美瑛町議会 令和3年第4回定例会 2021年9月16日
(1)コロナ禍における情報伝達の在り方と美瑛町業務継続計画について/(2)美瑛町観光マスタープランとアフターコロナにおける持続可能な観光について
2021年9月16日、美瑛町議会の一般質問で、八木幹男議員が「コロナ禍における情報伝達の在り方と美瑛町業務継続計画について」「美瑛町観光マスタープランとアフターコロナにおける持続可能な観光について」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 八木幹男 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 13番 八木幹男
番号13番八木幹男、質問方式、回数制限方式でお願いをいたします。質問事項1、コロナ禍における情報伝達の在り方と美瑛町業務継続計画について。質問の要旨、新型コロナウイルス感染症(以下「コロナ」という。)は、変異を繰り返し一向に衰える気配が見えません。全国的には、ワクチン接種の進展、治療薬の開発も進み、対処療法だけに頼っていた頃と比べると、一歩一歩前進しているように見受けられます。一方、旭川市の状況は8月25日に過去最多の83人が感染、8月18日から24日までの一週間で人口10万人当たりの新規感染者は119.74人と、札幌市を超え全道最悪レベルになっています。美瑛町においても、一週間ごとに見ていくと8月1日から7日に2人、8月8日から14日に2人、8月15日から21日に2人と感染者が報告されており、予断を許さない状況にあります。このような中、行政は随時適格な情報提供に努めるとともに、危機管理の徹底を図っていく必要があります。そこで、次の3点を町長に伺います。(1)本町における感染の発生状況に合わせて、その後の経過と、どのような対策を講じているのか町民に報告していくべきではないでしょうか。(2)議会との情報共有も不可欠で、令和2年3月2日の議員協議会での経過報告のような場面が必要なのではないでしょうか。(3)美瑛町業務継続計画(以下「BCP」という。)とは別に、コロナのBCPでは職員の約4割が出勤不可能を想定で作られていますが、ハード面でのノートパソコンの導入、ソフト面でのリモートワーク等の対応策も考慮すべきではないでしょうか。質問の相手は町長。質問事項2、美瑛町観光マスタープランとアフターコロナにおける持続可能な観光について。質問の要旨、オーバーツーリズムとまで言われていた美瑛町の観光がコロナの影響を受け、危機的な状況にあります。しかし、コロナで気付かされたことは、美瑛町にとって観光は重要な産業の一つであるということです。さらに、視点を変えると観光事業再構築のチャンスと見ることもでき、そのヒントが美瑛町観光マスタープラン(以下「マスタープラン」という。)に示されていると考えます。マスタープランでは観光の質の向上を重視し、「くらしと観光の融合によるまちづくり」を掲げています。また、農地への立ち入りや路上駐車の増加、交通渋滞の深刻化など、農村景観を目的とした観光客への対応といった直近の大きな課題もあります。このような中、観光の質の向上に欠かせないターゲットは、より長く滞在してくれる、繰り返し来てくれる、より多く消費してくれる観光客です。このような観光客に来てもらう仕組みを構築していく必要があります。ヒントは、イベントの日常化という発想です。各種イベントの参加者を対象に、家族で再来町してもらい、自転車で、ウォーキングで周遊してもらうプランを提案していくというものです。このようなことも踏まえ、アフターコロナの観光施策に関して、次の3点を町長に伺います。(1)町外から各種イベントに参加してくれた人たちに観光提案していくことはできないものでしょうか。(2)さらに、私たちは特別な存在と認識できるような周遊ガイドマップを作ることはできないでしょうか。(3)日本のトイレは、温水洗浄トイレが当たり前の時代となっています。古いタイプのトイレを温水洗浄トイレに改修はできないものでしょうか。以上、質問の相手は町長です。よろしくお願いをいたします。
答弁 町長 角和浩幸
13番八木議員さんからの2点のご質問に答弁をさせていただきます。質問事項1、コロナ禍における情報伝達の在り方と美瑛町業務継続計画について、答弁申し上げます。本町における新型コロナウイルスの感染状況につきましては、変異株の流行も相まって、議員御指摘のとおり、令和3年7月下旬以降は感染者が断続的に発生している状況にあります。1点目及び2点目につきましては、北海道では令和3年6月20日から保健所分の感染状況の公表方法を変更しました。変更内容としては、毎日の公表を個人単位から振興局単位での人数の公表とし、毎週月曜日に市町村別の7日間累計感染者数を公表する方法となったことに加えて、保健所において、感染した御本人の公表に関する意向を確認しないこととなりました。令和2年3月2日の議員協議会では、保健所により公表に関する同意が確認された方を対象に経過報告を行っており、公表方法が変更された以降は、御本人への同意確認が実施されていないことから、年代や性別、感染確認日、濃厚接触者の有無などの情報が確認できない状況であります。ただし、本町が所有する施設における利用者や町職員の感染が確認された場合、また、クラスターが発生した場合などは、関係機関と調整を図りながら、御本人の同意を確認した上で、速やかに議会や町民の皆さまにお知らせするとともに、感染拡大防止等の対策と対応を進めてまいります。現在、感染者の発生状況につきましては、北海道の公表内容に基づき、防災行政無線や美瑛町LINE公式アカウント、また、5月から開始した地デジ広報などにおいて情報発信し、あわせて感染拡大防止の注意喚起にも努めております。3点目につきましては、本年度からデジタル化やペーパーレス化の推進を図るため、モバイルノートパソコンの導入を進めているところであります。また、国が試験的に運用を開始しているテレワークシステムを活用して、総務課から試行的にテレワークの試験運用を開始しており、今後災害等の非常時においても行政サービスが滞らないよう、体制や環境の整備を進めてまいりたいと考えております。質問項目2点目、美瑛町観光マスタープランとアフターコロナにおける持続可能な観光について、お答えをいたします。昨年度の本町の観光客入込数は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、対前年度比で半減し、観光産業へ大きな影響を与えております。また、旅行形態も大きく変化し、団体旅行は敬遠され、いわゆる3密を避けた個人旅行が増加しております。このコロナ禍の状況を踏まえ、本年度実施している美瑛町観光マスタープランの中間評価におきましては、アフターコロナにおける新しい視点からマスタープランの改定に向けた検討を進めているところであり、働きながら休暇を楽しむワーケーションや近郊を短時間で観光するマイクロツーリズム等の新たなニーズの高まりを的確に捉え、繰り返し本町に来訪いただけるよう、本町の魅力をいかした取り組みが必要であると考えております。1点目につきましては、これまでも丘のまちびえいDMOや観光協会等において、写真撮影や各種創作体験、景勝地でのウォーキングなど、本町の地域資源を活用した様々な体験型観光を提案しており、引き続き積極的な情報発信により観光消費の喚起に取り組んでまいります。2点目につきましては、観光スポットや周遊コース等の紹介は、観光協会が作成しているロードマップやパンフレットへの掲載のほか、SNS等により情報を発信しております。コロナ禍にあっては、積極的な観光誘客に取り組みにくい情勢にありますが、SNSや各種媒体を活用して即時性のある内容を盛り込みながら、情報発信の一層の強化に努めてまいります。3点目につきましては、道の駅をはじめとする多くの観光施設のトイレでは既に温水洗浄便座が設置されておりますが、未だ和式トイレや老朽化した施設も残されていることから、昨年度は、白金観光センター横の公衆トイレを改修し、また、国設白金野営場の公衆トイレにつきましても、次年度の運用に向けて本定例会へ補正予算を提案させていただいており、今後も計画的に観光客等の利便性の向上につながる観光用トイレの整備や改修に努めてまいります。以上でございます。
再質問 13番 八木幹男
13番八木です。再質問をさせていただきます。こちらの質問、提出された時点と状況が若干変化をしてきておりますので、若干範囲を超えてる部分があるかもしれませんが、その部分につきましては、答弁いただける内容で答弁をいただければなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。まず、確認しておかなければならないことは、現在は平時ではなく非常時だということであります。この現状で伝えるべき情報は二つの面があるのではないかなと思っております。一つは、危機管理の共有、もう一つは、安心の提供、こういうことであります。この安心の提供が若干弱いのではないかと感じております。まず1点目についてですが、広報9月号では、新型コロナウイルス接種の内容と、新型コロナ感染者の公表方式が6月2日から変わりました。こういう内容であります。それじゃ保健所からの感染状況がない中、美瑛町としては、感染者あるいは濃厚接触者への対応はどのような形で対応をしていこうとしているのでしょうか。ここについては、保健所からの連絡がない限り情報は掴めない訳ですけれども、本人から申告してもらい支援をしていくと、こういった手法もとれるかなということも考えております。また、広報6月号では新型コロナワクチン接種、こちらのQ&Aが掲載されており、副反応のこと、ワクチンの効果などの疑問に答える形で説明をされております。ここまでは十分説明いただいてるんですが、さてこの安心の提供、こういった面からすると、やはりここで終わってはいけないと、このように感じております。次は年齢別の接種状況はこうで、副反応の状況はこうでといったこういった内容を数値化し、タイミングを計らい状況を提供していく事が必要なのではないでしょうか。次に、2点目でありますが、議会との情報共有の面ですが、これは議会自体の問題もありますので、なかなか答弁いただきづらい面かなと思いますが、財源が伴うものについては、随時説明をいただきながら検討を加えてきております。しかし、感染状況あるいはワクチンの接種状況に関しては、個人情報といったデリケートな部分もあります関係上、やはりこの、なかなか情報共有できない部分もありますが、できる範囲で情報共有をしていく、こういった流れが必要ではないかなと思っております。続きまして3点目、BCPに関してでありますが、ハード面では、ノートパソコンの導入を進めていこう、こういうことですが、導入後のパソコンの管理面、こちらにおきましては、やはりこの盗難ということはないと思いますが、万一のことも考えながら、個人ごとの鍵付きの収納ロッカー等に収納して帰ると、こういった手法も考慮していくべきではないかなという風に思っております。またソフト面では、自宅で仕事をする場合、パソコンの不具合、想定されます。また、本町においては、ネットワークシステム及び全庁システムの運用面においても外部委託者に100%頼るのではなく、自前の情報担当を設けて、ある程度対応できる仕組み、こういったものも構築していくべきではないかなと思っております。以上、若干こういった部分もありますけれども、再度町長の考えをお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、八木議員さんからの再質問にお答えをさせていただきます。まずコロナの感染状況についてでございますけれども、北海道保健所からの発表方法が6月から変わったのは先ほど申したとおりでございます。ただ、変わっておりませんのは、感染者の確認、それとそれに伴う濃厚接触者の特定等々の部分につきましては、これは北海道保健所の業務として行っているものでございまして、美瑛町としては知る術のないところになります。美瑛町で、町内でございますから、噂として入ってくることも当然ございます。ただ、しかし、美瑛町といたしましては、保健所が実施しましたPCR検査の結果ですとか、客観的に判断できる材料というものが何も手元にない状況の中で、その中でいっても、美瑛町としてできることが何かということを苦心しているところでございます。したがいまして、美瑛町といたしましては今後とも制度的に感染者あるいは、濃厚接触者というものが、保健所から伝えられない限りは把握できない状態に置かれているということをご理解賜りたいと思います。2点目ワクチン接種での、こちらでの安心の提供が少ないというご指摘でございました。ご指摘のとおり、よりワクチン接種の実施状況について、より詳しい細かい情報を丁寧に発信していくということにつきまして、ご指摘のとおりと思います。今後、より分かりやすい形で、ワクチンの接種状況につきましても広報・周知に努めてまいりたいと存じます。よろしくお願いいたします。議会の皆さまとの情報共有でございますけれども、昨年の3月の議員協議会でご説明させていただいた時は、全道的にも、まだコロナの感染者が発生が少ない時期で、その中で、美瑛町で初めての感染が出た。それが消防職員であったということもございまして、本人の公表の確認もとれていると。様々な条件の中で、今、美瑛町でこのような状況が発生してますという事態につきましては、まず、議会の皆さまにお知らせしなければならないということで、議員協議会を開かせていただいた次第でございます。その後、ごく単発的に民間の方の感染が確認される状況もございますが、先ほど申しましたとおり、民間の方につきましての情報は保健所が全て所有しておりまして、私たちは限られた情報だけが保健所から渡されている、そこしか把握できないという現状もございまして、その中でホームページでの発表等に努めております。ただ、ご指摘を受けまして予算が伴うものだけ説明して他のものは無いのかというご指摘でございます。大変反省をしておりまして、この新型コロナウイルスという非常事態におきまして、議会の皆さまと情報を共有していくことは大変重要でございます。先ほど答弁させていただきましたクラスターですとか、町内、役場職員からの発生等は、これは当然、ご説明をさせていただきたいと、もとより考えておりましたけれども、今後、新型コロナウイルスの感染状況及びワクチンの接種につきましても、議会の皆さまとの情報共有を一層図ってまいりたいと考えているところでございます。もう1点、パソコンのお話でございます。本年度から順次、モバイル、ノートパソコンの導入を進めて、本庁役場内でもテレワークがより進みやすい環境づくりに取り組んでいるところでございます。現在、渡されているノートパソコンにつきましては、各職員が自分の責任において管理をしているところでございまして、専用の収納ロッカーがあるという状況ではございません。場所にも限りがございますので、各自の責任を持った取り組みをお願いしているところでございます。そして、様々なソフト面、運用面での対応でございますけれども、役場内にも情報の担当職員ございますし、専門的知識も有しております。役場内でできる限りのことにつきましては、役場職員が当たっております。そこで、まだ専門的にも、あるいはシステム的にも町だけでは対応できないところにつきましては各団体、機関と連携をとりながら進めているという現状でございます。(「はい」の声)
再々質問 13番 八木幹男
13番八木です。再々質問させていただきます。やはり情報の共有といいますか、その辺の方につきまして再度質問させていただきます。やはりこの個人情報の保護条例、ここが一番大きなネックになってくるんだろうと思いますけれども、美瑛町個人情報保護条例、こちらでは、人の生命、身体または財産を保護とするため、緊急、やむを得ない理由がある時はという項目でありまして、例外的に情報収集、あるいは情報等を提供できると、こういう風に定めております。こんな関係で、国の動きも、保健所が持っているコロナ感染者の自宅療養者の個人情報が中々この管内の町村に提供されていないと、こういう問題を受けて、厚労省あるいは総務省が、生活支援に必要な個人情報の提供は緊急性があるとして情報提供できると、こういったことを都道府県に文書で通知してると、こういうような報道があります。やはり個人情報なかなかデリケートな部分ではありますが、この辺を踏まえて、やはり先ほども申しましたが安全の提供といいますか、やはり安心を提供していくのがウエイトが高いのか、あるいは、危機感を共有してもらう方が重要なのか、そのバランスを見ながら、やはりこの情報収集、提供していく、こういったことが重要ではないかなと思っております。また、先ほど言いました濃厚接触者あるいは感染者が自宅療養している。こういうところへの対応もやはり重要かなと思ってまして。ある市では、感染者、濃厚接触者のお宅を訪問する際に、近隣の住民に職員が来たことを知られないように、ここは市でしたから市のマークが入った服や作業着から着替え、公用車を離れたところに停めるなどを配慮しながら、やはりこういったことに支援をしていく、こういったことがやはりこれからもまた重要になってくるのではないかなと思っております。それから申し訳ございません、またこのマスコミの報道の関係ですけれども、8月30日のテレビ番組で、福島県の相馬市、ここのワクチンの接種状況、こういったものが報道されておりまして、中学生の2回接種率が、30日の報道では61.8%、昨日、テレビの報道によりますと66%ぐらい中学生の接種率がなっていると、こういうような状況。あるいは、高校生の2回接種率が84.1%、こういった形で、どのような形でワクチンを取得したのか、その辺のところよく理解できないんですけれども、こんな状況があると。何をやってるかといいますと、報道によりますと、ワクチン接種後の副反応、主な反応を年齢別に数値化して情報提供している、こういったことがあるようです。ここの対象者は市の職員と高校生、このデータを見てみますと本当に細かく分解して公表しているんですね。こういった形の、やはりこの若者向けの接種、これがやはり、これから重要になってくると思いますので、その辺の考慮は中々このワクチン接種終わってる部分もありますので、これからデータ収集ってのはなかなか難しいかと思いますけれども、その辺の情報提供、こういったやり方で、ワクチン接種は任意ですけれども、やはり働きかけていくってことも必要かなと思っておりますので、その辺のところの答弁をお願いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、情報共有と個人情報保護等の関係をご指摘をいただきました。そして今回のコロナ禍の中でもう一つ私共気をつけておりますのが、感染者の人権擁護と申しますか、感染者が攻撃されないよう、非難されないようにという部分に非常に気を使っているところでございます。北海道保健所が公表、発表方法を変えました。その中で少しやりとりはさせてもらったんですけれども、やはり、どこの自治体で感染者が発生したかという情報を、北海道保健所としてもそれは発しなければならない。しかし、一方でその個人が特定された時、というか特定されてはならない、特定されてその方がいわれなき攻撃を受けるようなことがあってはならないという、その二つの狭間の中で自治体名は公表する。しかし、感染日は特定しないでこの1週間のうちで何人が感染したかという形で、なるべく特定を避けるような処置をとりながら公表していくというのが今回の道保健所の姿勢でございます。私共もそのとおりだと思っておりまして、やはり何より個人情報もございますけれども、コロナ禍の中で感染者が悪者扱いされるということはあってはならないということを非常に重要視をして対応に当たっているところでございます。の中でありまして、例えば自宅療養ですとか、部分につきましても、私共、なかなか保健所からの情報がそこまで与えられていない、濃厚接触者が何人いるかという程度のものは分かりますけれども、それ以上の情報というのは中々伝えていただけないような状況の中で、分かり得る範囲の情報を皆さまに公表して危機感の共有という面に努めているところでございます。参考までですけれども、近隣の町村の中では、町村がその感染状況を一切公表してないというところもあります。感染者の公表につきましては、それは北海道、保健所がやるものだという立場で自治体が関与してないところもございますけれども、私たちはそうではなかろうと、やはり町として、町内の把握している情報について公開することで、町民の皆さまとの危機管理を共有していきたいという思いで、姿勢で臨んでいるところでございます。ただ、安心の提供が少ないというご指摘は、ご指摘いただいたとおりかもしれません。情報の出し方がうまくいってない、丁寧さに欠いているという面がございましたら、反省し改めてまいりたいと思います。先ほどのワクチンの接種状況のご紹介もいただきました。そのお話を聞いていますと、懇切丁寧な説明の仕方というものも、町民の皆さまの安心につながるという実例だなと思って伺わせていただきました。一方で、町内のワクチン接種、非常に人が限られている中で休みも取れない、そういう中でのワクチン接種業務がずっと続いております。人も限られている中でございますので、できるだけ分かりやすい、しかしでも、この現在の限られた人員の中で、できる限りを尽くして、皆さまと安心の共有を図ってまいりたい、そのように考えております。(「はい」の声)
再々質問 13番 八木幹男
質問変えます。第2項目の観光マスタープラン、それからアフターコロナにおける持続可能な観光について再質問させていただきます。中々コロナ禍にあっては中々観光振興のタイミングが図れない状況であります。また、コロナの収束も中々判断が難しく、ウィズコロナという状況が当分続くのかもしれません。やはり先日の尾身会長のお話聞いてても、もう2、3年かかりそうだというお話もありますので、中々こう難しい点にぶつかってるなと。しかしこの、地元としては、何らかの手を打っていかなきゃならないと、こういったのが現状ではないかなと思っております。観光事業は、丘のまちびえいDMO、あるいは観光協会等により積極展開されていることは十分理解をしております。しかし、全体としてどうデザインしていくか、あるいはどうコントロールしていくか、こういったことが大事ではないかなと感じております。本来であれば、DMOがこういった一括してこれを推進していくと。各組織をまだ包括できていない状況では、やはり行政が全体をコントロールしていく、あるいは全体をデザインしていく、こういったことが必要ではないかなという風に感じております。自転車で、あるいはウォーキングで周遊してもらうと、こういった発想は、現在JR東海が進めている、#ずらし旅、こういった提案の内容であります。時間や場所、あるいは移動手段をずらすことによって、3密を避けた新しい形の観光を提案しております。こんなことを踏まえ、JR美瑛駅を起点に自転車、あるいはウォーキングで丘の農村景観を楽しんでもらう。質問で言いました周遊ガイドマップと表現しましたが、この内容につきましては、昨年発行しましたチビスロウですか、ああいった形のものでも十分だと思うんですけれども、やはりこれのずらし旅バージョンという部分ですか、こういった形で、美瑛の旅はこういったことでっていうこの冊子、こんなことも必要ではないかなと思っております。こういった形で、やはりこのオーバーツーリズムの提言にもなると考えておりますので、この辺のところの考え方をお伺いいたします。また、この観光にとってはイメージ、こういったことが大事であります。ちょっと前になりますけれども、2016年8月5日、こちらの美瑛で行われたまちづくりフォーラム。講師は、国立研究開発法人土木研究所の松田泰明先生の講演で、あまり記憶力良くないんですけれどもなぜか頭に残っておりまして、イメージが浮かばなければ選ばれない、こういった表現を話されておりました。なぜかこの頭に残っております。こんなことを踏まえ、現状、美瑛のイメージはというと、やはりこの青い池がある美瑛、こういった方がやっぱりトップに挙げられるかなと思っております。最近テレビばっかり見てるものですから気になるんですが、テレビなどで美瑛を取り上げる場合、やっぱりトップに来るのは青い池なんですね。この青い池、やはりこの危険といいますか、どこまで保てるか、こういった不安を付きまとっております。やはりこの美瑛の丘めぐりは自転車だよねとあるいは、美瑛の丘めぐりはウォーキングだよねって、丘のイメージを再構築していくと、こういう必要があるのではないかと感じております。先ほど、JR美瑛駅を起点と考えると話させてもらいました。一番気になるのは、駅横のトイレです。こちらは北海道の管轄と理解しておりますが、ここもやはりこの早急に何とか手を打たなければならないのかなと思っております。さて、今までこうだらだらと述べてきましたけれども、ポイントは、観光事業全体のデザインは行政がコントロールできる、すべきではないかなと。それから、丘めぐりが自転車、あるいはウォーキングでというイメージづくりになる冊子、これはぜひ欲しいなと。それから、最後は古いタイプのトイレと表現しましたが、これは三愛の丘であったり新栄の丘、駅前の駅横のトイレなども含めますが、やはりこの早急に改修を進めるべきではないかなと、こういうような点を再質問させていただきます。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、まず少し大きなお話をさせていただきます。議員ご指摘のとおりでございまして、私も全く同感でございますけれども、コロナ前と後で全く状況が変わってしまった。大変な状況ではあるけれども、新しい観光を創っていくチャンスでもあるというのは、全く議員と同じ、同感でございます。そこで、今がチャンスと捉えて、じゃあ新しい美瑛町の観光をどのように創っていくのかということの取り組みにつきましては、先ほどご答弁させていただきました。一つは、マスタープランのちょうど見直しの年に当たりますので、観光マスタープランを見直す。まさにコロナを踏まえた、美瑛町の観光のあり方を盛り込んだ内容のマスタープランにしていくということが一つと。もう一つは、観光基本条例、これは主には観光公害、オーバーツーリズム対策を考えて新しい観光基本条例が必要だろうという思いで着手しましたけれども、コロナ禍にあったために、今、話は中断しているところでございます。ただこれもマスタープランと両輪でございまして、観光マスタープラン、新たなアフターコロナのプランができましたら、そこに合わせた形の条例も必要になってこようかなと思っております。この二つを両輪としまして、大きな美瑛町の観光の方向性というものは、位置付けてまいりたいなと思っております。そこから、では、その大きな理念をどう実現していくのか、次の細かい事業を考えていく、構築していくという順序で対応させていただきたいと思っております。ウォーキング、自転車等のご指摘でございます。自転車につきましては、現在でもサイクルツーリズムの振興に向けた検討を庁内でも進めております。更に加速をさせまして、自転車を使った美瑛町の新しい観光のあり方というものを、計画性を持って創り上げていきたいなと考えております。そこに、今回のコロナの影響から、ウォーキングというものも、3密を避けるという観点から重要であるのは、ご指摘のとおりでございます。自転車はサイクルツーリズムという一つの形がありまして、国・道の支援もありますので、それを活かしていく意味では自転車は自転車で計画を立てさせていただきたいと思いますが、ウォーキングにつきましても、より皆さまに楽しんでいただけるような形を模索してまいりたいと考えております。次の観光のイメージづくりでございますけれども、こちらも私も同感でございまして、観光だけではなくて、美瑛町全体のイメージ、ブランド化、発信というものにつきまして、力を入れていこうという段階でございます。例えばロゴですとか、イメージカラーですとか、議員おっしゃった冊子等もここにも関わってくると思うんですけれども、統一感のある、これが美瑛だという、議員おっしゃったイメージという言葉を使うとイメージできる、する、そういうものの統一性、デザイン性を図ってまいりたいなと考えております。その中で、より多くの方に、美瑛といえば、統一の同じイメージを持っていただき、そこに共感をいただければ、美瑛にお越しいただく、楽しんでいただく、そのようなブランド化、デザイン化というものを構築してまいりたいなと思っているところでございます。その中でさっきも申しました冊子ですとか、発信の仕方も、どのようなのが一番相応しい、分かりやすいというような形になるのかも検討してまいりたいと思います。ご指摘いただきましたトイレにつきましても、先ほども答弁させていただきましたが、順次改装改修は進めてまいります。美瑛駅のトイレはJR管轄だと思われますので、JRさんとも協議をしながら、できるところから手をつけていただきたいなと思っております。その他、町内の観光用のトイレにつきまして、美瑛町観光地のトイレとして劣悪だというのは過去、指摘をさせて受けているところでございます。冬の使用、利用をどうするのかという美瑛町にとって大きな課題もありますけれども、そこで立ち止まらずに、どうやっていけばうまくいくのかということを考え、観光用トイレの改修に努めてまいりたいと思っております。(「はい」の声)
再々質問 13番 八木幹男
13番八木です。ちょっとくどいようになりますけれども最後に一言だけ、やはりこの自転車あるいはウォーキングっていうのは、オーバーツーリズムの対策としても最適なものかなというようなことを思っております。一つには農家の若手が行っている畑の看板プロジェクト、あるいはDMOでは、違反行為通報システム、美瑛観光ルールマナー110番、こういった形のものができておりまして、やはりこういった形と相乗効果を持たせて、こういった形で丘めぐりは自転車でウォーキングと、こんなことであれば、やはりこの駅前に車を置いてもらう、バスは駅前で停めてもらう、こういった形が、やはりこの持っていき方が必要かなと思っております。やはりこの究極の対策は、農道にバス、乗用車を入れないと、こういうことが最も大事なんですけれども、やはりここまではちょっと無理かと思いますので、やはりこういった形で個人客に対して繰り返し、繰り返し畑に入らないでと、こういったことをやっていくことが重要ではないかなと思っております。やはりこのレンタサイクルですとか使う際には、やはりこの必ず畑に入らないでねと、こういった形のものをコメントを付けていくと、こういったこともできるのかなと思っております。また、2017年5月に自転車活用推進法が施行されました。以降、各地区で色々な取り組みがされております。大きな地区、何箇所か見てきましたけれども、ちょっと美瑛の規模ではできないなというものもたくさんあります。やはり身の丈に合った形でやはり推進できるものがあるんだろうなと思ってますので、その辺のところの模索も必要なのかなと。こういったことで、北海道ではキャッチコピーとして、環境に◎、観光に◎、健康に◎、もっと、自転車北海道。こういったコピーで今キャンペーンを去年からやっております。こんな各種イベントも行われております。また本町においても、美瑛町アグリパートナー協議会の自転車に乗って会いに行こう、こういった企画も持っておりました。あるいは、美瑛エコスポーツ実践会の丘のまちサイクルスタンプラリー、こういったものをあらゆるものを相乗して、やはりこの全体のデザイン、こういったものを必要だと思っておりますので、この辺のところは将来的にはDMOでやっていくことになるんだろうと思いますけれども、当面は、やはり行政主導でやっていくと。こういった形をぜひ実現していただきたいなと、こういうようなことを思っておりますので、くどいようになりましたけれども最後に答弁をお願いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
今ご指摘いただきましたとおり、北海道もサイクルツーリズム、自転車の推進については、非常に力を入れているところでございます。これは国も同様でございまして、自転車の推進に力を入れております。法律によりまして地方版の自転車の推進計画というものを作る。この計画を作れれば、認定を受ければそこに対して有利な補助金が出てくるという仕組みであると理解しておりますので、美瑛町におきましてもこの美瑛町版の自転車の推進の計画というものを立てていかなければならないという風に私は思っております。これは自転車のツーリズムだけではなくて、街中で、市街地で自転車を走らす、そのことのマナーについても、この中で取り組むというようになっているようでございます。小中学生が通勤、通学で使う時の自転車のマナーというものも普及していけば自転車に優しいまち、自転車のまち美瑛ということにもつながり、それがひいてはサイクルツーリズムの大きな呼び水にもなっていくのかなと思っておりますので、自転車につきまして計画的に進めてまいる所存でございます。ウォーキングにつきましても合わせて、様々なフットパスの計画等、各課からもございます。中々動いてない面もございますけれど、民間の方々のご協力をいただきながら、ウォーキング、フットパスの振興にも努めてまいりたいと存じます。ご指摘のとおり、バス、乗用車を入れないというのが一つの方向性であると私も思っております。観光基本条例の中ではそういうような方向性も出していくのかなと思っておりましたが、コロナの中で状況が変わってきつつあります。しかし、この丘の景観を守り続けていくというのは私たちの責務でございますので、畑の立入りはしないでいただきたいというマナーの啓発活動につきましては、引き続き力を入れて取り組んでいく所存でございます。どうぞ、また今後ともご指導を賜りますようお願い申し上げます。