みんなの議会

美瑛町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日

(1)ごみ収集と処理について/(2)小中学校の読書環境について

2021年3月15日、美瑛町議会の一般質問で、坂田美香議員が「ごみ収集と処理について」「小中学校の読書環境について」について質問し、町長 角和浩幸、教育長 千葉茂美が答弁しました。

質問者
坂田美香 議員
答弁者
町長 角和浩幸、教育長 千葉茂美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 2番 坂田美香

番号2番坂田美香、質問方式、回数制限方式、町長と教育長にそれぞれ質問させていただきます。一つ目、ごみ収集と処理について。美瑛町では令和3年1月から、ペットボトル、プラスチック製容器包装の第5週目の収集を始めることになりました。町民にとってはとてもありがたいことで、ごみ分別の一定効果はあるとは思いますが、資源ごみの分別はまだまだ徹底されず、可燃ごみとして出されているものが多くあります。しらかば最終処分場の埋め立て残余年数も10年ないとも言われ、焼却炉の老朽化も深刻な状況であり、今後を考えていかなくてはいけない時期に来ていると思われます。全国には廃棄物ゼロに取り組む企業や市町村が多くあります。美瑛町では将来に向けてどのような検討をしているのか、リサイクル率を上げるためにできることはないか、次の4点について伺います。(1)種類別に分かりやすく色分けして、こまめに出すための小さなごみ袋にすることはできないか。(2)可燃ごみを減らすために、飲食店の廃棄物も含めて、生ごみの堆肥化を推進する考えはあるのか。(3)水分を多く含んでいる使用済紙おむつは焼却炉を痛める原因の一つでもあります。燃料化などの再利用等の考えは。(4)集合住宅に住んでいる方等、家庭での保管場所に困る資源ごみ等について、通年で持込可能なリサイクルステーションの設置はできないものか。質問の相手は町長です。質問事項2、小中学校の読書環境について。質問の要旨、ここ一年の子ども達は学校行事の縮小に加え、少年団・部活動にも制限がかかり、友達とも距離を置いて会話するなど、相当のストレスがかかっています。今までとは違う学校生活を送る中において、小中高大学生等の自殺増やうつ状態、進学の断念や退学が多くなっているという報道記事もあり心が痛くなります。本来なら色々な経験をし、失敗や後悔などを繰り返して大人になっていく大切な時期ですが、今は感染対策のルールを守るために必死に先生方の指導を守って我慢している状態です。そのような中、学校では教育のデジタル化も進んでいきますが、本を読むことの大切さを今一度考えなくてはならないと思います。北海道大学のある教授の研究では、読書をすることで脳の「前頭葉前野」を鍛えることができると言われています。その働きとして、①人の気持ちが分かる働き、②ものを覚えようという気持ち、③やる気を出させる気持ち、④やってはいけないことはしないという気持ち、⑤我慢する気持ち、⑥発明する力、⑦集中力と2つ3つのことを同時にできる力等々があるとされています。読書によって知恵や知識、感性が身につくことはもちろんですが「生きる力」の源が鍛えられるということです。保護者等の間では、授業前に行われている10分程の朝読書の時間も失われるのではないかと心配する声があります。学校生活においても「新しい生活様式」を取り入れている中で、今後、教育のデジタル化との共存を視野に入れた読書環境のあり方について伺います。質問の相手は教育長です。

答弁 町長 角和浩幸

2番坂田議員よりの2項目の質問のうち、1項目について答弁を申し上げます。質問事項一つ、ごみ収集と処理について。本町における可燃ごみや不燃ごみ等の収集につきましては、廃棄物処理法に基づく一般廃棄物処理実施計画に沿って、また、資源ごみは、容器包装リサイクル法に基づく分別収集計画により、収集・処理を行っています。資源ごみの内、プラスチックとペットボトルの分別収集は、平成11年度より開始し、現在に至っているところです。1点目につきましては、本町では、平成4年度に個人単位でのごみの有料化が始まり、ごみの容量に応じて40リットルで30円、20リットルで15円と2種類の手数料が定められました。しかし、家庭などから排出されるごみの容量が40リットル程度であるにもかかわらず、20リットル用のごみ処理券で排出されるケースが多発したことから、平成9年度から現在の方式に見直された経緯があります。今後の手数料の徴収方法については、利用者の混乱を招かないように、専用ごみ袋の導入を含め、住民ニーズや費用対効果等を踏まえながら検証してまいります。2点目につきましては、家庭系の生ごみ処理においては、屋外のコンポストだけでなく、屋内用の電動堆肥化機械も普及し始めています。本町でも家庭用コンポストに対する助成事業の実施や、令和3年度から実施予定の「段ボールコンポスト講習会」等を通して、各家庭でそれぞれの暮らしに合った生ごみの堆肥化が行えるよう進めてまいります。飲食業等の事業系の生ごみ処理に対しては、事業者のニーズや国の施策等を踏まえながら、食品ロスの削減への方策を検討し、ごみの減量化にも努めてまいります。3点目につきましては、今後高齢化に連動し、大人用紙おむつの廃棄量も増加していくと考えられており、北海道内では富良野市が実証実験を行い、事業系の使用済み紙おむつを原料とした燃料ペレットを現在製造しているところです。本町における使用済み紙おむつのリサイクルについては、製造コストや製品の特性、製造工程等の課題を確認するとともに、地域としての必要性を含め検討してまいります。4点目につきましては、現在市街地の屋外に5か所設置しているペットボトルとプラスチックごみの回収コンテナは、冬期の除雪を含めた管理が課題となり、通年の利用が困難な状況となっておりますが、国の動向などを的確に捉えながら、コンテナの通年利用に向けて設置場所や設置方法等を含めて検討し、資源回収とリサイクルの推進に努めてまいります。以上です。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

坂田議員の質問事項2、小中学校の読書環境について、答弁を申し上げます。よろしくお願いします。現在、学校では、新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル「学校の新しい生活様式」に基づき、マスクの着用や手洗い、換気など様々な感染防止対策を講じ、一定の制約がある中で学校運営を行っているところです。さて、読書活動は、子どもたちが言葉を学び、感性を磨き、表現力や創造力を豊かにしていくために、欠くことのできないものであり、読書環境の整備は大変重要であると考えています。国語科の授業では、「読書」に関する指導や学校図書館などを利用して、様々な本から情報を得て活用する活動を行っています。日常的な取り組みとして、小学校では週に1回、中学校では毎日、「朝読書」を行っています。そのほか、家庭での読書活動として、子どもと保護者が同じ本を読み、感想文を書くなど、「親子読書」を行っている学校もあります。また、学校では、長期休業前の貸し出し、図書館では、司書が学校を定期巡回し、読書環境の整備に関する助言を行うなど、読書活動を支援しています。さらに、学校の授業では、子どもたちが紙の教科書を中心に、デジタル機器も効果的に使用しながら学び、調べる内容に応じて事典やインターネットでの検索などを行っています。今後ますます教育のデジタル化は進むと考えますが、紙媒体か電子媒体のどちらか一方に偏るのではなく、それぞれの利点をいかして、読書活動を含め、教育活動全体の質を高めていくよう、環境整備に努めてまいりたいと考えています。

再質問 2番 坂田美香

ごみ収集と処理について、再質問いたします。昨年、3町の女性議員に声を掛け、しらかば清掃センター、しらかば最終処分場と、日を改めて富良野市のリサイクルセンターに出向き、視察させていただきました。富良野市のリサイクルセンターの所長は、市民の理解と協力を得ながら、35年その仕事をされてるといいます。本町においても様々な経緯はあると思いますが、環境への影響や、処理場の現状を考えると、数年後を真剣に考えなければいけないと思います。1点目ですが、可燃ごみシールを貼った袋に資源ごみやプラごみを混ぜて出す方も多くいます。集合住宅など、保管場所の少ない家庭や少人数家庭では、40リットルの袋にまとめてしまい、早く出したくなることもよく分かります。また、焼却時に燃料がかかるのだから、プラごみを入れた方が良いという方もいます。分別がきちんとされないと、焼却に適さないものが混ざり、焼却炉を傷めることにもなります。美瑛町では貝殻は不燃ごみになっていますが、どれだけの町民が不燃ごみとして出してるでしょうか。他の不燃ごみと合わせても、一般家庭ではそれほどあるものではなく、生ごみと同様の貝殻は早く処理したく、可燃ごみとして出したくなるのが現状です。生ごみが入ってる袋は重たくなり、高齢者にとっても負担になります。また、冬場の気温が低い時はシールが剥がれてしまうこともあります。平成4年からの40リットルと20リットルのシールはシール方式であったために浸透しなかったのではないでしょうか。指定のごみ袋で小さいものにし、色分けをすることで、分別の意識も高まり、何でも入れてしまうことを防げると思うのですが、伺います。2点目ですが、家庭用野外コンポストは冬場の使用が困難で、電動堆肥化機械は高額で維持費もかかります。しかも町のコンポストの助成の対象ではないですよね。私も20年近く前に購入したことがありますが、管理が大変な上、臭いも気になるものです。現在は改良されていると思いますが、一般的ではありません。富良野市ではごみ全体の30%以上である生ごみを一緒に処理できる袋に入れたものが収集され、堆肥化して販売しています。これだけでも30%の可燃ごみが減ります。ごみを埋める庭のある家庭ばかりではないのですから、コンポストの助成で生ごみを減らすのは限界があると思います。3点目ですが、紙おむつなどの衛生用品は収集や処理は簡単なものではありません。しかし、取り組んでいる自治体を参考にして検討することも必要だと思います。4点目ですが、美瑛町のごみ収集カレンダーは裏表の3分の2ずつが同じ内容です。表面をカレンダーだけにし、裏面を分別方法、記載することで、より細かく分かりやすく表示することができるのではないかと思います。どう処理して良いか分からなくて分別できず、可燃ごみに入れてしまうことも少なくなると思います。まず、現在、冬期閉鎖されているバスセンターにビン、缶も含めた通年利用できる資源ごみボックスを作り、保管に困る町民がいつでも利用できるようにすることはできないでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、再質問にご答弁をさせていただきます。大きな美瑛町のごみの体制といたしましては、ごみ処理に関しましては3町で行っております、大雪清掃組合がごみ処理基本計画を策定し、そして各町、美瑛町が一般廃棄物処理実施計画、町分別収集計画を定めて、ごみの収集、回収、清掃業務に当たっているところでございます。その中で、まず1点目の分別収集のあり方のご質問でございます。指定の色分け、端的に言いますと、ビニール袋の色分けをして、そこにごみを入れてもらって出していただくという形はいかがかというご提案と承っておりますけれども、まず現行方式で行っているところは先ほどご答弁したとおりでございまして、一つ小さいサイズの袋で試したところ、大きいサイズ袋に小さいサイズのごみ券が貼られてしまうことが多発したという、その経験を踏まえて、今の形をとらせていただいているところでございます。そして、それを回避するという意味で色分けしたらどうかということでございますけれども、こちらにつきましては費用対効果、ごみ処理に対する考え方をどうしていくのかというところに関わってくるのかなと思っております。つまりですね、色別のビニール袋、近隣の市町村でもやっております。そこを見ますと、近隣の町でいきますと、40リットル入りが100円、20リットル入りで50円、10リットル入りで30円、近隣の市ですと、40リットル入りで80円となっております。これは恐らく、色別のビニール袋を製造する、その時のコストがそのまま負担として返ってきてる値段かなと思っております。それに比べますと、美瑛町の現在のごみ券40リットル30円というのは、この色別のところに比べますと、3分の1程度のごみ処理の消費者側、町民側のコストに抑えられているというメリットはあるなという風に思っております。ただ、ここは考え方でございまして、町民の側、ごみを排出する側が安ければ良い、なるべくコストかからないでごみの処理ができれば良いという風な考え方に立つのか、あるいは、そこにかかるコストは高くても良いから、環境のため、将来のために、ごみの分別、適正、小さい規模での搬出もしていった方が良いんだという風に考えるかは、これは町民の皆さまの判断のよるところが大きいと思います。現在の形に固執する気はございません。より分別を進めて、より環境負荷の少ない行政を行っていく、そのためには、町民の皆さま方も、ご負担に答えていただく、負担に応じていただけるという理解が図られるのであれば、そのような形を進めていきたいという風に思っております。いずれにしましても、今、多くの皆さまからのご意見をお伺いして、美瑛町のごみ処理のあり方、計画をつくる時にどういう風につくっていくのかというところが大事なのかなと思って聞かせていただきましたので、より多くの町民の方のお考えを聞く、そういう機会をつくっていきたいと考えてございます。2点目のコンポストだけでは足りないというところでございましょうけど、ごみ処理の中で一番、一番ではないですけど、大変なところは生ごみの処理の仕方であろうと思います。ご指摘のとおり、可燃ごみに入れてしまうと重さが出てしまう、溜めたら臭いも出てしまう。逆に、生ごみの処理がうまく進めば、可燃ごみも少なくなりますし、臭いの出ない可燃ごみでありましたら、1番目のご指摘にもなりますけれども、時間かけて溜めていくこともできる訳でございまして、生ごみの処理というのが大きなポイントかなと思ってございます。そして、現在はコンポストへの助成ということで取り進めておりますけれども、先ほども答弁申しましたが、今年、段ボールコンポストの講習会を開催させていただきます。その予算を提案させていただいておりますけれども、お認めいただけましたら年に2、3回、段ボールコンポストの使用の仕方について、お話をさせていただく機会をつくります。そのことによりまして家庭内でも、臭いは少ないそうです。ほとんど臭いがなく、量も抑えられると伺っておりますけれども、そのような有効な段ボールコンポストの普及に、まず、新しく手をつけていきたいなと考えているところでございます。また、機械式の堆肥化の機械でございますけれども、こちらについての購入に助成をしている町村もあるということも承知しております。様々なごみ減量の形があろうかと思いますので、様々、多様な面から検討を重ねてまいりたいと考えております。3点目の紙おむつにつきましては、私も富良野の紙おむつ処理の工場を視察したことがございますけれども、私が行った時はさほど臭いもなく、ペレット化、うまく進んでるのかなと思いました。ただ、一方でそのペレット化した燃料をどのように使っていくのか等々の課題もあるということも聞いております。いずれにしましても、大きな製造コストのかかる施設、その設備を入れるだけでコストがかかってくるものでございますので、その面につきましては、慎重に検討させていただきたいと考えております。ごみカレンダーの件でございますけれども、表記を読んで分かりやすくするというご提案、またご指摘につきましては、真摯に受け止めをさせていただきまして、より見やすくて理解しやすく、そして分別の意識が高まるような内容に、これは常に見直しを図っていかなければならないと考えてございますので、今後とも、より分かりやすいごみカレンダーの作成に努めてまいります。年間通じての外部でのコンテナでございますけれども、先ほど申しましたとおり、除雪の面が少し課題になっておりますけれども、こちらにつきまして、町内の多くの方からもご指摘いただいてる面もございます。除雪の面から、今ある、今5カ所で行っておりますけれども、バスセンターのところが除雪の面から適してるかどうかは調べてみないと分かりませんけれども、除雪がしやすく、しかし、なおかつ年間通して資源ごみを回収できるような、屋外型のコンテナにつきましては、ぜひ開設する、設置していく方向で、場所ですとか、やり方について検討させていただきたいと思います。以上です。(「はい」の声)

再々質問 2番 坂田美香

前向きなお答えもあったと思います。よろしくお願いします。再々質問させていただきます。プラごみの収集日の5週目は3月が初めてです。まだあまり町民に浸透されていないため、今回の一般質問で、少しでも知ってもらえればと思って提案しました。この通告を出した後に、数年前の議会報を読み、八木副議長が同じようにごみ袋の件で一般質問をしていることを知りました。やはり高齢化や少人数家族、集合住宅で暮らしている方の生活では、少量のごみ袋で早く出したい方も多いと思います。40リットルにため込むのにずっとお家の中に置いておくのは、やはり不衛生だったりしますので、なるべくなら週2回の収集に間に合うように出したいと思ってる方もたくさんいると思います。ごみ問題は町民の暮らしに直結する大切な問題ですので、子ども達も環境問題について勉強しています。富良野のリサイクルセンターの所長さんも、講演に来てくれると言っていました。大人にもあらゆる機会を通じて啓発活動を行い、町民の意識を高めていき、リサイクル率を上げ、将来の方向性を考えてはいけない時期だと思います。最終処分場焼却炉の今後の費用の考え方についても、町民アンケートを取ったり、検討委員会をつくるなどして、そろそろ動き出しても良いのではないかと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、ご指摘を受け止めさせていただきます。ごみ問題といいますのは本当に、ご指摘のとおり町民問題、町民生活そのものに直結している問題でございますので、幅広い議論も必要ですし、町側、行政側からお願いをしたり、ある意味では、リードして導いていくような部分も必要になってくるのかなと思っております。先ほど答弁させていただきましたけれども、とにかくコストが安ければ一番良いんだという考え方か、あるいは環境のためにコストをかけていくんだという考え方、全くそのどちらを選ぶかによっては方向が変わっていきますので、美瑛町のごみ処理の仕方がどうあるべきなのか、広範囲な皆さまの議論を重ねていきたいと思っております。また、最終処分場などの議論につきましても、ご指摘のとおりでございまして、もう遠くない将来、避けて通れない議論でございますので、なるべく早く、現状のこういう状況にあるということを情報公開をして、であるから、町民の皆さま、どう考えていきましょうか、というような議論をこちらからもお願いして、そこを考えていただき、町民の方と一緒になりまして、ごみ処理のあり方を検討していく、そういう機会が設けなければならないなと思いながら聞かせていただきました。プラごみの5週目の回収についてご指摘いただきまして本当にありがとうございます。こちらにつきましても、プラごみ5週目飛んでしまうと溜まってしまうんだよっていう、これも生活実態に根差した、町民の方からの声を受けまして、改善させていただいたところでございます。このように、一つずつ町民の方から声を上げていただきまして、できるところから改善を図り、町民の皆さまの意識の高揚も合わせて図らせていただきながら、共に、今後ともごみ問題について考えさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(「はい」の声)

再々質問 2番 坂田美香

小中学校の読書環境についてお伺いします。最近読書の大切さや、体験談の本を数冊読み、色々な効果があることを改めて知りました。効果が証明されるものではないのですが、野球部の朝練習をやめて、読み聞かせの時間をつくった高校が試合成績が良くなったとか、授業前の読書により集中力が上がり、成果が良くなったなどがありました。興味のある本なら読み進めることができ、また、関連する本も読みたくなります。自分に置き換えることにより、疑似体験ができたりもします。私たちの一年はあっという間に過ぎてしまいますが、子ども達の一年はとっても大切な時間です。国家資格でもある司書さんが、定期的に各学校を回って読書活動の支援をしているとは思いますが、色んな経験ができない今、たくさんの本を読む機会をもっとつくってあげてほしいのです。図書館の読み聞かせもよく行かせてもらいますが、たくさんの子ども達が保護者と一緒に参加していますし、ボランティアさんが、色んな工夫をしてくれて楽しませてくれています。しかし、そこに来る子は限られているので、学校でもたくさんの本をいつでも読める環境を整備していただきたいと思います。運動等も工夫しながら行っていると思いますが、この中ストレス発散できず、家の中でわがままが出てしまう子ども達もいます。朝読書は心を落ちつかせるために大切な時間だとも言われているので、小学生も週に1回ではなく、毎日時間をつくることはできませんか。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

坂田議員の再質問にお答えを申し上げます。1回目の答弁で申し上げたとおり、私も坂田議員と同じように、読書、本を読むことは非常に大切なことだという理解しております。それぞれ答弁書では書かせていただきましたが、学校の中では授業の中で、特に国語科の中では、発達段階に応じて、それぞれ読書活動についての指導がされているという風に私も理解しております。小学生の時期に色んな良い本に出会うと、やはり興味がわいて本を読んでみようという風な気にもなりまして、中学生になると、それを生かして色んな調べ学習をしたり、自分の考えをまとめたり、人との意見の違いを、その本の中から取り出して、様々な将来につなげる、そんな風なことも考えられますので、本を読む、読書をするということは非常に生活の中でも、有意義な活動ではないかという風に思っております。読み聞かせの話がありまして、今コロナ禍でということで、中々その学校の中でも読み聞かせが令和2年度については中々できない、それから図書館については大分時期遅れましたけども、工夫しながら子ども達に読み聞かせをしているっていう実態でございます。また、学校によっては保育所の子どもが、低学年の子どもに児童会の子ども達が、高学年の子ども達が読み聞かせをするような学校もありますし、中学校では先生がお勧めの本を学校の図書館、図書室の前に出して、こんな本先生読んでますよっていう風な取り組みをしている学校もあります。色んな機会をつくって、子ども達に本に触れるというような機会をつくっております。また、色んな環境整備の中で、数年前から各学校に市街地3校は週3回ですが、図書館司書、図書司書っていう方をそれぞれ各学校の図書館に来ていただいて、子ども達の読書環境の支援を行っておりますし、学期ごとですけども、図書館司書の資格を持つ専門職員が各学校訪問して、それぞれ図書司書の先生と協議しながら、子ども達の読書環境の整備に色んな支援を行っている、そんな取り組みをしているところです。色んな取り組みの中で子ども達がコロナ禍の中、運動も思うようにできず、部活動も思い切りできない、それから合唱など音楽の時間、声も出して歌も歌えない、そんな中ですけど、やはり静かに本を読む、そんなこともできる時期かと思いますので、色んな場面、機会を通して、それから子ども達も含めて保護者も、家庭での保護者が本を読んでいる姿を見て、子どもがやはり自分も本読んでみようかなっていう、そういう気持ちにもなると思いますので、それも含めて、色んな啓蒙活動も含めながら学校の中でしっかり読書活動をしていくという風に考えております。以上です。(「はい」の声)

再々質問 2番 坂田美香

再々質問です。家庭でも親が読んでいる姿を見せるのはとても大切なことだと思います。あと授業前の先生も忙しいと思いますが、朝読書の時間に生徒と一緒に本を読んでる姿も見せていただきたいと思います。最後に、教育のデジタル化が進む中、今後、読書活動の予算や時間が減らされることはないかお聞きします。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

ちょっと先に答えてしまったような感がありますけども、家庭でのね、坂田議員おっしゃったように、やはり、私も家庭で保護者が、最初の答弁で申し上げましたとおり、親と子が一緒に本を読んで感想文を書いたりということもありますので、やはり家庭で保護者と一緒に本を読んだりっていうのは大事なことだと思いますし、令和元年度の全国学力・学習調査の中で読書は好きですかっていう答えでは、美瑛中の子ども達、小学生、中学生も全国に比べると好きですと答えてる子が多いので、やはりそんなところも活かしながら読書環境をしっかりと整備しながら、子ども達が本を読めるような、先生方も先ほど申し上げましたが、極力そういう読書に関する色んな情報を子ども達に出し、自分で考えてもらい、また、本を読むということは良いことだよ、素敵なことだよっていう話もしながら進めてくれていると思います。その中で読書活動が広がっていければと思います。ちょっと漏れたとこありましたか。はい、今後色んなデジタル化が進む中で、最初に申し上げましたとおり、情報っていうのはやはり、インターネット等々でとれる情報簡単な情報もありますが、自分で本を開いて捲ってみて得られる情報も確かに多くあると思います。両方を使い分けながら、やはりデジタルではデジタルという風に、紙媒体であれば紙媒体で考えながら、デジタル、アナログ両方使い分けた中で、そういう読書の時間等が削減されないような、そんな毎日の学校生活を送れるような、そんな風にしてまいりたいと考えております。

出典:美瑛町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる