美瑛町議会 令和4年第7回定例会 2022年12月15日
(1)JR富良野線の魅力化について/(2)VUCAの時代に対応した「新しい組織・仕組み」の必要性について
2022年12月15日、美瑛町議会の一般質問で、八木幹男議員が「JR富良野線の魅力化について」「VUCAの時代に対応した「新しい組織・仕組み」の必要性について」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 八木幹男 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 13番 八木幹男
番号13番八木幹男。質問方式、時間制限方式。質問事項1、JR富良野線の魅力化について。質問の要旨、国土交通省(以下「国交省」という。)は11月18日の有識者会議で、ローカル鉄道やバスなど地域交通網の見直しを促す自治体向け支援策の概要を示しました。主な再構築策としては、駅周辺に商業施設など人の集まる拠点を整備することなどが組み込まれています。また、「有識者会議は来年1月中旬の次回会議で中間報告をまとめ、国交省は中間報告も踏まえて来年の通常国会に関連法案を提出する方針である」との報道があります。JR富良野線は、JR北海道が地元負担を前提に推進を目指す赤字8区間に該当します。このようなことからJR富良野線連絡会議では、ソフト事業は組まれているものの赤字削減への大きな動きとはなっていません。一方、危機感を持った地域では、投資が伴うハード事業の取り組みが見られます。例を挙げると、宗谷線の名寄市では、名寄高校の通学の利便性向上のため駅を東風連から名寄高校の前に市の負担で移設。石北線の遠軽町では、JR遠軽駅から雨や雪に触れず直接アクセスできる「芸術文化交流プラザ・メトロプラザ」を今年8月にオープンさせています。鉄道を利用して、あるいは駅を起点として、「どんなまちづくりをするか」という視点が必要な時期であり、今が最後のチャンスであると考えます。そこで、次の3点を町長に伺います。(1)駅を起点とするサイクリングやウォーキング等の施設整備と企画について。(2)JR北海道設置の駅横トイレの改修について。(3)町民のJR富良野線利用促進策と富良野線沿線及び美瑛駅周辺の環境整備について。質問の相手は町長。質問事項2、VUCAの時代に対応した「新しい組織・仕組み」の必要性について。質問の要旨、現在は、不確実で将来の予想が難しいVUCA(ブーカ)の時代と言われ、地域が直面する課題は複雑に絡み合い、誰も正解・正しい答えが分からない時代であり、これまでの経験や成功法則だけでは通用しない時代と言われています。「人口減少時代に地域を持続させるには?」、「地域で脱炭素をどう実現するか?」、コロナ禍では「感染症対策と地域活動、経済をどう両立させるか?」など、今、自治体は多くの問いに向き合いながら、まちづくりを進めていかなければならない状況にあります。また、目標を達成するために、複数の選択肢から、最善のものを導き出していかなければなりません。そこで、新しい組織・仕組みが必要と思われる次の2点について町長の考えを伺います。(1)映像作品のロケーション撮影が美瑛町で円滑に行われるための、「非営利公的機関で、撮影支援の相談に対してワンストップサービスが行える、かつ作品内容を選ばない」といった要件を満たす支援組織「フィルムコミッション」の必要性について。(2)小中学校においては、ふるさと教育が行われていますが、高校入学の段階から故郷美瑛の魅力を知る機会が減少しています。さらに、大学進学・就職で首都圏に出てしまうと、美瑛町の出身者との接触機会も失うことになっているのが現状ではないでしょうか。美瑛町出身者のUターンを促す組織・仕組みの必要性について。質問の相手は町長です。以上、よろしくお願いをいたします。
答弁 町長 角和浩幸
13番八木議員さんからの2点にわたります、一般質問に対して答弁を申し上げます。まず、質問事項1点目、JR富良野線の魅力化についてお答えいたします。JR富良野線は、通勤、通学、通院、買い物、観光など、町民の皆さまの日々の暮らしや仕事に直結している地域公共交通の要であります。しかし、人口減少や少子化に伴う利用者減少の影響を受け、JR北海道の経営努力や行政による財政支援のみでは、JR富良野線を存続していくことは容易ではない状況となっております。また、長引くコロナ禍によってもたらされた新たな生活様式が拡大・定着してきており、新型コロナウイルス感染症が収束した後も、旅客需要が元の水準に戻ることはないとの予測もあるなど、厳しい状況にあります。これらは、新型コロナウイルス感染症の拡大以前から相当程度進行していた利用者の減少など、諸課題へ対応する必要性を飛躍的に高めることになったと捉えております。議員から御提案のJR富良野線や駅を拠点としたまちづくりにつきましては、地域公共交通の再構築を促す新たな施策案として、市町村が作成する立地適正化計画を策定した上で、まちづくりと交通政策を一体的に進めるための支援が柱となっていると承知しているところです。1点目及び2点目につきましては、美瑛駅周辺をサイクリング等の拠点として整備することは魅力的な構想ですが、これから国から示される制度と支援内容を踏まえ、JR北海道を始め関係機関と方向性を検討してまいりたいと考えております。また、トイレの改修につきましても、設置管理者であるJR北海道と課題を共有しながら、対策を協議してまいりたいと考えております。3点目につきましては、日常の生活利用の観点から、町民の皆さまへのJR富良野線に対するマイレール意識の醸成を進めるとともに、観光利用の観点におきましても欠かすことのできない重要な路線であることから、インバウンド対策や沿線観光の提案、閑散期対策などについて、引き続きJR富良野線連絡会議やアクションプラン実行委員会において、JR北海道や沿線市町と一層連携しながら、その魅力化や沿線駅の整備等の課題改善に取り組んでまいりたいと考えております。質問事項2、VUCAの時代に対応した「新しい組織・仕組み」の必要性についてお答えいたします。現代は、新型コロナウイルス感染症などの疾病や台風、地震などの災害、テクノロジーの急激な進化により、世の中の変化を予測しにくくなっております。こうした状況にいかに対応していくかが、行政運営に問われているところです。1点目につきましては、撮影等に関する許可申請や協力依頼があった際、美瑛町観光協会と連携の上、撮影場所を紹介するなど、幅広く対応しているところです。一方で、様々な媒体による撮影等が増えており、実態を把握できていないケースも出てきています。このため、一元的な窓口対応が可能となるだけでなく、対外的に積極的な撮影誘致活動も行えるフィルムコミッションは、美瑛町、撮影側双方にとってメリットがあると考えています。ただ、組織の在り方やノウハウを持った人材の有無など、解決すべき課題も多い状況にありますので、設置に向けた検討を進めてまいります。2点目につきましては、首都圏で夢と生きがいを持って暮らしている本町出身者には、住まう場所がどこであれ、ふるさと美瑛の誇りを胸に活躍していただくよう、町として変わらず応援してまいります。若年層は、まさにデジタルネイティブのミレニアル世代・Z世代であり、上の世代とは価値観もライフスタイルも異なっています。人とのつながり方や情報の受け取り方も変わってきますので、適切なアプローチを心掛けますが、首都圏で発信する情報量をより増やしていくことは不可欠と考えています。その上で例えば、本町出身者にデジタル町民証のようなものを発行し、デジタル町民のコミュニティで常にふるさと美瑛とつながっていられるような、新しい形を創造することも今の時代に求められていると考えております。以上です。
質問 13番 八木幹男
13番八木です。それでは1点目と2点目まとめて答弁いただきましたので、これを含めて再質問をさせていただきたいと思います。JR美瑛駅周辺の環境整備という視点ですけれども、サイクリング等に関する企画に関しては、国の制度等支援内容を踏まえて検討していく、あるいはトイレ改修については、設置管理者と協議していくと答弁いただきました。このような受け身の対応では、なかなか動かない時代になってるんだなというようなことを実感しているところであります。今トイレの改修を含めて投資すべき時なのではないでしょうか、こういう観点であります。トップの決断次第ではないかと、トップの決断しなければ何も動かない、こういう時代ではないかと思っております。財源を見ましても、確保できる状態にあるのかなと思っております。先ほどのご答弁にもありましたけれども、国交省の社会資本整備総合交付金では、駅周辺の商業施設など、人の集まる拠点を整備することにも適用できる、あるいはクラウドファンディングというこういった手法もあるのではないでしょうか。このようなことを踏まえ、トイレ改修に対する考え方を再度伺います。一方、サイクリング施設、こちらの方に関しましては、JR土浦駅のサイクル施設を見てほしいとこういう一言だけであります。以上、答弁をよろしくお願いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、再質問に答弁を申し上げます。駅周辺、JR存続、様々な課題がある中で、それぞれの課題に対して、町として主体的に関わっていけというご指摘と受け止めております。まさにおっしゃるとおりだと思っておりまして、引き続きJR存続、そしてJRの美瑛駅周辺の振興、にぎわいに力を尽くしてまいりたいと考えているところでございます。1点目のトイレの改修でございますが、お気持ちはよくわかりますし同感なんですけれども、そもそもがJR北海道設置の施設でございますので、そこに対して町が税金としてどのように関われるのかというところは非常に難しいところだと思っております。まずはJRに対しまして、これまで以上にトイレの改善に対する要望をお願いし、JR等を通して対処していただけないだろうかというお願いを強めていくことだろうなという風に現時点では考えております。また、それ以外の設置者以外のものが、ここに手を出していけるという仕組みが、今新しい仕組みいろいろ出来ておりますので、そこを研究する中で、JRと協力関係の中で、美瑛町ができることについても模索をしてまいりたいと考えております。JR土浦駅への視察でございますけれども、先ほども答弁申しましたが、駅周辺をサイクルツーリズムの拠点的な位置付けにしていくというところにつきましては、私もまさに、将来方向性はそこにあるだろうなという風に思っております。ただ、そのための整備の財源をどうしていくのか、国交省の有識者会議の提案が使えるのかどうかということは、まだなお見極めなければいけませんけれども、駅周辺、サイクルツーリズム、サイクリングの拠点ということは大きな方向性であると思っておりますので、そこをさらに実現化していく中で先進地視察をしていくということは十分考えられる、視察しなければならないと思っておりますので、計画の推進とともに、考えて実行をしてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
再質問 13番 八木幹男
13番八木です。それでは、トイレの方だけにちょっと絞って再質問させていただきます。温水洗浄トイレ、これは日本の文化の一つだと認識している自治体は既に動いていると、こういう状況ではないかなと思っております。先月ですけれども、2日間かけて東京のまちの中をブラブラしてきました。渋谷区が取り組んでいるトイレプロジェクト、ここで改装されたトイレを見てきました。著名な建築家やデザイナーによって設計されたもので、小さな子どもたちが遊んでいる公園、これを対象として行われた事業ですけれども、斬新なものばかり、こういった状況でありました。また、豊島区では、こちらは大型の公園、こちら改修の取組がありまして、ここは、カフェとトイレ、これを重点に置いた取組が進行している、こういう状況でありました。大きな公園3つを赤い電気式のバスで移動できると、こういった仕組みまで入れまして、公園の利用、こういったことをやっていると、こういう状況を垣間見て帰ってまいりました。一方、あと、JR東日本ですね、こちらの方のJR山手線の駅、これもブラーっと回ってみますと、やはり旧来型のトイレというところには、人が並んでいるということは全く見られませんでした。しかし駅によっては、改装されてきれいになっているトイレでは、特に女性トイレ用の方は、ずっと長い列で並んでいる、こういう状態が何駅かで見られました。やはりこういう時代ではないかなという風に思っております。一方、JR旭川駅は駅舎が改装され、斬新なデザインで生まれ変わりましたが、残念ながら、トイレは温水洗浄便所、温水洗浄トイレとはなっておりません。このような状況を見て、JR美瑛駅のトイレが温水洗浄トイレに変わることは永遠にないのではないかなと、こういうような直感を持っております。外部の人から見ると、美瑛町内にあるものは、設置業者が誰であれ、美瑛町のイメージそのものになっていきます。こういった事を踏まえ、再度町長の考えをお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
例えば、例に挙げていただきました、渋谷区のトイレプロジェクト、私も機会あった時に幾つか見させていただき、楽しい企画だなと思っておりました。ただこれをやったのは、都なのか渋谷区なのか、であったと思います。主体として行政が関わってやったプロジェクトでございます。で、現在、ご指摘をいただいておりますのは、既にあるトイレ、しかも、JR北海道の所有管理のものでございます。ここに、所有権のない美瑛町がどのように関わるのかということにつきましては、重ねてですけれども、思いはあってもなかなか手が出していけないというところが現状であるということを重ねての答弁で恐縮ですけれども、申し上げさせていただきたいと思います。一方で、広く、ここの当該のトイレということではなくて、美瑛町内のトイレの状況という点で申しますと、観光都市、美瑛町としましては、これまでも議会の皆さまからご指摘いただいておりますが、トイレ環境の整備がなお十分ではないということは私も認識しております。そのような中で、毎年少しずつですけれども、トイレの水洗化等のトイレ整備に着々と努めているところではございますが、その流れの一環として、駅周辺のトイレについて、町としてどのように関わるのかというようなご指摘であるとしましたら、美瑛町内全域の観光目的トイレの整備を進める中で、その位置付け、優先順位等を考えて検討していく、そういう検討課題に十分値することであるという風に認識して聞かせていただきました。(「はい」の声)
再質問 13番 八木幹男
13番八木です。一方、町内のトイレ、これは改修それぞれ順序を追って進められているなという風に理解をしております。この点につきましてはですね、渋谷区がやってるようにやっぱりトイレプロジェクトであるとか、やっぱりバーンとタイトルを出す、アピールする、あるいは宣言する、こういった取組に当たってこういうことが必要なのではないかなと思っております。やはり地道にやってるとこはいろいろ、いろんなことは理解はしておりますけれども、外に向けて、美瑛町はこうやってるよと、こういう発想が必要なときではないかなと思っておりますので、その辺のところの考えをお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
ご指摘をいただきまして、対外的な発信の仕方ということであると理解をしております。堅実に一つずつ、改善はしているところでございますけれども、そこに、さらに、先ほどご指摘いただきました、例えばクラウドファンディング等々、町民あるいは町外の方のご協力をいただいて進めていこうということになりますと、現在あるものを、少しずつ確実にという手法ではなくて、おっきなプロジェクトとして美瑛町としてこう考えてます、ご協力くださいという打ち出し方をしていくというのも、一つ大きな、今の時代にふさわしいやり方だと思い、受け止めさせていただきました。重ねてですけど、美瑛町内の特に観光向けトイレの現状については寂しいものがあるという風には常々思っておりますし、発言もしておりますので、ご指摘をいただいたことを参考に、どういう打ち出し方ができるか、検討させていただきたいと思います。(「はい」の声)
再質問 13番 八木幹男
13番八木です。それでは3点目、町民のJR富良野線利用の視点から再質問させていただきます。まず旭川に向かう高校通学の視点から見ていきますと、15年前の2006年の出生数が63人、それから昨年になりますが、2021年の出生数が41人となってまして約人数にして3分の2に減少していると。おのずと旭川に通学生徒も減少傾向にあるなと、こういったことを推測しております。逆方向の旭川から美瑛高校に来る生徒数、こちらにしましても、1学年2クラスから現状1クラスに半減になったということでこちらも減ってくると、こういったことが想像されます。一方、JR北海道の立場から見ると、必要なら乗るでしょうと、こういう発想になるんではないかなと思っております。乗らないということは、乗る人が少ないということは必要がない、こういった見方も成り立つのかなというようなことを感じております。町民のJR富良野線の利用促進策をもう少し考えなければいけない、こういう時期に来ているのかなと思っております。例えばですが、旭川冬まつりへはJR富良野線で行こう、あるいは、旭川の花火大会はJR富良野線で行こうなど、旭川のイベントに合わせるなど、月1回は富良野線を使おう、こういった多様な展開をして富良野線の活用を促進させていく。こういう必要性があるのではないかと考えております。美瑛町単独の動きも加えていかないと、ジリ貧状態が続き、ひいてはバス転換の議論にもなりかねないと、こういうことではないかなと思っておりますので、この辺のところを再度、町長の考えをお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
JR富良野線の存続につきましては、沿線自治体で構成しております連絡会議等でその利用促進策、または振興策について協力しあいながら検討し、進めているところでございます。美瑛町1町といいますか美瑛駅1駅だけで取り組めることでもございませんし、ここはやはり、沿線自治体の協力関係の中で連携した取組をしていくことの方が、効果があるという風に捉えておりますので、JR北海道さん本社はもちろんですけれども、沿線自治体と連携し、共通した取組を広範囲に広げていくということを、また引き続き、続けさせていただきたいなと思っております。一方で、ただ、美瑛町としてできることがあるんではないかというご指摘でございます。これまでも、広報等でJRの乗車を進めるようなPRをしたりしてきておりますけれども、引き続き、美瑛町にとってJR富良野線が重要な社会インフラであるということを町民の方にもご理解をいただき、存続のためにはご利用いただくことが必要ですということを重ねて協力の呼びかけを進めてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
再質問 13番 八木幹男
13番八木です。それでは質問の2項目、VUCAの時代に対応した「新しい組織・仕組み」の必要性について、再度お伺いをいたします。まず1点目は、フィルムコミッションの必要性について、こちらであります。VUCAの時代というややこしい言葉を使ってしまいましたけれども、やはりこの、不確実で将来の予想が難しい社会状況だから何も出来ない、こういう発想から避けたいなと、こういう思いであります。これをやる、こういった決断をしてまず動くことが大事な時代になってきてるんではないかなというようなことを考えております。歩きながら考えると、変だなと感じたら修正していく。自治体でも、こういった取組が必要な時代なのではないかなとこのように感じております。全道のフィルムコミッションの設置状況を見てみますと、自治体が主体なものが、10組織、それから観光協会など民間が設置しているものが8組織、約半々かなというような思いをしております。要は、相手から見て、ここに相談すれば、どこに何があるか、あるいはこういったことがやりたいんだがという問合せに対して、役場内にワンストップ窓口があれば、相手方を見るとちょっと違ってくるかなと、こういうような思いであります。なかなか困難ということも答弁でいただいておりますけれども、それほど難しく考える必要がないのかなと思っておりますので、再度答弁を求めます。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
フィルムコミッションにつきましては、恐らく、20年、30年ぐらい前から、取組が進んできている、先進事例ではあるんだろうなと思っております。美瑛のように、様々な撮影媒体入ってきている土地におきましては、なおさらフィルムコミッションの必要性は感じているところでございます。そして、先ほども答弁申し上げましたけれども、窓口としての機能だけではなくて、さらに、美瑛町で撮影をしてくださいという営業活動、誘致活動をそこが主体となって行うことで、さらに、撮影の機会を増やしていくということも、期待ができる。そういう組織でございますので、私としましては、フィルムコミッションは設置をしていきたいと考えております。ただ、先ほど申しましたけれども、どういうような人材、映画、テレビ業界に通じている人がいないと不可能なのかとか、あと、設置したりどこにするかとかという課題がありますので、その辺りを早急に整理をする中で、私としましては、フィルムコミッション早く設置をしてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
再質問 13番 八木幹男
13番八木です。まずこの、フィルムコミッション的なワンストップ窓口をつくると、こういうことではないかなと思っております。対応していく中から、核心の部分を抽出して再構築していくと、こういう考えでいいのではないかなと思っております。そこで人材が必要であれば、登用して、事業をバージョンアップさせていけばいい。こんなことではないかなと思っております。またある面では、美瑛町の課題であります、畑に入らないでねとか、あるいは野生動物に餌を上げないでねと、こういったメッセージを伝えていくチャンスでもあるのではないかなと思っておりますので、その辺のところを踏まえて再度考え方をお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
ありがたい激励をいただいたと思っております。まず動け、考える前に動けと言われているとおりだと思っております。人材も、後からでも、その時実際動いてみてどういう人材がというのが分かることも、ご指摘のとおりだと思いますので、速やかなる設置に向けて動いてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
再質問 13番 八木幹男
13番八木です。それでは質問変えます。2点目、首都圏に出た若者の心を美瑛につなぎ止めておく手法は何かないかなと、単純な問いかけであります。これは東京にアンテナショップがあった時代にちょっと発想しながらやってたことなんで、ちょっと時代遅れ感はあろうかと思いますけれども、やはりこのIターン、Jターン、この辺のところはよく出来てるなというようなことを思ってますけれども、Uターンが若干弱いかなという感じを持っております。特に危惧していることは、大学など卒業後の帰り場所が美瑛にはない、職場がないということなのかなとは思うんですけれども、男性の場合は、家業を後継するなどの方向性がありますけれども、女性は帰る場所が全くないと、こういったことを言っても過言ではないのではないかなと思っております。特にこれからは、女性をきっちり捉えられない自治体は極端なことを言えば、滅びてしまうよと。こういったことにもなりかねないということではないかなと思っております。高校生の時から、進路相談等に乗る、あるいはこういったことをスタート時点といたしまして、大学等へ進学で首都圏へ出ても、何らかの方法でコミュニケーションをとり続けられれば、Uターンの糸口にもなるのかなというようなことを考えております。こういった仕組みをつくれないだろうかという提案であります。一般質問の文章で、言葉足らずの部分の補足のような形になってしまいましたが、再度ご答弁をお願いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
美瑛町から道外、首都圏へ就職または進学で出て行かれた方々が多くいらっしゃると思います。その方々とつながっていく、つながりを保っていくということの大切さというものは私も感じているところでございます。一方で、ただ、誤解のないように慎重に話しますけれど、美瑛が嫌で都会に行ってる、首都圏に行ってる訳ではなくて、それぞれの人生設計、夢を描いて自己実現のために、首都圏で自分は活躍したいんだという方々の思いというのはもちろん、ふるさと美瑛として応援してあげたいというところがございます。Uターンしてこないと裏切者というようなことではなく、存分に広い世界で活躍しろよと送り出してあげたいという気持ちも思っております。そういう気持ちも踏まえてつながっているということが大切なのかなと思います。そして、いやUターンしたいんだと、いずれ帰りたいんだということであれば、その方々が戻ってくる場所作り、そこを努めていくというのは、当然のことでございまして、ご指摘いただきました、仕事面も住居面も含めて、移住定住政策の中でそこを充実をさせていただきたいと思っております。つながり方でございますけれども、東京びえい会が、やはり一つの参考になるかなと思っています。非常に道内でも有数の活発な活動しているふるさと会であると認識しておりますけれど、それでも、新しい会員さんがなかなか入ってこないという悩みがある、一方で美瑛出身ではないですけれども、美瑛ファンだという方が多くぞくぞくと入ってきていただいているという、この動きというものをどうこう捉え分析すればいいのかなという風に思っております。美瑛につながっていきたいという方々が非常に増えてくる中で、会員組織的なものでいくと、今の若者の心はきっと掴めないのではないかなという風に思っております。今の若い人たちが、コミュニケーションを取れる、つながり感を負担なく感じるということは、やはり一つは、このデジタルの在り方だろうというところまでは思いは至るんですけれども、その先については、まだ具体策については出来上がっておりません。議員の皆さま方からも教えていただきながら、新しいつながり方を模索していきたいなと、現時点では考えているところでございます。(「はい」の声)
再質問 13番 八木幹男
13番八木です。今町長言われたとおり、私も東京美瑛会に3年振りに出まして、若い人いないなあと思って、一方でファン会員はどんどん増えてきてくれてありがたいことであるんですけれども、肝心の若者が欲しいよなという、こういったところで、当時は東京にアンテナショップありましたんで、ちょっと失礼ですけども、ありましてここで何か出来ないかなという発想をしていたんですね。やはりこの居場所がまず一番かなと思ってまして。今あと北海道全体でなくて美瑛のものを取り上げるとしたら、ミルクランド北海道、これが自由ヶ丘にありますけれども、ここは美瑛牛乳扱ってますんで、こんなところをうまく利用して出来ないのかなというところであります。ミルクランド北海道はたしか吉祥寺とあともう1か所あるのかなと、3か所確かあったような、今ちょっと記憶定かではありませんけれども、こんな居場所を設けながらやっていくっていうのもヒントなのかなと思っておりますんで、その辺を含めてご検討いただければなと思っております。以上です。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
先ほど1回目の答弁の中で、首都圏での情報発信を増やすということが不可欠であると申させていただきました。このことは、今、議員ご指摘のように、首都圏で様々な場を作りそこで美瑛町の情報を出すということの必要性を感じているということでございます。アンテナショップ、残念ではございますが1回撤退をさせていただいた形でございますが、引き続き何らかの形で首都圏で美瑛町をアピールしていく、そういう場づくりというものは必要であると思っております。そして、アンテナショップが撤退を余儀なくされた理由、様々ありますけども一番大きいのは、コロナ禍の中で収益活動が続かなくなったというところでございます。収益を求めてしまうとどうしても赤字になったら、この効果どうなんだという観点で見られてしまいますので、違う物差し、美瑛町の魅力を発信するとか、移住や観光を促進する、そのための拠点なのだというような位置付けの中で、新たに首都圏の中で、情報発信をできる場を今探しているところでございます。いろいろご提案いただくような機会もございます。ここでどうだとか、この場所どうだと、民間の方からお声が掛かることもございますけれども、常設でしていくのか、あるいは、年に何回かスポット的にそこを使わせていただくのか、様々な選択肢があると思っていますので、最も効果的な在り方を検討してまいりたいと考えております。(「はい」の声)