蘭越町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日
らんこし米の銘柄米としてのブランド化について
2026年3月11日、蘭越町議会の一般質問で、永井浩議員が「らんこし米の銘柄米としてのブランド化について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 永井浩 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 永井浩
らんこし米の銘柄米としてのブランド化について質問させていただきます。町政執行方針6ページの3、地域産業が元気なまちづくりに、らんこし米の銘柄米としてのブランド化と関係機関への要請とありますが、どのような手法でブランド化を進めるのかお伺いいたします。以前にもお伺いしましたが、農産品のブランド化にはGI認定が課題であり、GI認定されたとしての次の段階、6次産業化を進めていかなければ、現状の消費社会でのブランド化は難しいのではないかと思いますが、行政として何をどこまで携わるのか、ブランド化の手法をお聞かせください。
答弁 町長 金秀行
永井議員の町政執行方針6ページに記載のらんこし米の銘柄米としてのブランド化と関係機関への要請についての御質問にお答えをいたします。町の基幹産業である農業、その主要品目であるお米は、町内経済を大きく左右し町の税収や商店、事業者に恩恵をもたらし、町民が豊かに暮らす上で非常に大切なことを感じているところでございます。全国的な米の品薄と価格高騰により、令和6年から2年連続で水稲農家の所得は向上したものと認識をしておりますが、今後の状況によっては価格、買取価格の下落も危惧されており、生産者が安定した営農を維持するためにはJA等の関係機関への要請が必要であるというふうに考えております。ブランド化については、令和6年度から経済産業省の補助金を活用し、外部有識者による蘭越町地域ブランド確立検討委員会を設置し、中長期的な視点でのブランド力の向上を図るための取り組みを進めているところでございます。今月4日に、有識者4名と札幌のお米取り扱い業者などによる座談会を開催し、昨今のお米の状況を含めてらんこし米の方向性について議論を進めたところでございます。この会議にも町議会議員の皆さんにも出席をしていただいたところでございます。これまでのブランド化は、競合他産地との差別化、有利販売というキーワードで検討を進めてまいりましたが、米が高騰したり、その反動で下落するなど、従来のブランド化が通用しない状況が生じていると感じているところでございます。町が考えるブランド化、これは一例を申し上げますと、らんこし米のお米は美味しいから、多少高くても買ってもらってもらいたい。らんこし米のファンになってもらいたい。高値で安定して売れるお米もあると、一例として考えているところでございます。例えば、魚沼産のコシヒカリは銘柄米として高値で販売されております。全国的な知名度を得た成功の一例だと思います。限られたらんこし米を道内を主にターゲットにするのか、全国展開するのか、輸出などを含め、検討の余地はありますが、米の需給に左右されない高値安定の銘柄米を目指すことがブランド化でもあると考えておりますが、方向性を生産者や関係機関と共有して連携しなければ、これを進めることは困難であるということも考えております。先ほど申し上げた有識者による検討委員会で議論しながら、激動する時代に合ったブランド化の展開を政策として進めていけるよう努力してまいりたいと考えております。次に、GI、地理的表示保護制度については、特定の地域で気候、風土、伝統的な手法に基づき、生産された品質の高い産品、農林水産物、食品、酒類を国が登録し保護する制度で、国の信頼、お墨付きを得て、他産地との差別化が明確になり、知名度や価格の向上が見込め、ブランドの確立と差別化できるとされております。また、6次産業化については、米農家、1次産業が米の加工、2次産業、米粉、餅、パックご飯や販売、直売、3次産業、農家レストランやネット販売などを一体的に行うことなどが想定され、農産物の付加価値を高め、所得向上、雇用創出、農家主導のブランド化が実現すると理解をしております。米の加工とその販売については、昨年、森ノ醸造所が町内産有機のななつぼしを使い、スパークリングの日本酒が完成し、販売が始まっており、多数のメディアでも取り上げられるなど、現在のところ、町内外で好評と伺っており、多数の生産者が関わっていることからも、広い意味でらんこし米の価値を高める6次産業化であると考えております。GIや地域団体商標、GAP、農畜産物を生産する工程で生産者が守るべき管理基準、その取り組みでございますが、ブランド化手法の一つですが、生産者や団体が行うもの、実施が困難なものなど、全てを自治体が行っていくことは非常に難しいものがあると考えております。その一方で、森ノ醸造所や有機の取り組みなどは、町も関わり、必要な支援を行い、検討委員会の議論も参考にしながら、らんこし米のブランド化、ひいてはまちのイメージアップを図ってまいりたいと考えますので御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 10番 永井浩
今、言われた6次産業、まさに森の醸造所、言っちゃいけない。醸造所は、まさに蘭越で生産された米を自分たちで確保して、そして販売ルートも自分たちで持ってると。それでいてお酒のブランド名も高いと、ブランド力も高い。素晴らしいことだと思うんですけども、それに蘭越町も携わってるってことは、確かに6次産業化って言えば、6次産業化ですが、蘭越全部のお米がそこに行くわけでもないわけです。蘭越町のお米のですね、品質、それから信頼度を高めたのは農家さん方が一生懸命取り組んでいる米ー1グランプリ、また、個人で全国のコンクールに、コンクールに出してですね、優秀な成績を得てきたっていうのが、まず、そこで確立された品質をどう今度、農家さんだけで消化するのか、発展させていくのか、私たち町民も一緒になって、また行政も一緒になってですね、なんとかその次のことをできないかっていうことを考えていくのが、やっぱり地域的なですね、ブランド化だと思うんです。やっぱりここにあるんですけども、これ、農水省の書類なんですけども、やっぱり地域ブランドっていうことが大事で、今、魚沼産のお米のことも話されましたけれども、魚沼産のお米もただ売れたわけじゃないです食管法あって勝手に売れなかったんですけども、それを大阪かどっかのね、スーパーか、電気屋のやつだったかな。こっそり夜中行って買ってて、それ捕まってテレビに出て、そしていや、魚沼産の米がうまいんだよって日本一だとかって言ったっけ、爆発的に売れちゃったっていうのがあってブランド化されたっていうのがあります。やっぱりその地域ブランドとしてどうやって携わっていくかっていう手法もここにあるんすけどなかなか難しいんですよね。例えば、鹿児島のじゃないや。熊本の、鹿児島か、鹿児島の黒豚だとかは、販売管理もしてるんですよね。よく、肉牛だとか神戸牛、遺伝子全部、ロット全部やって、販売管理しててほかに出さないようにするとか。流通管理を徹底するっていうことですよね。あと、例えば京都の野菜、京野菜っていったらいろいろありますけども、大原のほうとかでもいうのは、基本、直売所売りなんですね。それを確立してそこ行かないと買えない状態、そういうのをあえて狭き門にしていて広く売ってるわけですね。そういうことを徐々に、徐々に考えて、真剣にそういうことを考えていかないと、何か会議ばっかりやってて、その前に進んでないような気がするので、いろいろ具体例があって、具体例をまねするということはもうそれでブランドとしてはもう駄目なんですけども、いろいろと広くですね、そろそろいろんなところの事例を集めて、そしてその中から自分たちに合ったものを、今度、自分たちの、自分たちの町に合うように形成、作り直していくっていうことも大事だと思うので、そのへんの作業をですね、なるべく早くやっていかないとなんないかなと思います。今日の朝もちょっと自分にLINEきましてですね、旭川の人なんですけども、蘭越のどこどこのお米、友達がね、10キロずつで4人、40キロ欲しいんだけど、なんとか話通してくれないかとかっていう話がですね、LINEでくるような時代。確かに、今、農家の人、本当に苦労して、苦労して、自己生産、自分で生産して、自分でブランド力つけてコンクールとか行って、優勝して、その実力あったまま、今度自分で生産して販売しているという、まだ完全な6次産業ではないけども、そういうブランドを確立し始めているので、そのへんのことをですね、踏まえて努力してほしいなと思うんですけども。
答弁 町長 金秀行
永井議員の御質問にお答えします。実は、この間のブランド化の検討委員会の中で委員の皆さんが言ってたのは、らんこし米っていうのはもう既にブランド化になってるんだっていうことです。今後のブランド化の大きなキーワードとなっていくのが、米ー1グランプリと森ノ醸造所だという話もされておりました。生産者の皆さんが個々に努力をして、そしてその中で全国大会に出たりとかグランプリを取って、その個人の中のお米を、もう非常に欲しいという、そういう方々がもうそれは実際にいると。だから、らんこし米っていうのは個人の部分からいくと、もう既にブランド化っていうのはもうできてるんだと。そうしたときにですね、これから、先ほど言った米ー1グランプリと森ノ醸造所は非常に大切なことだよっていう話もされていました。それと、これから、もう今、二つ御紹介しますが、こんなことをこれから考えていったらいいんじゃないのって言われたのはですね、らんこし米を応援したくなるようなエピソード、それとか隠れた逸話などをストーリーとしてPRしていくことが必要だと。これは何かと言うとですね、その時にある委員の方々が、タンパク質やアミロースなど米の食味は、昔ですね、今、食味計ってどこでもありますよね。その食味計を作った方というか、それは発祥は蘭越だっていうことなんですよね。それはなぜかと言うと、タンパク質やアミロースなど米の食味は、昔、蘭越に研究者が入って町の生産者と調査を始めたことに端を発していると、〇〇さんで南さんのほ場に入って、そこで調査をして、それが論文となって、今や、現在、日本の食味計を製作している会社っていろいろあるけども、この起源のフィールド、これが蘭越にあるんだっていうことを、私も聞いて、〇〇先生の名前は聞いてましたけども、やっぱりこれが発端だっていうのはですね、論文でちゃんと示されてるので、こういうようなことを、らんこし米のブランド化の一つとして、またこれをPRしていくっていうことも必要だよっていうことの指導を受けました。それと、もう一つはデザインを重視しなかったらならないんじゃないのっていうお話をしてくれました。森ノ醸造所を委員の方々が行ってみました。その時に、この森ノ醸造所のデザインっていうのが素晴らしいっていう話を皆さんされておりました。お酒とか、その中に入ってるいろんなデザイン、そういうものをもっとですね、町のほうとしても、これデザイン重視で、そのためにはデザインに関するお金をかけなきゃだめだよっていうくらい実はそういうお話もされましたね。ですから、やはり必要な投資というか、ブランド化を進めていくためには、この二つというものもありますし、先ほど言った米ー1グランプリと森ノ醸造所が果たしていく役割っていうのは、非常にこれからのらんこし米を進めていく部分の中でも大変大きなことだし、蘭越を応援してくれる、応援したい、そういうような方々も多く得られるような、蘭越のPR、さらにデザイン、そういうことももっと考えていくべきだということで、いろんな部分でですね、デザインをやっていくというふうになると、これは非常に財源も必要になってきますが、私としては昨年、高校生の模擬議会で、らんこし米のモニュメントを大きくきちっと作るべきだっていう、そういう意見をいただいて、是非、これは進めていきたいなっていう部分も、担当のほうと協議ををしているところです。ですから、そういういろいろ委員の方々、外部から見た専門的な委員の皆さんのお話も伺いながら、うちにとって、やっぱり何が必要なんだということをですね、内部でも十分協議しながら、私はこれから進めていくべきではないかなというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 10番 永井浩
引き出したかったですね、答えが今、全てでして、ここにね、ちょっと押しつけがましいんですけども、ちょっとあって、ブランド化とは顧客に自らの提供物に識別してもらい、かつ他社の提供物と区別してもらうための手段であり、また品質を保証し、価値の提供を約束することによって、顧客との関係性を取り結ぶ手段とされ、ブランド化とは意味や価値を伝えることによって、顧客に選択し続ける仕組みを作り出すこと。すなわち、町長、今、物語を作る、その意味。それから価値を伝える。またですね、アメリカのですね、マーケティング協会の定義によれば、ブランドとはある売り手の財やサービスを他の売り手のそれとは異なるものと識別するための名前、デザイン、シンボルの他の特徴とされる。これについて、業界はそれ以上のものと、すなわち市場に一定の認知、評判、存在感などを生み出すものをブランドと呼んでいると指摘する。製品を識別させるため、他と区別するネーム、ロゴ、シンボル、デザイン等の構成要素、ブランド要素と、このブランド要素が今まで足りなかったんじゃないかなって思います。だから、各農家さん自分たちのですね、袋を作っていろいろ特徴あるパッケージを作ったりなんかしてるんですけど、やっぱりらんこし米の統一したですね、それぞれのパッケージにですね、プラス蘭越町、らんこし米だっていう、また、ロゴか、それからマークなどをですね、作って、それを提供していく。やっぱりこれ、デザイナー料とかそういうのはお金かかりますけども、そういうのにお金かけることはいいことだと思いますが、意外とどうでしょうか。
答弁 町長 金秀行
永井議員の御質問にお答えします。デザインとか、それとか今でいったら、蘭越のそういうPRするためにっていうことで、二つあるって委員の皆さんがおっしゃってくれたことを、議員からも今、改めてそういうことが必要だっていうことをおっしゃっていただいたので、私もこの部分については、また委員会っていうのは来年度も経産省の支援事業をいただいて進めていけるということになってますので、もう少し、本当に外部からですね、有識者の方々、それと札幌で大きな米を販売している二つの方々の御意見からも、もう一番売れてるのは本当にらんこし米なんだっていうことはもう本当に言ってましたね。円山の中で一番売れてるっていうのはもうらんこし米だって。ですから、らんこし米っていうのはブランドっていうブランド力は十分あると。ですから、これから町としてさらにそういうことをいかに進めていくんだっていうのが、今、言った部分二つは重要視しながら行っていきたいなというふうに考えています。それと併せて議員が今おっしゃった蘭越を統一したとか、PRするようなマークとか、今まではタンパク何%以下とか、そういうような部分の中でらんこし米っていうかたちでガイドラインを作りながら、推奨をしていきました。ですから、今後はブランド化になってるらんこし米をいかに見せていくかっていう議員もおっしゃってくれた、そういうような部分にも力を入れていかなかったらならないのではないかなというふうに考えております。個々の生産者の皆さんも今、努力しながらいろんなやっていただいてますが、町として、関係機関として、らんこし米のブランド力という部分については、これからまだまだ検討しながら進めていかなかったらならないと思いますが、先ほど答弁させていただいたデザインとか、さらにはらんこし米由来のですね、何か逸話というか、そういうような秘話、そんなものも冊子とかできればです。そういうようなものにしながらPR、そしてらんこし米だという、そういう何かデザインとかシールとか、その部分についてはちょっと今、こうしますまでは答弁できませんけれども、そのへんは内部の中でも十分検討しながら進めてまいりたいなというふうに思ってますので、御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 10番 永井浩
何か少しずつ前に進んでいくのかなって思います。もう30年ぐらい前なんですけども、旭川に中小企業大学校というのがあって、そこでちょっとCIっていうコーポレートアイデンティティっていう勉強しました。それは、例えばもうその色を見ただけで、その会社がわかる。例えば、航空会社で、大手航空会社で、赤い鶴って言ったらもうすぐどこかわかりますよね。青い色って言ったらどこかわかりますよね。黄色って言ったら航空会社であそこだなとかってわかるように、例えば、薬局でも赤い看板っていったらどこどこ、青い看板っていったらどこどこってわかるような、それがその色に込めた会社の思いとかそういうのが全部詰まってるって言われてるんですよね。だから、例えば、コンピュータ会社でもそうですけども、もうロゴでどこのもう、これはどこの製品だとわかる。そういう状況っていうのを作り上げていくことが、他社との差別化であったり区別化だと思うので、そのへん先ほどお金もかかるというけど、こういうのにお金かけることが大事だと思うので、是非、一生懸命ですね、そういうのを考えていただければ、プロを入れてですね、考えていただきたいなと思います。
答弁 町長 金秀行
永井議員の御質問にお答えします。非常にらんこし米を進める部分の中で、議員からもそういうことが必要だという御意見もいただきましたし、私も新たな取り組みとして、こういうような発想というのはですね、非常に、私も最初聞いたときに、南さんのところで、もう道立の試験場として毎年いろんな方が来てやってますけども、これが今のらんこし米の原点であって、そしてブランド化になってることなんだなと。食味計なんかもここが原点なんだなというふうに、本当に初めて聞かされた。これが論文としてきちっと出されてますので、これは町長、もどんどん言ってもいいよっていうくらいですね、この間、会議の中で言われましたので、そういうものを活用しながら、らんこし米のブランド化、昔はなんとかみんなが米を作っている中で、少しでも高く、そして買ってもらう、そういうような部分の中でPRしながら進めてきたと。今、これからの時代っていうのは、やはり美味しくて、そして特徴があってらんこしの安心安全なというそういうようなお米をもっとPRできる、そういうことが必要だなっていうことで、私も内部とですね、十分検討し、そして関係機関とも協議しながら、この部分については農業主体としている町としてですね、絶対これは必要だというふうに考えておりますので、今後進めていく中で、また議会の皆さんともいろいろ議論をさせていただきたいというふうに思っております。御理解をください。
議員の質問 10番 永井浩
終わります。