みんなの議会

美深町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月18日

人口減少での新たな課題とどう向き合うのか

2024年6月18日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「人口減少での新たな課題とどう向き合うのか」について質問し、町長 草野孝治が答弁しました。

質問者
藤原芳幸 議員
答弁者
町長 草野孝治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 藤原芳幸

それでは一般質問をはじめさせていただきます。私は、今回行政に対し人口減少で新たな課題とどう向き合うのかということを件名として質問の通告をさせていただいたところであります。私は、今年もう少しで生まれてから66年。こんなに経ってしまったかなという感じはもっておりますが。物心ついてから美深町に限らず、この上川北部どの市町村も人口が増えたということを聞いたことがほぼございません。恐らくどこの市町村においても60年ほど、その人口が減っていく中でのまちづくりというものを今日までずっと進めてきたと思っております。その間には当然、人口が増えて、まちが大きくなっていくということを目指して、どこも計画を立てて進めておった、そういったことを続けてはきておったけれども、結果としては、過疎化、離農、色々なものが中々克服できず人口が減っている中でのまちづくりであったという風に認識をしております。ただ人口が減ると言っても、今後の人口減少の中でのまちづくりというものに関しましていくと、今までとは少し状況が変わってくるのではないかな。色々な心配事がございます。そういった中で新たな課題、色々なものが既に出てきている中で、どう向き合っていくのかということを町長にご質問するものでございます。通告をしておりましたので、まず通告の内容について朗読をさせていただきます。人口減少での新たな課題、どう向き合うのか。美深町は明治32年の開拓以来、先人たちが未開の大地を切り拓き、厳しい自然を克服して天塩川流域から周辺山間部へと開墾が進み、人口の増加、産業が発展し、今日の美深の礎を築いたことは多くの町民が知るところであります。まちが発展する一方で失われた自然環境等も沢山ございます。開拓120年が過ぎ人口減少による地域の衰退はあたかも開拓時へと時が戻っている印象さえ感じるところであります。これからのまちづくりに関しては先ほど申し上げましたとおり今までとは違う人口減少、そういった中での次元の違う課題が発生してくることが想定されておりますけれども、以下の点について町長にまちづくりの考え方を伺うものであります。まず1点目、これは住民の暮らしに関する部分でありますけれども、住民生活に直接関わる上下水道やごみの収集、暮らしにゆとりを提供するスポーツ・文化事業、これらのものはこの先どのように維持そして運営していく考えか伺います。2番目としては、これは色々な施設に関する将来のことであります。町の公共施設や生活インフラは、老朽化により更新や改修が次々と発生してくる状況であります。量や質などどのような考えで整備をしていくのか。3番、こちらに関しては町内の環境についてであります。人口減少により居住者がいなくなった地域は昔の環境に戻りつつあり、これまで保たれていた野生動物との距離にも変化が生じ、被害も増えつつある状況であります。住民の生活圏と周辺環境の在り方を新たな課題とし、被害に遭わないための緩衝地帯の確保や、野生動物の習性を学び日常生活に活かすなど、良好な環境を維持する必要があると考えますが、どのような対策を進めていくのか、この3点についてお伺いするものであります。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 草野孝治

藤原議員からいただきました、人口減少での新たな課題、どう向き合うのかのご質問について、ご答弁申し上げます。1点目と2点目につきましては、内容が関連すると思われますので、まとめてご答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。まず、住民生活に直接関わります公共施設や道路、橋りょうなどの生活インフラは現在第6次美深町総合計画を基本としながら、美深町公共施設等総合管理計画や美深町橋りょう長寿命化計画など、個別の計画に基づき維持管理に努めているところでございます。公共施設や生活インフラ、更には上下水道やごみ収集などの行政サービスは人口減少下においても、そこに生活が存在する限り、社会、経済活動を行っていくためには必要不可欠でありますことから今後も適切な維持管理を行って参りたいと考えております。ただし、大規模な補修や建て替えが必要な時期が到来した場合には施設の配置を含め、複合施設による集約化なども検討が必要になると考えているところでございます。今年度から来年度にかけて2カ年をかけて立地適正化計画を策定いたします。この中でも、市街地を中心とした今後のまちづくりの在り方が検討されることになります。いずれにしましても限りある財源を有効に活用できるよう知恵を絞って参る考えでございます。なお、スポーツ活動の中心であります美深町民体育館につきましては、昨年度から耐震診断、アスベスト調査業務に取り掛かり今年度は改修工事の実施設計業務に着手しており、令和7年度予算編成に向けて工事概要を取りまとめ来年度以降大規模改修に取り掛かる予定でございます。また本年度はゴルフ練習場の改修工事にも着手しており7月中の完成予定でございます。更に文化活動の拠点となります美深町文化会館COM100におきましても完成から25年が経過し、主に機械設備の老朽化に伴う改修が続いております。昨年度から本年度にかけて冷温水機更新工事に着手しており10月末の完成を予定しております。今後は建物全体のメンテナンスを含めた改修工事が予想されます。これらの拠点施設は住民にとって必要な活動の場であるとともに町外からの利用も含め、大会やイベントの誘致においても大変重要な施設でありますので、当面は現状維持しながら適切な管理を行ってまいります。次に、3点目の野生動物の対策についてのご質問。まず人口減少に伴う町民の居住地域の変化と野生動物の生息地拡大に起因する被害についてです。近年は野生動物による農作物の被害は増加していますが、これは、野生動物の生息範囲の変化だけではなく、野生動物の個体数の増加も要因の1つと言われております。北海道ヒグマ管理計画によると北海道のヒグマの生息数は平成2年度5,200頭、平成26年度1万500頭、令和2年度1万1,700頭と増加していると考えられております。本町におきましても、ヒグマの目撃数、捕獲数が令和元年度、目撃数が11件、捕獲数1頭が令和5年度目撃数が67件、捕獲数25頭と急増しております。全国的にクマ類の分布が拡大し、市街地への出没や人身被害の発生など事態が深刻化しているため、絶滅のおそれの高い四国の個体群を除くクマ類が指定管理鳥獣に追加され、国から鳥獣捕獲対策等にかかる支援の充実を期待しているところでございます。緩衝地帯は、人の生活圏と動物保護優先地域の間の地域のことで、当町の場合耕作地や電気牧柵がこれにあたると考えております。野生動物との接触を避けるためには、居住地まわりの環境整備も重要な要素です。身を隠しやすい繁みをつくらないことや、草刈、生ごみなどの誘因物を置かないことなど、日常的にできる対策をお願いしたいと考えております。いずれにしましても鳥獣被害対策については、安全・安心なまちづくりのためにも引き続き進めて参ります。以上答弁といたします。

質問 8番 藤原芳幸

町長の方から、今1番2番3番についてそれぞれ見解を伺ったところでありますが、まず町民の暮らしに関わる内容につきまして行きますと、ちょうど1年前、この昨年の6月の第2定例会の時に、町長と一般質問した時に、ちょっと件名はちょっと違いましたけれども、このまちに住み続けられるためにということで質問をいたしました。当然それらに関しては、町長の方からは、現状の福祉サービスや地域力を維持していくという大雑把にそのような回答をいただいております。生活に関わるこれらの事業というものは、住民が暮らしていくため、町長がいったとおり必要不可欠な事業であり、これらは色々な状況が厳しくなったとしても当然住民がいる限りサービスとして長側が当然提供していくものと思うわけであります。これができなくなるようだと、本当に自治体としてのていがなされていないというわけでありますけれども、これらを進めるためには色々な事業管理というものが今後とも運営していく上では必要になってくるということと思います。これは事業の見直しとして、負担を上げるそういったものは最後の最後の手段になるのかなという思っているところであります。それでそこのどういった見直しが必要になるのかなという部分でいくと、2番目に取り上げました、まず町が抱える施設等の問題。どうしてもこここというものを見直しが必要になってくるのではないのかなと思っております。私は、一番の暮らしに関わる部分に関しては見直しをして何とか住民負担を上げていくということには決してならないとは思っておりますので、そこで登場してくるのが他の事業ということで、まず公共施設ということで話を聞いていきたいと思うところであります。住民の暮らしに関しては、私も町長と同じですので、この声に関してはこれをどうする、あれをどうするという質問はございません。町長の方で何かそれに対して補足することであれば回答として承りますけれども、当然町長と私も同じスタンスであると思っております。それでそれを持続させるために、公共施設のことについてですけれども、総合計画の中では公共施設等総合管理計画個別施策計画というものに基づき将来に向けて計画的な管理に努めますとなってございます。この計画というものは、2016年に当時の人口と将来の人口をもとにして計画したものであり、計画の内容については5年ごとに必要があれば見直しをしていくというようなことで進めてきているものでありますけれども、まずこちらに対して町長に伺いますけれども、これまで見直したという事実はございますか。

答弁 町長 草野孝治

見直しはしてございません。

質問 8番 藤原芳幸

まだ見直しはしてないということでありますので、これは必ず見直しをするというものではなくて、必要があれば5年ごとに見直しをしていくというような記載でございました。この計画でいきますと当時の16年時の計画でいきますと、計画当時の人口というのが美深町の人口4,802人となっております。予定推移としては2025年、来年ですけれども4,087人。2050年、2,582人と想定をしているところであります。ただ本年2024年5月末時点で美深町台帳でいきますと3,728人。当然来年度の計画ですでに-359人となっているところであります。昨年から色々人口動態に関しては沢山示されておるところではありますけれども、2050年には2096人というような予想も推移を示されたところでございます。この状況でいきますと当初の計画、見直しが必要ではないかなと思っております。そして当初の計画の中ではその中でも最初の20年で機能を集約し公共施設の総面積を14%減らすという計画になっておりますけれども、当然集約していく中では数も減らさなきゃならないのかな。先ほど質問したように量と質、これをどうしていくのかなということも当然色々具体的な目標も総合計画の中で本当は取り組むべきなのではないのかな。総合計画の上にこの計画がありますが、逆に総合計画の方はそこにはあまり触れずに、もっと抽象的な表現となっておりますけれども、大きな計画の中、40年のこれ計画なのですけれども、40年の計画の中の最初の10年、次の10年、総合計画の中で具体的にこういったことを目指すということも示していく。そういうことも必要なのではないのかなと思いますが、その辺についてまず町長に伺います。

答弁 町長 草野孝治

5月末の人口は3,756人かと思いますので、よろしくお願いいたします。先ほど、答弁いたしましたけれども、美深町公共施設等総合管理計画そして橋梁長寿命化計画など、それぞれ個々の計画の中で関係者と意見を伺いながら維持管理に努めているというのをご答弁させていただきましたけれども、単に人口が減ったからといってその計画を切るというか早急に見直すかどうかという議論もあるのかなと思います。4,802人が4,000人を切ったということから建物、面積を縮めたりですとか、上下水道切ったりとかそういったことは出来かねますので、これは住民の不安のないようにしっかりと責任を持ってサービスを維持していかなければならないかなと思っています。今、基本的な考えでございますけれども、何でもかんでも建替えする、解体する、減らすという考えはございません。何とか橋梁等も行っておりますけれども、各施設を長寿命化していくという基本的にそういった考えでございますので、色々な施設等について本当に大事に使って、長寿命化を図っていくことがまずは大切かなと思っています。総合計画の中でそういったものを打ち出すというような考えは今のところしてございませんけれども、総合計画も5年に見直しもあり得るのかなということもあります。そして特に今年は、立地適正化計画これらを合わせて整備していきますので、そういった部分の中でも皆さん方からの意見も聞く機会があるのかなと思ってございますので、ご理解のほどをよろしくお願いします。

質問 8番 藤原芳幸

町長の答弁のとおりこれらに関しては、公共の施設建築物が中心になろうかと思う中での話だったのですけれども、全体として水道であるとか生活インフラ、これらに関しては当然人の移動でもって変わるものではない。厳しいけれども当然維持、運営をしていくということでないと生活そのものが守れませんので、それに関してはごもっともだなと思うのですけれども、先ほどもちょっと申し上げたとおり、色々その当時の個別設計計画というものを見ていきますと、美深町の場合は公共施設といっても人口の割にはどうしても学校だとか庁舎、高齢者のセンター、自治会関係のもの、公営住宅等が大きな割合を占めているわけなのですけれども、この計画書の中でどうしてもこれは小さい、北海道の町はどこもそういう傾向にあるのかなと思うのですけれども、一人当たりのその色々な施設の延床面積というのは、この計画書の中では全国平均の6.4倍、これは美深がそういうことをしたのではなくて、この地域としてはやむを得ない。どうしてもそういう風になってしまうと。人口との面積の関係ですから、どうしてもそういうような計算が出てしまうわけですけれども、この中で見ていくと当時の計画の中で50年以上経っている施設はもうすでに13ございますと。40年以上50年未満、これが46施設。これが2つ合わすと14.5%となることで当然今後20年の中ではこれらのものは自然に統廃合が進んで廃止も進むだろうという予想の中での14%減らす計画というように見えなくもないのですけれども、このような現状のその人口推移経過では、これあたりの目標、あるいは施設の数というものを統廃合ではなくて集約をして進めるわけですから、その辺もう少し踏み込んで計画を進めるような状況にもあるのではないのかなと思うのですけれども、このことに関して事前に通告の中に入っていれば町長ももっと調べられたのかもしれないですけれども、その辺の状況、今はそういう状況の中で今後人口がどんどん減っていく1人あたまの色々な住民負担が計算上は増えてく中でそういった施設の維持だとか関わる部分に関して踏み込んでいく必要もあるのではないのかなと思いますが、もう一度答弁をお願いいたします。

答弁 町長 草野孝治

おっしゃるとおりですね。上下水道含めて現在のところ健全経営進んでいますけれども、将来にあたってどうなのかと。そういった部分については、議員おっしゃるとおり大分の負担含めて検討・協議が必要になってくる時期がくるかなと思ってございますけれども、いずれにしましても現実にそった形で持続あるまちづくりをするためには、どのような形で維持管理、そして整備統廃合していくかというような型になると思います。まだ私の頭の中では、そこまで至っていないと。まずは基本的に直近の施設整備、長寿命化、こういったものから住民生活に不安を与えないような形でまちづくりを進めていくのが重要かなという風に考えているところでございますので、また個別の案件・詳細については今の段階ではご答弁を控えたいなと。ご答弁できないかなと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 8番 藤原芳幸

町長から色々ご回答いただきましたので、もう1点伺いたいと思うのですけれども、先ほど最初の答弁の中で今年、来年の計画の中での公共施設の適正配置に関するもの、そういった計画もありますよと伺ったところなのですが、恐らく今年の予算の中に入って、今年と来年の2カ年計画の部分だったと思うのですが、一応説明を受けた時にはコンサルにその部分に関してはある程度計画を立ててもらうということだったのですけれども、当然コンサルだけで終わるわけではないと思うのですけれども、是非こういった計画の協議する時に、それこそ来年、再来年のことを見据えてではなく、当然15年20年、先を見据えてそういう計画を立てていこうという考えだと思うのですけれども、是非ともその時代にこのまちで活躍をしている若い人をその会議の中に交えて色々10年先、15年20年先の考えを聞いた上で計画を是非とも立てていただきたいと。そして色々な形で高齢者も職員も色々な他の町民も意識が共有できてまちの将来を少しでも皆様が考えられるような、そのような形で進めていただければなと思うのですけれども、その計画のこれからの進め方についてちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 町長 草野孝治

立地適正化計画の関係でございますけれども、これは議員おっしゃるとおり様々な世代から意見を聞くような形で今準備を進めているところでございます。またこれは国の色々な事業に立地適正化計画がない自治体は、色々な様々な補助支援等が得られないそういった流れになってきますので、これは2年計画でございますけれども、きっちりと情報共有できるような形でまちの将来、職員というか行政だけではなくて、町民の議員さん含めて共有できるような形で進めていければなと思っています。以上です。

質問 8番 藤原芳幸

是非そういう形で多くの町民が関わる特に若い人たちのそういった考え方をまちの中で取り組んでいけるようなそういった中で進めていただければ非常に有難いなと思っておりますので、是非ともそういうような形になるようにお願いをしたいと思います。そして次、3番目の自然環境、住民の生活環境についてなのですが、先程の町長の最初の話の中にもありましたが、私もこの質問をつくった後に、色々特に今年に関しては熊が話題の主役になっちゃってて、熊に対して色々なその話が連日色々な形で報道されております。それで、私もちょっと先ほど話をした中に、ちょっと補足してもう少し述べたいのですけれども、自然環境の保全に関していきますと、開拓当初というものは動物、特に熊や狼というものは厄介者であったようで、どんどん駆除されて最終的には食物連鎖の頂点の狼は絶滅させてしまったわけであります。また豊富な森林においても開拓当初は乱伐により激減し、環境の悪化で天塩川のチョウザメも姿を消しておりました。ただ社会の成熟とともに人々が生活する上で環境保全の重要さというものが認識されるようになり、山には植林が行われ、切る、使う、植える、育てる循環がようやく形成されたところであります。私達もそれこそ植樹祭に、あと山に行って植樹をしてきて、それこそ切る、使う、育てるこれの一部ですけれども、植えてきたところで今後それこそ次の世代への贈り物というようなお話もいただきました。また養殖とはいえ消えたチョウザメが関係者の努力で本町で復活し、まちの顔となってきているということは、とても誇らしいことだと思っております。熊も将来絶滅してやむを得ないということで駆除してきたのですけれども、道が2000年に方針を転換して、熊というものは北海道の豊かな自然の象徴として駆除を規制したところでありますけれども、今現状このような状況になっている。この先、北海道全体の人口も大きく減少する予測になっておりますので、野生動物というものが必然的に増える環境にあるということで、これからは新たな考え方というものが当然必要となってきているものと思っております。そこでこれから人と動物がどう住み分けていくかということが重要になると思うのです。昔は中山間地域に居住する農林業従事者の日常的な活動の中で、動物との距離を保つということに一定のこの役割を果たしてきたわけですけれども、社会の変化で人が去り、地域が消滅するとそこは当然動物のテリトリーとなって、残った人との生活圏の距離がどんどん近くなっていってしまう。今は、そういう現状なのかなと思っております。最近は、動物が学習したように言っている人もいるけれども、これはちょっとおかしな話で、動物の方が環境変化に対する能力が高いとこれは見るべきで、自然界では動物の方が人間より能力は高いと。逆に人間の方が劣っていると見るべきだと思うのですけれども、人間はその分知恵を出してより良いものを見つけることができるわけで、今私たちは周辺自治体や道などとも協議して、この動物との距離をどう保つかということを新たな対策をこの具体化すべき時期にきているのではないのかなと思っています。これは美深町だけがどうするこうするではなくて、当然周辺自治体や道なども今一生懸命動いていますので、是非ともそういった協議の場を設けて対策。これからの対応を具体化していくものでないかと思っているところですけれども、町長、美深町の考えとともに周辺とのどういった連携が必要かお考えだったらお願いしたいと思います。

答弁 町長 草野孝治

1点、先程の最後の質問の中に、立地適正化計画の中、多くの町民の意見という部分ございましたけれども、予算措置等もございまして、様々な世代からの代表する委員の方々になるのかなと思っていますし、住民アンケート等も予定しているということでご理解いただければなと思います。それと野生動物、ヒグマの関係でございますけれども、基本的に現在ご承知のとおり令和4年度に策定された北海道ヒグマ管理計画について、見直し作業が進められています。あくまでもヒグマについても100キロほど移動するとも言われていますので、美深だけの問題ではございません。これは本当に北海道が率先して市町村に支援なりご指導いただく部分は最優先かなと思っております。我々は町民の安全、そして農業者そういった生産物、そういった被害を少なくしていく、守っていく。そういった地道な施策を本町においてやられています。あとは幸い、美深町においてはハンターの方、猟友会の方が絶大なご協力をいただいて有害鳥獣等に対する駆除業務にご貢献いただいておりますので、まずは最低限そういったものは自治体としては対応していきますし、北海道そして北海道のヒグマ対策室ですか。そして上川総合振興局もそれぞれ環境生活の担当のヒグマ担当職員が配置されたと伺ってございますので、今後道からそういった面で自治体に対してもご指導なり指針なりを示していただけるものかなと思っております。町は町の対応、そして野生動物については、本当に広い山から下りて来て、町の所有というか道有林なり山で生まれ育ったのが下りてきているという部分ですので、それがどこの動物だ、どうのこうのと色分けはできませんけれども、まちとしてはできることを最低限、うちのまちとしてはやっているのかなと思っていますので、専門的立場からも議員からもアドバイスいただければ有難いなと思ってございます。

質問 8番 藤原芳幸

熊のことに関しては、またこの後も具体的に聞く方がいらっしゃるようですので、私は熊の専門家ではなかったのですけれども、色々な形で、山に行ったり色々な形で熊の講習を受けたりなんかして、そういったこともございまして、まずやっぱり熊の習性、そういったものももう一度住民が色々その理解をするということも必要かな。たまたまちょっと余談ですけれども、奈井江町がちょっと今全国的にも有名になっちゃったのですけれども、その奈井江町のホームページを見ると熊に対しての住民に対しての心がけ何かが事細かくいっぱい書いてあるのですけれども、そういうことも美深も必要にならない環境であれば良いのですけれども、住民の安全という部分では色々な角度から安全を確保する対策というものを少しでも従事することを望むところでございます。熊のことはそのことにして、最後にちょっと町長の考え方をもう一度伺いたいのですけれども、冒頭申し上げたのですが、美深町は1960年の国勢調査から、これ人口が減少に転じて60年以上経過するわけですけれども、これまでは国が成長し、人口も増えていたということで、本町もその住民の要望に応えて生活の充実を図ることができてきたと私は思っています。ところが国自体が人口減少に今、転じてしまったという中で、多分色々な人口を調査する機関がこれは大変だということで色々なデータを出して、それこそ消滅、全国で744自治体が消滅するのではないのかななんて話が急に出てきたわけですけれども、そんなことを言ったらそれこそ10年以上前ですか。限界集落なんていうものはもう当然そのころから話として、この先どんどん人口が減って大変なことになりますよというものは今出てきたわけでもない。なにを今更みたいな感じはあるわけですけれども、ただ日本国も様々な統計や現在の世代の人口から見ますと今後間違いなく人口が減り続けていくということ。この状況は変わらないと思っております。人口減少をしていくことによる自治体の運営の本当の厳しさというものはこれからやってくるのではないかな。今までも大変だ、厳しいということをずっと言ってきたのですけれども、これからの大変だ、厳しいというものは今までとはちょっと次元が変わってくるのではないかなと、ちょっとそんな心配が私はするわけですけれども、その辺に関して私はこう思いますが、町長は今のこの現状、これからの状況等をこの人口減少していく中でのまちの運営どのように町長自身思われているのか最後に伺いたいと思います。

答弁 町長 草野孝治

人口減少消滅自治体の関連については、この後一般質問があるのかなと思ってございますけれども、美深町は昭和46年に第1次美深町総合計画を策定してございます。これはその当時から人口流出など大きな課題が起きているというようなことで、この第1次総合計画で、今第6次までです。産業振興、第一次産業含め産業振興を第一の課題としてこの間ずっとそういった施策を打ってきているのかなと。それはその時代、その時代にあった施策を打ってここに至っているのかなという風に思っています。安に消滅というような言葉、インパクトがあるそういった部分で、これ安易に町民に不安を煽るような使い方はしてはいけないのかなと私は思っています。ただし、その次元がどのように違うかというのは、ちょっと簡単にはご答弁できない部分もありますけれども、昔は働く場所がないというようなことで、みんなで出ていったということで、よく言われましたけれども、今逆に働く場があっても雇用ができない、急にそういった展開になっております。また少子高齢ということで、今1クラス、学校のこれが20人を切るようになってきています。様々な学習に支障が出てくる部分もあるし、逆に少人数で指導しやすくなるというメリットもあるのですけれども、そういった部分等を今後影響出てくるのかなと考えているところでございますので、それより踏み込んだ答弁は控えさせていただきたいなと思っております。

質問 8番 藤原芳幸

最後の質問といったので、これで終わります。ありがとうございました。

出典:美深町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月18日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる