美幌町議会 平成30年第7回定例会 2018年9月26日
対策の強化について
2018年9月26日、美幌町議会の一般質問で、稲垣淳一議員が「対策の強化について」質問し、町長 土谷耕治、総務部長 広島学、民生部長 高崎利明、経済部長 矢萩浩が答弁しました。
- 質問者
- 稲垣淳一 議員
- 答弁者
- 町長 土谷耕治、総務部長 広島学、民生部長 高崎利明、経済部長 矢萩浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 稲垣淳一
それでは、通告順にしたがいまして、一般質問をさせていただきます。防災体制の充実、強化策についてお尋ねいたします。備品の整備や訓練による防災意識の向上、対策の強化についてであります。今月6日未明に発生いたしました北海道胆振東部地震による影響で、大規模停電が起きました。北海道全域にわたり、一時は295万戸に上る被害でした。本町もその影響を受け、復旧には早いところでも7日の未明となり、遅い地域では7日の午後9時過ぎという状況でした。この間、災害対策本部を立ち上げ、事態の収拾、各種対策に対応されたことと思います。ふだんから各種防災訓練等に取り組んでいますが、このことにより、町民は災害への意識がより高まったことと思います。さらなる防災意識の向上につなげるためにも、今までの訓練のあり方、防災備品のあり方、現在の復旧状況を町民に知らしめる手段等を検証してみる必要があります。防災計画どおり対策がなされたことや、思いどおりにいかなかったことなど、防災対策への評価等の考えをお示しください。二つ目、災害時における避難者支援体制の強化についてであります。避難行動要支援者制度は、平成23年の東日本大震災においては、被災地全体の死者数のうち65歳以上の高齢者の死者数は約6割であり、障がい者の死亡率は、被災住民全体の死亡率の約2倍に上りました。他方で消防職員、消防団員の死者、行方不明者は281名、民生委員の死者、行方不明者は56名に上るなど、多数の支援者も犠牲となりました。こうした教訓を踏まえ、平成25年の災害対策基本法の改正において、避難行動要支援者名簿を活用した実効性のある避難支援がなされるよう、名簿の作成が義務づけられました。行政からの町民、各自治会への指示体系や、現在の名簿登録者数を含む作成状況、さらには、個別支援計画の作成状況と活用状況についてお示しください。2点目であります。中心市街地活性化への支援に対する進捗状況についてお尋ねいたします。中心市街地活性化事業に対して、平成27年第3回定例会において一般質問をさせていただきました。この事業は、商店街の活性化のみならず、美幌町の未来を左右する大事な事業になるものであります。あれから3年が経過した現在、具体的な動きが示されておりませんが、どのような状況にあるのか、今後の方向性を含めてお示しください。二つ目であります。店舗リフォーム促進支援事業、起業家支援事業補助の拡大についてであります。現在、観光まちづくり協議会で積極的に取り組んでいます各種イベントも、ヨガを通して健康と美容のまちづくりや、美幌峠の雲海、星空観察等幅広く展開をしています。以前の通過型観光からの脱却を図る基礎固めが着々と進んでいるように思われます。新規の宿泊施設の誘致も大事でありますが、既存宿泊施設のリニューアルも急務と感じます。通常の商業店舗に比べ、施設整備に多額の投資が必要とされる施設に対して、店舗リフォーム補助金の上限額の引き上げを実施し、観光事業対策に拍車をかけてはと考えます。さらには、空き家対策の一つとして、民泊に利用可能な物件にも同様の施策をと考えます。町長のお考えをお示しください。以上です。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
稲垣議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。初めに、防災対策の充実、強化策についてでありますが、1点目の備品の整備や訓練による防災意識の向上、対策の強化についてであります。今回の停電において、影響のある施設を所管する職員は発災後直ちに、その他の全職員は午前7時の招集指示により登庁したことから、職員の初動対応につきましては、防災計画に基づく行動がとられたものと考えております。備品の整備につきましては、停電時の電源確保用として、発電機を備品計画に基づき整備を図ったことにより、一定の対応ができたところであります。各家庭に配布いたしました非常用持出備品で不足をした備品については、各家庭において整備をいただくようPRを図ってまいりたいと考えております。一方で災害の詳細、電力の復旧状況、物流状況などの情報収集に努めておりましたが、詳細不明や検討中といったものが多く、正確な情報を提供することが困難な状況でありました。しかしながら、災害時において安全な行動や、正確な情報発信は不可欠なものでありますので、一層の情報収集を図るとともに、効果的な発信伝達方法について検討を進めていきたいと考えております。また、今回の停電事案は自助、共助が重要となるものであったと認識しておりますので、それらの啓蒙啓発を一層充実していきたいと考えております。2点目の災害時における避難者支援体制の強化についてでありますが、現在、75歳以上の高齢者等の方を対象とし、2,247名の名簿登録、894名の個別支援計画を作成しております。支援を受ける側と支援する側が、転出、死亡、施設入所などの諸事情により支援を不要とした場合には、計画書の削除を行うなどの整理を行っております。なお、両者とも生活環境が日々変化していることから、支援計画については定期的に見直す必要がありますが、取り組みにあたっては、特に、自治会の全面的な協力が必要であります。今後、検証を含めた中で、美幌版個別支援計画書の整備に向け、引き続き作業を進めていきたいと考えております。次に、中心市街地活性化事業について。中心市街地活性化への支援に対する進捗状況についてでありますが、中心市街地活性化施設整備に係る調査、検討につきましては、平成27年度から商工会議所との協議を8回、それと並行して庁内における検討会議を8回開催し、スピード感を持って進めてきたところであります。検討内容としましては、にぎわいの駅構想などを今後の商店街の活性化にどうつなげていくのか、また、まちづくりにおける中心市街地の役割について、具体的な案をもとにその必要性や課題の整理などを行ってきましたが、施設を整備する上において最も重要であるコンセプトの構築や必要となる機能などを、連合商店会を交えた商工会議所の中で再度時間をかけて精査していく必要があるとの結論に至ったところであります。この結論に対し、町としましては、商工会議所や連合商店会と意見交換を行い、まずはソフト事業の推進が重要との判断から、北1商店街のコミュニティースペースの設置に対する支援や、今後、商店街を担っていかれる若者を対象に、先進地への視察や、先進地から講師を招いてのセミナーの開催などに継続して支援しており、これらの事業を通して商店街において新たなイベントなどの取り組みにつなげていただき、それらの活動の中から、整備しようとする施設にどのような機能が必要なのかを導き出していけるよう進めているところであります。中心市街地活性化の促進は、本町にとりましても重要かつ喫緊の課題であると認識しているところであり、空き店舗活用事業、店舗リフォーム促進支援事業、プレミアム商品券発行事業など既存事業を継続しながら、今後も商工会議所を初めとした関係団体と連携を図り、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。次に、2点目の店舗リフォーム促進支援事業、起業家支援事業補助の拡大についてでありますが、宿泊施設の誘致につきましては、第6期美幌町総合計画の施策に掲げられ、美幌町観光革新戦略ビジョンにおいても、宿泊施設が少ないことが課題として、滞留型及び滞在型観光の推進の基本方針のもと、宿泊施設の誘致を目標に掲げているところであります。御質問の既存宿泊施設のリニューアルに対する店舗リフォーム補助金の上限額の引き上げについてでありますが、現在の制度の中においても、宿泊施設の改修に対しては補助金の対象となっているところですが、大規模な改修については想定していないため、そのあり方や現行制度との整合性について、今後、調査研究をしてまいりたいと考えております。また、空き家対策の一つとして、民泊に利用可能な物件にも同様の施策をについてですが、空き家に対する民泊への活用については、本年6月に美幌商工会議所において立ち上げた美幌シェアリングエコノミー検討委員会でその可能性について調査検討を行うこととなっており、本町としてもこの委員会に参画をしているところであります。また、本町では、平成30年8月に美幌町空家等対策協議会を設置し、今後、美幌町空家等対策計画を策定することとしております。この美幌町空家等対策計画においては、空き家等の発生抑制、空き家等の利活用、管理不全な空き家等の解消の大きく3つのカテゴリーでの対策を推進することを想定していることから、空き家等の利活用の分野において、民泊施設への考え方についても、空家等対策協議会委員の意見をいただきながら整理を行うとともに、町としての今後の対応について検討してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いをいたしたいと思います。以上、答弁させていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。
質問 5番 稲垣淳一
まだなかなか災害の傷も癒されない地域も大いにあるとは思いますが、美幌町におきましては、停電が2日以上続いた地域もあるように思いますけれども、大体が復旧しています。また、ガス、水道等については、そう大きな事故もなかったということで、町民の皆さんも比較的穏やかに何とかしのいでいたというふうに、私個人思っておりますが、昨日の行政報告を含めまして、今回の停電における、災害等々の対応について、るる質問がされているところでありますが、私としては今回、情報の発信の仕方、備品、備蓄のあり方について、改めて再質問をさせていただこうと思います。美幌町が町民の皆様に、今回の災害に対する災害の状況だとか、今後の見通しだとか、特にお店の状況ですとか、燃料でもかなり渋滞が起きたというふうにも聞いておりますし、私の家族もそういうふうに経験をしておるところでありますが、そういう情報の収集の仕方、命令系統、情報の発信の仕方については、どのような指示系統等々で動いていたのでしょうか、お尋ねいたします。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
今御質問のあった、今回の停電の中でさまざまな情報収集については、相当苦慮したところがございます。まず、停電の復旧状況につきましては、逐一北電のほうに電話等で問い合わせをしたところ、なかなか電話がつながらないという状況の中で、協定に基づいて、北電のほうからは停電の状況については、報告がありましたけれども、復旧については、そのたび見込みが立っていないというような状況の中で、いつごろを復旧が見込めるのかという具体的な日時等については、なかなか北電のほうから情報として入ってこなかったというところが、電気の復旧関係では1点、そういったことからいけば、正確な情報を町民の皆様にお伝えすることができなかったというところもございます。それから、物流等につきましては、それぞれ各大型店舗等、コンビニを含めて、物流の動き方について確認をしたところでございますけれども、6日の情報としては今検討中ということで、どういう状態で商店が再開をできるかという情報もなかなか得られなかったというのが現実でございます。そういった中で、それぞれ正確な情報を町民の方々にどのように発信するかということについては、停電になると情報発信の手段の多くが遮断されるという状況の中から、今回については、とりあえずは、広報車による広報の中で、正確な状況と、この時点で、今後こういう復旧が図られますという情報発信ができなかったものですから、何か困ったことがあれば、役場のほうにお問い合わせくださいという広報をさせていただいたわけでございますけれども、逆に、町民の方がその広報を聞いて、どう思ったのかというところも1点整理をしなければいけないだろうというふうに思っております。いずれにしても、情報発信につきましては、正確な情報をタイムリーに提供していくことが重要であろうと考えておりますので、まずは、情報の収集のあり方の再確認と、それから停電時におけます情報発信の方法、それから、伝達の方法等々については、今回の停電の中では大きな課題として残っているというところで、再検証を図っていく必要があるというふうに考えているところでございます。
質問 5番 稲垣淳一
震災があけて、まだ間もないという状況の中では、なかなか検証は難しいという思いもありますが、私があえてこの短い間の中で一般質問をさせていただく理由は、またいつ何どき起こるかもわからないという状況の中で、余り悠長なことも言ってられないだろうという思いがありまして、今回の一般質問に取り上げたわけですが、改めて、北電への問い合わせは理解しますが、物流関係、コンビニとか、どういう情報収集の仕方をしたのでしょうか。電話で確認したのか、それとも職員が皆さん一軒一軒回って、具体的にどういう状況なのかということを確認されたのか、ということをお尋ねいたします。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
大型店舗を含めて、店舗が開いていないという状況の中だったものですから、それぞれの店舗等に電話で確認をさせていただいたところでございます。
質問 5番 稲垣淳一
その回数は、1日何回ぐらいでしょうか。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
正確な回数はわかりませんけれども、情報といいますか、動きがあるような中では、その都度確認をさせていただいたので、数回にわたって各店舗に確認をさせていただいておりますが、大きく状況が変わっているというのは停電をしてるということで、運送会社の方が車を走らせないということがあって、ものがなかなか動かないという状況がしばらく続いていたというところでございます。
質問 5番 稲垣淳一
広報車、毎度いろいろと聞き取りづらいだとか、何を言っているかわからないということをよく指摘されるのですが、何台体制で動いていたのでしょうか。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
今回、1番最初は7時半です。災害対策本部を立ち上げた後の7時半に、町内5地区に分けて、5班体制で広報活動を行いました。
質問 5番 稲垣淳一
5地区ですから、うまく回ったのかどうかはわからないですが、雨とか風とかで、窓は開放されていないお宅も多い中で、何か音が聞こえるけれども外に出て見たら行ってしまったとか、わからなかったという話が毎度のこと聞かれるかと思います。私たち議員も、4年に一度そういう広報車といいますか、車に乗って走り回ることがあるわけですが、皆さんに聞いてもらわないと通じないというのは、これはどんなことに際しても一緒なのですが、やはり思いとしては発信したい思いがあれば、5分おきがいいのか、500メートルおきがいいのか、その辺は検証しなくてはならないのでしょうけれども、やはり立ちどまって、そこで皆さんに聞いてもらうという余裕を持った広報活動が必要なのではないのかと思うのです。ただしゃべりながら行ってしまったら、風の関係だとか、今は高気密の家も多いわけですから、なかなか聞き取れないです。本当に聞いてほしいという思いで回っていただきたいなというのが正直な思いです。まして、耳の遠い方とかいろんな方もいらっしゃる中で、大変でしょうけども、各エリア、地区に分けて、広報活動していただきたいです。走り回るだけでは、絶対にこれは伝わらないと、再三言われている話なので、その辺は改めて検証していただいて、取り組んでいただきたいと思います。やはり、緊急性を要することなので、電源がままならないという状況の中ですから、その辺は検証していただきたいということと、また、町のホームページ、フェイスブック、いろんな災害状況について発信されていたかと思います。私の家の場合を限って言えば、どうしてもパソコンが使えないものですから、スマートフォンでの情報収集になってしまったのですが、そこで、美幌町の公式フェイスブックというものがありまして、これが、9月6日の7時37分から9月10日の11時36分まで9回に分けて発信されておりました。その内容は、9月6日7時37分、廃棄物処理場へのごみ持ち込み中止のお知らせ、これが最初の案内でした。同日9時11分に、「道内で発生した地震の影響により、現在、北海道全域で停電になっています。現時点では復旧の見通しが立っていませんので、何か不明な点がございましたら、美幌町役場までお問い合わせください。また、地震の影響により、今後美幌町内で断水となる見込みはありませんので、冷静な御対応をお願いします」と、こういう内容でありました。断水の心配はないというこの一言が、非常に私どもが大きく安心をした部分であります。しかしながら、停電の復旧がいつ行われるのかという部分については、これは今ほど部長もお話ししていたように、なかなか情報が錯綜していました。同じく10時36分、美幌ふるさと祭りが中止すると、3時22分には、あした9月7日は、小中学校臨時休校します。また、同日5時半には、ごみ収集と廃棄物処理場への持ち込みについての御案内がありました。この日はこれで終わったのです。9月7日、翌日1時40分になりますが、昨日発生した地震に伴う停電の影響により、町民会館で開催予定のイベントについての中止の連絡、同じく9月7日の15時1分、9月8日、9日のごみ収集と廃棄物処理場のお知らせがありました。9月7日は、この2点です。9月8日11時2分、廃棄物の持ち込みについての御案内、4時から5時までに延びましたという内容でした。9月10日の11時30分には節電のお願いと、以上9件のフェイスブックの発信があったのですが、ごみ収集がこれだけ大事だったという判断で、こういう発信をされたということで理解してよろしいでしょうか。
答弁 民生部長 高崎利明(民生部長は2019年6月まで)
今回のごみにつきましての情報発信は、ごみの搬出、一般ごみとか、資源ごみ、廃棄物がありましたので、町民生活に影響する部分で、ごみの収集、問い合わせ等もその都度ある部分がありましたので、発信をさせていただいたところでございます。
質問 5番 稲垣淳一
町長が、このフェイスブックをごらんになっていたかどうかは知りませんけども、この2日間、3日間にわたって、この9件の発信内容、もちろんホームページで補完しているのか、フェイスブックが補完なのか、広報車がメーンだからこれで良かったのだろうかとか、いろんな思いがあると思うのですが、発信内容については、町長の感想はいかがでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
今質問があったように、ごみの搬出についてのフェイスブックの発信が多かったのではないかなと、そんな思いをしております。最初の9月6日、この時には、ごみだとか、断水の関係、ふるさと祭りが中止であるとか、あるいは臨時休校と、これは、最大限に情報収集した結果で、最初にお話しました物流だとか、北電の関係だとかは情報がないので、そういうことがフェイスブックにも載せられなかったのではないかという思いを今しております。以上でございます。
質問 5番 稲垣淳一
それでは、電話で問い合わせがたくさんあったかと思うのですが、何件ぐらい、どのような問い合わせが多かったのでしょうか。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
件数は覚えておりませんけれども、問い合わせで多かったのは、まず、電気の復旧についての問い合わせで、北海道電力北見支店に問い合わせをしてもなかなか電話がつながらないということから、役場のほうに多くの問い合わせをいただいたということが、1番多い問い合わせの内容でございます。
質問 5番 稲垣淳一
このように現場が混乱している中で、大変な思いもわかるのですが、やはりそれ以上に、我々日々の暮らしを行う者も、もちろん災害ですので自分たちの身は自分たちで守る、これはもう最低限やらなければならないことですし、何でもかんでも行政におんぶにだっこということは、私も思っておりませんけども、ただ、やはり先ほど部長がおっしゃっていますように、正確な情報を流すということが、我々の安心感につながる。これは、皆さん共通の認識であるかと思います。そこで、現在、正しい間違いがないというものを聞いてから発信しているようでは、これまた、我々情報困窮者といいますか、情報に対して、フェイスブックもホームページも確認できない人間にとっては、一体どう暮らしていったらいいのかとなります。ある方は、近所に身内だとかがいれば、いろんな手助けを受けたという方ももちろんいらっしゃいますが、中には、いろんな障がいがある方とか、ひとり暮らしだとかいう方に対しては、日ごろのコミュニケーションを持ってないと、本当に困る話でありまして、最悪のことも考えられるという状況を、一時誰しもが思ったかもしれません。そんな中で、やはり、その情報の発信、広報がいかに大事かということを、このたびの停電で、私たちも身につまされた思いをしているところであります。我々も、自治会等々でどういう工夫ができるのかということを考えた中で、やはり、知り得る情報を一つでも多く出してほしい。今回も、SNS等でデマが大変流れたわけです。断水するかもしれない、電気がとまればポンプが動かせない、それに伴って、水がとまる、正直、私のうちも家族から水がとまるかもしれないので、風呂に水をためておくようにと、そういう連絡があったりとか、最悪、断水にならなければ、それはそれでいい話だし、また、いろいろと水は使えるわけですから、多少のことは首をかしげながらも、対応した経緯がありましたけども、今回、建設水道部の皆さんの御尽力で、水がとまることもなく、本当にこれは、町民こぞって安心して、停電の中、安心して暮らせた大きな要因だったのかなというふうには感じております。情報発信については、改めて精査していただいてお願いしたいという部分と、フェイスブックとかホームページだけでは情報を取りに行けないという部分もあるのですが、ただ、スマートフォンを使っていらっしゃる、携帯電話等々で情報をとれる方に関しては、自分が得た情報は、隣近所のコミュニケーションをもって、発信していただけるように、また、これは自分たちの反省も含めて、自治会等々できちんと動かなくてはならないところなのだろうなというのは、思いとしてはあります。そこで、方法論の中で、フェイスブックとかツイッター、いろいろな手法があるのですが、調べていく中で、熊本市、先般、地震災害に遭った地域ですけども、ラインという無料情報通信アプリがあるのですが、会社との契約になっているようなのですけども、セグメント別に発信する、要は絞り込み情報です。このことは、私も今回の災害にかかわらず、いろんな場面で一般質問をさせていただいているところなのですが、町民が今困っていることは何か、例えば、子育て支援の問題なのか、ごみ処理の問題なのか、学校が臨時休校の問題なのか、いろんな分野で、皆さんそれぞれ欲しがっている情報はさまざまあると思います。それを、会員登録するときに、例えば、私は50代の男性で、ふだんは飲食店の情報が欲しいだとか、介護の相談がしたいのでそういう情報が欲しいだとか、そういう情報を細分化したものを取り込むということが、今、一般ユーザーといいますか、お客さんは求めている。そういうことを絞り込み化して、発信できるという仕組みを熊本市は取り込んでいるのです。それによって、熊本市で、現在1万8,000人を超えるフォロワーといいますか、利用者がいて、利用されているということです。日本の人口の7割強をカバーするというラインですので、美幌町でもきっと、ここにいらっしゃる大勢の方が利用されているツールだと思いますので、ぜひ、多少の経費がかかるようではありますけども、いかに素早く、必要な情報を町民の皆さん届けるかということを、いち早く検証していただいて、取り組んでいただく努力をしていただきたいと、そのように思っております。今回のラインの取り組みについてはいかがお考えでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
今回の停電で、1番の反省点といいますか、教訓といいますか、それがやはり、情報収集をどうするか、その情報収集に基づいて情報伝達をどうするかというところが1番反省点でもあり、今後の課題ではないかと思っております。また、今、いろいろお話がありましたように、ホームページを見たり、SNSを見たり、フェイスブックを見たりというようなこともありますけれども、これはやや若い方が中心だと思いますので、お年寄りとか、あるいは、単身の高齢者の方含めてどうするかという問題は、我が町において今1番頼りになるのは広報車なのですけれども、これもスピーカーの向きによって、全く聞こえなかったり、正面と後ろだけだと横はほとんど聞こえない状態になると思いますので、あと、住宅の密閉性も今は非常に高くなっていますので、これらのことをどういうふうに改善していくかということを考えていかなければ、本当に伝えたい情報が伝わらないということになって、そのことで不幸な結果を招かないようにしたいという、そんな思いでおります。例えば、四つ角ごとに車をとめて、セットカーによる情報を発信するだとか、いろんな方法があると思いますので、それらについても、今後早急に検討してまいりたいと、そのように思っております。
質問 5番 稲垣淳一
2点目の災害時における避難者支援体制についてでありますが、答弁によりますと、名簿等々については作成中ということもあります。申しわけないです。最後に、先ほどの件で、備品の関係で一つだけお尋ねいたします。各家庭に配布していました非常用持出備品についてでありますが、不足している備品については、各家庭において整備をいただきたいというふうなことであります。ことしも500セットを160万円ほど予算をつけているわけですが、500セットというと、大体配り終えて、例えば、新しく転入された方だとか、いろんな方への補完の数字なのかと思ってはいるのですが、今回、いろいろと備品の中で、役場の行政の思いとしては、こういう備品はあくまでも参考になるもので、これを一つのきっかけとして、各自でいろいろと防災対策をしてほしいという思いで配っているというふうに理解はしているのですが、ただ、いかんせん、やはりもらったからこれでもう大丈夫という方は全部ではないと思うのですが、初めて開いた、初めて使ってみたという方が、残念ながら多くいらっしゃいます。私もメールだとか、聞き取りで五、六十件のお話を聞いたのですが、大半が、中の充電器をいいものがあったと思ったけれど、なかなか使いこなせない。こなせないのか、機器に不具合が多かったのか、その辺について、ほとんどの方のお話の中であったのですが、それについて、何か聞き及んでいる事はあるでしょうか。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
特に、照明とラジオのついた充電器については、ガラケーしか充電ができないということもあって、用途としては厳しいものがある、あるいは、きちんと充電がされない、いくら1分間に何十回ということで書いてありますけれども、それをやってもなかなか充電されないということで、使えないという御意見も多くいただいているところでございます。ただ、そういったことも含めて、それぞれの家庭で必要なものについては、今回の教訓も含めて、家庭の中でそろえていただきたいというふうに思っていますし、そういった内容について、全戸が停電をするという想定も正直していなかったのが現実でございますので、それらの教訓も踏まえて、きちんとした各家庭の備品、防災の備蓄計画の中でも家庭の中で備えてほしい備品を書いておりますので、それもあわせて周知、PRを図っていきたいというふうに考えてございます。
質問 5番 稲垣淳一
不具合なのか、商品の検品が悪いのかわかりませんけども、余りにもたくさんの方から使えないという言葉をいただいていますので、これはやはり、改めて備品の調達をする際は、きちんと業者さんと検討して、使えるものを入れていただきたいということを強く思います。2点目の避難者支援体制でありますが、やはり、障がいを持つ方、または高齢者の方、いろいろと自由に身動きがとれない方等々いらっしゃいますが、そういう方たちの支援については、緊急を要するものです。天災は忘れたころにやってくるとはよく言いますけども、我々も、そういう方が家族に、身内にいる場合、どういう手助けができるのか、また、自治会としてもどういうサポートができるのかというふうに思っています。名簿とかをつくるのは、あくまでも手段でありまして、実際、その方たちを助けられるのは、元気で生き残っているといいますか、動ける人たちの努力によるものと思いますので、ぜひ、そういう支援の名簿があって、民生委員の方だとか、いろんな方々にそういう情報がまわっていると思うのですが、その辺については、現在の美幌町はどうなっているのでしょうか。
答弁 民生部長 高崎利明(民生部長は2019年6月まで)
今お話のありました、身体の不自由な方、寝たきりの方等のことだと思いますけれども、答弁書にありますとおり、個別支援計画書というものをつくっておりまして、今894名の方が名簿に登録されておりますが、要支援者、その支援をする人を自治会の協力を得て、要配慮者に対する支援の実効性を高めるために、個別支援計画というものを定めておりますので、具体的に、実効性は、一応災害等によって、避難とか行動について異なる部分がありますけれども、この部分については、今後、また検討していきたいと思っておりますが、個別支援計画を出している人には、早目の避難情報等を出して、早期に避難できる体制を整えているところでございますので、御理解願いたいと思います。
質問 5番 稲垣淳一
いろんな支援体制をしていく中で、ことしも防災士の資格を取るという話で予算もついておりましたが、この防災士、そういう方たちが身近にいて、我々が日ごろいろんな知識や、考え方をいただけるのではないのかと思います。ですから、そういう方たちを各エリアといいますか、わかりやすく、1人でも多く育てていかなくてはならないのかなというふうに思っています。その中で、この防災士は、職員が取得しているというふうにありましたけども、この職員という言い回しというか、肩書は、美幌町職員、例えば、消防署の職員だとかも含めてというふうに考えてよろしいでしょうか。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
職員の中で防災士の資格を取得しているのが現在11名おります。これには消防職員は入っていません。役場の職員として、防災士の資格を取得している者が、11名ではなく、9名です。現在9名いるところでございます。消防のほうはわかりません。町で押さえているのは、行政職員ということで9名おります。
質問 5番 稲垣淳一
防災体制を、今後いろんな方たちに、いろんな場面で知らしめるという意味で、消防のことはここであれこれ言う場面ではないのかもしれませんが、防災士という、そういう地域に根ざした人たちに資格を持っている人たちが1人でも多くいるということは、大変心強いことなので、今後、消防署の職員だとか、消防団員だとか、常にそういうことにかかわっている皆さんに一人でも多くとってもらえるような施策を希望します。続いて、中心市街地の活性化事業について、質問をかえさせていただきます。平成27年第3回定例会で初めての一般質問でありましたが、中心市街地活性化事業についてお話をさせていただきました。商工会議所、連合商店会等々で連携をとって進めていくということでした。これは、土谷町長の政治公約の中にも、中心市街地の活性化に取り組むということで明言されております。今回、答弁書を見るにつき、その具体的な必要性、課題の整理などを行ってきたけれども、コンセプトの構築、必要となる機能、これらをさらに連合商店会や商工会議所を交えて、再度時間をかけて精査していく必要があるというお答えであります。私、3年前当時、経済建設常任委員会のほうに在籍をしておりましたので、にぎわいの駅構想等々でいろいろとお話をさせていただいた経緯があるのですが、改めてお尋ねいたしますが、にぎわいの駅構想というのは、今現在まだまだ精査している段階というふうに理解してよろしいでしょうか。
答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)
ただいまのお尋ねでございますが、この関係は1点目の答弁のほうにもありますけれども、このエリアにどんな機能を持たせるか、こういったことでコンセプトの構築、必要となる機能等について、連合商店会を交えた商工会議所のほうで一旦持ち帰って検討するという段階にあります。よろしくお願いします。
質問 5番 稲垣淳一
連合商店会、商工会議所で、そういうコンセプトをきちんとつくって、そこで、町と協議をして、次に進んでいくという手法をとっているということで、今現在は、商店会や、商工会議所から思うようなプランが上がってきていないから、今はとまっているという理解でよろしいでしょうか。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
地元商業者が非常に重要な役割を果たしていただくということもあります。それを踏まえて、まずはソフト事業の推進が重要であると、ここは町も商工会議所も合致しているところでございます。その上で、できることからまず始めていって、ソフト施策を推進していく中で、商店街のにぎわいをどう取り戻すかということについてPRを進めていくということで、現在行っている状況であります。
質問 5番 稲垣淳一
小さな簡単に動くような事業ではないのはもちろん理解しているのですが、改めて、町長としては、中心市街地活性化事業に期待するものとしては、どういうものを持っていらっしゃるでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
それぞれ、連合商店会、あるいは会議所と8回会議をやりまして、内部でも8回いろいろやってきたという状況であります。そのような中で、今とまっているという状況でありますけれども、今、高規格道路が美幌バイパスという形で高野と女満別空港の間ができ上がっております。そして、私どもが、今1番大きな課題として取り組んでいるのが、高野と川向、川東で、あそこをどうやって結んでいただけるかということで、こちらのほうは、アンケート調査を2回と北海道の小委員会が2回開かれております。3回目がいつ行われるかによって、それ以降の事業展開がどうできるかというところが、非常に大きくなってきますので、今、3回目の小委員会をなるべく早くやってほしいという要望をしているところでありますけれども、これがつながると、どうやってブレーキをかって、この町に来ていただけるかというところがポイントになると思います。そういった意味で、私は道路と中心市街地というのは一体となった考え方をしないとなかなか難しいのではないか、中心市街地だけを考えていたら、もうちょっと時間をかけてもいいのかもしれませんけれども、道路との関係を考えると、やはり、つながると十勝方面から皆さんやってくるわけです。その中で、いかにブレーキをかけて、この街の中に来ていただけるかということが勝負になると思いますので、そんな中、施設にしても、コンセプトの必要性をはっきりさせないと建てるにしても合意が得られないというようなことも含めて、後から大変な思いをするというようなことになると思いますので、そういった意味からも、私は大いに期待しているのですけれども、まだ動きが足りないということでありますけれども、今言った道路の関係も含めて、これからPRをしっかりしていかなければいけないのではという思いでおります。
質問 5番 稲垣淳一
移動においては道路の整備というのは、非常に大切なものですし、ありがたく、本当にいち早く目的地に行けるということは、私もいろんな経験はしてますけども、ただ、行きやすいということは通り抜けしやすいという、昔から言われています通過型により拍車をかけるのではないか、決して、道路をつくるなという話ではありませんけども、そこで、そういう思いは、思いとしては十分理解はいたしますが、やはり、商店街、または、商工会議所の考えと行政との考え方が合致しないから立ちどまっているというふうに、単純に理解しているわけです。逆に、今町長がおっしゃった話が、会議所や商店会のほうに投げかけられて、これについてもどう思うのだと、そういうキャッチボールをしているという理解でよろしいでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
今は残念ながら、そこまでいっていません。今、ソフト関係を主にやっているということであります。私が、なぜ中心市街地にこだわるかというと、今までも、過去もそうであったのですけれども、大量の投資をして、例えば、街路の整備であるとか、そういうことを十分やってきたつもりでおりますので、そうした先行投資がかなりあるということも含めて、やはり町の顔である中心市街地をしっかり守っていかなければいけないのではないかと、そんな思いでいます。
質問 5番 稲垣淳一
残り時間も余りないので、次に行きますけども、店舗リフォーム促進支援事業、起業家支援事業拡大ですが、ホテル誘致、本当に喉から手が出るほどホテルも欲しい大きな施設でありますが、ハードルの高い話も夢を語るために大事なのですが、身近なところで、既存の宿泊施設、ここにもっと泊りやすい、観光客が気楽に気軽に立ち寄れるそんな宿泊施設が必要かと思います。やはり今、観光客の行動パターンとしては、もちろん高級なリゾートホテルに泊まるのももちろんあるでしょう。そしてまた、グランピングですか、今、町のフェイスブックでもにぎわっていますけども、そういう取り組みも必要でしょう。でも、やはり、屋根と壁があって、布団もあってというようなことも、重要な施設かと思います。そんな中で、現状の宿泊施設の皆さんが、なかなか次の拡大に踏み込めないのは、やはり資金の問題があろうかと思います。こういう資金のさらなる補助金の拡大をお願いしたいという部分を耳にしておりますので、改めて質問させていただきました。そして、今回、特に空家対策の協議会が立ち上がったところで、答えがまだ出ないのは重々承知していますが、空き家対策、今言った宿泊も含めて、民泊活用、もちろん民泊にもいろんな縛りがありますので、いつでもウエルカムという話ではないかもしれませんが、町を少しでも交流人口でにぎわすためには、空家対策の使えるものを有効に使うというとこで、いち早く結論を出して、動いていただきたいそんな思いを強くしているところであります。特に、空き家の民泊利用、この辺についてはどのように考えているのか、改めてお尋ねいたします。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
今、空き家の対策協議会を設置いたしまして、これから本格的に詳細な対策についての協議を開始するという段階でございますけれども、有効な空き家についての活用手段の方法として、一つの手法だというふうに考えてございます。ただ、住宅宿泊事業を行うために必要な設備ですとか、あるいは、届出等々含めていろいろな規制もございますので、それらのことも図りながら、果たして住宅宿泊事業、俗に言う民泊が、美幌町にとってどの程度の範囲で、どういった形で取り組まれることが想定できるのかも含めて、この対策協議会の中で検討を図ってまいりたいというふうに考えてございます。