美唄市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月9日
(1)マイナ保険証について/(2)町内会組織への支援について
2024年12月9日、美唄市議会の一般質問で、山上他美夫議員が「マイナ保険証について」「町内会組織への支援について」について質問し、市長 桜井恒が答弁しました。
- 質問者
- 山上他美夫 議員
- 答弁者
- 市長 桜井恒
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 山上他美夫
令和6年第4回定例会におきまして、大綱2点について、市長に質問いたします。まず、マイナ保険証についてでありますが、マイナンバーカードと健康保険証を一体化したマイナ保険証の実施により、現行の健康保険証の新規発行が今月の2日で停止され、1週間が経過いたしました。新聞やニュースでは、高齢者やデジタル弱者への配慮が充分とは言えず、マイナ保険証への移行について、問題点が数多くあると指摘されております。現行の健康保険証は今後、発効後1年で有効期限が終了し、もしも期限が過ぎたままで、保険証を使用した場合には治療費は全額、本人が負担することとなっております。このような事態を踏まえて、マイナ保険証に切り替えていない市民に対しては、今後もマイナ保険証の登録を促進するための情報発信が重要な課題であると考えますが、総務省のデータによれば、マイナンバーカードの全国での交付状況は、令和6年10月末時点で75.7%のところ、美唄市の保有率は72.2%であるとされていますので、美唄市の10月末時点で5,200人ほどがマイナンバーカードを持っていないことになります。美唄市でのマイナンバーカードの普及に向けた広報については、メロディー9月号で、2ページにわたりまして、マイナ保険証の説明があり、10月号でも郵便局でのマイナンバーカードの申請案内が掲載されておりました。さらに、美唄市のホームページでは、マイナンバーカードの出張申請についても掲載されており、その内容は、依頼に応じて市職員が指定の場所に出向き、マイナンバーカードの交付申請を受け付けます。顔写真は無料で撮影しますので、まだマイナンバーカードをお持ちでない方や申し込みが分からない方は、是非ご利用くださいとの説明があり、市の担当部署でのマイナンバーカードの普及に向けた努力が伺えるところであります。そこで質問でありますが、1点目に、今現在のマイナンバーカードの保有者数と保有率は何人なのか。また、マイナ保険証として登録が済んだ市民は何人なのかについて、お伺いいたします。2点目として、マイナンバーカードの出張件数については、今までに何回の出張申請があり、何人が登録申請したのかについてもお伺いいたします。3点目といたしまして、従来の健康保険証の新規発行が今月の2日に廃止されてからまだ1週間ですが、世間ではトラブルが予想されるとのニュースもあり、現在までに市立病院にて健康保険証のトラブルは発生しているのかどうかについてもお尋ねいたします。続きまして、大綱2点目、町内会組織への支援について、市長に質問させていただきます。美唄市には現在、212の町内会と25の連合会がありますが、町内会の役割やその必要性については、市の広報紙メロディーの無償配布をはじめ、災害時には、その地域での情報収集や情報伝達、高齢者の見守り、清掃活動や環境美化、集会施設の管理、さらには防犯など市民生活の様々な取組を進める上で欠かせない組織となっております。令和3年2月には、美唄ダムの下流で発生した水管橋崩落による導水管の破損、漏水による断水時も市からの要請により、町内会は断水情報の連絡で重要な役割を果たしていることは皆様のご存じのとおりでございます。災害に最も重要なことは、住民の命に関わる安否確認と要支援者の安全確保のための情報収集でありますが、町内会には個人情報の壁を乗り越えた、その地域の情報の蓄積があり、災害時には情報収集においては、町内会は無くてはならない存在であります。災害時における町内会組織の情報収集や機動性が優れていることは、能登半島地震でも証明されており、また、1995年の阪神淡路大震災でも、平常時から行われている町内会による広報紙の配布活動や高齢者の見守り活動が、情報収集や救助活動で重要な役割を果たしたとされています。以上のように、町内会の重要性が叫ばれておりますが、市内町内会の運営は町内会員の会費だけでは大変であり、おのずと活動も限定されているところであります。また、美唄市内には16の町内会で構成する美唄市街地町内連合会がありますが、運営費は1町内あたり3,000円の会費のみで充分な活動ができていないのが現状でありまして、砂川市や岩見沢市などの町内連合会では、その運営に対して行政の支援を受けているところであります。そのような現状の中で美唄市が現在行っている町内会や連合会の助成制度としては「美唄市地域つながりサポート事業補助金」があり、予算総額は300万円ですが、その使途や補助対象となる要件は限定的でありまして、しかも補助率は事業費の2分の1、限度額も5万円となり、財源の少ない町内会にとっては補助金の申請にも、かなりハードルが高いと感じられるところであります。そこで質問でありますが、1点目として「美唄市地域つながりサポート事業補助金」は、使途が限定されており、さらに補助額は対象経費の2分の1で、限度額が5万円ですが、「美唄市地域つながりサポート事業補助金」を利用された件数とその内容について、お尋ねいたします。2点目として、町内会が今後も存続し、活性化して、結束するためにも「美唄市地域つながりサポート事業補助金」又はその他の財源を活用して、広報紙メロディーの配布手数料として町内に還元するか、若しくは町内会助成金として支給を望むところでありますが、そのようなお考えがあるのか、お尋ねいたします。
答弁 市長 桜井恒
マイナンバーカードの保有者数と保有率についてでありますが、令和6年11月末の状況で申し上げますと、保有者数は1万3,830人で、保有率は74.8%となっているところです。次に、マイナ保険証に登録済の市民の人数につきましては、10月末現在で申し上げますと、国民健康保険では、被保険者数4,078人に対し、登録者数は2,565人で保有率62.9%、後期高齢者医療制度では、被保険者数4,882人に対し、登録者数は2,812人で保有率は57.6%となっているところです。なお、被用者保険につきましては、把握していないところであります。次に、マイナンバーカードの出張申請についてでありますが、令和2年2月から令和6年11月までの累計で申し上げますと、出張申請の回数は134回で、申請人数は155人となっているところです。次に、市立美唄病院でのマイナ保険証に関するトラブルについてでありますが、健康保険証の新規発行が廃止となった12月2日以降、受付でのトラブルは発生していない状況であります。次に、美唄市地域つながりサポート事業補助金の利用件数とその内容についてでありますが、令和5年度の実績で申し上げますと、限度額5万円の事業は、申請件数7件、補助額は30万9,500円で、主な内容としては、ゴミステーションの新規設置や修繕、親睦会で使用した景品であります。限度額30万円の事業では、申請件数6件、補助額は82万3,900円で、町内会で運営する会館の屋根塗装、外壁修繕など、多岐に渡って使っていただける内容になっております。次に、町内会の活動を支援する助成金の考え方等についてでありますが、広報紙の配布につきましては、配布方法について他の手段を含め検討してきたところですが、現状、町内会にご協力をお願いしているところであり、配布手数料の交付については考えていないところです。本市におきましては、町内会等への金銭的な支援として、美唄市地域つながりサポート事業補助金のほか、街路灯の設置・街路灯電気料に対して助成を行う「美唄市街路灯補助金」などがあり、町内会等の運営費の負担軽減として活用いただけるよう、今後も継続して市の広報紙やホームページで制度の周知を図ってまいります。
質問 9番 山上他美夫
まず、マイナ保険証についてでありますが、国では、マイナ保険証を保有していない全ての方に現行の健康保険証の有効期限内に「資格確認書」が交付されて、保険診療が保証されていると思いますが、先ほどの答弁によれば、美唄市内でのマイナ保険証に登録済みの市民は国民健康保険が62.9%で、後期高齢者医療制度では57.6%と思ったよりも低い登録者数であると感じました。特に後期高齢者の保有率が低い点については、マイナンバーカードに保険証を登録することを知らない、登録する方法を知らない、登録できない高齢者もいると思います。この点について、マイナ保険証に未登録の市民に対しては、今後どのようにサポートしていくのか、お尋ねしたいと思います。続きまして、町内会の支援についてでありますが、答弁によれば、本年度の美唄市地域つながりサポート事業補助金の利用は、現在のところ7件で補助額は30万9,500円と、会館の修繕が6件で82万3,900円とのことですが、予算総額が300万円に対しての執行率は37.8%と、意外と補助金の活用が少ないように思われます。町内会は、非常時の情報伝達や情報収集、高齢者の見守りなど重要な役割を担っておりますので、この補助金がより多くの町内会で有効に活用され、町内会がより活性化することを望むところであります。できることであれば、補助対象となる要件や使途の利用規定を見直し、町内会が補助金の申請をしやすい制度にしていただきたいと思いますが、その点についてお考えあればお尋ねしたいと思います。
答弁 市長 桜井恒
今後の対応についてでありますが、マイナンバーカードの保険証登録は任意となっており、高齢の方の中には暗証番号の管理やカードの紛失に不安を持ち、登録していない方もいることから、市の広報紙やホームページのほか、市内の医療機関にご協力いただくなど、マイナ保険証の利便性について周知するとともに、市民課窓口に来庁された方に丁寧な説明を行い、マイナ保険証の普及に努めてまいります。次に、補助対象となる要件や使途の柔軟な利用規定についてでありますが「美唄市地域つながりサポート事業補助金」は、令和5年度から実施している事業であり、本市が平成16年に制定した「美唄市福祉のまちづくり条例」に基づき、地域づくりに関する地域住民の自主的な取組に対応する経費の一部を補助することで、地域福祉活動の振興を図ることを目的としたものであります。本事業につきましては、今後、積極的な活用の提案や助言を行うとともに事業内容の検証なども行い、幅広く活用されるよう努めてまいります。