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美唄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月7日

(1)防災行政について/(2)教育行政について

2024年6月7日、美唄市議会の一般質問で、海鉾則秀議員が「防災行政について」「教育行政について」について質問し、市長 桜井恒、教育長 石塚信彦が答弁しました。

質問者
海鉾則秀 議員
答弁者
市長 桜井恒、教育長 石塚信彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 海鉾則秀

令和6年第2回定例会におきまして、大綱2点について、市長並びに教育長にお伺いいたします。まず大綱1点目は、防災行政についてです。先月、国会で「食料・農業・農村基本法」が改正され、食料生産の増加や備蓄にも力を入れることが盛り込まれました。近年、地震が頻発しており、災害や国際紛争、食料の輸入が不安定になった場合、本市の市民の命を守るため、食糧の確保、備蓄については大事なことと感じます。本市では、美唄市地域防災計画の第7節物資の調達・確保及び防災資機材等の整備計画において、市はあらかじめ食料、飲料水などの備蓄、調達体制を整備し、災害時における食料などの物資の確保に努めるとしております。そこで、災害などが発生したときに本市の食糧の備蓄状況はどうなっているのか、市長にお伺いいたします。大綱の2点目ですが、教育行政について。昨年、同僚議員からも質問があり、教育長から答弁がありましたが、小中学生の自転車乗車用ヘルメットの着用について、少し踏み込んだ質問をさせていただきます。通勤や通学、買物など、私たちの日常生活における身近な交通手段として、重要な役割を担っている自転車は、健康志向や環境意識の高まりなど、社会環境の変化を受け、利用目的が多様化しています。こうした中、昨年4月に道路交通法が改正され、自転車利用者の乗車用ヘルメットの着用が努力義務化されました。また、北海道によると、全交通事故件数に占める自転車関連事故の構成比は横ばい傾向が続いており、平成30年から令和4年までの自転車乗車中に亡くなられた方の52.3%が頭部に致命傷を負っております。また、ヘルメットを着用しない場合に、致死率が着用時に比べ約2.6倍となっており、こうしたデータから頭部を守ることがいかに大切かよく分かります。しかし、自転車利用者のヘルメット着用率は、全国平均で13.5%、北海道においては、さらに低く、6.4%にとどまっています。正確な数値は持ち合わせていませんが、道路交通法改正後においても、本市のヘルメット着用が定着しているようには思えません。それは子どもたちも同様であり、習い事や塾、スポーツ少年団などに行く際に自転車を利用していると思いますが、ヘルメットの着用が定着しているようには思えません。各小学校においては、交通安全教室で自転車に乗るときのルールや正しい乗り方など、実践を交えて学んでいると思いますが、各家庭へ、ヘルメットを着用するよう促し、保護者の意識の醸成も重要であると考えます。定着しない理由として、「ヘルメットをかぶらなくても大丈夫だろう」という意識の低さやヘルメットを購入するのにお金がかかることが大きな要因と考えています。現在、市内小中学校では、自転車通学を認めている学校もあり、今年の4月より、自転車通学時の「ヘルメットの着用」を強く働きかけ、来年4月からは「自転車用ヘルメットの着用を義務」とすると学校とPTAとで協議し、決定したと伺っております。このため、ヘルメットの購入は経済的負担が大きく、ヘルメット購入に関する支援の要望署名が実施されたとも伺っております。また、興部町や今金町など、自治体においては、大人も含め、購入費の一部を助成するなど、助成制度を始める自治体も増えています。美唄市としても、将来のまちづくりを担う子どもたちの大切な命と未来が守られるように、ヘルメットの着用の指導と、自転車通学時に必要なヘルメット購入のための補助を進めるべきではないかと思いますが、教育長の考えをお伺いいたします。2点目は、GIGAスクール構想についてお伺いいたします。まず1点目ですが、GIGAスクール構想については、「全ての児童生徒のための世界につながる革新的な扉」というのがGIGAという意味だと聞いております。学校内でデジタル機器を使っている時間は、OECD加盟国の中で最下位、しかし、学校の外で学習以外でのデジタル機器の使用はOECD加盟国で平均以上、つまり日本の子どもたちは、学習にはデジタル機器は使わず、家に帰ってゲームをする時間は他国より多いという実態があることから、一人一人の端末を学校で与え学習に使用していきましょうということで、2019年から整備が始まったと理解しております。さて、本市においてもGIGAスクール構想がスタートし、数年が経過しましたが、その現状と課題についてお伺いいたします。2点目は、現在使用しているソフトなども、更新の時期を迎えているのではないかと思いますが、第2期GIGAスクール構想への考えはどのようなものか、これらについて教育長にお伺いいたします。

答弁 市長 桜井恒

避難所における食糧備蓄についてでありますが、本市の食糧の備蓄状況につきましては、美唄市防災備蓄計画に基づき、年次的・計画的な整備を進めており、令和6年3月末現在、庁舎に4,690食分を備蓄しております。備蓄数につきましては、被災により家屋が全壊・焼失等のため、避難場や自動車内などで避難生活をすることを余儀なくされ、かつ物資の確保が困難な方の推計人数約560人の3日分としているところであります。食糧品の種類につきましては、アルファ米2,970食、ビスケット590食、クラッカー700食、ようかん430食を備蓄しているところであります。アルファ米は、炊き立てのご飯を熱風で急速乾燥させたお米のため、水分が少なく腐りにくく、食べるときには水や熱湯を注ぐだけで食べることができ、災害時の非常食に適した食糧であります。また、全ての食糧品が5年保存であり、常温での長期保存が可能となっております。さらに、市で備蓄している食糧品に不足が生じた場合に備え、美唄市農業協同組合や峰延農業協同組合、市民生協コープさっぽろなどと災害時における食糧等の物資の供給に関する協力協定や南空知管内の自治体との応援協定を締結しております。

答弁 教育長 石塚信彦

初めに、自転車通学におけるヘルメットの着用についてでありますが、自転車における安全教育指導については、これまでも各学校において、市の交通安全推進員や美唄警察署などの協力を得ながら、児童生徒が自転車を安全に使用できるよう自転車点検はもとより、交通安全教室や街頭指導、乗り方マナー指導等を実施するなど、交通事故の防止に向けた取組を行ってきたところであります。また、自転車通学の許可においては、各学校での対応はそれぞれ多少異なりますが、交通ルールの遵守や万が一の事故に備えて任意保険に加入すること、ブレーキ等車両点検をすること、施錠することなど、自転車運転や安全管理の諸事項について、保護者の皆様にお願いしたところでお願いしてきたところであります。あわせて、昨年4月1日施行の「道路交通法の一部を改正する法律」では、全ての年齢層の自転車利用者に対して、乗車用ヘルメットの着用の努力を課すこととされたことから、北海道教育委員会や北海道警察からの通知、リーフレットにより、児童生徒や保護者に対して、自転車利用時における乗車用ヘルメットの着用について啓発してきたところであり、今後におきましても、強く働きかけてまいりたいと考えております。なお、ヘルメット購入のための助成等につきましては、通学時はもちろんのこと、日常生活においても本市の子どもたちの安全・安心を確保するため、ヘルメットの着用は必要であると考えておりますので、補助の導入に向けて、先進地の取組状況や購入後のヘルメットの着用状況など調査研究を進めるとともに、市長部局とも協議してまいりたいと考えております。次に、GIGAスクール構想の現状と課題についてでありますが、本市の現状につきましては、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実など、教育の質を向上させることを目的とする「GIGAスクール構想」の下、国のICT環境の整備方針に基づき、一人1台端末の導入や電子黒板、無線LANの整備など、各小中学校のICT環境の整備を計画的に行ってきたところであります。学校の授業におきましては、デジタル教科書の使用をはじめ、総合的な学習の時間や校外学習など、様々な場面で積極的にICT機器を活用するとともに、今年度は各小中学校にAIドリルの導入を進めております。また、ICT機器の活用による授業改善、機器の設置準備やトラブルへの対応のほか、教員の負担軽減を行うため、各校へのICT支援員の配置や教育委員会内にGIGAスクールサポーターを配置し、学校と行政が一体となって運用に努めているところであります。次に、課題につきましては、情報モラルの定着に向けたネットワークマナー教育の充実や安定したネットワーク環境の維持などがあり、これらの解消に向けて取組を進めるとともに、子どもたちが社会を生き抜く力を育む教育を行うため、引き続き、ICT教育の充実に取り組んでまいります。次に、第2期GIGAスクール構想の考え方についてでありますが、現在、使用している端末の多くは、令和2年度若しくは令和3年度から使用しており、蓄電池の耐用年数やOSのサポート期間終了等のため、端末の更新が必要になると考えているところであります。このため、教育委員会といたしましては、令和7年度を各端末の更新時期と考えており、予算と有効な財源確保に向け、国や北海道の動向を注視するとともに、市長部局とも協議してまいりたいと考えております。

質問 4番 海鉾則秀

まず防災行政についてですけれども、本市では、お米やクラッカーなどを備蓄しているようですが、食糧の備蓄品を地元産にしていくというのはどうか。例えば、お米に関して言えば、ななつぼしのパックご飯を備蓄したり、野菜類に関しても、地元の農産物を備蓄するなど、普段、地元の食べなれている物が、避難場の食糧品として提供されれば、災害時であっても、安心した気持ちになれるのではないか。また、消費期限が近づいたものに関しては、学校や、福祉施設などで食べていただいたり、是非、食糧の備蓄品に美唄産の農産物を関係機関と連携を考えていくのはいかがか、市長の考えをお伺いします。もう1点、GIGAスクールについて、再度お伺いいたします。保護者や児童生徒から聞こえてくることとして、一斉にアクセスした場合、フリーズしてそのままとなり、授業が止まってしまうことがよくあると聞きます。授業のやり方を工夫して、一斉アクセスをせず、時間差でグループ分けしてアクセスするという方法もあると思いますが、できれば、先生方の組み立てた授業をスムーズに行っていただきたいため、一斉にアクセスしてもフリーズしない環境を整備して、次のGIGAスクール構想の整備に取り組んではと思いますが、このことについて教育長のお考えをお伺いいたします。

答弁 市長 桜井恒

食糧の備蓄品についてでありますが、美唄市農業協同組合が美唄産ななつぼしを使用したパックご飯を販売されていることは承知しておりますが、保存期間が6か月と短いことや、温めるために電子レンジが必要となることなどから、市の備蓄品としては適していないものと考えているところでありますが、一般家庭での食糧備蓄としては適しているものと考えますことから、出前講座などを通じて、自助の観点から市民の皆様に情報提供していきたいと考えております。現在、市が備蓄を進めている食糧品は、ご飯やクラッカーなど主食となるものであり、副菜については、災害協定先からの調達や炊き出し支援などで対応を考えているところであります。なお、消費期限が近い食料品につきましては、1日防災学校で児童生徒に配布し、家庭に持ち帰り非常食を試食していただいて、消費期限が過ぎて廃棄するようなことなく、有効活用しております。

答弁 教育長 石塚信彦

学校のネットワーク環境についてでありますが、教育委員会におきましては、各学校から、通信遅延や接続失敗等の事象の報告を受け、本年2月に、市内小中学校の校内ネットワーク環境の現状を把握するため、専門業者による調査を実施したところであります。今後は、この結果を基に、再検証を重ね、将来を見据えたネットワーク環境の構築に向け、協議・検討を進めてまいります。

出典:美唄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月7日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる