みんなの議会

美幌町議会 平成29年第3回定例会 2017年6月20日

さきに通告いたしました1項目4点について

2017年6月20日、美幌町議会の一般質問で、新鞍峯雄議員が「さきに通告いたしました1項目4点について」質問し、町長 土谷耕治、総務部長 広島学が答弁しました。

質問者
新鞍峯雄 議員
答弁者
町長 土谷耕治、総務部長 広島学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 新鞍峯雄

私は、さきに通告いたしました1項目4点について質問をさせていただきます。石北本線の確保についてでございますけれども、JR北海道は、昨年11月にJR単独では維持困難な10路線13区間の見直しを公表しました。10路線の中には、石北本線(新旭川~網走)も含まれており、これまで経済界や有識者、沿線の関係者が鉄道維持に向け、地域が取り組むべき課題や対策を探っております。管内自治体の首長、議長でつくるオホーツク圏活性化期成会では、5月29日に定期総会が開かれ、路線見直し問題の対応を検討しております石北本線部会の中間報告では、今後の検討テーマとして、次の5点について具体的に議論することを確認しております。1点目は、石北本線の位置づけ。2点目は、国、道、地元自治体、JR北海道の役割。3点目は、地元自治体として行う利用促進などのJR北海道支援策。4点目は、石北本線の現状分析と課題整理。5点目が、国に求める支援。この中で、1点目の石北本線の位置づけ、2点目の地元自治体の役割、3点目の地元自治体として行う利用促進などのJR北海道支援策の3点と、4点目の石北本線と美幌町における地域公共交通との整合性について、町長の考えをお伺いします。以上、1回目の質問でございます。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

新鞍議員の質問にお答えをいたしたいと思います。石北本線の確保についてであります。1点目の石北本線の位置づけについてでありますが、JR北海道が単独では維持困難とした10路線13区間は、全線2,586キロメートルの約半分に相当する1,237キロメートルとなっております。そのうち、石北本線(新旭川~網走)は234キロメートルで、オホーツク管内と旭川、札幌などの道央圏を結ぶ重要な路線であり、観光振興や物流輸送の基幹をなすものであるとともに、地域住民においては、通学や通院など貴重な移動手段として極めて重要な役割を担っております。次に、地元自治体の役割についてでありますが、地域における鉄道の必要性について再認識するとともに、地域交通の確保やあり方、鉄路利用促進及び将来に向けて維持実現可能な方策を検討し、その施策を実施していくべきものと考えております。次に、地元自治体として行う利用促進などのJR北海道支援策についてでありますが、観光施策と連携した鉄道利用の促進や住民による日常的な利用の促進などが考えられますが、現在、石北本線部会の下に担当者レベルの作業部会が設置され、五つの検討テーマ、特に現状分析及び課題整理、利用促進策について検討を進めていく予定であります。今後、部会としては、作業部会での検討内容の報告を受け、協議していくこととなります。本町のみならず、広域的な対応が必要であることから、部会の構成自治体と連携し、具体策を検討していくべきものと考えております。次に、石北本線と美幌町における地域公共交通との整合性についてでありますが、本町の地域公共交通として、バス、乗合タクシー、混乗スクールバスなどにより、町内外の移動手段の確保を図ってきているところでありますが、広域な移動手段として、これらの地域公共交通との連動性や利用者の利便性においてJRが果たすべき役割は非常に大きいものがあると考えており、石北本線と地域公共交通との整合性については、非常な危機感を持っております。以上、答弁をさせていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。

再質問 3番 新鞍峯雄

それでは、再質問をさせていただきます。JR北海道の鉄道見直しが公表されてから7カ月が過ぎました。オホーツク圏活性化期成会では、これまで精力的に議論をされてきております。ただ、鉄路の存廃をめぐるJRとの協議について、当初は自治体財政の懸念などから足踏み状態の時期もありました。しかし今後、議論がどの程度加速されるのか、町長にお伺いしたいと思います。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

先日行われましたオホーツク圏活性化期成会の中でJR問題についても話し合いがされました。その中で、今後についてはJRと協議をしていこうというところまで皆さんの合意を得たという状況になっているところでございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

次回のオホーツク圏活性化期成会の会議の開催はいつごろですか。まだ決まってはおりませんか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

次回はまだ決まっていないということでございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

まだ決まっていないということで了解いたしました。次の質問に移らせていただきます。今後の鉄路の存廃にかかわるJR北海道の鉄道見直し問題に対して、当初、道の動きが遅く、積極性に欠けるのではないかと私は懸念をしていたところであります。先月、5月でありますけれども、高橋知事が初めて宗谷線に乗って利用実態を視察しておりましたが、石北線に関しては、これまで道がどの程度かかわってきておられるのか、町長にお伺いします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

北海道はオホーツク総合振興局を通じて、副局長など、いろいろな担当の部長が、いろいろな場面に出てきてお話をしたり、聞いたりというようなことはしておりますが、知事が直接ということには今のところなっておりません。

再質問 3番 新鞍峯雄

今のところなっていないということですけれども、今後、来る予定もないということかどうかお伺いします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

今後、知事が来ていただけるかどうかについてはわかりませんけれども、いずれにしましても、私は北海道として地域の公共交通を守る立場でしっかりと当事者としての意識を持って、当事者として発言をする、行動をするというようなことをしっかりとやっていただきたいという気持ちは議員と同じでございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

それでは、次の質問に移らせていただきます。JR北海道の島田社長は、6月14日の定例記者会見で赤字路線見直しに関し、沿線自治体から提案された利用促進策を具体化したいと述べ、地域協議を前進させる姿勢を強調しております。オホーツク圏活性化期成会の議論の中では、石北本線存続に向け、これまでにどのような利用促進策が出されておられるのか、それともまだ出されていないのか、町長にお伺いいたします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

利用促進策は、個別の町村に向けて先日もアンケート調査がきたというような状況になっております。JR北海道に対する支援策につきましては、活性化期成会の作業部会で協議され、地域の実情に応じたさまざまな方策の例を掲げております。その中には、駅の魅力、利便性の維持向上、快適な車内環境の創出、住民による日常的な利用の促進というようなことが示されました。それに基づいて、個々の市町村がこれから判断していくということになるかと思います。

再質問 3番 新鞍峯雄

個々に判断するということでございますけれども、先ほども述べましたけれども、オホーツク圏活性化期成会では、これまでいろいろと議論されてきております。議論はされてきておりますけれども、会合は非公開となっているわけでございます。住民自身が問題を考え、議論する場がないというのが問題提起でありますけれども、国や道に支援を求めるにしても、自治体が負担をするにしても、また、今、町長もおっしゃいましたけれども、JR駅舎の利活用を進めるにしても、欠かせないのはそれを後押しする住民意識の高まりが必要ではないかと考えるわけであります。そのためには、今後開催されるオホーツク圏活性化期成会の会合をオープンにすべきではないかと私は考えているわけですけれども、町長の考えをお伺いします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

今までは、期成会の判断でそういったことにしているということだと思いますけれども、今後においては、やはり今、議員がおっしゃるように、住民の皆さんと直接かかわりがあることですから、住民の皆さんも参画して、あるいは意見を聞いたり、議論の場の模様をお聞きになるということも極めて重要だと思いますので、場合によっては公開にすべしというようなことも声を上げていきたいと、そのように思っております。

再質問 3番 新鞍峯雄

ぜひ、町長の力で御努力をお願いいたします。次の質問に移ります。私は今、JR駅舎の利活用と述べたところでございますけれども、JR北海道の島田社長が先月の定例記者会見で、無人駅の空きスペースを自治体や観光協会などの公共団体に貸し出し、観光案内や地場産業のPRに活用していただく取り組みを発表しております。この点について、町長はどのように考えておられるのかお伺いします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

地域で公共交通をどう考えるかというきっかけづくりにもなると思いますし、そういった意味では極めて重要だと思っておりますけれども、ただ、これをやることによって、赤字が解消したりというのは到底無理な話ですので、例えば、今JR北海道は年間30数億円ある真っ赤っかの赤字の会社です。一方で、6,822億円の基金を持っているわけです。それで、この基金をなんとか使う方法を考えなければ私はだめだと日ごろから言っているのですけれども、なかなかこの意見は受け入れてもらえないのです。ただ、6,822億円を赤字補填に使うのではなくて、百数十年もたったトンネルを直すだとか、機関車を新しくするだとか、そういう施設だとか機関車に対する投資として、やはり基金を使うということが極めて重要だと思います。そして、その他の毎年発生する赤字については、国、北海道、JR北海道、そして地域でどうすべきかということを真剣に考えないとだめだと、私はそのように思っておりますので、今、議員がおっしゃった無人駅の利活用も含めて、そういったことも地域として論議するきっかけとしては、私は非常に有効だと、そのように思っています。

再質問 3番 新鞍峯雄

今、町長がおっしゃいました6,882億円の基金、これはもうこの問題が起きた当初からいろいろと言われているわけでございますけれども、このお金の使い方に関しては、本当に国、道、自治体が一丸となってしっかりと考えていかなければならないと。また、今、町長のお話にありました駅の活用、それについても収益には結びつかないけれども地域の活性化には役立つのではないかと、そのように考えております。次の質問に移らせていただきます。1点目の質問でしました石北線の位置づけでありますけれども、答弁の中では、観光振興や物流輸送の基幹をなすとありました。まさにそのとおりであります。昨年の3月、北海道新幹線が函館北斗駅まで開通しましたが、本州方面の観光客とともに、外国人観光客が増加傾向にあると言われております。13年後には札幌まで延伸されますが、そのときに石北本線が廃止になっていたらどうなるでしょう。石北本線は、人間の体に例えますと、背骨に当たる重要な部分でないかと私は考えております。今、国では、外国人観光客を大幅にふやす計画を立てていますので、北海道を訪れる外国人観光客は今後確実にふえると言われております。外国人観光客は鉄道を好んで利用し、中でもローカル線に興味を持って利用されている方が少なくないと言われております。このことから、将来を見据えた場合、石北本線を残すことが新幹線との相乗効果を生かすことができ、観光振興につながると考えておりますけれども、この件について町長、何かお話しすることがあればお伺いします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

新幹線の札幌への延伸でありますけれども、本州から札幌まで来て、札幌から以北あるいは以南をどうするのかという問題があると思いますけれども、やはり二次交通の重要性を我々は訴えていかなければいけないと思っております。これは石北線がなくなると、釧網線も当然なくなるということになり、道東に来る手だてが陸路か空路しかなくなるということだと思います。私はいろいろな公共交通を利用できるというところがやはりこの広い北海道の中で端に位置する我が町にとっても重要なことでありますので、ぜひとも残したいという思いで今いっぱいであります。そうしたことで二次交通を含めて――鉄路から鉄路ですので、二次交通と言っていいかどうかはわかりませんが、いずれにいたしましても、道東に来るにはやはり大量輸送で定時性のある列車が有効だろうと、そのように思っているところでございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

1点目の質問に関してもう一つ、物流輸送の面でありますけれども、昨年の秋には大型台風により石北本線の一部が決壊し、貨物列車も長きにわたって運休しております。この間、農業、そして輸送関係者は、農産物輸送手配のやりくりなどで大変苦労されたと聞いております。トラック輸送がありますけれども、量的には貨物輸送とは大きな開きがあり、また、今はドライバーの確保が厳しいと言われ、その傾向は今後しばらく続くと言われております。このような中、北海道は食料生産基地であり、消費者においしいものを届ける社会インフラとして、大量輸送ができる貨物列車の役割が非常に大きい石北本線は無くせないと考えておりますけれども、再度町長の思いをお伺いします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

全くそのとおりだと私も思っております。せっかくこの食料基地でつくられた安心安全な食べ物が消費者の皆様に届けられないということなると大変なことだと思っております。それで今、タマネギ列車と言われている北見から旭川までの区間を、鉄路を使って送るために、私どもの町と訓子府町と北見市で負担をし合って、1便走らせていると思います。これがなくなると本当に大変なことだと思います。議員がおっしゃるように、トラック便は量の問題と人の問題がかかわってきます。大型車両を運転する人が少ないというようなことも現実問題としてあるようですので、そこで私は国家的な役割をこの地方に国は何を求めているのかというところをもう一度しっかりと国民の皆さん含めて考えていただきたいという思いであります。とういうことは、日本の食料基地と言われるこのオホーツクと十勝と根室が寸断されると、それこそ大消費地に物が送れないというようなことになると、やはり国家的な損失に当たると思います。そんな意味で、北海道をどう位置づけるかというところを国家的な視点で考えていただかなければならないと思っており、議員と考え方は一緒だと思いますので、御理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。

再質問 3番 新鞍峯雄

それでは、次の質問に移らせていただきます。質問の2点目にあります地元自治体の役割についての答弁では、地域における鉄道の必要性について再認識するとありましたけれども、地域住民の方に関心を持っていただく、そのためには町が住民に呼びかけて議論の場をつくるか、またはアンケート形式か何かで住民の意識調査をし、その中で石北本線の利用率向上に対する意見などを広く求めると。このことを美幌町だけではなく、オホーツク圏活性化期成会全体で取り組むことにより、利用促進に対する建設的なアイデアが寄せられる可能性もあると私は考えるところでございます。この件に関して町長にお伺い申し上げます。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

次のステップとして、そういうことも実は考えられるのではないかと思っております。次のステップとしては、今までは先ほど言ったように非公開の中でいろいろな話をしてきたというようなことがあると思いますけれども、これからは、非公開にするかしないか、非公開にするとしても限定的なことで発言をしていきたいと思っておりますけれども、そのような中、やはり住民の皆さんが物事についてまず共通認識として持たないといけないと思いますので、そういったところから始めていかなければいけないのではないかと思っております。自治体の役割としては、やはりそういったことも一つの方策だと、今後の大きな課題になるかと思っておりますので、期成会の中でも発言をさせていただきたいと、期成会としてこういう取り組みをしっかりとしながら、それぞれの地域でもう少し盛り上がりをしていくというようなことを発言していきたいと、そのように思っているところでございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

ぜひ、町長のすばらしい指導力で前進させていただきたいと思います。次の質問に移らせていただきます。4点目の質問に関連してでございますけれども、美幌町における地域循環交通、いわゆるワンコインバスは、右回り、左回りで一日7本ずつ運行しており、地域住民の足をしっかりと支えているわけでございますが、一方の石北線については、JR北海道は、昨年3月とことし3月に相次いで実施したダイヤ改正で、高校生の通学の負担が増していると言われております。列車の減便や発着時刻の変更に伴い、登校時間が早くなったり、帰宅時間が遅くなったりしたため、生徒たちの自宅の貴重な時間が減ってしまっているのが実態であります。毎年ダイヤ改正を行っておりますけれども、今まで何十年も朝夕の列車は高校生の登校、下校に合わせた時間の設定で、ほとんど変わらない、変わっても1、2分という程度であったと記憶しております。ところが、この2年間で8分の変更をしております。このため、家にいる時間が短くなった、学校ではとにかく眠い、朝食は登校後に教室て済ませるようになったなどの生徒の声がありますけれども、このことは、石北本線のダイヤだけではなく、全道の各路線が問題視されております。利用者の声をしっかりと受けとめるのも、交通機関であるJR北海道の責務と考えるわけであります。美幌駅を利用している乗降客の8割以上が通学する高校生であります。早急には無理としても、次期ダイヤ改正のときは、この高校生の思いを取り計らうよう、オホーツク圏活性化期成会を通してJR北海道に申し入れをすべきではないかと考えておりますが、町長の考えをお伺いします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

通学生の利用形態もそれぞれの市町村によって違いますので、これが全て同じ状況であれば期成会で話してもいいと思いますけれども、状況としては、通学列車を使う子供たちは多分美幌が一番多いのではないかと思います。状況を見ながら、必要であれば発言していきたいと、そのように思っています。

再質問 3番 新鞍峯雄

私もこの件で札幌周辺の覚えていたところに問い合わせをしたところ、やはり美幌と似たように学生が困っていると、そういうところが実際にありますという答えが返ってきております。町長の行動力で、ぜひともそういう申し入れをしていただければと、そういう考えでおります。次の質問に移ります。石北本線の存在に欠かせないのが、地域住民による利用促進でありますけれども、近隣の津別、大空を含めて、約2万8,000人の人口を有する自治体で、駅員のいない無人駅は、現在道内では美幌駅だけと言っても過言ではありません。駅が無人化になり、また発売される切符が駅から1キロメートル以上も離れた町なかにある今の状況は、地域住民による利用促進策とは正反対ではないかと考えるわけでありますけれども、この件について、町長はどのように考えておられるかお伺いいたします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

本当に御不便をかけているのではないかと思いますけれども、JRが無人駅にすることを発表してから約10カ月後に無人駅になったわけでありますが、無人駅になったことがやはり大変な不便をかけているのではないかと思っております。ただ、そのままにしていたら多分どこでも買えなくなってしまうだろうということで、地域貢献をしたいという思いで商工会議所に手を挙げていただいて、商工会議所で今扱っていただいておりますけれども、商工会議所もサービスとして宅配もやっておられると聞いておりますので、多少お金がかかりますけれども、そういったものを利用していただく中で、なんとかこれを定着させなければいけないという思いでおります。

再質問 3番 新鞍峯雄

昨年の5月からJR美幌駅が無人化になり、その後、今、町長が言われました、商工会議所がJR券の委託業務を引き受けて、経済センターの2階で発売しているわけでございますけれども、平成28年度の券売実績が70万円であると。非常に厳しい数字になっているということをお聞きしております。この原因はいろいろありますけれども、何よりもJR北海道はこれまで利用をしていた美幌からの各種割引切符も廃止してしまった。これも1要因ではないかと考えるわけでございます。北見駅、網走駅、遠軽駅では、今でもそういう各種割引切符の取り扱いをしております。利用者をふやしてこそ石北本線の存続につながるのであり、現状を打開するためにも美幌からの割引切符を復活させるよう、何らかの機会を捉えてJR北海道と再度粘り強く交渉をすべきではないかと考えておりますけれども、町長の考えをお伺いします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

おっしゃることも含めて、今は存続をどうするかというところの1点で、やはり大きな課題を抱えているわけですから、これの解決に向けて全力を挙げているところでありますので、その後どうするかについては、いろいろと考えていかなければいけないと思いますが、JRも本当に厳しい選択をしてきているのが現実だと思っております。議員がおっしゃるように、後背地の人口も含めて2万8,000人もの住民の皆さんがいる中、無人駅にしたという重さを私は感じながら、やはり今は廃止をさせないというところに力点をおいて活動していきたいと、そのように思っているところでございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

今、私は商工会議所での券売額が70万円で少ないと申しましたけれども、もう一つの原因は、しっかりとした美幌駅があり、またいつでも切符を発売できる設備がありながら、シャッターで閉ざされている。このような中で、今指摘しましたけれども、特別な割引切符もないのに駅から遠く離れた町まで何でわざわざ切符を買いに来なければならないのかと利用者が思うのは、ごく自然ではないかと考えるわけであります。特に通学生にはさまざまな不安や負担をかけているのが実態であります。私は、何よりもまず利用者のことを考えて、発売については1日でも早く美幌駅内、シャッターが閉ざされている窓口にすべきと考えているわけでありますけれども、町長の考えをお伺いします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

私も望むところでありますけれども、JRとしては非常に厳しい決断をもって私たちに対峙してきておりますので、そこをやはり1市町村では太刀打ちできないということで、オホーツク全体の期成会の中で今やっているところでありますので、1市町村のこともさることながら、全体で石北線自体をまず確保していただくということを念頭に活動しているところなので、そのことをぜひとも御理解賜りたいと、そのように思っているところでございます。

再質問 3番 新鞍峯雄

先ほど、無人駅の空きスペースの活用というお話をしたわけでありますけれども、駅の中で切符の発売をできないという話が町長からありましたが、要するにJR北海道が窓口を使ってはだめだという話なのでしょうか。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

JRの駅舎の有効利用については、JRから話がされております。それで、券売雇用をしたらだめですよというようなことは、JRは申し上げておりません。ただ、利用するに当たって、当然のごとく経費負担が生じますということもございますので、それらを含めて旧券売所のところで券売ができるかどうかというのは条件次第だと考えております。さまざまな状況を含めて、そういったものが整うかどうかだと考えております。

再質問 3番 新鞍峯雄

やはり窓口発売は予算も伴いますけれども、相当数――やりくりといいますか、まず、政治判断でできないことではないと私は考えておりますので、ぜひ検討していただきたいと思います。最後に質問ではありませんが、石北本線の路線見直し問題は、国がしっかりと責任を持って道と各自治体との連携、そして何よりも地域住民の理解と協力が必要であります。次世代へしっかりと橋渡しをしていくためには、私たちが今なすべきことを行動に移していくことであると申し上げ、私の質問を終わらせていただきます。

出典:美幌町議会 平成29年第3回定例会 2017年6月20日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる