みんなの議会

美唄市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日

広報紙「メロディー」について

2025年12月9日、美唄市議会の一般質問で、山上他美夫議員が「広報紙「メロディー」について」質問し、市長 桜井恒が答弁しました。

質問者
山上他美夫 議員
答弁者
市長 桜井恒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 山上他美夫

令和7年度第4回定例会において、大綱1点、広報紙「メロディー」について市長にお伺いいたします。最近町内会や自治会役員から、支給が停止されています広報紙配布手数料の復活を希望する声を耳にするところであり、市内16の町内会で組織する美唄市市街地域町内連合会では、先般、市に対し広報紙配布手数料の復活を要望いたしましたが、その要望は受け入れられることはありませんでした。広報紙の配布手数料は、過去には美唄市から町内会に支払われていた経緯がありましたが、平成19年からの市の財政健全化に協力するためとして、広報紙配布手数料の支給が停止されたままで、早17年が経過しており、市は近年、財政も健全化している状況でありますので、広報紙メロディーの配布手数料の復活を是非とも希望するところであります。広報紙の役割としては、市民に対して、行政方針の浸透や行政サービスの周知、住民参加の促進、地域への愛着や連帯感の醸成、さらには移住・定住や観光・企業誘致のための魅力発信といった情報発信する目的があります。また、広報紙メロディーの発行については、美唄市広報紙発行規則があり、その第6条において「広報紙は、市内の全世帯に無料で配布する」とうたっていますので、市は広報紙メロディーを市内の全世帯に配布する義務があると感じております。美唄市の総世帯数は、令和7年10月末時点で1万427世帯ですが、市の広報情報推進課に広報紙の配布状況について問い合わせたところでは、広報紙メロディーの発行部数は1万150部ということであり、市内の総世帯数と比較して、発行部数は277部不足していることになり、広報紙発行規則にある「市内の全世帯に無料で配布する」とした要件が満たされていない状況であると思いますが、質問の第1点目として、総世帯数に対して発行部数が277部少なく、配達されていない世帯が存在すると思いますが、その理由についてお尋ねいたします。次に、2点目の質問でありますが、広報紙の配布方法について、担当部署に問い合わせたところでは、発行部数1万150部のうちの72%に当たる7,510部を町内会組織などが無償で配布し、残りの2,640部については、コンビニやスーパーへの置き配と予備であるとのことでありました。しかし、美唄市広報紙発行規則による「全世帯に無料で配布する」とした観点から言えば、コンビニやスーパーへの置き配では、町内会組織に加入していない高齢者や障がい者は置き配場所に取りに行くこととなり広報紙の入手が困難なケースも考えられるため、全世帯への配布がなされていないのではないかと思うところであります。市のホームページには「町内会がない地域でも、数件集まって配布を行っていただける場合や、病気や障がいなどで配置場所に出向くことができない場合は広報情報推進課のまちのPR係までご相談ください」と記載されていますので、この要件で対応している件数は何件あり、どのように対応されているのかについて、お尋ねいたします。次に、広報紙メロディーの配布手数料の復活についてお伺いいたします。市のホームページでは、広報紙メロディーの配布方法について、「町内会組織のある町内会については、町内会の各世帯に配布を行い、町内会未加入の市民については、コンビニや公共施設などに広報メロディーを配置する」となっておりますので、町内会が配布する数は全体の72%をカバーしており、町内会は広報紙配布の重要な役割を担っていますが、しかし、広報紙の配布については、先ほど述べたとおり、平成19年から無償で行っている状況であります。そこで、近隣自治体の広報紙の配布方法について、近隣自治体の広報紙担当部署に直接問い合わせて調べてみました。その結果でありますが、岩見沢市は、1部11円の配布手数料を町内会に支払い、町内会が配布している。滝川市は、年間1部290円で、町内会又は委託業者が配布している。月形町は、1部10円の手数料で町内会が配布している。奈井江町は、月2回発行しており、年間660円の手数料で町内会が配布している。三笠市は、1部当たり18円で新聞折り込みをしている。砂川市は、63人の広報委員に委託手数料を支払い配布しているとのことであり、近隣のいずれの自治体も広報紙には配布手数料を町内会などに支払っており、無償で配布しているのは美唄市だけであります。広報紙の配布手数料が復活し、町内会や自治会に還元することは、町内会や自治会の活動費が潤沢になり、町内会組織の活性化につながります。町内会とは、町内住民が主体となり、いざというときの助け合いや、広報紙の配布、回覧版の発行、防火、防犯、防災、環境美化など多岐にわたり、住みよいまちづくりを行うための組織であり、行政だけでは対応できない細かな部分を担う大変に重要な存在でもあります。その意味で町内会が活性化することは、行政上、市政情報の伝達がスムーズとなり、高齢化社会における地域住民の安全安心な生活を守る手だてとなると考えております。町内会を支援し、活性化するためにも、広報紙メロディーの配布手数料を復活し、町内会に還元することを提案するところであります。以上の事柄を踏まえまして、広報紙メロディーの配布手数料の復活を是非ともお願いしたいと考えますが、答弁のほどよろしくお願いいたします。

答弁 市長 桜井恒

山上議員の質問にお答えします。広報紙メロディーの配布状況についてでありますが、令和7年11月末日における本市の世帯数は1万389世帯で、広報紙の発行部数は1万150部となっており、議員のご指摘のとおり、住民登録における全世帯に配布を行った場合、不足が生じることとなりますが、住民登録上の世帯数は世帯分離の届出などを含む世帯数であり、町内会などを通じて把握している世帯数より多く登録されているところであります。広報紙の発行部数につきましては、同じ住居にお住まいのご家族を一世帯と考えておりますことから、配布に必要な部数は確保されているところであります。次に、広報紙発行規則による全世帯への配布についてでありますが、町内会等を通じて配布いただいているほか、市ホームページへの広報紙の掲載や、インターネットで自治体広報紙を公開している「マチイロ」や「マイ広報」など、全世帯において広報紙を閲覧できる環境が整っていると考えております。また、町内会がない地域や、広報紙の配置場所へ出向くことが困難な方へは、代表の方へ配布依頼を行っているほか、個別の配布も対応しているところであり、その内訳としましては、町内会がない地域においては、39人の代表の方へ配布を依頼しており、町内会組織に加入されていない世帯で、配置場所へ出向くことが難しい方へは、26世帯について、個別送付を行っているところであります。次に、広報紙メロディーの配布手数料の復活についてでありますが、本市では、厳しい財政状況から、一層の行財政改革を進め、自立に向けたまちづくりを行うこととし、町内会、自治組織等の皆さんのご理解をいただき、平成20年度から広報紙メロディーの配布手数料を廃止したところです。市の財政状況については、ここ数年は黒字決算を確保しておりますが、今後中長期的には、人口減少や少子化の進行に伴い、財政規模は縮小していくことが予想されます。このような中、将来世代への負担の先送りを回避し、少子高齢化の進展を見据えた時代のまちづくりを進めるためには、事業継続の可否も含め、限られた経営資源を効率的かつ効果的に投入するなど、さらなる予算の重点化が不可欠な状況となっております。このたび、配布手数料の復活についてご要望いただき、改めて管内における配布手数料の交付状況の調査を行うとともに、郵便や新聞折込など、ほかの配布手段についても検討を行ったところであります。結果として、管内では町内会へ配布手数料を交付していない自治体も多く、交付額についても、町内会に与える影響は限定的であると考え、ほかの手段で配布を行う経費を計上するよりも、その経費をほかの地域サービスや市民の皆さんに必要な施策に充てることが効果的であると考えておりますことから、配布手数料の復活はしないという判断に至ったところであります。また、共助の地域活動として、広報紙の配布をお願いすることは、住民同士のコミュニティの絆を守る上で、金銭的な報酬以上に大きな意味合いを持っていると考えております。市といたしましては、町内会の皆さんのご理解をいただきながら、引き続き配布のご協力をお願いしたいと考えているところであります。以上でございます。

再質問 9番 山上他美夫

再質問させていただきます。広報紙メロディーの配布手数料について、復活を要望する理由について再度申し上げますが、市と町内会は行政のパートナーとして無くてはならない存在であります。町内会の事業としては、回覧版の配布や自治体から住民への市政情報の伝達、防犯活動、防災活動、ごみ収集や清掃などの環境美化活動や、高齢者の見守りなど、地域社会における重要な役割を担っておりますが、そのような町内活動の重要性について、美唄市における一つの事例を申し上げますと、2021年2月24日に発生しました、東美唄町の水管橋崩落事故による大規模な断水時には、市からの要請で町内会を通じて、各家庭に断水の緊急通知を行い、市民の生活を守った経緯がございます。この事案からも、町内会の存続と充実は市政運営において大変に重要なことであると考えます。先ほどの質問でも説明いたしましたが近隣の市町では、広報紙配布のための手数料や新聞折込料を支払っております。以上の事柄を踏まえまして、美唄市においても、町内会の存続と一層の活性化のために、是非とも配布手数料の復活をお願いしたいところでありますが、再度ご答弁のほどお願いいたします。よろしくお願いいたします。

答弁 市長 桜井恒

山上議員の質問にお答えします。広報紙メロディーの配布手数料についてでありますが、共助を進める上で、町内会が地域社会において重要な役割を担っていただいておりますことに対し、市といたしまして、深く感謝を申し上げるところであります。広報紙の配布をしていただくことで、市民の皆さんが主体的に地域の情報を伝える役割を担い、住民同士の連帯感や協力の精神を育むことができるものと考えております。協働のまちづくりを進めるという観点からも、町内会等の皆さんには、今後も配布のご協力をお願いしたいと考えているところであります。以上でございます。

出典:美唄市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる