用に充てるために積み立てを行っております備荒資金組合納付金の取り崩しや災害復旧事業債、国庫補助金等の活用による財源の確保を行い、町民生活に影響を及ぼすことのないように対応してまいります。4点目の計画に定めている方策の具体的な取り組みでありますが、歳入においては、町税等の効果的な収納対策を目的とした収納向上対策本部による取り組みを初め、計画的な基金の有効活用、交付税措置の高い地方債の借り入れ、未利用地状態にある町有財産の売却、ふるさと納税の拡充などを。歳出においては、運営計画に沿った投資的経費の設定及び実施、消耗品等内部管理経費の節減、公共施設等総合管理計画に基づいた公共施設の更新、長寿命化などを行うことにより、持続可能な行財政基盤を確保しております。次に、今後における財政健全化のための具体的な考え方でありますが、現在進めております役場庁舎、屋内多目的運動場、消防庁舎の整備を着実に行いながら、計画に沿った財政運営を実行することにより、将来世代への過度な負担を残さない、将来に責任を持った健全な財政運営を維持できるものと考えております。次に、令和2年度の予算編成についてであります。1点目の町民要望等の予算への反映でありますが、各種団体からの要望や陳情を初め、美幌町自治会連合会との意見交換会などでいただいた意見並びに行政評価の結果や行政改革実施計画などの内容については、担当部局へ指示するほか、必要に応じて政策会議などで協議を行いながら、新年度予算に反映させることとしております。2点目の予算編成に当たっての町長の具体的な方針についてでありますが、11月22日に全職員を対象に開催いたしました予算編成会議において、基本方針及び重点的に取り組むべき項目等を指示したところであります。初めに、基本方針でありますが、令和2年度は役場庁舎、屋内多目的運動場、消防庁舎の整備等により、町債残高の増、基金残高の減が見込まれ、非常に厳しい財政状況が予想されます。厳しい状況を踏まえて、全ての事業を根底に立ち戻って見直すとともに、新たな施策については、町民ニーズをしっかりと把握しながら、施策の実施によって、誰がどのように幸せになれるかを考えながら予算編成に取り組むよう指示したところであります。さらに、重点的に取り組むべき事項については、第6期美幌町総合計画を着実に実行するため、計画に定めている五つの基本目標に沿って取り組むべき事項に加え、今後4年間の町長の重点政策の実行を指示いたしました。人口減少時代を迎えた今、美幌町の将来を見据えたまちづくりを実施するためには、町民の皆様の元気を引き出し、美幌の活力を高めることで、さまざまな課題を克服できるものと考えております。美幌の活力を高め、次代につなげるまちづくりの実現に向け、力強い一歩を踏み出すことができるよう予算を編成してまいりたいと存じます。次に、行政の町民参加について。意見交換会の開催についてですが、本町では、美幌町自治基本条例第3章の町民参加及び第6期美幌町総合計画中、基本目標1の町民との協働によるまちづくり・広聴の充実に基づきさまざまな方法で広く町民の皆さんから意見を聞き、その意見を町政に反映させることを基本とし、行政運営に取り組んでおります。近年では、総合計画の策定時に審議会のほかに、広く意見を聞く場として各界及び地域づくり団体等から推薦を受けた方並びに公募により申し込みのあった方41名で構成したびほろみらいまちづくり会議を開催し、多くの意見を総合計画へ反映させております。また、現在建設中の役場新庁舎につきましては、町民説明会と意見交換会を6回開催、屋内多目的運動場の建設につきましても関係団体などに対する説明会及び意見交換会を9回開催しております。また、これら町民の生活に大きな影響を及ぼす事案のほか、日常生活等にかかわる事案に対しましても各自治会から要望事項を提出いただき、地域の課題の把握に努めるとともに、自治会連合会との懇談会や商工会議所など各種団体との意見交換も随時行ってきているところであります。美幌町自治基本条例の基本原則である町民主体の自治の実現には、情報共有と町民参加は欠かせないことから、今後につきましても、情報共有の手法であるまち育出前講座や広報紙、ホームページなどの充実を図るとともに、さまざまな年代など幅広く町民の皆さんから御意見を伺いながら行政運営を進めてまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、網走川河畔公園パークゴルフ場の整備についてですが、網走川河畔公園につきましては、昭和49年から河川法に基づき、国土交通省の占用許可を受け、夏季はパークゴルフ場やゲートボール場、冬季はスケートリンクなど、夏冬を問わず町民の方々が健康増進のため活用する重要な施設と認識しております。特に、パークゴルフ場は利用者も多く、本年は約2万5,100人の方が利用されております。町といたしましても、町民や利用者の方々からの御要望にお答えし、平成28年度にグリーンや芝生、植栽、駐車場、休憩室や簡易トイレの整備など利用しやすい環境整備に努めてきたところであります。また、利用者団体であります美幌町パークゴルフ協会の方々により、毎年パークゴルフ場オープン後にたんぽぽ除去や水まき作業など施設の環境整備に御協力をいただいております。1点目に御質問の網走川河畔公園パークゴルフ場アクセス道路の舗装化につきましては、以前より御要望をいただいているところですが、河川敷地の占用許可準則により堤防のり尻から10メートル以上離すこととの基準が示されていたことから、道路の舗装化に当たっては、ゲートボール場やパークゴルフ場敷地に影響を与えるため、御要望にお応えできない旨御説明しておりました。しかし、今年度に入り利用者の方より問い合わせがあったことから、7月に網走開発建設部北見河川事務所と協議を行ったところ、数字的な条件が緩和されていることを確認したところであります。今後におきましては、整備の規模、内容、財源等について慎重に検討した中で、実施の可能性について関係機関も含めて協議を行ってまいりますので、御理解をお願いいたします。2点目に御質問の大正橋から網走川河畔公園パークゴルフ場出入り口の拡幅についてですが、網走開発建設部北見河川事務所より、大正橋から網走川河畔公園パークゴルフ場への出入り口となる堤防には光ケーブルが敷設されていることから、堤防改修による出入り口の拡幅は維持管理上難しいとの回答をいただいておりますので、平成28年度の大正橋補修工事の際に、堤防左右に設置しましたカーブミラーを御利用いただき、車両出入りの際は安全確認の上、事故のないよう十分に注意して通行をお願いいたします。3点目に御質問のトイレの増設についてでありますが、パークゴルフ場内のトイレについては、休憩室付近に3棟、大正橋コース、しらかばコース、つつじコースの網走川沿いにそれぞれ1棟ずつ、計6棟を設置しております。トイレ等の仮設物については、洪水などの大災害時には、仮設物を全て撤去しなければならないことから、現状においては、災害時の対応などを考えますと、これ以上の増設は難しいと考えておりますが、美幌町パークゴルフ協会と協議の結果、既存のトイレの設置位置を移動することで了解をいただいたところであります。今後とも、美幌町パークゴルフ協会並びに維持管理を委託している美幌町スポーツ協会、教育委員会の三者が連携を図りながら、町民やパークゴルフを愛好される皆様方に利用しやすい環境整備に努めてまいりますので、御理解賜りますようお願いいたします。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 馬場博美

それでは再質問させていただきます。順番を変更いたしまして、最初に3番目の網走川河畔公園パークゴルフ場整備について再質問させていただきたいと思います。今、町長から答弁をいただきました。網走川河畔公園パークゴルフ場につきましては、平成4年度から30年近く多くの人に利用され、以前からこの件については要望がありました。アクセス道路の舗装化については、今回、7月に北見河川事務所との協議を行ったところ、河川敷地の占用許可準則が緩和されたということでありますので、ぜひ、この条件が緩和されたことから、引き続き実施できるよう関係機関と協議を重ねていただきたいと思います。そこで、2点ほど、前段にお聞きしたいと思います。7月に河川事務所に行った時に、緩和されたということなのですけれども、この河川敷地の占用許可準則がいつごろから緩和されたことになっていたのかが1点と、もう1点は、道路を舗装するとしたら約500メートルぐらいあると思いますけれども、概算の工事費は幾らぐらいになるのか教えていただきたいと思います。

答弁 建設水道部長 川原武志

御質問の準則の変更についてでありますが、準則の変更につきましては平成11年の通知にありましたけれども、準則のハンドブックというものが町にありまして、それは平成12年6月発行ということであります。その中では、現在の10メートルというのは残っておりました。私どもも、何回か河川敷地の協議にまいっておりますけれども、その準則の変更についても、内容についてはその事業の中では出てきてはおりませんけれども、結果的に恐らくその通達からいきましたら、平成11年以降に変更になっているのではないかと思っております。ただ、数値的なものが消えたりだとか、公園、この河川敷地を有効に使うというような変更も、その都度、平成11年、23年、28年と随時変更がされて、今現在に至っていて、最終的には平成28年の改定が最終改定ということになっております。それと、もう1点ですけれども、この工事費につきましては、河川協議の内容によって大きく変動いたします。例えば、冬場利用するスケートリンクが設置されていますということになれば、設計費とか、あと工事費だとか、その辺を全部含めまして485メートルで、例えば冬場行う場合は、大きく路盤を置き換えなければならないということがあります。あと、夏場だけ使うのであれば、交通量が少ないので雨水路盤でいいということになりますので、協議しないとわかりませんけれども、入り口の部分も全体も含めた中では7,000万円程度はかかるのではないかなと、今のは舗装プラスそれにつながっている入り口の部分、二つ目の質問にありますけれども、総体的なものを全体的に考えますと、それぐらいの費用がかかるのかなというのと、舗装のみであれば、大抵うちのほうでこうだろうと、例えば、細かく河川協議のほうで断面がどこまでだとか、舗装の流出防止がどうなるかだとか、河川の大正橋の下のクリアランスがどうなのかとかいろんな諸条件があります。その辺が全部クリアされてはおりません。現段階の協議については、占用以外の部分についての事業が可能であるかないかという段階でのお話なものですから、それでやると約5,000万円程度、道路だけであれば、その程度はかかるだろうというふうに思っております。以上でございます。

再質問 7番 馬場博美

最終的に緩和されたという、こののり尻から10メートルというのが最終的に平成28年ごろということで理解してよろしいですか。

答弁 建設水道部長 川原武志

非常にその辺の内容が、私どもも確認はとれてはいないのですけれども、恐らく最終的には平成28年ですけれども、平成14年の大幅な準則改定で大きく変わりまして、それまで平成6年の準則であったものが廃止されて、平成11年以降ではないかと思っているところでございます。

再質問 7番 馬場博美

私が今からこういうことを申し上げても不適切な発言になるかと思いますけれども、平成28年当時にこういうことを協議していれば、今は実施の可能性について、今後できるかどうかは北見河川事務所との協議ですけれども、もう少し早くやっていれば、こういった可能性が平成28年の大規模改修を8,500万円もかけてやったときに、そういう検討がなされたということで理解してよろしいでしょうか。

答弁 建設水道部長 川原武志

平成28年度につきましても、開発との協議には行っております。ただし、そのときにはそういう部分についての話はありませんでした。10メートルの範囲内の部分の取り扱いとか、そういうことについては協議が出ていなかったものですから、平成12年度以降のハンドブックの部分についての準則が残っているという認識でおりました。

再質問 7番 馬場博美

今、過去のことを言ってもあれですので、最終的に、町長、こういった関係機関との協議がもし整った段階には、財源を確保しながら、やはりパークゴルフ場利用者の長年の要望でありましたアクセス道路の舗装化について、舗装すべきと考えますが、町長の考え方をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

河川の道路をつける場合の条件が緩和された時期について、明確でないことは申しわけなく思っております。当時、私も教育長として当然できないものと思っていたのは事実であります。結果的に、新たに協議したときに、条件にもよるのでしょうけれども、難しいことではない、できないことではないという認識はあります。その道を舗装するかどうかについては、私の中での問題は、今大体7,000万円ぐらいという話をされたときに、このお金をどう捻出するかということで、道路という話でいけば、まちの中でも道路を舗装してほしいという要望があります。その辺とのバランスを見て、今のところ財源が全く見当がつかない状況の中においては、可能な限り検討はするのですけれど、前向きに進めますというところまでの返事はできないと考えていただければと思っています。基本になるのは、やはりまちの中の他の道路と比べて、今回陳情もありましたけれども、皆さんが高齢の方が使うということでいけば、こっちを優先すべきだという機運が高まったときは一つの判断にはなるのですけれども、どうしてもお金をかけるときに、ほかのかけ方を考えれば、慎重にならざるを得ないということで御理解いただきたいと思います。

再質問 7番 馬場博美

私は6月と9月に農村道路の舗装化について町長に考え方をお聞きしました。当然、パークゴルフ場の道路につきましても、また、他の生活道路の優先についても非常に状況的にはわかります。その中で、生活道路は、例えば農村道路であれば、道営畑総事業の財源を確保するなり、そういった財源を確保しながらやっていかなければならないことだと考えてございます。町の道路についてもしかりであります。私道についてもそういった要望がありますので、ここについても可能な限り財源を確保しながら検討するということで、前向きまではいかないと言いますけれども、何といっても、今までの長年の懸案であった、河川敷地の占用許可準則がネックになっていたことが緩和されたということですから、この機会を逃してはなかなか舗装にはできないと思いますので、ぜひ舗装について考えだすべきだと私は思いますけれども、あわせて生活道路も当然大事だと思います。その中で、ぜひ町長の考え方を再度お聞きしたいと思います。よろしくお願いいたしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

道路の整備については、馬場議員がおっしゃったとおり、農村地域の部分については御質問をいただいて、私どもも調べて、方向性とすれば選択はあるのですけれども、財源の確保はちょっと見えてきているかなと思っています。まちの中の財源を確保できない一般道をどうするかという部分で、ここは河川敷地で公園としての位置づけなので、財源等をどうするかというのは正直に言って悩んでいます。先ほどの前向きに考えられないという意味は、やらないということではなくて、言葉をかえさせてください。優先的に取り組むというところまでは今は言えないと理解いただければと思います。私が前向きに考えたいと言っている中で、前向きに考えたくないと言ったらいかにもやらないということで、ただ気持ちとしては、教育長時代に本当に何とかしたいという思いはすごくあった場所であります。今、立場がかわったわけで、皆さん何とかやってほしいという思いで、私のところに来られて、陳情されたということもあるので、その思いはしっかり大事に受けとめたいとは思っております。

再質問 7番 馬場博美

理解いたしました。ぜひ財源を確保しながら、前向きに検討していただきたいと思います。次に、2点目の大正橋から網走川河畔公園パークゴルフ場出入り口の拡幅についてでございます。わからなかったのですけれども、北見河川事務所から、光ケーブルが敷設されていることから、維持管理上難しいという答弁でございましたけれども、具体的に補足をしていただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

出入り口も、前から何とか拡幅できないだろうかというか、堤防用地としてはあるのです。それを広げることはできないのかなと思っておりました。これもいろいろ協議をしてもらったところ、あそこに河川管理用の光ケーブルを新たに入れているのです。言われたのは、拡幅よりもその管理用のケーブルを新たに全部入れかえるというのは、要は、堤防を盛ることによって、ケーブルを沈めるというか、下にしてしまうことはだめですよと。ですから、光ケーブルをいつでも管理できるような状態に全部施工し直してくれるのであれば、それはいいですとは言わないですけれど、そういう形にしてくれるのであればということで、ですから今回の答弁の中でできないとは言っていないのです。私もできないとは思っていないのですけれど、多額の費用がかかるだろうというのは予測されるので、難しいという形で答弁させてもらったのです。そういう問題があって、先ほど言ったように、やはりこの辺もお金がベースになる中で、どうなのかということでありまして、道路よりもこっちのほうがかなり厳しいという認識でありますので、御理解いただきたいと思います。

再質問 7番 馬場博美

わかりました。やはり光ケーブルを移設するとなると莫大な費用がかかるということは、実現不可能かなという感じもします。ただ、答弁の中にありましたカーブミラーでは不十分だと思います。申しわけないのですけれども、逆に拡幅がだめならば、何か別な方法を検討されたことが今までありますか。別な方法ができないかお聞きしたいと考えますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

今まで建設水道部と話した中でいきますと、基本的に拡幅が1番いいのかなと、今までは路盤高を高くして手すりというのでしょうか、車が出るときに橋の手すりに目線がぶつからないように目線から少しでも出るとか、カーブミラーをつけてやったりはしているのですけれど、それでは解決できないというのは認識しているところであります。ですから、入っていってアールというか、車が入るための角度を切るためにも幅を広げることが1番ベストだとはずっと思っていたのですけれども、先ほど言った、光ケーブルが河川のカメラ用にあって、その部分をいつでも管理できる状況にしなければいけないという部分で何か代替ができるのであれば拡幅をしてもらって、幅を広げることが1番ベストかなと。あと路盤を高くしたりする部分でも限界があるのかなと思っています。この辺は担当の建設水道部の技術スタッフと何ができるかということで、引き続き、いろいろ検討していきたいと思っております。

再質問 7番 馬場博美

専門的なことになりますので、町長がおっしゃったとおり、拡幅についてベストだということであれば、そのことについて今後検討を具体的に、開発建設部との協議もありますけれども、よろしくお願いしたいと思います。3点目のトイレの増設については、既存のトイレを移動するということで理解いたしました。1点だけ具体的な利用者からの声として教育委員会に聞きたいのですけれども、使用期間について5月から10月までとなっておりますが、例えば、しばれの状態にもよりますけれども、11月上旬までできないのか、また、どうしてもできなければ、大正橋コースだけでも11月上旬まで利用できないのかお聞きします。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいまの利用期間のお話でございますが、利用期間を10月までとさせていただいているのは、芝生の保護、こういったことが大きい状況であります。10月いっぱいまでということでありますが、1番利用されているコース三つにつきましては、実際は10月の最終週は利用を御遠慮いただいている状況であります。そのようなことからも、現時点では期間の延長は、芝生の養生を第1に考えると難しいと考えておりますが、その辺につきましても利用者団体等の意見を聞いたりだとか、どのような方向でニーズにお答えできるのか等々について、今後も調査研究していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 7番 馬場博美

3点ほど申し上げましたパークゴルフ場の使用についても、パークゴルフ協会、それからスポーツ協会と、教育長おっしゃるとおり、町民にさらに喜んでもらえるような施設になるよう努めていただきたいと思います。パークゴルフ場については終わらせていただきます。1番目の財政運営計画について再質問させていただきます。先ほどの御答弁の中にありましたけれども、平成30年度から平成34年度における第2次美幌町財政運営計画の中で、極めて厳しい状況が予想されますと記載されています。その中で、先ほど質問いたしましたけれども、役場庁舎を含めて3事業で約53億5,000万円、そのうち起債が34億9,000万円ということになってございます。美幌町の財政は本当に大丈夫なのかと町民から私も聞かれます。答弁の中で、直ちに現計画を修正しなければならないような財政状況には至らないとありますが、本当に美幌町の財政は心配ないのか、もう少し具体的に説明をお願いしたいと思います。町長このような状況の中で、財政は心配ないのかということが1番だと思いますけれども、具体的に説明をお願いしたいと思います。―――――――――――――――――――◎会議時間延長の議決

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

御質問の心配ない財政状況かと問われたわけでありますけれども、心配ありませんということでお答えできればいいのですけれども、先の中期財政試算でもお示ししたとおり、財政指標を見る限りにおいては、おおむね健全な財政状態を維持していけるだろうという状況で考えております。ただ、答弁でもありましたが、地方債の残高は増加をいたしますし、基金の残高は減少していくということになりますので、なかなか万全な状態にあるという発言はできないのかなと思っております。今、確かに大型事業を進めているわけでありますけれども、将来に向けて必要な事業ということで今実施をさせていただいております。行政運営、財政運営の心構えとしては、今の町民の皆さんの生活をしっかり支えるということも必要ですし、10年、20年先の町民の皆さん、今の子供たちが美幌町でしっかり暮らせるような環境を将来もつくっていくというのも当然考えなければいけませんので、非常に悩みながら財政運営を続けていくことになると思います。また、人口減少も進んでいきますし、その時々に社会情勢変化があるわけでありますので、収支バランスをしっかり考えた中で、今後についても行政運営、財政運営に努めていきたいと考えております。

再質問 7番 馬場博美

12月1日号の町の広報で拝見させていただきました。その中で、平成30年度の決算に当たりおおむね健全な状態にあるということで、今総務部長が言われた心配ないとは言えない状況にあるということとちょっと違うかと思いますけれども、今の状況の中で1番大切なことは、町債残高もふえていく中で、人口減少によってそれぞれの町税や地方交付税が落ち込み、超高齢化社会の社会福祉費や扶助費の増加により、今後厳しい財政状況の中で、きちんと削減するものは削減しながらやっていきたいということだと思いますけれども、やはり町民は大きな3事業をやったことによって非常に厳しくなっているのだと思いますけれども、平成30年度の決算をみるようにおおむね健全な状態にあるという感じも受けると私は判断しています。次に、実質公債費比率の上限の考え方についてでありますけれども、地方債発行に当たり、国との協議制から許可制に移行する18%を超えないよう財政運営を行っているとの答弁ですが、18%は平成30年度の倍であります。ちょっと古い資料ですけれども、平成29年度の数値を見ますと全道平均で9.2%になっていますので、先ほど総務部長が答弁したように、できるだけ後世に負担を残さないよう財政運営をすべきと考えますが、18%を超えないような財政運営でなく、きちんと全道平均よりも、先ほど最高が10.1%ということでありましたので、そこら辺で運営すべきと私は考えますけれども、町長の考え方をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

これからの財政状況という部分で、先ほど総務部長から説明をさせていただいた中でいけば、これからも大丈夫ということは言い切れないというのは事実で、馬場議員がおっしゃったとおり、日々厳しい財政状況にあるということを常に頭に置いて、日々努力するというか、計画的にはこういう一つの試算を出していますので、それに沿ったやり方をしっかりやらなくてはいけないことと、答弁では18%、これは正直言って、馬場議員もあり得ない、でも一つの線引きとしては18%です。でも現実としては、今保っている数値前後、これを維持する努力をしなければいけないと思っています。リミットはそうなのですけれど、そうなったときにはもう半分お手あげというよりも、立ち行かないような状況の数値だと私は認識しております。

再質問 7番 馬場博美

所管委員会に説明があった地方債残高の推移でありますけれども、この数字を見ますと平成17年に23.3%というのがありますので、町長おっしゃるとおりそういう目標に向かって進めていただきたいと考えてございます。次に、歳出、歳入における具体的な方策の中で、2点ほどお聞きしたいと思います。1点目は、歳出の人件費総額の抑制で、人事評価制度の充実とありますが、現在の取り組み状況についてお聞きします。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

人事評価につきましては、現在、一旦立ちどまっている状況にあります。本来であれば、評価をしっかりと行った上で人事に反映していくということになるのですけれども、人事評価を実施した際に、当初かなり煩雑な評価システムをつくっております。大きな問題点として、人事評価をするために大きな時間を費やしてしまうということで、通常業務にも影響を及ぼしているという状況もございましたので、一度その評価の手法を一旦立ちどまった中で、美幌町として有効な評価を行うべきということで、現在検討を進めている状況でございます。

再質問 7番 馬場博美

私も当時行政側にいて、人事評価もやりました。その中で、いろいろな問題点もあって、なかなか踏み切れないものがありましたけれども、まずは現在はやっていないということで理解していいですか。1番大切なことは、一生懸命やっている職員の方が、人事評価制度によってこれからも頑張るということで、それに取り組めるような人事評価制度であっていただきたいと思います。次に、特別職の給与についてでございます。財政運営計画の中にもあります。行財政改革に取り組む決意と姿勢を示すため、引き続き削減しますとあります。現在、削減されていないと思いますけれども、町長の考え方をお聞きします。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

済みません。先ほど、人事評価の件で答弁をさせていただきました。システムというもとにおいては人事評価は実施できていないのですけれども、システムとしては機能してはおりませんが、評価を全くしないということではなくて、当然日々それぞれの職場で職員に対する評価はなされております。したがいまして、例えば、人事異動の際の適材適所の配置等については、各部局長、所属長から聞き取りをした中で、人事に反映しているということでありますので、システム化されておりませんが、評価が全くできていないということではないことは御理解いただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

特別職の給与についてということでありますけれども、今示している計画は、私の前任の町長がつくった計画をベースに進めております。そういった中で、特別職の給与については行政改革に取り組む決意と姿勢を示すため、引き続き削減しますということでありますけれども、私は今のところ削減は考えておりません。今決められた給与の中で、しっかりとそれ以上の仕事をする、努力をすると考えておりますので、今運用されている計画内容と違うかもしれませんけれども、ベースとなっているのはその計画の中での修正をしているので、実際に行われていることを再度しっかり見直しをした中で、私が町長に就任して違うものについては、計画の数値的なものだけではなくて、こういう文言についてもしっかり精査して、直すものは直して進めたいと考えておりますので御理解いただきたいと思います。

再質問 7番 馬場博美

ちょっと戻りまして、先ほどの人事評価制度、システムの制度化に基づいたものはやっていないけれども、それは検討しているけれども、実際の人事評価については、事務的に各部長と評価しながらやっているということで了解いたしました。町長の特別職の給料については、財政運営計画を見直すということの中で、今後検討していきたいということでありました。次の質問に移りますけれども、令和2年度の予算編成の基本方針で、役場庁舎、屋内多目的運動場、消防庁舎の整備等により町債残高の増、基金残高の減が見込まれ非常に厳しい財政状況が予想され、全ての事業を根底に立ち戻って見直すとあります。その中で、財政運営計画についても町長が就任してから見直すということになりますので、そういう状況も頭に置きながら検討をされたほうがいいかと思います。町長がおっしゃるとおり、将来、次代への過度な負担を残さない、未来に責任を持った健全な財政運営をするためには、私はきちんとした財政運営計画の着実な実行が必要と考えますので、ぜひ、これからもお願いしたいと思います。それでは次に、予算編成について質問させていただきたいと思います。1点だけ質問させていただきたいのですけれども、基本方針の中で、全ての事業を根底に立ち戻って見直すとともに、新たな施策について立案段階から町民ニーズをしっかり把握するということで、本当に大切なことだと私は思います。その具体的な町民ニーズを、町長はどう把握するのか教えていただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

今回の質問の2点目の中でも触れることかもしれませんけれども、基本的な姿勢としては、自治基本条例で町民参加の部分をうたっていることと、政策的に、それぞれの担当が住民の方々が今何を必要としているかということの把握をすることは、これは当然日常的にやらなければいけないことなので、そういう意味では、そういうことを提案するというならば、やるときには企画の段階でしっかり関係する人たちとの話し合いをして、それが本当に適正なのかということをやっていただきたいという思いの話と理解いただきたいと思っております。

再質問 7番 馬場博美

わからなかったのですけれども、いわゆる予算をあげます。あげるときに、町民の要望している声が町民ニーズだと思うのですけれども、そこら辺は担当部局に任せるということで、私は理解できなかったのですけれども、やはり新しい施策については、町長がみずからいろんな部分で情報を得た中で、いろんな要望もあると思いますけれども、そういった町民のニーズとか町民の声を大切にしていただきたいと思うのですけれども、そこら辺は町長はどのように把握するのか、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

説明不足で申しわけございません。例えば新年度の予算については、基本的な重点政策については、きちんとこういうものをしっかりやっていただきたいということをお話ししております。私が1から10まで、言うならば、事業の全部を指示するわけではないので、それぞれ担当として、ふだん仕事の中で感じているもの、感じているところというのは、ただこんなものはどうかということでなくて、それが本当に町民の方が望んでいるかどうかということを考えてという意味です。そのためには、ふだんからしっかりアンテナを立てて、当然要望もあるでしょうし、みずからこういうことはどうかと聞くという、そういう行為が必要だと思いますし、この中に書かせていただいたのは、その事業が施策の実施によって、誰がどのように幸せになるかというこの辺のぶれがないように、当然そのことが場合によっては、行政の組織にとって有利になる場合もあるかもしれないけれど、そうではなくて、本当に町民にそれが必要かどうかということを冷静に考えれば見えてくる話なので、そういう意味では、担当もしっかり、私だけではなくて一緒に耳を傾けるという姿勢は大事だということなので、そういう表現をさせていただきました。

出典:美幌町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる