みんなの議会

美瑛町議会 令和6年第7回定例会 2024年12月12日

宿泊税と持続可能な観光税の検討について

2024年12月12日、美瑛町議会の一般質問で、白石久代議員が「宿泊税と持続可能な観光税の検討について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
白石久代 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 白石久代

皆さんおはようございます。初めてトップバッター、やらせていただきます。勢い余って、転ばないように気をつけたいと思います。よろしくお願いいたします。番号7番、白石久代。時間制限方式。質問事項、宿泊税と持続可能な観光税の検討について。質問の要旨、美瑛町観光振興の財源検討委員会、以下、委員会という。が春に始動し、10月21日に委員会から町長に提言書の提出がなされたことが、北海道新聞にも掲載されました。しかし、わずか半年間の委員会において、多様な意見を検討するための、充分な議論がなされているとは思えません。もっと丁寧な進め方をするべきであると思い、次の4点について町長の考えを伺います。(1)6月の私の一般質問に対し町長は、宿泊事業者にわかりやすく負担とならないよう配慮すると言われましたが、宿泊事業者からは多くの憂慮する声が上がっています。今からでも小規模宿泊事業者による検討委員会を作るべきではないですか。(2)財源となる目標金額の算出方法が、町民に納得するためには不十分であるのに、なぜ税を徴収するというスタートラインなのか。(3)観光客による町の負担ばかりを強調されているが、宿泊のみならず、飲食・土産物・体験など、観光に関する事業者は、その利益の中から事業税や固定資産税を町に納税しており、加えて観光をきっかけに、関係人口・移住者・ふるさと納税などの増加にも結び付いていると考えられるが、観光によるそれらすべての経済効果はどう計算されているか。(4)委員会から提言された入場税(駐車場利用税)は、金額によっては、来訪者の減少や、近隣に路上駐車の増加が懸念されるが、どう考えているか。質問の相手は町長です。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 角和浩幸

7番、白石議員さんからの質問事項、宿泊税と持続可能な観光税の検討について答弁を申し上げます。宿泊税と持続可能な観光税の検討につきましては、令和4年4月に設置した、丘のまちびえい観光ルール策定委員会にて、今後の観光振興の在り方と財源確保の必要性についての報告書を受けた後、令和5年度の観光目的税検討委員会の議論を経て、令和6年度から観光振興の財源検討委員会を設置し議論してまいりました。この議論により取りまとめられた提言を受け、提言書に係るパブリックコメントや町外者アンケートを実施し、また、観光事業者との懇談会を開催して御意見を伺い、総合的に判断した上で税制を構築してきたところです。1点目につきましては、観光振興の財源検討委員会では、観光協会、商工会、びえい白金温泉観光組合、交通事業者及び農業協同組合など観光事業者の皆さまに委員をお願いしており、町としましては、観光事業に関わる団体の代表の総意として提言書をいただいたと考えております。また、11月7日に宿泊税及び持続可能な観光税(駐車場利用税)に係る懇談会を実施し、観光事業者の皆さまからいただいた様々な御意見を参考に税制を構築しておりますので、小規模宿泊事業者による新たな検討委員会を設置する考えはありません。2点目につきましては、目標金額とは来訪者に起因する財政需要のことと思いますが、この額は来訪者により追加的に発生する行政サービスや観光の推進のための財政需要を令和5年度決算額から積み上げたものです。町の歳入の主な財源である地方税と国からの地方交付税には、観光入込数が考慮されないにも関わらず、観光入込数が増加することで町の歳出が圧迫され、本来提供されるべき町民サービスの低下が懸念される現状は、多くの町民の皆さまに御理解いただけると考えております。また、この現状を踏まえると可能な限り早期に財源を確保するための税制を導入しなければならないと考えております。3点目につきましては、まず美瑛町として観光を否定しているわけではなく、重要な産業と位置づけ、更なる振興を図る立場から、観光がまちづくり全般に及ぼす利益、効果を追求してまいります。ただ、町税収入の増加や観光消費、関係人口や移住者の増加などの経済波及効果につきましては、専門的な統計調査が必要なこともあって、現在のところ正確な数字を把握している訳ではありません。4点目につきましては、駐車場利用税の導入により仮に来訪者数に影響があったとしましても、現在の町道の交通渋滞や観光スポットの混雑状況を考慮いたしますと、美瑛町ならではの観光の在り方について御理解と共感をいただける方が来訪することになり、持続可能な観光や質の高い観光の実現につながると考えます。近隣の路上駐車の増加につきましては、北海道警察や道路管理者などの関係機関と連携して対策を講じてまいります。以上でございます。

再質問 7番 白石久代

7番、白石です。答弁頂きました。再質問させていただきます。この町の観光ビジョンが見えないこと。そして町民の意見をもっと聞くべきということ。それから、新税の導入というのは、慎重に慎重を重ねるべきだと思い、何点か伺います。まず、(1)の検討委員会についてなんですが、小規模宿泊事業者の検討委員会はつくらないと答弁頂きました。それならばなおのこと、宿泊税が導入されることになれば、徴収義務が課せられる宿泊事業者の声を、討論の中心に持ってくるべきだと思いますが、聞く予定はありますでしょうか。役場からの説明ではなく、話合いです。委員会からの提言は、多様な立場の委員の総意とお答えですが、そこに町民や女性がメンバーに入っていないというのも、納得できません。町なかでは、小さな宿屋さんたちが駄々をこねてるらしいと噂になっております。実はそうではないと思います。全てに反対しているわけではなく、納得できる説明があれば喜んで協力すると言っています。町は検討しますと言いながら、きちんと説明をしてこなかったと私は思います。11月の事業者懇談会では、質疑応答が2時間半にも及びました。当初目的税だったものが途中から普通税になったことや、徴収作業の負担など、いろいろな質疑がされました。その場に私もおりましたが、役場が説明できていないという証だと思いますが、どう思いますか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

先ほどもご答弁申し上げましたけれども、これまでの経過の中で令和4年からの流れについても、答弁させていただきましたけれども、長く宿泊税につきましては、美瑛町として導入を目指していくというスタンスを明確にして、途中コロナ禍での議論の中断ございましたけれども、一貫して美瑛町にとっての観光の在り方を考える中で、宿泊税の必要性について議論を重ね、ようやくこのほど提言書という形でまとまってきたと思っております。その間におきまして、多くの観光事業者の皆様を始めとする関係者の方々にご討議を頂きまして、ご議論を頂きました。先ほど申しましたけれども、今回まとまりました提言書につきましては、事業者様、各団体から構成する検討委員会の中でご議論を頂きましたので、この観光に関わる事業者様の総意としての最終提言であるという風に町としては受け止め、重く受け止めているところでございます。でございますので、一転、先ほど小規模事業者による、小規模宿泊事業者による新たな検討委員会につきましては、設置の考えはございません。と答弁をさせていただきましたけれども、検討委員会としての設置は現時点考えてございませんけれども、それがすなわち、意見を聞かない説明しないということではございません。事業者の皆様に対しまして、これから、これまでは提言についてご説明させていただきましたけれども、税となりますと条例の形にもしていかなければなりません。これから先も各段階におきまして、事業者の皆様に丁寧なる、ご説明をさせていただき、またご意見も伺う中で、最終的な形、美瑛町の観光に資する新しい税の形がどういうものになるのかという場については、設けてまいりたいと考えております。また、11月の質疑応答が長時間に渡りましたということにつきましては、まさに多くのご意見、多くの考え方があるという風に受け止めております。私も、その場にはおりませんでしたけども後に、概要につきましてご発言につきまして、報告を受けているところでございます。様々ご心配もおあり、またご提案もおありだと思いますので、引き続き皆様方のお話を承りながら、ともに議論をして望ましい形に結びつけてまいりたいと考えているところでございます。(「はい」の声)

再質問 7番 白石久代

7番、白石です。お聞きしました。次に、2点目についてお尋ねします。検討委員会の第2回の議事録を読むと、宿泊事業者の1人が、ゼロベースで考えるべきとの発言をされています。それに対して委員長は、この会は、それを話し合う場ではないと、議事を進められています。検討委員会は、観光財源を検討する会ではなく、税の徴収方法を検討する会であったと認識してよろしいでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

ご答弁もし、的を得ていない答弁でしたらご指摘頂きたいと思いますけれども、先ほども申しましたけれども、宿泊税を始めとする新税につきましては、令和4年の丘のまちびえい観光ルール策定委員会の中でまずご議論頂きまして、こちらは税のみならず、美瑛町にとっての観光のマナーですとかルールですとか、どういう形がなればいいのか、また条例などについて、ご検討頂いた中で、その中で新しい税の財源の確保が必要であるという方向性が打ち出されたわけでございます。新税について検討すべきという内容に沿いまして、今回の令和6年度からの観光振興の財源検討委員会を設置し、ご議論を頂いてきたところでございます。という流れから受けますと、令和6年からの観光振興の財源検討委員会というものは、前提といたしまして、新税の在り方についてどのようなものがふさわしいのかというところを、ご議論頂く場であったという風に私どもは考えてございます。(「はい」の声)

再質問 7番 白石久代

白石です。答弁頂きました。目標となる金額の算出方法が私が納得いかない、納得できない点をお尋ねします。細かい数字になって恐縮なんですが、まず1点目です。事業者懇談会で頂いた資料の中で、まず、平成24年から12年間の美瑛町の税収金額の表がありました。そこで不思議に思ったのが、この12年間で人口が20%減っているのに、町民税は10%増え、固定資産税は15%増えています。税収全体で12%増えています。これは観光も、税収入に寄与しているとは考えられませんか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

今、申し訳ありません。手元に税収の推移の細かいデータが私の手元にございませんので、詳細についてご答弁申し上げられませんけれども、地方税が税収が増えている人口が減るのに対して、反比例するように増えているということにつきましては、ひとえに町民、事業者の皆様方の活発なる地域経済活動の賜物でありましてそれが、税として町を受けさせていただいていると考えてございます。でございますので、観光業の方々を始めとする民間事業者の方々の本当にご努力、取組のおかげで、税収がアップしているという風に受け止めているところでございます。(「はい」の声)

再質問 7番 白石久代

答弁頂きました。同じ資料なんですけども、来訪者に係る行政費用が7億8,800万とありました。道路や水道や公衆トイレの整備や案内表示などに2億7,000万。これはほぼ納得できますが、持続可能な観光の推進のための財政需要として5億円が提示されています。今回、検討委員会から提言された宿泊税300円という金額は、ここから算出されているものですが、この5億の中の事業にはまだ町民の合意を得ていないものや、この工事にそんなにかかるかなという金額のものまで含まれていました。しかもほとんどが単年度の事業です。毎年かかる費用ではありません。検討するための基本となる数字がこのように、町の願望に近い状態で300円が出てきたと私は思いますが、いかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

この7億8,800万の数字につきましては、検討委員会の中で試算はなされ出てきた数字でございます。もちろん、その試算につきまして、町、役場も協力する中で算出しておりますので、私どもも存じているところでございますけれども、完全なる数字ではございませんで概算で、観光入り込みに係る町の負担はどの程度であるか。まずそこを数字を押さえておかないとこの先の議論にならないというところで、はじき出してきた数字であると理解をしております。ということで、これが完全に精査しきれた数字かと言われるとそうではなくて、ここも観光の入り込みに対して、支出がこっからもあるよねというような部分も含めた数字でございます。なぜこの数字を出したかというところにつきましては、この検討委員会の中の議論を見ていただければ明確でございますけれども、美瑛町先ほど税収のお話もしていただきましたけれども、美瑛町全体の財源財政を考えたときに、この先、美瑛町独自の財源がないままでいくと、この財政、美瑛町財政が、もつのだろうかというような視点も加味した上で、新しい税について新しい財源について検討頂いたところでございます。そのときに、これまで数字として出てございませんでした、観光入込数観光とか美瑛町への入り込み客に対してどれだけの支出がなされているのかという数字が、私ども把握をしておりませんでしたので、検討委員会の中でも、その数字を出すようにまとめるようにという中で出てきた数字がこの数字となっているところでございます。7億8,000万では、極端に言いますと、この7億8,000万、観光も含めた入り込み客が1人もいない、誰1人として美瑛町に入ってこないという仮定におきますと、7億8,000万は町民サービスに使えるものである。そういう意味では本来町民サービスに使える7億8,000万が町外からの来訪者に使われています。このことによって町民サービスが損なわれていませんか。そこに対して、来訪者からご負担を頂き、本来の形にしていくという発想、ロジックの中で、計算をさせていただいたところでございます。そして、300円という提言書の中の税額につきましては、提言書の中でも触れられていますけれども、宿泊税、駐車場利用税、両方合わせて、7億8,000万にいきません。半額ぐらいでございます。全てを来訪者の方から頂くというロジックにはなってございません。半額程度はやはり、支出の原因者である来訪者からご負担を頂くことが、お願いできないだろうかという発想の中で、300円というところが出てきたものと理解をしているところでございます。提言書のほうでございますので、検討委員会のご判断として、私どもはそのように受け止め理解をしているところでございます。(「はい」の声)

再質問 7番 白石久代

答弁頂きました。次にお尋ねしようと思った、今、町長に先に言われてしまったんですけども、3点目についての再質問させていただきます。観光による経済効果についてです。これまで、複数回にわたり、私たちの問いに対して、経済効果の算出は困難であるとのお答えがありました。しかしそれは可能なことであり、これまで実施してこなかっただけだと思っています。今町長からお言葉頂きました。観光都市、京都の事例一つ申し上げます。京都に入った人にアンケートを昭和33年から続けられています。令和5年は年に4回、アンケート調査行われて、5,773人からのデータがあり、京都の観光消費額は、金額大きいんですが、1兆5,000億円。経済波及効果は1兆7,000億円と出ています。これは京都市のホームページで誰でも見ることができます。さらに、観光消費単価も単価も出ておりまして、宿泊者1人当たり約6万4,000円、日帰り客は平均約1万2,000円。これは日本人の金額であり、外国人はこの倍額近くになっておりました。これを美瑛町に当てはめてちょっと計算してみました。年間23万人が訪れる美瑛町で1人が平均1,000円お金を落としてくれたとしますと、毎年23億円がこの町に落ちています。1人2,000円平均なら46億円です。このお金はどこに行ったのでしょうか。京都市役所に問合せたところ、この京都の調査は外注してあり、かかる費用も教えてくれました。町の規模が違うのでここでは金額は申し上げませんが、美瑛町でも検討できるくらいの金額でありました。ぜひこれはやっていただきたい。どれだけ収入があり、どれだけコストがかかり、いくら利益が出ているのか、正確な数字は、経営の基本の基であります。そこから経営戦略を立てるのです。経営者なら当たり前にやっていることです。考えてみませんか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

一つ、まずアンケート調査につきましては美瑛町も観光マスタープランで改定もしておりますので、改定する時期、それぞれにつきまして、アンケート調査はして、その時の数値は把握しているところでございます。ただ、ご指摘の美瑛町全体の観光に係る経済効果、経済波及効果につきましては、今数字を持っていないというところが正直なところでございます。産業連関表を美瑛町としてつくりました。すいません。何年前か忘れましたけれども、3、4年前に美瑛町の産業連関表を初めて美瑛町としてつくったところでございます。そのときに、もちろん観光についての効果についてもその中で、専門事業者、専門知識のある方にまとめていただきたかったんですけれども、ちょうどコロナのタイミングと重なってしまいまして、この中で観光産業の数値を出したところで普遍的な値ではないなかろうというところで、産業連関表を作る中で、観光分野だけは外してしまったという経緯がございます。そのため、今私ども他の産業については、経済波及効果、数値を手にしているところでございますけれども、偶然、観光分野については除かれてしまった形になって今に至ってございます。今、コロナ禍から、先ほどの観光上半期の入り込み数を見ても、コロナ禍からの影響を脱して新しい本来の美瑛町の観光の来訪者が戻ってきていただいている状況になっていると判断できますので、今後観光に係る経済効果、経済波及効果について、具体的な数値として把握をしてまいりたいと考えております。(「はい」の声)

再質問 7番 白石久代

期待しております。よろしくお願いいたします。次に、4つ目の駐車場のことをお聞きします。青い池駐車場ですが、駐車場に関する事例が一つご紹介したいと思います。世界遺産にも登録された岐阜県の白川郷です。やはりオーバーツーリズム問題があり、議論を重ねた自治体と聞いています。住民も暮らすこの地区では、駐車場に協力金として普通車500円、大型車1,000円を上乗せして、観光客が駐車場で支払う金額を普通車1,000円、大型車3,000円に設定しています。この協力金は、景観保全に使用可能な財源になります。これを参考に計算してみました。青い池駐車場料金に協力金として、普通車500円、バス1,000円が町の収入になるとすると、協力金だけで毎年1億5,000万が持続可能な観光に使えます。この方法を参考にしてはいかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

駐車場利用税をめぐる議論の中では、これまでの中でも駐車場料金を値上げするという形も一つあり得る。また協力金として料金別に料金とは別の協力金という形もあり得るというような、様々な視点からのご議論がなされたというふうに理解してございます。そのような中で今回、提言書の中で税として駐車場利用税としての徴収を提言をされたということは、それだけ責任も伴う。また、強い効力を持つものでございますので、美瑛町の観光の在り方として、入り込み者の方からご負担を頂き、ご負担頂いたものを町観光等に使わせていただくという明確な強い姿勢を表す。そのために、税という形で徴収するのが望ましいという風にご提言を頂いたと、私どもは受け止めているところでございます。その受け止めによりまして、今新しい新税の形での条例案の構築を急いでいるところでございます。(「はい」の声)

再質問 7番 白石久代

7番、白石です。税でないと取りにくいということですか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

現時点で町側から新税としての条例の提案を今まださせていただいてございませんので、今検討中という段階の中で、お話ししにくいんですけれども、税の形を検討委員会の中で提言を今頂いてます。その提言の趣旨としては、協力金ですとか、お願いで頂くという形よりはきっちり税という制度の中で徴収をしたほうが、公平、公明であるという意味で税の形の提言を受けたと私どもは思っておりますし、提言の内容を尊重しているところでございます。(「はい」の声)

再質問 7番 白石久代

7番、白石です。私、詳しくないんですが、税というのは、かなり慎重に進めるべきだと思っております。町民の声も広く聞かなければいけないし、税以外にも例えば、税以外でも、徴収協力金として、徴収することも検討されているということでよろしいですか。税以外。税以外の方法もあるということでよろしいですか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

税以外の方法も手段としてはありうる、理論的に理屈としてはこういう手段、こういう手段もありうるという風には当然考えてございます。よく、どこだよ、よくある観光地で入場に際して協力金として、いくらかお願いしますという箱を置いてあって、そこに対して任意の観光客の方が入れたり入れなかったりするというようなそういう形はありうるという風に思っておりますけれども、私どもは、先ほどの入込みの方に対して税金を行政として支出している現状にある。そして、入込みの方の数に応じた財源というものは今の財政制度上何もない。で、あるので、本来町民サービスに使われるべき財源が、入り込み客の方に使われている。その中で、どのように財源を確保していけばいいのかということを考えると、税という形で公平に皆様から徴収を頂けるという形が、最も望ましい新しい財源確保の道であるという風に提言書も、そういう趣旨だと思っておりますし、その趣旨は私どもも全く同感しているところでございます。(「はい」の声)

再質問 7番 白石久代

7番、白石です。さらにこれは議論を進めていただきたい。よろしくお願いいたします。最後にお聞きしたいのですが、滞在型観光である、宿泊業を伸ばしていく気があるのかなと感じます。仮に青い池だけで税収があるので、美瑛町は宿泊税を頂きませんと、もし発信すれば、それは大きな町のアピールになり、客単価の高い滞在型観光客が増えることも予想できます。今回実施された宿泊税についての町民コメントの資料を見ていますと、平成26年からのデータで、日帰りが日帰りが25%増加しており、宿泊は15%下がっています。つまり、年々日帰りの町になっているのです。言ってみれば、客単価の低い安い観光地になっていると思います。客単価の高い宿泊業を伸ばす政策をされているでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

