美唄市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日
(1)AIデマンドバス「のるーと美唄」の実証実験について/(2)学校給食への国費投入について
2025年3月10日、美唄市議会の一般質問で、伊原潤司議員が「AIデマンドバス「のるーと美唄」の実証実験について」「学校給食への国費投入について」について質問し、市長 桜井恒、教育長 石塚信彦が答弁しました。
- 質問者
- 伊原潤司 議員
- 答弁者
- 市長 桜井恒、教育長 石塚信彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 伊原潤司
令和 7 年第 1 回定例会一般質問におきまして、大綱 2 点につきまして、市長並びに教育長にお伺いをさせていただきます。最初に、AIデマンドバスの実証実験についてということで、提出をさせていただいておりますが、ご承知のとおり金曜日にも 2 人の同僚議員、それから本日も私と私の後の同僚議員の 4 人がAIデマンドバスについての質問になってございまして、これ以上重複を避けない質問を見つけるのが難しいという状況になってございますが、とりあえずもともと昨年の 9 月から 12 月までの 3 か月と私は思っておったのですけれども、もう既に半年になろうとする 3 月でございます。その間、まだまだデータ的に足りないものがあって、実証実験というのを続けてらっしゃるのだろうと考えておりましたら、どうも聞くところによると、市の大きな計画の中で、今回は地域公共交通計画の調査検討期間をおおむね 3 年と定めているので 3 年やるんだというお話を賜ったところでございますが、まず、重複ではありますけれども、このやや半年で得られたデータ、主だったところを教えていただきたいと思うところでございます。そこに関連して、新たに疑問が出れば質問をさせていただきたいと思います。それから 2 点目、教育長への質問でございますけれども、いよいよ昨年の選挙で比較第一党ではございますが、自民党が破れまして、ちょっと国会の様子が変わって、いろんな要求をのんでしまうという状況になっておりますけども、そんな中で、とうとう学校給食への国費の投入、私も昨年来、何遍かここの場所でも質問をさせていただいております。それに対する当市の対処の方法、姿勢ということについて問いかけをさせていただいておりましたけれども、一応小学校に限った話ではありますけれども、次年度、令和 8 年度から小学校に対して、給食費につきまして、保護者に代わって、国がその分を負担するんだという施策が実行されるということがほぼほぼ間違いのないところになってございます。それについて質問をさせていただいて、当市においては、3 年目になりますか、無償化ということが既に実施をされておりますので、その上に立って今回の国費の投入ということは、具体的な基準は随分中央へ行って直接聞いておりますけれども、まだ具体的な数字、あるいは方法といったものは出てきておりませんので、それを待ってからという慎重なお答えになろうかとは思います。けれども、基本的な考え方として、どのように一歩先んじて無償化を実施している、1,800 になろうかという全国の市町村の中で、既に 400 を超える自治体が無償化をしている。大きいところから小さいところまでです。令和 7 年度に至りましては、京都府が国費投入を前提として、一斉に無償化をしますということで、400 億の予算になっておりまして、もう既に先取りをした形が出ております。それが 400 の自治体の中の一つの大きな例です。東京都も先んじて、どんどん無償化をやっております。今は授業料がむしろマスコミを賑わしておりますが、給食費については、そういう状況でございます。それについて、先行自治体としてどのように国費の投入を受け止めるのかということについて、改めてお伺いをさせていただきたいと思います。
答弁 市長 桜井恒
AIデマンドバス「のるーと美唄」の実証運行についてでありますが、初めに、実証運行期間につきましては、地域公共交通計画において、調査・検討期間をおおむね 3 年間と設定していることから、令和 8 年度までを予定しているところであります。次に、実証運行後の結果につきましては、市街地の効率的な公共交通体系の実現を目標としており、具体的には現在路線が重複している市民バス東線、南美唄線の再編を目指しているところであります。次に、現時点での成果につきましては、昨年 12 月に利用者アンケートを実施したところ、「のるーと美唄」の運行により、スーパー、公共施設、温泉等への外出回数や医療機関の受診回数が増えたとの回答が多く、一定の効果があったものと考えております。
答弁 教育長 石塚信彦
学校給食への国費投入の対応についてでありますが、令和 7年度につきましては、物価高騰及び学校給食の充実に対応するため、学校給食費 1 食当たりの単価に、令和 6 年度よりも 10 円増額し、小学校で 349 円、中学校で 402 円の限られた予算の中で、栄養教諭や調理員の工夫と、委託業者や地元農家の皆さんなどの協力によって、給食を提供してまいります。また、本市の学校給食は、子どもたちのみならず、教職員からも「おいしい」と評価されており、今後も、美唄産の食材や特産物を積極的に学校給食に取り入れ、安全でおいしい給食を提供していきたいと考えております。今後も食材の高騰が予想されますが、おいしい給食の提供は、本市の人口増につながる重要な施策であり、さらに質を高めるためにも、国からの財源措置が決まりましたら、市長部局と十分協議してまいります。
質問 2番 伊原潤司
まず、デマンドバスについてでございますが、そもそも当初、実証実験を 3 か月ということで始まったわけですが、その後さらなるデータ蓄積のため、延長となり、ただいまのお話ではおおむね 3 年ということを伺ったところでございますが、3年間、実証実験であれば、あるいは実証運行であれば、国の補助金が付くんだよというようなことを教えてくださった方もおいででございます。人口減少に歯止めがかからない当市におきましては、3 年後は、高齢化の伸長と利用者となる市民の総数が減ることは明確でございますので、補助金はあるに越したことはないので確認をさせていただきたいと思うところです。また、現在、当市においては、市民の足となるいわゆる公共交通は、美唄市においては、青ナンバーの路線バス、白ナンバーの市民バス、賃走の民間タクシーが 3 社、同じく 3 社によります乗合バス、そしてAIデマンドバス「のるーと美唄」の 5 系統が運行されていると認識をいたしておりますけれども、ご答弁にあった路線が重複しているという点は、市内どこでも走り回るタクシーは全て重複しているわけでありまして、市民バス東線と南美唄線のみの再編では目先の微調整に他ならず、根本的な意味では民間に運行を委託する現システムにおいては、最後の一人の利用者が存在する限り現体制を維持し、それを市民サービスと呼ぶならば、さらに大胆な決断による施策を打たなければ維持することは不可能だろうと考えております。例えば南美唄線におけるB社の営業実績は、最終赤字額で申し上げますと、平成 28 年 10 月から 29 年 9 月の 1 年間で、最終赤字で 965 万円、1,000 円以下は切り捨てます。美唄市の補助額が 493 万円補助していただいて、実質の最終赤字は 412 万円ということでございました。これを年度ごとにとりあえずお知らせをいたしますと、翌年は 461 万円の補助金をいただいて、378 万円の最終赤字、翌年は 517 万円の補助金をいただいて、783 万円の最終赤字、その翌年は 481 万円の補助金をいただいて、761 万円の最終赤字、翌年 520 万円の補助金をいただいて 892 万円の最終赤字、昨年度は、表面上の赤字額は 1,855 万円、そこに 645 万円の補助金をいただいて、1,209 万円の実質最終赤字ということになってございまして、今申し上げただけで、累積赤字は 5,000 万円にも達しようかとなってございます。この利用者の推移からも、回復はなかなか見通すことは難しく、南美唄線の廃止というお話がございましたが、路線廃止は、当然示したとおり、過去 6 年間で赤字は 950 万円の増加に対して、補助金は 150 万円弱の増加にとどまり、一民間事業者への美唄市の「優越的地位の乱用」とも言える改善措置の放置であると私も一民間事業者として思わずにはおれないところでございます。これが撤退や廃業などにつながれば、地元の雇用先の損失にもつながる、負の波及効果につながります。B社においては現在、雇用する従業員は、140 人ほどになってございまして、家族も含めましたら、美唄に居住する人数はおよそ 500 人前後になるということでございます。行政のあらゆる施策は、否応なく抱える人口がさらに将来的に1 万人減ることを前提とした行政面積の縮小ということを常に念頭に置かなければ、早晩窮屈なものになり、立ち行かなくなることは明白でありますから、役割を担う地元民間企業に負荷が偏ることが無い目配りに配慮することについて所感をお尋ねしたいと思うところであります。これも極めてホットな情報でございますが、美唄は現在タクシー3 社が営業運転をなさっておられますが、そのうちの 1 社の昭和ハイヤーさんが 3 月いっぱいをもって美唄から全部事業を辞めて出ていかれます。同じく互信グループさん、非常に大きなタクシー会社、札幌に本社がございますが、実は空知では、滝川と夕張にも事業所がございますが、辞めるのは美唄だけだとおっしゃっておられます。これもどなたの言葉とはあえて申し上げませんが、やはり美唄は要するに行政の支えがいささか手薄だということも具体的におっしゃられていたと漏れ伝え聞いてございます。美唄は本当に待ったなしのシュリンクする状況でございますので、そんな中で美唄で生まれ、美唄で大きくなり、炭鉱の全盛期を経ながら、どんどん 10 万人から人口が減っていく状況の中で、いわゆる民間事業者としての商売の土壌というのは極めて脆弱なものになっています。そんな時に、いわゆる公共での仕事の一翼を担う事業者について、今少しお目配りをいただけないかという質問でございます。それから 2 点目、学校給食についての質問をさせていただきますが、次年度、令和 8 年度の 4 月から給食に対する国費の投入が実施されるところでございます。先ほど教育長より、美唄市の本年度も一人当たりの給食費が小学校全体で 10 円増やしていただけたということについて、大変ありがたいことだと。無償化になってから、年間でおよそ 100 円に近い、一人当たりの給食費の値上げをしていただいているということについては、全国的にもほぼ例を見ないような状況でございまして、感謝を申し上げるところでございます。小学校でおよそ 350 円、中学校では 400 円にのっているというのは、恐らく全国的にもそんなにたくさん例があるわけではないと考えております。先ほど教育長の答弁にもございましたとおり「おいしい」と評価されているということでございましたが、今行政には、おいしい給食検討委員会という委員会がございます。そんな中で「おいしい」というものの把握の仕方、一体何を目指したらいいのだろうかということについては、そこに参加する委員の中でも、やはりまだ余りに抽象的で、あるいは人それぞれに感覚が違うものがございますので、なかなか議論が煮詰まらない、進まない、具体像を結ばないということがあるのは事実でございますが、私の中で「おいしい」というのは恐らく、簡単に申し上げて、子どもたちが喜んで食べて、食べ残しが出ない、これが子どもたちにとって「おいしい」のだろう、結果として思うところでございます。そういう意味で、単純に国費が導入されて、美唄市の 350 円と 400 円、このレベルが全国一斉に出るとは到底思えません。したがいまして、ここまでせっかく築き上げてきたものを維持するためにも、やはり一部、行政からのお手伝いが必要になろうかと思うことと、それから、これまで年間 7,000 万円とか8,000 万円という予算を組んでいただいて、実施してきた無償化でございますが、これを全く国費が肩代わりしてくれるからといって、全部引いてしまうのでは、あるいは同額だったとしても、それは本来保護者が負担すべきものを行政が税金で賄ってくれたという意味合いでしかなくて、子どもたちの目の前に出てくる毎日のメニューは、予算の範囲内でとどまるということには変わりはないわけであります。これだけ野菜が高くなる、食材を含めて全てが高くなる、人件費は高騰するという中で、同じでは、要するに現状維持というのも不可能だという状況になってございますので、どうか一つ、国からどの程度の投入がなされるのかというのはまだ分かりませんけれども、そこに付け加えていただく部分として、これまでせっかく確保していただいた予算の中から全部浮いたではなくて、例えば 3分の 1 でも、半分でも、その上に乗せていただくことによって、あっという間に質・量ともに日本一の給食が実現できるものと考えております。いろんなところで申し上げておりますが、現在去年の 4 月から赴任された学校給食センターにお勤めの栄養士さんは、全国の栄養士さん見ていますけど、誠に異彩を放つ立派な栄養士さんで、本当にとんでもない財産が美唄に来てくれたなと考えております。センター長もものすごく前向きで一生懸命です。この機にたまたまこういう施策が重なるということもあって、どうか一つ、具体的なことをおっしゃられないだろうとは思いますけれども、昨年来よりお話を申し上げている美唄市を日本一の学校給食のまちにするんだという志に沿うご答弁をいただければありがたいと考えます。
答弁 市長 桜井恒
ご質問にお答えする前に 1点訂正させていただきます。まず、公共交通について、南美唄線を廃止するというご発言ございましたけれども、そのような答弁をしたことはございませんので、その点、訂正をさせていただき、伊原議員の認識につきましても、改めていただければと思います。その上で、この後、再質問に対してのご回答申し上げますので、新たな認識を持ってくれるかと思います。国からの補助金についてでありますが、現在、国土交通省などに対し、本市の事例に該当するような補助制度の有無について、現在確認しているところであります。次に、民間路線であります南美唄線を含めた市内公共交通体制につきましては、地域公共交通活性化協議会における協議や各運行事業者との意見交換を図りながら、効率的な運行体制の実現を目指してまいります。
答弁 教育長 石塚信彦
学校給食の方向性についてでありますが、本市の給食は、評価も高く、他の自治体に負けない「おいしい給食」であると自負しております。これは、主食である美唄産のお米と地元農家の採れたて野菜を数多く使用した献立であるとともに、手作りにこだわった様々な方々の努力や思いの詰まった給食です。この度の国の小学校からの給食費の無償化に伴う財源措置については、国での協議が本格されるものと考えておりますが、財源措置に関わらず、子どもたちに「おいしい給食」を提供したい思いは変わるものではなく、現状に満足せず、美唄の学校給食は全国に誇れるよう高みを目指して取り組んでいきたいと考えております。
質問 2番 伊原潤司
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再々質問 2番 伊原潤司
本定例会における私の一般質問での再々質問について、美唄市議会会議規則第 65 条の規定に基づき、取消しをしていただきたいと思いますので、議長においてお取り計らいをお願いいたします。