美瑛町議会 令和3年第3回定例会 2021年6月17日
子育て支援について
2021年6月17日、美瑛町議会の一般質問で、坂田美香議員が「子育て支援について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 坂田美香 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 坂田美香
番号2番坂田美香、質問方式、回数制限方式、質問事項、子育て支援について。質問の要旨、母子手帳・子育て支援アプリ「びえるんこ⤴」の利用開始から2年が経とうとしているところです。また、本年2月からはZOOMを使用した「子ども・子育て支援室オンライン相談」も始まっています。最近は誰でも使える無料子育てアプリなどもあり、自分に合ったものを選択できる時代になってきているところですが、子育て支援について、町で提供している事業の現状確認と今後の支援をどうしていくのか、以下の4点について伺います。(1)「びえるんこ⤴」のこれまでの登録者数・閲覧回数の推移は。(2)2月から始まっている子ども・子育て支援室オンライン相談の運用状況は。(3)印刷物で配布されている「子どもノート」、「子育てファイル(すとりーむ)」も継続していますが、「びえるんこ⤴」との活用方法の違いは。(4)今後、美瑛町や近隣の情報をたくさん取り入れ、「びえるんこ⤴」を子育て中に必要なものとなるよう、改善していくことはできるのか、お聞きします。質問の相手は町長です。
答弁 町長 角和浩幸
2番坂田議員さんからの子育て支援についてのご質問に答弁申し上げます。本町の子育て支援は、第2期美瑛町子ども・子育て支援事業計画に基づき、妊娠前から高校卒業までの子どもの成長過程ごとに、子どもの健やかな育ちと保護者の子育て支援を推進しているところです。本年度からは、ひとり親家庭等の支援を目的とした家事や育児のサポート事業を創設し、安心して子育てができる環境の充実を図っており、相談支援につきましても、電話や面談、訪問に加えて、オンラインによる相談体制を整え、子育て世代の保護者やお子さん自身への支援を行っているところです。1点目につきましては、「びえるんこ⤴」は、母子手帳交付時に紹介するため、妊娠中から登録されている方が多く、本年5月末時点の登録者数は142人で年々増加しております。母子手帳機能による身体発育記録や予防接種計画と接種記録、健診や発達の記録媒体としての使用に加えて、本町を含めた行政からの情報確認機能も併せ持ったツールとなっております。閲覧数としましては、母子手帳機能を使用した23か月間の月当たり平均で218件、多い月では310件のアクセス数となっております。2点目のオンライン相談につきましては、コロナ禍での相談手法として本年2月より開始いたしましたが、現在の緊急事態宣言下であっても予約制などの対策により面談が可能であるため、現段階でのオンライン相談の実績はない状況にあります。今後につきましても、相談手法の一つとして、保護者等と直接お会いすることが難しい場合などでの活用を進めてまいりたいと考えております。3点目につきましては、「子どもノート」は新生児期から3歳までの子どもを対象として「育ち」についての保護者の悩みに役立つ情報をまとめたテキストとして、「子育てファイルすとりーむ」は保護者や子ども自身の成長記録としての利用とともに、子どもの成長に関わる関係機関に必要な共有情報の記録としても利用されており、両方とも紙媒体であるため保存性や継続性に優れている面があります。一方で「びえるんこ⤴」は、現在の子育て世代の多くがスマートフォンやタブレットなどを所有している状況を踏まえ、手軽に情報収集や記録ができるツールとして提供しております。このように、それぞれのツールの役割や特徴が異なりますが、子育て世帯ごとのニーズに応じた活用によって、子育て環境の向上につながるものと考えております。4点目につきましては、現行のアプリ機能を個別にカスタマイズすることは困難でありますが、利用される方々のニーズを踏まえ、開発元へ要望を提示しながら、目的に沿った活用を図ってまいります。以上でございます。
質問 2番 坂田美香
それでは町長が「びえるんこ⤴」アプリについて予習してきていることを前提に再質問をさせていただきます。1点目につきまして、登録・閲覧回数ですが、妊娠中や子育て中の本人が登録するだけでなく、誰でも登録できるもので、ちょうど私も孫が生まれたタイミングだったこともあり、孫の名前で登録していますし、とても多い数とは言えません。私も2年ほどの間、時々開いていますが、必要として活用している人であれば1月に何度も閲覧するはずですし、担当職員の閲覧数も考えると、あまりにも少ないアクセス数だと思います。一般的に出回ってる色々な無料子育てアプリは月齢に合わせて毎日アドバイスが送られてきたり、体験談や心配事をカテゴリーから探せるなど、役に立つ情報がたくさんあります。無料アプリなので、関連商品なども出てきますが、調べたいことが子育てに特化して何度も見たくなるものです。このアプリは自治体の仕事をサポートするためでもあるアプリですから、もっと活用できるよう改善が必要だと思います。全国の市町村でも使われている母子手帳アプリ母子モである「びえるんこ⤴」ですが、これまでの登録閲覧数を増やすためにどのような働きかけをしてきたのか伺います。2点目の子ども・子育て支援室オンライン相談の実績はまだないということですが、「びえるんこ⤴」でも、町の保健福祉課につながり、相談や個別相談ができる、母子モ子育てDXというバージョンがあります。なぜ導入されなかったのか伺います。3点目ですが、「子どもノート」、「子育てファイル(すとりーむ)」とも「びえるんこ⤴」と重複してるところもありますし、紙で配付されていても、使用していない方も多いと聞きます。一度整理すべきだと思いますが、町長の考えをお伺いします。4点目ですが、「びえるんこ⤴」から妊娠、子育て情報を調べる時もホームページに飛び、そこからまた調べるだけなら、ここから開く必要がないのです。ホームページも探しづらく急ぎに間に合わないことが多いです。秋田県南秋田郡五城目町のホームページは写真つきで明るく見やすくなっていますが、参考にしていただきたいと思います。せめて日程表や予定表など欲しいPDFなどをすぐ見られるようにすることや、色々な相談先の電話番号や休日診療などを調べやすくするなど、できることからしてもらいたいと思います。江別市では、妊娠出産Q&Aから悩み相談ができるようになっています。契約内容は分かりかねますが、母子モ子育てDXなど項目増やすことは経費がかかることなのか、また、経費をかけても、より良いものにしていくのかを伺います。以上です。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
主に「びえるんこ⤴」についてのご質問でございます。母子手帳のアプリ、バージョンとしての利用をいただいているところでございます。周知につきましてはこれまでどおり、妊娠中の方々への周知を中心にしているところでございますけれども、紙媒体といいますか、これまでの母子手帳そのものをご利用なさる方が多いのか、あるいはこちらのツールを使っていただける方が多いのか、ここはちょっと多いか少ないか分かりませんけれども、私共は、こちらの「びえるんこ⤴」を使っていただくことによって、より利便性が増すという風に考えて導入しているところでございますので、今後とも、ご利用を多くの方にいただけるよう、周知、広報体制について見直しを図りながら、多くの方にご利用いただけるような体制を組んでまいりたいと、考えております。2番目のオンライン相談そのものにつきましては、美瑛町内で、コロナ禍を受けましてオンラインで対応できるものがないだろうかということを検討した中で、例えば町立病院でのオンラインでの面談など取り入れてきているところでございまして、この相談業務のオンライン化につきましても一連のコロナ対応、対策としまして、子育てにつきましてもオンライン相談がニーズがあるのではないかという想定の下で、導入をさせていただいたものでございます。ですので、現在の母子モ「びえるんこ⤴」のバージョンを変えていくという発想ではなくて、美瑛町全体のオンライン化の取り組みの一つという位置づけの中で運営をさせていただいたところでございます。そして、「びえるんこ⤴」と「子どもノート」、「子育てファイル(すとりーむ)」につきましては、先ほども答弁させていただきましたけれども、それぞれ目的と対象年齢も差があるところでございますので、それぞれがそれぞれの役割を持ったツールという位置づけでございますので、これらを有機的に有効に活用していただいて、総合的な子育てのご支援につなげていただければ良いなという風に考えているところでございます。4点目の「びえるんこ⤴」のバージョンアップと申しますか、より改善でございます。現在の「びえるんこ⤴」につきましては、このままでは開発者が作られているアプリを利用させていただいておりますので、美瑛町独自の要望、要求をこの中に組み込んで利用できるようになるということについては、難しい状況となっております。ただ、今、ご指摘をいただきましたDX版等で、より利便性が増すものがあるということでありましたら、その機能と効果についてちょっと分析、検証させていただきながら、より子育て世代の皆さまのお役に立てるのであれば、移行していくということも検討させていただきたいと思っているところでございます。(「はい」の声)
質問 2番 坂田美香
では答弁をいただいたことを踏まえて、最後に質問したいと思います。この母子手帳アプリは、プロフィール設定を変えることによって他の市町村のアプリも見ることができます。妊娠、子育てのQ&Aがたくさん見られたり、近所の緊急当番医を調べたり、地域ニュースや健診予約システムにつながるようになっているところもあります。私事ですが、たまたま夫がいない冬の真夜中に大泣きする次女を日赤に連れて行き、中耳炎の診断で鼓膜を切開して来たことがあります。小学校1年生と1歳の娘だけを残したまま旭川を往復して、次の日は卒園式でした。正しい選択ではなかったかもしれませんが、子育て中は急なトラブルに対応しなければならないこともあります。このような時でも頼れるシステムや何かがあったら良いかとも思います。コロナ禍の中、少子化がますます進んでいき、横のつながりも少なくなっています。子育て中の困り事が少しでも解決でき、頼りになるアプリにしてもらいたいと思い、今回の質問をさせていただきました。妊娠中や子育て中の職員や、その家族もいると思います。意見を集めるなどして、作っただけ、提供するだけではない、子育て世代に使いやすい、常に使ってもらえる、より良いアプリにしてもらいたいと思います。この一般質問により「びえるんこ⤴」について興味を持ってもらえる方が増えると願って、終わります。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
ただいま、坂田議員さんの実体験も踏まえて、子育て世代の方の実感、実体験、ご苦労やお悩みを聞かせていただきました。本当に、この子育て世代の皆さま方、大変なご苦労されて、でも美瑛町の宝、地域の宝であります、お子様を育てていただいている日々、そういう日を重ねていただいてる努力をしていただいていると思っておりますし、敬意を表する次第でございます。行政といたしましては、その姿勢を可能な限りご支援をして子育てしやすい町にしていく、それが私共に課せられている使命でございますので、今後ともご指摘をいただきながら、改善に努めてまいりたいと思うところでございます。子育て支援アプリ「びえるんこ⤴」でございますけれども、先ほど来からお話ししておりますけど母子手帳機能がベースでございます。そこに特化してる部分がございますので、幅広い子育て支援一般に対して、対応できていけるかどうかというのは、そのアプリの機能の技術的な問題の面から検討をさせていただきたいと思います。このアプリを開発者と共に改善していけるのであれば、その方策を探ってまいりたいと思います。既存のアプリでございますので、そこの限界の部分の中で、美瑛町の要望を取り入れることはできないよというような結論になったといたしましても、このことは子育て支援全般にわたる話ですので、「びえるんこ⤴」の機能ということとは切り離しまして、今お話しいただきました、より分かりやすく、より早く、子育て世代の方に情報をお伝えするということのあり方について、子ども・子育て支援室もございます。色々な形を考えながら、子育て支援が有効で効果的に行えるよう、今後とも考えてまいりたいと思っております。