美深町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月20日
新しい総合計画策定に何人の町民が参画できるのか
2019年6月20日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「新しい総合計画策定に何人の町民が参画できるのか」について質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 岩崎泰好 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 岩崎泰好
それでは3つ目の質問に移ります。新しい総合計画策定に何人の町民が参画できるのか。今年は第6次の総合計画策定の初年度です。策定にあたって基本的な取り組みの手法について考え方を伺います。町民の誰と誰がどのような形で参画できるのか、その策定手法についてお伺いをします。またそれらのスケジュールについても基本的な考えをお聞きしたいと思います。さらには、3つ目として自治会の地域計画の取り組みとの連関性はどうするのか。これについてもお聞きしたいと思います。4つ目には議会の議決事件とする新条例を制定したことは私も評価をしますが、基本構想にとどめ基本計画を加えなかったことの考え方はどこにあるのかお聞きしたいと存じます。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
次期の総合計画に向けて具体的な取り組みの手法として4つほど質問を頂いたところでございます。初めの1つとしては、町民の誰と誰がどのような形で参加できるのかと、策定方法についてのご質問でありました。そこで次期の総合計画に向けての策定の段取りでありますけれども、役場内の推進対策としては私を委員長として副町長、教育長、各課長で組織する策定委員会の設置と、それを補助する組織として主幹および副主幹、係長によるプロジェクト会議の設置をして参りたいと考えております。具体的には行政分野ごとの部会を編成しながら課題の洗い出しや対策案の検討、各種データの収集分析などを行い、内容を協議し計画の原案をまとめて参りたいと考えているわけであります。さらに住民の参画体制としましては、美深町総合計画策定審議会条例に基づき、町内の各関係団体からの推薦や分野別の精通者、一般公募により選任された30人以内の委員からなる策定審議会を設置し、町長から諮問された内容について審議し、答申を行うなど策定にあたって直接的に参加を頂く予定であります。また、町づくり推進町民会議、これは委員30人の会議でありますけれども、これらの開催や各自治会、各団体等において開催される町づくり懇談会の開催などにより多くの町民の方々のご意見をお聞きするとともに、児童生徒や住民全世帯を対象としたアンケート調査の実施も計画しており、そういう意味では全ての町民の皆様方に計画策定に参画できる機会を設けることと致している訳であります。次に、タイムスケジュールの話もございました。現段階では、今年度は今月もあと10日程でありますけれども、庁内体制の設置、さらには7月に策定審議会の設置、9月にはアンケート調査、10月〜11月にかけて町づくり懇談会および児童生徒のアンケート調査等々を実施して参りたい。これらを基に基本構想の素案づくりの進めをまとめていきたいと考えているわけであります。そうして次の年度になるわけでありますけれども、4月には基本構想素案を審議会で審議することに致したいと思っております。6月には基本構想素案の議会説明、10月には基本計画を審議会で審議する予定。さらには11月には総合計画の答申、12月に基本構想を議会提案とする予定等々であくまでも予定でありますけれども、流れとしてはこういうことを考えているわけであります。次に、3番目に自治会との地域計画の取り組みと関連性はどうするのかというご質問もあるわけでありますけれども、各自治会において策定されている地域計画について第5次総合計画において地域・自治会が自らの地域の将来像をまとめる地域ビジョンと位置づけており、地域の現状や課題を地域で共有し、その課題解決に向けて地域としてどう取り組んでいくのかを計画としてまとめたものであり、基本的には自治会において活動の基本としてもらうものでありますので、ご理解を頂きたいと思います。その中で地域だけでは解決できない課題や町全体として取り組むべき課題などについては、しっかり地域からご提案を頂き、次期の総合計画に反映していくとともに地域の課題解決に向けた取り組みに対してもどのような支援体制をつくっていくか、引き続きこれらは検討して参りたいと考えているわけであります。最後に議会の議決事件とする新条例を制定しようとすることは評価頂いているわけでありますけれども、基本構想に留めて基本計画を加えなかったのはなぜかという事のご質問を頂いたところであります。元々、改正前の地方自治法においては、基本構想を議決すると、議会で審議して頂くということは義務付けされていたわけでありますけれども、法の改正がありまして総合計画の策定の有無そのものが各自治体の判断によるものとされてきたわけであります。したがいまして、本町としては町民に町づくりの長期的な展望を示し、町の将来を描くものとして策定すべきとしたところであり、議会の議決事件として、事案としてこれまでと同様基本構想のみとしたところでございます。再質問もあると思いますので。
質問 5番 岩崎泰好
まず、策定の手法について1点だけお伺いします。10年前、同じ時期に第5次の策定があったと思います。その時の策定手法と今回第6次に関わった策定の手法についてその大きな違いはどこにありますか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
基本的に大きな違いそのものはないというように考えております。
質問 5番 岩崎泰好
時代の変化とともに総合計画そのものも、いわゆるコンサルだけが非常に喜ぶ中身で、出来てしまえば冊子になれば中々それを使われないという、やはりそういう課題もあると思います。その観点からするとより多くの町民がこれから10年の美深町をどう作るのか、ある意味自分の生活だとかその辺も加えて、そのような中身にやはり手法をもっと進化させていくというようにそれがやり方ではなかろうかと思いますが、10年前と同じ手法であれば何か今の総合計画についてもそれを知らない町民の方が沢山おられます。そういう意味では、アンケートという話もございましたが、しかし、より多くの方が無作為抽選で委員になって頂くとか、何か別な形で、このような形で私も町政に参加できるのだなという、そういう仕組みづくりがどこかで、基本的に庁舎内でのその策定委員会で原案作り、その辺は当然大事なところですが、そういった手法もこれから知恵を絞ってより多くの町民の参画を頂くという形、それを取るべき、もうその時代なのではないかと思いますが、その辺の考え方はいかがでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
色々な会議を重ねているわけでありますけれども、経過的には若干心配な風潮もないわけではないなと感じる部分もあるわけでありますけれども、そういうことも踏まえてどうやって町民の方々が1人でも多く参画できるようなことについて意を配っていかなければならないと、それはいわれる通りかなと思っております。そして時代に合わせると、基本的には従前の方式をとっていかなければならないと思っておりますけれども、1人でも多くのご意見を伺えるように、また1人でも多くの懇談会なり意見を述べる機会等々に参画してもらえるように共々に努力して参らなければならないと思っております。
質問 5番 岩崎泰好
是非、それらが反映できるように頑張って頂きたいと思うところですが、基本構想そのものが今回議会の議決事件とするという考え方は非常に私も賛意を示します。その根拠がなければ計画そのものが何なのという話になりますから、それは当然そうすべきだと思いますが、ここでやはりその条例案の中で各地の市町村の議決事件の中身をずっと一通り見て、数はチェックしていないのですが、多くで基本構想プラス基本計画も議決事件とするというような市町村の数が相当な割合であります。これらの考え方は、やはり我が町が自分たちの計画をしっかり打ち立てて、旧来は自治法の義務としてやっていた中身ですから、それらがなくなった時点で自分の町の計画をしっかり打ち立てて、それに向かってみんなで進んで行こうねと言いのが、やはりこの基本構想と基本計画だと思います。そういう意味から考えると新条例制定にあたっては、是非この今、明日条例案が審議され可決されるという状況ですが、基本計画そのものも議決事件となるような形にやはり今後の問題として、しっかり取り組む必要があるのかなと思うところでありますが、その辺の考え方についてはどのようにお考えですか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
申し上げておきたいなと思うのは、従前もそうでありましたけれども、従前は議決事項であったわけでありますけれども、その中で基本計画、さらに自主計画等々も具体的に提示をしながら意見を求めている状況もありますので、今回も基本計画なり自主計画も併せて提示をしながら、議決を頂くのは基本構想でありますけれども、そういうものも提示しながら色々ご議論がされていく方向ではないのかなと思っております。ご理解を頂きたいと思っております。
質問 5番 岩崎泰好
多分、最後の質問になると思いますが、我が美深町議会は予算審査にあたっても、決算審査にあたっても総合計画をその根拠として行政評価調書を基に審査を行っているのが現状でございます。これは私もあちらこちらに研修に行きながら全国各地の議員さんと交流の場所を作ることが結構あるのですが、この話をすると全国の方がそのようなことをやっているのと、羨ましがられます。本当に私達は全国に先駆けて先駆的なその取り組みを行っているのが我が町の議会だというように私は自負しています。その中にあって、行政もしっかりと総合計画の基本構想を根拠にしながら基本計画を打ち立てて、さらに実施計画のローリングを重ねて行政運営を行っていると思います。旧来の総合計画というのは、旧来は行政計画という表現の仕方もあるのですが、やはりしっかりと町民を含めた全部の部分で町づくりの計画だという観点から、明日その条例の議決があるのですが、今後の問題として、実施計画についてはローリングもあるし、色々その時代の流れもありますが、少なからず基本構想にプラス5年毎の前期後期の2つの部分でやはり基本構想そのものも議決事件として、その議会が進める色々な議案審議にあっても、予算審議にあっても、その裏付けの根拠となるそういう条例に昇華をさせて頂きたいというように考えるところですが、お考えだけ伺って私の質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先程来そうでありますけれども、はいわかりましたという事には中々ならないわけでありますけれども、議会でありますし、議員さん個々の考え方もあるわけでありますから、全体的なことを踏まえながら町としても努力する方向で検討して参りたいと、このように思っております。よろしくお願いします。
質問 5番 岩崎泰好
5番、以上で終わります。