美瑛町議会 令和6年第5回定例会 2024年9月13日
認知症施策の推進について
2024年9月13日、美瑛町議会の一般質問で、高田紀子議員が「認知症施策の推進について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 高田紀子 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 高田紀子
おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。番号13番、高田紀子。質問方式、時間制限方式。質問事項、認知症施策の推進について。質問の要旨、私たちが日常的に耳にするようになった認知症は、高齢化が進んでいる日本で2025年に65歳以上の5人に1人が認知症になると推計されています。誰がなってもおかしくないといえる状況にあって、認知症が正しく理解され、認知症の人が尊厳を保持しつつ、安心して希望を持って暮らせるよう、地域で支える共生社会の構築を目指す、共生社会の実現を推進するための認知症基本法が令和5年6月に公布されました。本年においては、本町では高齢者福祉計画、大雪地区広域連合では第9期介護保険事業計画が策定され、認知症施策が取り組まれています。ついては、次の4点について伺います。(1)認知症に関する正しい知識及び正しい理解の推進について。(2)認知症の早期発見・早期対応について。(3)物忘れ検診の導入について。(4)認知症サポーターの活躍推進に向けた具体的な取り組みについて。質問の相手は町長です。
答弁 町長 角和浩幸
おはようございます。13番高田議員さんからのご質問、認知症施策の推進について、答弁を申し上げます。認知症は、誰もがなり得るものであり、家族や友人が発症するなど、多くの方にとって身近なものとなっております。認知症の特性や症状の特徴を正しく理解することで、認知症への偏見、差別を無くし、認知症が発症しても尊厳と希望を失うことなく、地域の中で安心して暮らすことができる社会を目指し、認知症対策に取り組んでおります。1点目につきましては、平成24年度から美瑛町キャラバンメイト連絡協議会を立ち上げ、町内の介護事業所の福祉専門職が中心となり、認知症サポーター養成講座の開催や啓発映画の無料上映会などを実施し、普及啓発活動に努めております。2点目につきましては、認知症は初期症状を早期に発見し、治療を受けることにより、症状の悪化を遅らせることができる可能性があります。地域包括支援センターでは、物忘れ症状のある方やその御家族などに対して、専門医への受診勧奨、受診調整、必要なサービスに関する相談・助言を行っており、状態に応じた適切なサービスが提供できるよう、介護事業所や医療機関と連携し、地域で認知症の方を支援する体制確保に努めております。3点目につきましては、近年早期診断のための血液検査等の研究開発も進んではおりますが、現段階では自治体が行う健診として一般化されているものではなく、健診後の医療機関によるフォロー体制の構築など課題も多いことから、物忘れ健診の実施は難しい状況です。予防のための生活習慣に心掛けていただき、本人や周囲の気づきにより早期にかかりつけ医への相談や専門医につなげることができるような相談支援体制を強化するとともに、認知症の理解と普及啓発に努めてまいります。4点目につきましては、本町の認知症サポーターは現在累計で1,634人に及び、地域での身近な支援者として活動していただいております。またキャラバンメイト連絡協議会では、認知症サポーターと一緒に、認知症の方やその御家族、地域住民など誰でも気軽に集えるびえいオレンジカフェを開催しておりますが、家族支援や日々の見守りなども含め、サポーターの方々が体系的に活動していただける仕組みづくりにつきまして、キャラバンメイト連絡協議会の中で協議してまいります。以上でございます。
質問 13番 高田紀子
13番、高田です。本町はこれまでも地域包括ケアシステムをはじめ、認知症サポーター養成講座、オレンジカフェ等、多様な機関と連携し、早期から力を入れた対策に取り組んでこられていることに評価されていると認識しているところです。さらに、今後はさらにこの評価されていることを、上昇させていただきたいと思います。認知症は発症した本人や家族が生活の困難さに不安が日々つきまとい、精神的体力的にも疲れて生きづらくなります。突然の発症によって、生活というか、両親、両親と発症した人たちの人間性が急に変わってしまって、家族である介護者がその対応に苦慮していき、生活がしづらくなって共倒れになるっていう状況が、多々、精神的なところで崩れていくところの見られているっていうところが大きな問題になっているところもあります。しかしながら、認知症を正しく理解し、様々な支援や協力を得ながら、毎日が認知症の方の新しい発見が見られるという感覚で認知症を楽しんで生活ができることを望んでおります。今、誰でもが認知症になり得るし、誰でもが突然に介護者になるというこの状況にあって、国の施策においても、早期発見早期対応の推進が、示されたことから、今、町民の方々に認知症の正しい理解を得ることが、重要になっていることから、ご質問をさせていただきます。それでは、1項目めの認知症に関する正しい知識及び正しい理解の推進について再質問をいたします。認知症は加齢によるものなのか、認知症によるものなのかを判断することが難しく、医療機関への受診になかなか踏み切れず、発見が遅れてしまうという場合があります。このことはそもそも認知症についての基礎的な知識を知らないことで、どう判断し、どう行動して良いのか迷ってしまうことからの原因が多いと考えられます。第9期介護保険事業計画の中で、認知症の人の状態に応じた適切なサービス提供の流れをまとめた、認知症ケアパスを作成し、周知を図るとされています。そこでですが、認知症ケアパスを含めた認知症に関するガイドブックを作成し、全戸の家庭に配布していただくよう検討をお願いするものです。さらには、ホームページにも載せていただきたいです。ガイドブックにより、自分自身や家族が認知症になったときに、どのような生活ができるのか、どのような備えをしていいものなのか。大まかな目安になるものがあれば、町民の方々も、理解され突然の発症に対応できるものではないかと考えます。町長の見解をお伺いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
まず、これまでの認知症を含めた取組につきましてもご評価を頂いたことに関しまして、感謝とお礼を申し上げます。引き続き美瑛町の特徴でございますこの福祉、また医療との連携の中で住民町民の方がいつまでも地域で過ごしやすいこういう環境づくりに努めてまいりたいと存ずる次第でございます。ご質問頂きました認知症ケアパスですとかパンフレットについてでございます。これまでケアパスにつきましては、作成をいたしましたという中でのお知らせをしている部分もございますけれども、正確に申しますと、パンフレット型の認知症ケアパスのフォーマットをひな形的なものは完成しております。おりますけれどもそれを広く多く印刷して配布する段階にまでまだ至っていない状況でございます。この作業を速やかに早急に進めまして、中身ケアパス、まあ、ひな形が出来上がっているんですけれども、これの中身をもう1段精査した上で、速やかに印刷して町民の皆様に配布をする。そして、併せてホームページ等でも公開、公表することによりまして、町民の皆様お1人お1人の認知症に対する理解がさらに進むような、そういう取組に努めてまいる所存でございます。(「はい」の声)
質問 13番 高田紀子
13番、高田です。今町長のおっしゃっていた認知症ケアパスのことなんですけれども、これって認知症になる、不安になっているときに、地域包括支援センターのほうに相談をしてからの、それからの認知症のケアについての流れが、示されて、流れというか、最終的にどういう、ケアをしていくっていう流れが示されたものなんですけれども、結局、認知症自体を町民の方って、なかなか理解されていない。それこそサポーターの方たちの講習を開いて、そういうサポーターの人たちを増やしていくっていう対策は、示されてはいるんですけれども、町民自体が、どういう認知症って、皆さん物忘れ、物忘れとか、物忘れして、結局認知症の人の様子がおかしいっていう風になってきて、だけど、これって普通の加齢によっての物忘れじゃないかなぐらいな感じでいると、結局は最初、本当は認知症だったっていうところでケアが遅れてくるところがあるので、その認知症ってこういう風な状況になると、認知症ですよとか、ここだったらまだ物忘れ段階かなあみたいな、認知症の関しての示し、町民に対して、理解されるような内容のガイドブックを私は作成してほしいと思っています。相談するにも、まずこれって本当に認知症かどうかわかんないし、お父さん今日何か今日、昨日のことを忘れてる、ご飯食べたこと忘れてる、もう高齢だしこういうことって当たり前よねみたいな風に思ったりしていて、それが日々加齢によるものだから通常よって言っていたところが、突然におかしいおかしいってなってやっと包括センターに連絡を取って、どう対応していいかっていうのを聞いたときにはもう手後れっていうか、軽度ではなくて、中度になってる場合もあったりするんですよね。なので、そこの分かるような、町民がもしこれだったらっていう示されるものがあればいいのかなっていう風に思っていまして、ケアパスだけではなくて、そういうことも含めて、認知症の関係することを、認知症の人たちとも相談しながら経験者の人たちとかと相談しながらこういうことが分かったらいいよね、こういうことがあると理解しやすいよねっていう風に、町民というか、その認知症に関わった人たちで、そういうガイドブックをつくっていただけないかなという風に思っていますので、すいません再度町長、その辺見解をお願いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
まず先ほど私が申しました、美瑛町認知症ケアパスにつきましては、大まかなアウトラインまでできておりますということでございました。これがまだ印刷配付されてなかった状態なんですけれどもそこにつきましては、担当職員たちの間の中で、この内容よりまだ踏み込んだ内容にしなければいけないという検討が重ねられていることで実際への印刷配布が遅れているという風に私は理解しております。そういう意味で、今まさに議員ご指摘頂きましたとおり、ケアパスですのでまずは、発症してからの医療ですとか介護の流れについて、記載が主になっておりますけどもその前段階のところが重要であるという、まさにそこのご指摘が私も大事だと思っております。繰り返しご指摘頂いてますけれども、加齢によるものなのか、これが認知症という症状なのかというところの見極めですとかそのためのヒント、というところが、もっと分かりやすくなれば身近なところでこの身近な方の症状現象がどうであるのかという理解が、進むことになるのかなという風に思っております。例えば、今もおっしゃいました、ご飯を食べたこと自体を忘れているのか、ご飯は食べたのを覚えてるけどメニューを忘れてしまったのか。どちらかによってまたこうそれが加齢によるものなのか、認知症によるものなのか、違うという風なことも、私も読んだことがございます。そのような例示を挙げながら、町民の方々が自らがどうなんだろうというところが、分かりやすくなる、そのようなガイドブックというご指摘だと理解しておりますので、今あるケアパスのみならずそれを前段階から町民の方が理解しやすい内容にしていくそこには専門家の方々、経験者の方々の経験知見を盛り込んでいくというそういう流れの中で、しかし早く、一刻も早くこのガイドブック的なものを、作成してまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 13番 高田紀子
13番、高田です。今、町長のお話を聞いて、ぜひともガイドブックを早急につくっていただいて、町民の方に配布されることを願うところです。では次の2項目め、認知症の早期発見早期対応についてと、3項目め、物忘れ検診の導入について、2項目併せて再質問させていただきます。認知症は自分自身が発症していないか、不安はあっても、なかなか医療機関への受診に踏み切れないところがあったり、家族や友人が検査を進めにくいって、いうところが現状にあります。それで、物忘れ検診が町民に抵抗なく、認知症治療を受ける糸口になり、また予防に向けた働き方、働きかけに繋がると考えています。ほかの自治体の中では、脳の健康度を測定するデジタル機器を設置したり、検診に係る費用を助成するなどして、早期発見に対する施策がなされています。すいません。町の検診が行われ、健康診断が行われているところで、簡易な物忘れ検診というか、その物忘れ検診を行うような場を設けて、認知症に関する先ほどの質問で行いましたガイドブックなどを利用して、啓蒙推進を行っているっていう、自治体もありますので、答弁書には、その検診自体がなかなか難しいというところは若干私も考えていたので、まずはその早期発見になるようにつながるような体制づくりが必要だと思いますので、ご検討をしていただきたいと思っています。町長その辺、お考えをお伺いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
認知症はご指摘のとおり、誰でもがなりうることの指摘がなされておりますし、であるからこそ、認知症発症しても、尊厳を持ち、希望を持って暮らしができる、そういう社会にしていかなければならないという風に理解しているところでございます。そのためにも、早期発見の重要性ということは論をまたないところでございます。ただ、物忘れ検診の部分、ご指摘の部分検診の部分につきましては先ほども答弁申し上げましたけれども、美瑛町内で物忘れ検診ができる医療機関がないということ。旭川市も含めてまだ10件あるかないかというような状況の中で、外来、物忘れ外来ですとか検診に対して、どこまで行政としてご支援できるのかというところをあるいは、専門医が少ない中で検診された後のフォロー体制のことを考えますと、町としての支援策について何が適正なのかということを考えさせていただきたいなと思っているところでございます。そしてあわせましてご指摘頂きました、体制づくりでございますけれども、今申しましたとおり、健診、あるいは外来での診察の体制が美瑛町内、近隣含めて薄いというところを考えますと、人の力で体制で悩んだり困ったりしている人を支えていく、そのことがご指摘のとおり大切であると思っております。美瑛町も認知症初期集中支援チームを持っておりましたけれどもただ今休止している状況にございます。この休止している状況を一刻も早く再開をいたしまして困ってる方悩んでる方をチームとして支えるその体制をもう一度発動してまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 13番 高田紀子
13番、高田です。体制が、病院に行くっていうこと自体が大事なところになってくると思いますので、早急な体制をお願いするところです。そこはお願いをして、次の認知症サポーターの活躍推進に向けた具体的な取組について質問をいたします。昨日の一般質問の中で、市街地活性化の中心市街地活性化整備事業の一般質問の中で、町長の中では、高齢者住宅及び地域交流センターのお話が出ていまして、お話を伺って、私はこのサポーターさんたちの活躍する拠点が必要ではないかなという風に考えていて、そうするところ、町長からもそのお話がこの交流の場が出てきていたので、ここが拠点になっていく、拠点になって活動が活発化されたら、良いのかなと思いました。その中にはですね、今、認知症サポーターの方たちの活動って、認知症になった本人や家族の方の応援者になっているところですけれども、今後の中では、町民への啓発活動とか早期発見、早期対応の促進への取組にも、ご協力というかお手伝いを願いたいと思っています。そこの昨日のお話のあった交流センターであれば、皆さん町民の方が心気兼ねなくそこに立ち寄って、お茶なり、飲んで何気ないお話がそこでできるという状況に、そこにサポーターさんたちが関わって、その啓蒙活動を行っていただけたら、町民の方たちが認知症というものをもっと身近なものというか、になっていくのかなと思いました。それとあわせて、相談しやすい、結局今カフェとかを作ってその中で、何気ない話の中から、実は自分がこういう状況でとか、自分の家族がこんな感じなのっていう話がその場で、出てくることによって、次の早期発見というか、その医療体制につなげるとかの話がもっと出てくる身近なものになって出てくるのかなという風に日々思っていたので、昨日のお話を伺って、いい拠点場所ができたらうれしいという風に私は思っていましたので、サポーターの方たちには、今後、啓蒙活動というか、町民への啓蒙活動を活発化していく体制をつくっていただきたいと思っています。その辺、町長のお考えをお願いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
中心市街地活性化に対します大変、重要で貴重なご提言、ご指摘を頂いたという風に受け止めさせていただいております。昨日、少々申しました、ご指摘頂きました交流の場というもののコンセプトにまさに合致する、アイデアであると思いながら聞かせていただきました。昨日は介護予防機能のあるところというような形で申し上げましたけれども、認知症につきましても、予防の部分というのは大変大事なところでございますので、介護予防、認知症予防の場であり、そして、どのような境遇の方々年齢もですし、障がいのあるなしも含めて交流できるそういうような場があればいいなという思いは全く一緒でございます。そのような場が設けられましたら認知症サポーターの方々の拠点としてもお使い頂くことが可能でありましょうし、高齢者の方に関わる相談機能の窓口の一本化というところも昨日も申しましたけれども、そのような機能もここにあれば、より便利になり、使い勝手がよくなるだろうという風に思っているところでございます。ありがたいご指摘を頂いたと受け止めさせていただきまして、このような場づくりが実現するように、役場一丸となって努めてまいりたいと思います。昨日、少々申しましたけどもそのプランですと今想定してる事業では対象外になってしまっておりますので、そこのひと工夫を凝らして別の事業からのを探し、実現に向けて取り組んでまいりたいと思います。認知症サポーターキャラバンメイト連絡協議会の方々の活動ですけれども、サポーターの方々数多い方に登録をしていただいております。そして、年次計画を持って事業を進めて、認知症の普及、理解・普及に努めていただいているところでございますけれども、また協議会の方々ともご相談をさせていただいて、新しい手段と、これまでとは違うやり方で、もっと分かりやすくという部分がありましたら、積極的な活動をさらに進めていただけるよう、話合いを進めてまいりたいと思います。(「はい」の声)
質問 13番 高田紀子
13番、高田です。ほんとに、認知症サポーターの方がこんなにいらっしゃるっていうことも私、はっきり知らなかったんですけれども、すごい力強い方たちがいらっしゃるっていうことに、とてもうれしく感じているところで、この方たちの力を借りて、もっとその認知症の症状を認知症の方たちのことを理解してもらって、その認知症の方たちが外に出ていっても、普通の国で言ってる共生社会ですけれどもそれが確立されることを願っているものです。それで、最後に町長にお伺いしたい、したいのは、認知症基本法の中で、努力義務ではありますけれども、認知症施策推進基本計画の策定が示されているのですが、ここの計画について町長はどのようにお考えなのか、お伺いをいたします。
答弁 町長 角和浩幸
申し訳ございませんでした。現在のところ高齢者福祉計画の中に含める形で、認知症に対する対策として盛り込ませていただいております。ただこれがそれで不十分である、もっと1本取り出した基本計画を町としてしっかり立てよというご指摘でございましたら、現在の内容で十分かどうかを精査した上で既存計画の中の盛り込みで入れていくか、独立した一つの計画にしていくのかということにつきまして、少々お時間頂き、ちょっと今の実態と内容も、どのような内容をもっと盛り込むべきだとかも含めて検討させていただきたいと存じます。