美瑛町議会 令和4年第7回定例会 2022年12月15日
再生可能エネルギーの推進について
2022年12月15日、美瑛町議会の一般質問で、桑谷覺議員が「再生可能エネルギーの推進について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 桑谷覺 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 桑谷覺
番号8番、桑谷覺。質問方式、時間制限方式。質問事項、再生可能エネルギーの推進について。質問の要旨、本年4月に町長は美瑛町ゼロカーボンシティ宣言をし、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指すべく、役場庁舎内にプロジェクトチームを作り先進地視察、美瑛町にふさわしいバイオマスエネルギー等の再生可能エネルギー導入に向けて検討されていると思います。ゼロカーボンの取り組みは行政ばかりではなく、町民の皆さんや事業者にも積極的に参加してもらうことにより、取り組みの早期実現や環境への配慮が醸成されるものと考えます。一方で、原油価格高騰と急激な円安により燃料価格や電気料金等が値上げされ、生活や企業活動は大きなダメージを受けています。そこで、再生可能エネルギーの積極的導入により、ゼロカーボンの推進や生活・企業活動の負担軽減につながるのではないでしょうか。また、森林の持つ二酸化炭素を吸収するばかりでなく、多面的機能を再確認することが重要で、例えば、森林レクリエーションの一つである森林浴の推奨により、森林の特性を知るばかりでなく、ストレス解消やリラックス効果も期待されます。そこで、次の4点について伺います。(1)宣言から半年が過ぎましたが、具体的実現に向けたプロジェクトチームの活動等の進捗状況は。(2)公共施設での再生可能エネルギー導入の具体的な計画はあるか。(3)身近に導入できる再生可能エネルギーとして太陽光発電や薪ストーブ等があり、上川管内で助成している自治体もあるが、本町での助成予定は。(4)森林レクリエーションの推進について。質問の相手は町長です。よろしくお願いします。
答弁 町長 角和浩幸
8番桑谷議員さんよりの再生可能エネルギーの推進についての質問にお答えをいたします。再生可能エネルギーの推進を含むゼロカーボンの取組に対する基本的な考え方につきましては、先の6月定例会で4人の議員の皆さまの一般質問に対し、答弁申し上げたとおりでございますが、地球温暖化は、国内はもとより世界共通の大きな課題となっており、あらゆる分野で脱炭素化の動きが加速化している中、本町におきましても、地域特性をいかし、地域が潤うという視点も持ちながら、その取組を進めてまいります。1点目から3点目につきましては、本年5月に庁内組織から横断的に立ち上げたゼロカーボン推進プロジェクトチームにおいて、4グループに分かれて北海道内の先進地視察を行い、その後、施策・事業の検討に向けて視察内容の全体共有を図っております。また、町民や事業者の皆さまが、暮らしや経済活動の中でゼロカーボンの実践に取り組んでいただくことも重要であることから、広報紙8月号から「美瑛町ゼロカーボンアクション」として連載するとともに、図書館において、ゼロカーボンとSDGsの展示コーナーを設置し、町民の皆さまへの啓発と理解促進に努めているところです。今後の再生可能エネルギーの公共施設への導入計画や町民の皆さまへの導入の助成制度につきましては、どのような再生可能エネルギーが本町の特性に適合するのか、また、同エネルギーの供給主体がどこになるかなどで状況が変わってきます。プロジェクトチームがまとめる方向性や国や道の支援、補助制度の活用を含めて引き続き検討してまいります。4点目につきましては、森林の中に身を置くことで心身への有益な効果があると考えています。植樹や自然観察会、町産材木工教室など町民が森林や木材と直接触れ合う機会を増やすことで、ゼロカーボンへの理解やリフレッシュ効果を図ることができるよう、具体策について検討してまいります。以上でございます。
質問 8番 桑谷覺
8番桑谷です。1点目につきましてお伺いします。再生可能エネルギーの推進は、その地域に合った取組み方があり、太陽光、風力、地熱、バイオガスなどが主なものでありますが、美瑛町では一部取り組んでいるバイオマスボイラーは、これからの循環型社会の第一歩的なところもあるのではないでしょうか。世界的にEV化が進み、日本においても同様な取組が進みつつある中、化石燃料の販売も、そう遠くない将来において大転換を求めるのでは。そういった中で、美瑛町の資材の一つ、森林を活用した木質チップ等の販売消費が新たな社会スタイルになるかと思いますが、プロジェクトチームの案も大事ですが、町長としての具体的な考えがあれば、また、プロジェクトチームと合わせて、専門家も交えた計画策定を今後していくのか。予算の関係や職員の業務の関係で道内視察、十勝の鹿追と、上川管内、下川訪問していると思いますが、また、最寄りの先進的な道外の積極的な視察に派遣する考えはあるか、町長の考えをお伺いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
再生可能エネルギーにつきましては、議員ご指摘のとおり、本町多くの可能性を秘めているという風に受け止めております。その中で、どの再エネを美瑛町として優先的に採用し普及していくのかということにつきまして、今プロジェクトチームを中心に検討を進めているところでございます。ご指摘いただきました、森林を原料としますバイオマスボイラー、エネルギーにつきましては、既にご存じのとおり、町内で実用化している部分がございますので、そこの運用方法についてはもう知見が既にある訳ですから、有効な再生可能エネルギーの一つであると考えております。ただ、それも踏まえた上で、今、プロジェクトチームが様々な先進地視察、あるいは研修を含めて議論を進めているところでございますので、そのプロジェクトチームがどのような結果を導き出すのかを待っている状態ではございます。その中で、今、ご質問いただきました、専門家の活用をするのかということでございますけれども、プロジェクトチームは、役場職員で今、構成しております。この後、より深める議論を深めていく中では、専門的な知見を生かしていくことも必要になろうかと思いますのでそういう段階になりましたら、専門知識のある方のお力をいただくことは当然ありうると思っておりますし、先進地の視察につきましても、より一層具体化した中身が詰まってくれば、具体的な中身に即した先進地を視察していくということも十分考えられることであるという風に考えております。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
このやつにも書いてありますけど、下川町はすごい取組で、下川町もしっかり検討していただきたいと思います。次に、2点目についてお伺いします。令和5年度の予算策定中だと思いますが、今回の補正でもあるとおり、燃料の高騰による、燃料費の値上げや電力料金の大幅な値上げは、大変な負担であり、少しでも維持費の負担を減らすために、例えば、太陽パネルを公共施設や学校に設置しては。また、スポーツセンターの壁改修工事が終わったところですが、ボイラーも更新の時期を迎えているのではないでしょうか。平成18年スポーツセンター供用開始、16年経過して、ボイラー耐用年数も15年、十分経過してボイラーが15年で、建設事業計画との整合性も必要かと思いますが、環境省等の国の補助事業を活用していく考えは。そういう意見はないですか、町長のお考えをお伺いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
太陽光発電関係につきましては、先の定例会の中でも様々ご質問をいただき、答弁をさせていただいたところでございます。今のご指摘の公共施設、学校等に対する太陽光発電の設置につきましては、これはもう国の方針としまして設置せよということになっておりますので、これから美瑛町といたしましても、公共施設への太陽光の設置というものは当然進めていくことになります。ただ、先の定例会でもお答えしましたけれども、新しく建設するところに太陽光を設置することについては補助制度ありますけれども、現在、もう建っているものに追加して設置していくことにつきましては、そのような有利な制度がありませんので財源と見比べながら、しかし、公共施設への、太陽光設置を進める国の方針ですので、則って進めてまいりたいと思います。スポーツセンターのボイラーの関係でございますけれども、ボイラーにつきましては数年先ですけれども建設事業計画の中で入替え、更新を計画しているところでございます。計画的に今、位置づけております。で、先のことなので、詳しいところまで詰めておりませんけれども、建設事業計画の中では、単費で今のものを新しく更新していくという形をとっておりますけれども、ご指摘いただきましたように、もしかしましたら、再生可能エネルギーを使ったようなボイラーにしていけば、新たな補助制度に乗っかることができるかもしれません。そこは、ちょっと検討してないんで分かりませんけれども、例えば、スポセンの周囲、町民プールは木質ボイラーを使っておりますので、エリアとして、木質ボイラーを使うエリアというような考え方の中で、スポセンもその中で整備するということも一つの考え方であり、検討に値することだと思っておりますが、なお、更新入替えにつきましては、数年先を見込んでおりますので、それまでに検討を進めてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
8番桑谷です。期待しております。次、3点目についてお伺いします。薪ストーブね、薪ストーブ設置助成で、東川町では事業費の2分の1以内で上限50万円の助成、また、旭川市では事業の3分の1以内で上限20万円を助成しています。この財源には、森林環境譲与税を利用しています。また、太陽光発電の補助では、住宅用太陽光発電システム設置に対して助成しています。鷹栖町では5万円、上限20万。当麻町では10万円。近隣の真似をしろとは言いませんが、木質バイオマスの推進や、燃料高騰対策して有効と考えています。その辺ちょっと、再度町長の考えは。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
燃料高騰はまさに、今の緊急の問題でございますし、再生可能エネルギーの導入というのは、中長期の大きな課題といいますか、進めていく目標でもございます。その中でいかに、町民生活の中で、再生可能エネルギーを取り入れていくのかということのご質問であると受け止めております。薪ストーブをという具体的な話ではないとは受け止めておりますが、例えば、薪ストーブでお話ししますと、私自身も、自宅は薪ストーブを熱源に使っておりまして非常に快適な生活をしておりますが、一方でやはり薪ストーブだけで暖を取っていくということは、相応の手間と不便さもありまして、そのことが町民生活の皆さま方に受け入れられるのかなというような思いも、少し持っているところでございます。また、もしかしたら薪ストーブが、家の中のアクセサリー的な位置付けで導入されるだけでほとんど使われないということも、懸念されるかなみたいなことを今、聞かせていただいて思っておりました。もちろん、桑谷議員さんがおっしゃった薪ストーブをやれという訳ではないとは承知しておりますが、どのような再生可能エネルギーを導入していくのかということについては、様々な観点から検討させていただきたいと思います。太陽光へのご指摘もございましたけども、これも先の定例会でお答えさせていただきましたが、美瑛町で既に平成25年から助成をしましたけれども、利用が非常に低かったという、そういう実績もございます。そのような中で、どのような再生可能エネルギーを普及にさせていけばいいのかということは考えさせていただきたいと思います。森林環境譲与税の活用でございますけれども、こちらは、森林環境譲与税の活用というのは有効に活用しろということを、国からも言われているところでございまして、今後どんどん活用させていただきたい財源でございます。貴重な財源と、再生可能エネルギー、ゼロカーボンの取組をミックスさせるような形というのは非常に望ましいのかなと思いますので、財源を譲与税を想定しながら、新たな再生可能エネルギーの普及の方策について検討してまいります。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
4点目についてお伺いします。森林の多面的機能はいろいろありまして、要するに地球環境保全や、生態を守る、二酸化炭素の吸収など、生物多様性保全、土砂災害防止機能、土壌保全機能、水源涵養機能、快適環境形成機能、文化機能、そして保全・レクリエーション機能の8つがあり、森林レクリエーションは、このストレスの多い社会においては、森林浴・森林への散策は最高で、交通手段を持たない方でも身近に散策できる近場の森林浴の整備は出来ないか。白金の方には、しらかば遊歩道コースや不動の滝遊歩道コース、せせらぎ遊歩道コース、野鳥の森などがありますが、近場ではあんまりいいところなくて、昔は丸山公園がありまして、私は小さい頃丸山公園で良く遊んで、丸山のよく上の方で、もうよく遊んで、あそこで皆子どもの頃、丸山公園でよく遊んでですね、あそこの公園、丸山公園はいろいろと上がる場所が裏からでも横からでも上がる場所が、通路とかそういうのがたくさんあったんですよね。今はあんまりなくなっておりますので、造れという言う訳でないですけど、あそこを少し整備して、森林浴と言ったら、憩町も、憩が森公園もあそこもありますけど、近場の丸山公園は昔から町民に親しまれた場所でございまして、もう少しあそこの公園を有効に使ったらいかがかなっていう森林浴でよかったら。その点いかがですか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
議員ご指摘のとおり森林浴といいますか、森林の中で楽しむレクリエーションをするということは心身ともに非常に効果があるだろうなと思っております。本州のような、山が迫って狭い地域ですと、里山といいますと、すぐ本当に生活している生活圏の裏に山があってそこで森林を感じることできる環境というのは多いですけど北海道はやはり非常に広大で大きなところでありますので、今お聞かせいただきながら、確かに里山的な存在というのがないのかな、結構離れたところに大森林はありますけれども、生活圏に密接なところでは少ないかなあという風に改めて思って聞かせていただきました。その中で、丸山公園の位置付けでございます。今も、丸山公園は自然公園的な位置付けをさせていただいておりまして、ある意味余り手を加えず、自然環境が残っているような状況で楽しんでいただくというような位置づけでございます。で、ありますので、利便性を図るためにどこまで人工物を加えていくのかというところも一つの課題はありますけれども、より多くの方々に、丸山公園をはじめとする、身近なところにある森林の山の環境を楽しんでいただくということはもちろん進めてまいらなければならないかなと思ってございます。よりこう自然の環境を楽しめる、そして利便性が高い、利便性の良い環境にしていくにはどのようにすれば一番望ましいのか、議員のご指摘も、ご指導もいただきながら共に考えさせていただきたいと考えております。(「はい」の声)
質問 8番 桑谷覺
答弁にありましたけど、町民や暮らしを経済なんかゼロカーボンで。私は町民が一番できることは、ごみの減量化ですね。ごみの減量化や資源化は、温室効果ガスの排出を減らすと言われています。ごみの3R、リデュース、リユース、リサイクル、これを実践して環境にやさしいゼロカーボンのまちづくり、私はそういうのを進めていきたいと思いますけど、町長の考えはどうですか、最後にお伺いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
全く同感でございまして、身近なところから一番最初にできる、カーボンニュートラル、ゼロカーボンの取組は、ごみを減らしていくことだと考えております。美瑛町としましても、これまでも、ごみ減量に向けていろいろ啓発活動をお願いをしたりしてまいりましたけれども、より多くの方々、町民の皆さまが自分の身近な問題としてごみを減量していただく、そのために様々広報活動にも啓発活動にも努めてまいりたいと考えております。