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美瑛町議会 平成28年第7回定例会 2016年12月16日

高齢者の事故防止対策について

2016年12月16日、美瑛町議会の一般質問で、桑谷覺議員が「高齢者の事故防止対策について」質問し、町長 浜田哲が答弁しました。

質問者
桑谷覺 議員
答弁者
町長 浜田哲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 11番 桑谷覺

最後でございますので、よろしくお願いします。11番桑谷覺、質問方式、回数制限方式、質問事項、高齢者の事故防止対策について、全国各地で高齢ドライバーによる交通事故が後を絶ちません。アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いや、一方通行道路の逆走など、認知機能の低下が原因と思われ、いずれも大事故につながる恐れがあると懸念しています。宮城県警察本部では、事故を繰り返す高齢者の自宅を訪問し、事故の状況などを詳しく聞き取り、認知症の疑いがある場合は、家族を交えて、免許証の自主返納についての案内や、病院で検査を受けることを指導しているそうです。これも他県での事例ですが、青森県では運転免許証を自主返納した際に申請して交付を受けられる「運転経歴証明書」を支援協賛店に提示すると、タクシー料金の割引、バスの切符購入助成、買い物をした商品の無料宅配サービスといった支援を受けることができます。運転に不安を感じ始めている高齢者や、その家族が、自主返納しやすくなるための、これらの支援制度について、美瑛町単独で実施するのは難しいかもしれませんが、各関係機関と連携して、対応を図ることも必要かと思います。高齢者の事故防止対策について、町長の考えを伺います。質問の相手、町長。よろしくお願します。

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

11番、桑谷議員よりの一般質問に答弁を申し上げます。最後ということでありますので、どうか一つよろしくお願いを申し上げます。高齢者の事故防止対策ということでご質問いただきました。国内の交通事故件数は、年々減少傾向にありますが、近年、高齢者ドライバーによる事故がマスコミにより多く報道されており、高齢者の自動車事故数の割合が高いことなどから、国では75歳以上の運転者に認知機能検査を義務付けるなどの道路交通法の改正を進めていますが、幸いにも美瑛町内での高齢者による運転事故数は、あまり多くはないと美瑛交番よりお聞きしております。町では高齢者の事故防止対策として、美瑛町交通安全対策推進協会を中心に、上川総合振興局や美瑛交番と協力、連携しながら各地区の老人クラブにおいて、交通安全教室を開催し、啓発活動を行っており、また、夜光反射材などの交通安全資材なども提供し、高齢者が交通事故の犠牲者にならないよう交通事故防止対策に力を入れているところであります。ご質問の運転免許証の自主返納につきましては、あくまでも高齢者ご自身やご家族の判断に委ねられているものと認識しておりますが、町では、70歳以上の条件を満たす交通手段を持たない方々への、生活利便性の向上や経済的負担軽減の取り組みとして、町民税非課税者へのハイヤー料金の助成を行っており、また、町内に限り道北バスの交通費助成事業を実施していますので、自主返納後も安心して生活を送っていただける支援策があることを、広報紙などを通して広く周知を図っているところであります。一方で日常生活において、買い物や通院のために運転免許証を保有されている高齢者の方も多数おられることも承知していますので、やむを得ず高齢などにより運転免許証を自主返納された方へのハイヤーの助成制度を、今後検討していかなければならないものと考えております。何よりも町民の皆さんが事故に遭わない、事故を起こさせないよう旭川東警察署をはじめ各関係機関、関係団体などとともに交通安全の啓発・啓もう活動を継続して実施し、事故のない安全なまちづくりに努めてまいりたいと考えております。以上であります。(「はい」の声)

再質問 11番 桑谷覺

再質問させていただきます。道警の話では、高齢者が当事者となる交通事故が増加の傾向にあります。死亡事故が後を絶たない状態があります。道警は、認知機能の低下が原因で、いずれは大きな事故を起こす恐れがあると懸念しています。訪問指導に乗り出し、免許の自主返納など進めるが、応じるドライバーが少ないのが現状であります。自主返納者にタクシーやバス料金の補助など、行政的な支援が必要だと思います。免許返納者への支援に取り組む自治体が増えつつあります。一例でございますが、空知管内北竜町では、27年度から免許返納者の高齢者には、5万円分の地元タクシー会社の利用券を支給しているそうでございますが、町長は、美瑛町はどういう考えでありますか、ちょっとお聞きしたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

高齢者の方々の自動車事故数の部分が増えているということ、そういうグラフのような部分を見させていただいたり、そして議員ご指摘のようにそういった交通事故の対策を打っていかなきゃならんというような議論が多くされていることは理解をしています。ただですねこれまでの例を見ますと、警察等が何か規制を入れるときにはですね、マスコミを使ってこういう事故が多いとか、こういう事故をクローズアップしてですね、その事故例を挙げて規制をかけていくということが非常に多いので、そういう意味では世論操作というような部分のこともしっかりどういうことなんだと認識をして行動していかなきゃならんというふうに思っています。こういうことをですね、一方的にどんどんどんどん報道してくと、私も今後まだまだ長生きしたいと思ってますので、そうするとですね車を持つのが悪のような、そんな論調が出てくる可能性があるんですね。これはですね、やっぱり国民の権利ですとか国民の意思ですとか、やっぱり趣味の世界、俺は車が好きなんだという人もいますしですね、やっぱり交通安全のためにどうするんだという論議をしないと、高齢者の方が免許を返納するのはそれが善なんだと、それが一つの道なんだと、唯一の道なんだというような論議はやっぱり避けなければならんというふうに思っています。特に、美瑛町におきましては先ほども述べさせていただきましたとおり、高齢者の方々の事故もそれほど多いということでありません。今、高齢者が日本の国の中で増えてるわけですから、高齢者が増える以上は同じ率でも事故数は増えるんですね、それは当たり前のことで、ですけども、ただやっぱり認知症の発症ですとかそういった部分との事故の関連というような部分については、やはりこれは我々もまた真剣に考えていかなきゃならんということでありますから、免許をやめたらお金を、はいタクシー券を差し上げますというような荒っぽいことになりますと、車に乗りたいと、車に乗るのが便利だという人により以上プレッシャーをかけたりですね、その人の行動について規制を掛ける、暗黙の規制をかけるというようなことになりますので、できるだけやはり何といいますか、住む方がですね自分がこういうふうに生きたいんだという部分が、可能であればやれるようなある程度柔軟な社会をつくっていくことが必要であって、何か社会的風潮がこうだから我々も常にそれに乗ってですね、がんじがらめのことをやっていかなきゃならんということになりますと、地域が生きづらい、生きづらい地域になってしまう恐れがありますので、ぜひ、そういった部分も考慮しながらこれからの美瑛町の交通安全対策、またまちづくりを進めていければなというふうに思っているところであります。しかし一方で、議員が言われるように返納するという部分についてどう考えるんだということでありますけども、返納という部分について、やはりこれはまたそれなりの対策としてはあるんだというふうに思ってますが、昨日も福祉関係のことで京屋さんの方からもいろいろとご質問いただきましたが、日々住民の方々に対応している方々なり、我々の職員、保健師も含めてですね、病院関係も含めて、こういう方々とある程度情報交換をしながら、自主返納のことを勧める方がいいという、やっぱりそういった判断に立つ、そういう基準というものを設けながら、そういう判断に立った人にお願いをしていく、そういうお願いをした人にチケット等を配布して今後の生活を維持していただくというような発想が必要なんだというふうに思っています。ただ自主返納したからですね、ハイヤー券を配るというようなことについては、やはり少し施策としては荒っぽいんではないかというふうに思っています。実はですね、先日美瑛町の民間のハイヤー会社の方がこういうことを考えてるんだという提案がうちの担当にあったというふうに聞いています。免許証を、高齢になって危険だから危険を防止するために返納する方に、タクシー会社が1年間に限り試行錯誤的にですね割引券を発布する、割引料金を設定するというようなことを検討したいというようなことを言われてるというふうに伺ってますので、町といたしましてはこういった民間の方々の取り組み等を十分に情報交換しながら、町の方で協力していって、どういった形でやれるのかといったことも検討を視野に入れながら今後の対応を考えていきたいというふうに思っているところでございます。以上であります。(「はい」の声)

再質問 11番 桑谷覺

再度、町長に高齢者の車を取り上げると生活の足を奪い高齢者を孤立させることになりかねないと思います。今よりね。やっぱり高齢者の運転、事故防止対策には、行政、社会全体で一層の支援が必要だと思います。答弁はよろしくお願いします。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

桑谷議員さんの言われる部分、本当に重要な案件で、要するに地域の交通体系といいますか、そういったものを住民の方々の足を守る、生活を守る交通体系をどうするんだということも含めて検討せということでありますから、これは私にとっても大きな懸案事項でありますので、こういった部分いついて今議員からご指摘いただいた高齢者の方々、また一般住民の方々も含めてですね、子どもたちも含めて検討をする、そしてまた可能な施策について今後も取り組んでいくということで進めていきたいと思いますので、よろしくまたご指導とご意見等いただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:美瑛町議会 平成28年第7回定例会 2016年12月16日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる