美瑛町議会 平成27年第10回定例会 2015年12月17日
義務教育学校について
2015年12月17日、美瑛町議会の一般質問で、佐藤晴観議員が「義務教育学校について」質問し、教育長 千葉茂美が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤晴観 議員
- 答弁者
- 教育長 千葉茂美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 佐藤晴観
こんにちは。教育長、今回1問だけしかございませんけども、本年の締めくくりのご答弁をお願いいたします。番号5番、佐藤晴観。質問事項、義務教育学校について。質問の要旨、国会で改正学校教育法が成立したことにより、文科省は学校教育制度の多様化及び弾力化を推進するため、現行の小、中学校に加え、小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う義務教育学校を新たな学校の種類として規定し、平成28年度より導入されることとなりました。この取り組みは、平成25年1月に発足した教育再生実行会議が提言したことにより話が一気に進み、これまで全国1743市区町村で1130件が独自に取り組み、ほとんどの学校で中一ギャップ解消などの成果があり大きな評価とされておりますが、一方では懸念材料も多く考えられているようです。今後、義務教育学校が増えることは確実と言われており、地域のあり方や子供たちの教育にどのように影響を及ぼすか注視していく必要があると感じます。そこで、次の2点を教育長に伺います。1、美瑛町での小学校と中学校の連携はどのような状況か。また、今後の課題は。2、現段階での義務教育学校をどのように捉え考えているか。質問の相手は教育長です。お願いします。
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
5番佐藤晴観議員の一般質問に答弁を申し上げます。質問事項は義務教育学校についてです。よろしくお願いいたします。子どもたちの心身の発達の早期化や価値観の多様化が進む中、学校においては小学校から中学校への新しい環境に移行する段階でのいじめや不登校といった大きな課題の解決に向けて、各地で小中連携教育などが進められております。こうした状況の中で、学校間の円滑な連携、接続を推進するため、小学校と中学校の義務教育9年間の一貫教育を制度化する学校教育法が改正され、新たな学校種を義務教育学校とし、平成28年度から施行されます。1点目のご質問につきましては、本町では、今日的課題である中学校進学時など、心身の発達期における問題に対して、小、中、高校の教職員が連携を図りながら情報交換し、予防教育に取り組んでいます。また、進学先の環境や迎える児童生徒の状態像を相互に把握するため、幼保、小、中、高校の教職員が授業参観や交流を図るほか、配慮が必要な児童生徒の個々の状態を引き継ぐなど、きめ細かな学校間連携に努めております。今後においても発達段階に応じた教育の目標を明確にし、成果と課題を検証しながら本町の教育の充実に努めてまいりたいと考えております。2点目のご質問につきましては、小中一貫教育の取り組みの事例から、中学校への進学に不安を抱える児童の減少や教職員の意識の向上などが見られる一方で、9年間を見通した指導計画の作成と、それに伴う教職員の研修機会の確保の他、児童生徒の転出入時における学習指導上の対応、小学校高学年のリーダー性の育成など、多くの課題が挙げられております。こうした中で、義務教育学校を設置することは、これまでの課題解決に向けた一つの方策であると考えております。しかしながら、小中一貫教育での成果が十分に検証されるまでには更に時間を要するのが現状であり、本町においては地域の実情を踏まえながら、引き続き子どもたちに生きる力を育むよう取り組んでまいります。以上でございます。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)
質問 5番 佐藤晴観
はい、5番です。再質をさせていただきます。9月の定例会で、全国学力テストの公表しますかという質問などをさせていただいたんですけども、その時教育長は公表しますよということだったんですけですけども、今年の結果が今出されております。昨年度の結果は近隣町村とか全国平均、全道平均から見るとちょっと見劣りするかなっていう結果だったっていうこと言ったんですけども、今年度はですね、それがですね全て全国平均とか近隣の全道平均から大きくですね上回っていたという、本当に喜ばしい結果だなとは思っているんですけども、あくまでもたまたま今年テストを受けた学年というか、子どもたちの学力があったのかということで、美瑛町の子どもたちが学力が上がってるということにはつながらないと思うんですけど、その結果がですね続いていくようになるためにもですね、この小中学校の連携というものがですね非常にですね重要なものになっていくのではないかというふうにも思いますし、私が最近小学校や中学校を見ているとですね、やはり小学校低学年で例えば問題があって、それがなかなか解決できないでいると今度は小学校の高学年の時にそれが何らかの影響が出てくると。それが同じ風に小学校で改善できないでいると、今度はまた中学校でその問題がもうちょっと大きくなってしまうなんていうことがあったようにも思うところなんですけども、そういった点からもやはりですね小学校、中学校の連携というものが本当に非常に大きなものというふうになっていくように思っております。ただですね、今国がやろうとしているですね義務教育学校というものがですね、今後どうなっていくかという観点からするとですね、私はまだそれに飛びつくものではないというふうに、教育長もそういうふうに今のところ注視していくというお考えのようでございますので、私も同じ考えであります。そこでですね再質なんですけども、この1点目の答弁の中にありました予防教育に取り組んでいるというところなんですけど、この予防教育というのはどのようなものなのかを伺いたいと思います。(「はい」の声)
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
再質にお答えいたします。9月の佐藤晴観さんからの一般質問の中で学力の話が出て、今回11月ですか、全道の道教委のホームページの中で美瑛町の学力、学習状況調査についても公表させていただいたところです。成績について今佐藤議員おっしゃられたとおり、昨年と比べて今回は良い結果だったかなというふうに考えておりますし、そのことだけで本町の子どもたちの学力を評価することはできないと思っておりますし、今後とも小学校6年生、中学校3年生の学力、学習調査でございますけども、他の学年についてもやはり良い成果が上がるように、また子どもたちが一生懸命勉強したり遊んだり運動したりということで、そんな学校、それから地域の取り組みの中で、そういう状況の中で良い成果が上げられていければなというふうに考えているところです。今、質問いただきました予防教育ということでございますが、答弁書でも述べさせていただきました。小中連携ということで本町が取り組んでいる連携が3つございまして、生徒指導連絡協議会という中で子どもたちの小学校、中学校、高校の先生を含めた中で未然防止ということで、生徒指導上のいろんな課題に関して小中高校の先生が連携しながら、情報共有しながら子どもたちを見守っていこうという未然防止、これは予防教育の一つだと考えております。また、学習、学力、体力の面では学習連携協議会というような協議会を作りまして、幼稚園、保育所、それから中学校、高校の先生の中で、それぞれ子どもたちの状況を見ようということで、授業参観をできるだけ小学校の先生が中学校、中学校の先生が高校へというようなことで授業を見て子どもたちの様子を見ております。これも未然防止、何か問題が起きた場合の予防教育の一つだというふうに考えてございます。もう一つは、いろんな課題を抱えている子どもたちがおります。その子どもたちに対応する特別支援教育連絡協議会の中でも個々の子どもたちの状態像を把握しながら、小学校、中学校うまく連携できるように、中1ギャップというような問題もありますけども、そういう課題に事前に対応していこうということで、小学校の先生が中学校に子どもたちが上がる場合には十分な引継シートなどを作った中で予防教育に務めるということで、言葉としては予防教育となってますが未然防止を含めた、全体で子どもたちを見守っていこうというそんな取り組みだというふうに理解していただきたいと思います。以上でございます。(「はい」の声)
質問 5番 佐藤晴観
はい、再々させていただきます。今ですねご答弁の中にですね、幼小、小中、中高とかの授業参観なんかをですねお互いに見合うってみたいな話があったんですけども、例えばそれをさらに発展させて種別の違う学校の方たちがこういうふうにしていこうとかっていうようなところまでの話はあるというふうに考えてよろしいですか。(「はい」の声)
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
授業参観等でいろんな学校、種別の違った幼稚園の先生が小学校を見たり、小学校の先生が中学校を見たり、中学校の先生が高校、美瑛高校なんですが美瑛高校の様子を見たりということで連携しながら、情報共有をしながらということで進めております。今後いろんな中学校ごと、地域にそれぞれ中学校、小学校があり、地域ごとにいろんな課題もある。そういうことの解決の一つとしてやはり小学校から中学校に上がる時のいろんなギャップ、これは子どもたちでなくて先生方もいろんなやっぱりギャップもありますので、例えばですが出前講座的に中学校の先生が科目によっては、例えば音楽とか技術、家庭とかそういう体育とか、そういう科目ごとに小学校に入って中学校の先生が小学校の授業を例えば6年生にしてみるとか、いろんな考え方があると思います。いろんな地域でそんな小中連携教育を行っているところもありますので、今後学校と、いろんな校長会等を通じながらどんな取り組みができるか、今後少し検討していく課題かなというふうに考えているところです。以上でございます。