美深町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月11日
人口減少社会の到来、美深町の生きる道をどのように進めていくのか
2014年6月11日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「人口減少社会の到来、美深町の生きる道をどのように進めていくのか」について質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 岩崎泰好 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 9番 岩崎泰好
それでは只今から一般質問を行います。せっかく貸していただきましたタブレットでございますので今日で3回目になりますがなかなか使い方がよく分からないところもありますがなるべくペーパレスに心掛けて質問をしたいと思っています。本日6月11日は東日本大震災と福島原子力発電所の原発事故から数えて3年3カ月の月日を数えます。改めまして犠牲となられました多くの御霊に哀悼の心をささげるとともに1日も早い復興と原子力発電所の廃炉に向けた取り組を国をはじめ関係する自治体の努力に強く願うところであります。3年3カ月前の今日のこの日に思いをめぐらせて町民の皆様と共々にこの事実が風化をすることなく被災された方々の多くのお心にどのように寄り添っていくことができるのか、そしてまた、多くの学びを私たちの地域づくりに生かしていくことができるのか、その道筋を築いていきたいと改めて心に刻むものであります。このたびの一般質問は人口減少社会の到来、美深町の生きる道をどのように取り進めていくのかという命題についての一般質問であります。1つ目は、人口推計からみた2040年の町の姿、これにつきましては最近新聞紙上等にもずいぶんにぎわしているところでありますけれども厚生省国立社会保障人口問題研究所、ここは27年後の2040年の人口推計を出したところであります。当町にあっては5,178名の人口が2040年には3,129名に減少する減少率にして39.6%減という形になります。また、それに伴って20歳から39歳の女性人口は443人が149人まで減少の傾向にあるということで、これはひとつの推計ですがそのような予想の発表がございました。それにつきましてこの発表後それらにつきましてどのような感想をお持ちになったか、またこれから進めるまちづくりの中でそれぞれの分野での対応をどのようにしようと考えておられるのかそのことについて1点目はお聞きしたいと思います。次に、2点目になりますが、里山資本主義という考え方がここ数年前から提言の1つとしてこのように出されまして今全国津々浦々の地域で地域の現状を憂える人たちとまたその解決策を模索する人たちのある意味バイブルのような形で本にあっても30万部を超える売り上げになっております。つい最近ではNHKも数度これらの報道番組の中でこれらを取り上げたりあるいは先日は2時間番組で全国中継まで入れてこれらの地域のあり方について紹介をいただいたところですが、これら今までの資本主義の流れの中でこれとはまた違うこれらの仕組みについてある意味地域内でひとつはお金が回るというような地域内の循環を取り入れたそのような経済の仕組みづくりの提案のひとつでもあります。非常に参考になる提言だと思っている1人ですが、わが町としてのこれらの提案についての対応あるいは対策に対して活かしていける道はないだろうかということを町長のお考えをお聞きしたいと思うところであります。以上の2点をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今岩崎議員から人口減少社会の到来、美深町の生きる道をどう進めていくのかという観点で2つの観点から質問をいただいたところであります。まず1つ目は人口推計から見た2040年の我が町の姿ということで人口推計が先の民間有識者組織であります日本創生会議等々から出されているわけでありまして、新聞報道等で紹介されております。そして今議員からもご指摘があったわけでありますけれども、その内容をみると若年の女性これらも全国の約半数の自治体が残念ながら市町村が消滅するということも含めて言われているわけであります。美深町の総人口の推計はこれによると2,810人、そして若年の女性人口推計でいくと2010年との比較でありますけれども66.4%減少しその内443人から149人に減少するというお話しであります。少子化に伴う人口減少の問題は本町に限った話ではありませんけれども、日本全体の大きな課題として国はじめ市町村がこの対策に取り組んで国は慌てて1億人を確保するという対策も含めて今いろいろこれに対する対応策といいますかそれらも具体的に作ろうとしているように聞くわけであります。私たちの住む地方の存続は国の存続にもつながると思っておりまして、なかなか1自治体わが町だけで政策対策をとるというのは難しいわけでありますけれども国の政策といいますか効果のある対策がおおいに期待をしていくと、なかなか1町村自治体では難しいと、やり国の基本的な政策を持って国と共々に一緒になって努力をしていくということではないかと思っているわけであります。本町においては子育て支援対策として本年度からは医療費の中学生までの無料の拡大であるとか幼児センターでの遊びの広場だとか育児相談の解説だとかこども教室だとかさらには児童館の施設の建替えであるとかいろいろ子育ての環境、少子対策に取り組んできたと思っているわけであります。しかしながら人口減少に歯止めがかかると、そして生産年齢人口の増加に結び付いているかということについてはなかなかそうばかりは言いきれない部分があると、それはやはり地域の基幹産業である農業こういうことが大事になってくるのかと、そこで農業後継者の支援制度であるとか研修生の宿舎の整備であるとか今年度においては商工業の担い手育成条例の整備だとかこういうもろもろの新しい開拓といいますかそういうものに向けて支援をしながら地域産業の育成を図っているわけであります。それが経済の活力さらには地域の活力になって人づくり継続の町の力となっていくのかと思って一生懸命努力をしているところでございます。そのようなことをまず私なりに努力をしているつもりであります。そして感想という部分でありますので申しあげますけれども、他の町村と比べてどうのこうのということは申し上げませんけれども私なりに一生懸命努力をしているということだけは申し上げておきたいと思っているわけであります。それと、2つ目の里山資本主義の考えのように地域経済の仕組みづくり、これは今ほど議員からお話しがありまして私もそれほどこれについて勉強をしているわけではありませんけれどもこのごろたまに里山資本主義なるものを耳にするようになってきたと思っておりまして十分見たり聞いたり読んだりしているわけではありませんけれども地域エコノミストの藻谷さんがNHKの広島の取材班と一緒になってこういう番組なり書籍なりというものを作り上げているのかと思っているところでございます。私も十分な議論ができると思っておりませんけれどもこの機会でありますから議員と一定の議論ができれば良いなと思っております。従いまして、具体的にはご質問でありませんのであとは自席に戻って議員と議論を交わしたいと思っております。
質問 9番 岩崎泰好
まず1つ目の問題です。非常に新聞報道等を見て大きく不安に思う住民町民が相当出たのではないかと思います。この数字の中でも報道の中ではなかったのですがなくなる可能性のある自治体として道内では140くらいの自治体があって美深町もその中に名前が入っていました。それらについてもやはりこれからいかに努力をしていくかというところにかかっているのかと思っている1人ですが、先ほど町長が言われたように政府も人口減対策の戦略本部を設置してこれらについて対応したいという速い動きを示しました。まず1つ目にお聞きしたいのは、政府はこの人口減対策に対する総合戦略本部の中に今まで取り組んできた例えば子育ての支援策というものはそれぞれ国土交通省の子育て世帯の住宅支援であったりあるいは高校の授業料の無償化に伴う文科省の担当であったりあるいは子育て支援については厚生労働省もやっておりまして、また全国の243カ所の経済圏の自立ということでこれは経済産業省の管轄で地域の再生という形でやっていた事業あるいは地方中核拠点都市への機能集積これは総務省という形で、それぞれ縦割りの行政の仕組みでやっていたものの政策を1つの一元化してこれらに取り組むということで1つの戦略本部を作って取り組むという形で今急遽動き始めています。例えば、ひとつお聞きしたいのは、子育て支援に関しても美深はこれらの観点からしますと今担当するところが1つではないと思いますがこれらを統括して国ではないけれども戦略本部的なものをしっかり統括して一元化する仕組みをつくって進める考えはないのかどうかということをまずお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今町のレベルの一元化できないかということのお尋ねかと思いますけれども、具体的には教育委員会が子育て支援をやられてさらには保健センターが幼児教育の関係をやるとかいろいろあるのだと思いますけれども、なかなか今の国が言っていることがストレートに地方に降りてくるということにはなかなかならないのかと思っています。国の動き等々を見ながら具体的に当町でやることが可能かどうかそれは今の課題ではなくてずっと将来の課題として押さえております。
質問 9番 岩崎泰好
先ほど諸岡議員からもしっかりやってほしい、という話が町長に投げかけられたと思いますが、町長答弁の中ではある意味それらのことについては遠い将来の話だという話もありましたが、しかし今しっかりとその辺の仕組みをつくっていくことも私は大事かと思っているところであります。やはり具体的に例えば子育て支援にとっていろいろな手法があって全国の市町村はいろいろな形で子育て支援をしております。ある意味同じような政策を子育て支援に充てているところもありますが私もあちこち見る限りでは、例えば入る住宅を無償にしてやるという方法で実際に親もそこに住み着いて人口増につながったという市町村もあります。それらは単に先ほどいったように子育て支援のそれぞれの担当する課がやるのではなくて総合的に戦略を練って町としてこうやるのだということをアピールしていくそういう手法を今から取っていくと今減少の数字がもう少しなだらかになってくるのではないかと考えます。ですから、町長には次期も私はやってほしいと思っていますが、ぜひそれらも含めて戦略をきちんと立てて例えば今子育て支援の関係でお話しをしましたが高齢者問題にしても戦略を今までの縦割りではなくて横断的にしっかり戦略を組み立てていくような仕組みづくりを考えておられないかどうか改めてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
戦略的にやれということでありますけれども、縦割りといいますけどもわが町の場合部門は分けておりますけれどもそんなに縦割りになっているのかというのが私の気持であります。教育委員会は教育委員会、そして例えば住宅だとかこれらの部分とはちょっと人口問題と関係があるのかと、行政の効率化とかというのであれば別でありますけれどもどういう意味なのか質問に答えきれていないのかと思いますけれども、戦略的と言われても具体的にどういうことなのかと、どれとどれをどうするという提言か何かをいただかないとなかなか答弁は難しいかと思います。
質問 9番 岩崎泰好
私の言いたいひとつは、今までの行政の仕組みでこの問題に対応していたのでは人口は減るでしょうと、そこは少し行政の仕組みも変えていく必要があるのではないかというのが一つです。行政自体の仕組みを今までの何係り何係りということではなくてテーマでしっかり担当するところを作っていくという仕組みもこれからは必要なのではないかと、実際に動き始めているところはたくさん全国の中であります。それはそれなりの成果をしっかり挙げています。そういうことをもっと私も勉強中ですが町長もあるいは担当する職員の方々ももっと勉強をしていただいて今までで努力するのはそれはありがたいことなのですが、それ以上に次のステップのためにしっかり機構そのものも変えていくような必要に応じてですが仕組みというものが必要になっていくのではないかと思っているのですがいかがでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
議論がかみ合わないかもしれませんけれども、戦略を立てるというのは目標目的を持たないと戦略はたてづらいと思います。その目標目的が何のために戦略を作るのかということでなければならないと、今目標目的がき ち ん と明確に今の段階で成りきれていないので難しいのではないかと、次の国なりそういうことが示される縦割りをしますという組み合わせを変えていくことになってくればそれに合わせて我々も一緒になって考えていかなければならないと思います。うちの場合はそれほどそういう部分については縦割りだとかいわれるかもしれませんけども弊害になっているのはないのかと思っております。
質問 9番 岩崎泰好
その辺はどう受け止めるかの視点にもよるのかと思いますが、さらには考えるところは今先ほど町長の方からも生産年齢の部分でしっかりと組み立てをしなければならないと、地場産業のしっかりとした支えと育成が大事という話をされました。私もその通りだと思いますが、ずっと見てくるとひとつは例えば、役場の果たす役割という観点から考えると非常に行政改革という旗頭の下に職員数はどんどん減らさして効率的な運営をすることが良しとしていた時代が一時ありました。やはりそれはもう終わってもよいのではないかと、ある意味この町の中でも100人からの人を抱えるところはかつてたくさんありましたが今は本当に役場がトップに出るような機構になっています。ですからそこの職員1人1人の能力等にもよるかもしれませんが、しかしもうある意味職員の方々は非常に大変な作業をこなしているわけです。その中でやはり職員の今後のあり方としては定員を減らすのではなくて現状をある程度維持しながらしっかりと住民に向かった政策等を進めていく仕組みをこれから考えるときにきているのではないかと思いますがこれらの考えについてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今議員が言われるように役場は産業ではありませんけれども、一番大きな町の行政組織のひとつに入るのかと、そういう意味では産業といえばそういう意味なのかと思ったりするわけであります。それだけに町の人口等はだんだん減ってきているわけでありますけれども残念ながら仕事はそれほど減っているという認識はございません。だんだんかえって複雑になってきてそれらの人数がいると思っております。ただ、残念ながら国が求めているわが町が直接求められているとは思っておりませんけれども行政改革だとかそういうことで1番経費のかかるのは人だということでスリム化が叫ばれているわけであります。その二面性がございまして、それとのつじつま合わせをやるわけでありませんけれどもどうわが町としても国に対して交付税が成り立っている町でありますからそういうことも含めながらどう生きていくかということを考えながらやっているわけであります。ただ、心配な町の行政組織をさらに小さくしていく、人を減らしていく、その基本線は行政としては持っておりません。何とか今の規模でやりぬいていきたいと思っているところであります。
質問 9番 岩﨑泰好
地方財政計画というのがありますが、これによりますと2000年から2012年まで174,000人の地方公務員の削減をひとつの計画の中に盛り込んでいると思います。これが実際実数を見ますと355,000人で計画の約倍の達成率で地方公務員の削減を進めているという数字を見ますと行政改革そのものがみんなどこもやり過ぎたのではないかという考えすらあります。だからやはりそういう意味では今町長が答弁されたように現状をなるべく維持しながら運営をしていくということは私はとても良いことだと聞いていました。なおかつ、その中で町の職員が今臨時の方はけっこうおられますのでその臨時職の方々を将来的に安定した収入を得るような気持ちの部分で臨時職ではなくてしっかり私はこの町のために働いているという部分にあっては臨時から次に本採用までいかなくてもしっかりとその辺は見ていく必要があると思うところですがその辺のところの考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
役場の組織体制の中で臨職の占める割合といいますか一時相当いたわけです。ここに来て臨職の今の段階では少ないとはいいませんけれどもそんなに数はおりません。そしてすべてが職員化して対応していければよいわけですけれどもなかなかそうはならないということでありまして、この程度の臨職は今後も必要になってくるのではないかという認識であります。かつてのようにいろいろな事業をやって工事雑費といわれる部分で臨時職員を随分かかえられる時代があったわけでありますけれどもそういう時代ではありませんのでこの辺はいろいろ考えながら運用をしていかなければならないと思っております。
質問 9番 岩﨑泰好
今、臨時職員の話になってきましたからもう一点聞きますが、特に幼児センターの臨時職員の割合が非常に多いです。それからこれから実現する給食にもほとんど臨時を使うという話をいただいていますが、やはり適材適所でしっかり正職員をつけるところにはしっかりとつけて臨時職員ですから仕事内容も当然制約がされると思いますからそれらのところ自信を持って自分の仕事を進められるそういう形をしっかり配置する必要があると思っていますがお考えをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
臨時職員といえどもしっかりとした仕事をやってもらうというのは勿論のことでありますけれども、必要な部署にはきちんとした正職員を配置するという基本的なことについてはその通りであります。ただ、他所の町村のことは言いたくないのですけれども、うちとしては正職員のウエイトといいますか他の町村よりそういうところは改善をしながら努力をしているのだと、聞くところによると大きな旭川市あたりと比べたくはないのですけれども随分多いのかなと、私が見てもそのような感じです。わが町は努力をしているのだということをご理解いただきたいと思います。ただ、幼児センターのこともこれからの給食のこともあるわけでありますけれどもそれは職員と臨時と両方でやっていかなければならない部分があるのかと、幼児センターの部分については先生職幼児職もありますからできることなら職員化にする努力は今後も続けていかなければならないと思っています。少しずつですけれどもそういう努力はやってきたのですけれども。
質問 9番 岩﨑泰好
それでは2点目に移ります。里山資本主義という言葉がひとり歩きしているように思われても困るのですが、私事で申し訳ないのですが今、あと1年で高齢者を迎える年になりました。自分の人生の生き方をこれからどうしようかとこのごろ随分考える時間がありまして、その時に先日COM100でありましたピアノとバイオリンの演奏の中で90歳を過ぎた方があの長時間にわたって力強い演奏を繰り返していたのを見て、これは私もこれまで頑張らなければならないなと、改めて自分の生きた方を問い直しているところです。その中でたまたま道議会議員の方が読まれている本に紹介をされました。それが里山資本主義という本でありました。それ以来これらについて何度も読み返すことがあるのですが、ここには非常にこれからのまちづくりといいますか地域づくりにヒントになる部分が随分ありました。一つは産業のありようです。先ほど町長は、美深の基幹産業は農業だ、というお話をされましたが、もうひとつかつては木材も大きな産業でありました。この木材の件に関してこの中には真壁市というところが取り組んでいる木材の利活用をして実際に勧めているその中身が随分細かに書いてありました。これから多分国もそのような方針を進めるという確約が取れたのかもしれませんが、木造による高層住宅7階建て10階建てが法規制等も今後変えていって可能になる時代がここ数年でくるというような中身でありました。実際に集成材による縦横の組み合わせによるコンクリートより強いそのような木材の加工の施設でありました。ここの社長が自分のところだけではなく、全国各地で今疲弊している木材産業の中にあってこのようなことをどんどんどこの市町村でもやっていただければこの日本の国は変わるのではないかというお話をその中でされていたのです。この方はオーストリアに行って、オーストリアでは現実にこういった木造による10階建ての建物もどんどん建っているそうです。そのようなものを見てきて日本でもこれらについてしっかり取り組むことが新しい産業を起こすことになるのではないかという話をされておりました。当町にあってもかつては大きな木材工場がありましたし、木工場も6社も7社もあった時代があります。今は大変な時代でありますが、しかし今温泉にバイオマスを取り入れたボイラを導入しようというのをきっかけにこれらのことをしっかり町の施策として木材産業の振興のために何か取り組む形ができないかと思うところですがその辺の考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今議員から言われた木材産業を生かすそして木材を使った住宅の今後の展開等々であります。基本的には今すぐ具体的にこうするああするというのは難しいわけでありますけれども、長い将来に向けてそういう方向に向かっていくだろうということについての認識はそれほど変わるものではないと思っております。そしてまたそういう方向にぜひとも向かってほしいものだと願っております。国においてもそういうことの方向を目指しながら建築基準法の改正も含めていろいろ補助事業の改善を含めてやってくるのだろうと思います。ただ、わが町のことを考えてみると近隣でも相当努力をしている部分もあるのですが、まだまだ例えば住宅をつくる集成材、丸太1本にしても地元で調達できるのかという部分についてはなかなかそうならないと、住宅についても集成材でなくてもそういう部分にはなかなかならないと、木材業者もなかなか木の材料が売れないとかそういう話も出るわけでありますけれども、それではすぐ間に合うようなことになっているのかという部分についてはなかなか難しいと、しかしながら将来に向けて手を打たなければならないということについてはやはり打っていく必要があると、ただその場合、うち単独のわが町のような自治体だけでそういうことを打ち出していけるのかということについては非常に難しい問題があります。やはり国なり道なりがしっかりとした考え方を持って戦略的なものを持って進めていく中にわが町がどうやって組み込んでもらうか組み込んでいくかということになっていくのだろうと考えております。
質問 9番 岩崎泰好
今町長の答弁にあった通りだと思いますが、それらの先頭に立つのが町長のトップセールスマンとしての役割だと思うのですがその点はどう考えますか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
トップセールスマンでありますけれどもなれるかどうかわかりませんけれども一生懸命努力をしていきたいと、そういう意味では近隣の下川という一つの一生懸命取り組んでいる町がありますのでうちとしてもお陰様で道有林があるということで今回のバイオマスの導入にしても一定の方向を出しつつあるのだと、北海道にたまによるのですけれども、よく頑張ってくれたなと、よく取り組んでくれたと一定の評価をいただいておりますのでそういう面で少しでも新たな取り組みができるように業界も動かしながら努力をしていきたいと思っております。
質問 9番 岩崎泰好
それではもう1点なのですが、今これらの人口の減少の中では今さまざまな公共施設があります。昨日もある方とお話しをしたのですが、プールに行くにしてもあるいは体育館に行くにしてもすぐ町のそばにあって待ち時間がなくて利用できるところはないよね、という話をされていました。この度できましたほっとプラザにしましても簡単にお湯につかることができるのでうれしいね、という話を聞いたところなのですが、非常にこれらの充実したものは大事なところなのですがしかしこれはだんだん人口減等で当然これは歯止めをかけようとしてもそれがどの程度になるかにしても当然減ってきます。今いろいろな施設がありましてこの施設はここの施設とダブっているねとか、あるいはちらを利用したらこちらは利用しなくなるよねという町内の施設にはあると思うのです。それらの今後の展開といいますかどのようにされていこうとしているのかということをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
公共施設はたくさんあるようで片方を使えば片方が遊ぶという現象が出ないわけではないのですが、ただ、今ある現存している利用している公共施設が必ずしも長い将来は別として今の段階でこれが不要だとかというものはないのかと思っております。従って、それらの町内の長い将来に向けての統廃合ということは考えてみなければならないと思いますけれども今の時点ではそれはないのかと、ただ、残念ながらかなりの施設が建ててから経過している絡みがありますので老朽化対策といいますか長持ちをさせる持久対策といいますか、ただ壊せばよいということではありませんのでそういうことを考えながら取り組んでいければ良いなと思っています。今後新しいものをつくることによって何でも壊せばよいということではなく、やはり使えるものはなるべく使っていきたいと、ただ、効率化という部分でいけば新しいものを作って古いものは整理していくというのはある意味効率的なのかもしれませんけれども、まちづくりとして果たしてそれが良いのかどうかという疑問を持ちながらそのへんは今後みんなと協議をしなければならないのかと思います。
質問 9番 岩﨑泰好
それともうひとつはゴミの問題です。今炭化ゴミは生ゴミとして出されているのですがそれらの施設のここ数年後には多分新しく更新をしなければならない時期が来るのだと思いますがそれらについて、例えば、今ある市では大きなごみ処分場を作っても人口減少によって稼働率がどんどん下がるのに大きな投資をして良いのか、という議論で進んでいる市もあります。改めて今これらはどうしていくかということを多分担当される方は考えていくのだろうと思いますが、もっとコンパクトに生ごみを処理する方法等が見つかる可能性があるのではないかと思っていますがこれらのことについて進め方をどういうふうに、これは広域による進め方をとっていくのだろうと思いますが今までの広域での進め方を継続してやっていくのか、あるいは単独で何か良い方法を見つけ出してそれらの処分等に新たな展開をしていくのかその辺の考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
里山資本主義の議論から少しずつはずれて来たかと思っているのですけれども、ゴミの広域処理という話が出ましたので答弁したいと思いますけれども、広域のゴミの処理についてはご存じのように広域で取り組むということについてはご理解をいただいているのかと思っております。そして特に新しく町内に来られた方等々の声を聞くと美深の分別については随分細かく一生懸命やられているという評価もいただいている状況でありまして、そういう意味では一生懸命取り組んでいると、ただそうはいっても、生ごみ等々についてはもっと良い方法がないのかということがあります。その辺についてはまだまだ検討をするということがありますけれども、とりあえず今やっているわけでありますからその辺の議論までは今の段階ではさせてはいけないのかと思っております。
質問 9番 岩﨑泰好
今ご指摘いただきました。私の説明不足だったのですが里山資本主義の中で福井県の池田町というところが人口3,000人ですが実際に生ゴミを週3回紙袋に入れて回収をしてそれを実際の堆肥化にする事業をすでに町としてやっています。そういったことも紹介してありましたからこれらについてどうなのかということで質問をした経緯でありますので外れてはおりません。それともう1点、この問題については多分平成22年だったと思いますが水源の里のシンポジウムをわが町でもやったと思いますが第4回の水源の里シンポジウム平成22年だったと思いますがこの全国水源の里シンポジウムの働きのきっかけをつくった京都市の綾部市ここは実際に水源の里の集落に今新たに9世帯25人が定住するような仕組みを実際に進めています。全国の数多い水源の里の加盟する市町村があると思います。165自治体が今加盟しているところですが、やはりこういったところに学んで事業をいろいろ展開していくと、せっかくシンポジウムまで開いたわけですからその理念といいますか考え方といいますかそれをしっかり単にイベントとしてこのシンポジウムをするだけにとどまらずしっかりそれらを今後事業展開を進めていくような取り組をすべきだと思っていますがそれらについての考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
水源の里はご案内のように過去当町で全国大会、全国研修会をさせていただきまして多くの議員さんにも出席をいただいたのかと思っております。本州でいう水源の里と北海道でいう水源の里のニュアンスが少し違うわけです。限界集落の皆さんも少しちがうのですけれどもそれはそれとして別に置いておいて、全国から集まっていただいた水源の里のみなさん方に美深町の現地では少し良いところを見せ過ぎたと思っているのですけれども、ここは水源の里で限界集落というけれども仁宇布を見せたものですから一番元気がいいですねと、私たちの地域はこういう元気なところはありませんと、水源の里、限界集落はもっとひどいのですと言って北海道は良い条件ですねということまで言われたのですけれども、そういう意味では少し本州というところの水源の里のイメージと北海道で言うところの水源の里は少しイメージがちがうのかと、従って、北海道はわが町も入っておりますけれども下川・中川・音威子府も入っておりますけれどもそれくらいしか実は北海道は入っていないわけです。私としては実態は違うということは認識しつつもその気持ちが大事だということで水源の里のスローガンといいますかテーマは、上流は下流を思い、下流は上流に感謝するというテーマでありまして、私は非常にそういうことを大事にしながらその理念を大事にしながらまちづくり、里づくりというものをやっていかなければならないと心掛けているわけでございます。その時に、先ほど言われました京都の綾部の四方市長さんがわが町に来れなかったわけです。今も全国の水源の里の顧問を務められていて力のある方でありますけれども、その後わざわざ奥さんと子供を連れて去年わが町を訪ねてくださいました。その時に公演をしていただきました。公演を聞いてくれた人もいると思いますけれども、実は綾部で取り組んだ水源の里の町から来ている人たちは非情に苦労をしながらそこに住み着いて集落を形成していっていると、だけれどもここにきてみたら様子が違うのですと、まだまだ恵まれているなという話がありまして、やり方によっていろいろあるのだと水源の里に向けて頑張ってほしいという激励をいただいておりますので意見は一致しておりますのでまだ水源の里は参加しながらそこから知恵を借りていきたいと思っているところでございます。
質問 9番 岩﨑泰好
その辺はお互いに共有をしながらこの町づくりに取り組んでいけたらと思いますが、先程同僚議員の質問の中の答弁で町長はリーダーシップ論等にも触れてくるのでしょうけれども、どうやって住民の意識を高めていくかということに多分苦労しておられるのかと思います。また一方で、旗振り役が少ないという現状に対して何か具体的にきっかけづくりをするようなこともこれからは大事ではないかと思います。その辺の仕組みといいますか具体的でなくても良いのですがその辺の考え方についてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
リーダーシップ論といったらリーダーを務められておられる方に失礼な言い方になったらいけないのかと思いますけれども、自分を含めてでありますけれどもわが町の場合は全体的に長年の町の体質なのでしょうけれども争うとか議論をしてぶつかるとか、そういうことではなくてどちらかといったら融和するというかそういう形で物事を進めるものですからなかなかそこで強烈なリーダーシップというものにはならないのかと私は感じておりますけれども、ただ、昔私が勤めたようなころは非常にリーダーシップのある方、力のある方がおられたのかと思っております。それだけにそういう方々が今いなくなってくることによってさびしいものを感じざるをえないというのが私も含めてみんなが感じておられるのかと、だけれども、リーダーシップ論といっても一つに言ってある程度の議論をした場合にきちんとまとまって動きだすことが大事でありますからその辺をどうするかということが大事になってくると思います。農業界、林業界、商業界、行政もそうですしそれぞれの分野で今一步リーダーシップを発揮する必要が求められているのかと、ただ、なかなかそうも言っていられないというのが実態であります。
質問 9番 岩﨑泰好
最後の質問になります。今日の私の大きな命題です、人口減少社会の到来に美深町に生きる道をどのように進めていくのかということですが、今いろいろ答弁をいただいた中でも特に民間でということはないにしてもしちきんと事業改革を立ててこの問題についてこう取り組んでいくというある意味今言ったリーダーシップの人たちがどんどん輩出これから出てくる可能性は十分にあると思います。その中で、では町長はどう対応していくかその1点だけお聞きしたいと思います。何を言いたいかと言いますと、たくさんある高いハードルをどうしたら低くしてそれらのことが達成できるのかというその辺のお手伝いを町の行政の方はしていただけるのかその辺のところを基本的な考え方で結構ですからそれを聞いて私の質問を終わりにしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
リーダーシップ論ではありませんけれどもそれぞれの役場もそうでありますし議会もそうかもしれません。それぞれの経済団体もろもろでありますけれどもそれぞれの組織といわれる部分が次のことを考えながら次の人を育てていくということが1番大事になってくると思います。それは長期的、短期的なこともあるかもしれませんけれどもそれはそれとして長期の人材そして短期の人材をうまく組み合わせながらどうやって本当の意味のリーダーシップを育てる努力をしていくのか、ともすれば、どちらかというと潰す傾向が強いのではないかと私は心配をしているところがありますので、そうではなくてみんなでリーダーを作っていくそれぞれの組織で作っていく、そして作ったそれぞれの業界なりそれぞれの団体の組織で十分議論をさせると、これが大事になってくるではないかと思っております。
質問 9番 岩﨑泰好
その辺のある意味潰す方向にたとえば進むことがあれば、それはそうではないということをしっかりと言っていただけるそういうリーダーシップをとっていただきたいとお願いをして終わりたいと思います。ありがとうございました。