みんなの議会

美瑛町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日

町立病院の経営改革について

2020年3月12日、美瑛町議会の一般質問で、保田仁議員が「町立病院の経営改革について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
保田仁 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 保田仁

はい、一般質問に先立ちまして、新型コロナウイルス対策につきましては、職員の皆さまは、今までに経験のない中、手探りで堅実に対応されていることに対しまして、大変ご苦労さまでございます。職員の中には、定年退職間際に老体に鞭打ちまして休日返上で相談対応業務に当たっている職員もいらっしゃると聞いております。私も、定年退職を経験した者の1人として、敬意を表するものでございます。いずれにいたしましても、悪いウイルスはストレスや疲労、免疫力が低下した体を好んで忍び寄ってくるものでございます。体調を整えまして、くれぐれもストレスや疲労を残さないように、町民のために業務に当たっていただきたいなとそんな風に思っております。それでは、1番保田仁、質問方式、時間制限方式、質問事項、町立病院の経営改革について。厚生労働省は、美瑛町立病院を含む全国400カ所以上の公立・公的医療機関について再編統合等の検討を求めるとして、「再検証要請対象医療機関リスト」を唐突に公表しました。しかし、このリスト公表は医療過疎地域に暮らす住民に過度の不安を与えかねず、極めて危険であるとの観点から、容認することができないものであると考えております。そういった状況の中、町立病院の経営状況につきましては、年々減少を続ける患者数の影響から医業収益の減収が深刻な経営悪化を招いており、経営改善の効果を期待して平成28年度から導入された療養病床も、その効果は限定的なものとなっています。その主な要因が町内人口の減少や相次ぐ診療報酬の引下げによるとの見方から、一医療機関だけの努力では改善は難しいとの判断もあります。しかし、平成29年3月に町立病院が策定した「町立病院新改革プラン」の基本方針にも掲げられているとおり、心のこもった医療、信頼される医療や予防医療を提供し、地域とのふれあいを大切にするとともに効率的で健全な病院運営に努め、それを持続することが重要です。それには、経費節減や効率的運営は勿論ですが、「かかりつけ医」の機能を充実させることで、日常的な健康管理や診療、町民の病気予防や健康増進、病状の早期発見と適切な治療が期待できることから、今以上に町民の信頼に応えられる町立病院への転換が図られ、経営改善の糸口が見つかるのではないでしょうか。そこで、町長が描く町立病院の将来像についてと、経営改革に係わる次の3点について考えをお伺いします。(1)国は「新公立病院改革ガイドライン」において、民間的経営手法の導入による経営改革として、①地方独立法人化(非公務員型)、②指定管理者制度、③民間譲渡、④診療所化等の選択肢を検討するよう求めているが、どのように考えているか。(2)「かかりつけ医」としての機能を充実させ、町民の信頼に応える医療サービスを提供するため、医師が率先してホスピタリティーの向上に努め、院内をまとめていく取り組みが必要ではないか。(3)町民からの要望が多い小児科診療については現在休診の状態だが、その再開についてどのように考えるか。質問の相手は町長です。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 角和浩幸

1番保田議員さんの1点のご質問にお答えをさせていただきます。また、冒頭、町職員の働きに労いの言葉をいただきまして本当にありがとうございます。職員、超勤もございますし、休日出勤もいとわずに出て、今新型コロナウイルス感染防止拡大に全力で当たっております。ぜひご協力ご支援いただきますようお願いいたします。ご質問事項、町立病院の経営改革についてお答えをさせていただきます。昨年の9月27日、厚生労働省による病院再編を目的とした「再検証要請対象医療機関リスト」が新聞各紙で発表されました。統廃合を促すその内容は、画一的な基準のもと、医療にかかるコストだけに的を絞ったものであり、美瑛町にとっても到底容認できるものではなく、いたずらに不安を与えるものでした。地域の公的病院である美瑛町立病院は、「不採算」を承知で医療提供体制を堅守することが使命だと考えています。しかしながら現状では、医師の不足、国による診療報酬の引下げ、介護保険制度の活用や高度化した健診制度が結果として患者数の減少を招く等、多くの外的あるいは内的要因により経営面では大変厳しい状態にあります。1点目につきましては、示された全ての選択案について一長一短があり、地域の人口が減少していく中で、町民の皆さまが安心できる医療を確実に提供していくために、利用状況の調査や利用者の声をしっかりとお聞きし検討する必要があります。いずれにしましても民間的経営手法の導入が拙速とならないよう、慎重な協議を進めた上で判断してまいります。2点目につきましては、就任直後より病院開設者である町長として、管理者である院長と経営面も含めた全般について協議する場を継続して設けております。今後も「かかりつけ医」としての機能充実、医師が率先するホスピタリティーの向上等にしっかりと努めていけるよう、町として当然のことながら協力と支援を行ってまいります。3点目につきましては、学童健診や外傷治療など、小児科専門医でなくとも可能な部分は町立病院でも対応しております。専門性が求められる小児特有の容態急変への即応、訴訟リスクが他診療科に比べて格段に高いこと等を理由に、小児科専門医師は全国的にも、美瑛町が含まれる上川中部医療圏においても極端に少ない状態であり、改めて招聘する場合には、医師の交代が可能な複数人での確保が前提となるため極めて難しい状況下にあります。しかしながら、町立病院は町民の皆さまを守るための医療の砦として、関係する医療機関との連携を深めながら一層の充実に努めてまいりたいと考えています。以上でございます。

質問 1番 保田仁

保田です。まず1点目の質問についてですけれども、厚生労働省は平成27年3月に新公立病院改革ガイドラインにおきまして、美瑛町立病院のような一般病床、それから療養病床の病床利用率が過去3年間、連続して70%未満の病院については、病床数の削減、診療所化、再編ネットワーク化、経営形態の見直しなどの抜本的な計画を検討すべきだとしております。このような経営形態の見直しでは先ほど一般質問したようにですね、地方独立法人化、それから指定管理者、それから民間譲渡等のような民間手法の導入による経営改革の選択を強く迫っている状況であり、そのタイムリミット、選択のタイムリミットがですね、今年の9月までというようなことでした。しかし、全国の自治体からの反発が強く、そのリミットが先延ばしているようですけれども、それでも2年後3年後とかそういったところまで延びるとは考えられないというようなことだと思います。私は、町立病院のような公立病院の担うべき役割であるへき地医療、救急医療、小児科医療などの不採算部門の医療につきましては、民間医療機関では担えないと思っておりますし、また、一時的に担ったとしても不採算部門の切り捨ては間違いなく断行されるであろうと、あげくの果てには撤退をすると、そんなようなことも予想されますので、これは町民が安心して受診できる環境を整え、良質で安心・安全な医療サービスを提供することという町立病院の役割が損なわれてしまうと、そんな風に思っております。そこで現状において、その不採算部門を収益性の高い医療部門でどうやってカバーして守っていくのか、町立病院として存続をするための努力が不可欠ではないかと思っておりますし、地域医療、特に不採算部門の医療は地域住民が支えていかなければならないと、そんな風に思っております。一点目の質問のとおりですね、国は近い将来、民間的手法の導入による経営改革などの選択を求めてくるに違いなく、その前にですね、町立病院の将来像をしっかりと描いておく必要があると思っております。ここで再度、町立病院がどうあるべきなのか、町長が描く町立病院の将来像について、町長の考えをお伺いをいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、国からの意向、その他ございますけれども、その中でも町立病院、地域の中核の公立病院として議員がご指摘いただきました、不採算部門でもやっていくんだという気概を持った診療行為それに当たっていくそれが使命でだろうということは、私も全く同感でございます。その町立病院の機能をこれからも果たしていきたいという風に思っております。ご指摘いただいてます民営化につきましては、民営化を含む、様々な手法につきましてでございますけれども、例えば、地方独立法人化につきましては、運営の透明性を図られるかもしれませんけれども、管理者の権限が大きくなっていくことによりまして病院の統廃合などの判断も委ねられてしまうようなところもございますので慎重にならざるを得ませんし、指定管理者制度ですとかを含む、また、民間委託、民間移譲につきましても、今申したように不採算部門への手当てがどうなるか、不透明である採算部門しか見ない、あるいは採算が合わなければ撤退するという、一般的な心配がそれはもう常についてまいりますので、こちらの方も考えにくい状況にあるかなという風に思っております。そういう中では、議員がご指摘、国からもご指摘あるように、診療所を含む設置のあり方というのはどうなんだということに話はそこにいくのかもしれませんけれども、現状としましては、1点は病院の本体の建設に係る公債費の償還がまだ残っておりますので、実際に何か大きくやろうと思ってもできないっていうのが前提で現状でございます。そのことを省いておいて、じゃあ将来どうしていくんだということになったときにベッド数はこれから今の現状を頑なに守るのかと言われれば、もしかしたら、ここを減らしていくという選択肢は技術論的にはあるかもしれません。ただ、ベッド数を減らした場合には、交付税の算定基準もございますし、減ったから経費が下がる、でも、入ってくる交付税措置も下がってしまって結局マイナスが大きかったというようなことになってしまっても、これは本末転倒の話になってしまいます。そのあたりの数字的なものもきっちり精査しなければなりませんし、何よりベッド数がどうであるのか適正であるのかっていうのは、私たちもですけれども、病院運営審議会もございますし、議会議員の皆さま、町民の皆さまがどう判断するのかという大きな議論の中で方向性が出ていくものだと考えております。町民の皆さまの意向に沿うように、町民の皆さまのお立場とともに立って、今後も町立病院の運営に当たってまいりたいという風に今は思っております。(「はい」の声)

質問 1番 保田仁

1番保田です。えーとですね、いろいろ苦慮している状況は町長のご答弁からですね、お察しすることができます。いろいろ病院運営審議会ですとか、あとそれぞれの団体それから町民の意見をよく聞いて選択し決断していただけるということですけれども、それで1点目のですね答弁に対する部分でですね、利用者の声をしっかり聞くと、ということで書かれておりますけれども、どのような方法で聞こうと考えているのか、そして、その時期はいつ頃なのかというところですね、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

利用者の声をお聞きするというのは日常的な診療行為の中ででも行っておりますし、いつでも受け付けてまいりたいなという風に思ってます。また、病院運営審議会も町民の方の代表の場でございますので、それぞれの委員さんが利用者の方、町民の方の率直な意見を持ち寄って話し合っていただいている場であろうという風にも認識しておりますので、そのような場を活かしながらでも、なるべく広範囲な利用者の方、町民の皆さんの声を集めていきたいなという風に考えております。(「はい」の声)

質問 1番 保田仁

はい。それではですね、分かりました。経営改革の時期、経営改革の判断時期ですね、今状況的には待ったなしの状況だと思っておりますが、今年の9月タイムリミットという風に入れてましたけども、それが先延ばしになるということではあるようですけれども、近い将来に判断をしなければならないというところで国が迫っているというところだと思いますけれども、答弁の中でですね、慎重な協議を進めた上で判断をするとのことですけれども、先ほどのご答弁と重複するかもしれませんけれども、協議の進め方といつまでにその判断を出そうと考えているのか、そこら辺をお伺いをいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

重ねての答弁になってしまっては恐縮でございますけれども、広範囲な方々のご意見を参考にさせていただきながら進めていきたいと思っております。ただ、示されている具体的な案件につきましては、先ほど申したとおり、検討に値するというか検討できる内容のものというのが非常に少ない独立法人化ですとか、または民営化含めて、もう前提としてそこの話には乗れないだろうというような中で、ではどうしていくのかといった時に、形というよりは、病院内のあり方、医療サービス、あるいはコストの削減、そういうようなところから判断していく、手をつけていくという形になるのかなという風には思っております。現状が良いとは思っておりません。できるところから改善を進めて、より町民の皆さまに安心される町立病院にしていきたいと思っております。(「はい」の声)

質問 1番 保田仁

1番です。経営改革につきましては、今現在町立病院にも職員が大勢いますし、町営で町立でやっていくというところでいけばですね、その民営化ですとか譲渡ですとかっていうことになりますとですね、職員の方もですね路頭に迷うだとか、そういった部分も発生してはやはり困るのかなと、同じ町民として困るのかなという風に思っておりますので、そこら辺も考慮をいただきたいなとそんな風に思っております。2点目についてなんですけれども、町民の町立病院に対するホスピタリティーの評価につきましては、いろんな意見がございます。良い意見、良い話もあれば悪い話も多々あります。それは当然のことだと思いますけれども、そういった町民の生の声をですね、病院運営のトップである院長に伝えて改善を促すことは大変重要なことだと、そんな風に思っております。そのことが病院に町立病院の基本方針にも掲げられているとおり、心のこもった医療、信頼される医療が実現するものとなります。そして経営改善にもつながるのだと、そんな風に思っております。そこで再質問ですけれども、昨年町長就任以来、委員長との病院運営に係わる協議を定期的に実施しているという風に書かれておりましたけれども、どういった内容でどういう協議を、どういう効果が生まれているのか、かいつまんでお伺いをいたしたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

委員長との会談でございますけれども、ほぼ月に1回、時間をつくっていただき、こちらもつくり、一時間前後、お話をさせていただいております。世間話から始まり、ただ、もちろん病院の現状のここはちょっと不都合な、ハード面でここが改修してもらった方が助かるだとかより使いやすくなるなというようなお話から、結論が出た話ではないです、もう本当に色んな話の中、例えばベッド数、先ほど申しましたけれども、ベッド数どうなんだろうねっていう話、だからといって減らす減らさないっていう前提ではないです。そういうような一般論でどうなんだろうと病院のあり方、どうしていこうというような話も含めて、毎月1回1時間以上も含めてお話をさせていただいております。私たちの方から病院にお願いしたい事項もございますし、病院現場で困ってる部分、不足している部分等もいっぱいあります。それを意見交換することで、双方が情報を共有できますので、より一体感のある町立病院の運営に進んでいけるのではないかなという風に期待をしているところであります。(「はい」の声)

質問 1番 保田仁

保田です。経営者側である町長とですね、運営者側である院長とそういった形で情報交換したり、意思疎通をしてるっていうことはですね、大変運営に対しても有効なことなのかなとこんな風に思っておりますし、町民の生の声が中々院長には伝わりづらいということをちょっとちらっと聞きましたけれども、そういった声もですね、伝えていっていただければですね、より良い運営ができるのかなとそんな風に思っております。そしてですね、かかりつけ医というところですけれども、かかりつけ医としての機能の重要性につきましては、ホスピタリティーの向上とともに信頼される医療を実現するためには欠かすことができない機能だと思います。そこで町長と答弁にありますとおり、町としてそのことに対して協力と支援を惜しまないというような書き方だと思いますけれども、具体的にどのような協力支援をしていきたいと考えているか、お伺いをいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

まず1点、答弁がちょっと足りなかった部分がございまして、町民の声が委員長に届かない、届くというお話でございますけれども、先ほど申したとおり日常的な患者さんとのやりとりも含めて、院内にご意見箱を設置してそこからご意見いただいたりホームページでも、ご意見をいただくというようなルートもございますので、様々な手法を通じて利用者の皆さまの声を委員長の耳に届いているとは思っておりますし、私も今申しました会談の場で耳に入った話がありましたら、率直に委員長に伝えていきたいという風に考えております。またホスピタリティーの向上策につきましてでございますけれども、病院の中にサービス検討委員会という委員会がございます。これまでも設置済みであったそうなんですけども、中々活動が休止していた委員会だそうでございますけれども、昨年7月から再度このサービス検討委員会を医師、先生が委員長になりまして、月1回のペースで病院内のサービス向上どうしてば良いのかということを、医療スタッフの皆さん含めて検討を開始していただいているところでございます。私も中間報告的に事務職の方、医療職の方が率直にどう考えてるとか、どういうところに問題があるのか、そういうアンケート調査をして、それをまとめて今後どうしていこうというような資料づくりもなさっていただいております。このサービス検討委員会の一定の結論が出てまいりましたら、それに沿った形で役場として町として、支援し協力し、ともにサービスの向上に努めていきたいと考えております。(「はい」の声)

質問 1番 保田仁

はい、サービス検討委員会ですね、昔あったような気がします。私もいましたので。それが再開してですね、より良い方向にですね町立病院が向かわせようという意気込みを強く感じましたので、今後ともですね町民に信頼される医療を提供できるように、今も信頼されているんでしょうけども、今後一層ですね、信頼される医療が展開されるのかなとそんな風に思っております。ここでですね、町立病院で研修を受けた整形外科の研修医のですね研修後のですね、コメントなんかがですねちょっと耳に入っておりますので、ここで紹介しますけれども、地域医療はもちろん大学病院とは違う。地域医療において最も大事なことは人と人とのつながり、大学病院では、疾患に対して全力で治療が行われるし、それを求める方が集まる場所である。しかし、美瑛では患者のニーズに合った治療を最良としていた。農家が多い美瑛では収穫イコール生活となってくる。収穫はいわば1年を生きていく上で、必要不可欠なものだ。例え持病のヘルニアが悪化しても、機械で指を怪我しても休むことはできない。美瑛町立病院の先生方はそういったことを十分理解した上で、最善の治療を行っていた。患者の背景を理解して行われる医療にとっても温かいものを感じた、といった感想がですね、整形外科の研修医の先生ですかね、この方、何年前に来られた方かちょっと分かんないんですけど、が感想を述べられて、いうことで、当然これがホスピタリティーの所以だと思うんですけれども、是非、患者は弱いものでありますので、ぜひ患者に寄り添った医療の充実に対して、町としての協力支援をお願いをしたいと思っております。続きましてですね、最後に3番目について小児科医療の関係ですけれども、質問をさせていただきます。小児科の医師ですとか小児科診療についてはですね、減少については、その医療行為が非常に忙しいと、そしてまた難しい割には収益につながらないとの理由などからですね、医師不足ですとか小児科診療を行っている病院が減少を続けているのは事実であるという風にあるようです。大変難しい問題だと思います。小児科医療というのは大変難しい問題だと思います。しかし、地域医療、特に不採算部門である小児科医療を担うのも、町立病院の役割であることは間違いないと、そんな風に思っております。町内におきましては、共働きの若いご夫妻や移住してきた夫婦からの要望が特に多い状況だと思います。これは今後の本町のまちづくりとして、子育て支援や移住定住対策に大きく貢献できると期待しているところでございますし、そういった不採算部門に対する一般会計の繰出金についても、交付税措置なんかもあると思いますし、町民の理解が得られやすいと思います。ぜひ小児科の再開を真剣に検討していただくようにお願いをいたします。これを最後に、この質問で終わりたいと思います。よろしくお願いをいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、まずあの、研修医の方の温かい感想だなと、記していただいたなと感謝したいような気持ちであります。整形外科ということでございますけども、整形という科目だけでなく、美瑛町立病院全体が同じような思いを持って患者に寄り添った、治療行為ができるように、ともに努めてまいりたいと考えております。一方で小児科のご質問でございます。町内からの要望、子育て世代の方々の要望が強いというのは重々承知しているところでございます。ただ、できるものならば、設置していきたいという思いを持っているのも、議員と同様でございます。ただ、先ほど申しましたとおり、町立病院で小児、子どもたちの病状が急変する等々いろいろな問題がある中で、現実的に町立病院が小児科を新たに開設しようとしますと、常勤の小児科医3人が必要であるという風に聞いております。私も町長就任以降、小児科できないのかい、どうにかなんないのかいっていうことは、病院側とも協議してきたんですけれども、やはり、この常勤医3人確保というところがやりたくても現実的になかなか難しい、大きな壁として立ちはだかっているっていうのが今、持っている率直な感想であります。そこの部分が中々クリアできないとはっきりと責任を持って今お答えすることはできないんですけれども、大変強い要望があるというのも私自身も色々お話を聞きますし、皆さまからも聞きますので、小児科の要望があるのは承知をしております。一つ一つ課題をクリアする中でできるところに手をつけてまいりたいと思いますが、現状、医師の数というところの問題からは、前向きなお話ができないのは申し訳ないなという気持ちでおります。

出典:美瑛町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる