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美瑛町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月9日

町職員の働き方改革について

2019年12月9日、美瑛町議会の一般質問で、保田仁議員が「町職員の働き方改革について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
保田仁 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 保田仁

番号1番保田仁、質問方式、時間制限方式、質問事項、町職員の働き方改革について。質問の要旨、今、国では民間労働者の「働き方改革」が推進されており、女性や高齢者を含めた国民すべてが活躍できる、一億総活躍社会の実現を目指し、少子高齢化による労働力人口の減少を食い止め、労働生産性を向上させていくための取り組みとして、平成28年9月に働き方改革実現会議が設置され、翌年3月には「働き方改革実行計画」において「同一労働同一賃金の実現」、「長時間労働の解消」、「高齢者の就業促進」などが決定され、昨年の国会で働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律が成立したことにより、本年4月から順次施行されることとなりました。一方、地方公務員の「働き方改革」では民間労働者と同様の改革が進められており、本町においても「人事評価制度」や「時間外労働の上限規制」の取り組みがすでに実施されており、「会計年度任用職員制度」については来年4月からの施行を目指し、条例の整備等が進められている状況であると認識しています。町長は、町職員の働く環境や労働条件について「職員一人一人と話をすることで、労働環境や待遇などについて風通しの良い職場づくりに努めたい。」との認識を示しており、執行機関の長として職員のメンタルヘルスを含めた働き方の実態把握とその改善に、積極的に取り組む姿勢を強く感じているところであります。しかし、時間外労働の実態については、職員組合青年部が今年初めに組合員に対して実施した「時間外勤務点検調査」において、人員不足や業務量過多、長時間のサービス残業が、課・係毎に偏在する現状を訴える声も聞かれたことから、長時間労働の是正等の課題解決のために早急な対応が必要だと考えています。また、会計年度任用職員制度については、平成29年5月に地方公務員法及び地方自治法の一部改正により法制化され、本町においては今定例会に条例制定の提案がなされることにより審議が開始され、来年4月からの施行を目指しているものだと認識しています。改正法では、臨時・非常勤職員等が地方行政の重要な担い手と位置付けられている中で、適正な任用・勤務条件の確保、給料・手当等の支給規定などの改正が行われたことは、在職中の職員の処遇が現行よりも改善されるとの期待感もあります。しかし、今懸念されることは、民間労働者が労働契約法改正に伴い平成30年4月から適用されている「無期転換ルール」により、非正規から正規雇用化への流れが進んでいるにもかかわらず、それに逆行してこの制度が「会計年度」1年を単位とする有期任用の職員制度として、いわゆる非正規の公務員を適法化することになるということです。そして、任期の定めのない常勤公務員(職員定数条例に規定する一般職の職員で、以下「常勤公務員」という。)の代替として、非正規の公務員を採用しやすいように制度がつくられているのではないでしょうか。もし仮に、本町においてもこの制度が条例化され、常勤公務員の代替として会計年度任用職員が増加することになれば、公務員が提供すべき行政サービスの質が低下する恐れがあると考えられます。以上のことから、次の3点について伺います。(1)「職員一人一人と話し合い、風通しの良い職場づくり」とは、具体的にどのような手法で何時から実施しようと考えているのか。(2)人員配置、業務分担等の見直しによる業務バランスの改善を含めた、組織・機構改革を実施する考えはあるのか。(3)常勤公務員の代替として会計年度任用職員を配置するとすれば、行政サービスの質の低下を招く恐れがあると考えるが、この制度をどのように運用する考えなのか。質問の相手は町長です。よろしくお願いします。

答弁 町長 角和浩幸

1番保田議員のご答弁申し上げます。質問事項は、町職員の働き方改革についてでございます。町職員の働き方改革については、本年4月に施行されました働き方改革関連法に伴い、本町におきましても長時間労働を是正するため、時間外労働の上限規制を実施し、効率的な業務の取り組みを進めております。1点目につきましては、私自らが積極的に各課に出向き職員と向き合うことで、職員とのコミュニケーションを図り、個々の考えを理解し、尊重し合える職場環境の構築について既に取り組んでいるところでございます。また、本年から人事評価制度の見直しを行い、職員個々の職務の状態、勤務環境、異動の希望、今後の目標などについて職員の面談を取り入れ、職員が置かれている状況や抱えている課題などに対する理解を深めつつ、私の目指すビジョンの共有などにより、より良い職場環境づくりと効率的な業務の運営に努めているところでございます。2点目の組織・機構改革の実施については、本年度の町政執行方針の中で町政運営に当たっての基本的な考え方として、判断主義、現状把握と分析、先例踏襲からの転換や町民の皆さまとの対話を通じた効果の高い政策の形成、提案などの取り組みについて申し上げましたが、この取り組みを確実に進めるため、各課における現状の人員配置や業務内容を検証し、より効率的で効果的な組織・機構づくりに取り組み、良質な町民サービスの提供に努めてまいりたいと考えております。3点目の会計年度任用職員制度の運用についてですが、本町における会計年度任用職員制度の運用においては、現在雇用しております非常勤職員の業務内容を検証し、次年度以降、必要となる業務に対して適切に会計年度任用職員を雇用、配置するべく取り進めているところであり、制度の運用に当たっては、議員が指摘されるような常勤公務員の代替として会計年度任用職員を配置する考えはなく、多様な人材が多様な働き方で活躍できる環境づくりを行うことは、本町の持続的な発展にとって重要であると考えています。以上でございます。(「はい」の声)

再質問 1番 保田仁

はい、それでは1点目について再質問をさせていただきます。町長がですね積極的に役場の各課に足を運びまして、職員と対応して交流を深めているというところは私も伺っておりますし、広報紙等でもですね、町民に広く知ってもらっていると、そんなふうに思っております。町長はですね、職員からの好感度も高くてですね、職員も話しやすいと、そう思いますけれども、職員がですね自分の内面ですとか、職場の実態を本音で話すということはですね、とても勇気の要ることだと思います。そして町長がですね、各課を回り職員全員と等しく話し、言葉を交わすことはかなり時間も必要だと思いますし、業務中に庁舎内外を含めまして、全ての課を回っていることはですね、かなり苦労のすることなのかなとそんな風に思っています。町長は答弁の中でですね、人事評価を制度を見直し、職員の状況や課題に対する理解を深めるために、職務の状態、勤務環境、異動の希望、今後の目標などについて職員との面談を取り入れているとおっしゃられておりましたが、今後、今現在ですね、町長自らがですね、全ての職員一人一人とですね、面談をしているのか、そしてこれからもそれを毎年続けていくおつもりなのか、その点についてお伺いをいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、冒頭、保田議員過分なるご評価いただきまして誠にありがとうございます。まず、面談でございますけれども、実は私は本当に職員の方一人一人と面談する方策を一時探りました。ただ、時間的な制約でちょっと難しいのではないかということもございまして、今回の人事評価を通じた中でのそれぞれの方の現状把握という形をとらせていただいたところであります。お一人お一人例えば昼休みに来ていただいて、面談させてもらうとか、終わった後の時間とかいろいろ考えたんですけれども、中々、こちらの負担はいいんですけれども職員の方の負担もあるし、また全部でどのぐらい時間かけて終わるのかちょっと計算しただけでもかなりな、日数がかかるということもございまして、この方式をとらせていただきました。ただ、この中で、これまで異動希望ですとか、将来に対する思いというのはあまり正式な形では聞き取りはなかったというふうに聞いておりますので、その辺りを所属長の方が、各課職員の方々から直接お話を聞く中で、それを私がまた所属長からもお聞かせいただくことで、風通しの良い役場環境、労務環境を築いてまいりたいと考えております。今申しましたとおり、一旦はちょっと個別面接を考えたんですけれども、事実上物理的に時間がちょっと難しいなという判断に今なっておりますので、新しい試みでございますのでこの人事評価制度をまず、させていただきまして、その中でまだなお、私が一人一人お会いした方が良いよということであれば、また次の手を考えていきたいと、今はそういう風に判断しているところであります。(「はい」の声)

再質問 1番 保田仁

はい、なかなか難しいことだと思いますが、ご努力いただいてるということで理解をしております。その中でですね、人事評価制度の中で面談を考えているというようなことも言われておりましたけれども、個人個人、個人職員個人個人のですね、意思、要するに、異動の希望ですとか、今後の目標ですとかそういった部分というのはですね、やはり職場の上司である係長ですとか、課長がまず把握をするということは重要なことであって、いきなり町長にですね、こうしたいああしたいという部分を直接伝えて職場との上司とのですね、情報の共有がなければうまくいくものではないと、そんなふうに思っておりますし、また、メンタル面ですね、自身の職員の自身のメンタル面の問題についても、職場の職員の内面の異常というのを把握するのはですね、やはり直近の上司ですとか課長ですとか、そういった人たちがですね、先に把握をしてですね、早期にメンタル面の異常を確認をして対応していくっていうのが、1番その職員さんの負担にもならないということですし、1番先に改善をできるといったところでそういった各課のトップがですね、の役割が重要だなと、各課のトップとそれから町長等の理事者がですね、それを理解して情報共有をしていくというのが1番その職員のためになるのかなと、そんなふうに思いますので、各課の話し合いですとかそういった部分を奨励して、今後もどんどん進めていけるようなですね制度づくりをですね、今後もしていっていただきたいなとそんなふうに思うということでございます。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、貴重なご意見だなと伺わさせていただきました。もちろん、職員経験もお持ちである保田議員の率直な考え方でございますので、大変、心して聞かせていただきました。この人事評価制度の面談、もちろん所属の所属長、課長が各課員に対して行うという形を今想定しております。一義的に所属長が自分の中の課の課員の皆さんの状況を把握していただいて、よりスムーズな業務の執行に当たっていただくというのが狙いでございます。そして各所属長さんが把握されました情報の中で、私にも情報上げていただいて共有をして役場全体の中の把握に努めてまいる、そういう形態を考えております。繰り返しですけれども、まずこの形で進めまして、さらに改善点がありましたら各機関からもご指摘をいただいて改善を努めてまいりたいと思っております。(「はい」の声)

再質問 1番 保田仁

はい、風通しの良いですね職場づくりに努めていただきたいなとそんなふうに思っております。それでは2点目の再質をさせていただきます。組織改革の時期はいつ頃を予定をしているのか。その時にですね、広く町民の意見ですとか、職員の意見を聞く意思、考えはあるのかと、その点でございます。よろしくお願いします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

現状ですけれども、業務的に非常に繁忙な部署ございますので、そういう部署の負担軽減に向けまして具体的に組織の改革のあり方を今、内部で検討を進めているところでございます。それが反映できるようでありましたらもちろん次4月1日から新しい機構の中で運用を開始してまいりたいと考えております。今のところ、どのような部署がどれだけの荷重を抱えているか、それを解消するにはどういう手だてが必要なのか、そういう部分を精査しておりまして、具体的な提案という形で私は受けているんですけども最終的な形がまだでき上がってる訳ではございません。そういう中で組織の中で今機構改革という形で考えているので現状としましては、町民の方々の意向を伺うということは、予定はしておりません。職員の方々は当該の方々の現状把握という意味では聞いてるかもしれませんけれども、広く募るということも今の段階では考えてございません。(「はい」の声)

再質問 1番 保田仁

はい、町職員のですね、意見を十分聞いていただいて、業務量バランスですとか、人員配置等ですね、適正に配置をしていただきたいとそんな風に思っております。町長のビジョン等もですね、ありますし、そこら辺をですね町民も理解されていると思いますので、町民の意見もですね聞く機会があればですね、今後聞くようにしていただければ良いかなと、そんなふうに思います。3点目についてであります。続けて質問させていただきます。町長の答弁にありますように3点目、常勤公務員の代替として会計年度任用職員を配置する考えはなく、多様な人材が多様な働き方で活躍できる環境づくりを進めるとの考えが示されましたけれども、何年かしてですね、気がついた時にはですね、常勤公務員が大幅に減ってですね、会計年度職がぐんと増えてるなんて、そういうようなことのないようにですね、良質な町民サービスの提供のため、必要な職員の確保と活躍のできる環境を進めていただきたいということで釘を刺してですね、以上で質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、必要な常勤公務員さんの定数確保はこれはもちろん努めてまいります。いろんな機会で申してますが、公務員さんの仕事、役場の仕事というのはマンパワーが中心であります。マンパワーが全てですね、大切な人材、職員さんでいらっしゃる常勤公務員さんっていうのはもう一定量必ず確保していくというのはもう、もちろんお誓いを申し上げますまた、会計年度任用職員さんにつきましても、それぞれの立場でそれぞれの業務の中身で活躍していただくということでは、ともに大事な仲間でございます。それぞれの方々の力が合わさってより美瑛町役場の力がアップすると考えております。どうぞまたよろしくお願いいたします。

出典:美瑛町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月9日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる