美瑛町議会 平成28年第5回定例会 2016年9月20日
災害時における高齢者や災害弱者への対応について
2016年9月20日、美瑛町議会の一般質問で、八木幹男議員が「災害時における高齢者や災害弱者への対応について」質問し、町長 浜田哲が答弁しました。
- 質問者
- 八木幹男 議員
- 答弁者
- 町長 浜田哲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 八木幹男
4番八木です。よろしくお願いをいたします。前置きをしないで、いきなり本論に入りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。なおこの本論では台風10号ということを表現しておりますが、報道内容をベースにしておりますので、この表現でご了解をお願いしたいと思います。質問事項1、災害時における高齢者や災害弱者への対応について、大型の台風10号の影響で、岩手県や北海道を中心に記録的な大雨に見舞われ、各地で大きな被害が発生しました。特に、岩手県岩泉町の認知症グループホームでは、町が避難準備情報を出していたにもかかわらず入所者を避難誘導していなかった。また、施設は避難マニュアルも作成していなかったなど、危機意識があまりにも甘かったことが大きな被害につながったと報道されています。そこで、本町の高齢者介護施設などでは、災害時どのような対応がとられ、行政との連携はどのようにとられていたのか、次の3点を町長にお伺いいたします。まず1点目、市町村に対して国のガイドラインでは、災害弱者に対して避難の指示や勧告を出す前に避難準備情報を出して、計画された避難所へ早めに移動させることを求めていますが、それぞれの施設では的確な避難対応がとられていたのでしょうか。2点目、高齢者介護施設などでは、美瑛町防災ガイドブック「洪水・土砂ハザードマップ」をもとに避難マニュアルを作成して対応していることと理解していますが、行政と避難誘導の共有化はできているのでしょうか。3点目、改正災害対策基本法では、避難時の要支援者名簿の作成が市町村に義務付けられていますが、どのような状況にあり、どのように活用されているのでしょうか。質問相手は町長です。質問事項の2点目、半径400メートルを徒歩圏に設定し「歩ける街」に、今年3月、美瑛町観光マスタープランセミナーで北海道大学観光学高等研究センターの西山センター長が「美瑛町は、希な人たちが住んでいて、希な自治体の取り組みがあり、世界的に希なことが起きている不思議なところ」と言っていただきました。本町は、本州の町村のように何百年といった歴史や文化があるわけではないので、積極的に、新しいモノ・コトに取り組むことが必要と考えています。新設された図書館、交流館「ビ・エール」、郷土学館「美宙」、リニューアルされた公園があり、それぞれを起点として、半径400メートルは歩いて、あるいは車いすで、あるいは子どもと一緒にベビーカーで行きたくなるようなストーリーづくりはできないものでしょうか。また、多目的トイレの位置情報を盛り込むことで、車いす、ベビーカーを使う人たちの安心感にもつながります。「バリアフリーマップ」という考え方もあり、「健康づくりマップ」にして、どこからどこまで行けば○○キロカロリー消費といった表示のしかたも考えられます。対象はもちろん町民の方たちですが、観光客にも対応できるような工夫も可能と考えます。目指すところは、街中の賑わいづくりと健康づくりのマッチングで相乗効果を生み出そうという発想です。街中が一つの大きな構造物と考え、それぞれの施設は部屋、それをつなぐ道路は廊下と考え、街中の動線づくり、それがハードとソフトの融合にもつながるのではないでしょうか、町長の考えを伺います。以上2点よろしくお願いします。
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
本日最後のトリをいただきます4番八木議員の一般質問について、大きく2点についての質問いただきました。答弁をさせていただきます。まず、災害時における高齢者や災害弱者への対応についてであります。1点目の福祉施設等の避難対応についてでありますが、本町としましても国のガイドラインに沿って、災害弱者などに対して避難の指示、勧告の前に避難準備情報を防災無線で該当地区に周知し、避難所への迅速な避難により町民の皆さまの安全確保が図れるよう努めてきたところであります。しかしながら、特に8月23日の大雨による災害におきましては、今まで経験したことが無い大雨が山間部に短時間に降ったことにより急激に河川が増水したもので、美瑛川の水位の急上昇に対応すべく、急遽避難指示が発令された市街地の介護施設などに対し、緊急の個別連絡を行い、避難準備、避難先の確認等を行い迅速な避難行動に向け対応したところであります。町としましては、町民の皆さまの生命、財産を守るため常に最善を尽くした防災体制をとっているところでありますが、避難準備情報、避難勧告、避難指示の発令に当たって、特に豪雨災害は、防災の専門家によりますと予測が困難な場合もあり、災害の状況、発生の時間帯などによっては、避難発令が間に合わないケースや、それによって逆に町民の皆さまを危険にさらしてしまうこともあると言われており、モデル通りにならない場合も想定し、災害の状況に対応した最善の周知方法をとってまいりたいと考えておりますが、生命に危機が迫るような有事の場合は、まず自らの命を守るため、どのような場所にどのように避難することが必要なのかなど、日頃からの防災教育や防災意識の更なる向上に努めるとともに、関係機関との情報共有を図り、より安全な防災体制の確立に向けて取り組んでまいります。2点目の福祉施設と行政との避難誘導の共有化でありますが、町内の福祉施設につきましては、それぞれの施設で避難マニュアルが作成され、それに基づいた対応がなされているところですが、今回の大雨災害のように市街地全域に避難指示が出され、大規模な災害が想定される場合においては、避難場所や避難方法などについて更に検討が必要であり、今回の災害を機に避難マニュアルのみに頼るのではなく、それぞれの施設が人命を第一に考え、災害状況に応じた臨機応変な避難ができるよう、福祉施設と連携しながら取り組んでまいります。3点目の要支援者名簿につきましては、災害対策基本法の改正に伴い、避難行動要支援者名簿の作成が義務づけられたことから、本町における避難行動要支援者名簿を今年度整備したところであります。災害発生時における避難の際の安否の確認や支援の必要性、移動手段、医療機関につなぐ必要のある要支援者の情報を事前に確認するとともに、この度の災害時におきましても要支援者名簿を基に、避難誘導の個別連絡や消防団に依頼して避難所への迅速な移動の対応、医療との連携などを進めてきたところであります。今後におきましても要支援者の異動に伴う名簿の更新などにより、最新の情報として災害時における災害弱者の適切な避難の実施に有効に活用してまいりたいと考えております。質問2でありますが、半径400メートルを徒歩圏に設定し「歩ける街」にという質問に答弁を申し上げます。本町では、世代を問わず人々が集い、賑わいのある市街地となるよう町民や観光客が交流できる場として「丘のまち交流館」や美瑛町の玄関口にふさわしい魅力ある質の高い空間となるよう「丸山通り」の再整備、美瑛学の拠点施設である「郷土学館」などの整備を進め、「美しい」「楽しい」「美味しい」をテーマにまちづくり施策を推進してまいりました。また、本町の健康づくり事業については、今年度から向こう3年の取り組みとして「健康マイレージ事業」を始めたところであり、すでに50名の方に登録をいただくなど、町民の皆さまの健康づくりへの関心の高さを実感しているところであり、「歩く」ことは老若男女を問わず誰もが最も手軽に取り組める運動で、生活習慣病予防や認知症予防、転倒予防などの介護予防にも効果があり、自らの健康づくりのために多くの町民の皆さまが取り組まれています。ご質問にあります市街地の公共施設を起点とした歩けるルートづくりにつきましては、多くの機能や人が集まる市街地は「公共の場」であり、町民や観光客など誰もが集い、くつろぎ、楽しめる場所であることから、市街地にある施設や公園、通りなどそれぞれの機能が効果的に連携し、市街地の町並みや公共施設を様々な世代の方々に散策、周遊いただくための仕掛けづくりが今後必要と考えております。住んでいる人たちが暮らしやすい町こそが、観光客にとっても訪れて良かったと思える場所であることから、町としましては、議員から提案いただきましたマップ等の作成なども検討しながら、市街地の公共空間を町民の皆さま、観光客の方々に有効にご活用いただけるよう市街地の魅力の発信や公共施設を有効に連携する工夫を行い、市街地の賑わいづくりに努めてまいりたいと考えております。以上であります。(「はい」の声)
再質問 4番 八木幹男
再質問させていただきます。紙面も限られておりまして一応中では、説明不足の面もありますので、その辺も含めまして再質問させていただきます。8月23日の大雨の避難で小規模多機能施設、朗根内の七彩が北瑛のほたるへ、また有料老人ホームプランタンびえいが町立病院に避難したことを知り、適切な判断であったと評価しております。その他の施設においても、これに準じた避難準備対応がとられたものと推測しております。避難マニュアルも整備されており、行政との連携もとりながら、人命第一にして臨機応変にやっていると答弁をいただいており安心しておりますが、さらに3点につきまして再質問させていただきます。まず1点目は、七彩の避難に際しましては、旭川の就実地区、辺別川沿いでありますけれども、通って避難しておりますが、この地域は数カ所洪水が発生しており危険ではなかったのかなと、こういう面。また、プランタンびえいの避難に際しましては、アンダーパス経由が最短距離であり、通過していたら車が水没の危険もあったのではないかと考えております。避難に際しましては、行政と途中経路の道路状況などの連携を取りながら避難が行われているのかどうか、その辺のところを問うところであります。2点目は、高齢者施設に入居されているお年寄りの中には、認知症の方もおられ、避難所への避難には無理があるように思います。今回の災害では、幸いにして慈光園本体あるいは市街地区の高齢者施設の避難がなかったため、臨機応変な対応ができたのかなということも感じております。福祉避難所の設置状況、この辺のところも踏まえて、この辺のところの答弁をお願いをいたします。最後3点目なりますが、避難行動要支援者名簿もできていて、今回の災害においても関連機関と連携がとれていると、こういう安心をする答弁をいただきましたが、夜間などの急を要する対応自体、この辺のところにつきましては、やはり町内会であったり民間ボランティア脱退団体であったり、この辺のところも連携が必要になってくるのかなというようなことも考えられます。最近の気象状況は異常なのではなくて、新たなステージに入ったと考えた方がいいのかもしれません。ここであげた3点の他に、危機管理上どのようなことを考えているのか、再度伺います。このへんの所につきましてが、災害全体につきましてはそれぞれの議員の方に答弁いただいておりますので、この辺のところには、福祉面につきまして考えをお伺いしたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
災害対応ということで再質大きく3点に分けていただいたというふうに捉えて答弁をさせていただきます。まず、いろんな施設が美瑛町でそれぞれの地域で地域の方々にサービスを提供しやすいように、地域の方々も安心して暮らせるようにということで、慈光会の皆さん方中心にいろんな展開をしていただいております。そんな中で、今回は朗根内の地区の七彩の部分について質疑をいただいたところでありますけども、基本的には情報交換をしながらどういった避難の対応がいいのかというのを担当課と協議して進めたということをご理解をいただけるというふうに思ってますが、途中の道路のことでありますけども、道路が辺別川付近の道路の安全性とかそういった部分がどうだったんだということであります。我々の対応としましてはですね、一つは災害の発生する場所が予測もできない上に、非常に数が多いということを今回認識をしました。そんな中で対応させていただいたのは、地域行政区との連絡体制、町内会も含めてですけど連絡体制の確保、それからもう一つは、やはり地元の消防団の方々に出ていただいて、それぞれの場所の点検をしていただくということへの対応をさせていただきました。議員ご指摘の就実地区の部分につきましてはですね、旭川市の領域でありますけども、しかし美瑛の方が通るということで通り道でもありますから、情報は消防関係また行政区からいただいておりました。私どもの対応といたしましては、その時点でまだ通れるという情報をいただいて、少し危険だよというようなことがあればですね職員を配置して、必要であれば通行止めもすぐかけるというような、そういう準備をさせていただいて、今回の災害の対応をさせていただいたところでありますので、通行の部分についてはですね、支障の部分については相当我々も適切な判断ができる情報をいただいて取り組みを進めたということでご理解いただきたいと思います。ただですね、あまりもあちこちでリスクが、ここも危険だ、ここも危険だということで、手が回りきれなかった部分はあるというふうに認識をしていますので、こういった部分の課題は、今後認識をしていかなきゃならんというふうに思っているところであります。そんな面からしますと連携の部分については、まだまだ強化は必要というふうに考えておりますけども、一定の連携した対応ができたというふうに考えていることでご理解をいただきたいというふうに思っています。アンダーパスもですね、状況を逐一に確認をしておりまして、あそこは道道の管理なんですけれども、道は全く動いていただけませんでした。道の方に情報を発信しても何も動かないということで町と開発側で水の処理、そして間に合わなくなった場合には通行止めというようなことも進めたということで、ご理解をいただきたいというふうに思います。それから、2点目の福祉の施設避難所のところでありますけども、今回慈光園のあります南町も避難対象となったわけであります。慈光園との連携、それから情報交換もし、そして入所されてる方々の行き場等についてもですね、避難する場についても協議をさせていただいて、重症の方については町立病院に入れる用意をさせていただきましたし、またほの香への移動、保健センターの移動等の部分についても選択をして準備をさせていただいて、実際には避難にはなりませんでしたけど、そういう対応をして避難の受け入れをしたと、体制をつくったということであります。ただ、やはり議員ご指摘のとおり本州で施設等の災害があってですね厳しい状況が生まれましたけども、そういう面からすると、やはり南町にある慈光園のリスクというのはもう少し重く考える必要があるだろうというふうに認識をしているところであります。福祉避難所の指定については、現在慈光園とほの香、保健センターの3か所が指定をされているところであります。これ以外に町の施設は、そういった部分に使えるものは使うということでの対応をしていく考え方でございます。次に、夜間の要支援者名簿等の対応ということでありますが、この部分についても非常に問題の解決、つまり災害に遭わないためにどういう形がいいのかというのは、その家やその被災状況によって全く異なってまいります。逃げた方がいいのと、先ほども答弁で申し上げましたとおり、家の中にかえっていた方がいい、2階に上がったりした方がいいというような方々もございますので、この部分については我々も避難の方法についてよく学習しながら今後対応していきたいというふうに思ってます。ただ、基本的には、やはり夜間にはどういう避難をしたらいいのか、例えばこれが水害の時、それから火山の時ですとか、地震の時ですとか、こういった部分についてやはりいろいろと状況を判断できる、住民の方々にそういった判断をできる対応を私たちも促していくことが大きな責務ではないかというふうに改めて認識をしたところであります。今後そういった取り組みを進めていきたいというふうに考えてます。以上であります。(「はい」の声)
再質問 4番 八木幹男
4番、八木です。答弁いただいた内容で十分なんですが、先日講演をいただいた片田教授、いろんなテレビに出演されておりましてこんなことを言ってましたので、こんなこともあるのかなと。まず一つ目は住民の人たちも自分の命は自分で守るといった当事者意識が必要になってきた。これは先ほども町長からもお話あったとおりであります。こんなところも重要であると。それから、これ今も町長から答弁いただきました、災害での死亡者の8割が屋外で亡くなっているというところから、やはり2階への垂直方向への避難といいますか、こんなことも言われておりました。やはりいずれにしても、最終的に頼りにされるのは行政であります。この辺のところも踏まえながら避難計画の策定、こちらについては各施設については努力義務ということで強制されるものでありませんが、やはり今回の災害を踏まえて施設側との連携、それから地域の連携、それから今町長がなかなか難しいと言われた夜間の対応など、修正すべき点がたくさん出てきてるんだと思います。この辺のところを踏まえて早期の新基準策定の改善策を求めるところであります。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
今後の方向については先ほど答弁をさせていただいたとおりでありますけども、今回、避難指示等を出しまして状況等を見ておりますと、やはり逃げない方が多くありますし、堤防、危険なところに行ってですね、川の状況を見ているというような方も多くありました。我々がチェックしている映像の橋の上に人がたくさんだんだん集まってきたりですね、いろいろあります。そういう意味では、やはりまず大事なのは災害に対してどうやって身を守る責任がまず自分にあるんだと。そのまず第一の責任の部分を理解していただき、行政というのはそこの部分をお手伝いしていく機関なんだということをみんなに知っていただかなければですね、行政に自分の身の安全を守ってもらうんだという意識だけでは、もう対応しきれないそういう災害の起きる時代になってしまったのかということを理解していただくようにしていかなきゃならんなというふうに思ってます。いずれにしましても、災害に対してまず第一義的に組織として動くのは行政でありますから、議員ご指摘のような部分について我々もしっかりともう一度経験を生かして体制の整備等を進めていきたいというふうに思います。以上であります。(「はい」の声)
再質問 4番 八木幹男
質問を変えます。ありがとうございます。続きまして、2点目の半径400メートルを徒歩圏に設定し「歩ける街」にという、こちらにつきまして再質問させていただきます。市街地区にある施設や公園などさまざまな世代の方々に散策、周遊してもらうための仕掛けづくりが必要と考えていると答弁をいただいておりますので、これで十分なのですが、さらにこの具体的なストーリー展開について進めていくべきではないかと、このような点から再質問させていただきます。歩くことが健康につながることが理解して取り組まれている人が増えてきていることは確かなんですが、私の危惧するところは歩いている人を見ても楽しそうでないということなんですね。この辺のところを踏まえて、やはり取り組みをしていかなきゃならないんだろうと思っております。こちらにつきましては8月5日の美瑛の美しい景観を守り育てるまちづくりフォーラム講演の冒頭で、松田泰明さんがこんなことを言われてました。魅力的な町や地域には、そこに住む人々が生き生きと幸せそうに暮らす日常がある。人はそんなまちに住みたいと思うのではないでしょうか。また、人はそんな町を訪れたいと思うのではないでしょうか。この日常ということに焦点を当ててくれまして、大変貴重な含みのある言葉であったと思っております。本町は完璧と言っていいぐらいイベントに取り組みをしており、成果を上げてきております。これはあくまでも非日常であって、並行して日常への働きかけを町民に対してもっとやっていく必要があるのではないかと、このようなことを考えております。健康に不可欠なのは、食事、運動、社会活動、とこのようなこと言われますが、これに関して最近よく言われておりますのが、健康だから社会活動ができると、こういう見方と、社会活動しているから健康だと、こういう見方に分かれます。社会活動は、いずれにしましても社会活動が活発な人に元気な人が多いというこういうことだろうと思います。いつでも誰でも立ち寄れる施設が3つ出揃いました。図書館、交流館ビ・エール、郷土学館美宙、やはりこの家を出て立ち寄れるハードができ上がりました。やはりこれらをつなげるストーリー、あるいはソフトと言ったらいいんでしょうか、松田さん流に言うならば、実態とイメージ、これらをセットでつくっていく必要があると、こういうことなのかなと思っております。やはり家を出て歩きたくなるようなマップづくり、その辺のところをぜひやっていただきたい、こういう思いから、再度町長にお伺いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
議員ご指摘のように、まちがですね住民にとって本当に暮らしやすい、また一方では、のんびりできるようなそういう町がつくっていけることがこれからのまちづくりのあり方だというふうに思っています。まだまだですね、例えば私町長辞めてですね、そして町の中でうろうろしたら、あいつ辞めてぼけてるわと言われるようなね、まだまだそういう風潮だと思うんですけども、例えば美しい村連合の仲間のまち、特に海外のまちなんかを見ますと、まちの中で親父さんたちなり女性の人たちがベンチに座ったり、木陰でわいわいと話をしたりしてですね、観光客が来ると、我々から話しかけると、それに対してこういうことだよ、こんなことだよ、ここへ行ったらいいよとか、こんなに良い楽しいまちだよとかっていうような自慢を聞かせてくれる。それが文化的な違いもありますから簡単に一概には言えませんけども、我々のまちづくりでまだまだ歴史を重ねて、自分のまちに愛着を感じ自信を持って、そしてここが俺の生きる場所、死ぬ場所だと言えるような、そういうまちが我々にとっての目標、これからのまちづくりの目標になるんだろうなというふうに思ってます。そんな面からしますと、私自身も、大変最近美瑛町に行列のできるお店やさんも出来てきたりですね、民間の方々の努力の成果も出てきてくれたり、非常にそういう面では少しずつ良い形で出てるなと。正直言って、今丸山通りも整備中で、丸山通りにそういう店の1つや2つできないかなあということで、いろんな方々と情報交換をさせていただいているところでありますけども、そういう歩いても、それから楽しめる、また味わうことのできる、おいしい料理を食べることができる、また交流できる、そういうまちをつくっていくことが大事だと思っています。標準が変わっていくんだというふうに思ってます。今までの日本の国の中での市町村という役割から、世界の人たちが交流したりできる町ということになってくるとバリアフリーの問題も含めてですね、課題も含めて基準が変わってくるんだというふうに思って見ています。そういう新たな、そういう国際的な基準も我々の町に少しでも取り入れながら、魅力あるまちづくりをしていく必要があると思ってます。一時期美瑛町で花壇づくりコンテストなんかが行われて、我々大変目を楽しませてもらったんですけど、そういったものも今終わっていますけども復活できるようなことがあれば、町中を歩いてくれる方々に非常に有効なテーマだというふうに思ったりもしております。社会活動というような活動となるのか、それがまた、それぞれのいろんな方々の考え方によりますけども、ボランティアですとか、それからNPO等を通じたまちづくり、そんなことを議員ご指摘のような内容もさらに組み込みながら、これから取り組んでいければなと願ってお話を伺ったところであります。(「はい」の声)
再質問 4番 八木幹男
なぜ考えたかと言いますと、実は北大の大学院に留学されてるイタリア人の女性の話を聞いたときに、日本に来て不思議に思ったのは広場がないことだったっていうんですね。こんなことで、人と会うにはどこに行って話してるんだろうっていうことで不思議だったということで、やはり日本人にとっては、昔は縁側というのがありまして、ちょこちょこっと寄ったという、こんなこともあるんだろうと思うんですけれども、やはり誰でもいつでも寄れる場っていうのはやはり必要で、それに行くストーリーづくりというのは必要なんだろうと思います。この中では、やはり歩いてる人でも病気の治療として歩いてる方もおられます。また、最近の研究では、歩いた時間、歩数は必ずしも連続したものではないというようなことも言われておりまして、途切れ途切れのトータルで何時間、あるいは何歩という考え方が主流になってきているようです。やはり散歩しながらでも途中で寄って、また誰かと話して、こういった環境を整えて、せっかく整えたのですからやはり有効に使ってもらう提案、こんなことが必要なんだろうと思います。途中で休憩していくといいますか、なるほどねというこんな感じてもらえるようなストーリー作りが必要だと考えております。やはり、楽しく歩いていたら健康になったねと、こういうことが言われるまちにしてほしいなというようなことを願っております。また、こんな形からやはり直接的に健康を訴えるのではなくて、やはり偶然という名の必然というのは私の口癖ですけれども、やはりこういったことを頭に常に置いて施行していくと、こういったことがこれからの行政マンに求められる思想の原点かなというようなことも考えております。先ほど歩ける街と表現しましたけれども、やはり歩きたくなる街、こういった形でやはりなればいいなというようなことを思っておりますので、その辺のところまた重複した質問ではありますけれども、その辺のところ町長の考えをお伺いしたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
街中に広場があまりないとか、そういった部分で日本と外国の違いのお話をいただいたということでありますけども、私もそういう部分のことについてある程度理解をしていますので、今丸山通りには民間の方々が持っている、個人が持ってる土地なども、町の方で適正な場所というふうに判断しましたら購入させていただいて、スポット的に休める場所、公共の場所をつくったりしております。また一方で、車社会からもう少し人がゆっくり呼吸できるようなまちづくりということで自転車のイベント等もしてますけども、自転車などでまちめぐりをできるようなそういう地域づくりも進めていくことで取り組みを進めているところであります。職員の方にもそういうことを意識を持ってもらえればということで、議員ご指摘でありますけども私もその通りだと思います。やはり見てみたりですね、感じてみたり、そこから現地へ行って話してみたりすると、そこに一つの全く今までの自分の価値判断と違うものが生まれますので、職員についてはですね、経費が掛かってもぜひ海外とかですねそちらの方に視察に行って勉強してこいという思いは強く持ってます。なかなか財政難のときにそういったものを厳しく取り締まったもんですから、財政再建後の取り組み、職員もなかなか忙しいせいもあってあれなんですけども、手を挙げるのが美瑛町は多い方なんですけども、他の町に比べたら多い方ですけども、まだまだそういうことを取り組んで、職員のまた思いもいろいろ次に向かっての発展をできるようにしてあげたいなというふうに思ってるところでありますので、ご指導等いただければというふうに思ってます。