みんなの議会

美幌町議会 平成30年第5回定例会 2018年6月19日

3項目3点について

2018年6月19日、美幌町議会の一般質問で、新鞍峯雄議員が「3項目3点について」質問し、町長 土谷耕治、総務部長 広島学、政策主幹 小室秀隆、教育長 平野浩司、教育部長 田村圭一、まちづくり主幹 田中三智雄が答弁しました。

質問者
新鞍峯雄 議員
答弁者
町長 土谷耕治、総務部長 広島学、政策主幹 小室秀隆、教育長 平野浩司、教育部長 田村圭一、まちづくり主幹 田中三智雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 新鞍峯雄

私は、さきに通告いたしております、3項目3点について質問をさせていただきます。まず1点目でございますけれども、ふるさと住民票の制度導入について。ふるさと住民票の制度導入に対する考え方について。今の社会において、住民と自治体とのかかわりは多様化しています。仕事などで、一つの家族が複数の自治体に居住する必要がある人、故郷に愛着を持ちながらも離れた都市で暮らす人、親の介護のため複数の自治体を行き来する人、災害のため、元の居住地を離れ、長期の避難生活をしなければならない人など、さまざまなケースがあります。一つの自治体に住民登録し、税金を払い、行政サービスを受けるという単線的関係は、こうした社会の変化に対応できなくなっています。これからは、多様な背景を持つ人たちと自治体の柔軟で複線的な関係をつくることが不可欠と考え、そのつながりを確かなものにするのがふるさと住民票であります。これは、法律に基づく住民登録をしている人以外で、さまざまな理由からその自治体にかかわりを持ちたいと考える人に、正規の住民票とは別のふるさと住民票を発行し、まちづくりへの参加の機会や、公共施設の住民料金での利用、町内の伝統行事、イベントの紹介や案内などの必要なサービスを提供する制度であります。法律に基づかず、自治体が任意に発行する二重住民票で、多様な人たちと自治体とのつながりを確かなものにする狙いがあります。ふるさと住民票の制度導入について、町長の考えをお伺いします。2点目は、図書館の改築と設置場所について。図書館の改築と設置場所に対する考えについてでありますけども、現在の図書館は、昭和54年3月から利用されて約40年を経過しており、老朽化、狭隘化が著しく、各団体の活動スペースや駐車場のスペースも少なく、利用者に不便をかけているのが現状であります。平成28年度に策定した美幌町公共施設等総合管理計画では、今後10年に更新等を検討するとあります。平成33年に供用開始予定の新庁舎との複合化の意見もありましたが、本来の図書館機能と利便性の低下を招くことが予想されることから、断念をしたところであります。改築予定の図書館の規模としては、来館者がゆとりのある空間を感じながら、読書ができる施設として、また、設置場所については、建物の面積と駐車スペースが十分に確保される市街地内で、新庁舎からも余り離れていない場所がよいと考えます。新しい図書館の改築に向けての計画と設置場所について、町長の考えをお伺いします。3点目でございます。公共施設で不要になった備品類について。公共施設で不要になった備品類に対する考えについてであります。現在、改築中の町民会館は本年9月1日から供用開始され、平成33年度には、役場庁舎、消防庁舎が改築されます。これらの公共施設内で、長年使用された長テーブル、パイプ椅子などの備品類についてでありますが、中には、まだまだ使用できるものが数多くあると考えます。最近は高齢化社会の中、さまざまな集まりのある場所では、床などに正座することが困難な人がふえてきており、さらには若年層の人も椅子などを使う傾向にあって、長テーブル、パイプ椅子の利用が多くなってきています。このような中、地域における自治会活動の役割は年々高くなってきておりますけども、自治会集会室に、長テーブル、パイプ椅子などが全くない地域もあります。今、各自治会も財政難のところが多く、これらの備品を購入する余裕はありません。公共施設において、長年使われ不要となった備品類を自治会等で利活用する考えはないか、お伺いいたします。以上、最初の質問でございます。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

新鞍議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。初めに、ふるさと住民票の制度導入について。ふるさと住民票の制度導入に対する考え方についてでありますが、現在、全国の自治体において、人口減少対策や地域の活性化を目指す地方創生に取り組んでおりますが、地方から東京圏への転出超過が続いており、東京一極集中の傾向を是正できていないのが現状であります。本町におきましても、地方創生に取り組んでいるところでありますが、地域力の維持、強化を図るためには、地域づくりの担い手の育成、確保が重要な課題の一つとして捉えておりまして、移住、交流施策を通じて積極的に課題解決に取り組む必要があると考えているところであります。このような中、今年度、総務省の関係人口創出事業モデル事業を、北海道と美幌町ほか5市町村との共同で実施する予定となっております。関係人口とは、移住した定住人口でもなく、観光に来た交流人口でもない、地域や地域の住民と多様にかかわる方々のことで、このような地域外の人材が地域づくりの担い手となることを期待しているところであります。この関係人口の方々に対して、地域と継続的につながりを持つ機会を提供していくことが重要であることから、他自治体と共同でのモデル事業に取り組む予定でおりますが、この事業内容の一つとして、各自治体が(仮称)ふるさとサポーター倶楽部を設置し、地域外の方々と継続的にかかわることができる仕組みを構築することとしてしております。御質問のふるさと住民票の制度導入についてですが、ふるさとを住民票制度と(仮称)ふるさとサポーター倶楽部が同じような内容であることから、まずはこの(仮称)ふるさとサポーター倶楽部の設置、運営を行いながら、多様な人たちとのつながりを強めていくとともに、効果検証を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いをしたいと思います。次に、図書館の改築と設置場所について。図書館の改築と設置場所に対する考え方についてでありますが、現在の図書館は、昭和54年3月に新築開設し、建設当時は5万冊を収納できる図書館として、蔵書数も3万冊余りでしたが、現在は、町民ニーズの多種多様化により、蔵書数も14万冊を超え、本館だけでは収蔵できないため、旧美幌中学校などへ分散保管している状況にあります。また、来館者の利用形態の変化により、書架を初め、ブラウジングコーナーや絵本ひろば、2階ギャラリーなど、図書館全体が狭隘になってきていることに加え、図書館自体も老朽化が進んでいる状況から、町民の利用しやすいゆとりのある図書館の施設整備を検討することとして、第6期美幌町総合計画に盛り込まれたところであり、平成28年度策定の美幌町公共施設等総合管理計画において、2026年までに更新等を検討する施設として掲載されたところであります。新しい図書館の改築に向けての計画につきましては、まだ具体的な計画はございませんが、乳幼児から高齢者、体が不自由な方まで、全ての利用者に対応できる機能と、視聴覚資料の提供やデジタル情報への対応など、情報化社会に対応した新たなサービスの提供を可能とする環境整備に加え、幅広い分野の資料と情報を収集し、保存して提供する図書館本来の機能を充実させ、地域住民の要望にこたえる情報発信の拠点となる施設を目指したいと考えております。また、設置場所につきましては、図書館改築計画を検討していく中で、図書館建設用地をどうするのかも含めて、検討していきたいと考えております。次に、公共施設で不要になった備品について。公共施設で不要になった備品類についてでありますが、備品は各公共施設の担当において管理しており、公共施設改築時において、使用できる備品については、改築後においても使用することとしておりますが、さまざまな要因により引き続き使用できない備品類も出てまいります。そのような備品類につきましては、他の公共施設において使用するなど、有効活用を図っているところであります。議員お尋ねの自治会等での利活用につきましては、自治会活動の重要性とその活動環境の整備、自治会の財政状況については十分に認識しているところであり、自治会活動や自治会の財政に支障を来さぬよう配慮してまいりたいと考えてますので、御理解のほどよろしくお願いをいたしたいと思います。以上、御答弁をさせていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。

再質問 3番 新鞍峯雄

それでは、再質問をさせていただきます。まず、ふるさと住民票の制度導入に対する考え方からでありますけども、答弁にもありますけども、(仮称)ふるさとサポーター倶楽部、これは内容的にも、ふるさと住民票制度とは同じでありますけども、この(仮称)ふるさとサポーター倶楽部の導入に至った理由について、簡単にお伺いします。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

これは答弁でも申し上げてございますけれども、関係人口創出事業モデル事業というものの募集がございまして、北海道が主体といいますか、北海道と連携をして美幌町ほか5市町村で実施をするものでございますけれども、これは相対的にさまざまな形で多様な方と地方がどうつながっていくのかということを想定した事業でございます。この事業をやることによって、2地域間居住あるいは移住を含めて、人を呼び込むということがこの事業の大きな目的でございますので、これが町のほうで想定をしております地方創生の中でもマッチした事業であるということで、今回応募させていただいて、事業を実施するということになったところでございます。議員おっしゃるとおり、ふるさと住民票と同じような制度の内容で、多様な方々とどのような連携をできるのかということを主眼に置いた事業でございますので、これらのことを活用しながら、さまざまな方との関係人口をどう築いていくかということについては、この事業の中で検討していきたいというふうに思っていますし、検証もしていきたいというふうに考えているところでございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

総務省の資料を調べましたけども、関係人口創出事業、このモデル事業として採択し、委託調査事業として実施するため提案募集を行い、採択団体として、今部長も言われた美幌町を含む6市町村が決定したわけでありますけども、その提案募集から決定まで、いつごろ提案があったのか、時期と、これまでのプロセスといいますか、内容についてお伺いいたします。

答弁 政策主幹 小室秀隆(政策主幹は2019年3月まで)

ただいまの御質問でございますが、ことしの2月に総務省のほうから北海道のほうに、まず関係人口創出事業モデル事業に関しての調査依頼があったところでございます。その後、オホーツク総合振興局より、本町、全道各地だと思いますけれども、事前調査で実施の意向があるかどうかということがございました。その中で、本町におきましては検討中という回答を行いましたが、その後3月1日付けで、今度は北海道との連携について意向調査があったところでございます。その際、本町におきましては、連携意向ありと回答させていただいたところでございます。その後、3月下旬に北海道から総務省に企画提案書等を提出いたしまして、4月27日付けで採択されたところでございます。なお、この事業につきましては、先ほども申し上げましたが、北海道が代表となって共同提案したもので、美幌町のほか、苫小牧市、長沼町、安平町、奥尻町、占冠村の6市町村による連携となっているところでございます。以上でございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

経過についてはよく理解をいたしました。そこで、答弁の中で関係人口創出事業モデル事業を、答弁にありましたけども北海道と美幌町ほか5市町村との共同で実施するとあるわけですけれども、どのような内容の事業か、また、今後のスケジュールを具体的にお伺いいたします。

答弁 政策主幹 小室秀隆(政策主幹は2019年3月まで)

モデル事業の内容でございますが、まず概要といたしまして、地域につながりのある都市住民に地域独自の歴史、文化など魅力的な地域資源を活用した地域イベントや地域づくり活動に関与し、地域とのつながりを深めてもらうということが第1でございます。また、参加する各地域が先ほどの答弁にもございましたが、(仮称)ふるさとサポーター倶楽部を設置することにより、地域外の方々と継続的にかかわることができる仕組みを構築し、事業終了後も受け入れプログラムの実施や都市部でのPR活動に取り組み、地域の取り組みに参画する新たなサポーターの獲得を図るとともに、サポーター倶楽部会員に継続的に地域の暮らしや仕事の情報を発信するなど、移住促進施策とも連携し、将来的な都市と地域を往来する地域居住や移住の動きにつなげていくこととしているところでございます。美幌町におきましては、まず、ふるさと納税を通じた交流プログラムを実施することを予定しております。このことにより、継続的なかかわりを持つことはもちろんのこと、今後のふるさと納税につながることを意識して実施したいと考えているところでございます。今後のスケジュールでございますが、9月中旬ごろから10月上旬ごろを予定しておりまして、今後、関係機関との協議によりスケジュールのほうは決定してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

内容的には、よく理解したところでございますけども、この関係人口創出事業ですが、私も資料を調べていますと、国の平成30年度の予算が国全体で2億5,000万円というふうにうたっているところでありますけども、この2億5,000万円の予算の内容について、お伺いしたいと思います。どのように使われるのかということです。

答弁 政策主幹 小室秀隆(政策主幹は2019年3月まで)

国の予算の2億5,000万円ということでございますが、本町がかかわるこのモデル事業につきましては、約700万円となっているところでございます。具体的には、まず、物品関係、例えば、事務所の借り上げだとか、北海道のほうが借り上げるということでしょうけども、そういった部分に使うことが想定されております。また、旅費につきましても、例えば、道職員、あるいは関係している今回参加する6市町村の職員の旅費の関係、さらには、事業に参加される方々への補助といたしまして、宿泊費や旅費の補助というものを想定されているところでございます。これからの協議の結果によっては、講師などの報償費も想定されているというところでございます。以上でございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

いろいろとかかる経費は、国といいますか、道で見るということですが、予算がオーバーしたとき、例えば美幌町でこういうモデル事業をやるわけですけれども、予算がオーバーした場合はどうなるのでしょうか。

答弁 政策主幹 小室秀隆(政策主幹は2019年3月まで)

6月の道議会のほうで補正予算を計上されるということで、金額のほうは700万円程度とお聞きしておりますが、その内訳については、今後、本町含めた6市町村と道との協議によって決めていくということになっております。7月の上旬に札幌に出張があるときに打ち合わせをするということになっておりますので、御理解いただきたいと思います。

再質問 3番 新鞍峯雄

ただいまの答弁は理解いたしました。次の質問に移らせていただきます。(仮称)ふるさとサポーター倶楽部の内容について具体的にもう少し御説明をお願いいたします。

答弁 政策主幹 小室秀隆(政策主幹は2019年3月まで)

この(仮称)ふるさとサポーター倶楽部についてでございますが、まず、この事業に参加していただきました都市部の方々にこの倶楽部への会員登録をしていただくこととしております。その会員には、会員証を発行するということが一つでございます。また、その会員の方々には広報誌の送付、イベント情報、町内特産品情報などを発信し、今後のつながりを継続してまいりたいと考えております。また、定期的にイベントや地域づくりの活動の運営企画等に参加してもらうようお願いするということも一つとなっております。さらに、その参加者におきましては、現在の居住地で、SNS等を活用して参加したイベント、あるいは地域づくりの活動の情報発信をしていただくということでございます。あと、地域の関係者が都市部でイベント等を実施する際には、その町のイベント等に参加支援をいただくということとなっております。以上でございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

これまでの答弁にもございますけども、学校関係者とか農業関係者、商工会議所、観光物産協会、それから、美幌町観光まちづくり協議会、経済団体などさまざまなつながりの方が、しっかりと協力していく必要があるのではないかと考えるところでありますけども、この件について、お伺いします。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

今回実施する事業につきましては、先ほど町長から1回目の答弁にもございましたとおり、多様な人とのつながりをどう構築していくかということが中心的な事業でございます。その多様な人の中に、それぞれ農業に興味を持つ方、あるいは、商業に興味を持つ方、いろんな人がいらっしゃるのだろうと思います。そういった人たちのニーズをどう拾っていくか、あるいはそれをどう生かしていくかについては、関係機関、団体との連携が必要だというふうに思っておりますので、そういうようなことについては、関係機関、団体と連携を図り、協議を図りながら進めていきたいと考えてございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

今回の創出事業のスケジュールというのがありますけれども、幾つかのステップを経て、来年の2月には成果報告書を提出することになっているわけでありますけれども、この提出先について、今回はモデル事業ですから、議会に対してはどのように考えておられるか、その点についてお伺いします。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

議会というのは、美幌町議会ということでよろしいでしょうか。事業実施に当たって具体的な事業が、今後6月下旬から道の補正予算を通して事業が確定をされてくるだろうというふうに思います。必要な予算措置については、当然、議会での予算措置が必要ということになるので、補正予算をお願いをするということになろうかと思っていますし、そういった中で、事業内容の具体的な説明等もさせていただくことになろうかというふうに考えてございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

よく理解いたしました。今も申し上げましたけども、このモデル事業の結果というのが2月までの短期間で、スケジュール的にも大変であろうかと思いますけども、それまでにしっかりと効果検証をしていただきたいと思っております。最後に、町長に今回のモデル事業、ふるさとサポーター倶楽部、この事業について、町長の思いをお聞かせいただければと存じます。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

議員が提案された事業と大筋で似ているということでありますので、しっかりとした取り組みで対応していきたいと、そのように思っております。

再質問 3番 新鞍峯雄

町長の思いをしっかりと受け止めたところで、次の質問に移らせていただきます。図書館の改築と設置場所についての考えでありますけれども、現在、新庁舎建設作業が進められている中で、図書館について今回質問をすることになったわけでありますけども、最初の質問でも申し上げておりますが、新庁舎建設におけるさまざまな議論の過程で、新庁舎に図書館をと複合化の意見も出たわけでありますけども、結論として複合化はなくなりましたが、利用者としては気になる点ではないかと考えます。また、答弁の中で、図書館全体が狭隘になってきていることに加え、図書館自体も老朽化が進んでいるとあります。このことは、利用されている多くの方々が何よりも痛切に感じているのではないかと思います。これらのことを踏まえて、町の考え方の概要、あらましを今から示しておく必要があるのではないかと考えたところでありますけども、この点について、改めて町の考えをお伺いします。

答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)

ただいまの御質問の庁舎を建てるときの複合化ということで、結果的には複合化をしないという話で今進めております。当然、図書館を利用いただいている方々にとって見れば、議員御質問の狭隘とか老朽化が進んでいるということで一刻も早くということはあります。ただ、私どもも教育委員会の立場と言うよりも、町全体で何を優先してものを進めるかという話になるわけでありまして、その点においては、今、町全体で庁舎を建てる。それから、消防庁舎を建てる。その前段に、私どもの多目的運動施設もつくっていただくわけでもありますので、そういった中で、全体の優先順位を決めた中で、図書館については、今進めているものがある程度落ち着いた段階で、そのときの財政状況を勘案しながら進めるというような判断をしたところであります。その一方では当然、その時期に向けてどういう形での建て方がいいのかということも含めて、並行して検討するということも進めたいというふうには考えております。

再質問 3番 新鞍峯雄

ただいまの答弁、大変理解いたしたところであります。現在の図書館が、新築開設した当初の蔵書数は3万冊余りで収納力は5万冊であったということです。それから40年が経過して、今は14万冊を超えていると伺っておりますけれども、今後も、若干ではありますが冊数はふえると思いますけれども、現在、数カ所に分散して保管している蔵書について、今から考えるのはどうかと思われるかもしませんが、将来改築する図書館が、分散している蔵書を全て収納する考えであるのかどうか、今の考えをお伺いしたいと思います。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

今現在、14万冊を超える所蔵数になっているところでございますが、改築した図書館につきましても、それらについて所蔵したいというふうに今のところ考えているところでございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

御答弁にもありますけれども、将来できる改築される図書館を、町民が利用しやすいゆとりのある施設にする。これがメインであると思うのです。例えば、収納する蔵書を全部入れるとなると、相当大きな建物になります。これから検討していく段階になると思うのですけれども、例えば、新庁舎が平成33年にできて、経済部、それから農業委員会が入っている建物があく予定であるわけですが、その建物を図書館の分室として使うということは考えられないでしょうか。今からそこまで考える必要はないだろうというふうに思われると思いますけども、改めてお伺いします。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

新庁舎ができた後の別館を図書館の分室として利用できないかという御質問でございますが、今、考えているのは、分室ということではなくて、やはり一体的な施設がいいのではないかというふうに考えております。図書館の改築につきましては、まだ具体的にはなっておりませんが、これから、図書館の規模ですとか、機能を検討していかなければなりませんし、また、その中で図書館用地をどうするのかも含めて検討していきたいと考えているところでございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

図書館建物自体の考え方というのは、ただいま理解したところでございます。今、部長が用地の話をされましたけれども、私は最初の質問で、建物の面積と駐車スペースが十分に確保される市街地内で、新庁舎からも余り離れていないということを述べましたけれども、その離れていない町有地を視野に検討されてはどうかと私は考えるところでありますが、この点についてお伺いいたします。

答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)

今、町の姿勢としては、図書館だけではなく、基本的には用地を購入して新たな施設をつくるという考えは持っていないというふうに詰めております。図書館についても、当然、これから検討する部分においても新たな用地を求めるということは教育委員会としては考えておりません。では、どこが適当かということは、まだ考えておりません。ここですと言うと、またひとり歩きをしてしまう部分もあります。そういうことで、いろんな方に御迷惑をかけることもありますので、これから時間をかけて、いろいろな状況を判断しながら、最終的に、当然、皆様にということは、議員の皆様に御相談するときも含めて、もうしばらくお待ちいただきたいというふうに考えております。

再質問 3番 新鞍峯雄

教育長の考えはよく理解いたしたところでございますけども、例えば、民間の私有地、これは図書館の建設用地として提供といいますか寄附をするという方が申し出があった場合についての考え方についてお伺いします。

答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)

仮にそういう状況に至った場合においては、町長と十分に協議をして、最終的に町長の決断を仰ぎたいというふうに思っております。

再質問 3番 新鞍峯雄

わかりました。今後、平成38年までに計画を実施する予定でいるという考えを受けて、時間は十分にありますけれども、今からいろいろと検討に検討を重ねて、町民の本当に利用しやすい図書館にしていただきたいと、そのように考えております。次の質問に移らせていただきます。3点目の公共施設で不要になった備品類に対する考えということでありますけれども、今回のこの質問は、先月、議会報告会の意見交換会の中で、日の出自治会の方から出た話なのですけれども、町では毎年、各自治会から自治会内の要望事項などをお受けしていると思うのですが、これまでに、自治会から長テーブルとか、パイプ椅子などの要望についてなかったのかどうかお伺いいたします。

答弁 まちづくり主幹 田中三智雄(まちづくり主幹は2020年3月まで)

直近の例でいきますと、去年からことしにかけて、4件ほどそのようなお話がありました。椅子、テーブルについて、公共施設等の部分で、ほかに分配できるものはないかどうかということで、もしあれば提供願えないかというような話はありました。以上です。

再質問 3番 新鞍峯雄

4件あったということでございますが、町からの回答はどのようにされたのかお伺いします。

答弁 まちづくり主幹 田中三智雄(まちづくり主幹は2020年3月まで)

こちらから回答させていただきました内容としましては、町備品の更新等につきましては、使用可能な机、椅子がある場合につきましては、他の公共施設等の利用状況等もございますので、可能な限り補充をしたいと考えておりますので御理解をお願いしたいということで回答させていただいております。4件全部同じ回答をさせていただいております。

再質問 3番 新鞍峯雄

優先順位とかいろいろあるのでしょうけれども、考慮されて、今後、柔軟な対応をしていただきたいと考えております。町では、各自治会の集会室に、いろいろな備品として貸与しているわけでありますけれども、新しい集会室にあっても、古い集会室にはないなど、自治会単位で差があるのではないかと思っております。ことし、東町集会室が改築され、備品として長テーブル、椅子などは新しくなります。高齢社会における時代のニーズ、また、自治会活動の役割、重要性などを十分に考慮して、不公平のないようにと考えるわけでありますけれども、この点についてお伺いします。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

会館等を新設する場合については、必要なテーブル等については町のほうで購入するということで、この間も進めさせていただいているところでございます。ただ、それぞれの自治会の高齢化が進んでいく中で、椅子、テーブルが必要だということも十分理解をしているところでございますけれども、それぞれ自治会活動の中では集会室というのが活動の拠点になっているということも十分理解をしております。財政状況が厳しいということも十分理解をしているところでございます。1回目の答弁でもございましたとおり、今後、公共施設の建てかえがいろいろな形で進んでいくので、その中で、自治会として活用いただけるものについては考慮しながら自治会のほうとも共有させていただきたいというふうに思っていますのでよろしくお願いしたいと思います。

再質問 3番 新鞍峯雄

最後になりますけども、答弁書の最後のほうに自治会活動や自治会の財政に支障を来さぬよう配慮するとございますので、非常に前向きな答弁と受けとめ、私の質問を終わります。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

1回目の町長の答弁のほうでも述べさせてもらったとおり、自治会活動の重要性というのは十分理解をしているところでございますので、自治会活動に支障を来さないように、行政としてもできる範囲での支援について、前向きに考えていきたいというふうに考えております。

出典:美幌町議会 平成30年第5回定例会 2018年6月19日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる