美瑛町議会 令和2年第4回定例会 2020年6月18日
学校給食運営について
2020年6月18日、美瑛町議会の一般質問で、坂田美香議員が「学校給食運営について」質問し、教育長 千葉茂美が答弁しました。
- 質問者
- 坂田美香 議員
- 答弁者
- 教育長 千葉茂美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 坂田美香
2番坂田美香、質問方式、回数制限方式、質問事項、学校給食運営について。質問の要旨、本町の全小中学校は自校給食であり、地産地消についても積極的に推進し、しかも無償で提供されています。子どもたちの中には中学校卒業後に新しくできた友達に美瑛の学校給食を自慢する子がいたり、町外から転入された教職員の皆さんにも安全で美味しく温かい給食はとても好評です。この学校給食を作っている給食従事員の皆さんは、経験を積めば国家資格である調理師免許を受験することもできるプロフェッショナルであり、実際に資格を取得している方や20年以上の経験を持つベテランの方もいます。給食従事員を含む町の臨時職員及び嘱託職員は、令和2年度より会計年度任用職員となり、雇用形態が変更となりましたが、一方で常勤の給食従事員が休暇取得する際などに代替えとなる「代替給食従事員」の時給が下がりました。この代替従事員は、子育てや家庭の事情等にも合わせながら勤務できるメリットなどもあり、学校給食に関わるきっかけとなり、その経験を生かして将来的に常勤の従事員となることによって、質の高い自校給食の提供体制が継続されてきた側面もあったと思います。しかし、町広報紙には小中学校の給食調理として時給897円、期末手当なし。一方どんぐり保育園の業務は時給1,086円で募集の掲載がされています。この待遇差では学校の代替従事員の確保は難しいのではないかと思います。また、特に小規模校の給食は全て一人で調理するため常勤の従事員と同等の責任が生じるものの、時給減になったことで辞めてしまった方もいると聞いています。新型コロナウイルス感染の影響により休校となっていた学校が6月から再開され、給食を楽しみにしていた子どもたちも喜んでいますが、これからの学校給食では、さらなる安全管理に加えて従事者自身やその家族の体調管理にも敏感にならざるを得ない時代になってきました。常勤の従事員が無理をして勤務することがないよう、代替従事員の十分な確保は必要であると思います。安全・安心で質の高い学校給食の継続的かつ安定的な提供とともに、会計年度任用職員の適正な任用・勤務条件の確保という新制度の趣旨も踏まえた学校給食従事員の雇用形態の考え方と、今後の学校給食運営に対する所信を伺います。質問の相手は教育長です。
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
2番坂田議員の一般質問に答弁を申し上げます。よろしくお願いします。質問事項、学校給食運営について、町内の小中学校では、自校給食制度を取り入れており、各校に配置された給食調理員の手で作られた、栄養バランスのとれた学校給食は、子どもたちや保護者、教職員からも高い評価をいただいているところです。令和元年度までは、給食調理員を含め、町において臨時職員を雇用しておりましたが、この度の地方公務員法等の改正に伴い、その多くの臨時職員が「会計年度任用職員」に移行しております。これまでは、それぞれの勤務内容や職務の困難性を勘案し、日給や時間給としての賃金単価を定めていましたが、本年4月からは、新たに定められた会計年度任用職員に関する条例に基づき、基本となる報酬単価が定められています。給食調理員については、昨年度の賃金の総額を基準に、本年度の報酬単価を定め、常勤給食調理員及び代替給食調理員について、同一の単価を採用しております。給食調理員の仕事は、身体に負担がかかる一方、大変やりがいがあり、調理員相互の協力と長年経験のある調理員からの助言、日々の研鑽の上に成り立っています。令和2年度から、給食調理員の勤務形態について見直しを行い、毎月の報酬を一定程度保障した上で、調理に対する経験とスキルを高めていただきたいと考え、全ての給食調理員の勤務日数を週5日間とし、本務校以外の学校でも勤務できる体制を整えたところです。このことにより、全体として常勤の給食調理員の人数が増え、各校に配置された給食調理員が休暇を取得しやすくなり、心身の負担軽減と働きやすい職場環境につながるものと考えています。教育委員会としては、安全で安心な学校給食を実施するため、給食調理員の確保とともに、長年積上げてきた給食調理員の皆さま方のノウハウを有効に活用するなど、今後とも学校給食の安定した運営に努めてまいります。
質問 2番 坂田美香
会計年度任用職員に移行したことで、勤務体制を見直されているとお答 え い た だ き ま し た が 、 こ の 効 果 に つ い て 伺 い ま す 。 前 年 度 ま で 何 度 も 広 報 紙 に 時 給1,071円で学校給食代替調理員の募集があり、それでも人員不足の状態だったと思います。令和2年度は前年度からそのまま採用なった方も含め23人の募集がされましたが、現在は募集人数に達しているのか。また、時給897円の補助員の問い合わせや採用はあったのか。2月の広報には、令和2年度の会計年度任用職員募集が一斉に掲載されていましたが、月8日程度の勤務で期末手当ありなど、勤務日や時間が複雑で働いてみないと分からないような感じを受けます。その中で、給食従事員だけが期末手当の欄に勤務日数によるとなっています。最初の質問では、どんぐり保育園の月5回程度の代替給食従事員の時給と比較しましたが、学校給食従事員は他の募集より見劣りしてしまうと言われてしまっています。基準の勤務日数に達してない補助員については、あくまで補助ということで、小規模校に出向いて、単独の代替調理はしないものと考えてよろしいのでしょうか。現在のベテランの調理員さんたちは、少々のトラブルでも対応してくれているところですが、安定した運営のためにも余裕を持った人員が必要となります。すぐに代わりができる仕事ではありません。今後、不足の調理員をどう確保していくのかを再度確認します。(「はい」の声)
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
学校給食調理員のことについて再度質問いただきました。広報紙の中、質問の要旨にもありますように、どんぐり保育園と年度任用職員の代替職員の単価の問題の質問がありました。議員ご承知のようにそれぞれどんぐり保育園それから町の会計年度任用職員ということで、雇用先も違うし雇用形態も違うということでございます。今、23人ということでお話がありましたが、今、19名で運営しております。そんな中で質問の中にもありましたが辞められた方も色んな事情で辞められる方もいますし、常勤の調理員になられた方もいますし、その辺も少し勤務形態等を見直しながらやはり、長年勤めていらっしゃる方もいたり、ベテランの方がいたり、まだ日の浅い人もいたりということでありますので、週5日間、常勤ということの考え方の中で、19名ということで今全体の中で運用しようということで、今年度見直しを行ったところです。17人プラス2名ということで、その2名の方については、これまでの代替というイメージなんですけども、先ほど議員おっしゃられたとおり、1人のところに代替の人が行くと非常にやはりプレッシャーもあるし、なかなか小規模校で1人で給食を賄うって大変なことなので、大きい学校の5人なり6人の中でそれを5日間やって、色んな研修をしてもらって、どこかで常勤の方が休まれる時には、その方が入ってもらえるような形でぜひ対応できるようなスキルアップしてもらうようなことを提唱しながら、代替の人が負担にならないような風にということで、今年から5日間、ある程度報酬を保障した中で、勤務していただいているのが実態でございます。広報の中で897円ということで代替の方を募集して何人か声はかけていただいて単価は違いますけども、経験としてまず働いてみたいという方もいらっしゃいますので、そういう方にも働いてもらいながら、ぜひ自校給食制度ですので、給食調理員の方の確保、継続的な確保も含めて、学校給食をしっかりと運営していきたいなとそのよう風に考えております。もし答弁漏れがあれば、言っていただければと思います。(「はい」の声)
質問 2番 坂田美香
現在も人数不足で賄っているということをお聞きました。自校給食を維持していくのは大変なことだと思いますが、大人になっても給食の話題は盛り上がるものです。今後も変わらず、子ども達の思い出になるものを提供していただきたいと思います。最近全国各地の給食再開が報道されていますが、牛乳のみで始まったところや、パック包装がされたものだけがトレーに乗って配られている学校もあります。そんな中、美瑛町は以前と変わらない温かい給食が再開されていることはありがたいことです。ですが、時給の低い補助員の方であっても、まだ採用されてないということなので、人数の確保がなかなか難しいのかなと思いますが、給食のありがたさを再度実感した春でもありますが、今後も安定した経営をしていくために調理員の確保をお願いしたいと思います。それともう一つですね、地産地消を積極的に推進している学校給食で季節にもよると思いますが、使用されてるお米を含む食材は美瑛の食材がどれだけの割合で使われるのでしょうか。休校の間、美瑛町の学習支援の簡単にできる給食の献立表と調理の動画は、調理員さんが少し照れながらでも、とても手際よく調理している姿がとても評判が良かったと聞いていますが、学校給食室で地元の食材を使って調理する姿を公開することはできないでしょうか。働いてるくれる方が1人でも関心を持って見ていただけるように、お願いします。(「はい」の声)
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
給食は臨時休校中、分散登校の時には給食をなかなか実施できないような感染リスク等々も考え給食は提供できなかったんですが、6月学校再開後については、初日からこれまでと変わらない学校給食を実施したところです。子ども達も特に先生方も非常にありがたいという風な言葉をいただいているところです。給食調理員の確保とは非常に待遇面を含めて、働きたいっていう方もっといるのかなという風な認識が、ちょっと甘い認識だったかもしれないんですけれども、どんぐり保育園にお聞きしても町の学校給食もなかなか単価だけの問題ではないと思うんですけど、子どもが学校行ってる間、子育て中の方がちょっと働いてみたいという風なことで来られて、中々その、長続きしないような場合もありまして、やはり大変な仕事なんだなと思っておりますので、是非そういうものも含めて、なかなか待遇改善までできるかどうか別にして、継続的に募集しながら、今働いている方が無理しないで休みをとれるような、そんな体制を含めてもう少し令和3年度に向けて検討してみたいと思います。あと地産地消の関係ですが、議員おっしゃるとおり春とか秋冬によって中々地元のものを使えない野菜等々によって使えないという場合がありますから、色んな物の中で米とか小麦、それから味噌、豚肉とか牛乳は当然そうなんですが、それら野菜等々含めて材料費ベースで少し考えてると、やはり40%以上は美瑛町産を扱う、道産米、道産を含めるともう少しあると思います。米等々については100%ですが平均ならせば40程度かなっていう、極力その地元の業者から仕入れて地元のとは思ってるんですが、時期的な物、それから給食の品によってもやはり中々難しい部分もあります。その辺は十分に気を付けながら地元産のそういった美味しい給食というのを心がけております。議員おっしゃるとおり、ホームページの中で休校中、学校給食こんなのを提供しますよという献立、動画配信をして給食調理員の方、少し嫌だったかもしれないんですけども、1週間5日分の動画配信して、こんな給食ですよということでやってもらいました。見られている方が非常に良いよねっていう話で報道にも少し載せてもらったこともありまして、是非そんなことも含めて、顔とか出ると嫌だと思うんで給食こんな風に作ってますよっていうようなこともホームページ等と、また子ども達に発信しながら、美味しい安全な給食を食べていただけるよう、今後ともこれまで以上に色んな安全、食中毒とかコロナウイルスの関係もありますけどもそれを十分注意した中で、学校給食健全運営に向けて進めてまいりたいと思います。以上です。