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美唄市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日

(1)農業行政について/(2)周辺市町村との共生について/(3)都市整備行政について

2025年6月17日、美唄市議会の一般質問で、川上美樹議員が「農業行政について」「周辺市町村との共生について」「都市整備行政について」について質問し、市長 桜井恒が答弁しました。

質問者
川上美樹 議員
答弁者
市長 桜井恒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 川上美樹

令和7年第2回定例会におきまして、大綱3点について市長にお伺いをいたします。大綱の1点目は、農業行政について伺います。第7期美唄市総合計画における前期基本計画を基に「JAびばい第11次地域農業振興計画」「JAみねのぶ第10次地域農業振興計画」「JAいわみざわ地域農業振興計画」との整合性を図りながら、「第3次美唄市農業ビジョン」を策定いたしましたが、今年度をもって終了することになっております。そこで、第3次農業ビジョンでは、本市の農業について、どのような成果があったのか、その現状と今後に向けた課題はどのようなものだったのか、次の点について伺います。1点目は、本市の農産物における競争力強化について。2点目は、SDGsへの取組について。3点目は、農業技術の発展・普及について。4点目は、農業生産基盤の整備について。5点目は、デジタル技術による農業の変革について、それぞれ市長にお伺いをいたします。大綱の2点目ですが、周辺市町村との共生について伺います。本市では、今年3月に南空知圏域において定住自立圏の形成の協定を締結したところであり、今後、岩見沢市を中心とした広域の取組が進められていくものと認識しております。一方で、本市ではこれまで定住自立圏形成協定の枠に限らず、他市町村と連携して行ってきた事業もあると認識しております。そこで、次の2点について伺います。1点目として、南空知定住自立圏形成に限らず、周辺市町村との連携の枠組みにおいて、どのような取組を行ってきたのか。二つ目として、南空知定住自立圏での取組においては、本市にとってメリット、デメリットになる内容が予想されますけれども、これについてはどう考えているのか、お伺いをいたします。大綱の3点目は、都市整備行政について。東明公園の桜の木の整備について伺います。木の専門家によりますと、老木、それから木の病気が広がっておりまして、このままだと数年後、東明公園から桜の木が無くなってしまう可能性もあるとのことですが、これについてどうするのか。今すぐにでも取り組まなければならないと私は思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。

答弁 市長 桜井恒

第3次農業ビジョンについてでありますが、まずは、農産物の競争力強化による海外への農産物の販路拡大につきましては、一般社団法人北海道国際流通機構を通じて、台湾やタイなどのショッピングモール、地元居酒屋や宿泊先ホテルにおいて、美唄産米のPRと試食を行い、高い評価を得ているものと認識しているところであります。また、台湾やタイなどの商社が本市に立ち寄り、雪蔵工房の視察や田園風景の見学後、峰延農協の生産者の協力の下、自ら作ったおにぎりの食味を体験してもらうなど、独自の取組を行ってきたところであります。今年度は、台湾での美唄産米のイベント開催を予定しており、輸出に向けた販路拡大のための取組を推進してまいります。次に、SDGsの推進についてでありますが、畦道にハーブを植えることにより害虫の拠り所となるイネ科雑草を減らし農薬使用を減少させる取組のほか、環境保全型農業及びイエスクリーン制度に取り組むことで、クリーン農業における産地の拡大や農業技術の普及が進んだものと認識しているところであります。次に、農業技術の開発・普及についてでありますが、美唄、峰延、岩見沢の3農協や空知農業改良普及センターと連携した取組により、主食用米や飼料用米などの収量が増加したほか、直播栽培などの省力化技術も向上したものと認識しているところであります。次に、農業生産基盤の整備についてでありますが、中心経営体農地集積促進事業や次世代農業促進生産基盤整備特別対策事業を活用し、受益者負担の軽減を図り、計画どおり基盤整備事業を実施したところであります。次に、デジタル技術の普及についてでありますが、スマート農業を広く地域に浸透させるため、地域要望のあったホクレンRTKアンテナ基地局を設置するなど、情報通信基盤を整備したところであります。また、ドローンによる生育状況等の確認や水管理システムによる水位・水温の確認など、データを活用した農業の普及に向けた検証を行い、市独自の補助金によるスマート農業機械の導入支援を行っているところであります。次に、南空知定住自立圏構想と市町村連携についてでありますが、初めに、定住自立圏の枠組み以外での広域の取組について、主なものを申し上げますと、南空知圏域では、地方自治法に定める一部事務組合である南空知ふるさと市町村圏組合において、移住定住につながる圏域のプロモーションや地域情報等の発信、物産の販路拡大の取組など、圏域で一体的に取り組むことにより効果が期待されるソフト事業を行っているほか、桂沢水道企業団や石狩川流域下水道組合では、生活に欠かせないインフラである下水道・水道事業の運営・管理などの共同処理を周辺自治体と行っているところであります。また、空知全体の圏域では、平成28年5月、空知振興局と空知管内24市町からなる「北海道空知地域創生協議会」を発足し、空知地域の知名度を向上させるため、ウェブサイト「そらち・デ・ビュー」やそらち応援大使が出演するPR動画による情報発信のほか、空知の魅力を体験するバスツアーなど、空知地域の活性化に向けた取組を行っているところであります。次に、南空知定住自立圏の枠組みでの連携につきましては、圏域内の各団体の代表者で構成する共生ビジョン懇談会での議論を踏まえ、まずは9分野・12カテゴリにわたる連携について、具体的な取組を行うほか、新たな分野の協議を進めていくこととしております。こうした中、令和7年度からの新たな取組として、公共交通分野における路線バスの乗務員確保を目的に、南空知地域で運行するバス事業者に新たに乗務員として勤務される方を対象に、支援金20万円を支給する制度を、この4月より9つの市町において開始したところであり、今後、少子高齢化や人口減少の進行により、単独の自治体だけで行政サービスを持続的に担っていくことが、ますます困難になると予想される中、本市が今後も自立したまちとして持続的に発展していくためには、定住自立圏の枠組みを活用し、地域資源を有効に活かすとともに、人材・ノウハウ・財源を共有しながら、圏域全体のメリットを最大限に引き出す事業を進めていくことが重要であると考えております。次に、公園の整備についてでありますが、東明公園につきましては、昭和33年から遊具の設置や桜の植樹などの整備を行い、昭和38年に開園し、61年が経過したところであります。一般的に「ソメイヨシノ」の寿命は60年から80年とされておりますので、ほとんどの桜は老木となっている状態でありますが、市では病害虫から桜を守り、良好な樹勢を保つため、病気や枯れた枝などのせん定を委託業務により年2回行っているほか、ボランティアを募ったせん定作業も行い、管理してきたところであります。東明公園の桜は、市内外の方々を魅了する本市にとって貴重な観光資源でありますことから、専門家の意見を伺いながら、今ある桜の樹勢維持に努めるとともに、植え替えや植樹などの整備について検討してまいります。

質問 11番 川上美樹

大綱1点目の農業行政について。農業生産基盤整備について、再度お伺いをいたします。まず、整備後に不具合が出てくるということが生産者の皆様から声として伺っております。この場合の補修工事への対応も必要になってくると思います。さらに、市全体の農地の中で、まだ未整備の部分もあると伺っておりますので、これについても、私としては早急に取り組むべきだと考えます。ご答弁いただきましたように、お米の保存方法として、北海道ならではの雪の冷たさを利用して貯蔵したり、畦道にハーブを植えて、減農薬に取り組んだり、さらにドローンやデータの管理を行う、デジタル技術との融合でもって、環境に、そして人に優しい農業を取り組んでいるというのが本市だと思いますが、私はこの北海道美唄市で、農家の皆さんが心を込めて育てていただいたお米や農産物をいただき、毎日このように元気に過ごしている消費者の1人です。日本全国はもとより、タイや台湾、本市での農業行政の取組が日本のため、そして世界の人のために、美唄が食料基地のど真ん中として、その役割を果たしていくべきだと思います。改めて市長の本市における農業発展のための決意をお伺いいたします。大綱2点目の自立権について、再度お伺いをいたします。人材・ノウハウ・財源の共有を図りながら、圏域全体のメリットを最大限に生かす取組を行っていくとのご答弁がありましたが、例えば、一つの例としてご提案申し上げますが、「ふるさと納税」につきましても、周辺市町村と連携した返礼品を検討してみるという分野も、のちのち作ってみてはどうかと思います。農産品の組み合わせであったり、あるいは炭鉱に関する南空知の回遊であったり、そういったものも今後協議の場に出していただくこともあっても良いのではないかと思いますが、いかがでしょうか。また、「南空知ふるさと市町村圏」での地域振興に対する取組は、この定住自立圏と同じ圏域にありますので、圏域全体のメリットももちろんですけれども、本市は本市のメリットを考えていくべきだと思います。ですので、ふるさと市町村圏自体は解散を求め、基金として積んである1億3,000万円、これを一旦市に返金していただくということも、ご検討いただいても良いのではないでしょうか。これについて、市長のお考えをお伺いいたします。大綱の3点目、東明公園の桜についてですが、整備についてはご検討いただくというお返事をいただきましたが、いつからやりましょうか。できれば管理をする存在、やってくれる人も必要ではないかなと思います。市長は就任される前になりますけれども「美唄市は再興に残された時間は少なく「今」大きな変化を起こさなければならない」と仰っております。さらに「Now or Never」、今が最後のチャンスという意味かと思いますが、まさに「今が最後の美唄のチャンス」という覚悟で、尽力するという考えを示しております。まさに東明公園の桜は、今整備を始めなければ、桜の木がなくなってしまいます。そういう状況だということです。これについて、再度、市長のお考えを伺います。

答弁 市長 桜井恒

基盤整備後の補修工事についてでありますが、令和6年度に面工事が全て完了し、現在は古い暗渠による水漏れや、泥炭に起因する農道の沈下等、工事後の不具合について、二次整備を実施しているところでありますが、令和8年度の事業完了に向けて、全ての不具合が改善されるよう、施行体制の強化と予算の確保について、北海道開発局に対し強く要望しているところであります。また、現在までに農用地区域の約7割について整備を終えましたが、引き続き、癸巳地区につきましては、令和10年度の採択に向けた地区調査を要望しております。残る地域につきましても、地元の意向や関係団体と協議を重ね、負担軽減策の継続と関係機関への要望活動に努めてまいります。いずれにいたしましても、先人が築き守り抜いてきた基幹産業としての農業を持続可能なものとするため、農業者や農業関係者の声をしっかり聴きながら、次なる第4次農業ビジョンを策定するとともに、美唄らしい儲かる農業、かっこいい農業の推進に対し、支援してまいります。次に、周辺市町村と連携した返礼品などの検討についてでありますが、ふるさと納税における返礼品の充実は、本市の魅力を広く発信し、地域経済の活性化につなげていく上でも重要な取組であると認識しております。その中で、周辺市町村と連携し、南空知全体としての魅力を高めるような返礼品の開発や観光回遊性の向上を図るというご提案は、非常に意義あるものと受け止めております。このため、今後におきましては、関係市町村や関係団体との意見交換の機会を捉えながら、方向性に関する課題などを共有の上、検討してまいりたいと考えております。また、定住自立圏と同じ9市町で構成されている南空知ふるさと市町村圏組合の今後の在り方につきましては、現時点において、具体的な協議が始まっていないところであります。今後、南空知定住自立圏における取組を進めていく過程において、基本的には組合議会を中心に議論が進められていくものと考えておりますが、市といたしましても、ご指摘の基金の取扱いも含め、基本的な考え方、方向性を整理していく必要があるものと認識しております。次に、東明公園の桜の整備についてでありますが、美しい桜を楽しんでいただくには、植樹を行ってから、樹木が成長するまで幾年もの月日が必要となりますことから、確実に、来年度に整備が開始できるよう補助金などの財源や整備手法を検討するとともに、植樹した桜を健全に成長させなければ、美しい桜を咲かすことはできないことから、市民の皆さんと桜の維持管理を協働できる体制作りも併せて進めてまいります。

出典:美唄市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる