美深町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月7日
美深産のブランド化・販路拡大について
2015年12月7日、美深町議会の一般質問で、小口英治議員が「美深産のブランド化・販路拡大について」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 小口英治 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 小口英治
それでは通告表に従って説明いたします。項目、1番としましては産業、件名、美深産のブランド化・販路拡大についてであります。質問の要旨です。以下の参加後の取り組み・方向性について伺います。1つには9月東京国際フォーラムでの物産展参加後の当町の取り組み。2つ目には10月北いっしょ協議会が受け入れた福岡熊本のホテル関係者との取り組み等であります。美深町総合戦略会議で示された農業のブランド化に取り組む必要性があると認識しております。食材としてのチョウザメもようやく認知度が高まりつつある中、差別化の重要性が必要不可欠と考えますがその考えを伺います。これに合わせ農業振興センターでの商品開発、販売に結びつく特産品の育成は考えられないかを併せて伺います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、小口議員から美深産のブランド化と言いますか販路拡大についてのお尋ねがございましたので私の方から答弁をさせていただきたいと思っております。まず具体的に9月の東京国際フォーラムの物産展参加後の取り組みという事であります。この物産展は全国町村会が主催した町イチ村イチ、2015でありました。今回で3回目となるこのイベントでありますけれども全国の町村が一堂に会し、それぞれが持っている特産品や観光資源などのそれぞれ町の特産品、宝物に近いようなものを都会の人たちにアピールするのがこのイベントの狙いでありまして開催中の来場者は約5万人とこのように聞いています。我が町としては2度目の参加でありまして今回は地元食材を使った郷土料理やこだわりグルメを販売する町イチ村イチ食堂コーナーとして移住定住相談コーナーにも出展させていただいた所であります。全国各地の魅力的な特産品が多数出品される中で我が町の新商品としてはチョウザメシューマイ800個持っていた訳でありますけれども早々に完売して手応えを感じてきたと伺っている訳であります。このイベントは2年に1度開催されているものでありますので今後も美深町を強力にアピールできるような魅力的な産品を持って参加継続をして参りたいと考える訳であります。次に10月に行きました北いっしょ協議会が受け入れた、福岡熊本のホテル関係者との取り組みであります。これは全日本の司厨士協会と言うのですか福岡支部の9人によります北海道食材視察の取り組みでありました。九州エリアにおいて収穫アップのためイベントとして各それぞれのホテルが毎年、北海道食材フェアを開催しておりまして北海道の新しい食材の発掘を目的に行われている、このように伺っております。まず視察では美深町産の馬鈴薯であります「北あかり」そしてかぼちゃであります「くりゆたか」美深牛のほか中川・音威子府産の食材も合わせて試食をしてもらい活用の可能性について意見交換を行ったところでありますが現時点では具体的なその後の進捗が見られているという状況には至っていないという状況であります。しかし昨年は同様の取り組み、昨年、ホテル日航福岡において美深牛・美深麺・アスパラ・白樺樹液などの食材が採用されておりまして6月から7月の2カ月にわたり道北各地フェアが開催された実績もある事から今後もこうしたPRを粘り強く続けていく必要があるのかなと思っております。次にチョウザメの差別化の重要性は不可欠であるというお話も頂きました。ご承知の通りチョウザメ産業振興については我が町として30年来取り組んできたところになりますけれども、ここ数年、北海道大学大学院水産化学研究院の指導を受けながら軌道に乗れるように今、向かっているという所であります。地方創生戦略の目玉に位置づけている訳であります。近年ではチョウザメがキャビアだけではなく食用としても広く認知されている事から飼育数を増加させるための養殖施設整備と合わせて加工施設整備などを進めて考えているところであります。今後は、びふか温泉はもちろん町内飲食店などへの加工肉の提供を始め特産品の開発、郷土料理の開発などチョウザメ産地としてのブランド化を進めながら関連産業の振興や雇用の場の創出など目指して行きたいと考えています。色々な所の視察等もやらせて頂いているような状況であります。次に農業振興センターでの商品開発、販売に結びつく特産品の育成についての質問も頂きました。農業振興センターにおける特産品の育成・支援についてはこれまでにもち米加工やさらに鉄火メロンの加工研究が行われきたところであります。特にもち米加工では現在も続いていますけれども2件のグループが事業化に至っているという状況であります。さらにイベントでの販売や企画販売など積極的に取り組み、町民にもこれらの高い評価を受けているものではなかろうかと考えております。最近の加工研究支援の取り組みとしては「はるゆたか」小麦でありますけれども、これを活用したクッキーの販売、これはトロッコ王国等でも販売されておりますし、チーズ作成の過程で出るホエーを活用した美深産の食材にこだわったピザの開発であるとか販売これらも取り組んでいる業者が出て来ていますし、ビーフジャーキーの研究や、かぼちゃのペースト販売、特にかぼちゃのペースト販売等については今、段取りをしている方もいる訳でありまして安心安全な美深産農産物を活用した加工販売に支援を今後も行っていく必要があると思っている訳であります。さらには美深産ホワイトアスパラガスの加工試作や学校給食における味噌の製造など色々な動きがある中で農業者ばかりではなく商工業者なども含め多くの方にチャレンジをして頂いて町といたしましても関連機関と連携をしながら多方面の積極的な育成・支援に取り組んでいければと考えている訳であります。できるだけ振興センターのご利用を頂ければ、このように思っております。振興センターもそういう事で窓口等も手掛けていきたいと努力しようとしている訳であります。以上です。
質問 1番 小口英治
まずお聞きしたいのは9月、10月、つい最近の事ですけれども美深が参加したという事でそのフォローと言いますか、そこら辺の体制はどうなっているのかなという視点でお聞きしたかったのですが期間もありませんのでそれは無理な事かなと思いますが美深町ではスバルの関係で太田市とも色々交流がありますけれども太田市においてはスポレク祭りですとか、そういうものには美深の物産を数年来供給して好評を得ているというような認識ですが、そういうようなある程度年数を区切っている物産の交流行き来、美深の物産が行っている地域とそのあとのフォローと言いますか売り上げが伸びているのかどうなのか。売り上げが伸びない場合は何の努力が足りないのか、そこら辺の考えをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
その時点、その時点で行っていただく方、また持って行く方の取り組みがある訳でありまして本当に売り上げは、物が足りなくなるような状況もありますけれども少し苦労したという話も伺っている様な状況であります。その年、その年である訳でありますけれども、それぞれの行き先と言いますか、それぞれの相手先そしてこちらから行く人間、ただその行く人間もなかなか固定して行くという形にはならないものですから、うちの振興公社であるとかさらに色々な形の人間が行っている関係がありましてその辺の今言われるような部分の整理の仕方、そしてきちんとした我が町のブランドとしての位置づけ等々についてはまだまだ今後の課題を持っているのかなと感じている訳であります。
質問 1番 小口英治
課題の整理を早急につけていただきたいと思います。というのはチョウザメに関しても先だって議員の何人かでも見てきましたし、先月は美深町でも職員と温泉等の方もチョウザメに関して視察に行っていると思います。その前にもチョウザメは視察等をやっておられると思います。そこで見て来た事はチョウザメも飼っている方法等は色々違いますけれども製品化に既になっていますよね。そこで同じチョウザメに対して美深町も30年やっている、九州の小林市でも30年やっていると。ここら辺で差別化をしていかないとチョウザメ、ある程度全国で何カ所もやっている訳ですから、せっかく美深が最古参的に古い歴史を持っている中で埋没するのではないかと私は心配しているのですがそこら辺の考えをちょっとお聞かせください。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今、チョウザメに特化した話を少し伺った訳でありますけれども、正直言ってなかなかチョウザメが鮫という部分については我が町のブランド化したような有名な町としてだいぶ経っているのかなと思っておりますけれども、それを料理だとか物だとかそういう部分での商品価値というものをまだ食べるとかキャビアであるとか加工品であるとかそういう部分についてはまだまだきちんとした製品に結びついているとは考えておりません。まだまだこれから製品化していく、商売にしていく。そういう過程においてはまだまだ飼育する量も大きく拡大させていかなければならないし、事業化に向けては取り組む。今まではどちらかと言うとシンボルマークではありませんけれどもそういう部分が多かったのかなと。そういう事を中心に長い時間がかかったのかなと。これからは本格的な事業に取り組む必要がある、こういう事を申し上げている訳であります。そういう中でなんとかこれをブランド化と言いますか特産品に結びついて、もちろん事業化にするためにたくさんの魚を飼う。これについても3年や5年で出来るとは思っていません。一時的な事業として事業化に20年かかるなら5年単位、10年単位の設定の仕方もあるでしょうけれども2年や3年、4年や5年でそう簡単に物が出来るとは考えておりません。そういう事でご理解をいただきたいと思います。
質問 1番 小口英治
実際そのなかなか食材的に難しいようなお話もちらっとあったのですけれども、現実でびふか温泉でもチョウザメ御膳ですとかそういう商品化になっている訳ですよ。それをなんとか美深町全体でブランド化に押し上げるべく努力が必要ではないかというような私の視点なのですけれども、これからだんだん成体の魚肉の販売等もおそらく加工場も予算をつけている訳ですからどんどんそういう方向に向いていくのだろうと思いますけれども、そこでやっぱり美深産の独自ブランドと言いますか認証制度と言いますかそういうような事をしていかないと先程来言っている通り置いていかれるのではないかと。名寄で言えば原産地呼称制度を導入しているとかそういう声も聞きます。美深もそういう事がだんだん必要になって来るのではないですかという質問なのですけれどもお答えいただきたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
それはまさにその通りだと思っております。しかしながら長い年月がかかる本格的な事業、そして本格的な特産品を作るという事については本当にどちらかというと我が町で今まで造ってきた部分については非常にロットが小さいというかそういう部分があるものですから大々的になかなかやれない。そして取り組んでいただく方々についても、やり方として手を替え品を替えという事もあるのでしょうけれども1つに絞っていく今後の努力と言いますかそういう方向性、そういうものも出てくるのかなと。そのためには町の商工業の方々さらには農業の方々、そういう方々と一緒になって歩む必要があるのかなと思っています。
質問 1番 小口英治
農業振興センターの中での販売ですけれどもこれはなかなか過去の説明では販売が難しいと言っているのですが、近辺では剣淵町の農業振興センター内で味噌を現実に作って販売していたり美唄市でもそうですけれどもそういうところがけっこう増えています。なかなかその民間でと言っても機械の設備もなかなか大変だと。活性化の補助金はあります。それでも大変だと。専門的にアドバイスをいただくという事もなかなかそういう人材もないと。そういう中で今ある農業振興センター内を今有効に、前段に色々南瓜のペーストですとかホエーのお話もありましたけれども、そこら辺の農業振興センターで販売まで結びつけるのだと、農産物、そういうような考えはどうでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
結び付けるのだと、今までもそういうつもりでやってきて先程申し上げましたようなもち米の関係も言ったのですけれども、さらに努力していかなければならないと思っています。
質問 1番 小口英治
私が言ったのは農業振興センターの中で保健所の許可を取って販売許可も得るというような話ですので聞き取りと私の言っている事と認識が違うのではないかと思うのですけれども。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
1つのやり方としてそういうやり方もあるのかもしれませんけれども振興センターそのものが直営でそれをやるのではなくてそこに参加してくる、そこで研究する、そういう業者が現れて来る事を期待していると。
質問 1番 小口英治
解りました。それではそういう業者があれば振興センターで販売に結び付くような事も可能だという事で理解してよろしいでしょうか。解りました。それと今、最近、外国人の観光客が相当日本に来て色々な家電が多いのでしょうけれども相当な量を買っていると。なんとか農産物も海外に売り込まないとダメだというような形も結構この道北地区でも出ていると思います。今、剣淵の話が出ましたから剣淵ではネギ塩ダレというのですかこれをウラジオストックに持って行くとか名寄市等もそのような動きもありますし、そこら辺の美深のブランド化に伴って海外までそういうような戦略そういうような事もなかなか美深はこれだというものがいまいち欠けていると私は思うのですけれども何とかそういう物産を作って海外に売ってやろうじゃないかとそういうような考えはどんなものでしょう。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
行政がどこまで先導を切ってリードするかという話だろうと思いますけれども逆に応援する立場に回りたいというのが率直な気持ちでありまして、それを応援する仕掛けは色々作ってきたつもりでありますのでどうかそういう方々が現れて来て応援体制が、応援する要素がさらに強めたいなとそういう事を申し上げておきたいと答弁として申し上げます。
質問 1番 小口英治
今、アンテナショップを杉並区だとか中野区だとか、ここら辺の町村でも出していますけれども昨日の新聞にも鷹栖町が浅草に年間300万円で日本全国で何箇所か出したという報道が載っていましたけれども名寄市と士別市がメインかなと思いますけれども上川北部商工会議所にも話があったのですが10月の新聞ですけれどもサンコウマーティングと言うのですか、会社みたいですけれどもそこに名寄の煮込みジンギスカンですとか士別の物産だとか送ったりしていますけれども、こういうような美深町のアンテナショップ的な情報があれば。あるのかないのかまずお聞きしてその取り組みをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
アンテナショップはありません。
質問 1番 小口英治
アンテナショップはないと言われたのですけれども、これは今、言ったサンコウと提携だとかいうのは、これは名寄市だとか士別市が核になって上川北部の商工会等にも全部物産がありますかという打診はしているはずですけれども、そういうようなルートもある訳ですよね。町長は今ありませんと断言しましたけれども、そういうような方向と今、傍聴の方の担当の1人もいらっしゃいますけれども北星信金さんと愛知県のビゼー信金さんが提携を結んで町村の物産の交換・交流と言うのですかそういうこともやっておられる。そういうようなのは必ず美深町にも連絡がおそらく来ていると思うのですよね。全くないならおかしいのではないかと私は思っていますけれども町長がありませんと断言するようでしたらそこら辺の受けがアンテナの張り方が足りないのではないかと思うのですけれども、どうですか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
どこだかの町村が東京だとかそういうところに店を出している、アンテナショップ等々についてはありませんという事でありますのでそっちのほうまで波及されると大変誤解を招くのかなと思いますのでそこら辺よろしくお願いいたします。
質問 1番 小口英治
大いにアンテナを広げて色々な情報収集に努めていってもらいたいと思います。