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美瑛町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月16日

自動体外式除細動器AEDを正しく使って救命を

2016年3月16日、美瑛町議会の一般質問で、京屋愛子議員が「自動体外式除細動器AEDを正しく使って救命を」について質問し、町長 浜田哲が答弁しました。

質問者
京屋愛子 議員
答弁者
町長 浜田哲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 京屋愛子

おはようございます。3番京屋です。質問方式は今までどおり回数制限方式でいきたいと思います。質問事項、自動体外式除細動器AEDを正しく使って救命を、質問要旨、厚生労働省所管の日本救急医療財団は、平成18年秋に救急蘇生法の見直しを行い、新基準が示されました。今では、AEDの設置は、駅、役所、公共施設や商業施設などにも設置され、目にする事も多くなりました。本町でも昨年11月、中学校部活活動後に男子生徒が突然倒れ心肺停止となりました。幸いAEDが設置されていた事と、他の生徒を迎えに来ていた親御さんが看護師の方と、AEDの体験講習を受けたばかりの先生が連携し、AEDによる救命処置が行われ、すぐに救急搬送されました。入院、治療により一人の子どもの命が救われ、今は元気に通学している事例がありました。本当に心から良かったと思っています。しかしながら、AEDの存在すら知らない人や、知っていても使用することをためらう人もいると思います。減らせ突然死プロジェクト委員会では、30秒たっても反応が無い場合は、目まいや失神とは違うと判断してよい。すぐに救命措置をと促しています。実行委員長はAEDを使って助からなかったとしても、法的な責任は問われません。電気ショックが必要かどうかは機械が音声で教えてくれるので、救命は一刻を争うため、恐れず使うことが重要と提唱しています。そこで、本町でのAEDの取り組みについて伺います。1、AEDの設置状況は。2、公共施設職員、管理人やスポーツ少年団指導者、スポーツ団体に、AEDの体験講習を実施しているのか。3、AEDを町民に知ってもらう方策は。質問相手は町長です。

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

3番、京屋議員よりの一般質問に答弁をさせていただきます。これは時間制限方式でないので、答弁の方も時間を気にせずに答弁をさせていただきたいと思います。質問事項につきましては、自動体外式除細動器AEDを正しく使って救命をという内容であります。自動体外式除細動器AEDは、電極パッドを傷病者の胸に貼り付けて電源を入れると、機械が操作方法を音声メッセージで指示し、不整脈の種類や電気ショックの必要性を自動的に判断し、心室細動を正常に戻す医療機器で、日本では従来、医師及び看護師並びに救急救命士以外の者による使用は認められていませんでしたが、突然の心停止の際に、現場で迅速に行われるAEDによる応急処置が救命率の向上に寄与し、欧米においてはAEDの講習を受講した一般市民にその使用が普及し、安全性、信頼性についておおむね評価が確立したことから、病院前救護の充実強化のため、平成16年7月1日付の厚生労働省医政局長通知「非医療従事者の自動体外式除細動機AEDの使用について」により、一定の条件下で非医療従事者による使用が医師法違反とならないとする方針が示され、その後、一般市民を対象とした講習への受講の勧奨、公共施設への設置の普及が図られてきたところであります。本町においても、救急隊が到着する前にAEDを使用した場合、救命率が数倍高いことが明らかになっており、議員が述べられた昨年11月の事例については、個人情報にも関わることですので詳しい答弁は控えさせていただきますが、正にAEDによる救命処置が効果を発揮したことは十分認識しているところであり、公共施設等への設置と使用方法の普及について従来から取り組んでいるところであります。1点目のAEDの設置状況については、平成27年4月現在、小中学校など公共施設を含む28事業所に設置されております。2点目の公共施設職員及び管理人やスポーツ少年団指導者、スポーツ団体などでの体験講習の実施状況については、美瑛消防署が中心となって、保健福祉課や教育委員会など、各関係機関を通じて関係団体への受講案内など積極的に取り組んでおり、過去5年間での実績では延べ148団体、2,987名の方々が受講されており、引き続き一人でも多くの方々が受講されるよう積極的に取り組んでまいります。3点目のAEDを町民に知ってもらう方策でありますが、消防など関係機関と連携し、AEDの使用方法や使用効果、設置場所、講習会の開催などの各種情報を広報やホームページなどを活用して、町民への周知に努めてまいります。以上であります。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)

質問 3番 京屋愛子

はい、3番です。1点目の質問なんですけれども、小中学校はじめて28カ所のところに置いてあるという回答が得られました。それは非常に私としては、28カ所もあったんだと私本当に知らなくて、びっくりしたところでちょっと安堵しました。今後ですね、やはり新設される事業所の設置の計画はあるんでしょうか。2点目ですが、AEDは使用されなければ意味がありません。設置だけでは、宝の持ち腐れになるんじゃないでしょうか。使用する人が戸惑わないためにも、やはり体験が必要になってきます。今、スポーツセンターでは団体、個人いろんな方が、たくさんの方が利用しています。そして、まちにはたくさんの観光客が来ます。不特定多数の人が利用する施設の管理人がAEDを使えないと管理者責任にもなりかねません。各関係機関を通じて、関係団体には最低1年に1度の講習が受けられるように計画していただきたいのですが、いかがお考えでしょうか。講習にはですね、車の免許を取るときに必ず救命講習が義務付けられています。やっぱり若い頃からこれをやっておくと、とても大切だと思っています。実は、横浜市の多くの中学校では卒業間近にですね空き時間が出てきますね。そのときに、この講習体験が行われています。そして、高校に行ったときにこのAEDを自分たちが使って命が助かったという事例もあります。ですから、この美瑛町の面積からいうと28台というのはどうかなっていう部分もありますけれども、人口からいったら十分あるのかなとも思っていますので、子供たちの経験はとても大事になってきますので、ぜひこれを教育委員会の方に取り入れていただけたらいいのではないでしょうか。町民の周知の問題ですけれども、また来月から新年度になります。早急にAEDマップを作成して、若い方はインターネット等はご覧になってホームページ等は見ると思いますけれども、やはり頼りにしてるのは広報紙かなと思いますので、ぜひその広報紙の方に掲載してみるのは検討していただけたら良いのではないかと思っておりますので、いかがお考えかお聞かせ願います。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

再質にお答えいたします。設置の計画、今後のということでありますけども、基本的に町の人が集まったり、町民の方々が活動したりという部分については、学校をはじめ積極的に導入をしてきてるということでご理解をいただきたいというふうに思います。ただ、やっぱりそうは言っても、ここになければだめでないかというような案件もないとは言えませんので、ご指摘をいただければまた我々も検討したいというふうに思ってますので、その部分について、まず町側の姿勢としての町の施設の部分についての考え方をご理解いただきたいと思います。それから、あと民間の部分なり福祉関係のそれぞれの事業所というようなところの部分でありますけども、こういった方々にも我々も積極的に消防等を通じて情報を、各担当課を通じて情報を発信させていただいて、いろんなところで付けていただいています。例えば温泉の関係のホテルの方ですとか、それから福祉施設の方ですとか、青少年交流の家はもちろんでありますけども、それから学校、高等学校など、図書館等、それからあおば幼稚園等も付けていますので、この部分で必要と思われる部分をさらに我々も常に配慮しながら情報交換をしていくということで、今後の設置の部分についても一層広がっていくように探っていきたいというふうに考えているところであります。研修等、しかし設置してもですね使われなければということで技術的にどうだということでありますけども、やはりこの部分の実際の具体的な運用という部分は専門的な部分がありますので、美瑛町では消防の救急救命士なり資格を持ってる者、専門的に持ってる者、病院も含めてでありますけども、そういうところが中心になっていくというふうに思っています。特に外の機関ということになってきますと、消防が主役となってやっていく、今までもそのような形で取り組んでいるところであります。そのような形で、今後もこの運用、普及、その下地盤を消防等中心になって取り組んでいく方向性を探っていきたいと思ってます。ちなみにですね、研修の部分もこれかなり1年に例えば24回やっているというような結果も出てるんですけども、いたる所で、宇莫別の環境保全組合ですとか、慈光園、美瑛高校、それから民間企業、高齢者事業団とかですね、いろんなとこで、子育て支援センターでもやってますし、いろんなところでやっているという実績をもらってます。そんな面からしますと、今後も今までの取り組みを積極的に継続したいということでご理解をいただきたいというふうに思ってますし、広報等でそういった部分の要望等があれば、さらにまた積極的に取り組みをしていきたいというふうに思っています。このAEDの部分についてですね、広報等でいろんな形で我々も今までお知らせをしてきています。私も実際に広報等を確認していますので、今までもやってきてるなというふうに思っていますけども、今議員からマップのようなものとかっていうような発想もいただきましたので、適切にAEDが活用される手法というのをどういった形でさらにまた進めることができるのか、よく検討させていただければというふうに思います。AED設置の表示等については今も進めてやってますので、その施設、例えば学校の体育館を使って運動したというような、先ほどの事例がありましたけど、そこでAEDの部分が活用されたというようなところを我々もやっぱり重要な案件として確認していますし、今後ともAEDの設置部分の表示等については十分に配慮していきたいというふうに考えているところであります。以上であります。(「はい」の声)

質問 3番 京屋愛子

はい、いろいろ考えていただいて表示等していただけると、本当に分かりやすいんじゃないかなっていうふうに思っております。やっぱり人が目の前で倒れたことに遭遇する人って、そんなにいるわけではないわけですね、1番はAEDが使われないことが良いわけですが、目の前で倒れた人がいたら何とか助けることが、それでできます。これからも、今町長お話いただきまして、いろいろ実績がある、やはりこの体験の講習をしっかり続けていっていただく、それが大切だと思いますので、やっていただけることを確信しております。今回このAEDについては、いろいろ文献を引用させていただいて質問をさせていただきましたけれども、最後に個人情報の事例にもかかわらず、私の質問内容に快く了承していただきましたご家族に感謝を申し上げるところであります。これで私の質問は終わります。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

議員ご指摘のとおり、やはり命に関わることですから、本当に細心の注意力、そしてまた命を守るんだという強い思い、取り組みが重なって成果が出るもんだというふうに思ってます。その取り組みの重要な手段、AEDというのはそういうもんだというふうに認識をしてますので、多くの方々が、町民の方々が使っていただける、それも間違いがないような形で使っていただける、そういうことを取り組んでいきたいと思ってます。議員からご指摘いただいてですね、質問いただいて、役場の職員の研修状況も聞いたんですけども、役場の職員はほとんど受けてると。ある職員からですね、受けてないのは町長だけだというようなことを言われて、実は私もですね受けさせくれということを言ったことあるんですけど、なかなかタイミングがとれなくて受けられなかったような部分があって反省したとこでありますけども、今後ともこういった部分の活用について前向きに取り組んでいきたいということで再々質の答弁とさせていただきます。

出典:美瑛町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月16日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる