名寄市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日
(1)除排雪体制と助成制度について/(2)旧学校施設の利用実態と維持管理等について
2023年12月14日、名寄市議会の一般質問で、谷聡議員が「除排雪体制と助成制度について」「旧学校施設の利用実態と維持管理等について」について質問し、建設水道部長 東聡男、総務部長 渡辺博史、市民部長 廣嶋淳一、市長 加藤剛士が答弁しました。
- 質問者
- 谷聡 議員
- 答弁者
- 建設水道部長 東聡男、総務部長 渡辺博史、市民部長 廣嶋淳一、市長 加藤剛士
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 谷聡
おはようございます。議長より指名をいただきましたので、通告に従い、大項目2点について質問してまいります。早いもので12月も半ばとなり、除雪のシーズン真っ盛りとなってまいりました。私もこれまで長い間国道の除排雪を含む維持管理を行ってきた職場におりました経験を踏まえて、市民満足度の高い除排雪の実現に向けて小項目で5点ほどの名寄市の除排雪等について質問をいたします。小項目の1番目、名寄市では排雪ダンプ助成や市道及び私道の除排雪助成制度を設けておりますけれども、これらの利用実績についてお伺いをいたします。また、これらの制度は市が期待する効果を十分上げているかということについても併せて伺います。小項目2番目、今年度の契約からこれまでの総価契約から単価契約へと変更しました。変更した理由や意図することは何か、また単価契約に変更することによってどのような効果を期待しているかについて伺います。小項目3番目、先日加藤市長が行政報告で述べられたデジタル田園都市国家構想交付金を活用した除排雪管理システムの導入とデジタル技術の活用による市民満足度の高い除排雪とは具体的にどのようなものかをお伺いをいたします。小項目の4番目、風連地区におきまして合併以前から風連町市街地区環境整備協議会が沿線住民からの会費と市からの負担金により国道と道道の排雪を行っています。歴史的な経緯があるということのようですけれども、国道、道道はそれぞれ道路管理者が除排雪を含めた維持管理を行うという大原則に立ち返るべきであると。このことは、市から道路管理者に対して強く要請していただきたいと思います。5番目です。市では毎年「なよろの除雪」という冊子を市の広報紙に掲載しまして、道路への雪出しをやめるよう呼びかけておりますけれども、市民に特に周知したいことは何か。昨年の「なよろの除雪」では、路上駐車や道路への雪出しはやめましょうと呼びかけをしておりますけれども、道路への雪出しがいけないという理由と根拠は何か、もし罰則があればその罰則についてもお伺いをしたいと思います。大項目の2番目、旧学校施設の利用実態と維持管理等について。小項目の1番目です。市内に現存している旧学校施設、これは豊西小学校、下多寄小学校、東風連小学校、日進小中学校、西風連小中学校の校舎が今一部残っているというふうに確認をしておりますけれども、その現況と利用実態及び今後の利用計画についてお伺いをいたします。小項目の2番目、昨日の質疑でも取り上げられましたけれども、旧豊西小学校は平成28年4月に閉校となり、以降7年以上が経過しております。今年度まで旧豊西小学校の除草等の維持管理をどのように行ってきたのか、市費をどれだけ投入してきたのかお伺いをいたします。また、取壊し計画の有無についても併せてお伺いをいたしますけれども、昨日の答弁では解体やむなしと。ただし、時期は示せないということでありましたので、解体計画ありという前提で質問を進めてまいりますけれども、取壊しに必要な費用につきまして、昨日の答弁では多額の費用がかかるということでしたけれども、閉校直後の平成28年時点と、それからもし今年度か、あるいは来年度の比較した取壊し費用の数字があれば、お示しをいただきたいと思います。あわせて、取壊しに国または道からの補助金等は見込むことができるかについてもお伺いをいたします。小項目の3番目、旧下多寄小学校体育館は、本校舎よりも古く、体育館の屋根は相当さびが目立ってきております。今後も残すのであれば、最低限屋根の塗装はやらなくてはいけないというふうに考えておりますけれども、市の管理計画についてお伺いをいたします。以上、壇上からの質問とさせていただきます。
答弁 建設水道部長 東聡男
おはようございます。谷議員から大項目で2点御質問をいただきました。大項目1は私から、大項目2は総務部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、除排雪体制と助成制度について、小項目1、排雪ダンプ助成と除排雪助成の利用実績についてお答えいたします。本市では、冬期間の生活を確保するため市民との協働による除排雪を推進しており、市民が行う除排雪に対する助成制度として排雪ダンプ助成事業や市道及び私道除排雪助成事業などがございます。排雪ダンプ助成事業については、一般住宅や店舗併用住宅において運搬排雪を行う際に御利用いただく事業で、一般住宅は運搬排雪を行う10トンダンプ1台当たり2,000円、店舗併用住宅は1台当たり1,000円を助成する内容となっております。令和5年12月14日(木曜日)第4回12月定例会・第3号さらに、今年度から町内会からの申込みの場合、1台当たり3,000円を助成するメニューを新たに追加をし、より御利用いただける事業となるよう制度の充実を図ってまいりました。市道及び私道除排雪助成事業については、主に商店街などの団体が一定程度の区間をもって除排雪を行う場合にその経費の一部を助成する事業で、要した経費のうち市道の排雪については50%以内の費用を、私道の除雪については30%以内の費用を助成する内容となっております。御質問をいただいた利用実績についてですが、排雪ダンプ助成事業については令和4年度は利用件数1,476件、ダンプの利用台数は4,385台、助成金額の合計は849万7,000円の実績がございました。過去5年の平均では、利用件数1,396件、ダンプの利用台数は3,966台、助成金額の平均は769万5,000円となっており、その年の降雪量により利用の増減はありますが、毎年多くの市民に利用をいただいております。本助成は道路のみならず、個人宅の排雪にも利用できる制度となっていることから、冬期の生活の一助となっていると考えております。また、運搬排雪を行うための費用の一部を支援する制度は、道路除雪により寄せられた雪の処理について御理解、御協力をいただく上で必要な制度であり、そういった面においても効果を上げているものと考えております。次に、市道及び私道助成事業の実績については、令和4年では利用団体が4団体、利用回数が8回、助成金額が530万8,000円でありました。過去5年平均では利用回数が約7回、助成金額の平均で444万4,000円となっております。本助成は、道路延長がおおむね100メートル以上の市道、または受益戸数が3戸以上の私道という条件があることから、利用団体が固定される傾向にありますけれども、個人経営の店舗が多い商店街など広く市民の皆様が利用されている名よせ通りや南5丁目通などの除排雪に適した助成内容令和5年12月14日(木曜日)第4回12月定例会・第3号となっていることから、有効に機能していると考えております。今後とも両助成制度が適切な効果が発揮できるよう制度内容の研究に努め、その効果を十分に発揮できるよう周知してまいります。次に、小項目2、単価契約へ変更した理由と期待する効果についてお答えいたします。昨年度までの市道除雪の委託業務につきましては、出動する回数を過去の実績を基に設計をし、委託金額を算出する総価契約で発注をしていました。その年の降雪の状況により出動回数の増減がありますので、設計の出動回数の上下限3割までは設計変更を行わない仕様とし、出動回数が設計の7割以下になった場合は業務費の減額対象とし、また出動回数がプラス3割を超えた場合には業務費の増額対象として設計変更を行う契約内容としておりました。これまでの契約内容では、出動回数の増減に対して幅を持たせていたことから、予算の管理がしやすい部分もありましたが、雪の量が多い年は当初契約の出動回数より多く出動した場合でもプラス3割を超えない場合には請負業者の費用の持ち出し負担があることや雪の量が少ない年においては3割減までは当初契約が担保をされるものの、作業日数が3割以上減った場合には作業人員等の待機や準備費用の支払いが難しくなることもありました。今後については単価契約、いわゆる実績払いになることで作業時間の実績に応じた支払いとなり、また出動回数ではなく、時間を単位とすることで多くの市道において除雪経費に充てる国の交付金申請が可能になります。また、市道排雪においてもこれまでは契約手法が分かれており、実績払いとしていた幹線道路の排雪を対象とする積込み運搬排雪業務と従来の除雪と同様に総価契約として生活道路の排雪を対象としていた市道排雪業務の2種類の契約とした業務を一本化をし、全てを実績払いといたしました。このことにより、排雪作業の進捗状況の把握や予算管理が効率的にできるようになり、排雪作業の工程も柔軟に対応ができる部分もあると期待をしているところです。次に、小項目3、除排雪管理システムについてお答えいたします。除雪管理システムの導入の主な目的は、作業時間実績の把握による除雪費用に充てる交付金の申請業務、日報、月報のデジタル化による市や業者の事務作業の負担軽減、そして市民満足度の高い除雪への活用としております。今年度より市道除雪を行う各車両にGPS機能を持ったスマートフォンを搭載しており、市担当者及び各業者はインターネットに接続しているパソコンやタブレットを使って除雪管理システムにログインすることで、その作業実績を確認することができます。日報などの報告書類がシステムにより自動で作成をされ、提出もシステム内で行うため、日報の作成や提出に係る手間の軽減を図ることができます。また、作業実績時間を除雪管理システムで把握、集計できるため、国の交付金申請に係る実績報告にも活用できることとなりました。将来的には、蓄積された作業データとそのデータの分析により作業の効率化に向けた研究や技術継承にも活用できると考えております。昨今は担い手不足が除雪業務の大きな課題となっておりますが、システムの活用が持続可能な除雪体制の構築に寄与するものと考えております。システムの活用による市民満足度の高い除雪の実現につきましては、システム内に除雪路線の注意箇所を登録することでその情報を業者、オペレーター、市の3者が共有をできることから、市民から苦情があった箇所への失念防止やふだんと違う路線の除雪を行うオペレーターへの引継ぎ漏れの防止にも活用できることで道路施設の破損や市民の苦情軽減につながると期待をしております。また、市民からの問合せに対して市民満足度の向上につながる部分もあると考えております。これまでは、市民の皆様から自宅や付近の除雪に対しての苦情が寄せられた際にそれが市の委託除雪によるものなのか、また除雪が来ていないのは出動をしていないのか、作業が遅れていて、これから入るのかなどの問合せについても1件ごとに業者に連絡を入れ、作業中のオペレーターに確認をしてもらい、市役所に返信をいただき、それから市民に回答を行うなど多くの時間を要していましたが、今後はシステム上のデータを基に判断できる部分も多いことから、正確な情報を素早く提供できるようになると考えております。次に、小項目4、風連地区の国道、道道の排雪についてお答えいたします。名寄市風連町市街地区環境整備協議会が行う運搬排雪に対しては、合併以前より風連市街地の中心である国道、道道の道路管理者が行う排雪に加え、協議会が排雪を行い、連立する商店街の活性化、環境整備を柱として合併後も事業継続をし、市道及び私道の除排雪助成事業と同様にかかる経費の50%を本市が助成をしている事業となっています。排雪の実施時期については、協議会と国道、道道の担当者との間で調整を行っていましたが、異動等により排雪の担当者が替わったときには協議会の排雪実施により道路管理者が排雪実施基準まで路肩の雪山が大きくなっていないと判断をされ、議員御指摘のとおり、排雪回数が少ない状況があったシーズンもございました。このことについては、協議会が全ての排雪を行うことは本事業が地域で集めた会費のほか、本市が助成をしていることからも適切な状況ではないと確認をしておりました。この件については、令和3年度以降国及び市の担当者レベルで問題点を共有し、他地域と同回数の排雪を実施するよう要望をしてまいりました。令和4年度には本市と協議会、国道の排雪を担当している北海道開発局、風連地区の市道の除排雪を担当している風連環境保全事業協同組合の4者により協議の場を持ち、協議会における排雪はあくまでも国道の排雪が適切に行われた上で追加で実施するものという認識を共有をし、今後は国道の排雪基準に達していなくても協議会による排雪作業を鑑み、適切な回数の排雪を実施していただくことが約束されました。昨年度からはこの協議内容に基令和5年12月14日(木曜日)第4回12月定例会・第3号づき、排雪開始前には本市と協議会、北海道開発局の3者によりあらかじめ排雪の実施時期について打合せを行っており、今年度につきましてもこの内容に基づき他地区の排雪回数を考慮した上での回数による国の排雪が行われる予定となっております。最後に、小項目の5、除排雪に係る市民周知についてお答えいたします。広報「なよろの除雪」において道路への雪出しをやめるよう市民に周知している部分につきまして、雪出しがいけない理由については、1つ目には道路に雪を出すことで道路の幅員が極端に狭まり、路面が凸凹になり、車両の通行に支障が生じます。さらには、交通事故の原因となる危険性もあります。主に市内の生活道路においては、市道のかき分けた雪により車道の有効幅員がだんだんと狭まり、車両が擦れ違いにくくなる状況になってきますが、雪出しの行為によりその状況が早まることになります。また、2つ目としては、道路の脇に一定程度の雪がたまって以降はかき分けた雪の逃げ場がなくなることでかき分けた雪がそのまま除雪車に引きずられ、どうしても間口の空いている場所に置かれてしまうことから、次のお宅の間口にも入り込む状況になってしまいます。これら通行の危険性や除雪作業の遅れ、バス運行など、公共交通への影響もあることから、道路への雪出しは控えていただくよう考えております。この道路への雪出し行為は、道路法で定める禁止行為に該当をし、道路の構造または交通に支障を及ぼすおそれのある行為として罰則1年以下の懲役、または50万円以下の罰金となっています。同様に、道路交通法でも禁止行為として交通の妨害となるような方法で物件をみだりに道路に置いてはならない、罰則については3か月以下の懲役、または5万円以下の罰金と北海道公安委員会の定めている道路交通法施行細則においても道路に雪を出すことについて禁じられていることから、日常のパトロールにより雪出しの行為を発見した場合は雪出しをやめていただ令和5年12月14日(木曜日)第4回12月定例会・第3号くよう注意を促しております。また、特に雪出しが多い箇所についてはのぼりを設置するなど、警告などの対策を講じております。今後におきましても道路への雪出し行為や路上駐車などの危険性や除排雪作業の妨げになる行為について、より市民に伝わりやすいよう引き続き国や北海道とも協力し、周知に努めてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
私からは大項目2、旧学校施設の利用実態と維持管理等について、初めに小項目1、現況と利用実態、今後の利用計画についてお答えします。それぞれ旧学校施設の現在の利用状況でございますが、旧豊西小学校については一部観光協会や小中学校備品の仮置場として利用しております。旧下多寄小学校は、市内福祉団体の就労事業所として利用しております。旧東風連小学校、旧風連日進小中学校は、職員室等を地域での会議で利用しているほか、地域の運動会などにグラウンドを、ミニバレー、ソフトテニス等で学校開放事業として体育館を利用いただいております。また、旧東風連小学校では、期間限定ではありますが、市内事業者による寒冷地エアコンの実証実験、多頭飼育崩壊が発覚した事例の動物の一時避難所として活用した例もございます。旧西風連小中学校につきましては、廃校からかなりの年月が経過しており、利用は全くない状況であります。これら旧学校施設におきましては、今後の利用計画はなく、取壊しを基本と考えておりますが、現存している間は、最低限の管理を行いながら地域からの利用要望等に応えたいと考えております。次に、小項目2、旧豊西小学校の維持管理及び今後の計画についてお答えします。旧豊西小学校につきましては、敷地内の草刈り、樹木の剪定、破損した窓の対応など最低限の管理のみとしており、維持管理にかけた経費はほぼ職員の人件費のみであります。当該施設については、既に用途を終えた施設でありますので、取壊しを基本と考えておりますが、多額の費用がネックとなっており、取壊し時期等についても現段階で未定となっております。当該施設の取壊しに要する費用につきましては、閉校直後である平成28年時点で敷地内の附属工作物などを除き税込み約1億3,000万円、平成30年度予算要求時では物価上昇を見込み、税込み約1億5,000万円と試算しております。なお、来年度取り壊す場合の費用の算定は行っておりませんが、解体材処分の受入れ費用やアスベストなどの特定建材の分別作業の労務単価などについて、この間の公共建築工事費の物価上昇を加味しても当時の試算額を大きく上回るものと想定しております。また、取り壊す場合の特定財源の見込みですが、跡地利用の利活用の状況によっては検討できる起債メニューもありますが、災害時には浸水が見込まれる区域ということもあり、跡地利用の活用についても現状でお示しできる計画がない状況であります。次に、小項目3、旧下多寄小学校体育館の維持管理についてお答えします。旧下多寄小学校につきましては、平成31年3月に閉校し、同年11月より市内福祉事業者に就労事業所として貸し付けております。また、事業者への貸付けに際し、地域においても校舎の一部を物品庫として利用するほか、地元の野球少年団が冬期間の練習場所として体育館を利用することとなった旨お聞きしております。市といたしましては、旧下多寄小学校は既に本来の施設の用途を終えた施設であり、基本的には維持管理について、利用している団体にて検討するものと考えており、貸付事業者にもその旨考え方を伝えておりますので、御理解願います。以上、私からの答弁とさせていただきます。
再質問 5番 谷聡
それぞれ御丁寧な答弁をいただきました。時間の許す限り再度質問させていただきたいと思います。まず、大項目1番目の除排雪制度についてですけれども、これは例えば予算面から見たらまだ余裕があるので、もっと積極的に活用してほしいというようなことはございますでしょうか。
答弁 建設水道部長 東聡男
予算につきましては、これまで私どもの持っている予算はこれまでの実績などを踏まえまして持っている予算でございますので、そこの部分で市民からの実績が出てきたら、それにはなるべくついていこうという形で考えている部分ではございますし、その年の雪の降り方の状況にもよりますけれども、できる限り予算のほうはついていきたいなというふうに考えているところではございます。
再質問 5番 谷聡
それでは、ちょっと小項目の4番目に移りたいと思います。これ風連地区の除排雪の問題です。これ私も昨年名寄に、こちらに住むようになって初めて知ったわけですけれども、国道の排雪に負担金を払うということに大変びっくりした思いがございます。当時は私は旭川まで自家用車で通勤をしておりまして、揮発油税の多額の道路特定財源、負担しておりました。それにもかかわらず、さらに排雪で自分のお金を出さなければならないということに、ちょっとさすがにこんなことは、何かの間違いではないかと思ったぐらいなのです。そのとき勤務しておりました道路事務所、上司である所長にちょっと確認したのですけれども、残念ながら管轄が違うということで、事実関係不明のまま退職となってしまいました。その後分かったことは、先ほども部長がおっしゃっていたように、名寄市との合併以前から地域の要望により国で行う排雪のほかに独自に排雪を行っていたということでございました。ただ、合併以前と比べますと、国道沿いも駅前通も市街地部分についても相当環境が変わっております。商店も家屋も現在まばらと言っても言ってもいいぐらいです。環境整備協議会に令和5年12月14日(木曜日)第4回12月定例会・第3号よる排雪の形式が今後も持続可能かどうかについてはこの協議会が判断すべきことだとは思いますけれども、国道や道道については道路管理者が除排雪を行うという当たり前のことをやってくれていたら、沿線住民は負担金を拠出しなくてもよいということだと思います。市から国と道に対して適切な時期に排雪を行うよう先ほど4者での協議も行っているというふうに、答弁ありましたけれども、強く要請をしていただきたいと思います。協議会によりますと、過去10年の平均で開発局が行った風連地区の国道の排雪は、1シーズン1.1回、道の建設管理部が行った道道の排雪は2.6回というふうになっておりました。国道については、ゼロ回という年も3回ありました。本来国道の除排雪は国が行うべきであるのに、地域住民から会費を徴収して、市が助成を行って、地域の団体が排雪を行うという現状は、本来あるべき姿ではないというふうに考えております。適切なタイミングで適切な回数道路管理者が排雪を行うという至極当たり前のことを申し上げているつもりでございます。恐らく昭和か、あるいは平成初期から始まったと思われますけれども、その当時と現在とでは、先ほど申し上げましたとおり、市街地の国道、道道沿いというのは特に過疎化が進んでいるように見えます。残っている住宅についてもお年寄りが一人で住んでいるというようなところも結構あります。経済的負担を軽減するためにも排雪は道路管理者が行い、仮に協議会が解散したとしても不自由なく生活を送ることができるという方向に持っていかなければならないというふうに思います。また、そうすることによって市の予算の負担も減らすことができるというふうに考えております。これにつきましてもし部長から何か付け足しございましたら、お願いします。
答弁 建設水道部長 東聡男
谷議員から今風連地区における道道、国道の、旧利雪克雪事業と呼んでいたのですけれども、について再質問いた令和5年12月14日(木曜日)第4回12月定例会・第3号だきましたけれども、議員おっしゃるとおり、そもそも本来は道路管理者が除排雪を行うべきということは全く私どもぶれてございませんで、どうしても道路管理者が行う除排雪、雪山が大きくなって、ある程度の水準に達していないと行わないということで、旧風連町の市街のつくりがどうしても国道縁、真ん中、駅前の道道縁に商店が張りついていたことから、それでは買物に来たお客様、車を止める場所もないし、大変不便をしているということで、であればそもそもの道路管理者が行う除排雪に加えて、協議会を設立して、排雪の水準を上げようということで開始をしたというふうに聞いています。恐らく全国的にふゆトピア事業という形で進んできた名寄地区でいいますと、融雪溝なりを整備した立てつけと同じで、風連地区も恐らくそのときに同様なことを検討したのだけれども、水源がないということで、市街地に水引っ張ってこれないということで、当時いろいろ検討を重ねた結果が排雪回数を増やすということで、それについては当時の町も協力をして、助成を行うということで現在に至っているというふうに考えております。だがしかし、議員のおっしゃるとおり、風連市街地の様相も大分変わってきてございます。協議会のほうからも昔はお店やっていたのだけれども、やられていないですとか、もう風連に住んでいないという方からも会費をいただかなければならない制度になっているので、少し制度としての見通しとしては厳しい部分もあるのだとちょっと相談をいただいてございますけれども、私どもは協議会のほうで行うということであれば、今あるお約束のとおり助成は行っていきたいなというふうに考えておりますけれども、もし、将来的に、その部分での除排雪ができないということになった場合でも、先ほども申し上げましたけれども、私どものほうでは、除排雪のダンプ助成事業ですとか、あと町内会単位でということでも構いませんけれども、そのような制度は残しておりますので、そのような制度を使っていただく分につきましても、国道、道道なので、ダンプ助成は使えませんということもないというふうに思ってございますので、そのような形もあるのかなと思っていますけれども、その辺につきましてはこれから以降もちょっと協議会のほうとまた継続した協議をさせていただきながら進めていきたいと考えているところではございます。
再質問 5番 谷聡
ぜひ今後ともよろしくお願いしたいと思います。続きまして、小項目の5番目、市民周知についてでございます。市民満足度の高い除排雪といいますのは、行政側の努力だけではなかなか実現しないというふうに思っております。当然先ほど申し上げたような、先ほど部長がおっしゃったようなルールを守ってもらわなければいけないということだろうと思います。それで、札幌市のホームページで道路法第43条や道路交通法第76条によって禁止されているということを北海道警察との連名で2ページにわたって大きく掲載しております。こういうものなのですけれども、後ほどお渡ししたいと思いますけれども、これを見ると相当厳しく言っています。罰則がどう、法律の根拠がどうということもこれかなり大きく載っています。これと比較しますと、名寄市の周知方法はちょっと控え目なのではないかなと思っています。札幌市と同じぐらい、同様にこれ強く訴えることが必要ではないかと思っています。とはいいながらも、雪を捨てる場所がないという家庭、どうしたらいいかということについて、先ほど出てきました排雪助成制度を最大限活用していただいて、家屋周辺の排雪を適切に行うよう呼びかけを行う必要があるのではないかと思います。ただ、経済的に困難な御家庭には助成率をアップするだとか、そういったこともやっていく必要があるのではないかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 建設水道部長 東聡男
除雪の雪出しのルールについてという部分であったかと思います。その部分の市民周知につきましては、これまでも、今札幌のほうで行われたという1面、チラシだったかと思いますけれども、状況での、今年はちょっとそういう状況では行っておりませんでしたけれども、広報のほうには毎シーズン、あとシーズン1回か2回は必ず周知をするようにしてございます。過去には、この「なよろの除雪」というのを毎月出していた時期もございまして、そのときには罰則ですとかに特化した1面のチラシをまいたことも過去にはあったのですけれども、その部分につきましては少し弱いのではないかということなので、またその部分についてもう少し強い情報発信していけるようにしてまいりたいと思います。また、助成制度の関係なのですけれども、ダンプ助成もこれまで行ってきた1件2,000円、店舗住宅、併用住宅で1,000円、そして今年度から新たに町内会で行う場合にということで制度のほうは考えながら進めておりますけれども、ここの部分につきましてもこの助成制度の中だけで考えるべきなのか、またそもそももう少し除雪、排雪強化できる部分があるのであれば、そういう部分でこなしていける部分もあるのではないのかということは日夜私どもも研究は重ねている部分でありますので、そこの部分についてちょっと具体的な回答今できませんけれども、研究を重ねてまいって、よりよい道路の環境がつくれるよう除排雪について進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
再質問 5番 谷聡
引き続き市民満足度の高い除排雪をお願いしたいと思います。以上をもちまして最初の大項目については以上で終わります。続きまして、大項目2番目ですけれども、小項目の2番目、豊西小学校の維持管理について、取令和5年12月14日(木曜日)第4回12月定例会・第3号壊しについてです。昨日も若干といいますか、質疑の中で触れられておりましたけれども、隣接地にはEN―RAYホールというすばらしい施設がございます。様々なイベントやコンサートなんか行われておりまして、私も昨年以降何回か利用させていただきました。そのたびにどうしてもやっぱり隣接の学校のほうに目が行ってしまうのです。それで、イベントには、イベントによっては道内各地からお客さんが来るような、言わば名寄の顔と言っていいような場所ではないのかなというふうに思います。そういうEN―RAYホールの隣に入り口や窓に板を打ちつけた廃校となった建物があるというのは、これは名寄市にとっても大きなマイナスであるというふうに考えております。地域の環境や景観面からもこのまま放置しておくことは好ましくないと思っておりまして、解体費用につきましては先ほど総務部長からも御答弁ありました、平成28年だと1億3,000万円ぐらいだったのではないか。平成30年頃になると、ちょっと1億5,000万円程度に上がっているという御答弁がございました。私もちょっと自分なりに調べてみました。解体費用の推移についてですけれども、人件費だけ見ますと、これ普通作業員です。平成28年1万4,900円、令和5年1万9,100円、これ28%上がっております。燃料費が平成28年に対して令和5年、55%上がっております。廃棄物処理費用、これ平成29年に中国が資源ごみ輸入禁止を打ち出した後、2倍に高騰しているということでございます。先ほどもちょっと出ましたが、アスベスト対応です。令和2年に大気汚染防止法が改正されまして、飛散防止対策が徹底するよう求められております。これによっても相当費用がかさんでいると。恐らくですけれども、20%、30%以上はもう既に上がっている、少なく見積もっても。市の税収が右肩上がりに伸びるということを想定しているのか、または解体費用が下がるということを期待して放置しているというのならまだ分かりますけれ令和5年12月14日(木曜日)第4回12月定例会・第3号ども、そのような状況にないことは、先日の中期財政計画の説明でありましたように、法人市民税が毎年2%減という推計にも出ているとおりでございます。空き家につきましても、空き家問題についても全国的に大きな社会問題となっておりまして、名寄市においても空家等対策計画が策定され、市の担当部局が空き家所有者との対応に御苦労されているという現状もございます。そういう担当者が解体やむなしだけれども、予算がないので、手がつけられないという市の対応、どういうふうに考えるか。これ考えてみていただきたいと思います。これはちょっと通告しておりませんけれども、担当しておられる市民部長、御意見でも感想でもいいのですけれども、何かございますか。
答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)
今御質問いただきました空き家の対策の関係でございます。議員おっしゃられたとおり、担当者、それから当所有者、もしくは相続者とこれまで小まめに除却に向けて交渉等も続けてまいりました。なかなか除却が毎年個人で、個人の財産ですので、除却も進んでおりますけれども、それ以上に手がつかない、そういう空き家が増えてきているという状況でありますので、それをいかに除却を増進できるような形の方策含めて、これ国のほうでも一定の考え方の中での助成制度もございますけれども、一般的に通常の除却に対しては助成制度がないということでございますので、また自治体としても今後検討していかなければならない課題だというふうに考えておりますので、今回特措法の一部改正もございまして、空き家の関係についてはより国のほうも踏み込んだ形での制度改正されておりますけれども、それも含めて市もより空き家対策については取組を強化していかなければならないというふうに考えております。以上です。
再質問 5番 谷聡
申し訳ありません。すみません。もう一度、ではちょっと質問を簡単にします。例えば市の担当の方が市に現存しているいわゆる特定空家に対して解体してほしいと……
再質問 5番 谷聡
すみません。大きく外れているつもりはないのですけれども……
再質問 5番 谷聡
それでは、まず見方を変えまして、工事の平準化ということを昨日ちょっとほかの議員もお話ししておりましたけれども、市内の建設業者が比較的手がすいている時期に解体工事の発注するというのは、公共事業の安定的な確保に努め、雇用の維持とともに技術の継承、人材育成につなげるという公共工事発注者としての責務があると思います。そういう面からも、なるべく早期に解体をすべきだというふうに私は思っております。では最後に、市長にお伺いしたいのですけれども、解体やむなしなのに時期は示せない。その間工事費用は年々高騰していっています。名寄市にとって言わば負の遺産になりつつある、そんな状況だと思っています。これ将来世代に負担を押しつけてはいけないと思います。例えば王子マテリアございます。操業をやめられてから本当にすぐに解体にかかって、今ほとんど更地のような状態になっていると思います。仮に王子マテリアが操業やめて、多額の工事費がかかるから取り壊せないといった場合、市としてはどういうふうにするのか。それは解体してほしいと言います。せめて更地にしてほしいと言うと思うのです。当然王子マテリアさんはそうではなくて、すぐに解体されました。これが責任ある企業の姿だと思っています。市長にお伺いしたいのは、これ市長の現任期中に最優先でやるべき事項だと私思っていますけれども、これについていかがお考えなのか、御答弁をお願いします。
答弁 市長 加藤剛士
昨日も遠藤議員から、そして本日も谷議員から特に豊西小学校の解体に関わっての御意見をいただきました。速やかにやるべきだという御意見としてしっかりと受け止めて、今後様々な事業を見据えた中で優先順位をしっかりと決めて、検討していきたいと思います。
再質問 5番 谷聡
それでは、小項目の3番目です。旧下多寄小学校の維持管理についてでございますけれども、今利用されている団体に維持管理を任せているということでございましたけれども、実際に利用団体に例えば屋根を全面塗り替えるような費用を負担できるものなのかどうか。それに対して、当然今貸し出しているとはいえ市の一般財産ということでございます。実際にあれだけさびが目立っている屋根について団体側で本当にやれる経済的な能力があるのか、もしやるとしたらいつ頃できるのかというような打合せ等はされていますでしょうか。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
基本的に下多寄小学校の校舎と体育館につきましては、福祉団体、そういう形で契約といいますか、協定を結んでいるという部分もありまして、私どもとしても小破修繕ですとか、そういう部分で御協力というか、できる部分もあろうかと思いますけれども、基本的には、昨日からもお話しさせていただいていますけれども、用途を終えた施設ということもあり、例えば屋根の修繕となりますと恐らく1,000万円以上の大きな財源が必要になるというところを考えると、費用対効果も考えるとなかなか市としてそこを修繕するという部分では難しいのかなと考えています。令和5年12月14日(木曜日)第4回12月定例会・第3号以上です。
再質問 5番 谷聡
今何か具体的に1,000万円以上というような具体的な数字が出て、お聞きしましたけれども、当然今下多寄小学校を使用している団体というのは陽だまりさんだと思うのですけれども、とてもではないけれども、そんな大きな費用を負担できないというのはちょっと明白だと思うのです。それで、市の一般財産、普通財産ですか、という形になっておりますし、最終的にはやっぱり市の持ち物ですので、これは団体とも話し合った上でなるべく早くに改修計画なり塗装なりというものを進めていただきたいと思います。それで、そうすることによって、屋根がさびてきますとやっぱりどうしても、私もあの辺よく通りますけれども、すごく何か見た目が悪い感じになります。さびてまいりますと、当然穴が空いたりすることも考えられるということになりますので、ぜひそういうことを団体任せということではなくて、市も主体的に維持管理に関わって、市の財産を今後も使うものであれば、なるべく長もちするような形で維持をしていっていただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。