宿泊業、観光業の中での宿泊業というものはとても大切な産業であり、これから、これまでも大変大きなお力を、町全体の発展のために頂いておりますけれども、これからもここの宿泊部門を伸ばしていくというところが、美瑛町観光の幾つかある課題のうちの大きな一つのテーマであると受け止めてございます。ご指摘のとおり、滞在型観光にいかに持っていくのかというところが今、美瑛町が問われているところでございまして、そのことは、すなわち、宿泊者数を増やしていくということにつながりますので、議員と全く同じ、同様の視点を持ちまして、今後とも、宿泊業を大切にし、事業を伸ばしていくという視点を持って観光施策に取り組んでまいりたいと思います。宿泊税をめぐりましては、どちらのご意見もあろうかと思いますけれども、宿泊税を導入することによって入り込み数が、入り込み客数が減少したというデータはないという風に専門家から私どもは伺ってございます。むしろ、宿泊客の方から宿泊税を頂くことによって、その宿泊税を、この地域の中の環境、観光の持続的な在り方に使わせていただいている観光を責任を持って取り組んでいる観光地であるという風なアピールになるのではないかと私は白石議員とは逆の考えかもしれませんけれども、思っているところでございます。海外からの来訪者が脱炭素の取組してるところを重視するとか、無料より有料のところに価値を置くとか、そういうようなお話もある中で、私どもがこの観光地として責任を持ってこれからも観光産業を守り育てていくというために、一定のご負担を頂きたいというスタンスを示すことは、むしろ観光地として責任ある姿につながるのではないかという思いを私は持っております。(「はい」の声)

再質問 7番 白石久代

7番です。いろいろこれから考えてくださるようなので、期待しております。最後になりますが、私もかつては宿泊業に携わっておりました。宿泊事業者というのは移住者が、多くて個性的ではあります。しかしこの町を選び、時間刻みの生活をしながら、20年、30年、40年が経ち、今は老齢期に入り、事業の縮小や廃業をして、これから美瑛町で老後静かに暮らしたいという方もいます。その一人一人に物語があり、一つ一つの宿に物語があります。とある宿屋さんが冬になる前に私にくださったメールの中の、オーナーさんの言葉を紹介したいと思います。これからがうちの宿の本番です。うちの庭で真っ白なさらさらの雪と戯れれるお客様、ダイヤモンドダストを見て、涙を流すお客様の顔が目に浮かびます。という一文でした。このような感性をお持ちの宿屋さんたちが、美瑛町を訪れる人を迎え入れ、もてなし、さらに美瑛ファンを増やしています。宿屋さんたちを、ぜひ、美瑛の観光を議論する中心に持ってきていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

多くの宿の皆様がそれぞれの夢を抱き、また、望ましい、自分らしい、経営の在り方、自己実現、様々な思いを持って、美瑛にこられ営業をされているという風に理解しております。そのような個性ある皆様の営みが、美瑛町経済の発展振興に大きくお力を頂いていることは、間違いないことでございます。先ほども申しましたけれども観光の中でも、やはり滞在型、通過型にせずに滞在型で、それは消費を増やしていただくという面もございますけれども、滞在しゆっくり時間をかけてこの美瑛の魅力に触れていただく、楽しんで頂くそういう機会をつくっていただけるのも、宿泊事業者の皆様の営業、事業活動があってのことと思ってございます。観光、大事な産業でございますけれども、その中に宿泊事業者の方々が大きなウエイトを占め、ご努力を頂いているということを深く認識をし、先ほど答弁申しましたけれども、観光施策の中で事業者の皆様方のお考えをまた拝聴させていただき、ともに進めさせていただきたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。

出典:美瑛町議会 令和6年第7回定例会 2024年12月12日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる