みんなの議会

美瑛町議会 平成29年第4回定例会 2017年6月23日

(1)JR問題での進展と現状について/(2)「ふまねっと運動」への支援について

2017年6月23日、美瑛町議会の一般質問で、杉山勝雄議員が「JR問題での進展と現状について」「「ふまねっと運動」への支援について」について質問し、町長 浜田哲が答弁しました。

質問者
杉山勝雄 議員
答弁者
町長 浜田哲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 13番 杉山勝雄

おはようございます。4日ぐらい前から夏風邪にやられまして、お聞き苦しいかと思いますが、ご容赦願いたいと思います。13番杉山勝雄、回数制限方式で質問させていただきます。まず1つ目に、JR問題での進展と現状について。JR問題は、報道でも数多く見られるようになり、世論調査なども行われておりますが、その動向を見ていると一般の人に正しい情報が伝わっているとは思えないので、今の時点での進展について伺いたいと思います。民営化されてから30年、我々はJR北海道をこれが鉄道の姿だと、民営化された鉄道をこれが北海道の鉄道なんだと、疑問を持つこともなく、慣らされてきました。赤字の大きさ、人口減少が進む中での運営の厳しさ、等々から半ば諦めというか、仕方がないかというような空気を生みかねない中で、報道されているようなJRの不誠実な主張が、何の検証もなしに繰り返されております。あらためて事の本質を伝えて知ってもらうことで、住民がこの問題をどう考えたら良いのか、が見えてくるのではないでしょうか。その点でいくつか、認識している点をあげて、町長の考えを伺いたいと思います。まず、JRは採算問題を強調しておりますが、JR北海道は最初から採算が取れないことをわかっていてスタートした会社です。運用益の減少も、バブルの崩壊や低金利政策など、それは、国政に関わる問題です。国が責任を持たなければならない性質の問題です。そのことにJRは何ら触れず、また、広大な北海道における最重要公共交通機関である自覚と責任も示さず、乗客の少ない地域の切り捨てや、負担の押し付けを前面に出しています。それ以外にも、本質を隠す不誠実な態度があります。共産党はこの問題での「提言」を発表しておりますが、その中にJRは「人口減少」が経営状況の悪化であるかのように言われているが、数字を調査すると、営業損失は発足当時よりむしろ減少させているのです。また、鉄道に変わる交通体系として、バス路線への転換を示しており、「鉄道とバスのコスト構造比較」まで行なって、鉄道が割高であるかのように主張しています。しかし、ここでもごまかしが見られます。日本総合研究所主席研究員は、数字を上げて道内の高速道路や道内の道路に投入されている公費は、JR北海道の経常赤字の100倍以上になるだろう、と述べています。これまでに進められてきたモータリゼーション推進、自動車優先・道路偏重の交通施策が地域公共交通の衰退など、さまざまな弊害をもたらしました。車を利用できない人にとっては、鉄道はなくてはならない公共交通機関です。したがって、JRという事業者任せではなく、国や道と地方公共団体などがJRの責任と共同によって何としても維持すべきであります。この点について町長の認識を伺います。質問の相手、町長であります。2つ目に、「ふまねっと運動」への支援について。団塊の世代が75歳以上になる2025年には、認知症を患う人が5人に1人、2012年との比較で1.5倍になるという推定のもとに、厚生労働省は「認知症施策推進総合戦略」いわゆる「新オレンジプラン」を打ち出しています。環境整備が求められているところですが、今年度から要支援者への介護予防・日常生活支援の総合事業が始まり、多様なサービスの一つとして「ふまねっと運動」が取り組まれています。「ふまねっと運動」には、歩行機能や認知機能を改善する効果があることは、厚労省モデル事業でも確認されているところですが、その効果以外でも、気軽に参加できることや、楽しさを実感できる、参加者同士が友達になるなどの他に、高齢者自身も比較的簡単に参加者から開催側になれることができるのが特徴であります。そのためのマニュアルやプログラムも出来上がっているということで、高齢者が健康づくりの担い手となれる、自らが地域の担い手になれる運動として、各地でも広がりを示しています。美瑛の場合は、「ふまねっと運動」に取り組むサポーターが、まだ数名のようですが、この運動を持続的に、そして効果が期待できる運動にするためには、体制づくりとそこに対する支援が必要なのではないでしょうか。資格といっても比較的容易に取れるのが「ふまねっと運動」のサポーターです。このサポーターを養成することで、いつでもどこでも気軽に開催できる、そして社会参加の担い手を増やしていくことにもなるのではないでしょうか。それには、やはり組織とそれ相応の費用への支援が必要です。社協をはじめ団体や個人を組織して、活動を支える仕組みづくりが必要です。サポーター養成講習会を美瑛町で開催するとか、組織に対して補助金を支給するとか、ぜひ積極的にこの運動を支援していただきたいと思うのですが、町長の考えを伺います。以上です。よろしくお願いします。

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

おはようございます。昨日に引き続きの一般質問、今日は2名の議員さんに質問をいただきますが、よろしくお願いを申し上げます。13番杉山副議長さん、議員さんからの一般質問でありますが、お風邪を召しているということでありますので、私もじっくりとお話をできればというふうに思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。答弁を申し上げます。JR問題での進展と現状についてでありますが、昨年11月にJR北海道より「単独では維持することが困難な路線」の発表があり、先月には、平成28年度決算が公表され、連結決算で初の経常赤字に転落するなど、JR北海道の経営状況は一段と厳しさを増しております。北海道内においては、北海道市長会と北海道町村会が一体となって北海道全体での路線維持存続に取り組むことが確認され、上川、宗谷、オホーツク圏域の3期成会合同による要望活動の実施など、鉄道事業の見直しに対してさまざまな活動を進めているところであります。JR北海道の問題につきましては、経営環境が悪化する中、早期に地元に対する説明や経営改善、利用促進についての事前協議が行われないまま、突然の維持困難な路線の発表が行われたことは、公共交通を担う事業者として無責任極まりないことだと言わざるを得ません。また、この問題の根幹は、やみくもな路線拡大や非効率な運営により巨額の赤字を抱えたまま行った国鉄の分割民営化にあり、経営安定基金を創設し、その運用益による赤字補てんを見込んだ経営と民営化全体のスキーム自体に問題があり、国の政治的責任があるものと認識をしております。分割民営化後のJR北海道を取り巻く経営環境については、人口減少や道路網整備の急速な進展、利用者の減少により悪化の一途をたどりましたが、その状況に対して抜本的な経営改善を果たすことができなかったばかりか、事故やインシデントの連続、検査データの改ざんまでが発生し、分割民営化以来長期間にわたって蓄積されたさまざまな問題により、JR北海道という企業制度が限界に達したものと考えております。本町をはじめ道民の生活、経済活動を支えるため北海道内の交通網の維持は、当然ながら必須であり、鉄道のみならず、バスや航空路線などの輸送機関、国道や高速道路などの交通基盤の特性や利用状況を勘案し、国や地域、事業者の協議のもと、効果的でかつ効率的な組み合わせにより、総合交通体系が形成されるべきものであります。たとえ協議の結果が路線廃止といった結論に至ったとしても、代替交通機関として何が効果的なのか、またその運行事業を誰が担うのかといった議論を十分に行った上での結論とすべきであり、現在行われているような路線廃止ありきでのバス転換等の議論は、鉄路が持つ役割や可能性の検討をしないまま、安易に鉄路の廃止や代替手段を定めようとしている状況であります。鉄道網が道内の交通網において担う役割を十分認識し、他の交通機関と連携し総合交通体系を形成する必要があることから、「新しいJR北海道」の創業に向けて、より一層圏域の連携を密にし、国に対するJR体系の抜本的改革と、北海道全体の交通網の形成に関する北海道のリーダーシップ発揮について働きかけを行うとともに、公共交通の確保について国や北海道、JR、地方自治体が責任を持って公共交通機関を確保できる議論を進めてまいりたいと考えております。続きまして質問事項2、「ふまねっと運動」への支援についてであります。「ふまねっと運動」は、平成16年北海道教育大学の教育課程で地域住民を対象に行った健康教室から始まり、その後の研究開発で生まれた運動で、50センチ四方のマス目でできた大きな網を床に敷き、学習しながら歩行のバランスを改善する運動学習プログラムであります。ひっかかる、絡み付くといった網の性質を利用し、歩行や認知機能の改善が図られるだけではなくて、集団で交差して歩くことで、楽しく交流が図られるなどの効果があります。また、この運動を行う際には、その理論と使用方法を学んだサポーターやインストラクターが指導者となり、安全な環境に配慮した継続的な取り組みを行う必要があります。町内でも「ふまねっと運動」のサークルで活動されている方の中にサポーター資格者がおられ、また、社会福祉協議会の職員3名がサポーターの資格を持ち、介護予防・日常生活支援総合事業、新総合事業の地域サロン活動の際に、ふまねっとサークルと社会福祉協議会が共同で「ふまねっと運動」を実施し、好評を得ているとの報告を受けております。さらに、新総合事業の短時間型のデイサービスで、今後の取り組みも検討されているというふうに伺っております。町としましては、「ふまねっと運動」など町民の主体的な介護予防事業の取り組みの推進、普及に向けて、介護予防や生活支援体制づくりをはじめ、地域福祉全般の推進的な組織である「美瑛町地域福祉総合連携会議」において、今後も検討してまいりたいと考えているところであります。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)

再質問 13番 杉山勝雄

再質問をさせていただきます。JR問題での町村会の取り組みなどはわかりました。状況について伺うことができました。引き続き町村会や市長会などと共同で取り組みを強めていただきたいと思っております。一つだけこの間感じているのは、いわゆるマスコミ対策といいますか、住民や道民に対してきちんと情報が伝わる、そういった努力が市長会や町村会などでできないものかなあということを感じています。最近でもですね、今月に入って11日と13日ですか、「持続可能な公共交通について考えるシンポジウム」と銘打たれたそういうものが、札幌と旭川で開催されたというふうに報道されました。これは多分、確か道の運輸局が主催し、国土交通省や鉄道事業者、そして学識経験者、自治体からの参加ということも報じられておりますが、記事を読む限り、およそ自治体の思いだとか主張が反映されたものになってないな、国が誘導しているんじゃないかな、あるいはJRが誘導しているんじゃないかなと疑いたくなるような、そういう記事かなというふうに見ておりました。そして、それに続く21日にも記事が掲載されましたけれども、このときのシンポジウムで取り上げられた福島県の只見線の例が強調されている記事なんですね。つまり上下分離方式によって、6年間不通になっていた線路を復旧することになったと。そういうことで、自治体の負担なんかがこうバーッと表に出されているわけですね。ご丁寧にも国土交通省のコメントまで載せて、まず地域で考えれと、そして、JRと自治体との協議の結果で国は検討するんだと、そういうような記事になっております。このように、報道等で一方的に世論の形成とかそういうふうなことがつくられますと、ますます住民側の肩身が狭くなっていくんじゃないかなっていう気持ちでおります。そういう点からもぜひ、町村会、市長会からも、負けずにですね、マスコミを意識したプレーがどうできるのかっていったことも検討してはいかがかなというふうに思っております。その点について伺いたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

杉山議員さん、再質問でがちっと言っていただけるかと期待したんですけども、風邪の影響はあるかなと思います。JR問題、私本当にこう、今、国、JRの無責任な極みだというふうに先ほども述べさせていただきましたけど、極みをいき過ぎているのではないかというふうに思っています。このJR問題、町村会で私も副会長ということで深く関わって、町村会の運営の中でいろいろと意見を申し上げていますけども、JR問題の原点は民営化ということにありますが、民営化であの時点で路線を民営化になったから減らすことはないよというような発言があったりですね、民営化するのは国でやったら不効率な部分を民営化すれば効率的になるからやるんだ、みたいな部分を持って民営化に進んだというふうに、私もそういうふうに思っていました。1987年に中曽根内閣の下で行われたということでありますけども、あの時点ではいろんな他の問題があってですね、国鉄の資産の問題、また、やっぱり労働組合と国の政策という部分で、労働組合を何とか弱体化させたいというような部分もあったと、大体そういうことが今公式な文書にも載せられているところであります。実はですね、この1987年以降驚きなんですけども、1999年にですね、赤字路線の廃止、それまでは国が許可をしなければ廃止できなかったんですね。ところがですね、1999年にJRが廃止しますと言えばできるような法改正をしているんですね。実はですね、やはり民営化の部分というような部分で、中にはどういうものが埋まっていたのかっていう、民営化するときは口ではきれいなことを言ってるけども、その中にはいろんな思惑があって、実はこの赤字路線の廃止という部分は民営化の中にも織り込んでいたと。そして10数年経ってですね、その民営化の部分の赤字路線の廃止という大きなテーマを法改正してですね、そして、喉元熱いのが過ぎたときにこういう改正をやっているということでありますから、JR問題の部分についてはですね、非常に無責任であると、もうこれは言わざるを得ないというふうに思っています。それで、いろいろ町村会とも論議してるものですから、調べているんですけども、外国の例なんかを見ますとですね、日本でもあったんですけども、JRが分社化されてですね、四国ですとか北海道が非常に厳しいとか言われていますけども、その分東京ですとか関西ですとか、そういった部分のJRは儲けに儲けていると。非常な利益を出していると、こんなことははじめからわかっていたんですね。そして議員言われるように、6820億円ですか、その部分の基金を積んで北海道はこれでやれというようなことを言ったところでなんですけども、実はもうやっぱりそういう利益を出すものは出せというようなものも織り込まれていたと。外国なんかではですね、民営化でも1社で民営化している例が多いというふうになっています。つまり、分社化しないで1社でやりなさいと。そうすると、儲けたところのものは不採算のところでちゃんと活用しなさいという民営化というのをやっている。そういうふうにやっていますし、一方では上下分離ということで国が路線を、線路を維持しますと、線路は責任持ちましょうと。そのかわり運行は民間がやってくださいよという、上下分離の基本的な戦略を持ってやっている、そういうところもあります。ですから、日本のJRの民営化というのは、非常にこの住民なりの基本的な移動の手段ですとか交通体系を無視した、異様な民営化と言っていいんではないかというふうに、今になって勉強してますと、そんなことが我々も感じているところであります。それで今現在、町村会でいろいろとやっているんでありますけども、JRはですね、赤字だ赤字だと言っています。しかしですね、6822億円の基金は手をつけておりません。これはどういうことかといいますとですね、親から遺産をたくさんもらいました。遺産をたくさんもらいました。しかしその人間は、給与はあまり稼げない。おれは給与稼げないんで、おれの生活を支援してくれと言っているのが今のJRですよ。6800億円の貯金を持っているんですよ、貯金を。そうして、それは使いたくないと言うんですよ。使いたくないって、そんなわがまま言えるのかという話なんですけども、使いたくないっていうね。じゃあその基金を使ったら何年もつっていったら、30年から40年はもちますということですよ。こんな論議をまともに受けてですね、JRが大変だ大変だ、3年後には赤字になる、資金がなくなるということに、みんなそれぞれ、先ほどのマスコミの話もありますけども、真に受けてですね、大変だ大変だって騒いでいるんですね。こんなことがよく、マスコミ操作も含めてですね、怒らんものだと、改めて私この部分については強くですね、国のやり方、またマスコミのあり方、特にマスコミも、大企業に寄っているマスコミはそういった部分の論調が強いようでありますけども、その部分について本当に問題視をしています。じゃあ今後の方向をどうすればということであります。先日、北海道の副知事との話し合いもさせていただきました。なかなか道のほうはですね、こうした方がいいとかああした方がいいとか、抽象的な部分の話をしているところでありますけども、私の方から、しっかりした提案を出すべきだと。北海道はこうやりたいんだという提案を出さなければ、いつまでもJRの言っていることをああだこうだと言っていても、何も解決策はつかないと。そして、国土交通大臣もですね、考えられない話でありますけども、まず地域で考えれ、地域で話し合いをせいって言うんですね。この赤字になってどうしようもないって言っている、騒ぎ立てる、貯金は使いたくないって言っているJRと住民が話して、解決策なんか出るわけはないんですね。それにですね、大臣がですね、住民がまず話すのが基本だと。じゃあ国は何なんだと。国民の基本的な人権を守るような公共の政策、公共交通政策を、国は国民に全く関係ないよって言っているのと同じですよ。こんなばかなことはあり得ないというふうに思っています。ただ、やはりこれは国策です。国交省が進めている国策として動いている。そして今、北海道JRは、社長はJRの生え抜きでありますけども、会長とそれから専務、東日本のJRから送られてきています。そして国交省がこの部分について采配を振るっています。ですから、島田社長は自分の本当の思いとか、JRの経営権は今ないに等しいと。言ってみれば、使われている人形に傀儡のような形で動いていると。そういうふうな認識をして、町村会の中でもそういう話をしているところであります。じゃあどういう解決案があるのかということで、これから強く提示していこうと思っているんですけども、今、基金6820億円、莫大な貯金を持っています。これを使えば、30年40年もつわけでありますから、例えばこの基金を使って10年は、JRは今の体制で頑張りましょうと。しかしこの10年間の間に、しっかりと地域の交通体系、住民の交通を支える、バス転換するのであれば誰が責任を持ってバス転換、バスの責任を持つんだと。そういう論議をして、地域のJRから次の交通体制をどうするんだということを、10年間でやりましょうと。それをすべきなんですよ。今1年2年3年後にJRは赤字になるからどうしたこうしたなんていうことを、本気になってやっている、それこそが本当に問題なんだということで、副知事の方にもお話をさせていただき、今道の方にもそういった方向で、町村会としての考え方を提示させていただいているところであります。今後、しかし、どうなるかという部分は見えないところでありますけども、報道の関係、マスコミの関係もですね、なかなかメディアが、マスメディアが、国と地方のことを秤にかけると国の方に重きをおすという、そういう部分も多くあるかと思いますけども、我々も今議員からご指摘あったような、マスメディア、またメディア対策、そして情報対策、こういった部分について町村会、市長会、そして道にも働きかけて、住民の方々に理解していただける、そういった案の提示等を進めていければなというふうに、今お聞きして思っているところであります。(「はい」の声)

再質問 13番 杉山勝雄

十分にわかりました。質問を次に移ります。「ふまねっと運動」への支援についてでありますが、答弁でも、町が主体となって運営する美瑛町地域福祉総合連携会議において検討していただくということでありますから、あまり余計なこと言う必要もないかなと思いますけれども、美瑛町が発表している高齢者福祉計画書、平成27年から29年の3カ年計画を見ましても、介護認定原因疾患の認知症による疾患の数は、他の病気よりも多いというふうに推定されております。認知症の推定は、65歳以上の人口に対して20.6パーセントの708人、まさに5人に1人が認知症の可能性といいますか、そういうものがあるんだよという推定をされております。非常に大きな数字になるのかなというふうに思っておりますけれども、ですからなおさら予防に効果のある運動をどれだけ、できるだけ多くの人が、そして参加できる機会をできるだけ多くつくるということが、必要なのかなというふうに思っております。もちろん、認知症の予防には、「ふまねっと」だけでなくてたくさんの対応があるんだと思いますけれども、比較的経費がかからず、また、誰もが参加しやすく、そして参加を広げやすい。その上、高齢者自身が社会参加できる運動として、この運動は効果があると期待できるのではないかなと思っております。現在も参加者は徐々に徐々に広がってきているというふうに聞いておりますが、やはり、大がかりな体制組織を作って、その活動を支える支援が必要なのではないでしょうか。福祉や医療関係はもちろんそこに関わっていく、そしてそれだけでなくて、高齢者の団体、ボランティアの団体、町内会というように広げて、いわば美瑛町公認のような、そういった運動にならないだろうかとも考えています。こうしたことが地域福祉総合連携会議に届くように、あえて再質問をさせていただきます。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

「ふまねっと運動」の再質問をいただきました。議員からご質問の中で、非常に効果的な活動として輪が広がっており、また、サポーターの方が中心に頑張っておられるということをお伺いしていますし、質問をいただいた中で私も状況等を調査をさせていただきました。今住民の方々が健康で暮らす、また認知症等の対応をしながら暮らすということ、なかなか核家族化で難しい時代になってきているというふうに思っていますので、こういった「ふまねっと運動」等を地域の中で効果を確認しながら広げていくということは、私も重要なことであるというふうに思っています。うちの塚田副町長が美瑛町地域福祉総合連携会議のトップとして入ってくれていますので、私の方から副町長にこの運動等について、十分把握して、今後住民の方々に対するサービスとして有効な広がりを見せるということに協力し、また、広がることが進んできたら整備体制等の支援等をしていくことを考えてくれという話をさせていただいていますので、力づくで何かこう運動、お金とか力づくで広げると、最初は上手くいっても尻すぼみになりますので、じわじわとしっかりと取り組んでいく、それに対して支援をしていくというふうな方向性を検討していきたいと。副町長ばかりでなくて、町行政における保健福祉課をはじめ、関係各位、連携して、議員の今ご指摘の部分を確認しながら対応していきたいというふうに思っています。以上であります。

出典:美瑛町議会 平成29年第4回定例会 2017年6月23日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる