みんなの議会

中頓別町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月8日

認知症施策の現状と対応について

2023年3月8日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「認知症施策の現状と対応について」質問し、町長 小林生吉、保健福祉課長 相馬正志が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 小林生吉、保健福祉課長 相馬正志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。受付番号1番、議席番号7番、細谷でございます。それでは、議長より発言の許可をいただきましたので、令和5年第1回定例会に当たり、さきに通告いたしました1点の項目について一般質問をさせていただきます。行政側の誠意あるご答弁をよろしくお願いいたします。それでは、認知症施策の現状と対応についてお伺いいたします。我が国において認知症高齢者は500万人いると言われ、今後さらに増加することが見込まれ、2025年には約700万人に達すると推計されており、65歳以上の高齢者の5分の1に相当すると言われています。認知症の方やその家族を地域、行政がどのように支えていくか考えなければならない時期が来ていると思います。その実現の立場から次の3点について町長の見解をお伺いいたします。①、認知症施策全般の現状と対応は、②、認知症の方の家族への支援や取組は、③、認知症の方が住み慣れた地域で生活を続けていくための対策及び対応は、以上3点について一般質問させていただきます。

答弁 町長 小林生吉

おはようございます。よろしくお願いいたします。ただいまの細谷議員の認知症施策の現状と対応についてのご質問にお答えしたいと思います。まず、1点目でありますけれども、平成27年度に厚生労働省は認知症施策推進総合戦略、いわゆる新オレンジプランでありますけれども、その中で認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指すと示され、また令和元年度では国の認知症施策推進大綱で認知症の発症を遅らせ、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる社会を目指し、認知症の人や家族の視点を重視しながら、共生と予防を推進していくこととされているところであります。認知症への理解を深めるための普及啓発に認知症サポーター養成講座を実施し、認知症についての正しい知識を持ち、認知症の人や家族を応援するボランティアを養成しています。また、認知症の様態に応じた適切な医療介護の提供を行うため、認知症地域支援推進員を配置し、医療機関や介護サービス及び地域の支援機関との連携や認知症の人やその家族を支援する相談業務などを行っております。2点目の認知症の方の家族への支援や取組についてでありますけれども、認知症地域支援推進員を中心に個別訪問や家庭訪問を行い、当事者や家族の相談を行っています。また、認知症カフェと地域サロンの一体的コミュニティーを目指したなかとんカフェを開催し、認知症の人とその家族が地域で孤立することを防ぎ、認知症についての地域住民の理解を深め、認知症の人と家族を支える地域づくりを行っているところであります。3点目でありますけれども、認知症ケアの基本は当事者との関係性づくりです。認知症地域支援推進員や地域包括支援センター職員が訪問を重ね、本人やご家族の思いを聞き、関係性を構築していきます。また、本人やご家族、地域の人たちが認知症について正しい知識と理解を学べる機会をつくっていくことが必要であります。継続して認知症サポーター養成講座を開催し、支援者や応援者を増やしていきながら、地域で見守り、支え合う体制づくりを推進していきたいと考えております。以上です。

再質問 7番 細谷久雄

それでは、再質問させていただきます。認知症は、誰もがなり得るものであり、家族や身近な人が認知症になることなどを含め、多くの人にとっても身近なものとなっています。私もこの頃妻に言われてセイコーマートに買物に行くのですが、何かに書いて行けばいいのだけれども、書かないで行って、買ってくるものを1つ忘れたり、また家で仕事をしていても自分で物を置いたところがどこに置いたか分からなくなって困ったこともあります。私もこの3月で65歳になりますので、認知症は人ごとではない、そのように考える次第でございます。また、認知症は、現在の医療では完治することは難しいとされていますが、早期に発見し、早期に受診していけばその進度を遅らせることができます。私は、認知症をどうキャッチし、治療につなげるか、これが重要なことだと考えます。そこで、ただいまのご答弁を伺いまして、何点かご質問させていただきます。①、中頓別町の認知症の現状についてお伺いします。中頓別町の現在認知症であると認定している方は何人ぐらいおられるのか。また、その症状についても区分が分かるようであれば教えていただきます。②、認知症サポーター養成講座についてお伺いします。認知症への理解を深める普及啓発の推進のため、認知症サポーター養成講座を本町でも開催していますが、講座の内容及び開催状況と受講者及び受講者数についてお伺いします。③、教育現場での養成講座の推進についてお伺いします。近年若年層の認知症が増えていますが、子供たちにとって認知症に関する基本的な知識や対応方法を学べることは、今後の社会生活においても大変有意義なことだと私は思います。そこで、学校教育において認知症の方を含む高齢者への理解の推進のため、認知症サポーター養成講座を定期的に小学校、中学校で開催されてはどうかを考えますが、所見をお伺いいたします。④、認知症地域支援推進員についてお伺いします。推進員の活動の現状と課題、今後の方針についてお伺いします。5番、認知症カフェ、なかとんカフェについてお伺いします。認知症カフェは、ヨーロッパで始まったスタイルを取り入れて、認知症の人とその家族を支援することを目的に2012年から認知症の施策の一つとして普及が始まりました。2015年に国が認知症施策推進総合戦略の中心施策の一つとして位置づけたこともあり、全国で急激にその数は増えています。そこで、認知症の方やその家族の支援の場となっている認知症カフェ、なかとんカフェの現状と見解、また今後さらなる拡充も必要だと私は思いますが、所見をお伺いします。最後6番目、認知症の早期発見の取組についてお伺いします。認知症の早期発見の取組として、スクリーニング検査、神経心理検査が有効ですが、これは認知症の簡易な検査表を用いた専門医師などの問診による検診メニューです。そこで、今後中頓別町の特定健康診断のメニューに入れるなど、早期受診につなげられるようにすべきと考えますが、所見をお伺いします。以上の質問に対し、ご答弁をお願いいたします。

答弁 保健福祉課長 相馬正志

ただいまの質問に対しましてお答えをいたします。まず、認知症の現状の人数と症状の関係なのですけれども、毎年基本チェックリストという調査を行っておりまして、そちらの調査の内容で認知症予防支援に該当される方、65歳以上で見ますと106名の方が認知症予防支援が必要だということになっております。症状的にいいますと、こちらは介護保険の介護認定調査のほうから調査したものでありますけれども、症状的にはアルツハイマー病の方が53名、血管性等の認知症の方で11名、あとその他認知症系の疾患ということで5名の方がいらっしゃるという状況となっております。続きまして、認知症サポーター養成講座の関係なのですけれども、認知症サポーター養成講座は小学校は5年生を対象に、中学校は2年生を対象に毎年行ってきております。令和4年度につきましても小学校で11月25日の日に行っております。生徒は12名の方を対象に行ってきております。また、中学校では10月11日に生徒6名を対象に行ってきております。あと、そのほかに今年度につきましては、5月18日にライドシェアのドライバーを対象に認知症サポーター養成講座を開催してきております。認知症地域支援推進員の関係につきましては、今お一人認知症地域支援推進員の方がいらっしゃって、認知症地域支援推進員は平成30年から配置して、町でも平成29年度より配置しております。認知症地域支援推進員の活動的には個別支援と家庭訪問、あと電話相談、来所相談等を行ってきております。あと、認知症の初期集中支援推進事業ということで、そちらも入っていただきまして、地域包括支援センターの職員と医療機関と連携を取りながら、潜在している対象者の把握等に努めております。あと、なかとんカフェの関係なのですけれども、カフェにつきましては平成30年の5月からオープンをさせていただいております。現状では、利用者的には大体1日5名程度の利用者ということにはなっておりますが、利用される方が検診や相談、各種事業等の休息の場を使ってこちらを利用していただいたり、あとは病院の受診の休息に使っていただく、あと子育て中の親子と高齢者の多世代交流の場になっているというところであります。早期発見につなげるスクリーニング関係につきましては、必要に応じてやっていっているところであります。以上です。

再々質問 7番 細谷久雄

最後に、再々質問でお伺いしたいのですけれども、認知症サポーター養成目標について再々質問させていただきます。本町における認知症のサポーター養成目標人数などは設定されているのか。もし目標人数が設定されていない場合は、どのぐらい必要と町のほうで考えておられるのかお伺いいたします。

答弁 保健福祉課長 相馬正志

目標の人数的には200人ぐらいを……。

答弁 町長 小林生吉

毎年2回程度の開催をして、1回当たり20人程度を目標にして養成をしていこうというようなことでありまして、最終的にはできるだけ全ての町民がこの講座を受けていただけるような、そんなことを目標にして今後もさらに充実を図っていきたいというふうに考えております。

再々質問 7番 細谷久雄

それでは最後に、ご答弁は要りませんが、保健福祉課の皆さんは認知症についてこれまで精力的に取り組んでおられますが、様々な諸課題に対し、共に手を出し合い、高齢者が安心して暮らせる中頓別町となるよう、今後も頑張っていただきたいということを申し述べまして、私の一般質問を終わらせていただきます。

出典:中頓別町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月8日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる