みんなの議会

美深町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月13日

学校図書館について

2019年9月13日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「学校図書館について」質問し、教育長 石田政充が答弁しました。

質問者
岩崎泰好 議員
答弁者
教育長 石田政充

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 岩﨑泰好

次に教育の問題をお伺いしたいと思います。学校図書館の計画的な整備と推進。学校司書の配置を再び問うということで今日は質問したいと思います。実はこの問題につきましては、平成27年に一度お聞きしています。読書の秋、学校図書館の力を子供たちの力にということで学校図書館の現状についてお聞きをした経緯がございますが、改めて今日に至った中でその進展状況がどうなのかということも含めてお聞きをしたいと存じます。どの学校にも必ずある学校図書館。しかし子供たちの学びの活動の中で学校図書館は、まだまだ十分に活用されているとは言えません。また子供たちのためにもっと使いたくても充分に整備されていない学校図書館もあります。学校図書館をより良いものとし、子供たちの学びの環境をもっと充実させる方法をみんなで考えてみませんか。これは文部科学省の呼びかけであります。そこで美深町の学校図書館の現状と課題について4年前の質問の課題をどう検討され今日に活かされているのか、改めてその所見を教育長にお聞きしたいと存じます。1つ目には、各学校の学校図書館の配置と図書標準は適切に現在対応されているのかということが1点目です。2点目には新しくなった図書環境での学びの活動状況はどう進んでいるのかということが2点目です。3点目には、今設計段階にあります改築が進められていようとしております仁宇布の小中学校の学校図書館の配置について。これについてはどのような手法で進めようとしておられるのかお聞きしたいと存じます。4つ目には美深町の特色ある教育の一環として子供の読む・調べる習慣の確立のために学校司書の配置発令について考え方についてどう変化をしてきているのかお聞きしたいと存じます。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

只今、岩崎議員の方から学校図書館に関してのご質問を頂いたところでございます。はじめに、学校図書館の配置と図書標準についてということでご質問を頂きましたので答弁をしたいと思いますけれども、まず学校図書館の配置につきまして、美深小学校は校舎中央付近の2階に図書スペースとして配置をしているわけです。その他、普通教室にも本を置くための棚等も整備をしながら本を設置しているという状況になってございます。美深中学校は普通教室に隣接する形で図書スペースを配置しておりまして、また教室の前にも書籍等が置ける形になってございます。仁宇布小中学校については現在図書室がありますけれども、その他にも普通教室の廊下前に本を設置するという形で各学校とも子供たちに身近な形で環境整備をしてきているというのが現状でございます。それから図書標準についてでありますけれども美深小学校については、これについては大きく満たしているという状況にあります。美深中学校は平成27年に改築が完了してから蔵書の整備等を行い、これはかなり古いものも廃棄をしながら進めてきたということで現在標準から見て9割程度の整備状況となっているところです。それから仁宇布小中学校については、同じく整備は進めてきておりますけれども建て替えの中で抜本的な改革をするという考え方をしておりますので、現在蔵書数は約5,300で学校の標準からいくと6割程度の状況になっております。先程言いましたけれども図書の整備については、毎年予算を措置しながら購入をしているわけですけれども、特に28年度以降、28年度、29年度ですけれども学校図書館等の整備基金を設置して、それを活用しながらこの2年度で重点的に整備をしてきたという経過もございます。先程申し上げた通り引き続き予算措置をしながら整備に努めていきたいという考え方でございます。次に、新しくなった図書環境での学びの活動状況ということでございます。各学校においては読書活動や本を選んで互いに紹介するだとか色々な活動を通して児童生徒の読書指導活動、そして各教科、国語での活用はもちろんですけれども情報収集、選択、活用能力の育成といった形で例えば社会ですとか理科ですとか総合的な時間だとかいった部分で活用しているというような状況になってございます。次に仁宇布小中学校の学校図書館の配置についてのご質問でございます。今現在校舎建て替えに実施を進めているところでありまして、先日も関係者に集まっていただき色々なご意見を頂く中で図書についても意見を頂いております。基本は中央のスペースに図書コーナーを設けるという考えでありますけれども図書の使い方というのは、その先生方の状況によって変わってきますので、それらに対応出来るような形を踏まえながら十分意見を頂きながら決定をしていきたいと考えております。次に学校司書の配置発令についてということの質問でございます。学校司書の配置につきましては、学校図書館法の規定により努力義務という形になっておりまして、本町では今配置をしているという状況ではありませんが近年学校とCOM100図書室の司書が連携をとる体制をとってきております。その中で本の選定ですとか、それからCOM100図書館の図書の利用だとかそういったことを協議をしながら進めて来ているという状況にございます。以上、答弁とさせて頂きます。

質問 5番 岩﨑泰好

まず1つ目、今北海道は北海道子供読書活動推進計画というのを進めておりまして、現在第4次、平成30年から34年の間の活動推進計画の策定をそれぞれの市町村に求めています。平成30年現在のその策定の市町村数は全道の179市町村うち127市町村がすでに策定計画を終えているというような中身になっていますが、我が町においてはこれらの策定計画についてはどのような推進状況になっているのかということをまずお聞きしたいと存じます。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

美深町の場合は計画を単体で作っているような状況ではございません。社会教育計画等の中でそういったものの位置づけをさせて頂いておりますので、それを計画の基礎としているところでございます。

質問 5番 岩﨑泰好

今の答弁からすると推進計画については策定の方向にないという解釈でよろしいですか。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

推進計画そのものの策定をどうするかという議論は長年協議をさせて頂いておりますけれども美深町の場合は現段階では現行の形で進めていきたいと考えているところです。

質問 5番 岩﨑泰好

これについては国の子供の読書活動の推進に関する法律というのが平成13年の12月に策定されました。それに基づく推進計画の道の策定です。道の策定の中身を見ますと市町村における読書活動推進計画の策定については基準年127だけれども目標とする、ここでいう平成34年ですから今で言いますと後3年後ですか、には179全市町村で策定目標として掲げているのですね。この辺の美深町としては、それについてあまり積極的に推進しないというように伺いましたが、その辺の理由はどこにあって道との整合性をどうするのかということについてもお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

推進計画の中で謳われている部分の取り扱いというのが現行の中で目標として一定程度その計画の中でもられているという考え方でもってございます。道との協議等も美深町の状況も説明をしながらいるわけですけれども、今後現段階ではそのようなスタンスでたっておりますけれども、今後言われる部分の状況等も十分検討しながら計画等についてはまた考えていかなければならないという考え方をしております。

質問 5番 岩崎泰好

次に学校司書の配置の関係ですが、今図書館の司書と連携を図りながら各学校の学校司書として連携を図って授業を進めているという先程の答弁でございましたが、道の計画の中身を見ますと具体的に学校司書の配置についても現在は小学校で14.2%、中学校で14.9%であるけれども小学校、中学校とも60%の目標を立てて司書の配置を道としては推進したいという意向でございますが、やはり読む・調べるということについては一方では我が町の場合は美深小学校に司書教諭が1名おられますね。数字の上では美深小学校1名になっておりますが司書免許をお持ちの先生が具体的には中学校にもおられるのですよ。あるいは仁宇布小中学校にもおられるのですよ。その方がいわゆる言ってみればボランティアですよね。そのような感じでその図書の管理ですとかその辺に積極的にあたっておられると。それでなくても様々な形で先生方の負担が大きい中で専門的に学校司書というのをしっかり位置付けてそこに配置することが教育の観点からすると先生方の負担も少なくなるのではないかというように考えるところですが、その辺のことについてはどのようにお考えになりますか。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

各学校とも司書資格を持った教諭が複数人います。小学校については今年12学級ですからこれは設置をしていく義務が出てきますので今年度発令をして発注をしているという状況でございます。ただ、それこそ4年前の答弁でも申し上げましたけれども各学校に事務文書として図書の部門がございます。それは今ボランティアと言われましたけれども事務文書ですから仕事として持って頂く形になりますのでその部分はご理解を頂きたいと思いますのでそして各学校の事務文書の中でやはり図書という形で位置付けられておりますのでそれはその部分の仕事として取り組んで頂いているということをご理解頂きたいと思います。以上です。

質問 5番 岩崎泰好

これからの町づくりの中にあっては、次代は少子化時代といわれますが、子供の教育というのは非常に重要でかつ大事な部分だと思います。我が町は英語教育に特化して特色ある教育を推進という形で現在も進んできておりますが、基本的に日本語を読む、書く、そして調べるというようなそういうことについては、やはりこの学校図書館を上手に活用していくようなことをやっていかなければ中々英語といってもそこまで繋がらないのではないかと私個人的な考えですが思っています。やはり語学力をしっかりとつけてもらうための学校図書館、あるいは英知を様々な調べの中から引き出していけるような、そのような学校図書館であってほしいというように希望するところでございますが、この学校司書の問題、1つの大きな課題であると思います。当然お金もかかってきますからこの辺のところもしなければいけないと思いますが、やはりこれからの10年、20年を考えるとやはり子供をしっかり育てて行く、子供をこの町から生み出していくというその努力はもっとお金も人材もかけていく必要があるなと思っておりますが、その辺の所見についてはいかがお考えですか。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

今、議員の方からお話がありましたけれども色々な形で体制を整えてお金を掛けて行けばそれはそれで体制としては良いのでしょうけれども、それも限界がございますので、その中で何を整備することよって一番効果的な部分になってくるかということは当然考えていかなければならないかと思っております。今、国語の問題を含めて例えば今年でいけばリーディングスキルテストの予算化をして頂きました。これは子供たちに読解力を図る基礎でございます。そういったものを利用しながらそれぞれの子供たちに何が欠けているのか、そういったことをしっかり見極めた中で読書も含めて国語力を上げていくという事は何も国語の教科に限ったことではなく各教科を通してそういったものをつけていくという意識づけが大変必要だと思っています。そういった部分では、現在、美深小学校でも今年度からは英語研究材料にしておりますけれども、これまでの中でやはり読む力といいますか、そういったことをどのようにしていくかということで教科横断的な形で取り組みをしてきているという形であります。司書を置くという事も1つの選択肢としてあるわけですけれども先程も申し上げた通りCOM100の司書がバックアップさせて頂いている。今年リーディングスキルテストの予算をつけて頂きましたけれどもこういった形でその時その時の課題に応じて何に支援していくことがいいのかということを十分見極めて進めていきたいというように考えております。

質問 5番 岩崎泰好

それではもう1点、先般仁宇布の小中学校の改築設計の関係で私も二度ほど傍聴させて頂きました。その図面の中に私も随分気になっておりまして、その学校図書館でこれは形ではないかもしれませんが配置そのものが中央の廊下スペースに置かれるという事にどうも違和感がありました。1つには、パソコンの教室が1教室ありますがこれは私の私見ですから色々考え方はあると思いますが、パソコンももう既に教室で習うような時代ではなくなったと、前にもiPadの話で質問したことがあります。教室にしっかりとiPadを持ち込んでそこでパソコンの操作の勉強をするということで十分足りええるのではないかと、そうすると今新たに建てる設計図の中にパソコン教室というものはいらないのではないか、しっかりとそこに図書館という物を設置してそこを拠点として学びの場をつくっていくということも大事なのではないかというように説明会を聞きながら感じたところでありますが、これから今月かけてしっかりと基本的な物を作り上げていくのだと思います。地元の先生方からも単に書架を廊下に並べているだけでは図書館ではないというご意見も言われる先生もおられました。しっかり本の並んだところで座って自らが学ぼうとする物事について調べをしていくというそういう環境が必要だという話もされました。是非、地元の方々あるいは先生方の意向を踏んでしっかりとその辺についても対応を頂きたいというように考えるところですが、所見をお伺いして最後にしたいと思います。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

今、仁宇布の小中学校の中でパソコン教室を設置するということは考えておりません。図面の中にもそういった表記はございません。基本的には言われた通りタブレットの時代になってきていますので、そのことを基本にやはり教室の中で使えていくという事が必要だろうと思っています。ただ、指導面においてどうしてもタブレットだけでいいのかという色々な議論もまだまだ残っていますので、そこにどう対応していくかということも1つの課題でございます。それからそれに関わって図書室の問題でありますけれども、美深小学校、美深中学校の状況それから仁宇布での議論、その状況によって先生方例えば仁宇布でも去年の先生方と今年の先生方とやはり意見が違ってきています。そういった部分を十分やはりお聞きをしながら対応していくわけですけれども色々なお話を聞いているとやはり多様に変化出来る形を用意しておかないと駄目なのかなと。廊下に並べることが決して悪いとは思っていません。子供たちの日常的に暮らす場に本が身近にあるということも1つの大きなメリットです。それから今言われたようにその調べ学習だとかその先生のやり方によってはその教室の中といいますかそういった場所で腰を据えてというのもこれも1つの方法としてよくわかります。また先生によっては教室の中で図書を持ち込んでやるだとか色々な方法が出てきます。この間、先生たちのお話を聞いていてもやはり先生方の取り組み方、これが1つそれぞれ独自性を持っていますので、そういったことを大事にしなければならないというように思っています。そういった意味で、小学校も中学校もそうですけれども仁宇布においても基本的には中央の部分にある程度のスペースを置きながら、そしてそれをどこで使うかはその時の先生方の取り組み状況によって良いのかということで取り組める形をやはり考えていく必要があると。とすればやはり図書の書架についても低いもので、安定性のあるものである程度動かせるような、そして教室でも使えるのか、どこか1つの部屋にある程度置いて使うのか、それは先生方のその時、その時の状況において対応できるそういった形をしていきたいと思います。ただ、やはりベースは全てが全部動かすわけではありませんので、あのベースはやはり基本設計にある通り中央に置きながらそういった対応が出来るようにということを今学校の方ともその後もまた協議をさせて頂いておりますのでそういったことで進めていきたいと考えています。

質問 5番 岩﨑泰好

以上で質問を終わりたいと思いますが何せ住民の声をしっかり受け止め、そして住民にしっかりと情報を伝えていくそのような町でありたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。以上で終わります。

出典:美深町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月13日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる