みんなの議会

美深町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月20日

学校給食の状況について

2019年6月20日、美深町議会の一般質問で、田中真奈美議員が「学校給食の状況について」質問し、教育長 石田政充が答弁しました。

質問者
田中真奈美 議員
答弁者
教育長 石田政充

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 田中真奈美

次の質問に入ります。項目 教育、件名 学校給食の状況について伺います。質問の要旨を申し上げます。学校給食が始まり4年が経過しましたが、保護者の方からは朝の家事が軽減されたなど、良い面のお話を伺っています。そうした中で、学校給食を始めた目的が子供達の成長面にどのように影響を及ぼしているか、保護者や町民にもわかる情報提供も必要があると思います。学校給食を食べている子供達が給食をどのように考えているのか、アンケートの結果や先生方の意見、さらには味、質、量、残食問題、ゆっくり食べられる時間はあるかなど、学校給食の状況を伺いたいと思います。この他、学校給食が実施されてから適切な栄養の摂取や食事についての正しい理解、地元食材の提供や食育教育など、この4年間でどのような変化が生まれているのか教育長の所見を伺いたいと思います。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

学校給食の開始後の子供達の状況をはじめ、学校給食の現状についてご質問を頂いたところでございます。本町の学校給食については、学校給食準備委員会での議論を経て、平成27年5月から提供開始をしてございます。衛生管理の徹底に意を配して運営させて頂いておりまして、平成28年の7月には衛生管理基準であります、ハサップの北海道A評価を受けておりまして、大きな事故もなく順調に現在運営させて頂いていると考えております。学校給食の運営にあたりましては、各学校の養護教諭と、それから学校給食センターの栄養教諭が参加をして学校給食に関わる献立検討委員会というものを組織させて頂き、学期ごとに学校給食や児童生徒の状況等の話し合いをさせて頂いております。その中でご質問にもありますが、PTAや子供達のアンケート結果などについて議論し、教育委員会議でもご報告するなど各学校との情報共有も図られていると考えております。これまでの献立検討委員会の議論を通して洋食系のメニューばかりではなくて、和食の取り入れについて配慮した献立を作成してはということで進めてきておりますが、これも概ね好評頂いているものと理解をしています。また、学校給食開始前によく学校関係者の方から美深の子供はお弁当が小さいですねとか、小食の児童が多いですねという話を伺ったことを私自身も記憶をしているわけですけれども、最近ではそういったお話を伺う事がなくなったというように考えております。給食ですからお弁当を持ってくることもありませんし、しっかり食べて頂いているのかなと思っています。当初、残渣が一定程度あるだろうというように予想して心配をしておりましたが、実際は予想の3分の2程度。予想の量というのは、他の市町村の状況からいくという事なのですけれども、予想よりも3割程度残渣が少ないという事でありまして、子供達は本当に喜んで食べて頂いていると判断をしているところです。また、給食の時間でありますけれども、これもお弁当の時は準備時間というのが特になくて、そうして出して食べるということですから比較的に余裕をもって食べられたという状況があったわけですけれども、給食ではやはりその準備をするという時間が必要になってきます。そういった部分では特に就学したばかりの1年生あたりは、中々時間内に食べきるという事が難しいという状況もあって、工夫をしながらやっているという事でギリギリになるということもあるという話も聞いています。次に、地元食材の利用ということでありますけれども、これについては準備段階から各農業関係者と協議をさせて頂き進めてきているところでありますけれども、本町では作付けされる作物がどうしても限られているという実態があります。地元食材の使用については、そういった部分で努力させて頂いておりますけれども、中々難しい問題もあるということをご理解頂ければなと思います。食育の関係の授業でありますけれども、栄養教諭が実施をする授業というのは、基本的に年間各クラス1時間進めております。ただ、来年から学習指導要領の改正によって授業時数が増えるということがあって各学校では、その時数確保ということが非常に苦労されているということもあり、この時間を増やしていく事が難しい状況にあるということで、栄養教諭が給食を一緒に食べながら指導をしていくというような事の方法も考えながら工夫して進めていきたいというように考えているところです。食環境を学ぶということは、家庭が中心でありますけれども、教育委員会としても生きていく上では食育は重要なものであると考えておりますので、今後も食育授業や学校給食等を通して各家庭と連携をしながら何よりもまずは事故を起こさない、安全な給食ということを1番の目標として取り進めていきたいと考えているところです。以上です。

質問 2番 田中真奈美

先程、教育長のお話の中で、4年前はお弁当が随分小さいねという子供達の食の細さの話が出たのですけれども、実際私が、今給食になって子供達を見た感じで考えるならば、お弁当の量はもしかしたら関係ないかもしれないですけれども、給食になった後でも子供達が凄く大きくなったという感じが実際にしないというのが見受けられる気がします。食べ物の家庭環境の話もあると思いますが、食べ物を食べる事の大切さなり、そういうものについてもう少し先程の各クラス1時間という話もあったのですけれども、今後、地域の方々との関りや何かを含めた上で、そういうものが出来ないか、あと残量は他の地域より美深は少ないという話もあったのですけれども、そこを含めた食べる物が大事だというものが出来ないかという事をどう思っているかお伺いします。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

今、食育の話で栄養教諭がするのが各クラス1時間という話をしました。栄養教育として今そういう状態です。ただ、食育そのものが他の授業の中でも全般的に進められています。例えば先程の総合の中でもお話がありました田植えだとか、そういったことも含めて、そういうものを考えると相当な時間、食に関わる授業はやっているだろうと思います。生活科の中等では正しく食べ物に対する栄養だとか含めてやっておりますので、食育という部分では幅広くやられていることをまずご理解頂ければなと思います。その中で、今議員がおっしゃられた通り子供達の体力がどうかということです。正直言って、私も見ていてどうなのかなという感じがいたしますけれども、ちょっと数字的なものがお手元でお見せすることはできないのですけれども、開始前の平成25年の子供達の発育状況と今の状況を端的に比べると、ただ美深町の子供は数が少ないですから、中々ばらつきがあるというのはあるのですけれども、端的に見てばらつきが随分小さくなったと、今も学年によって食べる量が実は違うのです。学年によっては、もっと食べないと駄目なのではというところも当然ありますし、それから出された物では全然足りないという学年もあります。それは子供の食べ方の問題、それから育つ家庭でどう食べていたかという問題もあると思います。もう1つは、3食の内の1食ですから、それが100%ということは当然なりません。それよりは、今議員がおっしゃられた通り食育を通して家庭でしっかりやってもらうことも最も大切なことだと思うのですが、ただ数字を見るとばらつきがなくなったのと、それから小学校の高学年から中学校にかけてのその前のこれは単純に25年を見てですから、一概に言えませんけれどもちょっと平均から見て落ち込みがあったのですが、それが改善されているという部分では、やはり一定の効果はあったのかな。ただ、言われる通り食べ物だけではなくて運動することによっても当然出てきますから、議員がやられていますダンスですとか、そういったことも非常に大きく関わっていると思います。ただ、そういった部分で押しなべて、数値的にはばらつきがなくなってきたという事は見て取れるのかなという部分です。ただ、これはあくまでも一面ですから、全体がそうだとは言い切れません。そういったことをご理解頂いて、そういった感覚を持っているという事を答弁させて頂きたいと思います。

質問 2番 田中真奈美

先程、本当に子供の成長は食だけではなく様々な環境などが1つになって育まれていくことだと思います。先程からちょっと私の方で話させて頂いている食育のことだったのですけれども、美深は農協が美深町に本所があって下川町から中川町まで安全な食材を提供してもらえることが出来ると思っています。今、恐らく美深町を中心に食の提供をさせて頂いていると思うのですけれども、例えば下川であれば、うどんだったり中川の方であればまた違うものだったりといった、特性のある食べ物を農協にお話を通して頂ければ提供できるかもしれないというところについては、どうお考えでしょうか。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

食材の部分については、開所当初にどうしていくかと地元食材をどうにか使えないかという事で農協さんの方とも色々協議をさせて頂いて、それから生産団体の方とも協議をさせて頂きました。残念ながら流通として給食センターに入れていただくという事は、実は農協さんの方では難しかったのですね。今おっしゃられた部分が1つの方法としてはできるのでしょうけれども、それが流通として成り立つのかどうなのか、その為にわざわざ行ってという事が中々難しいものですから農協さんを通した時に、今のうどんだとかそういった部分は協議しておりませんから、下川さんのうどんだとかというのはね。ただ、それ以外の部分についても地元産材が使えないかという事は協議をさせて頂いています。今やっているのは、農家さんのご好意に甘えながら、それぞれ個別で出して頂ける、これについて直接頂いている。それから農協さんでいけばアスパラを毎年提供いただくんだとか、これは流通ではなくて提供として頂いているのですよね。そういった部分ですとか、あとは生産団体さんでいけば肉牛を頂いているだとか、そのような形で地元産材については色々な可能な限りについては使わせて頂いているという状況でございます。

質問 2番 田中真奈美

町内の食材を色々使われているということで、それは子供達の方は、例えばどこの美味しいものを食べているよというものは、子供達としてはわかっているのかという事をまずは1点お聞きしたいのと、あと例えばこのような食材を使って子供達が育まれていますというものを町民の方々に対してチラシなり何なり広報、回覧に入るものなりPRというものはしているものなのでしょうか。ちょっとその辺り勉強不足で大変申し訳ないのですけれども、美深には美味しい食材が沢山ありまして、例えば流通が農協のみとなってしまったとしても例えば子供達が今日、何処どこのお家の何々を食べたよという事で子供達からの発信に繋がるのかなと思うのですよね。ちょっと話が反れてしまうかもしれないのですけれども、そこを通して保護者だったり周りの地域の方々がこれだけ町の事を考えて、子供達の事を考えて食育に努めているという事をもっとPRしていけば恐らく町はもっと農家の方々から野菜を買うことが出来たりとかということに繋がっていくのではないのかなと思っています。どう思われますか。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

実は給食センターの便りとして給食だよりとして出させて頂いておりまして、その中で今日はどこの食材を使っていますとか、そういったPRはその都度させて頂いておりますし、例えば姉妹町の添田町から梨を提供して頂いたとか、そのようなことも受けて、今日は添田の方から頂いた梨を給食に使っていますとか、そういったことも学校でもご指導頂いております。それから去年は100年という事で特別メニューという形でチョウザメラーメンだとかそういったものも使わせて頂いて、そういったことも食べるだけではなくて、例えばそれに代わっての指導も学校で頂きながらビデオを見て頂くだとかそういったことを通して子供達に食べて頂いている。そうしてそういったものはその都度、広報等も載せさせて頂いておりますので、一定程度多分チョウザメラーメンですか、添田の梨だとかというのは、きっと目にされたのではないかなと思うのですけれども、そういった部分での発信はさせて頂いているという形でございます。その部分については、引き続きしっかりとやっていきたいと思っています。

質問 2番 田中真奈美

これからの美深町を担う大事な子供達ですので、食の面で今回はお話させて頂きましたが、今後とも色々課題等あると思いますのでよろしくお願い致します。以上で質問を終わります。

出典:美深町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月20日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる